JP2000261603A - スキャナ及びスキャナ原稿読み取り装置及びスキャナドライバプログラムを格納した記録媒体 - Google Patents

スキャナ及びスキャナ原稿読み取り装置及びスキャナドライバプログラムを格納した記録媒体

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JP2000261603A
JP2000261603A JP11058409A JP5840999A JP2000261603A JP 2000261603 A JP2000261603 A JP 2000261603A JP 11058409 A JP11058409 A JP 11058409A JP 5840999 A JP5840999 A JP 5840999A JP 2000261603 A JP2000261603 A JP 2000261603A
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medium
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color
roller
determining
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Junichi Yamauchi
純一 山内
Makoto Kisanuki
誠 木佐貫
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/04Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
    • H04N1/047Detection, control or error compensation of scanning velocity or position
    • H04N1/0473Detection, control or error compensation of scanning velocity or position in subscanning direction, e.g. picture start or line-to-line synchronisation

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はスキャナ及びスキャナ原稿読み取り
装置及びスキャナドライバプログラムを格納した記録媒
に関し、走査範囲内であっても用紙からはみ出た部分を
無視し、無効データを読み取ることを無くすることによ
り、読み取り時間を短縮することができるスキャナ及び
スキャナ原稿読み取り装置及びスキャナドライバプログ
ラムを格納した記録媒体を実現することを目的とする。 【解決手段】 ローラ表面の色を媒体と判別可能な色と
した媒体搬送用ローラを有する媒体読取装置を制御する
制御装置において、前記媒体読取装置が読み取るデータ
から、前記媒体搬送用ローラの色に応じてデータ有効部
分を決定する決定手段を有するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスキャナ及びスキャ
ナ原稿読み取り装置及びスキャナドライバプログラムを
格納した記録媒体に関する。詳しくは、シートフィード
型スキャナにおいて、用紙をフィードするフィードロー
ラの表面の色を用紙と判別可能な色とし、用紙と原稿部
分との判別を可能にすることで用紙の領域を認識可能に
したスキャナ及びスキャナ原稿読み取り装置及びスキャ
ナドライバプログラムを格納した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスキャナ原稿読み取り装置として
は、特開昭61−140440号、特開平2−2152
69号、特開平4−306065号、特開平4−342
089号等がある。
【0003】上記従来のスキャナ原稿読み取り装置にお
いて、特開昭61−140440号は、原稿を搬送する
回転体表面に標準原稿と光の反射率が同系の同系色部と
異系色部を設け、原稿の存否及び前後端を検出すること
ができるセンサによる原稿検出機構である。特開平2−
215269号は、走査領域の主走査および副走査時、
黒ビットの主走査方向の連続性と該黒ビットの副走査方
向の数に基づいて走査領域の主走査方向有効画像幅を決
定することができるスキャナ装置である。特開平4−3
06065号は、スキャナ読み取り部のプラテンローラ
を黒色とし、読み取りデータを最初のラインと数ライン
後のラインデータから、原稿の傾きを算出し補正して送
信するファクシミリ装置である。特開平4−34208
9号は手書き文書から手書き文章の切出しを効率的に行
うことができる文字入力処理方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような、従来ス
キャナで原稿を読み取る場合、通常は図10(A)の如
く、あらかじめ用紙サイズを指定して、指定された読み
取りサイズを処理していたが、この場合、不定形用紙の
様に大きさの一定でないものに対しても(B)図の如く
指定された読み取りサイズを読み取るため、原稿以外の
部分も読み取ってしまうという問題があった。
【0005】従って読み取られたデータは、不要なデー
タも含むことになり、読み取られたデータを使用するコ
ンピュータは、メモリの容量を、その分余計に使用する
こととなるという問題があった。又スキャナを使用する
ユーザは、読取後、不要な読み取り部分を画像加工処理
プログラムで必要に応じて削除する不手際さを強いられ
ることになる。また、読み取り時間に無駄が生ずるとい
う問題があった。
【0006】本発明は上記従来の問題点に鑑み、走査範
囲内であっても用紙からはみ出た部分を無視し、無効デ
ータを読み取ることを無くすることにより、メモリ容量
を無駄にすることなく、又スキャナを使用するユーザが
読み取り後、不要な読み取り部分を画像加工処理プログ
ラムで削除する不手際を強いられることなく、読み取り
