JP2000254152A - 義歯床用樹脂材料 - Google Patents

義歯床用樹脂材料

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JP2000254152A
JP2000254152A JP11066182A JP6618299A JP2000254152A JP 2000254152 A JP2000254152 A JP 2000254152A JP 11066182 A JP11066182 A JP 11066182A JP 6618299 A JP6618299 A JP 6618299A JP 2000254152 A JP2000254152 A JP 2000254152A
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meth
acrylate
resin material
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alkyl
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JP11066182A
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Tomohiro Kumagai
知弘 熊谷
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Original Assignee
GC Corp
GC Dental Industiral Corp
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K6/00Preparations for dentistry
    • A61K6/80Preparations for artificial teeth, for filling teeth or for capping teeth
    • A61K6/884Preparations for artificial teeth, for filling teeth or for capping teeth comprising natural or synthetic resins
    • A61K6/887Compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Plastic & Reconstructive Surgery (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 義歯床の作製や裏装を行うに当たり、容易に
破損することが少ない義歯床を得ることが出来、更に
は、使用の度に液と粉とを混和する必要がなく、しかも
臭気や刺激のないペースト状の義歯床用樹脂材料を提供
する。 【解決手段】 義歯床用樹脂材料を、(A)少なくとも
1つの不飽和二重結合を持つ重合性モノマーと、(B)
アルキル(メタ)アクリレート単独重合体,アルキル
(メタ)アクリレート共重合体,アルキル(メタ)アク
リレート・スチレン共重合体から選ばれた少なくとも1
種の重合体と、(C)熱重合触媒及び/又は光重合触媒
と、必要に応じて更に含有される(D)充填材とが混合
されて成り、予め(B)成分の一部が(A)の成分に溶
解している構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として義歯の作
製や義歯床の裏装(改床)に使用する義歯床用樹脂材料
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、義歯の作製は、患者の口腔内の印
象を採取して石膏模型を作製した後、石膏模型上でワッ
クスを用いて義歯床部を形成し、これに人工歯を配列し
て作製した蝋義歯を埋没材を用いてフラスコ内に埋没
し、熱湯等でワックスを流蝋して義歯床部分の空洞を埋
没材中に形成させ、次いで義歯床用樹脂材料の液と粉と
を必要量計量してスパチュラ等で混合・練和し、一定時
間放置して重合を進行させ餅状になった状態で前記フラ
スコ内の埋没材中の空洞に充填し、その後、熱湯や電子
レンジ等により加熱して重合・硬化させた後、冷却して
埋没材中から掘り出し、形態修正や研磨を行うことで作
製されている。
【0003】また、義歯床の裏装(改床)は、通常、粘
膜面側を一層削除した義歯の義歯床をトレーとして用い
て印象材を盛り付け、機能印象を採得し、そのまま埋没
