JP2000267209A - 放射線画像記録読取装置、放射線画像記録媒体、カセッテおよび静電気除去方法 - Google Patents

放射線画像記録読取装置、放射線画像記録媒体、カセッテおよび静電気除去方法

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JP2000267209A
JP2000267209A JP11073746A JP7374699A JP2000267209A JP 2000267209 A JP2000267209 A JP 2000267209A JP 11073746 A JP11073746 A JP 11073746A JP 7374699 A JP7374699 A JP 7374699A JP 2000267209 A JP2000267209 A JP 2000267209A
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Makoto Suzuki
鈴木  誠
Takao Tsuda
隆夫 津田
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放射線画像を記録する放射線画像記録媒体、
前記放射線画像記録媒体を収納するカセッテおよび前記
カセッテを装填して、放射線画像記録媒体を取り出し、
画像情報を読取る放射線画像記録読取装置において静電
気の発生を押さえ、すぐれた静電気除去方法を提供す
る。 【解決手段】 放射線画像の記録された放射線画像記録
媒体を収納したカセッテを装填する装填手段と、前記放
射線画像記録媒体から画像情報を読みとるための画像読
取手段と、前記装填手段によって装填されたカセッテと
前記画像読取手段との間で前記放射線画像記録媒体を搬
送する搬送手段とを備える放射線画像記録読取装置にお
いて、前記装填手段または搬送手段の部材中、前記カセ
ッテまたは前記放射線画像記録媒体と接触する接触部材
の少なくとも一つが、導電性部材であることを特徴とす
る放射線画像記録読取装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放射線画像が記録
された放射線画像記録媒体から画像情報を読取り、デジ
タル信号に変換し、画像表示または記憶するための読取
装置、前記放射線画像を記録するための放射線画像記録
媒体、前記放射線画像記録媒体を収納するカセッテおよ
びそれらが静電気を帯びて画像情報に悪影響を及ぼすこ
とを防ぐための静電気除去方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、診察の目的で、放射線画像を記録
可能な放射線画像記録媒体を収納したカセッテを、撮影
装置に装填してX線撮影を行った後、このカセッテを撮
影装置から取り出してから装填して放射線画像記録媒体
に記録された放射線画像をデジタル信号に変換して読み
取るようにした放射線画像の読取装置が知られている。
【0003】このような放射線画像記録媒体としては、
蓄積性蛍光体パネルや、半導体センサが組み込まれたフ
ラットパネルディスプレイ(FPD)等が知られてい
る。
【0004】前者の蓄積性蛍光体パネルは、支持体上に
輝尽性蛍光体層(放射線画像記録層)を有し、放射線発
生源からの照射放射線量に対する被写体の放射線透過率
分布に従ったエネルギーを蓄積して画像情報を潜像とし
て形成するものである。輝尽性蛍光体層は、外的環境か
らの損傷等の悪影響を防止する目的で、通常、その表面
には保護シート(保護層)で遮蔽または被覆されてい
る。
【0005】後者のFPDは、支持体上に金属層と半導
体層を有する半導体素子であって、画像情報に応じた放
射線量を光電変換し、電荷として蓄積するものである。
【0006】これら放射線画像記録媒体は、専用のケー
ス(カセッテ)に収納されており、X線撮影時はカセッ
テに収納した状態でX線照射が行われる。その後、放射
線画像記録読取装置の装填手段に撮影済みのカセッテが
装填され、蓄積性蛍光体パネル方式では取出手段によっ
てカセッテから放射線画像記録媒体が取り出され、画像
情報が読みとられるようになっている。FPD方式にお
いては、放射線画像記録読取装置に装填されてFPDカ
セッテから画像データを電気信号の形で出力させる。
【0007】上記の撮影および読取り作業において、乾
燥時には特に、相当量の静電気が発生し、それが放射線
画像記録媒体やカセッテに帯電した場合には、帯電電荷
の放出(落雷)または蓄電することにより、放射線画像
記録媒体に形成された画像情報に悪影響があることがわ
かってきた。具体的には、FPDの場合には、電気信号
制御が不調となり、画像情報を消したり乱したりし、ま
たはノイズとなって現れるという問題である。蓄積性蛍
光体パネル方式でも、カセッテから蛍光体パネルを引き
出す際、カセッテと放射線画像記録読取装置間のショー
トによって火花が発生すること、これによって蓄積性蛍
光体パネルの放射線画像にノイズが載る危険性がある。
カセッテを軽量化するために、カセッテの素材を樹脂製
にすることで、よりこの問題が顕在化することがわかっ
た。特に、放射線画像記録媒体として、蓄積性蛍光体パ
