JP2000260780A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

Info

Publication number
JP2000260780A
JP2000260780A JP11058520A JP5852099A JP2000260780A JP 2000260780 A JP2000260780 A JP 2000260780A JP 11058520 A JP11058520 A JP 11058520A JP 5852099 A JP5852099 A JP 5852099A JP 2000260780 A JP2000260780 A JP 2000260780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductivity type
opening
layer
region
insulating film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11058520A
Other languages
English (en)
Inventor
Chihiro Arai
千広 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP11058520A priority Critical patent/JP2000260780A/ja
Publication of JP2000260780A publication Critical patent/JP2000260780A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bipolar Transistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】素子サイズおよび寄生容量の増大が抑制され、
ベース抵抗が低減された半導体装置およびその製造方法
を提供する。 【解決手段】コレクタ領域12を含む第1導電型(p
型)基板上に形成された第2導電型(n型)半導体層1
3と、その上層に形成された第1の絶縁膜17aと、第
1の絶縁膜に形成された第1の開口部と、第1の開口部
底部に形成された第1導電型ベース領域20、22と、
第1の開口部内およびその周囲の第1の絶縁膜上に形成
された第1の導電体層からなるベース取り出し領域19
と、第1の絶縁膜上に形成された第2の絶縁膜17c
と、第1の開口部内に形成された複数の第2の開口部
と、少なくとも第2の開口部の内部に形成された第2の
導電体層からなる第2導電型エミッタ領域23とを有す
る半導体装置およびその製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その製造方法に関し、特に、ベース抵抗が低減されたバ
イポーラトランジスタおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】バイポーラトランジスタを有する半導体
集積回路において、集積密度を向上させるために素子サ
イズの縮小が、また、高速化のために寄生容量および寄
生抵抗の低減が要求されている。これらの要求を満たす
ものとして、ベース取り出しのポリシリコン層とエミッ
タポリシリコン層を基板上に積層させた、いわゆるダブ
ルポリシリコン構造のバイポーラトランジスタが提供さ
れている。
【0003】図8を参照して、従来のダブルポリシリコ
ン構造のバイポーラトランジスタの構成を以下に説明す
る。図8(A)はnpn型のバイポーラトランジスタの
概略平面図であり、図8(B)は図8(A)のX−X’
における断面図である。図8(A)において、Bはベー
ス、Eはエミッタ、Cはコレクタを示し、以下、概略平
面図においては同様に表す。図8(B)に示すように、
ダブルポリシリコン構造のバイポーラトランジスタは、
コレクタ領域、ベース領域およびエミッタ領域が基板面
に対して垂直な方向に積層され、縦型(vertica
l)バイポーラトランジスタとなっている。
【0004】図8(B)に示すように、p型シリコン基
板11の一主面上のトランジスタ形成領域に、不純物を
高濃度に含有するn型コレクタ埋め込み領域12が形成
されている。p型シリコン基板11上には、トランジス
タのコレクタ領域を形成する低不純物濃度のn型の半導
体層(n型エピタキシャル層)13がエピタキシャル成
長により形成されている。
【0005】n型エピタキシャル層13の表面には、半
導体素子あるいは素子形成領域を互いに電気的に分離す
る素子分離領域14が形成されている。素子分離領域1
4としては例えば、シリコン窒化膜をマスクとして基板
に局所的な熱酸化(LOCOS;local oxid
ation of silicon)を行って形成され
たシリコン酸化膜が用いられる。また、素子分離領域1
4下部のn型エピタキシャル層13には、p型シリコン
基板11に接続するp型分離領域(p型埋め込み層)1
6が形成される。
【0006】n型エピタキシャル層13には、n型不純
物を高濃度に含有し、n型コレクタ埋め込み領域12に
接続するコレクタ電極取り出し領域(n型コレクタプラ
グ)15が形成されている。また、n型エピタキシャル
層13には、p型の不純物を含有する真性ベース領域2
2および外部ベース領域(グラフトベース領域)20か
らなるトランジスタのベース領域が形成されている。真
性ベース領域22およびグラフトベース領域20は、ベ
ース電極取り出しのp型ポリシリコン領域19に、開口
18を介して接続されている。真性ベース領域22の上
部にはn型のエミッタポリシリコン領域23が形成され
ている。真性ベース領域22の表面には、エミッタポリ
シリコン領域23に含有されるn型不純物が拡散され
