JP2000266643A - 粉粒体試料定量分配器 - Google Patents

粉粒体試料定量分配器

Info

Publication number
JP2000266643A
JP2000266643A JP11067922A JP6792299A JP2000266643A JP 2000266643 A JP2000266643 A JP 2000266643A JP 11067922 A JP11067922 A JP 11067922A JP 6792299 A JP6792299 A JP 6792299A JP 2000266643 A JP2000266643 A JP 2000266643A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
sample
hopper
wall
cylindrical body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11067922A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Matsubara
幸夫 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Rikakikai Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Rikakikai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Rikakikai Co Ltd filed Critical Tokyo Rikakikai Co Ltd
Priority to JP11067922A priority Critical patent/JP2000266643A/ja
Publication of JP2000266643A publication Critical patent/JP2000266643A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉粒体試料の分配作業を、粉粒体試料をこぼ
すことなく、簡便に定量分配できるようにする。 【解決手段】 筒体2内に軸線方向に移動可能に挿通さ
れたロッド3の先端部を筒体2先端から出没可能に設
け、ロッド3の先端部の周胴部に、粉粒体試料を定量保
持する凹状の計量部33を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉末や顆粒等の粉
粒体試料を試験管やフラスコ等の反応容器に一定量づつ
分配する粉粒体試料定量分配器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、粉粒体試料の定量分配作業は、天
秤上に置かれた薬包子に匙を用いて少量づつ試料をのせ
てゆき、重量を測定して必要量になったら、薬包子で移
送することにより行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、煩雑で手間
の掛かる作業となっていた。特に、近年創薬研究におい
て注目されているコンビナトリアルケミストリーと呼ば
れる試薬合成では、多数の反応容器に粉粒体試料を入れ
るので、膨大な作業時間となっていた。
【0004】そこで本発明は、粉粒体試料の分配作業
を、粉粒体試料をこぼすことなく、簡便に定量分配でき
るようにした粉粒体試料定量分配器を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明に係る第1の粉粒体試料定量分配器は、筒
体と、該筒体内に軸線方向に移動可能に挿通されて筒体
一端部から出没可能に設けたロッドとからなり、該ロッ
ドの出没部の周胴部に、粉粒体試料を定量保持する凹状
の計量部を形成したことを特徴としている。前記筒体の
周壁に、該筒体内に格納されたロッドの計量部に粉粒体
試料を充填できる試料充填孔を筒体の周壁に形成するこ
と、また、前記筒体の周壁に、前記試料充填孔を介して
計量部に粉粒体試料を供給充填するホッパーを備えるこ
と、前記筒体のロッド出没側端部に、計量部から落下す
る粉粒体試料を受ける漏斗を設けること等ができる。
【0006】また、第2の粉粒体試料定量分配器は、ホ
ッパー部及び漏斗部を有し、ホッパー部側外壁からホッ
パー部の底部を貫通して漏斗部に至る挿通孔を形成した
本体と、該挿通孔に移動可能に挿通して、ホッパー部と
漏斗部とに出没可能に設けたロッドとを備え、該ロッド
の出没部の周胴部に計量部を形成したことを特徴として
いる。
【0007】さらに、第3の粉粒体試料定量分配器は、
