JP2000267070A - 液晶表示装置およびその駆動方法 - Google Patents

液晶表示装置およびその駆動方法

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JP2000267070A
JP2000267070A JP11074612A JP7461299A JP2000267070A JP 2000267070 A JP2000267070 A JP 2000267070A JP 11074612 A JP11074612 A JP 11074612A JP 7461299 A JP7461299 A JP 7461299A JP 2000267070 A JP2000267070 A JP 2000267070A
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liquid crystal
signal
lines
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Kunihei Chin
国平 陳
Fumiaki Inage
文晃 稲毛
Naoki Ito
直樹 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 TL−AFLC自身が持つ応答速度の速さを
生かし得る駆動回路を備えた液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 本発明の液晶表示装置は、従来のソース
ドライバー19、ゲートドライバー20に加えて、1ゲ
ート線上の全画素に映像信号を書き込むに際し、その1
ゲート線上の全画素に映像信号を書き込む1H期間以前
の複数の1H期間にわたって、前記1ゲート線の後段の
複数のゲート線上の全画素に対してこれら全画素に印加
されている電圧を書き込み前に予めリセットしておくた
めのリセット電圧を印加するリセット用ソースドライバ
ー21、リセット用ゲートドライバー22を具備した駆
動回路12を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置およ
びその駆動方法に関し、特に、液晶材料として反強誘電
性液晶を用いた液晶表示装置に好適な駆動回路と駆動方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置(Liquid Crystal Displa
y, 以下、LCDと記すこともある)に用いられる液晶
材料には様々な種類があるが、その一つに反強誘電性液
晶(Anti-Ferroelectric Liquid Crystal)がある。反
強誘電性液晶を用いたLCDでは、電界無印加時の反強
誘電相と電界印加時の強誘電相との間で液晶分子を駆動
して光を透過または遮断している。特に、しきい値を持
たない反強誘電性液晶(Threshold-Less Anti-Ferroele
ctric Liquid Crystal、以下、TL−AFLCと略記す
る)は広視野角、高速応答等の面で優れた特性を持って
いる。TL−AFLCのV−T曲線(電圧−透過率特性
曲線)は、図7に示すように、原点を中心として左右対
称のV字型の特性を示す。液晶材料自体の応答時間を比
べた場合、一例としてツイステッドネマティック(Twis
ted Nematic、以下、TNと略記する)液晶は数十ms
ec、TL−AFLCは数十μsec程度であり、TL
−AFLCの方が3桁も応答速度が速い。
【0003】ところで、一般的なLCDの駆動方法に反
転駆動がある。反転駆動は、液晶に印加する映像信号
(電圧)の極性を交流電圧を用いて例えば1フレーム毎
に正負反転させながら駆動する方法である。通常、1フ
レーム時間は約16msecであり、この時間内に全て
の走査線を駆動するために各走査線毎に印加されるゲー
トパルスの幅は、走査線の本数により異なるが、例えば
XGA用ディスプレイの場合、約16μsecとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、液晶材料に
TL−AFLCを用いたLCDに対して上記従来の反転
駆動方式を適用すると、結果的に応答速度が遅くなり、
動画残像が生じるという問題があった。その理由は、各
走査線に印加されるゲートパルス幅が例えば16μse
cであるということは、各走査線毎の書き込み時間が1
6μsecであることを意味する。そうすると、書き込
み時間が16μsecであるのに対し、TL−AFLC
の応答時間が数十μsec程度であるから、書き込み時
間よりもTL−AFLCの応答時間の方が長い。そのた
め、1フレーム時間内でデータ書き込みを行ったので
