JP2000255367A - 自動車用未完成車体 - Google Patents

自動車用未完成車体

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JP2000255367A
JP2000255367A JP11331712A JP33171299A JP2000255367A JP 2000255367 A JP2000255367 A JP 2000255367A JP 11331712 A JP11331712 A JP 11331712A JP 33171299 A JP33171299 A JP 33171299A JP 2000255367 A JP2000255367 A JP 2000255367A
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JP
Japan
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head
unfinished
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roof frame
head protection
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JP11331712A
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English (en)
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Werner Bacher
ヴエルネル・バツヒエル
Andreas Hirth
アンドレアス・ヒルス
Ian Turner
イアン・トウルネル
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Mercedes Benz Group AG
Original Assignee
DaimlerChrysler AG
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Publication date
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    • B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
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    • B60R21/213—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in vehicle roof frames or pillars
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乗客の頭のための改善された頭保護を与える
車両用未完成車体を提供する。 【構成】 屋根枠区域の範囲でフレームなし客室に、膨
らますことができる各頭保護装置８が付属し、膨らます
ことができる各頭保護装置８の高さの所に、頭衝突保護
体としてのエネルギ吸収成形部材１０が設けられてい
る。本発明により、成形部材１０が頭保護装置８の膨ら
むエアバツグを所望の保護位置へ案内する発射傾斜路と
して形成されかつ配置されて、エアバツグの膨らむ間成
形部材１０が少なくとも大幅に形状を安定して位置した
ままであるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用未完成車
体であって、客室の範囲で窓用開口より上に設けられる
屋根枠区域を持ち、膨らますことができる頭保護装置が
屋根枠区域に付属し、膨らますことができる各頭保護装
置の高さの所に、頭衝突保護体としてのエネルギ吸収成
形部材が設けられているものに関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車用のこのような実完成車体は、ド
イツ連邦共和国特許出願公開第１９６１２２２７号明細
書から公知である。フレームなし未完成車体は客室を持
ち、この客室は、横扉用開口より上に、側方に設けられ
る屋根枠区域を持っている。屋根枠区域には膨らますこ
とができる頭保護装置が設けられて、車両衝突の際急激
に広がるエアバツグをそれぞれ持っている。それぞれの
エアバツグは屋根枠範囲から下方へ膨らんで、車両の側
面衝突の際乗客の頭が扉枠範囲又は屋根枠区域又は横扉
の横窓ガラスへ衝突するのを緩和する。頭保護装置が膨