時間を短縮することができるスキャナ及びスキャナ原稿
読み取り装置及びスキャナドライブバログラムを格納し
た記録媒体を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、ロ
ーラ表面の色を媒体と判別可能な色とした媒体搬送用ロ
ーラを有する媒体読取装置を制御する制御装置におい
て、前記媒体読取装置が読み取るデータから、前記媒体
搬送用ローラの色に応じてデータ有効部分を決定する決
定手段を有することを特徴とする。この構成を採ること
により、制御装置は有効データ部分を決定することがで
きる。
【0008】また、請求項2は、ローラ表面の色と媒体
と判別可能な色とした媒体搬送用ローラを有する媒体読
取装置を制御する制御装置において、上記媒体搬送用ロ
ーラ上の媒体を前記媒体読取装置に、少なくとも1ライ
ン読み取らせ、前記媒体搬送用ローラ色と媒体色の識別
により、有効データ部分の位置を決定する決定手段と、
その後の読み取りにおいて前記決定された有効データ部
分の位置のデータを有効とする制御手段を有することを
特徴とする。この構成を採ることにより、有効データの
位置データが得られる。
【0009】また、請求項3は、ローラ表面の色を媒体
と判別可能な色とした媒体搬送用ローラを有する媒体読
取装置を制御する制御装置において、上記媒体搬送用ロ
ーラ上の媒体を前記媒体読取装置に、少なくとも1ライ
ン読み取らせ、前記媒体搬送用ローラ色と媒体色の識別
により、有効データ部分の位置を決定する決定手段と、
その後の読み取りにおいて前記決定された有効データ部
分の位置のデータを媒体読取装置に読み取らせる制御手
段を有することを特徴とする。この構成を採ることによ
り、有効データの位置データを媒体読取装置に読み取ら
せることができる。
【0010】また、請求項4は、請求項2又は3におい
て、前記決定手段は、有効データの開始位置と有効デー
タ長を、前記有効データ部分として決定することを特徴
とする。また、請求項5は、請求項2又は3において、
前記決定手段は、有効データの開始位置と終了位置を、
前記有効データ部分として決定することを特徴とする。
この構成を採ることにより、制御装置は有効データの開
始位置と有効データ長を決定することができる。
【0011】また、請求項6は、ローラ表面の色を媒体
と判別可能な色とした媒体搬送用ローラを有する媒体読
取装置を制御する制御装置において、上記媒体搬送用ロ
ーラ上の媒体を前記媒体読取装置で読み取る場合に、全
ての読み取りデータがローラ表面色となるとき、前記媒
体の最終ラインと決定する決定手段を有することを特徴
とする。この構成を採ることにより、媒体の最終ライン
を決定することができる。
【0012】また、請求項7は、請求項6において、前
記決定手段は、媒体の搬送方向の長さを決定することを
特徴とする。この構成を採ることにより、制御装置は媒
体の終端を検出し媒体の搬送方向の長さを決定すること
ができる。
【0013】また、請求項8は、ローラ表面の色を媒体
と判別可能な色とした媒体搬送用ローラを有する媒体読
取装置を制御する制御装置において、上記媒体搬送用ロ
ーラ上の媒体を前記媒体読取装置で、少なくとも1ライ
ン走査し、前記媒体搬送用ローラ色に応じて、有効デー
タ部分を決定する第一の決定手段と、上記媒体搬送用ロ
ーラ上の媒体を前記媒体読取装置で読み取り、全ての読
み取りデータがローラ表面色となるとき、前記媒体の最
終ラインを決定する第2決定手段と、前記第一の決定手
段と第2決定手段に応じて媒体のサイズを決定するサイ
ズ決定手段を有することを特徴とする。この構成を採る
ことにより、制御装置は有効データ部分と、媒体の最終
ラインから媒体のサイズを決定することができる。これ
により有効部分のみを読み取ることができるため読み取
り時間を短縮することができる。
【0014】また、請求項9は、ローラ表面の色を媒体
と判別可能な色とした媒体搬送用ローラと、上記媒体搬
送用ローラ上の媒体を読み取る読取手段と、前記読取手
段が読み取るデータから、前記媒体搬送用ローラの色に
応じてデータ有効部分を決定する決定手段を有すること
を特徴とする。この構成を採ることにより、媒体読取り
装置は有効データ部分を決定することができる。
【0015】また、請求項10は、ローラ表面の色を媒
体と判別可能な色とした媒体搬送用ローラと、上記媒体
搬送用ローラ上の媒体を読み取る読取手段と、上記媒体
搬送用ローラ上の媒体を少なくとも1ライン、前記読取
手段により読み取り、前記媒体搬送用ローラ色と媒体色
の識別により、有効データ部分の位置を決定する決定手
段と、その後の読み取りにおいて前記決定された有効デ
ータ部分の位置のデータを有効とする制御手段を有する
ことを特徴とする。この構成をとることにより、有効デ
ータの位置データが得られる。
【0016】また、請求項11は、ローラ表面の色を媒
体と判別可能な色とした媒体搬送用ローラと、上記媒体
搬送用ローラ上の媒体を読み取る読取手段と、上記媒体
搬送用ローラ上の媒体を少なくとも1ライン、前記読取
手段により読み取り、前記媒体搬送用ローラ色と媒体色
の識別により、有効データ部分の位置を決定する決定手
段と、その後の読み取りにおいて前記決定された有効デ
ータ部分の位置のデータを読取手段に読み取らせる制御
手段を有することを特徴とする。この構成を採ることに
より、媒体読取装置は有効データの開始位置と有効デー
タ長を決定することができる。
【0017】また、請求項12は、ローラ表面の色を媒
体と判別可能な色とした媒体搬送用ローラと、上記媒体
搬送用ローラ上の媒体を読み取る読取手段と、前記読取
手段により読み取られたデータの全ての読み取りデータ
がローラ表面色となるとき、前記媒体の最終ラインと決
定する決定手段を有することを特徴とする。この構成を
採ることにより、媒体読取装置は媒体の終端を検出して
媒体の搬送方向の長さを決定することができる。
【0018】また、請求項13は、ローラ表面の色を媒
体と判別可能な色とした媒体搬送用ローラと、上記媒体
搬送用ローラ上の媒体を読み取る読取手段と、上記媒体
搬送用ローラ上の媒体を少なくとも1ライン、前記読取