は、TL−AFLCが充分に応答しきれず、所定の透過
率が得られないことになる。
【0005】所定の透過率を得ようとすると、1フレー
ムのみではなく、数フレームにわたってデータ書き込み
を行わなければならないが、その場合、LCD全体で見
ると応答時間が実質的に長くなることになる。例えば、
5フレームにわたって書き込みを行うとすると、実質的
な応答時間は16msec×5=80msecとなり、
TL−AFLCを使用していても、結局のところ、TN
−LCDの応答時間と同等になってしまう。動画残像を
生じさせないために、理想的には1フレーム時間内で書
き込みを完了する必要があるが、この駆動方法では数フ
レームにわたって書き込みを行わなければならないため
に動画残像が生じるのである。つまり、TL−AFLC
を用いたLCDでは、せっかく液晶材料自身の応答速度
が速くても、駆動時の実質的な応答速度は他の液晶の場
合と同等になってしまい、TL−AFLCの応答速度の
速さを全く生かすことができない。そこで、TL−AF
LCを用いたLCDに最適な駆動方法の提供が求められ
ていた。
【0006】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであって、TL−AFLC自身が持つ応答速
度の速さを生かし得る駆動回路を備えた液晶表示装置と
その駆動方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第1の液晶表示装置は、複数の信号線と
複数の走査線とがマトリクス状に配設されて複数の画素
が構成されたアクティブマトリクス基板と対向基板との
間に反強誘電性液晶が挟持され、前記複数の信号線を駆
動する信号線駆動手段と、前記複数の走査線を駆動する
走査線駆動手段と、前記複数の走査線のうちの一走査線
上の全画素に映像信号を書き込むに際し、前記一走査線
上の全画素に映像信号を書き込む一水平期間以前であっ
て該一水平期間と時間的に連続する複数の一水平期間に
わたって、前記一走査線に隣接し前記一水平期間以降に
映像信号が書き込まれる複数の走査線上の全画素に対し
てこれら全画素に印加されている電圧を書き込み前に予
めリセットしておくためのリセット電圧を印加するリセ
ット電圧印加手段とを具備した駆動回路を有することを
特徴とするものである。
【0008】本発明の第2の液晶表示装置は、複数の信
号線と複数の走査線とがマトリクス状に配設されて複数
の画素が構成されたアクティブマトリクス基板と対向基
板との間に反強誘電性液晶が挟持され、前記複数の信号
線を駆動する信号線駆動手段と、前記複数の走査線を駆
動する走査線駆動手段と、前記複数の走査線のうちの一
走査線上の全画素に映像信号を書き込むに際し、前記一
走査線上の全画素に映像信号を書き込む一水平期間以前
であって該一水平期間と時間的に離間した複数の一水平
期間にわたって、前記一走査線と離間し前記一水平期間
以降に映像信号が書き込まれる複数の走査線上の全画素
に対してこれら全画素に印加されている電圧を書き込み
前に予めリセットしておくためのリセット電圧を印加す
るリセット電圧印加手段とを具備した駆動回路を有する
ことを特徴とするものである。
【0009】走査線を上から下に順次走査するとともに
1走査線毎に信号を供給する、いわゆる線順次駆動方式
の液晶表示装置の場合、1フレーム時間を走査線数で割
った時間が1走査線あたりの駆動時間(1水平期間、1
H期間)となり、1フレーム時間中に余分な時間はな
い。これに対して、信号線駆動手段(ソースドライバ
ー)に信号を書き込む際には余分な時間がある。信号線
駆動手段のクロック信号には、通常、1水平期間内に信
号線の本数以上の数のパルスが含まれており、実際の信
号線の本数分のデータ書込が完了した後、わずかな時間
(一例として、パルス数で言えば、1水平期間の全パル
ス数の10%程度に相当する時間)が帰線期間として余
っている。
【0010】そこで、本発明者らは、信号線駆動手段へ
の信号書込時に1水平期間毎に余った時間が存在するこ
とに着目し、この時間を利用して液晶に印加した電圧を
予めリセットしておき、リセット後、書き込みを行えば
(電圧を印加すれば)、液晶が印加電圧に充分に応答で
きることに想到した。なお、ここで言う「リセット」と
は、液晶への印加電圧を無印加状態とすることを意味す
る。したがって、リセット電圧とは0Vのことである。
【0011】ところが、電圧印加状態から無印加状態に
リセットする場合にも液晶の応答時間が必要であるか
ら、1水平期間内のわずかな余剰時間だけではリセット
電圧を印加する時間として不充分であり、完全なリセッ
ト状態にならない。そこで、画面上の複数の走査線のう
ちの任意の一走査線に着目した際に、本発明の第1の液
晶表示装置の駆動回路では、前記一走査線上の全画素に