らまない場合頭が当たる間、ある程度の頭保護が行われ
るのを保証するため、膨らますことができる頭保護装置
の高さの所に、別個の変形素子が設けられて、頭保護装
置のエアバツグを包囲し、これを折畳まれた位置に保
つ。エアバツグが急激に膨らむ際、変形素子が変形せし
められ、膨らむエアバツグが下方へ出て行くための通路
をあける。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、乗客
の頭のための改善された頭保護を与える、最初にあげた
種類の未完成車体を提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明によれば、成形部材が頭保護装置の膨らむエアバ
ツグを所望の保護位置へ案内する発射傾斜路として形成
されかつ配置されて、エアバツグの膨らむ間成形部材が
少なくとも大幅に形状を安定して位置したままであるよ
うにする。
【０００５】本発明による解決策により、膨らむエアバ
ツグの適切な案内が行われるので、エアバツグは確実に
適当な保護位置へ移行可能である。従って成形部材は二
重機能を持っている。なぜならば、発射傾斜路としての
機能のほかに、頭が衝突しかつエアバツグが膨らまない
場合エネルギを吸収する機能を保証されているからであ
る。その際急激に膨らむエアバツグにより生じる力が少
なくとも大幅に安定な形状で受止められるが、頭の衝突
により生じる力が少なくとも大幅に受止められるが、頭
の衝突により生じる力が適当に異なる方向からエネルギ
を同時に吸収しながら成形部材を変形させるように、成
形部材が配置されかつ形成されている。
【０００６】本発明の構成では、頭保護装置への接近が
保証されるように、成形部材が頭保護装置の側面に設け
られている。従って従来の技術とは異なり、成形部材は
エアバツグの覆いを形成するのではなく、頭保護装置へ
の介入を許す。従って頭保護装置のエアバツグに、取外
し可能な付加的覆い又はエアバツグを折畳まれた位置に
保つ固定装置を付属させねばならない。
【０００７】本発明の別の構成では、成形部材が未完成
車体側で屋根枠区域に結合されている。この構成は、既
に未完成車体の製造の際成形部材の一体化を有利に可能
にし、成形部材を適当な未完成車体区域に、取付け素子
により結合するか、又は溶接により取外し不可能に結合
することができる。
【０００８】本発明の別の構成では、成形部材が頭保護
装置の一体な部分として構成されている。それにより成
形部材は、頭保護装置と共に車両に取付け可能であり、
なるべく未完成車体側で適当な屋根枠区域又は他の適当
な未完成車体部分に固定可能である。成形部材を頭保護
装置の適当なハウジングに一体化することにより、頭保
護装置を客室へ組込む際取付け費用を僅かにすることが
できる。
【０００９】本発明のそれ以外の利点及び特徴は、従属
請求項及び図面に基く本発明の好ましい実施例の以下の
説明から明らかになる。
【００１０】
【実施例】乗用自動車用未完成車体は、原理的に公知の
ようにフレームなしに構成され、客室１を持っている。
客室１は、同様に公知のように、Ａ支柱（ピラー）の形
の前部保護支柱３、Ｂ支柱の形の中間保護支柱４、及び
Ｃ支柱の形の後側支柱５から構成され、保護支柱３，
４，５は屋根範囲で屋根枠構造２に終っている。側方屋
根区域のほかに、屋根枠構造２は図示しないやり方で複
数の屋根横材を持ち、これらの屋根横材が反対の車両側
に対する充分な補強部を形成している。屋根枠構造２は
屋根外板７を持っている。保護支柱３，４，５の間に横
窓ガラス用の適当な窓用開口６が車両横扉に一体化され
ている。保護支柱３，４，５も同様に公知のように下方
で床構造に終っている。
【００１１】車両の各側で屋根枠区域２に、窓用切欠き
６より上でそれぞれ少なくとも１つの頭保護装置８が付
属している。頭保護装置８は、少なくとも車両縦方向
に、着座位置の長さにわたって客室内に延びている。各
側にただ１つの頭保護装置８のみが存在すると、この頭
保護装置８を前側及び後側着座位置のためにも同時に設
けることができる。
【００１２】少なくとも１つの頭保護装置８は、急激に
膨らむことができるエアバツグを持っている。このよう
な頭保護装置８の原理的な構造は一般に公知なので、こ
れについてはこれ以上説明しない。頭保護装置８は、エ
ネルギ吸収金属板成形部材１０に固定されている安定な
保護角形片９とを持っている。金属板成形部材１０はＶ
字状輪郭を持ち、その一方の脚片の範囲に保持角形片９
を受入れている。金属板成形部材１０は、屋根桁として
形成される屋根枠区域２の適当なフランジに溶接されて
いることによって、反対側脚辺を未完成車体側に固定さ
