JP2000260522A - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JP2000260522A
JP2000260522A JP6476899A JP6476899A JP2000260522A JP 2000260522 A JP2000260522 A JP 2000260522A JP 6476899 A JP6476899 A JP 6476899A JP 6476899 A JP6476899 A JP 6476899A JP 2000260522 A JP2000260522 A JP 2000260522A
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JP
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connector
cable
shroud
shield plate
socket
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JP6476899A
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English (en)
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Jinichi Masuyama
仁一 増山
Yukio Saitou
友紀雄 斉藤
Tomoya Otsuki
智也 大槻
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DDK Ltd
Original Assignee
DDK Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ケーブルコネクタを容易にシュラウドに着脱で
き、ケーブルコネクタの誤挿入がなく、ケーブルコネク
タの芯数の変化に簡単に対応でき、ケーブルコネクタの
接触不良が起こらない電気コネクタを提供する。 【解決手段】電気コネクタにおいて、ケーブルコネクタ
10にはソケット保持体14のケーブル逃げ孔側の幅方
向両側に固定され自由端側に係止部30を有したロック
片20を設けると共にこのロック片20上を摺動可能に
動くカバー18を装着し、シュラウド40には側壁の上
側で相対する位置に複数個の係止孔44を設け、この係
止孔44に装着されると共にロック片20と係合する係
合部を有したロック受け部材50を配置し、ケーブルコ
ネクタ10をワンタッチで簡単に着脱可能にすることで
達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器内や電子
機器内の回路基板に取り付けられる電気コネクタに関す
るもので、特にケーブルコネクタのロック機構に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図に基づいて従来の電気コネクタについ
て説明する。図7は、従来のケーブルコネクタ80とシ
ュラウド90の斜視図であり、図8は、図7とは別の従
来のケーブルコネクタ801とシュラウド901の平面
図である。一般的に電気コネクタは、ピンコネクタ60
とレセプタクルコネクタ(図示せず)とシュラウド9
0、901とケーブルコネクタ80、801とからなっ
ている。上記4つの結合関係は、次のようになってい
る。ピンコネクタ60は基板52に装着され、このピン
コネクタ60にレセプタクルコネクタが嵌合される。基
板52の反対側に突出したピンコネクタ60のピンコン
タクト62にはシュラウド90、901が圧入固定さ
れ、このシュラウド90、901にケーブルコネクタ8
0、801が嵌入される。1つのシュラウド90、90
1に芯数違いのケーブルコネクタ80、801が嵌入さ
れることも多々ある。
【0003】まず、従来のシュラウド90について説明
する。前記シュラウド90は、断面略「コ」字形状をし
ており、一般的に電気絶縁性のプラスチックで、公知技
術の射出成形によって製作されている。前記シュラウド
90には、図7のように前記ケーブルコンクタ80が嵌
入される挿入口42が形成されており、この挿入口42
の反対側の底面部には、ピンコネクタ60のピンコンタ
クト62に圧入される所要数の挿入孔A46が設けられ
ている。前記ピンコンタクト62は、前記シュラウド4
0の挿入口42側に突出しており、この突出したピンコ
ンタクト62に前記ケーブルコネクタ80が嵌入され、
電気的に接続されている。
【0004】次に、従来のケーブルコネクタ80につい
て説明する。前記ケーブルコネクタ80は、前記シュラ
ウド90の嵌入される。前記ケーブルコネクタ80は、
ソケットコネクタ12とソケット保持体82とシールド
板16とケーブルクランプ68とケーブルクランプ止め
70とケーブル24から構成されている。以下でそれぞ
れの部品について説明する。第1に、ソケットコネクタ
12について説明する。このソケットコネクタ12に
は、ケーブル24と結線するためのコンタクトがコンタ
クト装着部38に固定されている。前記コンタクト装着
部38の反対側には、前記シュラウド40に嵌入され、
前記ピンコネクタ60のピンコンタクト62と嵌合する
嵌合部34がある。
【0005】第2に、ソケット保持体82について説明