映像信号を書き込む1水平期間以前であってこの1水平
期間と時間的に連続する複数の1水平期間にわたって、
前記一走査線の走査方向後段側に隣接する複数の走査線
上の全画素に対してリセット電圧を印加するようにし
た。また、本発明の第2の液晶表示装置の駆動回路で
は、前記一走査線上の全画素に映像信号を書き込む1水
平期間以前であってこの1水平期間と時間的に離間した
複数の1水平期間にわたって、前記一走査線と離間した
複数の走査線上の全画素に対してリセット電圧を印加す
るようにした。
【0012】いずれにしても、1水平期間内のリセット
電圧印加時間はわずかであっても、複数の1水平期間に
わたってリセット電圧を印加することによって、充分な
リセットを行うことが可能になる。完全なリセットが行
われると、リセット後、各画素へのデータ書き込み時に
は印加電圧が0Vの状態から正または負の電圧の方向に
印加が開始されることになるため、液晶の応答時間を短
縮することができる。図7を用いて説明すると、従来の
駆動方法では、印加電圧を+V1から−V1まで反転さ
せると、V字状の矢印Y1、Y2の経路をたどって液晶
が応答していたため、応答時間が長くかかっていた。こ
れに対して、本発明では、リセットを行うことで電圧印
加が0Vから開始するため、V字の片側のみの矢印Y2
の経路をたどって液晶が応答すればよく、応答時間をほ
ぼ半減することが可能になる。
【0013】なお、複数の走査線にリセット電圧を印加
する場合、同時にリセット電圧を印加する走査線の本数
は、τoff/τresetの整数倍とすることが望ましい。こ
こで、τoffは応答速度の最も遅い階調の立ち下がり時
間、τresetはリセット電圧の印加時間である。同時に
リセット電圧を印加する最大の走査線本数は、1/2フ
レームに相当する本数である。なぜならば、1/2フレ
ーム分を超えると、使用者が画面の連続性を感じにくく
なり、かつ画面が暗くなるため、好ましくないからであ
る。
【0014】また、上記本発明の第2の液晶表示装置に
あっては、前記リセット電圧印加手段において、一走査
線上の全画素に対するリセット電圧の印加を開始してか
ら終了するまでのリセット時間と一走査線上の全画素に
対してリセット電圧の印加が終了してから映像信号の書
き込みが開始するまでの待ち時間との和を、1フレーム
時間の1/2以下に設定することが望ましい。つまり、
本発明の第2の液晶表示装置のように書き込みを行う走
査線とは離れた走査線でリセットを行う場合、いくら離
れてもよいというわけではなく、ある程度の目安があ
る。リセット電圧を印加するということは、その走査線
上の全画素の表示を消去することになるので、上記リセ
ット時間と待ち時間との和が1/2フレーム分の時間を
超えると、使用者が画面の連続性を感じにくくなり、か
つ画面が暗くなるため、好ましくない。
【0015】本発明の液晶表示装置の駆動方法は、複数
の信号線と複数の走査線とがマトリクス状に配設されて
複数の画素が構成されたアクティブマトリクス基板と対
向基板との間に反強誘電性液晶が挟持された液晶表示装
置を駆動する方法であって、前記複数の走査線のうちの
一走査線上の全画素に映像信号を書き込むに際し、前記
一走査線上の全画素に映像信号を書き込む一水平期間以
前の複数の一水平期間にわたって、前記一水平期間以降
に映像信号が書き込まれる複数の走査線上の全画素に対
してリセット電圧を印加して前記全画素に印加されてい
る電圧を予めリセットし、ついで、前記リセット電圧が
印加された一走査線上の全画素に対して、使用する液晶
材料で決まる階調電圧の1.5倍以上の駆動電圧を印加
して前記映像信号の書き込みを行うことを特徴とするも
のである。
【0016】上述したように、本発明の液晶表示装置の
駆動回路によって、液晶の応答時間を短縮することがで
きる。ところが、液晶の種類や液晶表示装置の種々の条
件によっては、応答時間の短縮がまだ不充分であり、書
き込み時間より液晶の応答時間の方が長く、1フレーム
内で書き込みができない場合がある。その場合、書き込
み電圧を高くすることによって応答時間をより短縮する
ことができる。なぜならば、一般に液晶の応答時間τ
は、 τ∝1/(Ps・E) ……(1) という関係にあるからである。ただし、Psは液晶の自
発分極、Eは印加電界、である。
【0017】なお、液晶表示装置では、液晶のV−T曲
線(電圧−透過率特性曲線)に基づき、所望の階調数に
応じて各階調電圧が設定されるが、このV−T曲線が液
晶材料によって異なることから、その液晶表示装置で使
用する液晶材料によって階調電圧が決定されることにな
る。上記「使用する液晶材料で決まる階調電圧」とは、
このような意味である。
【0018】さらに、上記(1)の関係を変形すると、 τ∝d/(Ps・V) ……(2) となる。ただし、dは基板間ギャップ(液晶層の厚
