JP2000254096A - 内視鏡の挿入部 - Google Patents

内視鏡の挿入部

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JP2000254096A
JP2000254096A JP11059932A JP5993299A JP2000254096A JP 2000254096 A JP2000254096 A JP 2000254096A JP 11059932 A JP11059932 A JP 11059932A JP 5993299 A JP5993299 A JP 5993299A JP 2000254096 A JP2000254096 A JP 2000254096A
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angle
fastening
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endoscope
fixing
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Hirotomo Itoi
啓友 糸井
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外皮カバーの筒状本体でアングル部構造体の
全長を覆い、また止着リング部を止着溝に嵌合・固定す
ることにより、アングル部を湾曲させた時に、一部に極
端な張力が作用しないようにして、この外皮カバーの耐
久性させる。 【解決手段】 アングル部10bは、アングルリング1
1aを順次枢着することにより形成したアングル部構造
体11にネット14を被着させるが、さらにこのネット
14は外皮カバー15で覆われる。外皮カバー15は全
体が弾性部材からなり、筒状本体15aの両端に止着リ
ング部15bを連設している。筒状本体15aはアング
ル構造体11の全長を覆うものであり、両端に設けた止
着リング部15bはそれぞれ連結構造部16及び連結筒
体17の外周に形成した止着溝18,19に嵌合・固定
され、筒状本体15aはネット14の上に被せただけの
状態でも、表面に実質的に皺等の凹凸が発生しない程度
の張力を持たせ、また止着リング部15bは弾性締め付
け力により止着溝18,19に固定している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療用や工業用等
として用いられる内視鏡の挿入部に関するものであり、
特にこの挿入部の先端部本体を任意の方向に向けるため
に、遠隔操作で湾曲させることができるようにしたアン
グル部の外皮構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内視鏡は、一般に、図8に示した構成を
有するものである。同図において、1は本体操作部、2
は挿入部、3はユニバーサルコードである。挿入部2
は、先端側から先端部本体2a、アングル部2b及び軟
性部2cから構成される。先端部本体2aには、その先
端面または側面に照明手段及び観察手段が設けられ、ま
た鉗子その他の処置具を導出させる処置具導出部が開口
する等の構成となっている。ただし、これらの構成につ
いては従来から周知であるので、その図示及び説明は省
略する。
【0003】アングル部2bは先端部本体2aの方向制
御を行うためのものであって、具体的には図9に示した
ように構成される。なお、この図9にはアングル部2b
における内部の挿通部材は省略している。アングル部2
bは、その構造部材としてのアングルリング4を有す
る。アングルリング4は、金属リングからなり、側面視
した時には概略くの字状に曲成した形状となっている。
相隣接するアングルリング4を順次相互に180°の位
置で一対の止着ピン5により枢着するように連結するこ
とによって、所定の長さを有する節輪構造のアングル部
構造体が形成される。そして、枢着位置を交互に90°
ずつ位相をずらすようにして連結することによって、上
下及び左右に湾曲させることができるようになる。さら
に、両端に位置するアングルリング4はそれぞれ先端部
本体2a及び軟性部2cに連結されている。
【0004】アングル部構造体の外周には金属線材等を
編成することにより形成したネット6が被装されてお
り、さらにこのネット6の外周は外皮層7で覆われてお
り、これらネット6と外皮層7とは接着剤により固着さ
れて、実質的に一体化されている。そして、ネット6は
伸縮性のあるものであり、また外皮層7はウレタンゴム
やEPDM等の弾性を有する部材で構成される。外皮層
7の両端部は、それぞれ先端部本体2aの基端部及び軟
性部2cの先端部に突き当てられて、ほぼ段差がない状
態となし、かつ例えば糸巻きを施した上で、接着剤を塗
布する等により固着部7aとなっている。
【0005】また、アングル部構造体の内部には、この
アングル部2bを湾曲させる操作を行うための操作ワイ
ヤ8が挿通されており、アングル部2bを上下及び左右
に湾曲できる構成としたものは、操作ワイヤ8はそれぞ
れ90°毎に4本挿通される。これら操作ワイヤ8は、
円周方向においては位置決めされ、軸線方向に移動可能
としたものであり、このために各止着ピン5に挿通孔を
設けるか、またはアングルリング4に切り絞り部を設け
て、それらに挿通されるようになっている。
【0006】以上のように構成されるアングル部2b
は、上下の対の操作ワイヤ8,8のうちの一方を引っ張
り、他方を押し出せば、アングル部2bは上下方向に湾
曲することになり、また左右の対の操作ワイヤ8,8を
押し引き操作することによりアングル部2bを左右に湾
曲させることができる。この操作ワイヤ8の操作は、本
体操作部1に設けたアングル操作ノブ9をマニュアル操
作で回動させることにより行うことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】今、アングル部2bを
図10に示したように湾曲させたとすると、外皮層7
は、同図に矢印で示したように、湾曲方向の外側は伸長
し、内側が圧縮されることになる。ただし、外皮層7
は、その軸線方向における中間部分では、圧縮されてい
る側から伸長する側に手繰り寄せられるので、つまり外
皮層7が同図の矢印方向に回り込みが可能であるので、
その部位には極端な張力が生じることはない。しかしな
がら、固着部7aの近傍位置では外皮層7は円周方向に