手段により読み取り、前記媒体搬送用ローラ色と媒体色
の識別により、有効データ部分の位置を決定する第一の
決定手段と、前記読取手段により読み取られデータの全
ての読み取りデータがローラ表面色となるとき、前記媒
体の最終ラインと決定する第二の決定手段と、前記第一
の決定手段と第二の決定手段に応じて媒体のサイズを決
定するサイズ決定手段を有することを特徴とする。この
構成を採ることにより、媒体読取装置は有効データ部分
と、媒体の最終ラインから媒体のサイズを決定すること
ができる。これにより有効部分のみを読み取ることがで
きるため読み取り時間を短縮することができる。
【0019】また、請求項14は、ローラ表面の色を媒
体と判別可能な色とした媒体搬送用ローラを有する媒体
読取装置を制御する為のプログラムを格納した記憶媒体
であって、コンピュータに、前記媒体読取装置が読み取
るデータから、前記媒体搬送用ローラの色に応じてデー
タ有効部分を決定する機能を実現させる為のプログラム
を記録したことを特徴とする。この構成を採ることによ
り、コンピュータ読取り可能な記録媒体は、有効データ
部分を決定することができる。
【0020】また、請求項15は、ローラ表面の色を媒
体と判別可能な色とした媒体搬送用ローラを有する媒体
読取装置を制御する為のプログラムを格納した記憶媒体
であって、上記媒体搬送用ローラ上の媒体を前記媒体読
取装置に、少なくとも1ライン読み取らせ、前記媒体搬
送ローラ色と媒体色の識別により、有効データ部分の位
置を決定する決定機能と、その後の読み取りにおいて前
記決定された有効データ部分の位置のデータを有効とす
る制御機能をコンピュータに実現させるためのプログラ
ムを記録したことを特徴とする。この構成を採ることに
より、記録媒体は、有効データの開始位置と有効データ
長を決定することができる。
【0021】また、請求項16は、ローラ表面の色を媒
体と判別可能な色とした媒体搬送用ローラを有する媒体
読取装置を制御する為のプログラムを格納した記憶媒体
であって、上記媒体搬送用ローラ上の媒体を前記媒体読
取装置に、少なくとも1ライン読み取らせ、前記媒体搬
送ローラ色と媒体色の識別により、有効データ部分の位
置を決定する決定機能と、その後の読み取りにおいて前
記決定された有効データ部分の位置のデータを媒体読取
装置に読み取らせる制御機能をコンピュータに実現させ
る為のプログラムを記録したことを特徴とする。この構
成を採ることにより、記録媒体は有効データの開始一と
有効データ長を決定することができる。
【0022】また、請求項17は、ローラ表面の色を媒
体と判別可能な色とした媒体搬送用ローラを有する媒体
読取装置を制御する為のプログラムを格納した記憶媒体
であって、上記媒体搬送用ローラ上の媒体を前記媒体読
取装置で読み取る場合に、全ての読み取りデータがロー
ラ表面色となるとき、前記媒体の最終ラインと決定する
決定機能をコンピュータに実現させる為のプログラムを
記録したことを特徴とする。この構成を採ることによ
り、記録媒体は媒体の終端を検出し媒体の搬送方向の長
さを決定することができる。
【0023】また、請求項18は、ローラ表面の色を媒
体と判別可能な色とした媒体搬送用ローラを有する媒体
読取装置を制御する為のプログラムを格納した記憶媒体
であって、上記媒体搬送用ローラ上の媒体を前記媒体読
取装置で、少なくとも1ライン走査し、前記媒体搬送用
ローラ色に応じて、有効データ部分を決定する第一の決
定機能と、上記媒体搬送用ローラ上の媒体を前記媒体読
取装置で読み取り、全ての読み取りデータがローラ表面
色となるとき、前記媒体の最終ラインを決定する第二の
決定機能と、前記第一の決定機能と第二の決定機能に応
じて媒体のサイズを決定するサイズ決定機能をコンピュ
ータに実現させる為のプログラムを記録したことを特徴
とする。この構成をとることにより、記録媒体は有効デ
ータ部分と、媒体の最終ラインから媒体のサイズを決定
することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は本発明のスキャナ原稿読み
取り装置の実施の形態のを説明するためのブロック図で
ある。同図において、1はコンピュータ、2は該コンピ
ュータのPCIバスに接続されたスキャナである。そし
て、コンピュータ1は、それぞれPCIバスに接続した
CPU(中央処理装置)3、FDD(フロッピーディス
クドライブ)4、HDD(ハードデイスクドライブ)
5、RAM(システムメモリ)6、ディスプレイを接続
してそのグラフィックを制御するVGA(ビデオグラフ
ィックアダプター)7を具備して構成されている。そし
て、プログラムはフロッピイディスクドライブ4等の可
搬型記録媒体により提供され、コンピュータシステムの
ハードデイスク5にインストールされる。
【0025】前記プログラムは、当初よりハードディス
ク5のようなコンピュータに、取り付けられた記憶媒体
にインストールされていてもよい。記録媒体の語は、可
搬型、固定型の記録媒体の両者を含むものである。コン
ピュータシステムはハードディスク上のプログラムをシ
ステムメモリであるRAM6に読み出してCPU3で実
行する。
【0026】また、RAM6は、図2に示すように、O
S(オペレーティングシステム)8、アプリケーション
ソフト9、スキャナのドライバソフトウエア10、第1
ラインバッファ11、第2ラインバッファ12、ページ
メモリ13等の格納領域が設定され、さらに、ページメ
モリ13には、開始アドレス/有効データ長14、ライ
ンアドレス15等の記憶領域が設定されている。そして
前記第1ラインバッファ11及び第2ラインバッファ1
2はシステムメモリ上で作業領域として使用される。こ
れらのソフトウエアは、CPU3で実行される。
【0027】スキャナ2は図3(A)の概略斜視図及び
図3(B)の要部平面図に示すようになっている。同図
において、20は用紙である。読み取られる媒体の例と
して、用紙を例にする。媒体は、紙である必要はなく、
他の素材でもよい。又媒体は、印刷媒体(例えば紙に文
字、絵が印刷されたもの)にかぎるものでなく、手書き