する。このソケット保持体82は、略筺体形状をし、前
記ソケットコネクタ12を保持している。前記ソケット
保持体82は、電気絶縁性のプラスチックで、公知技術
の射出成形で製作されている。前記ソケットコネクタ1
2が装着される反対側には、ケーブル24を通す為のケ
ーブル逃げ孔29が設けられている。また、前記ケーブ
ル逃げ孔29側で幅方向両側には、前記ケーブルクラン
プ止め70の係止片72と係合する係合溝A31が設け
られている。
【0006】第3に、シールド板16について説明す
る。このシールド板16も略筺体形状をし、前記ケーブ
ルコネクタ80のシールドを高めるためのものであり、
前記ソケット保持体82の外側を覆うように固定されて
いる。前記シールド板16は金属製であり、公知技術の
プレス加工等により作成されている。前記シールド板1
6には、前記ソケット保持体14が挿入される側と反対
側にケーブル24と一体にクランプされる板状片56が
あり、前記ソケット保持体14の係合溝A31に対応し
た位置に係合溝B58が設けられている。この係合溝B
58と前記係合溝A31にケーブルクランプ止め70の
係止片72が係合することで、前記シールド板16と前
記ソケット保持体14は一体で取付られる。前記バネ片
54の設けられていない両側には、舌片32が設けられ
おり、この舌片32でパネル76にグランドさせてい
る。
【0007】第4に、ケーブルクラプ68について説明
する。このケーブルクランプ68は前記ケーブル24を
クランプするためのものであり、上述したように前記シ
ールド板16の板状片56と一体にケーブル24を治具
(図示せず)などを用いてクランプしている。第5に、
ケーブルクランプ止め70について説明する。このケー
ブルクランプ止め70は、前記ケーブルクランプ68を
固定すると同時に前記ソケット保持体14とシールド板
16とを一体に取付するためのものである。前記ケーブ
ルクランプ止め70は、電気絶縁性のプラスチックであ
り、公知技術の射出成形などによって製作されている。
前記ケーブルクランプ止め70には、前記ソケット保持
体14の係合溝A31と前記シールド板16の係合溝B
58に対応した位置に略L字形状の係止片72が設けら
れている。
【0008】次に、前記ケーブルコネクタ80の組立方
について説明する。最初に、ソケット保持体14の外側
に前記シールド板16を前記ソケット保持体14の係合
溝A31と前記シールド板16の係合溝B58が合致す
るように被せる。第2に、ケーブル24にケーブルクラ
ンプ止め70、ソケット保持体14にシールド板16を
被せたものの順序で挿入する。第3に、前記ソケットコ
ネクタ12に装着されたコンタクトにケーブル24を結
線する。第4に、ケーブル24が結線された状態の前記
ソケットコネクタ12をソケット保持体14にシールド
板16を被せたものに装着する。第5に、前記シールド
板16の板状片56と一緒にケーブル24を治具(図示
せず)を用いてケーブルクランプ68でカシメる。最後
に、前記ケーブルクランプ止め70の係止片72を前記
係合溝A31及び係合溝B58に係合させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなシュラウ
ド90とケーブルコネクタ80の構造では、ケーブル2
4を間違って引っ張たりすると作業中にも係わらずケー
ブルコネクタ80が抜けてしまったり、一寸の振動でも
ケーブルコネクタ80がズレてしまい接触不良の原因に
なるといった問題点があった。そこで、図8のようにシ
ュラウド901の幅方向両側に係合部材92を設け、ケ
ーブルコネクタ801に前記係合部材92と係合する係
止部材84を設けてケーブルコネクタをロックする簡易
ロック方式のものが考えられた。前記係合部材92に
は、軸などでシュラウド901の側壁に固定され、回動
できるように設けられている。このような簡易ロック方
式のシュラウド901とケーブルコネクタ801の構造
では、ケーブルコネクタ801をロックするのに手間が
かかり、かつ、前記係合部材92が回動する分だけスペ
ースが大きくなるといった解決すべき課題があった。ケ
ーブルコネクタを挿入する際に上下左右と逆に挿入して
しまう誤挿入があったり、または、芯数違いのケーブル
コネクタを挿入する際に、ケーブルコネクタの装着場所
を間違える可能性があるといった問題点も発生する。ま
た、部品点数も増え、コストアップに繋がるといった問
題点も発生する。
【0010】本発明は、ケーブルコネクタ10を容易に
シュラウド40に着脱でき、ケーブルコネクタ10の誤
挿入がなく、ケーブルコネクタ10の芯数の変化に簡単
に対応でき、ケーブルコネクタ10の接触不良が起こら
ない電気コネクタ10を提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、レセプタク
ルコンタクトとこのレセプタクルコンタクトが固定され
る絶縁体Aとからなるコンタクト体とこのコンタクト体
を連設する連結具とこの連結具で一体になった前記コン
タクト体が挿入される挿入孔を有するブロックとこのブ
ロックに装着されるシールド板A及びシールド板Bとよ
り構成されたレセプタクルコネクタと、このレセプタク
ルコネクタが嵌入される嵌合口66を有する絶縁体64
とこの絶縁体64に保持・固定されるピンコンタクト6
2とから構成されると共に基板52に装着されるピンコ
