JP2000255186A - 送付媒体 - Google Patents
送付媒体Info
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- JP2000255186A JP2000255186A JP11058184A JP5818499A JP2000255186A JP 2000255186 A JP2000255186 A JP 2000255186A JP 11058184 A JP11058184 A JP 11058184A JP 5818499 A JP5818499 A JP 5818499A JP 2000255186 A JP2000255186 A JP 2000255186A
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Abstract
った内容物を保管できる送付媒体を提供すること。 【解決手段】開封用ミシン目lが用紙の第1辺近傍にの
み設けられている封筒上紙1と、開封用ミシン目lが用
紙の第1辺近傍にのみ設けられ、用紙が第1辺と実質的
に同じ方向では封筒上紙1の用紙と同じ長さである封筒
下紙3と、封筒内容物2とからなる送付媒体10であっ
て、封筒上紙1の第1辺と、封筒内容物2と、封筒下紙
3の第1辺とが、重ね合わされ、重ね合わされた第1辺
では、封筒上紙1と封筒内容物2が、及び、封筒内容物
2と封筒下紙3が、それぞれ接着され、重ね合わされた
第1辺以外の辺では、封筒上紙1と封筒下紙3とが接着
される送付媒体。
Description
る送付媒体に関し、特に、内容物の少なくとも一部と封
筒上紙と封筒下紙とが一体化された送付媒体に関するも
のである。
料金の口座振替申込書、又は、携帯電話の家族契約サー
ビスの申込書などのように、ある条件を満たしている人
に対して、商品やサービスの説明、キャンペーンなどの
広告を送付する際に、その商品やサービスに対する申込
書、申込書記入説明書や返信用封筒を同封することが行
われている。このような申込書は、申込人の控え用にす
るため、又は、各種法令上の制限から、複数枚の感圧複
写伝票が用いられることが多い。また、これら申込書の
裏面には、商品やサービスを受ける際の約款などが印刷
されているので、申込書の大きさが申込書への記入事項
の量よりも情報量の多い約款の量によって決まるため、
申込書の大きさが大きくなってしまう。複数枚重ね合わ
された申込書を小型の封筒に入れて送付しようとする
と、申込書を折り畳まねばならず、しかも、説明書や広
告も同封されるため、封筒自体が厚みの厚いものになっ
てしまう。封筒が厚いと、郵便局などに設置されている
郵便番号等の読取機を通過する際に、移送ローラーによ
って過分な圧力がかかってしまい、特に申込書の折り部
が発色してしまうという問題があった。また、申込書や
説明書、広告等を折らずに大型の封筒に封入して郵送す
ることが行われているが、開封後は各書類がバラバラと
なり、見づらく、また、紛失してしまうなど、煩雑なも
のであった。
さに合わせた送付媒体が提案されている。この図15の
送付媒体は、図15(a)に示すように、封筒上紙10
1、封筒内容物102、封筒下紙103からなってい
る。封筒上紙101は、3辺の近傍に開封用ミシン目l
が設けられ、宛名等がプリントアウトされる。封筒内容
物102は、複数枚の広告や申込書等の封筒内容物が接
着部105で綴じられ、この綴じられた1辺における縦
方向(図中)の長さが封筒上紙101と同じ長さで、他
の部分では封筒上紙101よりも小さくなっている。封
筒内容物102にも、封筒上紙101の開封用ミシン目
lに対応する位置に、開封用ミシン目lが設けられてい
る。さらに、封筒内容物102のうち、申込書等のよう
な切り離す必要があるものについては、切取用ミシン目
mが設けられている。封筒下紙103は、封筒上紙10
1とほぼ同じ大きさであり、封筒上紙101の開封用ミ
シン目lに対応する位置に、開封用ミシン目lが設けら
れており、開封用ミシン目lと用紙端とで囲まれた領域
には、「ここから切り取ってください。」などの開封の
ための注意書きが書かれている。封筒内容物102は、
図15(b)及びそのA−A線断面図である図15
(c)に示すように、封筒上紙101と封筒下紙103
との間に挟まれ、封筒内容物102を折り畳むことな
く、4辺が接着されて送付媒体100になっている。な
お、図15(b)では、封筒内容物102の位置をわか
りやすくするために斜線で示してある。この送付媒体1
00は、開封用ミシン目lで数回折り返すと、図15
(d)に示すように、簡単に手で開封することがきる。
開封された送付媒体100は、図15(e)に示すよう
に冊子状になっているため、見やすく、また、開封後で
あっても、各書類がバラバラになってしまうことがな
い。