た、n型エミッタ拡散領域23’が形成されている。
【0007】また、n型エピタキシャル層13上には、
シリコン酸化膜などからなる絶縁膜17が形成され、絶
縁膜17にベースあるいはコレクタ電極を形成するため
の電極開口部(コンタクト窓あるいはコンタクトホー
ル)24が形成されている。電極開口部24内およびそ
の上部に、アルミニウム等からなる1層目の配線25が
形成される。図示しないが、その上層にシリコン酸化膜
などからなる層間絶縁膜、アルミニウム等からなる2層
目の配線、および保護膜(パッシベーション膜)などが
積層される。
【0008】上記のダブルポリシリコン構造のバイポー
ラトランジスタにおいて、ベース抵抗を低減させるた
め、ダブルベース構造のトランジスタが提案されてい
る。図9にダブルベース構造のトランジスタの概略平面
図を、図10に図9のX−X’における断面図を示す。
図9および図10に示すように、ダブルベース構造のト
ランジスタにおいては、ベース電極の取り出しがエミッ
タに対して対向する2方向に形成されることを特徴とし
ている。それ以外の構造については、前述した図8に示
すバイポーラトランジスタ(ダブルベース構造と区別す
るため、以下、シングルベース構造とする。)と同様で
ある。
【0009】また、ベース抵抗を低減させるため、図1
1および図12に示すように、マルチエミッタ構造とし
たバイポーラトランジスタも一般に用いられている。図
12は図11のX−X’における断面図である。ここ
で、従来のマルチエミッタ構造は、素子分離領域14に
よって周囲と隔離された単一のアクティブ領域上に、複
数のエミッタ領域が形成されていることを特徴としてい
る。上記のダブルベース構造(図9および図10参照)
とマルチエミッタ構造とを組み合わせた場合、ベース抵
抗の一層の低減が実現される。図11および図12に示
す構造の場合、ベース領域(真性ベース領域22および
グラフトベース領域20)とベース取り出し(p型ポリ
シリコン領域19)との接続部分は、エミッタ数と同数
存在する。したがって、ベース抵抗は1/(エミッタ
数)に低減される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述した図9および図
10に示すようなダブルベース構造のバイポーラトラン
ジスタは、ベース取り出しが2方向から行われるため、
ベース取り出しのp型ポリシリコン領域19から配線2
5までの抵抗が低減される。これにより、ベース抵抗の
削減が可能である。
【0011】しかしながら、バイポーラトランジスタに
おけるベース抵抗の主要因は、ベース領域(真性ベース
領域22およびグラフトベース領域20)とベースポリ
シリコン(p型ポリシリコン領域19)との接続部分で
ある。上記のダブルベース構造によれば、ベース領域2
2、20とベース取り出しのp型ポリシリコン領域19
との接続部分の抵抗が低減されないため、トランジスタ
全体としてのベース抵抗が十分に低減されないという問
題があった。
【0012】上記のダブルベース構造のバイポーラトラ
ンジスタにおいて、ベース抵抗を低減させるには、前述
した図11および図12に示すようなマルチエミッタ構
造とする必要があった。しかしながら、エミッタ数を増
加させることにより素子サイズが増大し、それに伴って
素子の寄生容量も増加するという問題があった。
【0013】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、したがって本発明は、素子サイズおよび寄生
容量の増大を抑制しながら、ベース抵抗を十分に低減さ
せることができる半導体装置およびその製造方法を提供
することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の半導体装置は、第1導電型半導体基板と、
前記第1導電型半導体基板の表層に形成された第2導電
型コレクタ領域と、前記第2導電型コレクタ領域を含む
前記第1導電型半導体基板上に形成された第2導電型半
導体層と、前記第2導電型半導体層上に形成された第1
の絶縁膜と、前記第1の絶縁膜に形成された、前記第2
導電型半導体層に達する第1の開口部と、前記第1の開
口部底部の前記第2導電型半導体層に形成された第1導
電型ベース領域と、前記第1の開口部内およびその周囲
の前記第1の絶縁膜上に形成された、第1の導電体層か
らなる第1導電型ベース取り出し領域と、前記第1の絶
縁膜上に形成された第2の絶縁膜と、前記第1の開口部
内の前記第2の絶縁膜および前記第1の導電体層に形成
された、前記第2導電型半導体層に達する複数の第2の
開口部と、少なくとも前記第2の開口部の内部に形成さ
れた、第2の導電体層からなる第2導電型エミッタ領域
とを有することを特徴とする。
【0015】本発明の半導体装置は、好適には、前記第
1の開口部底部に形成された前記ベース領域は、少なく
とも前記第2の開口部底部に形成された複数の真性ベー
ス領域と、前記第1の導電体層の下部に形成され、前記
真性ベース領域と接続する外部ベース領域(グラフトベ
ース領域)とを有することを特徴とする。また、本発明
の半導体装置は、好適には、前記第1の開口部の外側の
前記第2の絶縁膜に形成された、前記第1の導電体層に
達する複数の第3の開口部と、少なくとも前記第3の開
口部内に形成された配線層とを有することを特徴とす
る。
【0016】本発明の半導体装置は、好適には、前記第
1および第2の導電体層はポリシリコンを含有する層で
あることを特徴とする。また、本発明の半導体装置は好
適には、前記第1導電型はp型であり、前記第2導電型
はn型であることを特徴とする。本発明の半導体装置
は、さらに好適には、前記第1導電型半導体基板はp型
シリコン基板であり、前記第2導電型半導体層はn型シ