ネルを用いている場合には静電気の潜像への悪影響が大
きいことがわかっている。
【0008】更に、帯電したままのカセッテを放射線画
像記録読取装置に装填して読取りを行った場合、落雷ノ
イズが装置の制御系にも入って、シーケンスを停止させ
てしまう問題もわかってきた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、放射
線画像を記録する放射線画像記録媒体、前記放射線画像
記録媒体を収納するカセッテおよび前記カセッテを装填
して、放射線画像記録媒体を取り出し、画像情報を読取
る放射線画像記録読取装置において静電気の発生を押さ
え、すぐれた静電気除去方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、以下の
構成により達成された。
【0011】1.放射線画像の記録された放射線画像記
録媒体を収納したカセッテを装填する装填手段と、前記
放射線画像記録媒体から画像情報を読みとるための画像
読取手段と、前記装填手段によって装填されたカセッテ
と前記画像読取手段との間で前記放射線画像記録媒体を
搬送する搬送手段とを備える放射線画像記録読取装置に
おいて、前記装填手段または搬送手段の部材中、前記カ
セッテまたは前記放射線画像記録媒体と接触する接触部
材の少なくとも一つが、導電性部材であることを特徴と
する放射線画像記録読取装置。
【0012】2.前記導電性部材が、接地してあること
を特徴とする上記1に記載の放射線画像記録読取装置。
【0013】3.前記導電性部材が、前記装填手段の接
触部材の少なくとも一つであることを特徴とする上記1
または2に記載の放射線画像記録読取装置。
【0014】4.前記装填手段の導電性部材が、前記装
填手段に具備されたブラシまたはローラであることを特
徴とする上記3に記載の放射線画像記録読取装置。
【0015】5.前記装填手段の導電性部材が、カセッ
テ投入口の少なくとも一部分であることを特徴とする上
記3に記載の放射線画像記録読取装置。
【0016】6.前記導電性部材が、前記搬送手段の接
触部材の少なくとも一つであることを特徴とする上記1
または2に記載の放射線画像記録読取装置。
【0017】7.前記搬送手段の導電性部材が、前記装
填手段に装填されたカセッテから前記放射線画像記録媒
体を取り出すための取出部材であることを特徴とする上
記6に記載の放射線画像記録読取装置。
【0018】8.前記搬送手段の導電性部材が、搬送ロ
ーラまたは搬送ガイドであることを特徴とする上記6に
記載の放射線画像記録読取装置。
【0019】9.前記接触部材の全てが導電性部材であ
ることを特徴とする上記1または2に記載の放射線画像
記録読取装置。
【0020】10.放射線画像の記録された放射線画像
記録媒体を収納したカセッテを装填する装填手段と、前
記放射線画像記録媒体から画像情報を読みとるための画
像読取手段と、前記装填されたカセッテと前記画像読取
手段との間で前記放射線画像記録媒体を搬送する搬送手
段とを備える放射線画像記録読取装置の底部から前記放
射線画像記録読取装置の操作者立ち位置にかけて導電マ
ットを敷くことを特徴とする静電気除去方法。
【0021】11.支持体上に放射線画像を記録するた
めの放射線画像記録層と、前記放射線画像記録層の表面
を覆う保護層を有する放射線画像記録媒体において、前
記支持体または保護層が導電性であることを特徴とする
放射線画像記録媒体。
【0022】12.前記支持体と前記放射線画像記録層
との間に中間層を有し、前記中間層が導電性であること
を特徴とする上記11に記載の放射線画像記録媒体。
【0023】13.放射線画像の記録された放射線画像
記録媒体を収納するためのカセッテにおいて、前記カセ
ッテが導電性の部位を有することを特徴とするカセッ
テ。
【0024】14.前記導電性の部位の体積固有抵抗値
が1012Ω・cm以下であることを特徴とする上記13
に記載のカセッテ。
【0025】15.前記体積固有抵抗値が1010Ω・c
m以下であることを特徴とする上記14に記載のカセッ
テ。
【0026】16.前記体積固有抵抗値が106Ω・c
m以上であることを特徴とする上記14または15に記
載のカセッテ。
【0027】17.前記カセッテの外表の全面が1010
Ω・cm以下の材料で形成されていることを特徴とする
上記13〜16のいずれか1つに記載のカセッテ。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。
【0029】図1は本発明の放射線画像記録読取装置本
体の概略的な構成を示す図である。図1において、放射
線画像記録読取装置1は、装置本体2に、カセッテスタ
ッカ部3(装填手段)、プレート搬送部4(搬送手
段)、画像読取部5(画像読取手段)、システム制御部
6、操作部7、電源部8および消去部13を備える。
【0030】カセッテスタッカ部3は、後述する放射線
画像変換プレート12をそれぞれ収納した複数のカセッ
テ9が装填可能なように構成されている。カセッテ9に
は、それぞれサイズの異なる放射線画像変換プレート1
2(放射線画像記録媒体)を収納することができる。放
射線画像変換プレート12は例えば輝尽性蛍光体層を有
