JP2000258356A - スポット溶接部の検査法 - Google Patents

スポット溶接部の検査法

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JP2000258356A JP11063517A JP6351799A JP2000258356A JP 2000258356 A JP2000258356 A JP 2000258356A JP 11063517 A JP11063517 A JP 11063517A JP 6351799 A JP6351799 A JP 6351799A JP 2000258356 A JP2000258356 A JP 2000258356A
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welding
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Hideki Suzuki
秀樹 鈴木
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M50/00Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
    • H01M50/30Arrangements for facilitating escape of gases
    • H01M50/317Re-sealable arrangements
    • H01M50/325Re-sealable arrangements comprising deformable valve members, e.g. elastic or flexible valve members
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アルカリ蓄電池などの構成部材である第1金
属板材と第2金属板材とのスポット溶接部Bの溶接の
良,否を確実に判別する検査法を提供する。 【解決手段】 第1金属板材1に円錐状の凸壁部5と凹
窪部6を屈曲により形成し、該第1金属板材1をその凸
壁部5を介して第2金属板材に重ね、スポット溶接する
に当たり、スポット溶接により生成するナゲットBの一
部bを該凹窪部6内に露出させ、その露出したナゲット
部bの径の寸法や形状の相異によりスポット溶接の良,
否を判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として蓄電池を
構成する蓋体などのスポット溶接部を有する組立体のス
ポット溶接部の溶接の良否を判別する検査法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスポット溶接部の検査法は、第1
金属板材と第2金属板材とを重合し、この状態でその重
合体の両側面の所定個所に電極を加圧器により、一定の
圧力で押し当て一定の電力で両金属板材間に通電してス
ポット溶接を行いスポット溶接部を有する組立体を作製
するが、その溶接部の溶接の良否の判定は、そのスポッ
ト溶接時の電流値、電圧値、電力、抵抗値などからその
良否を判別する検査法が行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、スポット
溶接作業を繰り返していると、何等かの理由でスポット
溶接部の溶接極度が所定以下に弱くなることがあるが、
スポット溶接時に測定した電流値、電圧値、電力、抵抗
値などには大きな変化がないため、余程大きな変化がな
い限り、その個々の組立体のスポット溶接部の溶接の良
否を判別することは困難であった。従って、スポット溶
接部を有する組立体のスポット溶接部の溶接不良を見逃
し、これを良と誤判定することがしばしばであった。従
って、かゝる溶接不良の組立体を用いて不良な蓄電池を
構成する不都合を伴った。従って、従来のかゝる組立体
のスポット溶接部の溶接の良否の検査法の不都合を解消
し、その良否を正確に判別できる判定法を開発すること
が望まれる。本発明は、かゝる要望を満足したスポット
溶接部の良否を確実に判別し得る検査法を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1金属板材の一部を屈