の送付媒体100では、開封するために3辺を切り離さ
なければならず、開封に手間がかかるため、送付媒体の
開封率が低下してしまうという問題点がある。また、開
封することによって、送付媒体の封筒自体を壊してしま
うため、例えば、申込書のように一度切取用ミシンで切
り取ってしまったものは、冊子状になった送付媒体に挟
んでおくしかなく、紛失してしまうという問題がある。
もに、開封後に切り取った内容物を保管できる送付媒体
の提供を目的とするものである。
めに本発明の送付媒体は、開封用ミシン目が用紙の第1
辺近傍にのみ設けられている封筒上紙と、開封用ミシン
目が用紙の第1辺近傍にのみ設けられ、用紙が第1辺と
実質的に同じ方向では封筒上紙の用紙と同じ長さである
封筒下紙と、封筒内容物とからなる送付媒体であって、
封筒上紙の第1辺と、封筒内容物と、封筒下紙の第1辺
とが、重ね合わされ、重ね合わされた第1辺では、封筒
上紙と封筒内容物が、及び、封筒内容物と封筒下紙が、
それぞれ接着され、重ね合わされた第1辺以外の辺で
は、封筒上紙と封筒下紙とが接着される。また、封筒下
紙の第1辺に対向する用紙の対向辺が、封筒上紙の第1
辺に対向する用紙の対向辺よりも外側に延長され、封筒
下紙の延長された部分に封筒上紙に接着するための接着
部が形成されていてもよい。
て、図面に基づいて詳細に説明する。ここで、図1から
図6は、本発明の送付媒体の実施例を説明するための図
であり、図1は送付媒体を構成する封筒上紙、封筒内容
物、封筒下紙を説明するための図、図2は封筒状に構成
された送付媒体を説明するための図、図3は図2のA−
A線断面図、図4は送付媒体を開封する方法を説明する
ための図、図5は開封された送付媒体を説明するための
図、図6は封筒から取り出された封筒内容物を説明する
ための図である。
に示すように、1辺の近傍に、開封用ミシン目lが設け
られており、表面にプリントアウトされた送付媒体10
の宛名等、必要な情報が印刷・プリントアウトされてい
る。
ントアウトされた上質紙等からなり、申込書、申込書記
入説明書、及び、広告が、接着部4と接着部5によって
それぞれ綴じられている。開封用ミシン目lは、封筒上
紙1と封筒内容物2とが重ね合わされたときに、封筒上
紙1の開封用ミシン目lと同じ位置にくるように、接着
部4と接着部5の間に設けられている。接着部4では、
開封用ミシン目lによって、封筒内容物2が分断された
後でも、封筒内容物2の各紙片がバラバラにならないよ
うに、各紙片が接着剤で接着されている。また、接着部
5では、封筒上紙1と封筒内容物2と封筒下紙3とを重
ね合わせ送付媒体10にした際に、送付媒体10の4周
辺がきちんと接着されるように、各紙片の1辺の端部付
近が接着剤で接着されている。また、申込書等のように
冊子体から分離する必要があるものについては、切取用
ミシン目mが設けられている。封筒内容物2の開封用ミ
シン目lが設けられている1辺の上下方向の長さは、後
述する製造上の理由から、封筒上紙1と同じ長さになっ
ており、他の辺は、封筒上紙1よりも短くなっている。
トアウトされた上質紙等からなり、その1辺の近傍に、
封筒上紙1や封筒内容物2に重ね合わせたときに、封筒
上紙1や封筒内容物2の開封用ミシン目lと同じ位置に
くるように、開封用ミシン目lが設けられている。開封
用ミシン目lが設けられている辺と対向する辺の封筒下
紙3の部分が延長されており、その延長部分には、封筒
上紙1の表面に接着するための接着部6、例えば、両面
テープが設けられている。
2、及び、封筒下紙3が、図2に示すように、重ね合わ
され、図中右端の1辺については、封筒上紙1と封筒内
容物2が、及び、封筒内容物2と封筒下紙3が接着さ
れ、また、図中上下方向の2辺については、封筒上紙1
と封筒下紙3が直接接着されている。図中左端の1辺
は、この状態では、まだ、綴じられていない。この開封
口は、封筒上紙1と封筒下紙3とで構成された封筒内
に、例えば、記入済の申込書を封入し返信するための返
信用封筒や、商品説明のための小冊子などを挿入するた
めに利用される。開封口から返信用封筒や小冊子が挿入
された送付媒体10は、封筒下紙3の延長された部分が
折り返され、両面テープの剥離紙が剥がされて、接着部
6で封筒下紙3が封筒上紙1に接着されて、開口部が閉
鎖される。図2では、理解しやすいように、封筒上紙1
と封筒下紙3とからなる封筒の外観からは視認できない
封筒内容物2を斜線で示してあり、また、図3は、図2
のA−A線断面図であり、接着されている部分を「×」
で表してある。
は、図4に示すように、開封用ミシン目lの部分で数回
折り返すことで、送付媒体を開封用ミシン目lで分離す
ることができる。分離された送付媒体10は、図5に示
すように、封筒上紙1と封筒下紙3とからなる封筒部分
に、封筒内容物2の一部分が、取り出し可能に内包され