材を用いてフラスコ内に埋没し、その後、印象材を撤去
することで空洞を埋没材中に形成し、その後は、前記義
歯床の作製と同様の手順でフラスコ内の埋没材中の空洞
に、義歯床用樹脂材料の液と粉とを必要量計量してスパ
チュラ等で混合・練和して餅状にしたものをフラスコ内
の埋没材中の空洞に充填し、重合・硬化後、冷却し掘り
出し、形態修正・研磨を行う間接法と呼ばれる方法が行
われている。しかし、この方法での裏装には時間が掛か
るため、即時重合型や光重合型の義歯床用樹脂材料を用
いた直接法もかなり行われるようになってきている。こ
の方法は、義歯の粘膜面側を一層削除した後、義歯床用
樹脂材料の液と粉とを必要量計量し混合・練和して餅状
にしたものを義歯の粘膜面側に直接盛り付け、口腔内に
挿入して患者の口腔内で試適を何度か繰り返して形態を
付与し、その後、口腔外に放置して重合させたり光を照
射して重合させたりして義歯の裏装を行う方法である。
【0004】このような義歯の作製や裏装(改床)に使
用されている義歯床用樹脂材料は、従来、メチルメタク
リレートを主成分とする液と、ポリメチルメタアクリレ
ートを主成分としこれに重合触媒が加えられた粉とから
構成されており、使用時には液と粉との必要量を計量
し、スパチュラ等を用いて均一に混合・練和し、一定時
間放置させ餅状になった状態で使用することが必要であ
る。しかし、餅状になるまでの時間が環境温度によって
左右され、また餅状となった後もモノマーの揮発性が高
いことから餅状状態を維持している時間が短く、充填や
義歯の粘膜面側への盛り付けを開始するタイミングが難
しいばかりでなく、その臭気や刺激性によって術者や患
者に不快感を与えたり、場合によっては術者の健康を害
する恐れもあった。
【0005】また、このような従来の義歯床用樹脂材料
は、アクリル系材料の特徴である弾性エネルギー値が小
さく、硬くて脆い性質があるため、義歯床に加わった力
や衝撃を吸収することが殆ど出来ず、落としたりして衝
撃が加わった際に容易に破損してしまうという欠点があ
った。また、義歯作製時に埋没材中から義歯を掘り出す
際に義歯床の辺縁部などの薄い部分や応力が集中し易い
形状をした部分などが破損してしまうことも屡々発生し
ていた。また従来の義歯床用樹脂材料は液と粉とを混合
して使用することが必須であるが、混合の操作の際に混
合物中に気泡を巻き込んでしまう欠点があり、この巻き
込まれた気泡は硬化後の義歯床表面に微少な凹凸を形成
し、経時的に義歯の汚れや変色を引き起こす原因となっ
ていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、使用
時に液と粉とを練和する必要のない餅状と同等の粘稠性
を有するペースト状と成し、操作性に優れ、しかも臭気
や刺激性を少なくすると共に、硬化後は従来の義歯床用
樹脂材料と比べて弾性エネルギーが大きく適度な硬さと
粘り強さとを有し、衝撃や応力が加わった場合に容易に
破損することもなく、更に、長期の使用においても義歯
の汚れや変色を引き起こす恐れのない義歯床用樹脂材料
を開発することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は前記課題を解
決すべく鋭意検討を重ねた結果、少なくとも一つの不飽
和二重結合を持つ重合性モノマー中に、アルキル(メ
タ)アクリレート単独重合体,アルキル(メタ)アクリ
レート共重合体,アルキル(メタ)アクリレート・スチ
レン共重合体から選ばれた少なくとも1種の重合体の一
部を予め溶解しておき、これに熱重合触媒及び/又は光
重合触媒を配合することにより、熱又は光で重合させる
までは餅状と同等の粘稠性を維持するワンペースト状で
操作性に優れ、臭気や刺激性のない義歯床用樹脂材料を
得ることが出来、しかも硬化体は弾性エネルギーが大き
く適度な硬さと粘り強さとを有し、衝撃や応力によって
容易に破損することもなく、更に気泡混入による汚れや
変色の恐れもない義歯が得られることを究明して本発明
を完成した。
【0008】
【発明の実施の形態】即ち、本発明に係る義歯床用樹脂
材料は、(A)少なくとも一つの不飽和二重結合を持つ重
合性モノマーと、(B)アルキル(メタ)アクリレート単
独重合体,アルキル(メタ)アクリレート共重合体,ア
ルキル(メタ)アクリレート・スチレン共重合体から選
ばれた少なくとも1種の重合体と、(C)熱重合触媒及び
/又は光重合触媒と、が混合されて成り、(B)成分の少
なくとも一部が(A)成分中に溶解していることを特徴と
する義歯床用樹脂材料である。