曲させてその1側面から突出する凸壁部とその他側面に
該凸壁部により囲繞される凹窪部とを形成し、該第1金
属板材を該凸壁部で第2金属板材面に重ねてその重合部
をスポット溶接するに当たり、そのスポット溶接により
生成するナゲットの一部が該凹窪部内に露出するように
してスポット溶接を行いスポット溶接部を有する組立体
を構成した後、該凹窪部内に露出したナゲット部の径の
寸法又は/及び形状に基づいて、スポット溶接部の溶接
の良否を判別することを特徴とするスポット溶接部の検
査法。上記の本発明のスポット溶接部の検査法を実施す
るに当たり、照明とカメラと画像処理部とモニターで構
成される検査装置を用いることが好ましい。また、本発
明のスポット溶接部の検査法を用いるスポット溶接部を
有する組立体は蓄電池用蓋体であり、その蓄電池用蓋体
を構成する第1金属板材は端子用キャップであり、第2
金属板材は蓋板主体の積層体を結着したリベットであ
り、これら板材のスポット溶接部の良否を判別するスポ
ット溶接部の検査法に適用する。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態につき、
添付図面に基づいて説明する。図1乃至図5は、本発明
をスポット溶接部を有する組立体として、アルカリ蓄電
池用蓋体Aに適用した場合につき説明する。図面で、1
は蓄電池の端子となる帽状の端子用キャップで、鉄にニ
ッケルメッキを施したものから成る第1金属板材、2は
蓄電池の角形電池缶に施される蓋板主体積層体3を一体
にかしめ結着しているリベットで、鉄にニッケルメッキ
を施したものから成る第2金属板材であり、該第2金属
板材2の上面に該第1金属板材1を重ね合わせた状態で
スポット溶接することにより蓋体Aが構成されるのであ
る。該蓋板主体積層体3は、主体である蓋板3aと、該
蓋板3aの上面に該リベット2の頭部である上端の水平
板部2aとの間に介在せしめたガスケット3bと該蓋板
3aの下面に該リベット2の下端のかしめ部2bとの間
に絶縁板3cとL字状に折り曲げた板状リード耳3dと
から成る。4は弾性弁体を示し、該弁体4は該帽状キャ
ップ1の中空部内に収容されると共に、該リベット2の
上端の水平板部2a上面に所定の圧力で載置され、その
下面の該リベット2の中心の中空孔2cを所定の圧力で
常閉するように作用する。1bは帽状キャップ1に施さ
れた排気孔を示す。
【0006】本発明によれば、該第1金属板材1を該第
2金属板材2にスポット溶接するに当たり、予め、該第
1金属板材である帽状キャップ1の鍔部1aの一部を屈
曲させて、例えば、左右対称位置の2個所において、夫
々その裏面から下方に円錐状、椀状、皿状などに屈曲突
出する凸壁部5,5とその上面にその夫々の凸壁部5,
5により囲繞される円錐状、椀状、皿状などの凹窪部
6,6とを形成しておき、この帽状キャップ1を、中央
に穴7を穿設してある支持基板8の上面に載置した前記
の蓋板主体積層体3の該リベット2の上端の環状の水平
板部2aの上面に、その凸壁部5,5で重合載置し、図
1に示すように、左右一対の上部電極9,9を該キャッ
プ1の鍔部1aの左右の該凹窪部6,6の外周縁上縁に
当接させる一方、下部電極10を該リベット2の下端の
かしめ部2bの中心に当て、これら上下の電極9,9,
10により所定の加圧力で第1及び第2金属板材1,2
を押圧し、所定の電流、電圧で通電し、スポット溶接を
行う。この場合、本発明によれば、該リベット側の金属
の一部が溶けると共に該凸壁部5が溶けてそのスポット
溶接により生成するナゲットBは、該第1金属板材1と
該第2金属板材2間に跨り生成するが、そのナゲットB
の一部bは図2に示すようにその各該凹窪部6内に露出
するようにスポット溶接を行う。かくして、該第1金属
板材1と該第2金属板材2とのスポット溶接による組立
体である蓋体Aを構成する。
【0007】本発明者は、長年に亘る多数の試験研究の
結果、かゝるスポット溶接により生成するナゲットBの
一部である該凹窪部7内に露出したナゲット部bの径の
寸法又は/及び形状に基づいて、該第1金属板材1と該
第2金属板材2とのスポット溶接が良好に行われている
か否かを判別することができることを知見した。