のものでもよい。21は用紙を送るフィードローラ、2
2は用紙上の画像を読み取るセンサである。そして前記
フィードローラ21は表面を用紙と判別可能な色、例え
ば黒色(以下の説明は黒色とするが黒に制限されるもの
でなく、他の色茶などでも良い。)としている。
【0028】即ち、読取装置は光学的に用紙をスキャン
するが、光学的に用紙とローラが判別できる色でよい。
又、用紙は、一般的に白色である。実施例では、用紙を
白、ローラを黒とするが、例えば用紙を青、ローラを赤
としてもよい。カラースキャナでは白黒のみならず他の
色も判別できるので、用紙を青、ローラを赤とする実施
例の変形も考えられる。また、センサ22は使用できる
最大幅の用紙を十分にカバーすることができる長さを有
している。
【0029】このように構成された本実施の形態の作用
を図1〜図3により説明する。先ずフィードローラ21
上に用紙20が送られてきた時に、センサ22により最
初の1ラインを読み取り第1ラインバッファ11に格納
する。この場合センサ22は読み取り幅として図3
(B)に示すA地点からB地点までを読み取るわけであ
るが、Aから用紙20の左端まではフィードローラ21
の黒色部分を読み取るため、(C)図の如く、ビットは
000…と0が連続する。
【0030】次いでセンサ22が用紙20の部分を読み
取り始めると、用紙20は白色であるのでビットは11
1…と1が連続する。さらに、センサ22の読み取りが
進行し、途中に画像の黒色部があればピット0が出現す
るが、用紙20の最後にまた用紙の余白である…111
が現れる。そしてセンサ22が用紙20の右端を出る
と、フィードローラ21の黒色部分となるので、再びビ
ットは000…と0が連続する。
【0031】次に上記のようにスキャナ2で読み取られ
たデータはドライバ10から第1ラインバッファ11に
送られる。第1ラインバッファ11ではデータの0、1
を判定し黒データ(無効データ)を削除して有効データ
(開始アドレス、有効デテータ長)を求め、ページメモ
リ13の開始アドレス/有効データ長の記憶領域14に
格納する。
【0032】これにより、スキャナ2は2ライン目から
は、111…の実データ開始位置、つまり有効データの
開始位置から読み取りを開始し、111…の終わるま
で、つまり有効長を読み取る。即ち、始めと終わりの0
00…部分(無効データ)は無視し、その中間部分を有
効データ長(用紙幅)として読み取る。そして、2ライ
ン目からは有効データ長分だけ読み取る。
【0033】これにより不定形用紙の様に大きさの一定
でないものに対しても原稿以外の部分を読み取らないた
め読み取り時間を短縮することができる。また従来読み
取られたデータは不要なデータも含まれ、読み取られた
データを使用するコンピュータはメモリ容量をその分余
計に使用していたが、本実施の形態ではその必要はなく
なり、また読み取り後、不要部分を画像処理プログラム
で削除するということも必要がなくなる。
【0034】また、1ラインの全てが0となった時は、
用紙20の終端である。これにより用紙の縦方向の長さ
を認識することができる。これをアプリケーション9に
通知する。これによりアプリケーション9は次回から用
紙の大きさに応じてスキャナ2を駆動することができ
る。これにより横方向及び縦方向の無効部分を読み取ら
ないようにすることができる。これにより読み取り速度
を向上することができる。
【0035】又、ローラの部分のデータが無効にされる
ので、読み取られたデータを、コンピュータ装置のメモ
リ(RAM4又はHDD5)にストアする場合の、メモ
リ容量は少なくて済む。又、従来例と比して、読み取ら
れた画像データの部分は、用紙の部分のみで、ローラ部
は含まれないので、読み取りデータを管理又は使用する
ユーザにとっては、読み取られた画像は見やすいものと
なる。又、従来例の構成で読み取る場合は、ローラ部の
読み取りデータが含まれるが、本発明を採用しない場合
に、用紙の部分のみデータを取り出そうとする場合は、
読み取りデータを、画像編集プログラムを使用し加工す
る必要がある。本発明はそのような加工をせずとも、用
紙の部分のデータを取り出せる。
【0036】図4は本発明の第1のスキャナドライバプ
ログラムを示したフローチャートである。これを図1〜
4により説明すると、ステップ101では、フィードロ
ーラ21上に用紙20が送られてきた時に、センサ22
により最初の1ラインを読み取り、第1ラインバッファ
11に格納する。この場合センサ22は読み取り幅とし
て図3(B)に示すA地点からB地点までを読み取るわ
けであるが、A地点から用紙20の左端まではフィード
ローラ21の黒色部分を読み取るため、(C)図の如
く、ピットは000…と0が連続する。
【0037】次いでセンサ22が用紙20の部分を読み
取り始めると、用紙20は白色であるのでビットは11
1…と1が連続する。さらに、センサ22の読み取りが
進行し、途中に画像の黒色部があればピット0が出現す
るが、用紙20の最後にまた用紙の余白である…111
が現れる。そしてセンサ22が用紙20の右端を出る
と、フィードローラ21の黒色部分となるので、再びビ
ットは000…と0が連続する。
【0038】ステップ102では、スキャナで読み取ら
れたデータ(第1ラインバッファに格納)されたデータ
の0、1を判定し、黒データ(無効データ)を削除す
る。即ち、図3(C)の最初の0が連続する部分と最後
の0が連続する部分は無効データである。これらの無効
データを削除した、用紙先頭a〜用紙終了bまでのデー
タを第2ラインバッファ12に格納する。また、用紙先
頭aのアドレスを開始アドレスとして求め、用紙先頭a
から用紙終了bまでのデータ長を有効データ長として求
め、それぞれ図2のRAM上の開始アドレス/有効デー
タ長格納領域14に格納する。(ステップ103) ステップ104では、全てのラインについてステップ1
01〜ステップ103を行い終了する。
【0039】図5は本発明の第2のスキャナドライバプ
ログラムを示したフローチャートである。これを図1〜
3及び図5により説明すると、ステップ201では、フ