ホッパー部を有し、該ホッパー部底部を通って一方の外
壁から他方の外壁に貫通する複数の挿通孔を並行に形成
した本体と、各挿通孔に移動可能に挿通して、ホッパー
部から他方の外壁に出没可能に設けたロッドとを備え、
該ロッドの出没部の周胴部に計量部を形成するととも
に、各ロッド同士は、各ロッドを同時に移動させる連結
部材にて連結されていることを特徴としている。前記他
方の外壁側に、各ロッドに対応する漏斗部を形成するこ
とができる。
【0008】これらの粉粒体試料定量分配器における前
記計量部は、有底状に窪んでいる凹部や、前記周胴部を
横切る貫通孔又は切欠きとすることができる。
【0009】第4の粉粒体試料定量分配器は、ホッパー
部を有し、該ホッパー部底部を通って一方の外壁から他
方の外壁に貫通する偏平状の挿通孔を形成した本体と、
該挿通孔に移動可能に挿通して、ホッパー部から他方の
外壁に出没可能に設けた板体とを備え、該板体の出没部
に、複数の貫通計量孔を形成したことを特徴としてい
る。前記他方の外壁側に、各貫通計量孔に対応する漏斗
部を形成することもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図面に示す実施
形態例に基づいて、さらに詳細に説明する。図1は本発
明の第1実施形態例を示すもので、粉粒体状試料定量分
配器1は、例えば、円筒状の筒体2と、該筒体2に軸線
方向に移動可能に挿通されたロッド3とによってペン型
に形成されており、該ロッド3は、その先端部を前記筒
体2先端から出没可能に設けられている。
【0011】前記筒体2は、筒先部21と、該筒先部2
1の後部に螺着される筒元部22とによって構成され、
筒先部21には、先端から中間部に至る小径挿通孔23
と、該中間部から後端に至る大径挿通孔24とが連続し
て貫通形成され、この大径挿通孔24は、筒元部22に
形成された同径の挿通孔25に連続し、小径挿通孔2
3、大径挿通孔24及び挿通孔25とにより、軸線方向
のロッド挿通孔26が形成されている。筒元部22の後
端は塞がれており、ロッド挿通孔26の後端部は有底状
となっている。筒元部22の後部側面には、スリット2
7が軸線方向に形成されており、スリット27の軸線方
向長さは、筒体2の先端からロッド3の先端部を突出さ
せる長さである。
【0012】前記ロッド3は、先端側の小径ロッド部3
1と、該小径ロッド部31の後部に螺着される大径ロッ
ド部32とで構成されている。小径ロッド部31は、前
記小径挿通孔23に挿通されるもので、筒体2の先端か
ら出没する出没部の周胴部には、粉粒体試料を定量充填
できる凹状の計量部33が形成されている。大径ロッド
部32は、前記大径挿通孔24及び挿通孔25に挿通さ
れるもので、後端部周面にロッド3を出没させる操作部
材34が前記スリット27を通して螺着されている。ま
た、このロッド3は、前記ロッド挿通孔26の段部28
と前記ロッド3の段部35との間に配設されたリターン
スプリング36によって後退方向に付勢され、通常は前
記計量部33が円筒体2内に引込まれて格納されてい
る。そして、前記操作部材34をリターンスプリング3
6のバネ力に抗して先端方向へ指で押すと、計量部33
が筒体2の先端から露出する。
【0013】前記小径ロッド部31の長さは、ロッド3
がその後退位置から前進して段部35が段部28によっ
て前進が規制された際に、計量部33が筒体2の先端か
ら突出できるように、小径挿通孔23の全長よりも長く
形成されている。また、小径ロッド部31の外径と小径
挿通孔23の内径との関係は、粉粒体試料が計量部33
に摺り切り状態で充填できるように設定、すなわち、小
径ロッド部31の外径が小径挿通孔23の内径がよりも
僅かに小径に設定され、これによって、粉粒体試料が計
量部33に正確に定量充填される。
【0014】この構成により、操作部材34を先端方向
へ指で押して、筒体2からロッド3の先端部を突出させ
て粉粒体試料中に差し込むと、筒体2から露出している
計量部33に粉粒体試料が充填される。続いて操作部材
34から指を離せば、ロッド3の先端部がリターンスプ
リング35のバネ力で円筒体2内に引込まれ、この際
に、計量部33に充填された粉粒体試料は、小径挿通孔
23の口径部で摺り切りされて、粉粒体試料が計量部3
3にその容量分充填保持される。そして、反応容器上
で、操作部材34によってロッド3の先端部を筒体2か
ら突出させると、計量部33に充填保持された粉粒体試
料が反応容器内に落下し、粉粒体試料をこぼすことな
く、確実に定量分配することができる。
【0015】なお、この移し変えによる分配量がが所望
の量に達しない場合は、上記操作を繰り返すか、計量部