【0008】このスポット溶接の良否の判別を例示する
に、例えば、厚さ0.3mmの帽状キャップ1の鍔部1
aにその下面から0.2mm突出する円錐状の凸壁部5
とその上面に該凸壁部5で囲繞された開放端面の径の最
大値が0.6mmである円錐状凹窪部6を形成されたも
のをリベット2の上端の平板頭部2aの上面にその凸壁
部5で重合し、上下電極9,9,10で加圧し、スポッ
ト溶接し、図3に示すようなスポット溶接の場合、その
ナゲットBの露出部bは、該凹窪部6内に半円球状に盛
り上がって、上面から見ると図3(a)に示すように略
真円でその径が0.30mmである場合は、両板材1,
2のスポット溶接が良好に行われていると判定して良
い。また、その蓋体Aのスポット溶接部Bで縦断してみ
ると、図3(b)示のように、そのスポット溶接部、即
ち、ナゲットBは、該第1金属板材1側と該第2金属板
材2側に均等に跨って生成して居り、溶接が良好に行わ
れていることを裏付けていた。実際、後記するように、
その試料片の引張強度は極めて大きかった。尚、そのナ
ゲットBの色は、適度な温度で金属が加熱溶融し、良好
な褐色を呈していた。
【0009】図4は、スポット溶接が不良の場合の1例
を示す。即ち、上面から観察し、図4(a)に示すよう
に、該凹窪部6内に露出する円形のナゲット部bの径が
0.25mmと小さい場合は、該第1金属板材1と該第
2金属板材2間のスポット溶接は不良と判定して良い。
因みに、そのスポット溶接部Bを縦断してみると、該ナ
ゲットBは、図4(b)に示すように、該第2金属板材
2、即ち、リベット2側の生成量が大きく、その両金属
板材1,2の重合面間に跨るナゲットBの生成量が少な
いため溶接不良であることが裏付けられた。尚、ナゲッ
トBの色が青黒く見える場合があるが、これは好ましく
ない。
【0010】図5は、スポット溶接が不良の場合の他の
例を示す。即ち、上面から観察した場合、該凹窪部6内
に露出するナゲット部bの径の寸法が0.38mm以上
に大きい場合はその盛り上がったナゲット部bの形状が
図5(a)に示すように、その周円が凸凹状の不規則な
形状に変形する。このように、ナゲット部bの円形が崩
れた場合には、スポット溶接は不良と判定して良い。因
みに、そのスポット溶接部を縦断してみると、図5
(b)に示すように、該第1金属板材1、即ち、帽状キ
ャップ1側の生成量が著しく大きく、その両金属板材
1,2の重合面間に跨るナゲットBの生成量が少ないた
め、スポット溶接が不良であることを裏付けられた。こ
の場合、スポット溶接時のナゲットBが高温になり過ぎ
るとその溶融金属が飛散しその凹窪部6の囲繞壁面にス
パッタb′として付着することがある。該スパッタb′
は、急激に冷却されるので、通常黒色で観察される。
【0011】このように、本発明によれば、スポット溶
接後そのスポット溶接の良否を表面に露出するナゲット
部bを上面から観察し、その径の寸法が所定の範囲を越
えるか否か及びその形状の変形の有無の少なくともその
いずれかの判定に基づいて、そのナゲット部bの良否の
判別を行うことを特徴とし、更には、必要に応じ色やス
パッタb′の有無などから、その良,否の判別を行うよ
うにしてもよい。この検査法を実施する検査装置の1例
を図6に示す。同図において、検知装置Cは、搬送ガイ
ドコンベア11の上方に配置した下向きのカメラ12と
該搬送ガイドコンベア11上に配置した蓋体Aを照射す
る照明器13と該カメラ12に接続する画像処理部14
と該画像処理部14に接続するモニター15とから成
り、該蓋体Aのスポット溶接部Bの露出部bをカメラ1
2により撮影し、その映像を画像処理部14で画像処理
し、そのモニター15に映るスポット溶接部の露出部b
の形状、径寸法によりその良否を判定する。多数の蓋体
A,A,…のスポット溶接の良否を順次連続するため、
該検知装置Cは、更に該画像処理部14から導出する一
対の位置決めセンサー16,16を図示のように上下に
配置し、カメラ12の直下に蓋体Aが位置するときに撮
影できるようにすることが好ましい。また、不良品を自
動的に排除するため、該画像処理部14に接続する選別
制御器17を設け、該選別制御器17は、該画像処理部
14からの排除信号に応答してそのピストンシリンダー
17aを作動し、不良品を側方にするようにする設備を