ィードローラ21上に用紙20が送られてきた時に、セ
ンサ22により最初の1ラインを読み取り、第1ライン
バッファ11に格納する。この場合センサ22は読み取
り幅として図3(B)に示すA地点からB地点までを読
み取るわけであるが、A地点から用紙20の左端までは
フィードローラ21の黒色部分を読み取るため、(C)
図の如く、ピットは000…と0が連続する。
【0040】次いでセンサ22が用紙20の部分を読み
取り始めると、用紙20は白色であるのでビットは11
1…と1が連続する。さらに、センサ22の読み取りが
進行し、途中に画像の黒色部があればピット0が出現す
るが、用紙20の最後にまた用紙の余白である…111
が現れる。そしてセンサ22が用紙20の右端を出る
と、フィードローラ11の黒色部分となるので、再びビ
ットは000…と0が連続する。
【0041】ステップ202では、スキャナで読み取ら
れたデータ(第1ラインバッファに格納)されたデータ
の0、1を判定し、黒データ(無効データ)を削除す
る。即ち、図3(C)の最初の0が連続する部分と最後
の0が連続する部分は無効データである。これらの無効
データを削除した、用紙先頭a〜用紙終了bまでのデー
タを第2ラインバッファ12に格納する。また、用紙先
頭aのアドレスを開始アドレスとして求め、用紙先頭a
から用紙終了bまでのデータ長を有効データ長として求
め、それぞれ図2のRAM上の開始アドレス/有効デー
タ長格納領域14に記憶する(ステップ203)。
【0042】ステップ204では、次のラインを読み取
り、第1ラインバッファ11に格納し、第1ラインバッ
ファ11の最初の有効データ(データ1の始まり)の開
始の部分から、ステップ202で求めた有効データ長分
を第2ラインバッファ12に格納する。ステップ205
では、ステップ204で求めた有効データの開始からの
有効データ分をページメモリに格納する。ステップ20
6では、全てのラインが終了するまで、ステップ204
およびステップ205を繰り返し、全てのラインを終了
する。
【0043】これにより、スキャナ2は2ライン目から
は、111…の実データ開始位置、つまり有効データの
開始位置から読み取りを開始し、111…の終わるま
で、つまり有効長を読み取る。即ち、始めと終わりの0
00…部分(無効データ)は無視し、その中間部分を有
効データ長(用紙幅)として読み取る。これにより無効
部分を読み取らないため、その分、読み取り時間を短縮
することができる。
【0044】又、ローラの部分のデータが無効にされる
ので、読み取られたデータを、コンピュータ装置のメモ
リ(RAM4又はHDD5)にストアする場合の、メモ
リ容量は少なくて済む。又、従来例と比して、読み取ら
れた画像データの部分は、用紙の部分のみで、ローラ部
は含まれないので、読み取りデータを管理又は使用する
ユーザにとっては、読み取られた画像は見やすいものと
なる。又、従来例の構成で読み取る場合は、ローラ部の
読み取りデータが含まれるが、本発明を採用しない場合
に、用紙の部分のみデータを取り出そうとする場合は、
読み取りデータを、画像編集プログラムを使用し加工す
る必要がある。本発明はそのような加工をせずとも、用
紙の部分のデータを取り出せる。
【0045】図6は本発明の第3のスキャナドライバプ
ログラムを示したフローチャートである。これを図1〜
3及び図6により説明すると、ステップ301では、フ
ィードローラ21上に用紙20が送られてきた時に、セ
ンサ22により最初の1ラインを読み取り、第1ライン
バッファ11に格納する。この場合センサ22は読み取
り幅として図3(B)に示すA地点からB地点までを読
み取るわけであるが、A地点から用紙10の左端までは
フィードローラ11の黒色部分を読み取るため、(C)
図の如く、ピットは000…と0が連続する。
【0046】ステップ302では、スキャナで読み取ら
れたデータ(第1ラインバッファに格納)されたデータ
の0、1を判定し、黒データ(無効データ)を削除す
る。即ち、図3(C)の最初の0が連続する部分と最後
の0が連続する部分は無効データである。これらの無効
データを削除した、用紙先頭a〜用紙終了bまでのデー
タを第2ラインバッファ12に格納する。また、用紙先
頭aのアドレスを開始アドレスとして求め、用紙先頭a
から用紙終了bまでのデータ長を有効データ長として求
め、それぞれ図2のメモリ6上の開始アドレス/有効デ
ータ長格納領域14に格納する(ステップ303)。
【0047】ステップ304では、次のラインをステッ
プ302で求めた開始アドレスから、ステップ302求
めた有効データ長分読み取る。ステップ305では、ス
テップ304で求めた有効データ長分をページメモリ1
3へ格納する。ステップ306では、ステップ304及
びステップ305を繰り返し全てのラインを終了する。
これにより、有効データ長分だけ読み取り、無効データ
は読み取らないため読み取り速度は早くなる。
【0048】図7は本発明の第4のスキャナドライバプ
ログラムを示したフローチャートである。これを図1〜
3及び図7により説明すると、ステップ401では、フ
ィードローラ21上に用紙20が送られてきた時に、セ
ンサ22により最初の1ラインを読み取り、第1ライン
バッファ11に格納する。この場合センサ22は読み取
り幅として図3(B)に示すA地点からB地点までを読
み取るわけであるが、A地点から用紙10の左端までは
フィードローラ11の黒色部分を読み取るため、(C)
図の如く、ピットは000…と0が連続する。
【0049】ステップ402では、スキャナで読み取ら
れたデータ(第1ラインバッファに格納)されたデータ
の0、1を判定し、黒データ(無効データ)を削除す
る。即ち、図3(C)の最初の0が連続する部分と最後
の0が連続する部分は無効データである。これらの無効
データを削除した、用紙先頭a〜用紙終了bまでのデー
タを第2ラインバッファに格納する。また、用紙先頭a
のアドレスを開始アドレスとして求め、用紙先頭aから
用紙終了bまでのデータ長を有効データ長として求め、