リコンのエピタキシャル層であることを特徴とする。
【0017】これにより、バイポーラトランジスタにお
けるベース抵抗の主要因である、基板表層のベース領域
とベース取り出しとの接続抵抗を低減させることができ
る。本発明の半導体装置によれば、ベース取り出しが形
成される第1の開口内に、エミッタが形成される第2の
開口が複数形成される。したがって、1つのエミッタに
着目した場合、同一の第1の開口内に形成された他のエ
ミッタ周囲の接続部分を介してコンタクトホール(第3
の開口)に至る経路も存在する。エミッタ1つ当たりの
ベース抵抗が低減されるため、トランジスタ全体として
のベース抵抗は、従来のマルチエミッタトランジスタに
おける1/(エミッタ数)よりも小さい値に低減され
る。
【0018】さらに、上記の目的を達成するため、本発
明の半導体装置の製造方法は、第1導電型半導体基板の
表層に、第2導電型コレクタ領域を形成する工程と、前
記第2導電型コレクタ領域を含む前記第1導電型半導体
基板上に、第2導電型半導体層を形成する工程と、前記
第2導電型半導体層上に第1の絶縁膜を形成する工程
と、前記第1の絶縁膜に、前記第2導電型半導体層に達
する第1の開口部を形成する工程と、前記第1の開口部
内およびその周囲の前記第1の絶縁膜上に、第1の導電
体層からなる第1導電型ベース取り出し領域を形成する
工程と、前記第1の絶縁膜上に第2の絶縁膜を形成する
工程と、前記第1の開口部内の前記第2の絶縁膜および
前記第1の導電体層に、前記第2導電型半導体層に達す
る複数の第2の開口部を形成する工程と、前記第2の開
口部底部、および前記第1の開口部内の前記第1の導電
体層下部に、第1導電型ベース領域を形成する工程と、
少なくとも前記第2の開口部の内部に、第2の導電体層
からなる第2導電型エミッタ領域を形成する工程とを有
することを特徴とする。
【0019】本発明の半導体装置の製造方法は、好適に
は、前記第1導電型ベース領域を形成する工程は、前記
第2の開口部底部に不純物をイオン注入し、複数の真性
ベース領域を形成する工程と、前記第1の導電体層に含
有される不純物を前記第2導電型半導体層に、熱処理に
より拡散させて、前記真性ベース領域と接続する外部ベ
ース領域(グラフトベース領域)を形成する工程とを有
することを特徴とする。本発明の半導体装置の製造方法
は、さらに好適には、前記真性ベース領域を形成する工
程は、前記半導体基板を回転させながら、前記開口部底
部に対し、90°以下の入射角でイオン注入を行う工程
であることを特徴とする。
【0020】本発明の半導体装置の製造方法は、好適に
は、前記第1の開口部の外側の前記第2の絶縁膜に、前
記第1の導電体層に達する複数の第3の開口部を形成す
る工程と、少なくとも前記第3の開口部内に配線層を形
成する工程とを有することを特徴とする。
【0021】本発明の半導体装置の製造方法は、好適に
は、前記第1および第2の導電体層はポリシリコンを含
有する層であることを特徴とする。また、本発明の半導
体装置の製造方法は、好適には、前記第1導電型はp型
であり、前記第2導電型はn型であることを特徴とす
る。本発明の半導体装置の製造方法は、好適には、前記
第1導電型半導体基板上に、前記第2導電型半導体層を
形成する工程は、p型シリコン基板上にn型シリコンを
エピタキシャル成長させる工程であることを特徴とす
る。
【0022】上記の本発明の半導体装置の製造方法によ
れば、ベース抵抗が低減されたバイポーラトランジスタ
を含む半導体装置を形成することができる。また、本発
明の半導体装置の製造方法は、従来のバイポーラトラン
ジスタの製造方法における第1の開口(ベース取り出し
の1層目のポリシリコンが形成される領域)のパターン
を変更し、第1の開口内に複数の第2の開口(エミッタ
形成領域)を設ければよく、製造装置の大幅な変更等が
不要である。
【0023】また、本発明の半導体装置の製造方法によ
れば、従来のマルチエミッタトランジスタに比較して、
面積の広い外部ベース領域(グラフトベース領域)が形
成される。真性ベース領域を形成するイオン注入工程を
斜めイオン注入とすることにより、ベース領域の面積が
広い場合にも真性ベース領域と外部ベース領域との接続
抵抗を低減させることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の半導体装置およ
びその製造方法の実施の形態について、図面を参照して
説明する。 (実施形態1)図1に本実施形態のバイポーラトランジ
スタの概略平面図を、図2に図1のX−X’における断
面図を示す。図1および図2には、エミッタ数が3つで
ある場合を示すが、形成するエミッタの数は、トランジ
スタの用途に応じて適宜変更することができる。ベース
の取り出し電極はエミッタに対して対向する2方向に形
成され、ダブルベース構造となっている。
【0025】従来のダブルベース構造のマルチエミッタ
トランジスタと、本実施形態のトランジスタとの相違点
について以下に説明する。これらのバイポーラトランジ
スタにおいては、外部ベース20と、その不純物拡散源
となる1層目のポリシリコン層19を接続する開口18
が形成される。図11および図12に示す従来構造の場
合、上記の開口18の内部に1つのエミッタ21が形成
される。それに対し、本実施形態のトランジスタは、1
つの開口18内に複数のエミッタ21が形成される。
【0026】バイポーラトランジスタのベース抵抗は、
真性ベース領域22における抵抗、外部ベース領域20
における抵抗、それらのベース領域20、22とベース
取り出しのポリシリコン領域19との接続部分における
抵抗、およびポリシリコン領域19における抵抗からな
っている。ダブルポリシリコン構造のバイポーラトラン
ジスタの場合、上記の各抵抗成分のうち、ベース領域2