れている。屋根枠区域２は、内側殻１１、補強殻１２及
び外側殻１３を持っていることによって、３枚殻状に構
成されている。３つの殻１１〜１３は、屋根外板７への
移行範囲外及び外側結合範囲で、適当なフランジを介し
て互いに溶接されている。金属板成形部材１０の同様に
フランジを形成する適当な脚辺が殻１１〜１３のフラン
ジに結合されていることによって、外側結合範囲で金属
板成形部材１０も一緒に溶接されている。金属板成形部
材１０のＶ字状輪郭区域は、斜め下方及び斜め内方へ客
室の方へ延び、その頭保護装置８に近い方の表面は、発
射傾斜路のような側面を形成し、車両衝突の際適当な始
動のため急激に膨らむエアバツグを矢印Ｓの方向に向
け、こうしてエアバツグを所定の向きに広げる。
【００１３】金属板成形部材１０は更に、エアバツグの
膨らまないうちに乗客の頭が屋根枠範囲へ衝突する際、
この金属板成形部材１０がエネルギを吸収しながら撓
み、従って変形せしめられる。
【００１４】金属板成形部材１０及び屋根枠区域２を含
めて頭保護装置８は、客室の天井を形成する平らな発泡
又はプレス部材１４により覆われている。発泡又はプレ
ス部材１４は金属板成形部材１０のＶ字状輪郭区域に支
持され、外側結合範囲にある屋根枠区域２のフランジ範
囲の所まで導かれている。この外側結合範囲において発
泡又はプレス部材１４が、フランジ範囲上へはめられる
プラスチツク異形断面桟片１５により保持される。エア
バツグが膨らむ際、可撓性のある発泡又はプレス部材１
４が下方へ離れるように押され、金属板成形部材１０の
Ｖ字状輪郭区域とプラスチツク異形断面桟片１５との間
の当接部から発泡又はプレス部材１４が離される。しか
し発泡又はプレス部材１４は、エアバツグが膨らむのに
対して大した抵抗を及ぼさない。なぜならば、発泡又は
プレス部材１４は、大きい力を費やすことなく可撓的で
あるか、又は別の形で可撓的に形成されているからであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】乗用自動車の窓下端線より上の本発明による未
完成車体の実施例の客室区域の概略斜視図である。
【図２】図１による未完成車体の屋根枠範囲における図
１の部分ＩＩの高さにおける断面図である。
【符号の説明】
１ 客室 ２ 屋根枠構造（屋根枠区域） ６ 窓用開口 ８ 頭保護装置 １０ 成形部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドレアス・ヒルス ドイツ連邦共和国デイーハルハイム・イ ン・デル・ヘルツクラム48 (72)発明者 イアン・トウルネル ドイツ連邦共和国レニンゲン・ウルメンシ ユトラーセ16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 自動車用未完成車体であって、客室の範
    囲で窓用開口より上に設けられる屋根枠区域を持ち、膨
    らますことができる頭保護装置が屋根枠区域に付属し、
    膨らますことができる各頭保護装置の高さの所に、頭衝
    突保護体としてのエネルギ吸収成形部材が設けられてい
    るものにおいて、成形部材（１０）が頭保護装置（８）
    の膨らむエアバツグを所望の保護位置へ案内する発射傾
    斜路として形成されかつ配置されて、エアバツグの膨ら
    む間成形部材（１０）が少なくとも大幅に形状を安定し
    て位置したままであるようにすることを特徴とする、自
    動車用未完成車体。
  2. 【請求項２】 頭保護装置（８）への接近が保証される
    ように、成形部材（１０）が頭保護装置（８）の側面に
    設けられていることを特徴とする、請求項１に記載の未
    完成車体。
  3. 【請求項３】 成形部材（１０）が未完成車体側で屋根
    枠区域（２；１１，１２，１３）に結合されていること
    を特徴とする、請求項１に記載の未完成車体。
  4. 【請求項４】 成形部材（１０）が頭保護装置（８）の
    一体な部分として構成されていることを特徴とする、請
    求項１に記載の未完成車体。
  5. 【請求項５】 成形部材（１０）が金属板から構成され
    ていることを特徴とする、請求項１に記載の未完成車
    体。
  6. 【請求項６】 成形部材（１０）がプラスチツクから製
    造されていることを特徴とする、請求項１に記載の未完
    成車体。
JP11331712A 1998-10-27 1999-10-19 自動車用未完成車体 Pending JP2000255367A (ja)

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