ている。この封筒内容物2の一部分は、図6に示すよう
に、接着部4で申込書等が綴じられた冊子状のものであ
る。
から図9に基づいて説明する。図7は封筒内容物を作成
するために各紙片を重ね合わせている状態を説明するた
めの図、図8は重ね合わされた封筒内容物への加工の手
順を説明するための図、図9は重ね合わされて送付媒体
となる状態を説明するための図である。
片、封筒下紙3は、ぞれぞれ、必要な情報が印刷・プリ
ントアウトされ、開封用ミシン目lや切取用ミシン目m
が設けられ、さらに、容易に丁合や加工ができるように
片側にマージナルパンチホール7が設けられたロール状
の用紙を用意する。なお、封筒下紙3には、封筒上紙1
に接着するための接着部6となる両面テープも形成す
る。また、封筒内容物2の各紙片で複写が必要なものに
ついては、この段階で、裏カーボン加工やノンカーボン
加工を施しておく。
を、図7に示すように、形成された情報の整合を取っ
て、マージナルパンチホール7近辺に、ライン状に接着
剤を流して接着部4及び5で各紙片を接着しながら、マ
ージナルパンチホール7で丁合する。
うに、型抜きを行う。型抜きの方法としては、封筒内容
物2にスリット8を形成し、このスリット8に合わせて
帯状に2本のカットを入れる。次いで、スリット8と2
本のカット部、及び、用紙の端部で囲まれた抜きカス9
を除去して、封筒内容物2を作成する。
うに、櫛形に接着剤11が塗布された封筒下紙1上に丁
合され、さらに、裏面にライン状に接着剤12が形成さ
れた封筒上紙1が封筒内容物2上に丁合される。次に、
不要となったマージナルパンチホールの部分をスリッタ
ーによって除去し、封筒上紙1の表面に送付媒体10の
宛先をプリントアウトして、除去された抜きカス9の部
分で断裁することによって送付媒体10が完成する。
ールが形成されていた辺と対向する辺が未だ開口部とな
っているため、返信用封筒や小冊子などをこの開口部か
ら挿入し、両面テープの剥離紙を剥がして、封筒下紙3
の延長された部分を折り畳み、接着部6で封筒下紙3を
封筒上紙1に接着することによって、4辺が封止された
封筒になる。
づいて説明する。図10は送付媒体の変形例を説明する
ための図、図11は変形例の送付媒体から封筒内容物を
取り出しかけた状態を説明するための図、図12は取り
出した封筒内容物の状態を説明するための図である。
すように、封筒上紙1と封筒下紙3に設けられている開
封用ミシン目l2と、封筒内容物2に設けられている開
封用ミシン目l1とが、接着部4と接着部5との間にず
れて設けられている。なお、図10においては、図2と
同様に、理解しやすいように、封筒上紙1と封筒下紙3
とからなる封筒の外観からは視認できない封筒内容物2
を斜線で示してある。
は、図4のように、開封用ミシン目l 2で何度か折った
後、開封用ミシン目l2の外側と、封筒上紙1と封筒下
紙3とからなる封筒とを、開封用ミシン目l2を境にし
て引っ張るだけで、図11に示すように、封筒内容物2
をスナップアウト的に容易に取り出すことができる。さ
らに、必要に応じて不要部分を除去するために、図12
に示すように、開封用ミシン目l1から封筒内容物2を
分離することで、小冊子状の内容物を取り出すことがで
きる。
説明してきたが、本発明は、これらに限定されるもので
はなく、発明の範囲内で種々の変形が可能である。例え
ば、封筒内容物として、封筒上紙と封筒下紙で構成され
た封筒よりも大きい紙片を用いる場合は、図13に示す
ように、折り畳んで封筒内容物とすることもできる。ま
た、封筒内容物は、図14に示すように、接着部4及び
接着部5と反対側の端部を、インデックスとして、各紙
片に段差を設けた構造とすることもできる。さらに、封
筒内に、返信用封筒などを挿入しない場合は、封筒下紙
の大きさを封筒上紙の大きさと同じにして、ライン状の
接着剤で、対向辺を接着してもよく、また、封筒下紙の
延長部分に設ける接着部は、両面テープ以外に、封筒下
紙に粘着剤を形成し剥離紙で被覆してもよく、さらに、
延長部分は、封筒下紙に設ける代わりに、封筒上紙に設
けてもよい。また、封筒に追加封入するものとしては、
返信封筒以外に、シールやカードのようなプレミアムグ
ッズや返信用葉書等でもよい。さらに、送付媒体を構成
する各紙片は、上質紙等の天然紙に限らず、合成紙や樹
脂シートであってもよい。
封するだけで容易に内容物を取り出すことができ、ま
た、開封後も封筒形状を維持しているため、開封後に切
り取った内容物を保管できるものである。
紙、封筒内容物、封筒下紙を示す図である。
を示す図である。
す図である。
である。
る。
せている状態を示す図である。
す図である。
る状態を示す図である。
かけた状態を示す図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 開封用ミシン目が用紙の第1辺近傍にの