0、22とベース取り出しのポリシリコン領域19との
接続部分における抵抗が最も大きい。
【0027】本実施形態のトランジスタにおいては、単
一の開口18(ベース領域20、22とポリシリコン領
域19との接続部分)の中に複数のエミッタ21が形成
される。したがって、1つのエミッタに着目した場合
に、ベース領域20、22とポリシリコン領域19との
接続部分を介した経路以外に、他のエミッタ周囲の接続
部分を介してコンタクトホール24に通じる経路も存在
する。これにより、エミッタ1つ当たりのベース抵抗が
低減され、トランジスタ全体としてはベース抵抗を1/
(エミッタ数)よりも小さい値に低減させることが可能
となる。
【0028】また、マルチエミッタトランジスタのエミ
ッタ間隔については、図11および図12に示す従来構
造の場合、ポリシリコン領域19と外部ベース領域20
を接続する開口18の間隔と、外部ベース領域20の幅
が必要であった。それに対し、図1に示す本実施形態の
場合には、外部ベース領域の幅のみ確保すれば十分であ
り、エミッタ間隔を縮小することができる。エミッタ間
隔が縮小されると素子サイズが低減され、また、コレク
タとp型シリコン基板11との間に形成される寄生容量
も低減する。
【0029】(実施形態2)図3に本実施形態のバイポ
ーラトランジスタの概略平面図を、図4に図3のX−
X’における断面図を示す。本実施形態のトランジスタ
も実施形態1と同様に、単一の開口18(ベース取り出
しのポリシリコン領域19とベース領域20、22)内
に複数のエミッタが形成されている。本実施形態のトラ
ンジスタは、図3に示すように、ベース取り出しのポリ
シリコン領域19と1層目の配線層(Al系金属配線)
25とを接続するコンタクトホール24が、エミッタの
周囲3方向に形成されていることを特徴とする。
【0030】これにより、ベース取り出しのポリシリコ
ン領域19から金属配線25までの抵抗を低減させるこ
とができる。また、本実施形態のトランジスタにおいて
は、エミッタ間に形成されるポリシリコン領域19の上
部にコンタクトホールを形成する必要があるため、外部
ベース領域20とポリシリコン領域19との接続幅も広
く形成する必要がある。したがって、外部ベース領域2
0とベース取り出しのポリシリコン領域19との接続抵
抗を低減させることができる。
【0031】本実施形態の半導体装置によれば、ベース
抵抗を低減させることが可能であるが、エミッタ間隔が
拡大するため、素子サイズを縮小させる上では実施形態
1に示す構造が有利である。ベース抵抗の低減と素子サ
イズの増大の影響を考慮し、トランジスタの使用目的に
応じて上記の実施形態の構造を使い分ける。
【0032】(実施形態3)図1および図2に示す実施
形態1の半導体装置の製造方法について、図5〜図7を
参照して以下に説明する。まず、図5(A)に示すよう
に第1導電型、例えばp型の半導体(シリコン)基板1
1の表面を熱酸化し、膜厚が例えば300nm程度であ
る酸化膜(不図示)を形成する。さらにその上層に、ト
ランジスタ形成部に開口を有するフォトレジストを形成
し、これをマスクとして、p型シリコン基板11上の酸
化膜にエッチングを行う。このエッチングは、例えばフ
ッ酸(HF)を用いて行うことができる。p型シリコン
基板11上の酸化膜に開口を形成した後、フォトレジス
トを除去する。フォトレジストの除去は、例えば過酸化
水素水と硫酸の混合液を用いて行うことができる。
【0033】続いて、p型シリコン基板11上の酸化膜
に設けられた開口を介して、p型シリコン基板11の表
面に第2導電型(本実施形態においてはn型)の不純物
を導入し、n型コレクタ埋め込み領域12を形成する。
n型コレクタ埋め込み領域12へのn型不純物の導入
は、例えば、Sb2 3 を固体ソースとして用いた12
00℃、60分間の熱拡散により行うことができる。そ
の後、フッ酸を用いたウェットエッチングによりp型シ
リコン基板11上の酸化膜を除去する。
【0034】次に、図5(B)に示すように、n型コレ
クタ埋め込み領域12が形成されたp型シリコン基板1
1上に、n型の半導体層13をエピタキシャル成長させ
る。n型エピタキシャル層13は例えば膜厚1μm、抵
抗率1Ω・cmで形成する。続いて、n型エピタキシャ
ル層13の表面に、素子分離のための分離絶縁膜(LO
COS)14を形成する。
【0035】分離絶縁膜14を形成するには、まず、n
型エピタキシャル層13の表面を熱酸化して、例えば膜
厚30nmの酸化膜17aを形成する。その上層に、例
えば減圧CVD法によりシリコン窒化膜(不図示)を、
例えば膜厚65nmで形成する。シリコン窒化膜の上層
に、素子分離領域に開口を有するフォトレジストを形成
し、これをマスクとしてシリコン窒化膜、酸化膜17
a、さらに、n型エピタキシャル層13の表面(例えば
400nm程度の深さまで)を選択的にエッチング除去
する。このエッチングは、RIE(反応性イオンエッチ
ング)により行うことができる。
【0036】フォトレジストを除去してから、シリコン
窒化膜を耐酸化マスクとしてn型エピタキシャル層13
を熱酸化し、膜厚が例えば800nmである分離絶縁膜
14を形成する。この熱酸化は、例えば1050℃、O
2 雰囲気における加湿酸化とすることができる。その
後、例えばホットリン酸(150℃)を用いたエッチン
グによりシリコン窒化膜を除去する。
【0037】また、ここで、図5(B)あるいは図2の
断面図には示されないが、図1の平面図に示されるコレ
クタ電極取り出し領域(n型プラグイン領域)15を形
成する。n型プラグイン領域15を形成するには、ま
ず、n型エピタキシャル層13に形成されたn型コレク
タ埋め込み領域12上の一部に、例えばリン(P+ )を
イオンエネルギー70keV、導入量1×1016ato