し、この輝尽性蛍光体層は放射線画像変換プレート12
に例えば気相堆積法や塗布法により形成することができ
る。別の放射線撮影装置において放射線発生源から被写
体を介して放射線画像変換プレート12に放射線を照射
した際に、輝尽性蛍光体層は、放射線発生源からの照射
放射線量に対する被写体の放射線透過率分布に従ったエ
ネルギーを蓄積して潜像を画像情報として形成する。な
お、輝尽性蛍光体層は、環境による悪影響及び損傷を防
止するために保護部材(保護層)によって遮蔽または被
覆されている。
【0031】プレート搬送部4は、カセッテスタッカ部
3の下方に位置し、カセッテスタッカ部3内のカセッテ
の位置と画像読取部5との間で放射線画像変換プレート
12を搬送する。即ち、カセッテ9内の放射線画像変換
プレート12を引き出してから、放射線画像変換プレー
ト12を図1の垂直方向のV方向に装置下方へ搬送し、
次に水平方向Hに画像読み取りのため画像読取部5へ搬
送する。画像読取部5における画像読み取りが終了した
放射線画像変換プレート12は、H′方向、V′方向を
搬送されて逆の経路をたどり元のカセッテ9内に収納さ
れる。
【0032】画像読取部5は、操作部7の下方に位置
し、副走査部と主走査部とを備え、副走査部が主走査部
を副走査方向に搬送する。副走査方向に搬送されながら
主走査部が放射線画像変換プレート12に対しレーザ走
査を行うことにより放射線画像変換プレートに12に記
録された画像情報を読み取る。
【0033】システム制御部6は、装置全体の制御、画
像処理、出力制御、画像管理及び記憶部の制御等を行う
メインCPUと、カセッテスタッカ部3,プレート搬送
部4及び画像読取部5等を制御する読取制御及び画像入
力制御部とを備える。画像読取部5で読み取られた画像
情報がメインCPUに送られる。操作部7は、CRT等
のモニタとCRTの表面に設けられたタッチパネルを備
え、タッチパネルからその表面を使用者がタッチして押
すことにより所定の情報を入力することができるように
してもよい。この入力された指令情報がシステム制御部
6のメインCPUに送られ、メインCPUによりこの指
令に基づいて各制御が行なわれる。また、CRT上に
は、例えば検査予約や患者登録等の操作、装置各部の状
態や設定、及び読み取られた画像の各表示を行うことが
できる。
【0034】また、図1に示すように、プレート搬送部
4の上部には、放射線画像変換プレート12の画像記録
を消去するための消去光源を有する消去部13が配置さ
れている。この消去光源としては、例えば300Wハロ
ゲンランプ2本を用いることができ、この光源からの消
去光を放射線変換プレート12に対して照射して残像の
消去を行うことができる。この残像の消去とは、放射線
画像変換プレート12を消去光により照射することによ
って、画像読取部5でのレーザビーム走査による画像の
読み取り後に放射線画像変換プレート12に残留してい
る放射線エネルギを放出することである。この消去動作
は、放射線画像変換プレート12がプレート搬送部4に
より垂直方向V′へ搬送され、元のカセッテ9内へ戻さ
れる際に行われる。即ち、放射線画像プレート12の画
像を消去しながら放射線画像変換プレート12がカセッ
テスタッカ部3のカセッテ9内に収納される。
【0035】本発明においては、上記放射線画像記録読
取装置1の装填手段または搬送手段の部材中、カセッテ
9が接触する接触部材であればどれでも構わないが、そ
のうち少なくとも一つの接触部材が導電性部材であっ
て、カセッテ9に帯電した静電気を除去出来るようにな
っている。好ましくは全ての接触部材が導電性部材であ
ることである。
【0036】導電性部材は導電性の材質で構成されてお
り、金属や導電性樹脂等通常知られているものを用いる
ことが出来る。
【0037】尚、本発明において「導電性」とは、体積
固有抵抗値が1012Ω・cm以下のもののことであり、
導体(体積固有抵抗値が0Ω・cm)も含まれる。好ま
しくは1011Ω・cm以下、より好ましくは1010Ω・
cm以下である。
【0038】導電性樹脂は、樹脂にカーボンや金属参加
物を練り込んだものであり、その体積固有抵抗値は10
7Ω・cm〜1012Ω・cm程度である。本発明でより
好ましく用いられる導電性樹脂では107Ω・cm〜1
10Ω・cm程度である。樹脂としては、ポリカーボネ
ート、ABS、ポリウレタン、アクリル等を用いること
が出来る。
【0039】さらに導電性部材は接地(アース)するこ
とにより静電気除去能力が高まり、より好ましい本発明
の効果を奏することが出来る。接地方法は従来知られて
いる方法を使用出来る。
【0040】複数部材の結合、組み合わせからなってい
るカセッテや読取装置の装填部は、金属ビスのみで固定
接続、またはアース体として導体を両者間に橋渡しして
固定することで導電性とすることが出来る。
【0041】図2は図1の装置のカセッテスタッカ部
(装填手段)の詳細を表す側面図、図3は図1の装置の
カセッテスタッカ部3のカセッテ受け台を正面から見た
図であり、カバーが閉じた状態を示す図(a)、開いた
状態を示す図(b)である。
【0042】カセッテスタッカ部3は、装置1の上部の