【0009】その中でも、 (A)少なくとも一つの不飽和二重結合を持つ重合性モノマー 20〜95重量部 (B)アルキル(メタ)アクリレート単独重合体,アルキル(メタ)アクリレート 共重合体,アルキル(メタ)アクリレート・スチレン共重合体から選ばれた少な くとも1種の重合体 5〜80重量部 (C)熱重合触媒及び/又は光重合触媒 0.01〜5重量部 が混合されて成り、(B)成分の20重量%以上が(A)成
分中に溶解していることを特徴とする義歯床用樹脂材料
であることが好ましい。
【0010】(A)成分である少なくとも一つの不飽和二
重結合を持つ重合性モノマーは、(B)成分である重合体
の一部又は全部を溶解することで、本発明に係る義歯床
用樹脂材料の形態を従来の混合操作が必要であった液と
粉とから、操作性の良い餅状と同等の粘稠性を有するペ
ースト状とするために必要な成分である。また、重合硬
化後の義歯床用樹脂材料の強度を確保し、硬化物の長期
的な安定性を高めるのに有効に作用するものである。こ
のような重合性モノマーとしては、1,6−ヘキサンジ
オールジメタクリレート、エチレングリコールジメタク
リレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート
の中から選ばれた少なくとも1種のメタクリレートモノ
マーが好適に使用され、弾性エネルギーを向上させ破損
しにくい硬化体を得ることが出来る効果がある。また、
これらのメタクリレートモノマーは揮発性が少ないた
め、義歯床用樹脂材料の保存安定性が増加し、より低臭
・低刺激の義歯床用樹脂組成物とすることが出来る。こ
れらのような重合性モノマーの配合量が20重量部未満
の場合には義歯床用樹脂材料中の(B)成分である重合体
を溶解し難くなり、95重量部を超えて配合した場合に
は義歯床用樹脂材料がべたつき易くなる傾向がある。中
でも40〜80重量部であることが好ましい。
【0011】(B)成分であるアルキル(メタ)アクリレ
ート単独重合体,アルキル(メタ)アクリレート共重合
体,アルキル(メタ)アクリレート・スチレン共重合体
から選ばれた少なくとも1種の重合体は、その一部又は
全部が予め(A)成分である重合性モノマー中に溶解され
て使用される重合体である。このような重合体として
は、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アク
リレート、ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル
(メタ)アクリレート、ターシャリーブチル(メタ)ア
クリレート、エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラ
ウリル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリ
レート、ステアリル(メタ)アクリレート、シクロヘキ
シル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレ
ート、イソボルニル(メタ)アクリレート、グリシジル
(メタ)アクリレート、ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、
メトキシエチル(メタ)アクリレート、エトキシエチル
(メタ)アクリレートの単独重合体又は共重合体、その
他これらのアルキル(メタ)アクリレートとスチレンと
の共重合体から選ばれた少なくとも1種の重合体を使用
することが出来る。中でも、前記(A)成分である重合性
モノマーに対する溶解度が20重量%以上であるメチル
(メタ)アクリレート単独重合体、エチル(メタ)アク
リレート単独重合体、ブチルメタクリレート単独重合
体、イソブチルメタクリレート単独重合体、メチル(メ
タ)アクリレート・エチル(メタ)アクリレート共重合
体、メチル(メタ)アクリレート・ブチル(メタ)アク
リレート共重合体、メチル(メタ)アクリレート・イソ
ブチル(メタ)アクリレート共重合体、メチル(メタ)
アクリレート・スチレン共重合体から選ばれた少なくと
も1種の重合体を用いることが好ましい。これらの重合
体の配合量が5重量部未満の場合には硬化前の組成の流
動性が高くなり、80重量部を超えた場合には重合体が
多くなりすぎて高粘度となり餅状を保持することが難し
くなる傾向があり、充填や裏装の操作性が低下する傾向
がある。中でも20〜60重量部であることが好まし
い。
【0012】(C)成分である熱重合触媒及び/又は光重
合触媒は、本発明に係る義歯床用樹脂材料を重合・硬化