付設することが好ましい。
【0012】実施例 本発明の更に具体的な実施例につき詳述する。角形アル
カリ蓄電池用の蓋体Aをスポット溶接により組み立てる
に当たり、予め、板厚0.3mmの帽状キャップ1の鍔
部1aに、その左右の対象位置に夫々鍔部1aの裏面か
ら0.2mm下向きに突出した円錐状の凸壁部5とその
上面に該凸壁部5により囲繞される円錐状の凹窪部6を
その開放端面の最大径が0.6±0.1mmに形成した
ものを多数作製して用意し、その各帽状キャップを蓋板
主体積層体3をかしめ結着したリベット2の厚さ0.8
±0.05mmの板状の平坦頭端板2aの上面に、該帽
状キャップ1の内部空間内にゴム弁4を収容した状態で
その凸壁部5,5で重ね合わせ載置し、その左右の該凹
窪部6,6の周縁上面に左右一対の上部電極を圧接し、
そのリベット2の中心の中空孔の周縁の先端かしめ部2
bに下部電極を圧接した状態で、所定の加圧力で電圧5
V、電流2KAで10ms通電のコンデンサ式スポット
溶接により生成するナゲットBの一部bが夫々の凹窪部
6,6の内部に露出した状態のスポット溶接を行った。
かゝるスポット溶接を繰り返し、スポット溶接部B,B
を有する角形アルカリ蓄電池用蓋体を多数個組み立て
た。尚、帽状キャップ1及びリベット2は、鉄にニッケ
ルメッキを施されたものである。
【0013】上記の多数の蓋体A,A,…について、図
6に示す検知装置によりスポット溶接の良否を判定する
べく、搬送ガイドコンベア11により間歇的に順次搬送
し、各蓋体Aは、センサー16,16により感知され、
カメラ12の直下に位置せしめられ、トリガー信号が画
像処理部14に送られる。トリガー信号を受け取った画
像処理部14は、カメラ12にシャッター信号を送り、
カメラ12で撮影したナゲットBの露出部bの映像信号
を該画像処理部14によりその径と形状を判別すると同
時に、モニター15にその画像を送る。また、画像処理
部14は、判定終了後NO or GOの信号を選別制
御器17に送り、そのNOの信号のときにのみ、シリン
ダー17aを作動し、搬送ガイドコンベアから側方の排
除部(図示しない)へ不良品を押し出し排除するように
した。
【0014】蓋体Aのスポット溶接の良否を判別するに
は、予め、多数の蓋体Aにつき、そのスポット溶接のナ
ゲット部bの形状及び径、更にはスパッタの有無と夫々
の蓋体Aのスポット溶接部Bの引張強度との関係を予め
検べた結果、引張強度が22Kg以上有するものは、そ
のナゲット部bは半円球状であり、上面から見た円形の
径が0.3〜0.36mmのものであり、この条件を満
足しないものは不良品であることが判ったので、これに
基づいて該検査装置Cによる検査を可能とした。
【0015】上記の蓋体A1000個の検査結果を下記
表1に示す。
【0016】
【表1】
【0017】また、別個に多数の蓋体を作製し、これら
につき判定の良否の基準をナゲット部bが半円球状であ
り、その径の大きさと引張強度との関係を調べた結果、
図7に示すような関係が得られた。即ち、ナゲット部b
の形状が半円球状で、上面から観察された形状が円形で
あり、その直径が0.30mm〜0.36mmの範囲に
あるものは、その溶接強度は22Kg〜25Kgと大き
く良品であることが判り、その円の直径が0.3mm未
満では、その溶接強度が20Kg以下に低下し不良品で
あり、また、径が0.36mmを超える場合は、ナゲッ
ト部の形状が円形であっても引張強度が20Kg以下と
低下することが判った。また、径が0.36mm以上の
場合は、ナゲット部の円形が崩れたり、或いは同時にス
パッタb′を生じる傾向があり、この場合は、その引張
強度は15Kg以下となり不良品となることが判った。
かくして、スポット溶接の良否の判定基準は、ナゲット
部bが半円球状であり、その径が0.3〜0.36mm
の範囲のものを良とし、これに当てはまらないものは不
良とするように定めて判定することができることが判っ
た。
【0018】
【発明の効果】このように本発明によるときは、第1金
属板材に、屈曲によりその1側面に突出する円錐状など
の凸壁部とその他側面に該凸壁部により囲繞される凹窪
部を形成し、これをその第2金属板材に、その凸壁部を
介して重合しスポット溶接するに当たり、両板材間を溶