ms/cm2 でイオン注入する。その後、不純物を活性
化するための熱処理を、例えば1050℃、窒素雰囲気
で60分間行う。
【0038】さらに、図5(B)に示すように、分離絶
縁膜14の下部にp型の分離領域(p型埋め込み層)1
6を形成する。p型分離領域16を形成するには、ま
ず、フォトレジストをマスクとして、ホウ素(B+ )を
例えばイオンエネルギー400keV、導入量1×10
14atoms/cm2 でイオン注入する。続いて、熱酸
化膜17aの上層に、CVD法により膜厚100nm程
度の酸化膜17bを堆積させる。その後、不純物を活性
化するための熱処理を、例えば1000℃で30分間行
う。これにより、イオン注入されたホウ素(B+ )がp
型シリコン基板11に達し、p型シリコン基板11に接
続するp型分離領域16が形成される。p型分離領域1
6形成後、酸化膜17bをフッ酸を用いて除去する。
【0039】次に、図6(A)に示すように、トランジ
スタのベース・エミッタが形成されるアクティブ領域の
熱酸化膜17aをエッチングし、熱酸化膜17aに開口
18を形成する。続いて、開口18を埋め込むように1
層目のポリシリコン層19をCVD法により形成する。
1層目のポリシリコン層19はp型不純物を高濃度に含
有させ、例えば膜厚70nmとして形成する。その後、
フォトレジスト(不図示)をマスクとしてポリシリコン
層19にRIEを行い、ベース取り出し領域19を残し
て除去する。さらに、CVD法により例えば膜厚300
nmの酸化膜17cを形成する。
【0040】次に、図6(B)に示すように、真性ベー
ス形成領域上の酸化膜17cおよび1層目のポリシリコ
ン層19に、フォトレジストをマスクとしてRIEを行
い、n型エピタキシャル層13に達する開口21を形成
する。開口21の内部にはエミッタが形成される。本発
明の半導体装置は、単一の開口18の内部に複数の開口
21が形成されていることを特徴としている。
【0041】その後、乾燥酸化(O2 )を行い、開口2
1の底部に、熱酸化膜(不図示)を膜厚10nm程度で
形成する。次に、図7(A)に示すように、開口21底
部の熱酸化膜をイオン注入用のバッファー膜として、真
性ベース形成領域に、例えばホウ素(B+ )をイオンエ
ネルギー30keV、導入量1×1013atoms/c
2 でイオン注入する。これにより、図7(B)に示す
p型真性ベース領域22が形成される。
【0042】ここで、図7(A)に矢印で示すように、
p型真性ベース領域22を形成するためのイオン注入
を、斜め方向からの回転イオン注入とした場合には、開
口21周囲の酸化膜17a下部、すなわち真性ベース領
域22と外部ベース領域20が接続する部分にも、ホウ
素(B+ )がイオン注入される。これにより、真性ベー
ス領域22と外部ベース領域20との接続抵抗が低減さ
れるため、ベース抵抗を一層低減させることが可能とな
る。
【0043】続く工程は、ダブルポリシリコン構造を有
するバイポーラトランジスタの通常の製造方法に従って
行うことができる。具体的には、まず、CVD法により
酸化膜(不図示)を膜厚550nmで堆積させる。p型
真性ベース領域22の不純物を活性化させるため、例え
ば窒素(N2 )雰囲気中で900℃、15分の熱処理を
行う。次に、例えばRIEにより上記の酸化膜を600
nmエッチバックする。これにより、図7(B)に示す
ように、ベース取り出し用の開口21の側壁部に、シリ
コン酸化膜からなるサイドウォール17dが形成され
る。
【0044】次に、エミッタとなるn型ポリシリコン層
(2層目のポリシリコン)23を形成する。n型ポリシ
リコン23は、例えば減圧CVD法によりポリシリコン
層を150nmの膜厚で堆積させてから、n型不純物と
して例えばヒ素(As+ )をイオンエネルギー50ke
V、導入量1×1016atoms/cm2 でイオン注入
して形成することができる。
【0045】イオン注入後、2層目のポリシリコン23
の上層に、CVD法によりシリコン酸化膜を膜厚300
nmで堆積させる。エミッタに導入された不純物(As
+ )を活性化させるため、窒素(N2 )雰囲気で900
℃、30分の熱処理を行う。さらに、ランプアニール等
によるRTA(rapid thermal anne
aling)処理、例えば窒素(N2 )雰囲気で110
0℃、10秒の熱処理を行う。これにより、図2に示す
ように、2層目のポリシリコン23から真性ベース領域
22の表層にn型の不純物が拡散された、n型エミッタ
拡散領域23’が形成される。
【0046】その後、2層目のポリシリコン23の上層
に形成された酸化膜を、フッ酸(HF)系のウェットエ
ッチングにより除去する。2層目のポリシリコン23上
に、エミッタ領域のパターンを有するフォトレジストを
形成し、フォトレジストをマスクとして2層目のポリシ
リコン23にエッチング、例えばRIEを行う。これに
より、エミッタ領域(エミッタポリシリコン)23が形
成される。
【0047】次に、ベース電極およびコレクタ電極を形
成するための開口24(図1参照)を形成する。酸化膜
17cにRIEを行うことにより、ベース取り出しのp
型ポリシリコン領域19に接続するベース電極用の開口
24と、n型プラグイン領域15に接続するコレクタ電
極用の開口24が形成される。RIEにより開口24を
形成する工程で、開口24底部に露出するp型ポリシリ
コン領域19あるいはn型プラグイン領域15にダメー
ジが与えられる。これを緩和する目的でフォーミングガ
ス(95%N2 +5%H2 の混合ガス)雰囲気中で、例
えば400℃、60分の熱処理(シンタリング)を行
う。
【0048】その後、例えばスパッタリングにより開口
を埋め込むように、バリアメタル層(あるいは密着層)
を介して金属層を形成する。バリアメタル層としては、