させるために配合され、義歯の作製や間接法による義歯
の裏装の場合など加熱して義歯床用樹脂材料を重合・硬
化させる場合には熱重合触媒を使用し、直接法による義
歯の裏装の場合など光を照射して重合・硬化させる場合
には光重合触媒が使用される。なお、熱重合触媒と光重
合触媒とを組み合わせて用いることも可能であることは
勿論である。このような熱重合触媒及び/又は光重合触
媒は0.01〜5重量部用いることが適当であり、0.0
1重量部未満の場合には義歯床用樹脂材料の充分な重合
・硬化を行うこと難しく、5重量部を超えると硬化前の
組成物の安定性を損なう傾向がある。
【0013】熱重合触媒としては、芳香族を有するジア
シルパーオキシド類や過安息香酸のエステルと見なされ
るようなパーオキシエステル類が使用可能であり、例え
ば、ベンゾイルパーオキサイド、2,4−ジクロルベン
ゾイルパーオキシド、m−トリルパーオキサイド、t−
ブチルパーオキシベンゾエート、ジ−t−ブチルパーオ
キシイソフタレート、2,5−ジメチル−2,5ジ(ベン
ゾイルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5
−ジ[(o−ベンゾイル)ベンゾイルパーオキシ]ヘキ
サン等を例示出来る。また、アゾビスイソブチロニトリ
ル等のようなアゾ化合物や、トリブチルホウ素等のよう
な有機金属化合物等も使用可能である。
【0014】光重合触媒としては、390〜700nm
の可視光線の作用により樹脂材料を重合させることの出
来る増感剤と還元剤との組み合わせから成る光重合触媒
が用いられる。増感剤として例えば、カンファーキノ
ン、ベンジル、ジアセチル、ベンジルジメチルケター
ル、ベンジルジエチルケタール、ベンジルジ(2−メト
キシエチル)ケタール、4,4’−ジメチルベンジル−
ジメチルケタール、アントラキノン、1−クロロアント
ラキノン、2−クロロアントラキノン、1,2−ベンズ
アントラキノン、1−ヒドロキシアントラキノン、1−
メチルアントラキノン、2−エチルアントラキノン、1
−ブロモアントラキノン、チオキサントン、2−イソプ
ロピルチオキサントン、2−ニトロチオキサントン、2
−メチルチオキサントン、2,4−ジメチルチオキサン
トン、2,4−ジエチルチオキサントン、2,4−ジイソ
プロピルチオキサントン、2−クロロ−7−トリフルオ
ロメチルチオキサントン、チオキサントン−10,10
−ジオキシド、チオキサントン−10−オキサイド、ベ
ンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、
ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチ
ルエーテル、ベンゾフェノン、ビス(4−ジメチルアミ
ノフェニル)ケトン、4,4’−ビスジエチルアミノベ
ンゾフェノン、アジド基を含む化合物などがあり、これ
らの光重合開始剤は一つ又は二つ以上を組み合わせて使
用することも可能である。また、還元剤としては、例え
ば、N,N―ジメチル−p−トルイジン、トリエタノー
ルアミン、4−ジメチルアミノ安息香酸メチル、4−ジ
メチルアミノ安息香酸エチル等に代表される3級アミン
やスルフィン酸ソーダ誘導体、有機金属化合物等を挙げ
ることが出来る。
【0015】なお、本発明に係る義歯床用樹脂材料に
は、必要に応じて(D)成分として充填材を加えて硬化体
の強度を向上させることが出来る。この(D)成分である
充填材としては、通常無機質充填材が使用され、具体的
には、二酸化ケイ素、バリウムガラス、アルミナガラ
ス、カリウムガラス等のガラス類、合成ゼオライト、リ
ン酸カルシウム、長石、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸カ
ルシウム、炭酸マグネシウム、石英などの粉末がある。
これらの無機質充填材は、γ−メタクリロキシプロピル
トリメトキシシラン、ビニルトリクロロシラン、ビニル
トリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニ
ルトリアセトキシシラン、ビニルトリ(メトキシエトキ
シ)シランなどで表面処理されていても良い。また、前
記の無機質充填材を予め重合性モノマーと混合して硬化
させた後、粉砕して作製した所謂有機無機複合充填材や
重合性モノマーに溶解性のないポリマー粉末も充填材と
して使用することが出来る。このような充填材の配合量
は、30重量部以下であることが適当であり、30重量
部を超えるとペーストが固くなり操作性が低下する。ま