33の容量の大きな小径ロッド部と交換することにより
対応できる。また、筒体2とロッド3とが分解できるか
ら各部の洗浄が容易で万一の汚れもたやすく落とすこと
ができる。
【0016】前記凹状の計量部33は、図1の実施形態
例では、有底状に窪んでいる凹部に形成されているが、
図2の第1変形例の如く、小径ロッド部31の出没部の
周胴部を軸線方向に直交して横切る貫通孔や、図3の第
2変形例の如く、周胴部を軸線方向に対して斜めに横切
る貫通孔や、図4及び図5の第3変形例の如く、周胴部
を軸線方向に横切る切欠きに形成することができる。
【0017】図6は本発明の第2実施形態例を示すもの
で、前記第1実施形態例と同様に、ペン型に形成された
粉粒体試料定量分配器1に、粉粒体試料を収納するホッ
パー4を備えた構成である。なお、以下の各実施形態例
において第1実施形態例と同一要素のものには、同一の
符号を付してその説明を省略する。
【0018】この分配器1は、筒体2の周壁に、筒体2
内に引込まれたロッド3の計量部33に粉粒体試料を充
填できる試料充填孔29を貫通形成するとともに、該試
料充填孔29と連通する位置に前記ホッパー4を備えて
おり、該ホッパー4内の粉粒体試料は、ホッパー4下部
から試料充填孔29を介して貫通孔状の計量部33に供
給充填される。
【0019】前記試料充填孔29の設置位置は、ロッド
3が筒体2内の最も奥に格納された際の計量部33に対
応する位置に形成すれば、常時後退位置にある計量部3
3へのホッパー4からの粉粒体試料の定量充填が良好に
行われるので望ましいが、この位置から筒体2の先端に
至る位置の間に形成すれば、ロッド3の前進によって計
量部33が試料充填孔29の位置を通過する際に、計量
部33にホッパー4からの粉粒体試料が供給され、計量
部33に定量充填することができる。
【0020】また、試料充填孔29に計量部33を臨ま
せるために、小径ロッド部31に形成した軸線方向の溝
37に、筒先部21内に突出するピン5の先端を係合し
てロッド3の軸回りの回転を規制している。
【0021】大径ロッド部32の後端は、筒元部22の
後壁から突出し、突出した後端に操作部材34が取り付
けられている。ロッド3の後退限規制は、大径ロッド部
32の周胴部に突設したピン38,38が、スリット2
7,27の後端壁に当接することによって行われてい
る。
【0022】この構成によれば、ホッパー4から計量部
33に充填された粉粒体試料は、ロッド3の筒体2から
の突出によって、反応容器に分配することができるか
ら、ロッド3の往復動によって連続的に分配することが
できる。なお、ホッパー4を設けない場合は、筒体2の
先端を試料充填孔29が粉粒体試料に差し込まれるまで
押し込むことによって、粉粒体試料を試料充填孔29を
介して計量部33に充填することができる。
【0023】図7の第3実施形態例は、第2実施形態例
において、ホッパー4に市販試薬瓶取付け用のアダプタ
ー43を取り付けることができる。なお、市販試薬瓶の
取付けは、ホッパー4にネジ溝や摺りあわせの加工をし
てもよい。
【0024】図8の第4実施形態例は、筒体2のロッド
先端部突出側の端部に、計量部33から落下する粉粒体
試料を受ける漏斗6を設け、計量部33から反応容器に
分配落下する粉粒体試料の飛散を防止することができ
る。この漏斗6は、第1実施形態例のごときペン型粉粒
体状試料定量分配器1の筒体2の先端に設けることもで
きる。
【0025】図9及び図10の第5実施形態例は、ホッ
パー4を有する筒体2からロッド3を引出す操作によ
り、計量部33を筒体2から露出して反応容器に計量部
33の粉粒体試料を定量分配するものである。ロッド3
の後退限は、ロッド3の後端が筒体2の後壁に当接する
ことによって行われる。なお、この実施形態例は、ホッ
パー4の下方に筒体2を設けているが、ホッパー4の底
部の一側部に筒体2を設けて、筒体2の後端を開口して
ホッパー4の側壁に穿設した試料充填孔を介してホッパ
ー4内に挿入された計量部を筒体2から外部に露出して
よく、さらには、筒体2を省いてもよい。
【0026】図11の第6実施形態例は、ホッパー部4
a及び漏斗部6aを有し、ホッパー部側外壁からホッパ
ー部4aの底部を貫通して漏斗部6aに至る挿通孔26
を形成した本体7と、該挿通孔26に移動可能に挿通し
て、ホッパー部4aと漏斗部6aとに出没可能に設けた
ロッド3とを備えている。該ロッド3の出没部の周胴部
には、貫通孔状の計量部33が形成されている。
【0027】そして、ロッド3の移動によって、ホッパ
ー部4aの粉粒体試料を計量部33に充填して漏斗部6
aにて排出分配する。しかも、この実施形態例は、第2
実施形態例と同様の操作部材34及びピン38が設けら