ネクタ60と、このピンコネクタ60と反対側より基板
52から突出したピンコンタクト62に固定され、ケー
ブルコネクタとのロック機構を有しているシュラウド4
0と、ケーブル24とこのケーブル24が装着・固定さ
れると共に前記シュラウド40との嵌合部34を有する
ソケットコネクタ12とこのソケットコネクタ12を保
持すると共に前記シュラウド40のロック機構との係止
部を有し前記ソケットコネクタ12の保持方向と反対側
にケーブル逃げ孔29を設けたソケット保持体14とこ
のソケット保持体14を覆うように被せられたシールド
板16と前記ケーブル24を固定する為のケーブルクラ
ンプ68及びケーブルクランプ止め70とから構成され
たケーブルコネクタとからなる電気コネクタにおいて、
前記ケーブルコネクタ10には前記ソケット保持体14
のケーブル逃げ孔29側の幅方向両側に固定され自由端
側に係止部30を有したロック片20を設けると共にこ
のロック片20上を摺動可能に動くカバー18を装着
し、前記シュラウド40には側壁の上側で相対する位置
に複数個の係止孔44を設け、この係止孔44に装着さ
れると共に前記ロック片20と係合する係合部51を有
したロック受け部材50を配置し、前記ケーブルコネク
タ10をワンタッチで簡単に着脱可能にすることで達成
できる。
【0012】前記ソケット保持体14のロック片20に
バネ性を持たせる。このロック片20にバネ性を持たせ
ることで、容易にケーブルコネクタ10の着脱が可能
で、ワンタッチ着脱ができる。前記ケーブルコネクタ1
0を取り外す際には前記カバー18をケーブル突出側に
引くことにより前記カバー18の押圧部26が前記ソケ
ット保持体14のロック片20の段部28に乗り上げる
ようにすると共にケーブルコネクタ10を装着する際に
は前記カバー18をケーブル突出側の反対方向に押し前
記ロック片20のバネ性で復帰させ、前記ケーブルコネ
クタ10をシュラウド40に着脱可能にする。前記シー
ルド板16には前記ロック片20に対応する位置にバッ
クアップ用のバネ片54を設ける。このバネ片54を設
けることで前記ロック片20のバネ性が無くなった際に
バックアップになり、確実にロック片20を基の位置に
復帰させることができる。前記ロック受け部材50の係
合部51付近に溝53を設け、前記ソケットコネクタ1
2には前記溝53に対応する位置で誤挿入防止用の凸部
を設ける。このように溝53と凸部を設けることで、誤
挿入が防止され位置合わせが簡単になる。前記シュラウ
ド40に設けた係止孔44でソケットコネクタ12の芯
数を調整可能になる。また、前記ロック受け部材50を
芯数違いの前記ケーブルコネクタ10の嵌入位置に対応
して色分けをする。このように色分けすることで前記ケ
ーブルコネクタ10の嵌入位置を間違えることが無くな
る。
【0013】
【発明の実施の形態】図に基づいて本発明の電気コネク
タについて説明する。図1は、基板にピンコネクタが装
着した状態と本発明のケーブルコネクタ及びシュラウド
の斜視図であり、図2は、本発明のケーブルコネクタを
分解した状態のそれぞれの構成部品の斜視図である。図
3(A)は本発明のケーブルコネクタをケーブル結線側
から見た底面図であるり、(B)は本発明のケーブルコ
ネクタの正面図であり、(C)は本発明のケーブルコネ
クタの右側面図であり、(D)は(A)のA−A断面図
である。図4(A)は本発明のシュラウドに取付るロッ
ク受け部材の斜視図であり、(B)は(A)とは別のロ
ック受け部材の斜視図である。図5(A)はケーブルコ
ネクタがシュラウドに装着された状態の部分的な断面図
であり、(B)はケーブルコネクタをシュラウドより取
り外す際の部分的な断面図である。図6はケーブルコネ
クタをシュラウドの装着した際に、シールド板をパネル
にグランドさせた状態の部分的な平面図である。本発明
の電気コネクタ10は、レセプタクルコネクタ(図示せ
ず)とピンコネクタ60とシュラウド40とロック受け
部材50とケーブルコネクタ10からなっている。上記
5つの構成品の結合関係は、次のようになっている。ピ
ンコネクタ60は基板52に装着され、このピンコネク
タ60にレセプタクルコネクタが嵌合される。基板52
の反対側に突出したピンコネクタ60のピンコンタクト
62にはシュラウド40が圧入固定され、このシュラウ
ド40にロック受け部材50が装着される。このロック
受け部材50が装着されたシュラウド40に前記ケーブ
ルコネクタ10が嵌入される。従来同様に1つのシュラ
ウド40に芯数違いのケーブルコネクタ10が嵌入され
ることも多々ある。以下、それぞれの構成品について説
明する。
【0014】まず、ピンコネクタ60について説明す
る。このピンコネクタ60は、主にピンコンタクト62
と絶縁体64から構成されている。前記絶縁体は電気絶
縁性のプラスチックで、公知技術の射出成形で製作され
ており、前記ピンコンタクト62は金属製で、公知技術
のプレス加工で製作されている。前記ピンコネクタ60
は、基板52に圧入等で基板52の反対側に突出するよ
うに固定されいる。この突出されたピンコンタクト62
にシュラウド40が固定され、ケーブルコネクタ10が
挿入される。
【0015】次に、本発明のポイントの1つであるシュ
ラウド40について説明する。このシュラウド40は、
断面略「コ」字形状をしており、一般的に電気絶縁性の
プラスチックで、公知技術の射出成形によって製作され