た、本発明に係る義歯床用樹脂材料には、必要に応じて
公知の重合禁止剤、紫外線吸収剤、可塑剤、着色用顔
料、酸化防止剤、抗菌剤、界面活性剤等を添加してもよ
い。
【0016】本発明に係る義歯床用樹脂材料は、従来の
義歯床用樹脂材料の液と粉との適量を混合・練和し、一
定時間放置して得た餅状と同等の粘稠度を有するペース
ト状で提供されるものであり、義歯の作製や裏装を行う
場合に、静止状態で自然流動が殆ど無く、力が加わった
場合には容易に流動するが必要以上には流動せず、形態
付形を任意に手指等で簡単に行うことが出来るペースト
状で提供される。なお、本発明に係る義歯床用樹脂材料
は、義歯の作製や義歯の裏装の他にもその弾性エネルギ
ーが高い性質を応用して、ベースプレートの作製,義歯
の修理,暫間補綴物等の広い用途に使用可能である。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係る義歯床用樹脂材料につい
て実施例を挙げて詳細に説明するが、本発明はこれらに
限定されるものではない。
【0018】 実施例1 ・1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート 60重量部 ・メチルメタクリレート重合体 40重量部 ・ベンゾイルパーオキサイド 0.15重量部 を秤量し、充分に混合・練和してエージングを行うこと
によってメチルメタクリレート重合体を溶解(メチルメ
タクリレート重合体の1,6−ヘキサンジオールジメタ
クリレートに対する溶解量は約30重量%であり飽和す
るまで溶解した)して、ペースト状の義歯床用樹脂材料
を作製した。得られた義歯床用樹脂材料について以下の
方法により曲げ強度、弾性歪み、弾性エネルギーの測定
を行った。曲げ強度は44MPa、弾性歪みは23%、弾
性エネルギーは2.65MPaであった。
【0019】また、このペースト状の義歯床用樹脂材料
をフラスコ内の埋没材中に形成された空洞内に充填し、
70℃の湯中で90分間加熱し、その後100℃で30
分間加熱し重合を行い義歯床を作製した。この義歯床用
樹脂材料はペースト状であるので液と粉とを混合する必
要がないため、餅状になるまでの時間を計る必要もな
く、また臭気や刺激性もなく、義歯床作製操作を非常に
容易に行うことが出来た。完成した義歯を1ヶ月装着し
ても変色や汚れは等は観察されなかった。
【0020】<曲げ強度、弾性歪み、弾性エネルギーの
測定>熱重合触媒を用いた場合はフラスコごと70℃の
湯中で90分、その後100℃の湯中で30分間加熱し
重合・硬化させ、光重合触媒を用いた場合は金属製の型
に充填した後、歯科用可視光線照射器(商品名:ラボラ
イトLV−II,ジーシー社製)にて可視光線を5分間照
射して重合・硬化を行い、2mm×2mm×25mmの直方体
形状の試験片を作製した。この試験片を37℃の蒸留水
に24時間浸積した後、万能試験機(商品名:オートグ
ラフ,島津製作所社製)にてスパン20mm、クロスヘッ
ドスピード1mm/minの条件にて3点曲げ試験を行い、
曲げ強度、弾性歪み、弾性エネルギーを測定した。
【0021】 実施例2 ・1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート 50重量部 ・メチルメタクリレート・エチルメタクリレート共重合体 50重量部 ・カンファーキノン 0.1重量部 ・4−ジメチルアミノ安息香酸エチル 0.18重量部 を秤量し、充分に混合・練和してエージングを行うこと
によってメチルメタクリレート・エチルメタクリレート
共重合体を溶解(メチルメタクリレート・エチルメタク
リレート共重合体の1,6−ヘキサンジオールジメタク
リレートに対する溶解量は約200重量%であり全量溶
解した)してペースト状の義歯床用樹脂材料を作製し
た。得られた義歯床用樹脂材料を用いて実施例1と同様
にして曲げ強度、弾性歪み、弾性エネルギーの測定を行
った。曲げ強度は52MPa、弾性歪みは20%、弾性エ
ネルギーは3.04MPaであった。
【0022】また、粘膜面を一層削除し義歯床に接着剤
(商品名:デンチャープライマー,ジーシー社製)を塗
布した後、前記ペースト状の義歯床用樹脂材料を盛り、
口腔内に挿入して粘膜面の形態を印象して口腔内より撤
去した。エアーバリア材(商品名:マイルドリベロンL
Cエアーバリア材,ジーシー社製)を塗布し、歯科用可
視光線照射器(商品名:ラボライトLV−II,ジーシー
社製)にて可視光線を5分間照射して重合・硬化を行い
義歯の裏装を行った。この裏装の作業は、従来の液と粉
とを混合する必要のある材料と比較すると計量が必要で