れており、この構成により、分配器1のハンドリングが
向上して片手での操作が可能となり、分配器1をある程
度傾斜させても粉粒体試料の分配ができ、操作性に優れ
たものとなる。
【0028】図12及び図13の第7実施形態例は、ホ
ッパー部4aを有し、該ホッパー部4a底部を通って一
方の外壁から他方の外壁に貫通する8列の挿通孔26を
並行に形成した本体7と、各挿通孔26に移動可能に挿
通して、ホッパー部4aから他方の外壁に出没可能に設
けたロッド3とを備えている。該ロッド3の出没部の周
胴部には貫通孔状の計量部33が形成されている。各ロ
ッド3同士は、各ロッド3を同時に移動させる連結部材
71にて連結されている。
【0029】なお、この実施形態例では、8列の挿通孔
26で説明したが、これは、コンビナトリアルケミスト
リーの反応容器が8列に並んでいることが多いためで、
本発明は、この数に限定されるものではない。また、他
方の外壁側には、各ロッド3に対応する漏斗部6aを設
けてもよい。
【0030】第2実施形態例乃至第7実施形態例では、
計量部33を貫通孔状に形成しているが、ロッド3を軸
回り可能に設けた場合には、第1実施形態例で用いた有
底状に窪んでいる凹部でも使用可能である。
【0031】図14の第8実施形態例は、第7実施形態
例の挿通孔26及びロッド3に代えて、偏平状の挿通孔
26aと、該挿通孔26に移動可能に挿通して、ホッパ
ー部4aから他方の外壁に出没可能に設けた板体3aと
を備え、該板体3aの出没部に、複数の貫通計量孔33
aを形成したものである。また、他方の外壁側には、各
貫通計量孔33aに対応する漏斗部6aを設けてもよ
い。
【0032】図15及び図16は、前記第7,8実施形
態例の多列型粉粒体試料定量分配器を用いて、多列かつ
多連の反応容器に粉粒体試料を自動的に分配する装置の
一例を示すものである。この装置は、コントローラ81
によって回転を制御されるモータのピニオン82を、ロ
ッド3又は板体3aのラック83に噛合せるとともに、
反応容器を多列かつ多連に並列収納した容器ケース84
を、前記コントローラ81によって回転を制御されるモ
ータ85のスクリューコンベア86上に載せ、ロッド3
又は板体3aの往復動に合せて容器ケース84を順次進
行させて、容器ケース84の各反応容器に粉粒体試料を
自動的に分配するもので、図14に示されるように、計
量部33又は貫通計量孔33aに充填された粉粒体試料
を、図15に示す如く、本体7の他方の外壁又は漏斗部
6aに露出して、粉粒体試料を容器ケース84の1連目
の反応容器に落し、これを順次繰り返して、本体7方向
へ順次移動する2連目以降の反応容器に自動的に定量分
配する。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の粉粒体試
料定量分配器は、摺り切り作用によって粉粒体試料を定
量保持する計量部を出没させることによって、計量部に
充填された粉粒体試料を反応容器にこぼすことなく、簡
便に定量分配できる。また、ホッパーを備えることによ
り、粉粒体試料の分配を連続的に行える。さらに、漏斗
を設けることによって、分配作業時の粉粒体試料の飛散
の防止が図られる。また、計量部を複数並列させること
によって、多列・多連の反応容器への分配が効率よく行
える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の粉粒体試料定量分配器の第1実施形
態例を示す断面図。
【図2】 計量部の第1変形例を示す一部断面図。
【図3】 計量部の第2変形例を示す一部断面図。
【図4】 計量部の第3変形例を示す一部断面図。
【図5】 図4のV−V断面図。
【図6】 本発明分配器の第2実施形態例を示す断面
図。
【図7】 本発明分配器の第3実施形態例を示す断面
図。
【図8】 本発明分配器の第4実施形態例を示す断面
図。
【図9】 本発明分配器の第5実施形態例の通常時を示
す断面図。
【図10】 本発明分配器の第5実施形態例の操作時を
示す断面図。
【図11】 本発明分配器の第6実施形態例を示す断面
図。
【図12】 本発明分配器の第7実施形態例を示す正面
断面図。
【図13】 図12のXIII−XIII断面図。
【図14】 本発明分配器の第8実施形態例を示す正面
断面図。
【図15】 本発明分配器の自動分配装置による作動状
態を示す概略図。
【図16】 同じく作動状態を示す概略図
【符号の説明】
1…粉粒体試料定量分配器、2…筒体、26,26a…
挿通孔、29…試料充填孔、3…ロッド、3a…板体、
33…計量部、33a…貫通計量孔、4…ホッパー、4
a…ホッパー部、6…漏斗、6a…漏斗部、7…本体