操作部7に近接し、複数のスロットの投入口351か
ら、図6のカセッテの矢印912の方向に装填できるよ
うに設けられている。カセッテスタッカ部3はその内部
に、スロット入り口(図2の左側)から奥行き方向(図
2の右側)に延び、カセッテ9の両面の下部に対向する
ように設けられた壁部337、338により溝状に構成
されたカセッテ9の受け台335、この受け台335上
を矢印方向j及びその逆方向j′に移動可能な可動部材
330、装置1の手前側のカセッテ受け台335の端部
に設けられカセッテ9が受け台335に載置されたとき
カセッテ9の後端面99と当接して位置決めをするよう
固定されたストッパ部材333、及び可動部材330を
ストッパ部材333に向けて付勢するためカセッテスタ
ッカ部3の後端と可動部材330との間に配置された付
勢部材としてのばね334をそれぞれ備える。カセッテ
スタッカ部3のカセッテ投入部には、図3のように、カ
セッテ9が投入されたとき、カセッテ9の下端面907
b(図6)が当接して装置内部に案内する投入案内部3
40が設けられている。
【0043】可動部材330は、図2のように、カセッ
テ9が装填されたときにその前端面98に当接でき回転
しながらカセッテ9を受け台335に向けて導くようよ
う設けられた複数の回転ローラ331aを有するカセッ
テ9の受け部331と、カセッテ9が受け台335上に
載置したときカセッテ9の前端面99に当接するカセッ
テ当接部332とを備える。カセッテ9の受け部331
は、垂直方向に延びたカセッテ当接部332に対し、装
置9の奥行側方向、即ちカセッテ9の装填される方向
に、傾斜している。可動部材330は、カセッテ9が受
け台335にない場合には、図2の破線で示すように図
の横方向ほぼ中央に位置しており、カセッテ9が載置さ
れると、方向j′に移動して、図の実線位置でばね33
4の方向jへの付勢力によりカセッテ9をストッパ部材
333に向けて付勢した状態となる。カセッテ9を受け
る可動部材330や可動部材330に取り付けられた受
け部331およびカセッテ当接部332が、導電性の樹
脂として108Ω・cmのポリカーボネート樹脂で作ら
れている。これらとバネ334は電気的に導通し、外部
アース10aへ接続されている。受け台335も導電性
樹脂(106Ω・cm〜109Ω・cm)や金属(アルミ
ニウムやステンレス等)で出来ている。
【0044】また、ストッパ部材333の近傍にリミッ
トスイッチ339が設けられている。カセッテ9が受け
台335上の図2の実線で示す基準位置に載置されたと
き、リミットスイッチ339が作動しカセッテ検知信号
を発生し、この検知信号に基づいて装填されたカセッテ
9が所定位置にあることを検知できる。
【0045】また、図3(a),(b)に示すように、
カセッテ受け台335の底部には、図6に示すカセッテ
9のキャップ部907の長さと対応して延在する回動可
能なカバー336が設けられている。カバー336は、
図3(a)の状態でロック機構(図示省略)によりロッ
ク状態とされており、ロック状態が解除されると、壁部
338の下方に設けられた回動軸336aを中心にして
図3(a)の矢印回転方向hに回動でき、図3(b)の
ようにカセッテ9のキャップ部907の前面907bが
下方に露出する。また、カバー336は方向hの逆回転
方向に回動でき、これらのカバー336の回動は回転手
段(図示省略)により実行できる。
【0046】また、図2に示すように、カセッテスタッ
カ部3内には、カセッテ9の図6の識別シール911に
記録されたカセッテ9の種類等の情報を読み取るように
読取センサ325が配置されている。読取センサ325
に読み取られたカセッテのサイズ情報は、システム制御
部6に送られ、所定の情報処理等に供される。この読取
センサ325の読み取りは、例えばリミットスイッチ3
39からの検知信号に基づいて行うことができる。
【0047】図2および図3に示される本発明の放射線
画像読取装置1の装填手段において、カセッテまたは放
射線画像記録媒体と接触する接触部材の少なくとも一つ
が導電性部材であることが必要である。カセッテスタッ
カ部3内において、好ましい導電性部材としては、カセ
ッテ9の受け部331、可動部材330のカセッテ9接
触面に埋め込まれた回転ローラ331a、ストッパ部材
333、カバー336、壁部337、338、投入口3
51である。この中で特に好ましいのは、回転ローラ3
31a、または図1に示す投入口351にブラシ350
を設けた態様である。ブラシとしては、除電ブラシとし
て市販されているものでもよく、体積固有抵抗値1010
Ω・cm以下の導電性ブラシを用いることが出来る。
【0048】図4は図1に示す放射線画像記録読取装置
の正面図、図5は図4の装置の右側面図である。
【0049】カセッテスタッカ部3の受け台335に載
置されたカセッテ9から放射線画像変換プレート12を
引き出しまた再収納するためのカセッテクリンチ411
(カセッテの取出部材)を移動させる機構(搬送手段)
は、図4のように、支持フレーム400には上下方向に
ガイド軸410が設けられ、このガイド軸410にカセ
ッテクリンチ411が垂直方向V、V′へ移動可能なよ
うに取り付けられている。カセッテクリンチ411は、