なく餅状になるまでの時間を計る必要もないため、一連
の操作は非常に簡便であった。また、口腔内への装着の
際もモノマー臭もなく、口腔内に試適した際にも刺激は
生じなかった。裏装が完成した義歯を1ヶ月装着しても
変色や汚れは等は観察されなかった。
【0023】 実施例3 ・トリメチロールプロパントリメタクリレート 30重量部 ・メチルメタクリレート・エチルメタクリレート共重合体 70重量部 ・カンファーキノン 0.1重量部 ・4−ジメチルアミノ安息香酸エチル 0.18重量部 ・ビニルトリクロロシランで表面処理した石英粉末 10重量部 を秤量し、充分に混合・練和してエージングを行うこと
によってメチルメタクリレート・エチルメタクリレート
共重合体を溶解(メチルメタクリレート・エチルメタク
リレート共重合体のトリメチロールプロパントリメタク
リレートに対する溶解量は約200重量%であり飽和す
るまで溶解した)してペースト状の義歯床用樹脂材料を
作製した。得られた義歯床用樹脂材料を用いて実施例1
と同様にして曲げ強度、弾性歪み、弾性エネルギーの測
定を行った。曲げ強度は60MPa、弾性歪みは17%、
弾性エネルギーは3.61MPaであった。
【0024】また、このペースト状の義歯床用樹脂材料
を用いて実施例1と同様にして義歯床を作製した結果、
この義歯床用樹脂材料はペースト状であるため液と粉と
を混合する必要がないため、餅状になるまでの時間を計
る必要もなく、また臭気や刺激性もなく、義歯床作製操
作を非常に容易に行うことが出来た。完成した義歯を1
ヶ月装着しても変色や汚れは等は観察されなかった。
【0025】 実施例4 ・エチレングリコールジメタクリレート 40重量部 ・メチルメタクリレート・スチレン共重合体 60重量部 ・アゾビスイソブチロニトリル 0.4重量部 ・γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランで表面処理した二酸化ケイ素 粉末 5重量部 を秤量し、充分に混合・練和してエージングを行うこと
によってメチルメタクリレート・スチレン共重合体を溶
解(メチルメタクリレート・スチレン共重合体のエチレ
ングリコールジメタクリレートに対する溶解量は約10
0重量%であり飽和するまで溶解した)してペースト状
の義歯床用樹脂材料を作製した。得られた義歯床用樹脂
材料を用いて実施例1と同様にして曲げ強度、弾性歪
み、弾性エネルギーの測定を行った。曲げ強度は48MP
a、弾性歪みは20%、弾性エネルギーは2.77MPaで
あった。
【0026】間接法による裏装として、患者の口腔内の
印象を採取して石膏模型を作製し、義歯床の粘膜面にこ
のペースト状の義歯床用樹脂材料を盛り、石膏模型に圧
接し形態を付与し、通常の熱重合レジンの重合方法に従
い、70℃の湯中で90分間加熱し、その後100℃で
30分間加熱し重合を行った。この裏装の作業は、従来
の液と粉とを混合する義歯床用樹脂材料と比較して、計
量が必要なく餅状になるまでの時間を計る必要もないた
め、一連の操作は非常に簡便であった。また臭気や刺激
性もなく、裏装操作を容易に行うことができた。完成し
た義歯を1ヶ月装着しても変色や汚れは等は観察されな
かった。
【0027】 実施例5 ・エチレングリコールジメタクリレート 60重量部 ・エチルメタクリレート重合体 20重量部 ・メチルメタクリレート・エチルメタクリレート共重合体 20重量部 ・ベンゾイルパーオキサイド 0.4重量部 ・カンファーキノン 0.05重量部 ・4−ジメチルアミノ安息香酸エチル 0.14重量部 を秤量し、充分に混合・練和してエージングを行うこと
によってエチルメタクリレート重合体とメチルメタクリ
レート・エチルメタクリレート共重合体とを溶解(エチ
ルメタクリレート重合体とメチルメタクリレート・エチ
ルメタクリレート共重合体のエチレングリコールジメタ
クリレートに対する溶解量は約200重量%と約100
重量%とであり、何れも全量溶解した)してペースト状
の義歯床用樹脂材料を作製した。得られた義歯床用樹脂
材料を用いて実施例1と同様にして曲げ強度、弾性歪
み、弾性エネルギーの測定を行った。曲げ強度は45MP
a、弾性歪みは27%、弾性エネルギーは2.92MPaで
あった。
【0028】また、このペースト状の義歯床用樹脂材料
を用いて実施例1と同様にして義歯床を作製した結果、
この義歯床用樹脂材料はペースト状であるため液と粉と
を混合する必要がないため餅状になるまでの時間を計る
必要もなく、また臭気や刺激性もなく、義歯床作製操作
を非常に容易に行うことができた。完成した義歯を1ヶ