それぞれ図2のメモリ6上の開始アドレス/有効データ
長格納領域14に格納する(ステップ403)。
【0050】ステップ404では、ラインをスキャナ2
で読み取ったとき、1ライン全てが0でない時はステッ
プ401に戻り、1ラインが全て0となるまでステップ
401〜404を繰り返す。ステップ405では、ステ
ップ404で1ラインが全て0でない時は、ステップ1
〜ステップ404を繰り返して行い、1ラインが全て0
となったときのラインアドレスをページメモリ13へ格
納する。ステップ406では、ステップ402から用紙
の横方向の長さを認識し、ステップ405から用紙の縦
方向の長さを認識し、これをアプリケーション9に通知
する。
【0051】これによりアプリケーション9は次回から
用紙の大きさをコンピュータ1を介してスキャナ2を駆
動することができ、横方向及び縦方向の無効部分を読み
取らないようにすることができる。又、読み取り速度を
向上することができる。
【0052】又、前述したように、ローラの部分のデー
タが無効にされるので、読み取られたデータを、コンピ
ュータ装置のメモリ(RAM4又はHDD5)にストア
する場合の、メモリ容量は少なくて済む。又、従来例と
比して、読み取られた画像データの部分は、用紙の部分
のみで、ローラ部は含まれないので、読み取りデータを
管理又は使用するユーザにとっては、読み取られた画像
は見やすいものとなる。又、従来例の構成で読み取る場
合は、ローラ部の読み取りデータが含まれるが、本発明
を採用しない場合に、用紙の部分のみデータを取り出そ
うとする場合は、読み取りデータを、画像編集プログラ
ムを使用し加工する必要がある。本発明はそのような加
工をせずとも、用紙の部分のデータを取り出せる。
【0053】図8は本発明の第5のスキャナドライバプ
ログラムを示したフローチャートである。これを図1〜
3及び図8により説明すると、ステップ501では、フ
ィードローラ21上に用紙20が送られてきた時に、セ
ンサ22により最初の1ラインを読み取る。ステップ5
02では、1ラインが全て0であるかどうかを判定し、
全て0であ場合はラインカウンタに+1してステップ5
01に戻り、0でない場合は有効データがあるのでステ
ップ504で1ライン読み取り第1ラインバッファ11
に格納する。
【0054】ステップ505では、前後の黒データを削
除し第2ラインバッファ12に入れる。また有効データ
の開始アドレス及び有効データ長を開始アドレス/有効
データ長格納領域に格納する。ステップ506では、ス
テップ505で求めた有効データの開始アドレス及び有
効データ長をページメモリ13へ格納する。ステップ5
07では、全てのラインが0とならないときはステップ
504に戻りステップ507までを繰り返し、全てのラ
インが0となった場合は終了する。これによりステップ
504で用紙の先頭を、ステップ505で用紙幅を、ス
テップ507で用紙の終端をそれぞれ認識することがで
きる。
【0055】このような本発明の記録媒体は、センサの
長さよりも幅の狭い用紙であっても、用紙からはみ出た
色の異なるフィードローラを読み取るときは無効データ
として無視することにより用紙幅を認識でき、また、用
紙の前後において、1ラインの全部が無効データが現れ
た時は用紙の前端・後端であるので、その間のライン数
をカウントして用紙の長さを認識することができる。そ
の後は無効データ部分を無視して有効データ部分のみを
読み取れる。無効部分を読み取る場合に比して読み取り
時間が少なくてすみ、読み取り速度が向上することにな
る。
【0056】又、前述したように、ローラの部分のデー
タが無効にされるので、読み取られたデータを、コンピ
ュータ装置のメモリ(RAM4又はHDD5)にストア
する場合の、メモリ容量は少なくて済む。又、従来例と
比して、読み取られた画像データの部分は、用紙の部分
のみで、ローラ部は含まれないので、読み取りデータを
管理又は使用するユーザにとっては、読み取られた画像
は見やすいものとなる。又、従来例の構成で読み取る場
合は、ローラ部の読み取りデータが含まれるが、本発明
を採用しない場合に、用紙の部分のみデータを取り出そ
うとする場合は、読み取りデータを、画像編集プログラ
ムを使用し加工する必要がある。本発明はそのような加
工をせずとも、用紙の部分のデータを取り出せる。
【0057】以上の説明ではコンピュータによりスキャ
ナを制御する場合について説明したが、図9に示すよう
に、制御回路及び上述した各プログラムをスキャナ自身
に設けても同様の作用をさせることができる。同図にお
いて、1はコンピュータ、2はスキャナで、該スキャナ
2にはスキャン部16、メモリ17、MPU18〜RO
M51を具備しており、メモリ17は図1、2で説明し
たものとほぼ同様である(RAM17はコンピュータ用
のOS8やアプリケーションソフト9は必ずしも要らな
い。)。図12で示すHDD5のかわりにROM51を
設け、ROM51に、図4〜図8に対応するプログラム
を記憶する。
【0058】即ち、ROM15に図2のドライバソフト
10の図4−8のプログラムの動作を行うプログラムを
格納し、12−15スキャナ内に設けられたRAM17
に図2の12−15のメモリ領域を確保すれば、スキャ
ナ内部で、本発明と同様の動作を実行できる。即ち、ス
キャナ2内部で、本発明のプログラム(図4−8)の動
作をMPU18が、ROM51に格納された前記プログ
ラム(図4−8)を、RAM17の各メモリ領域12−
15を使用して実行する。読み取られたデータはページ
メモリ11に格納される。
【0059】図9の実施の形態では、コンピュータ1と
連携しており、スキャナ2(図9)は、ページメモリ1
1に格納されたデータをコンピュータに送る構成であ
る。このコンピュータ1と連携する構成だけではなく、
スキャナ単体が独立した装置にも、本発明は適用可能で
ある。たとえば、スキャナに印字部を設け、読み取られ
たデータを印字する装置などである。そして、このよう
に構成されたスキャナは図1,2で説明したと同様の作
用、効果を発揮することができる。
【0060】
【発明の効果】本発明のスキャナ及びスキャナ原稿読み