み設けられている封筒上紙と、開封用ミシン目が用紙の
第1辺近傍にのみ設けられ、前記用紙が前記第1辺と実
質的に同じ方向では前記封筒上紙の用紙と同じ長さであ
る封筒下紙と、封筒内容物とからなる送付媒体であっ
て、 前記封筒上紙の前記第1辺と、前記封筒内容物と、前記
封筒下紙の前記第1辺とが、重ね合わされ、前記重ね合
わされた第1辺では、前記封筒上紙と前記封筒内容物
が、及び、前記封筒内容物と前記封筒下紙が、それぞれ
接着され、前記重ね合わされた第1辺以外の辺では、前
記封筒上紙と前記封筒下紙とが接着されることを特徴と
する送付媒体。 - 【請求項2】 前記封筒下紙の前記第1辺に対向する用
紙の対向辺が、前記封筒上紙の前記第1辺に対向する用
紙の対向辺よりも外側に延長され、前記封筒下紙の延長
された部分に前記封筒上紙に接着するための接着部が形
成されている請求項1記載の送付媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11058184A JP2000255186A (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | 送付媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11058184A JP2000255186A (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | 送付媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000255186A true JP2000255186A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=13076942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11058184A Pending JP2000255186A (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | 送付媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000255186A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006326874A (ja) * | 2005-05-23 | 2006-12-07 | Nakabayashi Co Ltd | 封筒一体型申込書 |
JP2008006666A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-01-17 | Dainippon Printing Co Ltd | 冊子状送付物 |
JP2010269448A (ja) * | 2009-05-19 | 2010-12-02 | Dainippon Printing Co Ltd | 冊子状印刷物 |
-
1999
- 1999-03-05 JP JP11058184A patent/JP2000255186A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006326874A (ja) * | 2005-05-23 | 2006-12-07 | Nakabayashi Co Ltd | 封筒一体型申込書 |
JP2008006666A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-01-17 | Dainippon Printing Co Ltd | 冊子状送付物 |
JP2010269448A (ja) * | 2009-05-19 | 2010-12-02 | Dainippon Printing Co Ltd | 冊子状印刷物 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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A977 | Report on retrieval |
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A521 | Written amendment |
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|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090316 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090924 |