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒体と、該筒体内に軸線方向に移動可能
    に挿通されて筒体一端部から出没可能に設けたロッドと
    からなり、該ロッドの出没部の周胴部に、粉粒体試料を
    定量保持する凹状の計量部を形成したことを特徴とする
    粉粒体試料定量分配器。
  2. 【請求項2】 筒体内に格納された前記計量部に粉粒体
    試料を充填できる試料充填孔が、前記筒体の周壁に貫通
    形成されていることを特徴とする請求項1記載の粉粒体
    試料定量分配器。
  3. 【請求項3】 前記筒体の周壁には、前記試料充填孔を
    介して計量部に粉粒体試料を供給するホッパーが備えら
    れていることを特徴とする請求項2記載の粉粒体試料定
    量分配器。
  4. 【請求項4】 前記筒体のロッド出没側端部には、計量
    部から落下する粉粒体試料を受ける漏斗が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載
    の粉粒体試料定量分配器。
  5. 【請求項5】 ホッパー部及び漏斗部を有し、ホッパー
    部側外壁からホッパー部の底部を貫通して漏斗部に至る
    挿通孔を形成した本体と、該挿通孔に移動可能に挿通し
    て、ホッパー部と漏斗部とに出没可能に設けたロッドと
    を備え、該ロッドの出没部の周胴部に計量部を形成した
    ことを特徴とする粉粒体試料定量分配器。
  6. 【請求項6】 ホッパー部を有し、該ホッパー部底部を
    通って一方の外壁から他方の外壁に貫通する複数の挿通
    孔を並行に形成した本体と、各挿通孔に移動可能に挿通
    して、ホッパー部から他方の外壁に出没可能に設けたロ
    ッドとを備え、該ロッドの出没部の周胴部に計量部を形
    成するとともに、各ロッド同士は、各ロッドを同時に移
    動させる連結部材にて連結されていることを特徴とする
    粉粒体試料定量分配器。
  7. 【請求項7】 前記他方の外壁側には、各ロッドに対応
    する漏斗部が形成されていることを特徴とする請求項6
    記載の粉粒体試料定量分配器。
  8. 【請求項8】 前記計量部は、有底状に窪んでいる凹部
    であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項
    記載の粉粒体試料定量分配器。
  9. 【請求項9】 前記計量部は、前記周胴部を横切る貫通
    孔又は切欠きであることを特徴とする請求項1乃至6の
    いずれか1項記載の粉粒体試料定量分配器。
  10. 【請求項10】 ホッパー部を有し、該ホッパー部底部
    を通って一方の外壁から他方の外壁に貫通する偏平状の
    挿通孔を形成した本体と、該挿通孔に移動可能に挿通し
    て、ホッパー部から他方の外壁に出没可能に設けた板体
    とを備え、該板体の出没部に、複数の貫通計量孔を形成
    したことを特徴とする粉粒体試料定量分配器。
  11. 【請求項11】 前記他方の外壁側には、各貫通計量孔
    に対応する漏斗部が形成されていることを特徴とする請
    求項10記載の粉粒体試料定量分配器。
JP11067922A 1999-03-15 1999-03-15 粉粒体試料定量分配器 Pending JP2000266643A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11067922A JP2000266643A (ja) 1999-03-15 1999-03-15 粉粒体試料定量分配器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11067922A JP2000266643A (ja) 1999-03-15 1999-03-15 粉粒体試料定量分配器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000266643A true JP2000266643A (ja) 2000-09-29