取り装置及びスキャナドライバプログラムを格納した記
録媒体によれば、ローラの部分のデータが無効にされる
ので、読み取られたデータを、コンピュータ装置のメモ
リにストアする場合の、メモリ容量は少なくて済む。
又、従来例と比して、読み取られた画像データの部分
は、用紙の部分のみで、ローラ部は含まれないので、読
み取りデータを管理又は使用するユーザにとっては、読
み取られた画像は見やすいものとなる。又、従来例の構
成で読み取る場合は、ローラ部の読み取りデータが含ま
れるが、本発明を採用しない場合に、用紙の部分のみデ
ータを取り出そうとする場合は、読み取りデータを、画
像編集プログラムを使用し加工する必要がある。本発明
はそのような加工をせずとも、用紙の部分のデータを取
り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスキャナ原稿読み取り装置の実施の形
態のを説明するためのブロック図である。
【図2】図1におけるメモリの内容を示した図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるスキャナを説明す
るための図で、(A)はスキャナの斜視図、(B)は要
部平面図、(C)はセンサによる読み取りデータを示す
図である。
【図4】本発明の第1のスキャナドライバプログラムを
格納した記録媒体を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2のスキャナドライバプログラムを
格納した記録媒体を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第3のスキャナドライバプログラムを
格納した記録媒体を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第4のスキャナドライバプログラムを
格納した記録媒体を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第5のスキャナドライバプログラムを
格納した記録媒体を示すフローチャートである。
【図9】本発明のスキャナの実施の形態を示すブロック
図である。
【図10】発明が解決しようとする課題を説明するため
の図である。
【符号の説明】
1…コンピュータ 2…スキャナ 3…PCU 4…FDD(フロッピイディスクドライブ) 5…HDD(ハードディスクドライブ) 6,17…RAM(メモリ) 7…VGA(ピデオグラフィックアダプター) 8…OS(オペレーティングシステム) 9…アプリケーションソフト 10…ドライバソフトウエア 11…第1ラインバッファ 12…第2ラインバッファ 13…ページメモリ 14…開始アドレス/有効データ長格納領域 15…ラインアドレス格納領域 20…用紙 21…フィードローラ 22…センサ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラ表面の色を媒体と判別可能な色と
    した媒体搬送用ローラを有する媒体読取装置を制御する
    制御装置において、 前記媒体読取装置が読み取るデータから、前記媒体搬送
    用ローラの色に応じてデータ有効部分を決定する決定手
    段を有することを特徴とする制御装置。
  2. 【請求項2】 ローラ表面の色を媒体と判別可能な色と
    した媒体搬送用ローラを有する媒体読取装置を制御する
    制御装置において、 上記媒体搬送用ローラ上の媒体を前記媒体読取装置に、
    少なくとも1ライン読み取らせ、前記媒体搬送用ローラ
    色と媒体色の識別により、有効データ部分の位置を決定
    する決定手段と、 その後の読み取りにおいて前記決定された有効データ部
    分の位置のデータを有効とする制御手段を有することを
    特徴とする制御装置。
  3. 【請求項3】 ローラ表面の色を媒体と判別可能な色と
    した媒体搬送用ローラを有する媒体読取装置を制御する
    制御装置において、 上記媒体搬送用ローラ上の媒体を前記媒体読取装置に、
    少なくとも1ライン読み取らせ、前記媒体搬送用ローラ
    色と媒体色の識別により、有効データ部分の位置を決定
    する決定手段と、 その後の読み取りにおいて前記決定された有効データ部
    分の位置のデータを媒体読取装置に読み取らせる制御手
    段を有することを特徴とする制御装置。
  4. 【請求項4】 前記決定手段は、有効データの開始位置
    と有効データ長を、前記有効データ部分として決定する
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記決定手段は、有効データの開始位置
    と終了位置を、前記有効データ部分として決定すること
    を特徴とする請求項2又は3に記載の制御装置。
  6. 【請求項6】 ローラ表面の色を媒体と判別可能な色と
    した媒体搬送用ローラを有する媒体読取装置を制御する
    制御装置において、 上記媒体搬送用ローラ上の媒体を前記媒体読取装置で読
    み取る場合に、全ての読み取りデータがローラ表面色と
    なるとき、前記媒体の最終ラインと決定する決定手段を
    有することを特徴とする制御装置。
  7. 【請求項7】 前記決定手段は、媒体の搬送方向の長さ
    を決定することを特徴とする請求項6に記載の制御装
    置。
  8. 【請求項8】 ローラ表面の色を媒体と判別可能な色と
    した媒体搬送用ローラを有する媒体読取装置を制御する
    制御装置において、 上記媒体搬送用ローラ上の媒体を前記媒体読取装置で、
    少なくとも1ライン走査し、前記媒体搬送用ローラ色に
    応じて、有効データ部分を決定する第一の決定手段と、 上記媒体搬送用ローラ上の媒体を前記媒体読取装置で読
    み取り、全ての読み取りデータがローラ表面色となると
    き、前記媒体の最終ラインを決定する第2決定手段と、 前記第一の決定手段と第2決定手段に応じて媒体のサイ