み)、Vは印加電圧である。したがって、(2)の関係
から、基板間ギャップを小さくしても、応答時間を短縮
することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]以下、本発
明の第1の実施の形態を図1ないし図4を参照して説明
する。図1は、本実施の形態の液晶表示装置のセルの断
面構造を示す図である。図1に示すように、TFTアレ
イを有するアクティブマトリクス基板1と対向基板2が
対向配置され、これら基板1、2間にスレッシュホール
ドレス反強誘電性液晶3(TL−AFLC)が封入され
ている。アクティブマトリクス基板1側は、透明基板4
上に透明電極5、配向膜6が順次設けられている。同様
に、対向基板2側も、透明基板7上に透明電極8、配向
膜9が順次設けられている。そして、両基板1、2の外
面には偏光板10、11がそれぞれ設けられている。本
実施の形態の場合、透明基板4、7に6インチ角のソー
ダガラス基板、透明電極5、8にITO膜、配向膜6、
9にRN1286(商品名、日産化学社製)、偏光板1
0、11にAGK20(商品名、サンリツ社製)、液晶
3にMX−X532(商品名、三菱ガス化学社製)が用
いられている。
【0020】図2は、駆動回路を含めた本実施の形態の
液晶表示装置の全体構成を示すブロック図である。この
ブロック図の駆動回路12の中で、同期分離回路13、
ローパスフィルター14(以下、LPFと記す)、アン
プ回路15(以下、AMPと記す)、A/Dコンバータ
ー16(以下、A/Dと記す)、位相同期回路17(以
下、PLLと記す)、プログラマブル・ロジック・デバ
イス18(以下、PLDと記す)、ソースドライバー1
9(信号線駆動手段)、ゲートドライバー20(走査線
駆動手段)に関しては、従来と同様の構成要素である。
そして、本装置の特徴点は、駆動回路12中にリセット
用ソースドライバー21(リセット電圧印加手段)、お
よびリセット用ゲートドライバー22(リセット電圧印
加手段)を具備したことである。
【0021】次に、上記構成の駆動回路12の動作を説
明するが、本実施の形態では、画面上の任意の1ゲート
線(走査線)上の全画素に映像信号を書き込むにあたっ
て、そのゲート線に書き込む1水平期間と時間的に連続
する4つの1水平期間にわたって、そのゲート線に隣接
する4本のゲート線に対してリセット電圧を印加する場
合を例に挙げて説明する。図4は各種信号のタイミング
チャートである。
【0022】(1) 映像信号(R、G、B)は、同期
分離回路13(Gのみ)、LPF14、AMP15を順
次通り、A/Dコンバーター16によりA/D変換され
た後、PLD18で所定のデータ演算が行われ、ソース
ドライバー19に供給される。
【0023】(2) 同期分離回路13の出力信号であ
る垂直同期信号(VD)、水平同期信号(HD)を基に
してPLL17により基準クロック(CLK)が発生さ
れ、その基準クロックがPLD18に入力され、PLD
18においてその基準クロックを基に各種タイミング信
号が発生される。ここでは、PLD18が、内部で発生
させたアウトプットイネーブル信号(OE)のパルス
の”ON”のタイミングに同期させて、内部で発生させ
たリセット用ソースドライバー21を駆動する駆動信号
(SD−R)をリセット用ソースドライバー21に出力
する。なお、OE信号については、スタートパルス信号
(ST−R)が出力された後、1水平期間(1H期間)
の中でデータ書き込みが完了した後のわずかな時間がO
E時間となる。
【0024】(3) 前記駆動信号SD−Rを受けてリ
セット用ソースドライバー21により「0」のデータが
全てのソース線に出力され、それと同時に、リセット用
ゲートドライバー22により第1番目のゲート線に対す
るリセット用パルス信号(G1−R)が第1番目のゲー
ト線に出力される。
【0025】(4) リセット用ゲートドライバー22
によりG1−R、G2−R(第2番目のゲート線に対す
るリセット用パルス信号)が各ゲート線に出力され、次
に、G1−R、G2−R、G3−R(第3番目のゲート
線に対するリセット用パルス信号)が各ゲート線に出力
され、次に、G1−R、G2−R、G3−R、G4−R
(第4番目のゲート線に対するリセット用パルス信号)
が各ゲート線に出力される。この時に到り、第1〜第4
番目のゲート線の4ラインが同時にリセットされること
になる。またこの時、(2)のステップと同様に、リセ
ット用ソースドライバー21では「0」のデータが全て
のソース線に同時に出力される。
【0026】図3は、リセット用ゲートドライバー22
内部の回路構成を示すブロック図である。これを用いて
リセット用ゲートドライバー22の動作の部分をさらに