ている。このシュラウド40の材質としては、耐熱性や
成形性や低コストが要求されるので、ポリブチレンテレ
フタレート(PBT)・ポリアミド(PA)・ポリフェ
ニレンサルファイド(PPS)・液晶ポリマー(LC
P)等が使用されることが多い。前記シュラウド40に
は、図1のように前記ケーブルコンクタ10が嵌入され
る挿入口42が形成されており、この挿入口42の反対
側の底面部には、ピンコネクタ60のピンコンタクト6
2に圧入される所要数の挿入孔A46が設けられてい
る。前記ピンコンタクト62は、前記シュラウド40の
挿入口42側に突出しており、この突出したピンコンタ
クト62に前記ケーブルコネクタ10が嵌入され、電気
的に接続されている。前記シュラウド40の幅方向両側
の側壁には、ロック受け部材50が装着される複数の係
止孔44が設けられている。この係止孔44を複数設け
ておくことによってケーブルコネクタ10の芯数違いに
対応することが可能になる。前記係止孔44の大きさ
は、ロック受け部材50の装着部55が装着出来れば如
何なる大きさでもよく、シュラウド40の強度やケーブ
ルコネクタ10の芯数やロック受け部材50の加工性を
考慮して設計されている。また、前記係止孔44を設け
る位置は、嵌入される前記ケーブルコネクタ10の芯数
を考慮して設計する。
【0016】次に、本発明のポイントであるケーブルコ
ネクタ10について説明する。前記ケーブルコネクタ1
0は、図1のように矢印「イ」方向に前記シュラウド4
0に挿入され、前記ケーブルコネクタ10に設けられた
ロック片20を前記シュラウド40に装着された前記ロ
ック受け部材50の係合部51に係合することで固定さ
れている。前記ケーブルコネクタ10は、図2のように
ソケットコネクタ12とソケット保持体14とシールド
板16とカバー18とケーブルクランプ68とケーブル
クランプ止め70とケーブルから構成されている。以下
でそれぞれの部品について説明する。第1に、ソケット
コネクタ12について説明する。このソケットコネクタ
12は電気絶縁性のプラスチックで作成された絶縁物と
金属製でプレス加工によって作成されたコンタクトから
構成されている。前記ソケットコネクタ12にはケーブ
ル24と結線するためのコンタクトがコンタクト装着部
38に固定されている。コンタクトの結線部分の方式と
しては、半田付けや圧接や圧着などが考えられるが、一
般的にこの種のコネクタには圧接が用いられることが多
い。前記コンタクト装着部38の反対側には、前記シュ
ラウド40に挿入され、前記ピンコネクタ60のピンコ
ンタクト62と嵌合する嵌合部34がある。この嵌合部
34には、前記ピンコンタクト62が挿入される嵌合孔
36が設けられている。この嵌合孔36の形状や大きさ
は、前記ピンコンタクト62との嵌合を考慮して設計さ
れている。
【0017】第2に、ソケット保持体14について説明
する。このソケット保持体14は、略筺体形状をし、前
記ソケットコネクタ12を保持するものであって、ラッ
チ等によって前記ソケットコネクタ12に保持されてい
る。前記ソケット保持体14は、電気絶縁性のプラスチ
ックで、公知技術の射出成形で製作されている。このソ
ケット保持体14の材料としては、バネ性や成形性が要
求されるので、ポリブチレンテレフタレート(PBT)
・ポリアミド(PA)・ポリフェニレンサルファイド
(PPS)・液晶ポリマー(LCP)等が使用されてい
る。前記ソケットコネクタ12が装着される反対側に
は、ケーブル24を通す為のケーブル逃げ孔29が設け
られている。また、前記ケーブル逃げ孔29が設けられ
た側の幅方向両側には、略逆「J」字形状をしたロック
片20が設けられている。このロック片20の自由端側
には、前記シュラウド40に装着したロック受け部材5
0の係合部51に係合するための係止部30が設けられ
ている。なお、前記ロック片20のほぼ中央部には段部
28が設けられている。前記ロック片20には、前記ロ
ック受け部材50に係合し易いようにバネ性を持たせて
おり、前記ロック片20が内側方向に撓んだ際の逃げと
して、前記係止部30付近に窓部48が設けられてい
る。前記ロック片20の形状や大きさは、前記ロック受
け部材50に係合し易いようにバネ性を持たせてること
や強度などを考慮して設計される。前記ケーブル逃げ孔
29側で前記ロック片20が設けられていない側には、
前記ケーブルクランプ止め70の係止片72と係合する
係合溝A31が設けられている。また、この係合溝A3
1付近で前記ソケットソネクタ12の挿入側方向には、
前記カバー18を保持する為の嵌入溝29が設けられて
いる。この嵌入溝29の形状は前記カバー18が摺動す
る為長方形で、大きさは前記カバー18の係合凸部19
の大きさやソケット保持体14の強度やロック片20の
着脱を考慮して設計される。
【0018】第3に、シールド板16について説明す
る。このシールド板16は略筺体形状をし、前記ケーブ
ルコネクタ10のシールドを高めるためのものであっ
て、ラッチ等によって前記ソケット保持体14の外側を
覆うように固定されている。前記シールド板16は金属
製であり、公知技術のプレス加工等により作成され、こ
のシールド板16の材質としては加工性やバネ性などが
要求されるので、黄銅やリン青銅やベリリウム銅などが
挙げられる。前記シールド板16には、前記ソケット保
持体14が挿入される側と反対側にケーブル24と一体
にクランプされる板状片56がある。前記ソケット保持