融して生成するナゲットの一部を該凹窪部内に露出させ
るようにスポット溶接し、その露出したナゲット部の径
の寸法又は/及び形状に基づいてスポット溶接の良否を
判定するようにしたので、確実にその良否を判別するこ
とができる効果をもたらし、例えば、アルカリ蓄電池の
製造において、その構成部材である蓋体をスポット溶接
により第1金属板材である端子用キャップと、第2金属
板材である蓋板主体積層体をかしめ結着したリベットと
を、上記のようにスポット溶接して作製した後、その蓋
体のスポット溶接部Bの溶接の良否の判別に利用でき
る。この場合、照明器とカメラと画像処理部とモニター
とから成る検査装置を用いて、そのスポット溶接の良否
を判別することができ便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のスポット溶接の良否の検査法に用い
るスポット溶接法をアルカリ蓄電池用蓋体に適用した場
合の要部の裁断側面図。
【図2】 本発明によりスポット溶接されたアルカリ蓄
電池用蓋体の縦断面図。
【図3】 該蓋体の半部を示す図であり、図3(a)
は、そのスポット溶接部の1例の上面図、図3(b)
は、図3(a)のIII−III線裁断面図。
【図4】 該蓋体の半部を示す図であり、図4(a)
は、そのスポット溶接部の他例の上面図、図4(b)
は、図4(a)のIV−IV線裁断面図。
【図5】 該蓋体の半部を示す図であり、図5(a)
は、そのスポット溶接部の更に他例の上面図、図5
(b)は、図5(a)のV−V線裁断面図。
【図6】 本発明のスポット溶接部の検査法を実施する
に用いる1例のスポット溶接の検査装置の側面線図。
【図7】 ナゲット部の径とその引張強度との関係を示
すグラフ。
【符号の説明】
A スポット溶接部を有する蓋体 1 第1金属板
材、端子用キャップ 1a 鍔部 2 第2金属板
材、リベット 2a リベットの頭部、リベットの上端の水平板部 2b リベットの下端かしめ端部 3 蓋板主体積
層体 3a 蓋板 5 凸壁部 6 凹窪部 9 上部電極 10 下部電極 B ナゲット、
スポット溶接部 b ナゲットの一部、ナゲット部 C 検査装置
フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA15 AA27 BB05 BB15 CC15 FF04 FF42 HH12 JJ03 JJ09 LL30 NN11 PP15 QQ21 RR05 RR08 TT03 2G051 AA90 AB13 AB20 CA04 CD07 DA06 DA13 EB01 5H012 AA07 BB02 BB11 CC01 DD04 EE01 EE09 GG01 JJ02 JJ06 JJ09 5H022 AA04 BB16 BB27 BB28 CC02 EE01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1金属板材の一部を屈曲させてその1
    側面から突出する凸壁部とその他側面に該凸壁部により
    囲繞される凹窪部とを形成し、該第1金属板材を該凸壁
    部で第2金属板材面に重ねてその重合部をスポット溶接
    するに当たり、そのスポット溶接により生成するナゲッ
    トの一部が該凹窪部内に露出するようにしてスポット溶
    接を行いスポット溶接部を有する組立体を構成した後、
    該凹窪部内に露出したナゲット部の径の寸法又は/及び
    形状に基づいて、スポット溶接部の溶接の良否を判別す
    ることを特徴とするスポット溶接部の検査法。
  2. 【請求項2】 照明器とカメラと画像処理部とモニター
    で構成される検査装置を用いて、スポット溶接部の溶接
    の良否を判別するスポット溶接部の検査法。
  3. 【請求項3】 該スポット溶接部を有する組立体は蓄電
    池用蓋体であり、その蓄電池用蓋体を構成する第1金属
    板材は端子用キャップであり、第2金属板材は蓋板主体
    積層体を結着したリベットであり、これらのスポット溶
    接部の溶接の良否を判別する請求項1又は2に記載のス
    ポット溶接部の検査法。
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