詳しく説明する。
【0027】 プリセットカウンター24でプリセッ
ト数(同時にリセットを行うゲート線の本数)nを設定
する。ここでは、D4を選択(n=4)する。
【0028】 フリップフロップ25(以下、F/F
と記す)のSに入力されたスタートパルス信号(ST−
R)の”ON”のタイミングに同期させ、また、Rに入
力されたプリセットカウンター24の出力(C.O)に
より生成した信号Qを、シフトレジスター26に出力す
る。
【0029】 シフトレジスター26が、n=4のパ
ルスがクロックの1パルス分ずつタイミングがずれた信
号S1、S2、S3、…、Snを生成し、出力ドライバ
ー27に出力する。
【0030】 出力ドライバー27が、信号S1、S
2、S3、…、Snが”ハイ”の期間であって、かつ別
途入力されたOE信号のパルスの”ハイ”の期間のみ立
ち上がるパルスを有するリセット信号G1−R、G2−
R、G3−R、…、Gn−Rを生成し、各ゲート線に順
次出力する。これにより、各ゲート線上の全画素のTF
Tが”ON”となり、リセット用データ「0」が書き込
まれる。このような動作により、リセットが行われる。
【0031】(5) 第1番目のゲート線については、
(4)までのステップでリセット動作は終了し、以下、
データの書き込み動作となる。リセット数n=4の時に
は、この時点で、PLDが生成する書き込みデータのス
タートパルス信号ST−Dが”ハイ”となり、この信号
がソースドライバー19およびゲートドライバー20に
出力される。
【0032】(6) ソースドライバー19は、スター
トパルス信号ST−Dを受けて、OE信号の立ち下がり
のタイミングに同期して立ち上がり、OE信号の立ち上
がりのタイミングに同期して立ち下がるパルスを有する
映像信号(SD−D)を生成し、全てのソース線に出力
する。
【0033】(7) ゲートドライバー20は、スター
トパルス信号ST−Dを受けて、OE信号の立ち下がり
のタイミングに同期して立ち上がり、OE信号の立ち上
がりのタイミングに同期して立ち下がるパルスを有する
駆動信号(G1−D)を生成し、第1番目のゲート線に
出力する。
【0034】(8) リセット用ソースドライバー21
を”ON”状態とし、リセット用ゲートドライバー22
からの信号G1−R〜Gn−Rの出力対象とするゲート
線を下方に1ライン進めた上でリセット用ゲートドライ
バー22からゲート線にリセット信号を出力する。具体
的に、次のステップでは、G2−R、G3−R、G4−
R、G5−Rの出力対象である第2〜第5番目のゲート
線が同時にリセットされることになる。
【0035】(9) ソースドライバー19がスタート
パルス信号ST−Dを受けて映像信号SD−Dを全ソー
ス線に出力する一方、ゲートドライバー20が駆動信号
の出力対象とするゲート線を下方に1ライン進めて、駆
動信号G2−Dを第2番目のゲート線に出力する。
【0036】(10) 以下、(8)、(9)のステッ
プを繰り返し、ゲートドライバー20が駆動信号Gn−
Dを第n番目のゲート線に出力し、全ゲート線上の全画
素の書き込みが完了した時点で1フレームが終了する。
ただし、第n番目のゲート線上の画素への書き込みが完
了した時点では、再び第1〜第4番目のゲート線上の画
素がリセットされている。
【0037】また本実施の形態の場合、TL−AFLC
液晶3への印加電圧を、使用する液晶材料で決まる階調
電圧の1.5倍である0〜6Vの範囲とし、1ゲート線
あたりの電圧印加時間(書き込み時間)を16μsec
とし、両基板1、2の配向膜6、9間のギャップを従来
の2μmから1.5μmに低減した。
【0038】本実施の形態の液晶表示装置においては、
画面上の任意の1ゲート線にデータ書き込みを行う場
合、当該ゲート線に書き込みを行う以前の4つの1水平
期間にわたって、当該ゲート線上の全画素にデータ
「0」を書き込むことでリセットを行っているため、各
1水平期間のリセット時間はわずかであっても、全体と
して充分なリセットを行うことができる。これにより、
液晶の応答時間を大きく短縮することができる。また、
液晶材料への印加電圧を液晶材料で決まる階調電圧の
1.5倍とし、セルギャップを低減したことにより、液
晶の応答時間を10〜20μsec程度にまで短縮する
ことができる。その結果、TL−AFLC自体が持つ応
答時間に近付けることができるため、TL−AFLCの
応答速度の速さを生かすことができ、従来では得られな
かった高速応答で動画残像のない液晶表示装置を実現す
ることができる。
【0039】[第2の実施の形態]以下、本発明の第2
の実施の形態を図2、図5、図6を参照して説明する。
第1の実施の形態では時間的に隣接する複数の1水平期
間にわたって隣接する複数のゲート線に対してリセット