例えば、膜厚30nmのチタン層、膜厚70nmの酸化
窒化チタン層および膜厚50nmのチタン層からなる積
層膜を用いることができる。また、配線となる金属層と
しては、例えばSiを1%含有するAl合金からなる膜
厚600nmの金属層を形成することができる。
【0049】上記のバリアメタル層を含む金属層を、ト
ランジスタの開口内とその周辺、および配線部分を残
し、RIEによりエッチング除去する。これにより、図
1に示すように配線25が形成される。さらに、図示し
ないがシリコン酸化膜などからなる層間絶縁膜を形成し
てから、必要に応じて、その表面をSOG(spin
on glass)等により平坦化させる。その上層
に、必要に応じて層間絶縁膜をさらに堆積してから、2
層目の金属配線層を形成する。2層目の金属配線層に所
定のパターニングを行った後、保護膜(パッシベーショ
ン膜)として、例えばシリコン窒化膜からなる絶縁膜を
形成する。
【0050】以上の工程により、本発明の実施形態1に
係る半導体装置、具体的にはダブルベース構造のマルチ
エミッタトランジスタが形成される。上記の本実施形態
の半導体装置の製造方法によれば、ベース取り出しのp
型ポリシリコン領域19と外部ベース領域20とを接続
する単一の開口18内に、複数の開口21が形成され、
開口21内にそれぞれエミッタが形成される。
【0051】したがって、1つのエミッタに着目した場
合には、そのエミッタが形成された開口21におけるベ
ース領域(真性ベース領域22および外部ベース領域2
0)とベース取り出しのp型ポリシリコン領域19との
接続部分以外にも、ベース電流の経路が存在することに
なる。すなわち、上記の経路以外に、開口18内の他の
エミッタが形成された開口21周囲の接続部分を介して
コンタクトホール24に至る経路も存在する。これによ
り、エミッタ1つ当たりのベース抵抗が低減され、トラ
ンジスタ全体としてのベース抵抗は、従来のマルチエミ
ッタトランジスタにおける1/(エミッタ数)よりも小
さい値に低減される。
【0052】本発明の半導体装置およびその製造方法の
実施形態は、上記の説明に限定されない。例えば、基板
中に不純物拡散層を形成する工程におけるイオン注入条
件、、あるいは熱処理条件等は適宜変更することができ
る。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の
変更が可能である。
【0053】
【発明の効果】本発明の半導体装置によれば、バイポー
ラトランジスタを含む半導体装置のベース抵抗を低減さ
せることができる。また、本発明の半導体装置の製造方
法によれば、素子サイズあるいは寄生容量の増大を抑制
しながら、ベース抵抗が十分に低減された半導体装置を
製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る半導体装置の概略平
面図である。
【図2】本発明の実施形態1に係る半導体装置を表し、
図1のX−X’における断面図である。
【図3】本発明の実施形態2に係る半導体装置の概略平
面図である。
【図4】本発明の実施形態2に係る半導体装置を表し、
図3のX−X’における断面図である。
【図5】(A)および(B)は、本発明の実施形態1に
係る半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面図であ
る。
【図6】(A)および(B)は、本発明の実施形態1に
係る半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面図であ
る。
【図7】(A)および(B)は、本発明の実施形態1に
係る半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面図であ
る。
【図8】(A)は従来のバイポーラトランジスタの概略
平面図であり、(B)は(A)のX−X’における断面
図である。
【図9】従来のダブルベース構造のバイポーラトランジ
スタの概略平面図である。
【図10】図9のX−X’における断面図である。
【図11】従来のマルチエミッタ構造とダブルベース構
造を組み合わせたバイポーラトランジスタの概略平面図
である。
【図12】図11のX−X’における断面図である。
【符号の説明】
11…p型半導体(シリコン)基板、12…n型コレク
タ埋め込み領域、13…n型半導体層(n型エピタキシ
ャル層)、14…分離絶縁膜(LOCOS)、15…n
型プラグイン領域(コレクタ取り出し領域)、16…p
型分離領域(p型埋め込み層)、17a、17b、17
c…絶縁膜(シリコン酸化膜)、17d…絶縁膜サイド
ウォール、18…アクティブ領域の開口、19…1層目
のポリシリコン(ベース取り出しのp型ポリシリコン領
域)、20…p型外部ベース領域(グラフトベース領
域)、21…エミッタ領域の開口、22…p型真性ベー
ス領域、23…2層目のポリシリコン(n型エミッタポ
リシリコン)、23’…n型エミッタ拡散領域、24…
電極開口部、25…1層目の配線層。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電型半導体基板と、 前記第1導電型半導体基板の表層に形成された第2導電
    型コレクタ領域と、 前記第2導電型コレクタ領域を含む前記第1導電型半導
    体基板上に形成された第2導電型半導体層と、 前記第2導電型半導体層上に形成された第1の絶縁膜
    と、 前記第1の絶縁膜に形成された、前記第2導電型半導体
    層に達する第1の開口部と、 前記第1の開口部底部の前記第2導電型半導体層に形成
    された第1導電型ベース領域と、 前記第1の開口部内およびその周囲の前記第1の絶縁膜
    上に形成された、第1の導電体層からなる第1導電型ベ