図5に示すように、上下方向に配置された一対の搬送ベ
ルト405に固定され、この搬送ベルト405は、支持
フレーム400の下方位置に配置された搬送ステップモ
ータ406により駆動される。この駆動により、カセッ
テクリンチ411がガイド軸410に沿って、垂直方向
V、V′にステップモータ406のパルス数に応じて所
定量移動することができる。
【0050】また、支持フレーム400は、その上方に
配置されたガイドレール401と、下方に配置されたガ
イドレール402とにより水平方向に移動可能な移動体
として支持されており、放射線画像変換プレート12を
所定の高さ位置に固定した状態で後画像読取部5に向け
て搬送モータ404の駆動により搬送ベルト403で図
4の水平方向Hに搬送する。これにより、放射線画像変
換プレート12が画像読取部5の近傍まで移動させられ
る。
【0051】画像読取部5は、図4に示すように、画像
読取部5の主走査部51は、レーザビーム発生部51
0,ポリゴンミラー511,fθレンズ等から構成され
る集光体512,反射鏡513,及び放射線画像変換プ
レート12からの輝尽発光を受光する受光部514から
構成される光学系を備える。レーザビーム発生部510
は、光源としてガスレーザ、固体レーザまたは半導体レ
ーザ等を備え、励起光として射出強度の制御されたレー
ザビームを発生する。主走査部51から放射線画像変換
プレートに対し図の上下方向に主走査が行われる。ま
た、画像読取部5の副走査部50は、ダイレクトドライ
ブモータ502の駆動により主走査部51を図5の紙面
垂直方向の副走査方向に移動させる。
【0052】上記、本発明の放射線画像記録読取装置の
搬送手段の少なくとも一つの接触部材が導電性部材であ
る場合においては、カセッテ9または放射線画像変換プ
レート12と接触する部材の少なくとも一つが導電性で
あることが必要であるが、この態様においては、カセッ
テから放射線画像変換プレート12を取り出すための取
出部材であるカセットクリンチ411を導電性部材とす
ることが好ましい。特に図6のカセッテ9の1対の開口
910aに差し込んでカセッテ9のロック機構を解除す
るアーム爪部が導電性部材となっていることが好まし
い。
【0053】図6は本発明のカセッテの斜視図である。
図(a)は閉じた状態、図(b)は剛性のあるトレイ9
04に固定されている放射線画像変換プレート12をキ
ャップ部907ごとカセッテ半体900および901か
ら引き出した状態を示す図である。
【0054】カセッテ9は、ケース半体900、901
を合わせてその周囲で複数のビス902により締め付け
て一体化することにより矩形体状にその外枠が構成され
ている。カセッテ9の一端部には、開口903が形成さ
れ、この開口903から放射線画像変換プレート12を
引き出すことができる。
【0055】放射線画像変換プレート12はカセッテ9
内の剛性のあるトレイ904に固定されている。
【0056】キャップ部907には、キャップ部907
による開口903の閉塞状態を保持するロック機構が内
蔵されている。キャップ部907の前面907bには一
対の開口910a及び一対の開口910aの内側に一対
の孔909が設けられている。開口910aから前述の
カセットクリンチ411のアーム爪部が入り込んでロッ
ク機構のロック状態を解除してから、キャップ部907
とともに放射線画像変換プレート12を引き出すことが
できる。カセットクリンチ411に保持された放射線画
像変換プレート12を、カセット半体900、901に
戻し、ロック機構にて閉塞する場合には、カセッテクリ
ンチ411の一対のロッドが、一対の孔909に差し込
まれることによってロックされるようになっている。ま
た、カセッテ9には、矢印指示マーク912が形成さ
れ、このマーク912の矢印方向にカセッテ9をカセッ
テスタッカ部3に差し込むように投入する。これによ
り、装置の使用者はカセッテ9の投入方向を知ることが
できる。また、カセッテ9の半体ケース900の面に
は、凹部900aが形成され、この凹部900a内に診
療記録クリップ913が設けられている。凹部900a
とクリップ913との間に診療記録紙や医師からの指示
書等を挟んで保持することができる。
【0057】上記カセッテ9において少なくとも一部が
導電性であることが好ましい。カセッテ半体900、9
01、キャップ部907、トレイ904等が挙げられる
が、特にトレイ904を導電性とすることが好ましい。
カセッテにおいて導電性の部位の体積固有抵抗値は10
12Ω・cm以下、さらには1010Ω・cm以下であるこ
とが好ましく、また、106Ω・cm以上であると落雷
が起きる際にも序々に放電されるため放射線画像への悪
影響を最小限に押さえることが出来る。このような素材
としては、アルミ板やステンレス等の金属、ポリカーボ
ネート、ABS、ポリウレタン、アクリル等に金属酸化
物やカーボンを入れて導電性を高めた導電性樹脂等が挙
げられ、具体例としては、カーボンを入れ106Ω・c
m〜10Ω・cmとしたアクリル樹脂等である。カセ
ッテの外表の全面が導電性であることが最も好ましい。
ただし、当然ながらカセッテの導電性の部位は、撮影時
に放射線画像形成を阻害しない素材を用いるか、放射線