体14の係合溝A31に対応した位置に係合溝B58が
設けられている。この係合溝B58と前記係合溝A31
にケーブルクランプ止め70の係止片72が係合するこ
とで、前記シールド板16と前記ソケット保持体14は
一体に取付られる。前記シールド板16には、図3のよ
うに前記ソケット保持体14のロック片20の段部28
付近に対応した位置に前記ロック片20のバネ性を補助
するためのバネ片54が設けられている。このバネ片5
4は湾曲形状をし、プレス加工時に切り起こしをして形
成される。前記バネ片54を設けると、前記ロック片2
0のバネ性が無くなってもロック片20を元の位置に復
帰させることができる。前記バネ片54の設けられてい
ない両側には、舌片32が設けられている。この舌片3
2は図6のようにパネル76にグランドさせるためのも
のである。また、前記シールド板16にも、前記ソケッ
ト保持体14の嵌入溝29に対応した位置に前記カバー
18を保持する為の嵌入孔21が設けられている。この
嵌入孔21の形状は前記カバー18が摺動する為長方形
で、大きさは前記カバー18の係合凸部19の大きさや
シールド板16の強度やロック片20の着脱を考慮して
設計される。
【0019】第4に、カバー18について説明する。こ
のカバー18は略筺体形状をし、前記ソケット保持体1
4のロック片20を解除するためのものであって、摺動
可能なように前記シールド板16の外側に保持されてい
る。前記カバー18は、本実施例では電気絶縁性のプラ
スチックで、公知技術の射出成形で製作されている。こ
のカバー18の材料としては、摺動性や成形性が要求さ
れるので、ポリブチレンテレフタレート(PBT)・ポ
リアミド(PA)・ポリフェニレンサルファイド(PP
S)・液晶ポリマー(LCP)等が使用されていること
が多い。本実施例では、前記カバー18の材料をプラス
チックにしたが、下述する役割を満足できれば金属でも
良く、金属材料としてはバネ性のよいリン青銅やベリリ
ウム銅などが挙げられる。前記カバー18には、前記ソ
ケット保持体14のロック片20の固定端部付近を逃げ
る為のロック片逃げ溝22と摺動し係合を解除する際に
前記ロック片20の段部28を押し圧する押圧部26が
設けられている。また、前記カバー18の幅方向内側に
は、このカバー18をソケット保持体14やシールド板
16に保持するための係合凸部19が設けられている。
この係合凸部19の大きさは、前記シールド板や前記ソ
ケット保持体14の強度を考えて設計されている。前記
係合凸部19の位置としては、前記ロック片20の着脱
を考慮して適宜設計する。カバー18の保持方法として
は、このような方法もあるが、カバー18を保持し・摺
動できればいかなる方法でもよい。
【0020】第5に、ケーブルクラプ68について説明
する。このケーブルクランプ68は前記ケーブル24を
クランプするためのものであり、金属製であり、公知技
術のプレス加工で製作されている。前記ケーブルクラン
プ68は、上述したように前記シールド板16の板状片
56と一体にケーブル24を治具(図示せず)などを用
いてクランプしている。第6に、ケーブルクランプ止め
70について説明する。このケーブルクランプ止め70
は、前記ケーブルクランプ68を固定すると同時に前記
ソケット保持体14とシールド板16とを一体に取付す
るためのものである。前記ケーブルクランプ止め70
は、電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出
成形などによって製作されている。前記ケーブルクラン
プ止め70には、前記ソケット保持体14の係合溝A3
1と前記シールド板16の係合溝B58に対応した位置
に略L字形状の係止片72が設けられている。この係止
片72の形状と大きさは、前記係合溝A31と前記係合
溝B58に係合できれば如何なるものでもよい。
【0021】ここで、前記ケーブルコネクタ10の組立
方について説明する。最初に、ソケット保持体14の外
側に前記シールド板16を前記ソケット保持体14の係
合溝A31と前記シールド板16の係合溝B58が合致
するように被せる。第2に、上記状態のものに前記カバ
ー18を装着する。第3に、ケーブル24にケーブルク
ランプ止め70、カバー18が装着された第2状態のも
のの順序で挿入する。第4に、前記ソケットコネクタ1
2に装着されたコンタクトにケーブル24を結線する。
第5に、ケーブル24が結線された状態の前記ソケット
コネクタ12を第2状態のものに装着する。第6に、前
記シールド板16の板状片56と一緒にケーブル24を
治具(図示せず)を用いてケーブルクランプ68でカシ
メる。最後に、前記ケーブルクランプ止め70の係止片
72を前記係合溝A31及び係合溝B58に係合させ
る。
【0022】次に、前記ロック受け部材50について説
明する。このロック受け部材50は前記シュラウド40
に装着され、前記ロック片20と係合し、前記ケーブル
コネクタ10を固定するためのものである。前記ロック
受け部材50は、電気絶縁性のプラスチックで、公知技
術の射出成形で製作されている。このロック受け部材5
0の材料としては、バネ性や成形性が要求されるので、
ポリブチレンテレフタレート(PBT)・ポリアミド
(PA)・ポリフェニレンサルファイド(PPS)・液
晶ポリマー(LCP)等が使用されていることが多い。