をかける例を説明したが、本実施の形態では時間的に離
間した複数の1水平期間にわたって離間した複数のゲー
ト線に対してリセットをかける例について説明する。本
実施の形態の液晶表示装置の全体構成は第1の実施の形
態(図2に示す)と同一であるため、説明を省略し、第
1の実施の形態と構成が異なるリセット用ゲートドライ
バーの構成とその動作について以下、説明する。
【0040】図5は本実施の形態のリセット用ゲートド
ライバー30の構成を示すブロック図であり、図6は各
種信号のタイミングチャートである。本実施の形態で
は、画面上の任意の1ゲート線(走査線)上の全画素に
映像信号を書き込むにあたって、そのゲート線に書き込
む1水平期間の6つ前の1水平期間から始まり、2つの
1水平期間でリセット電圧を印加し、1水平期間おいて
さらに2つの1水平期間でリセット電圧を印加し、1水
平期間おいてデータ書き込みを行う場合を例に挙げて説
明する。
【0041】(1) 映像信号(R、G、B)は、同期
分離回路13(Gのみ)、LPF14、AMP15を順
次通り、A/Dコンバーター16によりA/D変換され
た後、PLD18で所定のデータ演算が行われ、ソース
ドライバー19に供給される。
【0042】(2) 同期分離回路13の出力信号であ
る垂直同期信号(VD)、水平同期信号(HD)を基に
してPLL17が基準クロック(CLK)を発生し、そ
のクロックがPLD18に入力され、PLD18がその
クロックを基に各種タイミング信号を発生する。ここで
は、PLD18が、内部で発生させたアウトプットイネ
ーブル信号(OE)のパルスの”ON”のタイミングに
同期させて、内部で発生させたリセット用ソースドライ
バー21を駆動する駆動信号(SD−R)をリセット用
ソースドライバー21に出力する。
【0043】(3) 前記駆動信号SD−Rを受けてリ
セット用ソースドライバー21が「0」のデータを全て
のソース線に出力し、それと同時に、リセット用ゲート
ドライバー30が第1番目のゲート線に対するリセット
用パルス信号(G1−R)をゲート線に出力する。
【0044】(4) リセット用ゲートドライバー30
がG1−R、G2−Rをゲート線に出力し、次に、G1
−R、G2−R、G3−Rをゲート線に出力し、次に、
G1−R、G2−R、G3−R、G4−Rをゲート線に
出力し、次に、G1−R、G2−R、G3−R、G4−
R、G5−Rをゲート線に出力する。この時点で、第
1、第2、第4、第5番目のゲート線の4ラインが同時
にリセットされることになる。またこの時、(2)のス
テップと同様に、リセット用ソースドライバー21は
「0」のデータを全てのソース線に同時に出力する。
【0045】ここで、図5を用いてリセット用ゲートド
ライバー30の動作の部分をさらに詳しく説明する。
【0046】 スタートパルス信号ST−RによりF
/F31をセットし、その出力Qでプリセットカウンタ
ー32とROM33(リセット順番設定用ROM)のリ
セットを解除して、リセット用ゲートドライバー30の
リセットを開始する。
【0047】 リセットの順番(この例で言えば、2
つの1水平期間で連続してリセットし、1水平期間あけ
て2つの1水平期間で連続してリセットするといった順
番)をROM33に記憶させておく。具体的には、リセ
ット有りをデータ「1」、リセット無しをデータ「0」
に割り当て、この例のリセット順を「1」、「1」、
「0」、「1」、「1」と記憶させる。
【0048】 プリセットカウンター32の出力Qn
によりROM33の出力端子D1からデータ「1101
1」を出力し、そのデータをシフトレジスター34の入
力端子D2に入力する。
【0049】 プリセットカウンター32でプリセッ
ト数nを設定しておく。ここでは、n=5(リセットす
るライン数(4)+リセットしないライン数(1))に
設定しておき、C.Oの出力でF/F31をリセットし
て決定する。
【0050】 シフトレジスター34が、n=5のパ
ルスがクロックの1パルス分ずつタイミングがずれた信
号S1、S2、S3、…、Snを生成し、出力ドライバ
ー35に出力する(図6のタイミングチャートでの図示
は省略)。
【0051】 出力ドライバー35が、信号S1、S
2、S3、…、Snが”ハイ”の期間であって、かつ別
途入力されたOE信号のパルスの”ハイ”の期間のみ立
ち上がるパルスを有するリセット信号G1−R、G2−
R、G3−R、…、Gn−Rを生成し、各ゲート線に順
次出力する。これにより、各ゲート線上の全画素のTF
Tが”ON”となり、リセット用データ「0」が書き込
まれる。
【0052】(5) 第1番目のゲート線については、
(4)までのステップでリセット動作は終了し、次の1
水平期間はリセット状態を保持した後、次の1水平期間