    ース取り出し領域と、 前記第1の絶縁膜上に形成された第2の絶縁膜と、 前記第1の開口部内の前記第2の絶縁膜および前記第1
    の導電体層に形成された、前記第2導電型半導体層に達
    する複数の第2の開口部と、 少なくとも前記第2の開口部の内部に形成された、第2
    の導電体層からなる第2導電型エミッタ領域とを有する
    半導体装置。
  2. 【請求項2】前記第1の開口部底部に形成された前記ベ
    ース領域は、少なくとも前記第2の開口部底部に形成さ
    れた複数の真性ベース領域と、 前記第1の導電体層の下部に形成され、前記真性ベース
    領域と接続する外部ベース領域(グラフトベース領域)
    とを有する請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】前記第1の開口部の外側の前記第2の絶縁
    膜に形成された、前記第1の導電体層に達する複数の第
    3の開口部と、 少なくとも前記第3の開口部内に形成された配線層とを
    有する請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】前記第1および第2の導電体層はポリシリ
    コンを含有する層である請求項1記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】前記第1導電型はp型であり、前記第2導
    電型はn型である請求項4記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】前記第1導電型半導体基板はp型シリコン
    基板であり、前記第2導電型半導体層はn型シリコンの
    エピタキシャル層である請求項5記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】第1導電型半導体基板の表層に、第2導電
    型コレクタ領域を形成する工程と、 前記第2導電型コレクタ領域を含む前記第1導電型半導
    体基板上に、第2導電型半導体層を形成する工程と、 前記第2導電型半導体層上に第1の絶縁膜を形成する工
    程と、 前記第1の絶縁膜に、前記第2導電型半導体層に達する
    第1の開口部を形成する工程と、 前記第1の開口部内およびその周囲の前記第1の絶縁膜
    上に、第1の導電体層からなる第1導電型ベース取り出
    し領域を形成する工程と、 前記第1の絶縁膜上に第2の絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の開口部内の前記第2の絶縁膜および前記第1
    の導電体層に、前記第2導電型半導体層に達する複数の
    第2の開口部を形成する工程と、 前記第2の開口部底部、および前記第1の開口部内の前
    記第1の導電体層下部に、第1導電型ベース領域を形成
    する工程と、 少なくとも前記第2の開口部の内部に、第2の導電体層
    からなる第2導電型エミッタ領域を形成する工程とを有
    する半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】前記第1導電型ベース領域を形成する工程
    は、前記第2の開口部底部に不純物をイオン注入し、複
    数の真性ベース領域を形成する工程と、 前記第1の導電体層に含有される不純物を前記第2導電
    型半導体層に、熱処理により拡散させて、前記真性ベー
    ス領域と接続する外部ベース領域(グラフトベース領
    域)を形成する工程とを有する請求項7記載の半導体装
    置の製造方法。
  9. 【請求項9】前記真性ベース領域を形成する工程は、前
    記半導体基板を回転させながら、前記開口部底部に対
    し、90°以下の入射角でイオン注入を行う工程である
    請求項8記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】前記第1の開口部の外側の前記第2の絶
    縁膜に、前記第1の導電体層に達する複数の第3の開口
    部を形成する工程と、 少なくとも前記第3の開口部内に配線層を形成する工程
    とを有する請求項7記載の半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】前記第1および第2の導電体層はポリシ
    リコンを含有する層である請求項7記載の半導体装置の
    製造方法。
  12. 【請求項12】前記第1導電型はp型であり、前記第2
    導電型はn型である請求項11記載の半導体装置の製造
    方法。
  13. 【請求項13】前記第1導電型半導体基板上に、前記第
    2導電型半導体層を形成する工程は、p型シリコン基板
    上にn型シリコンをエピタキシャル成長させる工程であ
    る請求項12記載の半導体装置の製造方法。
JP11058520A 1999-03-05 1999-03-05 半導体装置およびその製造方法 Pending JP2000260780A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11058520A JP2000260780A (ja) 1999-03-05 1999-03-05 半導体装置およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11058520A JP2000260780A (ja) 1999-03-05 1999-03-05 半導体装置およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000260780A true JP2000260780A (ja) 2000-09-22