Family

ID=13358904

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11067922A Pending JP2000266643A (ja) 1999-03-15 1999-03-15 粉粒体試料定量分配器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000266643A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010085257A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Nippon Mining & Metals Co Ltd 調合ユニット、及び自動調合装置
WO2017175821A1 (ja) 2016-04-07 2017-10-12 田辺工業株式会社 粉体採取器、粉体採取装置及び自動粉体採取システム
CN107824123A (zh) * 2017-12-11 2018-03-23 中国地质大学(武汉) 一种自动及半自动连续进样反应装置及其使用方法
JP2020014695A (ja) * 2018-07-25 2020-01-30 株式会社ワールドスケール 薬秤量装置、薬保存容器、及び、薬秤量方法
JPWO2021054310A1 (ja) * 2019-09-20 2021-03-25

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010085257A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Nippon Mining & Metals Co Ltd 調合ユニット、及び自動調合装置
JP4658176B2 (ja) * 2008-09-30 2011-03-23 Jx日鉱日石金属株式会社 調合ユニット、及び自動調合装置
KR101028679B1 (ko) * 2008-09-30 2011-04-12 제이엑스 닛코 닛세키 킨조쿠 가부시키가이샤 조합 유닛 및 자동 조합 장치
WO2017175821A1 (ja) 2016-04-07 2017-10-12 田辺工業株式会社 粉体採取器、粉体採取装置及び自動粉体採取システム
US10942093B2 (en) 2016-04-07 2021-03-09 Tanabe Engineering Corporation Powder collector, powder collection device, and automatic powder collecting system
CN107824123A (zh) * 2017-12-11 2018-03-23 中国地质大学(武汉) 一种自动及半自动连续进样反应装置及其使用方法
JP2020014695A (ja) * 2018-07-25 2020-01-30 株式会社ワールドスケール 薬秤量装置、薬保存容器、及び、薬秤量方法
JPWO2021054310A1 (ja) * 2019-09-20 2021-03-25
WO2021054310A1 (ja) * 2019-09-20 2021-03-25 日立造船株式会社 粉体供給装置
JP7324279B2 (ja) 2019-09-20 2023-08-09 日立造船株式会社 粉体供給装置
EP4032837A4 (en) * 2019-09-20 2023-11-01 Hitachi Zosen Corporation POWDER SUPPLY DEVICE

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1886102B1 (en) Apparatus and method for storing and dispensing material, especially in micro quantities and in combination with limited starting amounts
US7922043B2 (en) Dosage-dispensing device for substances in powder- or paste form
US6674022B2 (en) Apparatus and method for transferring and weighing powder materials using pipette transfer devices
CZ20001471A3 (cs) Způsob a zařízení na dávkování léčebných přípravků
US3373906A (en) Syringe with stirrer
JP2000266643A (ja) 粉粒体試料定量分配器
EP1953087A1 (en) Powder-metering device, and filling system incorporating the powder-metering device
JP7408648B2 (ja) 容器を重量測定するための重量測定デバイス
US5616299A (en) Dispenser for dried biological reagent spheres
JP2012526971A (ja) 微粉固体の自動分析方法
US5703301A (en) Unit dose bulk material sampling apparatus with controlled pressure applicator
JP2001124790A (ja) 粉粒体試料定量分配器
US5726363A (en) Liquid sampler
US6606966B1 (en) Precision medication dispenser
US6811054B1 (en) Dosing spoon for micro-tablets
JPH06286884A (ja) 粉粒体自動計量装置の粉粒供給ホッパー
US20190193923A1 (en) Solid Particulate Measuring Devices, Systems, And Methods
US7472614B1 (en) Apparatus and method for linearly acquiring blended powder samples
US4784291A (en) Dispenser for small uniformly shaped articles
US5609270A (en) Dried biological reagent pill dispenser with vibrating mechanism
US5348188A (en) Micro-dosing device for powdery and granulate substances
US6347650B1 (en) Device and method for dispensing particulate material
CN212931626U (zh) 一种天平专用连续微量送料装置
WO2006032853A2 (en) Reagent holder and testing assembly incorporating a reagent holder
RU2607552C2 (ru) Устройство для хранения и подачи нефасованных товаров, продаваемых по весу

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060309

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080422

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080819