前記ロック受け部材50の幅方向両側には、図4のよう
に前記シュラウド40の係止孔44に装着される装着部
55が設けられ、この装着部55の形状や大きさは装着
できれば如何なるものでも良いが、前記ケーブルコネク
タ10の引っ張り力や強度などを考慮して設計する。ま
た、前記ロック受け部材50の幅方向のほぼ中央部に
は、前記ケーブルコネクタ10のロック片20が係合す
る係合部51が設けられている。この係合部51の大き
さは、前記ケーブルコネクタ10の保持力を考えて設計
する。
【0023】上記とは、別のロック受け部材50につい
て説明する。図4(B)のように、前記係合部51の付
近に溝53を設ける。この溝53を設け、前記ソケット
コネクタ12に図3の2点鎖線で示したように凸部37
を設けることで、前記ケーブルコネクタ10の誤挿入を
防止することができるようになる。また、このような誤
挿入防止手段と合わせて、前記ケーブルコネクタ10の
芯数違い対応して前記ロック受け部材50を色分けして
おくとより確実に誤嵌合を防止できるようになる。例え
ば、ケーブルコネクタ10の芯数が5芯の場合赤色で、
10芯の場合青色で、20芯の場合黒色といったように
しておくとよい。
【0024】図5を用いて、前記ケーブルコネクタ10
の着脱の仕方について説明する。図5(A)は前記ケー
ブルコネクタ10が装着された状態である。装着された
状態から前記ケーブルコネクタ10を前記シュラウド4
0より取り外す際には、図5(B)のように前記カバー
18を矢印「ロ」に手で摺動させると、前記カバー18
の押圧部26が前記ロック片20の段部28に乗り上げ
て、前記ロック片20は矢印「ハ」方向(内側方向)に
撓み、前記ロック片20の係止部30が前記シュラウド
40のに装着された前記ロック受け部材50の係合部5
1から外れることにより取り外せる。前記ケーブルコネ
クタ10を装着させる際には、前記カバー18を矢印
「ハ」と反対方向に手で摺動させると、バネ性を有した
前記ロック片20は自動復帰又はシールド板16のバネ
片54によってもとの位置に復帰する。ロック片20が
復帰したままの状態でカバー18を手で持って押し続け
ると、前記シュラウド40に装着された前記ロック受け
部材50の係合部51をロック片20の係止部30が乗
り越える際には、ロック片20がバネ性を有しているの
で、矢印「ハ」方向(内側方向)に撓み込み、乗り越え
終わると、ロック片20はもとの位置に復帰し、装着が
完了する。前記ロック片20の段部28と係止部30と
の段差は、上記の着脱の仕方を考慮して適宜設計する。
【0025】前記シールド板16のグランドの仕方につ
いて説明する。図6のように前記シールド板16に設け
た舌片32とパネル76とを接触させることでグランド
させている。また、これ以外にもバネ片54が設けられ
ている側の先端を延長させ、切り起こし部を設けてピン
コンタクト62と接触させることでグランドさせること
も考えられる。
【0026】最後に、図示はしていないが、レセプタク
ルコネクタについて説明する。このレセプタクルコネク
タについては、本出願人は特願平10ー132753号
で提案している。概略の構造としては以下の通りであ
る。レセプタクルコネクタは、主にブロックとコンタク
ト体と連結具とシールド板Aとシールド板Bとから構成
されている。このレセプタクルコネクタには、一方方向
にピンコネクタ60のピンコンタクト62が挿入される
嵌合口が設けられている。
【0027】前記ブロックは電気絶縁性のプラスチック
であり、公知の射出成形等で製作されている。前記ブロ
ックの嵌合口側にはピンコネクタ60の誤挿入を防止す
る誤挿入防止溝が設けられ、また、嵌合口の反対側には
前記コンタクト体が挿入される挿入孔(図示せず)が設
けられている。前記挿入孔側で幅方向両側には、シール
ド板A及びシールド板Bの凹部が嵌入される所要数の凸
部が設置されている。
【0028】前記ブロックには、嵌合口側で幅方向両側
のフランジ部に係合部Aが設けられている。この係合部
Aは前記シールド板Aの係止片Aと前記シールド板Bの
係止片Bが挿入され、各々のシールド板をブロックに固
定するためのものである。前記係合部Aには、それぞれ
のシールド板を挿入できるようにテーパー部が設けられ
ている。即ち、各々のシールド板はテーパー部に沿って
斜めに挿入され、その後シールド板とストレート部が接
するように起こされる。
【0029】前記コンタクト体及び連結具を一緒に説明
する。この連結具は、所要数のコンタクト体を位置決め
及び固定するためのものである。前記コンタクト体は、
電気絶縁性の絶縁体Aと金属製のレセプタクルコンタク
トとから構成されている。この絶縁体Aは、公知の射出
成形等で製作され、材料としては耐熱性や成形性や低コ
ストが要求される。前記連結具も電気絶縁性のプラスチ
ックであり、材質としては前記絶縁体Aと同様である。
前記レセプタクルコンタクトは主にピンコネクタ60の
ピンコンタクト62と接触する接触部と前記絶縁体Aに
保持・固定される固定部と基板にプレスインされる接続
部との3部分より構成されている。
【0030】前記コンタクト体は、コンタクト体の突起
が連結具の引っかかり部に引っかかることによって保持
・固定されている。レセプタクルコンタクトが突出側と
反対側に一体になったコンタクト体と連結具との間に
は、溝が設けられている。この溝はシールド板Aの舌片
が引っかかる部分であり、シールド板Aが幅方向にズレ