Family

ID=13086714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11058520A Pending JP2000260780A (ja) 1999-03-05 1999-03-05 半導体装置およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000260780A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004356435A (ja) * 2003-05-29 2004-12-16 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置およびその製造方法
JP2007158188A (ja) * 2005-12-07 2007-06-21 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置及びその製造方法
JP2010503999A (ja) * 2006-09-22 2010-02-04 インテル コーポレイション ディープサブミクロン製造プロセスのための対称バイポーラ接合トランジスタ設計

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004356435A (ja) * 2003-05-29 2004-12-16 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置およびその製造方法
JP4596749B2 (ja) * 2003-05-29 2010-12-15 三洋電機株式会社 半導体装置およびその製造方法
JP2007158188A (ja) * 2005-12-07 2007-06-21 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置及びその製造方法
JP2010503999A (ja) * 2006-09-22 2010-02-04 インテル コーポレイション ディープサブミクロン製造プロセスのための対称バイポーラ接合トランジスタ設計

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3003632B2 (ja) 半導体集積回路およびその製造方法
JPS63199463A (ja) バイポーラとmosトランジスタを有するデバイスを作成する方法
JPH0812865B2 (ja) バイポーラトランジスタとその製造方法
US4979010A (en) VLSI self-aligned bipolar transistor
JPH0241170B2 (ja)
US5104816A (en) Polysilicon self-aligned bipolar device including trench isolation and process of manufacturing same
JPS60202965A (ja) 改良した酸化物画定型トランジスタの製造方法及びその結果得られる構成体
US4799099A (en) Bipolar transistor in isolation well with angled corners
US6455391B1 (en) Method of forming structures with buried regions in a semiconductor device
EP0231740A2 (en) A polysilicon self-aligned bipolar device and process of manufacturing same
JP2000260780A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2809025B2 (ja) バイポーラトランジスタ
JP4956853B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
EP0253538B1 (en) A vlsi self-aligned bipolar transistor
JPH06204173A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2712889B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2565161B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP3141237B2 (ja) 半導体装置の製法
JPH03163832A (ja) 半導体装置
JP2523489B2 (ja) 半導体装置
JP3189722B2 (ja) 半導体集積回路装置及びその製造方法
JPH10289961A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2000269350A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH0536702A (ja) 半導体装置
JP2000114390A (ja) 半導体装置およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090915

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091109

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091222