    ズを決定するサイズ決定手段を有することを特徴とする
    制御装置。
  9. 【請求項9】 ローラ表面の色を媒体と判別可能な色と
    した媒体搬送用ローラと、 上記媒体搬送用ローラ上の媒体を読み取る読取手段と、 前記読取手段が読み取るデータから、前記媒体搬送用ロ
    ーラの色に応じてデータ有効部分を決定する決定手段を
    有することを特徴とする媒体読取装置。
  10. 【請求項10】 ローラ表面の色を媒体と判別可能な色
    とした媒体搬送用ローラと、 上記媒体搬送用ローラ上の媒体を読み取る読取手段と、 上記媒体搬送用ローラ上の媒体を少なくとも1ライン、
    前記読取手段により読み取り、前記媒体搬送用ローラ色
    と媒体色の識別により、有効データ部分の位置を決定す
    る決定手段と、 その後の読み取りにおいて前記決定された有効データ部
    分の位置のデータを有効とする制御手段を有することを
    特徴とする媒体読取装置。
  11. 【請求項11】 ローラ表面の色を媒体と判別可能な色
    とした媒体搬送用ローラと、 上記媒体搬送用ローラ上の媒体を読み取る読取手段と、 上記媒体搬送用ローラ上の媒体を少なくとも1ライン、
    前記読取手段により読み取り、前記媒体搬送用ローラ色
    と媒体色の識別により、有効データ部分の位置を決定す
    る決定手段と、 その後の読み取りにおいて前記決定された有効データ部
    分の位置のデータを読取手段に読み取らせる制御手段を
    有することを特徴とする媒体読取装置。
  12. 【請求項12】 ローラ表面の色を媒体と判別可能な色
    とした媒体搬送用ローラと、 上記媒体搬送用ローラ上の媒体を読み取る読取手段と、 前記読取手段により読み取られたデータの全ての読み取
    りデータがローラ表面色となるとき、前記媒体の最終ラ
    インと決定する決定手段を有することを特徴とする媒体
    読取装置。
  13. 【請求項13】 ローラ表面の色を媒体と判別可能な色
    とした媒体搬送用ローラと、 上記媒体搬送用ローラ上の媒体を読み取る読取手段と、 上記媒体搬送用ローラ上の媒体を少なくとも1ライン、
    前記読取手段により読み取り、前記媒体搬送用ローラ色
    と媒体色の識別により、有効データ部分の位置を決定す
    る第一の決定手段と、 前記読取手段により読み取られデータの全ての読み取り
    データがローラ表面色となるとき、前記媒体の最終ライ
    ンと決定する第二の決定手段と、 前記第一の決定手段と第二の決定手段に応じて媒体のサ
    イズを決定するサイズ決定手段を有することを特徴とす
    る媒体読取装置。
  14. 【請求項14】 ローラ表面の色を媒体と判別可能な色
    とした媒体搬送用ローラを有する媒体読取装置を制御す
    る為のプログラムを格納した記憶媒体であって、 コンピュータに、前記媒体読取装置が読み取るデータか
    ら、前記媒体搬送用ローラの色に応じてデータ有効部分
    を決定する機能を実現させる為のプログラムを記録した
    コンピュータ読取り可能な記録媒体。
  15. 【請求項15】 ローラ表面の色を媒体と判別可能な色
    とした媒体搬送用ローラを有する媒体読取装置を制御す
    る為のプログラムを格納した記憶媒体であって、 上記媒体搬送用ローラ上の媒体を前記媒体読取装置に、
    少なくとも1ライン読み取らせ、前記媒体搬送ローラ色
    と媒体色の識別により、有効データ部分の位置を決定す
    る決定機能と、 その後の読み取りにおいて前記決定された有効データ部
    分の位置のデータを有効とする制御機能をコンピュータ
    に実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ
    読取り可能な記録媒体。
  16. 【請求項16】 ローラ表面の色を媒体と判別可能な色
    とした媒体搬送用ローラを有する媒体読取装置を制御す
    る為のプログラムを格納した記憶媒体であって、 上記媒体搬送用ローラ上の媒体を前記媒体読取装置に、
    少なくとも1ライン読み取らせ、前記媒体搬送ローラ色
    と媒体色の識別により、有効データ部分の位置を決定す
    る決定機能と、 その後の読み取りにおいて前記決定された有効データ部
    分の位置のデータを媒体読取装置に読み取らせる制御機
    能をコンピュータに実現させる為のプログラムを記録し
    たコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  17. 【請求項17】 ローラ表面の色を媒体と判別可能な色
    とした媒体搬送用ローラを有する媒体読取装置を制御す
    る為のプログラムを格納した記憶媒体であって、 上記媒体搬送用ローラ上の媒体を前記媒体読取装置で読
    み取る場合に、全ての読み取りデータがローラ表面色と
    なるとき、前記媒体の最終ラインと決定する決定機能を
    コンピュータに実現させる為のプログラムを記録したコ
    ンピュータ読取り可能な記録媒体。
  18. 【請求項18】 ローラ表面の色を媒体と判別可能な色
    とした媒体搬送用ローラを有する媒体読取装置を制御す
    る為のプログラムを格納した記憶媒体であって、 上記媒体搬送用ローラ上の媒体を前記媒体読取装置で、
    少なくとも1ライン走査し、前記媒体搬送用ローラ色に
    応じて、有効データ部分を決定する第一の決定機能と、 上記媒体搬送用ローラ上の媒体を前記媒体読取装置で読
    み取り、全ての読み取りデータがローラ表面色となると
    き、前記媒体の最終ラインを決定する第二の決定機能
    と、 前記第一の決定機能と第二の決定機能に応じて媒体のサ
    イズを決定するサイズ決定機能をコンピュータに実現さ
    せる為のプログラムを記録したコンピュータ読取り可能
    な記録媒体。
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