ないようにするためのものである。
【0031】シールド板Aについて説明する。このシー
ルド板Aは金属製であり、公知技術のプレス加工等によ
り作成され、略L字形状をしている。前記シールド板A
の一方の自由端側には前記ブロックの係合部Aに嵌め込
まれる係止片Aが設けられている。この係止片Aは前記
係合部Aに係合することでシールド板Aが浮き上がらな
いようにするためのものである。係止片A50部分が突
出している。もう一方の自由端側には、基板にプレスイ
ンされる所要数の端子が突出している。この端子の先端
部分には突起部が設置され、この突起部はシールド板B
の係止部に嵌入される部分であり、嵌入することでシー
ルド板Bを固定するものである。
【0032】前記端子の上方で折り返された部分よりに
は、連結具の引っかかり部に係合できる引っかけ部が設
けられている。また、折り返された部分と凹部との間に
は、引っかけ部と同様に切り起こしされた所要数の舌片
が設けられている。この舌片は、連結具とコンタクト体
との間に形成された溝に係合することで、シールド板A
の幅方向のズレを防止するためのものである。前記係止
片A側には、ピンコネクタ60の幅方向外側のピンコン
タクト62と接触させてグランドさせる接触部が設けら
れている。この接触部はピンコンタクト62と接触でき
るように外側方向に湾曲させている。また、前記接触部
付近には、ブロックの凸部が嵌入できる位置に凹部が設
けられている。
【0033】前記シールド板Bについて説明する。この
シールド板Bは金属製であり、公知技術のプレス加工等
により作成され、平板状をしている。前記シールド板B
の一方の自由端側には前記ブロックの係合部Aに嵌め込
まれる係止片Bが設けられている。この係止片Bも前記
係合部Aに係合することでシールド板Bが浮き上がらな
いようにするためのものである。もう一方の自由端側に
は、前記シールド板Aの端子と係合するための所要数の
係止部が設けられている。シールド板Bは、シールド板
Aの端子の突起部を前記係止部に引っかけることで固定
される。
【0034】前記係止片B側には、ピンコネクタ60の
幅方向外側のピンコンタクト62と接触させてグランド
させる接触部が設けられている。この接触部はピンコン
タクト62と接触できるように外側方向に湾曲させてい
る。また、前記接触部付近には、ブロックの凸部が嵌入
できる位置に凹部が設けられている。
【0035】
【発明の効果】本発明は、上述の構造をとることで、以
下のような顕著な効果を得ることができる。 (1)カバー18を摺動すると、カバー18の押圧部2
6がロック片20の段部28に乗り上げるだけで、ロッ
ク片20の取り外しが可能なプッシュオンープッシュプ
ル方式にすることができた。 (2)ケーブルコネクタ10にロック片20を設け、シ
ュラウド40にロック受け部材50を装着する構造のプ
ッシュオンープッシュプル方式にしたので、容易にケー
ブルコネクタ10をシュラウド40に装着できるように
なった。 (3)ケーブルコネクタ10のカバー18を摺動させる
だけで、ケーブルコネクタ10の着脱が可能な為に、ス
ペースが従来より大きくなることがない。 (4)ケーブルコネクタ10のロック片20にバネ性を
持たせているが、ロック片20が永久変形した時でも、
シールド板16にバネ片を設けている為に、ロック片2
0がもとの位置に必ず復帰する。 (5)ケーブルコネクタ10のソケットコネクタ12に
凸部37を設け、かつ、ロック受け部材50に溝53を
設けることにより、ケーブルコネクタ10の向きを間違
えて誤挿入することがなくなった。 (6)シュラウド40の幅方向両側の側壁に複数の係止
孔44を設けておくことで、ケーブルコネクタ10の芯
数違いにも容易に対応することができるようになった。 (7)ロック受け部材50を色分けしておくことで、芯
数の違うケーブルコネクタ10の挿入位置が容易に判
り、誤挿入することがなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】基板にピンコネクタが装着した状態と本発明の
ケーブルコネクタ及びシュラウドの斜視図である。
【図2】本発明のケーブルコネクタを分解した状態のそ
れぞれの構成部品の斜視図である。
【図3】(A)本発明のケーブルコネクタをケーブル結
線側から見た底面図である。 (B)本発明のケーブルコネクタの正面図である。 (C)本発明のケーブルコネクタの右側面図である。 (D)(A)のA−A断面図である。
【図4】(A)本発明のシュラウドに取付るロック受け
部材の斜視図である。 (B)(A)とは別のロック受け部材の斜視図である。
【図5】(A)ケーブルコネクタがシュラウドに装着さ
れた状態の部分的な断面図である。 (B)ケーブルコネクタをシュラウドより取り外す際の
部分的な断面図である。
【図6】ケーブルコネクタをシュラウドの装着した際
に、シールド板をパネルにグランドさせた状態の部分的
な平面図である。
【図7】従来のケーブルコネクタとシュラウドの斜視図
である。
【図8】図7とは別の従来のケーブルコネクタとシュラ
ウドの平面図である。
【符号の説明】