を遮蔽する素材の場合には画像形成を阻害しない部位に
用いることが必要である。
【0058】また、放射線画像変換プレート12(放射
線画像記録媒体)自体を導電性とすることも好ましい。
具体的には、放射線画像変換プレート12の支持体、輝
尽性蛍光体層(放射線画像記録層)の保護層、支持体と
保護層の間の中間層である。また放射線画像変換プレー
ト12とトレイ904の間にカーボン含有シート等の導
電性シートを敷いてもよい。導電性素材としては上述の
カセッテに用いることの出来る素材と同様であるが、輝
尽性蛍光体の保護層の場合は放射線等の光透過性のもの
であることが必要である。
【0059】図7は、放射線画像読取装置、放射線画像
記録媒体およびカセッテ以外の手段で静電気を除去する
方法を示した概略図である。放射線画像読取装置1の底
面と、操作者の立ち位置10bにかけて導電性マット1
0を敷くことにより、操作者によって持ち込まれる静電
気、放射線画像読取装置1やカセッテ9に帯電した静電
気を除去しようというものである。図7のようにアース
10aを取り付けることにより、更に高い効果を得るこ
とが出来る。
【0060】以上図7までの本発明の放射線画像記録読
取装置の動作について説明する。まず、使用者がカセッ
テスタッカ部3にカセッテ9を傾斜させその下端面90
7bが投入案内部340の案内面340aに当接させな
がら押し込むように投入すると、カセッテ9が斜め下方
に落下するように自然に移動し、図2のようにカセッテ
9の前端面98が可動部材330の回転ローラ331a
に当接する。このとき、カセッテ9は傾いた状態で押し
込まれても可動部材330の受け部331が傾斜してい
るため、回転ローラ331aに支障なく当接することが
できる。また、カセッテ9の傾きが受け部331の傾斜
と相違しても回転ローラ331aが複数あるからいずれ
かに当接することができる。
【0061】以上の当接状態でカセッテ9を更に押し込
むと、可動部材330は図2の方向j′にばね334の
付勢力に抗しながら移動する。この方向j′への移動に
伴い、カセッテ9は、その自重により図の下方に移動す
るが、このとき回転ローラ331aが図の破線で示す矢
印回転方向rに回転するため、受け台335に容易に導
かれることにより、ワンタッチの動作で受け台335上
に簡単に載置でき、また、カセッテ受け台335に正確
に載置することができる。
【0062】カセッテ9が受け台335上に載ると、ば
ね334が可動部材330のカセッテ当接部332を図
2の方向jに付勢するから、この付勢力によりカセッテ
9はその前端面98から当接部332を介して方向jに
押し付けられて移動する。すると、その後端面99がス
トッパ部材333に当接し、この当接した状態でカセッ
テ9は図2の実線の位置で停止し、この停止位置がカセ
ッテの受け台335上の基準位置となるから、カセッテ
9は基準位置に位置決めされる。しかも、カセッテ9
は、ばね334による付勢力を受けながらストッパ部材
333と可動部材330の当接部332との間に挟まれ
るから、その基準位置から不測に動いてしまうことはな
く、安定した状態で、以降のカセッテ9から放射線画像
変換プレート12の引き出し動作等を確実に行うことが
できる。
【0063】次に、リミットスイッチ339からのカセ
ッテ検知信号に基づいて、図3(a)に示す受け台33
5のカバー336のロック状態が解除され、図3(b)
のようにカセッテ9の前面907bが下方に露出する。
続いて、この状態で、図4、図5に示すモータ406を
パルス制御しながら駆動し、カセッテクリンチ411を
方向V′へ所定量移動させると、カセッテクリンチ41
1は図2の位置まで移動し、この位置でカセッテクリン
チ411の端面がカセッテ9のキャップ部907の前面
907bに当たる。この状態で、カセッテクリンチ41
1内のアーム爪部が作動してカセッテ9内のロック状態
を解除する。なお、リミットスイッチ339からのカセ
ッテ検知信号に基づいて、読取センサ325が作動し、
カセッテ9の識別シール911からカセッテ9の種類等
の情報を読み込み、また、この識別シール911を検知
できないときは、カセッテ9の誤投入であるとして、警
告音等を発する。
【0064】次に、カセッテクリンチ411がモータ4
06の駆動により方向Vへ移動させられると、放射線画
像変換プレート12がカセッテ9から引き出されて、図
4のように、所定位置まで降下する。支持フレーム40
0が、放射線画像変換プレート12を所定の高さ位置に
固定した状態で後画像読取部5に向けて搬送モータ40
4の駆動により搬送ベルト403で図4の水平方向Hに
搬送される。放射線画像変換プレート12が画像読取部
5の近傍に位置すると、この位置で、画像読取部5が放
射線画像変換プレート12の放射線画像の読み取りを次
のように実行する。
【0065】レーザビーム発生部510からのレーザビ
ームは、回転するポリゴンミラー511に到達し、この
ポリゴンミラー511で偏向され、集光体512を構成
するfθレンズにより集光され、反射鏡513で光路が
折り曲げられてから、図4の方向tに進み放射線画像変
換プレートに入射する。このような光路を経てレーザビ