月装着しても変色や汚れは等は観察されなかった。
【0029】比較例1 従来の粉・液タイプの義歯床用樹脂材料として、義歯床
用レジン(商品名:ジーシー アクロン,ジーシー社
製)を使用し、説明書の指示に従って液・粉を計量し、
混合・練和し、その後約30分間放置して餅状になるの
を待ち、その後は実施例1と同様にして曲げ強度、弾性
歪み、弾性エネルギーの測定を行った。曲げ強度は65
MPa、弾性歪みは5%、弾性エネルギーは0.88MPaで
あった。また、同様に餅状物を作製した後、実施例1と
同様にして義歯床を作製した。餅状物を得るまでの操作
が煩雑であり、その間刺激の強いモノマー臭があり、換
気しながら操作を行う必要があった。完成した義歯を1
ヶ月装着したところ表面の微細な凹凸部に変色が観察さ
れた。
【0030】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明に係る義
歯床用樹脂材料は、従来の義歯床用樹脂材料のように液
と粉とを計量して混合・練和して一定時間放置して餅状
にすると言った煩雑な操作が必要なく、予め餅状と同等
の粘稠性を有するペースト状となっているので直ちに義
歯作製や裏装操作に使用することが可能であり、しかも
熱や光を付与するまでは餅状状態が維持されているため
操作性に極めて優れ、そして臭気や刺激のない義歯床用
樹脂材料であり、しかも硬化後は弾性エネルギーが大き
く適度な硬さと粘り強さとを有しており、衝撃や応力に
よって容易に破損する恐れがなく、更に長期間使用して
も気泡等の混入による汚れや変色の恐れもない義歯が得
られるものであり、歯科医療に貢献する価値の極めて大
なるものである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)少なくとも一つの不飽和二重結合を持
    つ重合性モノマーと、(B)アルキル(メタ)アクリレー
    ト単独重合体,アルキル(メタ)アクリレート共重合
    体,アルキル(メタ)アクリレート・スチレン共重合体
    から選ばれた少なくとも1種の重合体と、(C)熱重合触
    媒及び/又は光重合触媒と、が混合されて成り、(B)成
    分の少なくとも一部が(A)成分中に溶解していることを
    特徴とする義歯床用樹脂材料。
  2. 【請求項2】 (A)少なくとも一つの不飽和二重結合を持つ重合性モノマー 20〜95重量部 (B)アルキル(メタ)アクリレート単独重合体,アルキル(メタ)アクリレート 共重合体,アルキル(メタ)アクリレート・スチレン共重合体から選ばれた少な くとも1種の重合体 5〜80重量部 (C)熱重合触媒及び/又は光重合触媒 0.01〜5重量部 が混合されて成り、(B)成分の20重量%以上が(A)成
    分中に溶解していることを特徴とする義歯床用樹脂材
    料。
  3. 【請求項3】 (A)成分が、1,6−ヘキサンジオール
    ジメタクリレート、エチレングリコールジメタクリレー
    ト、トリメチロールプロパントリメタクリレートの中か
    ら選ばれた少なくとも1種のメタクリレートモノマーで
    ある請求項1又は2に記載の義歯床用樹脂材料。
  4. 【請求項4】 (B)成分が、メチル(メタ)アクリレー
    ト,エチル(メタ)アクリレート,ブチル(メタ)アク
    リレート,イソブチル(メタ)アクリレート,ターシャ
    リーブチル(メタ)アクリレート,エチルヘキシル(メ
    タ)アクリレート,ラウリル(メタ)アクリレート,ド
    デシル(メタ)アクリレート,ステアリル(メタ)アク
    リレート,シクロヘキシル(メタ)アクリレート,ベン
    ジル(メタ)アクリレート,イソボルニル(メタ)アク
    リレート,グリシジル(メタ)アクリレート,ヒドロキ
    シエチル(メタ)アクリレート,ヒドロキシプロピル
    (メタ)アクリレート,メトキシエチル(メタ)アクリ
    レート,エトキシエチル(メタ)アクリレートの単独重
    合又は共重合体、これらのアルキル(メタ)アクリレー
    トとスチレンとの共重合体から選ばれた少なくとも1種
    の重合体である請求項1から3のいずれか1項に記載の
    義歯床用樹脂材料。
  5. 【請求項5】 (D)成分として、更に充填材が30重量
    部以下含有されている請求項1から4のいずれか1項に
    記載の義歯床用樹脂材料。
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