10、80、801 ケーブルコネクタ 12 ソケットコネクタ 14、82 ソケット保持体 16 シールド板 18 カバー 19 係合凸部 20 ロック片 21 嵌入孔 22 ロック逃げ溝 24 ケーブル 26 押圧部 28 段部 29 嵌入溝 30 係止部 31 係合溝A 32 舌片 34 嵌合部 36 嵌合孔 37 凸部 38 コンタクト装着部 40、90、901 シュラウド 42 挿入口 44 係止孔 46 挿入孔A 50 ロック受け部材 51 係合部 52 基板 53 溝 54 バネ片 55 装着部 56 板状片 58 係合溝B 60 ピンコネクタ 62 ピンコンタクト 64 絶縁体 66 嵌合口 68 ケーブルクランプ 70 ケーブルクランプ止め 72 係合片 74 孔 76 パネル 84 係止部材 92 係合部材
フロントページの続き Fターム(参考) 5E021 FA05 FA09 FB02 FB07 FB13 FB14 FC31 FC36 FC38 FC40 GB02 HC09 HC11 HC31 JA04 JA11 KA02 KA05 LA01 LA09 LA15 5E023 AA04 AA13 AA16 BB02 BB03 BB22 CC22 DD17 DD18 DD19 EE02 EE14 EE28 FF13 GG02 GG10 GG13 GG15 GG17 GG19 HH12 HH17 HH30

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レセプタクルコンタクトとこのレセプタ
    クルコンタクトが固定される絶縁体Aとからなるコンタ
    クト体とこのコンタクト体を連設する連結具とこの連結
    具で一体になった前記コンタクト体が挿入される挿入孔
    を有するブロックとこのブロックに装着されるシールド
    板A及びシールド板Bとより構成されたレセプタクルコ
    ネクタと、このレセプタクルコネクタが嵌入される嵌合
    口を有する絶縁体とこの絶縁体に保持・固定されるピン
    コンタクトとから構成されると共に基板に装着されるピ
    ンコネクタと、このピンコネクタと反対側より基板から
    突出したピンコンタクトに固定され、ケーブルコネクタ
    とのロック機構を有しているシュラウドと、ケーブルと
    このケーブルが装着・固定されると共に前記シュラウド
    との嵌合部を有するソケットコネクタとこのソケットコ
    ネクタを保持すると共に前記シュラウドのロック機構と
    の係止部を有し前記ソケットコネクタの保持方向と反対
    側にケーブル逃げ孔を設けたソケット保持体とこのソケ
    ット保持体を覆うように被せられたシールド板と前記ケ
    ーブルを固定する為のケーブルクランプ及びケーブルク
    ランプ止めとから構成されたケーブルコネクタとからな
    る電気コネクタにおいて、 前記ケーブルコネクタには前記ソケット保持体のケーブ
    ル逃げ孔側の幅方向両側に固定され自由端側に係止部を
    有したロック片を設けると共にこのロック片上を摺動可
    能に動くカバーを装着し、前記シュラウドには側壁の上
    側で相対する位置に複数個の係止孔を設け、この係止孔
    に装着されると共に前記ロック片と係合する係合部を有
    したロック受け部材を配置し、前記ケーブルコネクタを
    ワンタッチで簡単に着脱可能にしたことを特徴とする電
    気コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記ソケット保持体のロック片にバネ性
    を持たせことを特徴とする請求項1記載の電気コネク
    タ。
  3. 【請求項3】 前記ケーブルコネクタを取り外す際には
    前記カバーをケーブル突出側に引くことにより前記カバ
    ーの押圧部が前記ソケット保持体のロック片の段部に乗
    り上げるようにすると共にケーブルコネクタを装着する
    際には前記カバーをケーブル突出側の反対方向に押し前
    記ロック片のバネ性で復帰させ、前記ケーブルコネクタ
    をシュラウドの着脱可能にしたことを特徴とする請求項
    2記載の電気コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記シールド板には前記ロック片に対応
    する位置にバックアップ用のバネ片を設けたことを特徴
    とする請求項2記載の電気コネクタ。
  5. 【請求項5】 前記ロック受け部材の係合部付近に溝を
    設け、前記ソケットコネクタには前記溝に対応する位置
    で誤挿入防止用の凸部を設けたことを特徴とする請求項
    1記載の電気コネクタ。
  6. 【請求項6】 前記シュラウドに設けた係止孔でソケッ
    トコネクタの芯数を調整可能にしたことを特徴とする請
    求項1記載の電気コネクタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8077468B2 (en) 2006-09-20 2011-12-13 Fujitsu Limited Rail coupling handle, unit support mechanism and electronic device
JP2012252919A (ja) * 2011-06-03 2012-12-20 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ

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