ームは、ポリゴンミラー511の回転により図4の垂直
方向であるの主走査方向に走査されながら放射線画像変
換プレート12に対し輝尽励起用の走査光として導かれ
る。主走査部50が副走査方向に移動しながら、走査光
により放射線画像変換プレート12上で主走査方向の画
像読取のための走査が行われる。このようにレーザビー
ムにより走査された放射線画像変換プレート12から記
録画像情報に対応した強度で輝尽発光が生じ、この発光
を受光部514において受光することにより、画像の読
み取りを行うことができる。この読み取りにより得られ
たディジタル画像信号は、システム制御部6のメインC
PUに出力され、そこの画像処理回路で階調処理等の各
種の画像処理を施されてから、画像記憶デスクに記憶さ
れたり、操作部7のモニタ70のCRT71上に可視化
されて表示される。
【0066】上述のような画像読取が終了すると、放射
線画像変換プレート12は、図4のように水平方向
H′,素直方向V′を搬送されて、元のカセッテ9に再
収納されるが、このとき、カセッテ9は基準位置に位置
決めされているから、放射線画像変換プレート12の再
収納が支障なく確実に行われる。特にカセッテ全体を導
体に近い導電性部材で覆うことによって、外部からの電
磁波ノイズをシャットアウトし、内部の放射線画像記録
媒体に記録された画像信号をノイズに対してシールド可
能となった。
【0067】図8に本発明の別の形態の放射線画像記録
媒体を収納したカセッテとその読取装置の搬送手段につ
いての概略図を示す。
【0068】(a)図はカセッテ、(b)図は搬送手段
を示したものである。上述の図7までの形態と異なり、
放射線画像記録媒体はフレキシブルなシート状であり、
曲げた状態でローラ搬送出来るものである。放射線画像
変換シート12′(放射線画像記録媒体)は、導電性と
なっていることが好ましく、フレキシブルな樹脂製支持
体、輝尽性蛍光体層の保護層または支持体と輝尽性蛍光
体の中間層(接着層)が導電性を有していてもよい。カ
セッテ9′は(a)図のように矩形箱型の一体成形であ
り、放射線画像変換シート12′が収納されている。カ
セッテ9′の端部は蓋状に開閉可能な構造となってお
り、この蓋を開けることで放射線画像変換シート12の
出し入れが可能となっている。カセッテ9′を構成して
いる素材も導電性であることが好ましい。放射線画像変
換シート12′およびカセッテ9′の導電性の素材につ
いては上述のものと同様である。図示しない放射線画像
読取装置に装填されたカセッテ9′の蓋が開けられる
と、吸盤420(取出部材)が放射線画像が潜像として
形成されている放射線画像変換シート12′の表面を吸
い付けて、カセッテ9′より引き出す。そのまま搬送ロ
ーラ421によって、図示しない画像読取手段まで運ば
れることになる。搬送経路が、屈曲している所では、搬
送ガイド423を設けて放射線画像変換シート12′が
搬送ローラ421間をスムースに移動出来るようにして
いる。このとき放射線画像変換シート12′と接触する
吸盤420、搬送ローラ421または搬送ガイド423
を導電性部材とすることが好ましい。
【0069】以上、本発明の導電性部材を使用した装置
または導電性素材を用いた放射線画像記録媒体やカセッ
テでは、施さない場合に比べて、カセッテまたは放射線
画像記録媒体の静電気の帯電や、帯電電荷の瞬時の放出
(落雷)による電気的ノイズ発生により放射線画像が消
えたり、乱れたり、ノイズが起きたりせず、また放射線
画像読取装置のシーケンス停止等の事故もなくなって常
に高品質の放射線画像の読取が可能となった。
【0070】
【発明の効果】放射線画像を記録した放射線画像記録媒
体を収納したカセッテおよび該カセッテを装填して、放
射線画像記録媒体を取り出し、画像情報を読取る放射線
画像記録読取装置において静電気の発生を押さえ、すぐ
れた静電気除去方法を提供出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の放射線画像記録読取装置本体の概略的
な構成を示す図である。
【図2】本発明の放射線画像記録読取装置のカセッテス
タッカ部(装填手段)の詳細を表す側面図である。
【図3】本発明の放射線画像記録読取装置のカセッテス
タッカ部のカセッテ受け台を正面から見た図である。
【図4】本発明の放射線画像記録読取装置の正面図であ
る。
【図5】本発明の放射線画像記録読取装置の右側面図で
ある。
【図6】本発明のカセッテの斜視図である。
【図7】本発明において静電気を除去する方法を示した
概略図である。
【図8】本発明の別の形態の放射線画像記録媒体を収納
したカセッテとその読取装置の搬送手段についての概略
図である。
【符号の説明】
1 放射線画像記録読取装置 2 装置本体 3 カセッテスタッカ部(カセッテ装填部) 4 プレート搬送部(搬送手段) 5 画像読取部(画像読取手段) 6 システム制御部 7 操作部 8 電源部 9 カセッテ 10 導電性マット 12 放射線画像変換プレート(放射線画像記録媒体) 13 消去部 325 読取センサ 330 可動部材 331 受け部 331a 回転ローラ 333 ストッパ部材 335 受け台 336 カバー 339 リミットスイッチ 340 投入案内部 350 ブラシ 351 投入口 411 カセッテクリンチ 420 吸盤 421 搬送ローラ 423 搬送ガイド 911 識別シール