でデータの書き込み動作を行う。この時点で、PLD1
8が生成する書き込みデータのスタートパルス信号ST
−Dが”ハイ”となり、この信号をソースドライバー1
9およびゲートドライバー20に出力する。
【0053】(6) ソースドライバー19は、スター
トパルス信号ST−Dを受けて、OE信号の立ち下がり
のタイミングに同期して立ち上がり、OE信号の立ち上
がりのタイミングに同期して立ち下がるパルスを有する
映像信号(SD−D)を生成し、全てのソース線に出力
する。
【0054】(7) ゲートドライバー20は、スター
トパルス信号ST−Dを受けて、OE信号の立ち下がり
のタイミングに同期して立ち上がり、OE信号の立ち上
がりのタイミングに同期して立ち下がるパルスを有する
駆動信号(G1−D)を生成し、第1番目のゲート線に
出力する。その一方、この1水平期間では、G3−R、
G4−R、G6−R、G7−Rのパルスが立ち上がって
いるので、第3、第4、第6、第7番目のゲート線にリ
セット電圧が印加されたことになる。すなわち、第1番
目のゲート線上の全画素で書き込みが行われる際には、
そのゲート線と離間した第3、第4、第6、第7番目の
ゲート線上の全画素でリセットが行われている。
【0055】(8) リセット用ソースドライバー21
を”ON”状態とし、リセット用ゲートドライバー30
からの信号G1−R〜Gn−Rの出力対象とするゲート
線を下方に1ライン進めた上で、リセット用ゲートドラ
イバー30からゲート線にリセット信号を出力する。
【0056】(9) ソースドライバー19がスタート
パルス信号ST−Dを受けて映像信号SD−Dを全ソー
ス線に出力する一方、ゲートドライバー20が駆動信号
の出力対象とするゲート線を下方に1ライン進めて、駆
動信号G2−Dを第2番目のゲート線に出力する。
【0057】(10) 以下、(8)、(9)のステッ
プを繰り返し、ゲートドライバー20が駆動信号Gn−
Dを第n番目のゲート線に出力し、全ゲート線上の全画
素の書き込みが完了した時点で1フレームが終了する。
【0058】本実施の形態の液晶表示装置においても、
画面上の任意の1ゲート線にデータ書き込みを行う場
合、当該ゲート線に書き込みを行う以前の4つの1水平
期間でリセットを行っているため、全体として充分なリ
セットを行うことができ、液晶の応答時間を大きく短縮
することができる。本実施の形態の場合、リセットを行
う4つの1水平期間は、第1の実施の形態のように時間
的に連続しておらず、2つの1水平期間でリセット、1
水平期間は保持、2つの1水平期間でリセット、1水平
期間は保持、データ書き込みという過程をとる。しかし
ながら、リセット電圧の印加が終了してから映像信号の
書き込みが開始するまでの待ち時間が1水平期間のみと
短いため、使用者が画面の連続性を感じにくくなった
り、画面が暗くなったりする不具合がない。
【0059】なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態
に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲において種々の変更を加えることが可能である。例
えば上記実施の形態で具体的に示したリセット電圧を同
時に印加するゲート線の数、電圧印加時間、書き込み電
圧、さらには液晶表示装置の具体的構成等に関しては、
適宜変更が可能なことは勿論である。
【0060】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、液晶表示画面の任意の走査線上の画素にデータ
書き込みを行う場合、当該走査線に書き込みを行う以前
の複数の1水平期間にわたってリセットを行うため、従
来に比べて液晶の応答時間を大幅に短縮することができ
る。したがって、TL−AFLCのような液晶材料自体
が持つ応答速度の速さを生かすことができ、従来では得
られなかった高速応答で動画残像のない液晶表示装置を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の液晶表示装置のセル構
造を示す断面図である。
【図2】 同、液晶表示装置の全体構成を示すブロック
図である。
【図3】 第1の形態の液晶表示装置のリセット用ゲー
トドライバーの構成を示すブロック図である。
【図4】 第1の形態の液晶表示装置の駆動方法を説明
するためのタイミングチャートである。
【図5】 第2の形態の液晶表示装置のリセット用ゲー
トドライバーの構成を示すブロック図である。
【図6】 第2の形態の液晶表示装置の駆動方法を説明
するためのタイミングチャートである。
【図7】 TL−AFLCの電圧−透過率曲線を示す図
である。
【符号の説明】