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線画像の記録された放射線画像記録
    媒体を収納したカセッテを装填する装填手段と、前記放
    射線画像記録媒体から画像情報を読みとるための画像読
    取手段と、前記装填手段によって装填されたカセッテと
    前記画像読取手段との間で前記放射線画像記録媒体を搬
    送する搬送手段とを備える放射線画像記録読取装置にお
    いて、前記装填手段または搬送手段の部材中、前記カセ
    ッテまたは前記放射線画像記録媒体と接触する接触部材
    の少なくとも一つが、導電性部材であることを特徴とす
    る放射線画像記録読取装置。
  2. 【請求項2】 前記導電性部材が、接地してあることを
    特徴とする請求項1に記載の放射線画像記録読取装置。
  3. 【請求項3】 前記導電性部材が、前記装填手段の接触
    部材の少なくとも一つであることを特徴とする請求項1
    または2に記載の放射線画像記録読取装置。
  4. 【請求項4】 前記装填手段の導電性部材が、前記装填
    手段に具備されたブラシまたはローラであることを特徴
    とする請求項3に記載の放射線画像記録読取装置。
  5. 【請求項5】 前記装填手段の導電性部材が、カセッテ
    投入口の少なくとも一部分であることを特徴とする請求
    項3に記載の放射線画像記録読取装置。
  6. 【請求項6】 前記導電性部材が、前記搬送手段の接触
    部材の少なくとも一つであることを特徴とする請求項1
    または2に記載の放射線画像記録読取装置。
  7. 【請求項7】 前記搬送手段の導電性部材が、前記装填
    手段に装填されたカセッテから前記放射線画像記録媒体
    を取り出すための取出部材であることを特徴とする請求
    項6に記載の放射線画像記録読取装置。
  8. 【請求項8】 前記搬送手段の導電性部材が、搬送ロー
    ラまたは搬送ガイドであることを特徴とする請求項6に
    記載の放射線画像記録読取装置。
  9. 【請求項9】 前記接触部材の全てが導電性部材である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の放射線画像
    記録読取装置。
  10. 【請求項10】 放射線画像の記録された放射線画像記
    録媒体を収納したカセッテを装填する装填手段と、前記
    放射線画像記録媒体から画像情報を読みとるための画像
    読取手段と、前記装填されたカセッテと前記画像読取手
    段との間で前記放射線画像記録媒体を搬送する搬送手段
    とを備える放射線画像記録読取装置の底部から前記放射
    線画像記録読取装置の操作者立ち位置にかけて導電マッ
    トを敷くことを特徴とする静電気除去方法。
  11. 【請求項11】 支持体上に放射線画像を記録するため
    の放射線画像記録層と、前記放射線画像記録層の表面を
    覆う保護層を有する放射線画像記録媒体において、前記
    支持体または保護層が導電性であることを特徴とする放
    射線画像記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記支持体と前記放射線画像記録層と
    の間に中間層を有し、前記中間層が導電性であることを
    特徴とする請求項11に記載の放射線画像記録媒体。
  13. 【請求項13】 放射線画像の記録された放射線画像記
    録媒体を収納するためのカセッテにおいて、前記カセッ
    テが導電性の部位を有することを特徴とするカセッテ。
  14. 【請求項14】 前記導電性の部位の体積固有抵抗値が
    1012Ω・cm以下であることを特徴とする請求項13
    に記載のカセッテ。
  15. 【請求項15】 前記体積固有抵抗値が1010Ω・cm
    以下であることを特徴とする請求項14に記載のカセッ
    テ。
  16. 【請求項16】 前記体積固有抵抗値が106Ω・cm
    以上であることを特徴とする請求項14または15に記
    載のカセッテ。
  17. 【請求項17】 前記カセッテの外表の全面が1010Ω
    ・cm以下の材料で形成されていることを特徴とする請
    求項13〜16のいずれか1項に記載のカセッテ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1640800A1 (de) * 2004-09-22 2006-03-29 Agfa-Gevaert HealthCare GmbH Vorrichtung zum Auslesen von in einer Speicherleuchtstoffplatte gespeicherten Röntgeninformation
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