1 アクティブマトリクス基板 2 対向基板 3 スレッシュホールドレス反強誘電性液晶 12 駆動回路 19 ソースドライバー(信号線駆動手段) 20 ゲートドライバー(走査線駆動手段) 21 リセット用ソースドライバー(リセット電圧印加
手段) 22,30 リセット用ゲートドライバー(リセット電
圧印加手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 直樹 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 Fターム(参考) 2H088 EA03 GA04 HA06 JA20 MA10 2H093 NA13 NA16 NA51 NA61 NC21 NC22 NC24 NC34 ND32 NF20 5C006 AA01 AA22 AC28 AF44 AF71 AF81 BA13 BB16 BF03 BF06 BF21 BF22 BF25 BF26 FA11 5C080 AA10 BB05 CC03 DD08 EE30 FF11 JJ02 JJ04 JJ06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の信号線と複数の走査線とがマトリ
    クス状に配設されて複数の画素が構成されたアクティブ
    マトリクス基板と対向基板との間に反強誘電性液晶が挟
    持され、前記複数の信号線を駆動する信号線駆動手段
    と、前記複数の走査線を駆動する走査線駆動手段と、前
    記複数の走査線のうちの一走査線上の全画素に映像信号
    を書き込むに際し、前記一走査線上の全画素に映像信号
    を書き込む一水平期間以前であって該一水平期間と時間
    的に連続する複数の一水平期間にわたって、前記一走査
    線に隣接し前記一水平期間以降に映像信号が書き込まれ
    る複数の走査線上の全画素に対してこれら全画素に印加
    されている電圧を書き込み前に予めリセットしておくた
    めのリセット電圧を印加するリセット電圧印加手段とを
    具備した駆動回路を有することを特徴とする液晶表示装
    置。
  2. 【請求項2】 複数の信号線と複数の走査線とがマトリ
    クス状に配設されて複数の画素が構成されたアクティブ
    マトリクス基板と対向基板との間に反強誘電性液晶が挟
    持され、前記複数の信号線を駆動する信号線駆動手段
    と、前記複数の走査線を駆動する走査線駆動手段と、前
    記複数の走査線のうちの一走査線上の全画素に映像信号
    を書き込むに際し、前記一走査線上の全画素に映像信号
    を書き込む一水平期間以前であって該一水平期間と時間
    的に離間した複数の一水平期間にわたって、前記一走査
    線と離間し前記一水平期間以降に映像信号が書き込まれ
    る複数の走査線上の全画素に対してこれら全画素に印加
    されている電圧を書き込み前に予めリセットしておくた
    めのリセット電圧を印加するリセット電圧印加手段とを
    具備した駆動回路を有することを特徴とする液晶表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記リセット電圧印加手段において、一
    走査線上の全画素に対する前記リセット電圧の印加が開
    始されてから終了するまでのリセット時間と前記一走査
    線上の全画素に対して前記リセット電圧の印加が終了し
    てから前記映像信号の書き込みが開始するまでの待ち時
    間との和が、1フレーム時間の1/2以下に設定されて
    いることを特徴とする請求項2記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 複数の信号線と複数の走査線とがマトリ
    クス状に配設されて複数の画素が構成されたアクティブ
    マトリクス基板と対向基板との間に反強誘電性液晶が挟
    持された液晶表示装置を駆動する方法であって、 前記複数の走査線のうちの一走査線上の全画素に映像信
    号を書き込むに際し、前記一走査線上の全画素に映像信
    号を書き込む一水平期間以前の複数の一水平期間にわた
    って、前記一水平期間以降に映像信号が書き込まれる複
    数の走査線上の全画素に対してリセット電圧を印加して
    前記全画素に印加されている電圧を予めリセットし、つ
    いで、前記リセット電圧が印加された一走査線上の全画
    素に対して、使用する液晶材料で決まる階調電圧の1.
    5倍以上の駆動電圧を印加して前記映像信号の書き込み
    を行うことを特徴とする液晶表示装置の駆動方法。
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