向けての動きに自由度がないために、圧縮される側から
伸長する側への回り込みがない分だけ、部分的に大きな
引っ張り力、つまり張力が作用する。従って、外皮層7
の材質としては、伸縮性に特に優れたものとする必要が
あるが、外皮層7は耐薬品等の特性を持たせなければな
らない等の理由からその材質が限定され、必ずしも伸縮
性に優れたものをもちいることはできないのが現状であ
る。以上のことから、アングル部2bを繰り返し大きな
角度で湾曲させると、外皮層7における固着部7aの近
傍位置に無理な張力が生じて、やがては亀裂が発生する
等といった不都合を生じることになる。
【0008】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、アングル部を構成す
る外皮層の耐久性を向上させることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、照明手段及び観察手段を設けた先端
部本体に連設され、複数のアングルリングを順次枢着す
ることにより構成されるアングル部構造体の内部に遠隔
操作用の操作ワイヤを挿通させたアングル部を設けた内
視鏡の挿入部であって、前記アングル部構造体の両端部
またはそれらが連結される連結部材にループ状の止着溝
を形成して、筒状本体の両端に止着リング部を連設した
弾性部材からなる外皮カバーを、前記アングル部構造体
の全長を前記筒状本体で覆うように装着して、両止着リ
ング部をそれぞれ前記各止着溝に嵌合・固定させる構成
としたことをその特徴とするものである。
【0010】ここで、外皮カバーをアングル部において
より強固に固定するには、両止着溝には溝底に向かうに
応じて相互に近接する方向に所定角度傾斜する係止壁を
形成する構成とすれば良い。また、アングル部の湾曲操
作を容易にするためには、外皮カバーの伸長時に生じる
抵抗をできるだけ少なくする必要がある。このために
は、例えば、両止着溝をアングル部の操作ワイヤの挿通
部に対応する位置が相互に近接する方向に湾曲する波形
ループ形状とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図7に基づいて本
発明の実施の一形態について説明する。まず、図1にア
ングル部の断面を内部の挿通部材を省略して示し、また
図2にその外観を示す。これらの図から明らかなよう
に、アングル部10bは挿入部10を構成するものであ
り、このアングル部10bの先端側には先端部本体10
aが、また基端側には軟性部10cが連設される点につ
いては、前述した従来技術のものと格別の差異はない。
また、アングル部10bのアングル部構造体11として
は、多数のアングルリング11aを順次枢着ピン12を
用いて枢着することにより構成され、内部には4本の操
作ワイヤ13が挿通されている点についても、前述した
従来技術のものと格別の差異はない。
【0012】多数のアングルリング11aからなるアン
グル部構造体11には金属線材を編組したネット14が
被着され、さらにその外周には外皮カバー15で覆うよ
うにしているが、ネット14の先端部は最先端のアング
ルリング11aTの外周に、また基端部は最基端側のア
ングルリング11aBに溶接等の手段で固着されてい
る。ここで、先端部本体10aは、概略カップ状の部材
からなり、その端面部には照明手段や観察手段等を装着
するための透孔が形成されている。また、端面部に連設
した筒状の部分がアングル部10bの連結構造部16と
なっている。この連結構造部16は、内周面側に最先端
側のアングルリング11aTの一部が挿嵌されて、溶接
やねじ止め等の手段で固着されている。また、外周面側
には外皮カバー15の固定部が形成されている。一方、
アングル部構造体11の基端部は軟性部10cに連結さ
れている連結筒体17に連結されるものであり、最基端
側のアングルリング11aBの一部分が連結筒体17に
挿嵌されて、溶接やねじ止め等の手段で固着されてい
る。そして、ネット14のこれら両アングルリング11
aT,11aBへの固着部は連結構造部16及び連結筒
体17から導出されている部位となっている。
【0013】外皮カバー15は、全体がウレタンゴムや
EPDM等の弾性部材からなり、筒状本体15aの両端
に止着リング部15bを連設する構成としたものであ
る。そして、図3に示したように、筒状本体15aはア
ングル構造体11の全長を覆うようになっており、また
その両端に設けた止着リング部15bはそれぞれ連結構
造部16及び連結筒体17の外周に形成した止着溝1
8,19に嵌合・固定されている。ここで、止着溝1
8,19はそれぞれ連結構造部16及び連結筒体17に
ループ状に形成したものからなり、これら止着溝18,
19の相対向する壁面18a,19aは止着リング部1
5bを係止するための係止壁である。そして、係止壁1
8aは基端側に向けて、また係止壁19aは先端側に向
けて、つまり相互に近接する方向に向けて所定角度傾斜
している。
【0014】ここで、外皮カバー15はアングル部構造
体11に、より具体的にはこのアングル部構造体11に
被着したネット14を覆うように装着されるが、その筒
状本体15aはネット14とは固着しない。ただし、外
皮カバー15はアングル部10bの外皮構造となるもの
であり、自由状態においてはその全長が止着溝18,1
9間の間隔より僅かに短くすることによって、筒状本体
15aはネット14の上に被せただけの状態でも、表面
に実質的に皺等の凹凸が発生しない程度の初期張力を持
たせている。また、外皮カバー15をアングル部10b
の最外層として固定的に保持するために、止着リング部
15bの自由状態での内径は止着溝18,19の溝底部
の直径より小さくしている。これによって、止着リング
部15bはある程度押し広げられた状態で止着溝18,
19に嵌合され、この止着リング部15bの弾性締め付
け力により、外皮カバー15を安定した状態で固定して
いる。ただし、この止着リング部15bの締め付け力を
あまり大きくせず、アングル部10bを湾曲させた時に
外皮カバー15に作用する張力によっては、これら止着
リング部15bが止着溝18,19からみだりに逸脱し
ない程度の締め付け力とする。また、止着リング部15
b,15bの係止壁18a,19aは傾斜面となってい
るので、筒状本体15aに張力が作用すると、止着リン
グ部15b,15bはこれら係止壁18a,19aに押
し付けられて、溝底に向かう方向に変位しようとする結
果、止着リング部15bの締め付け力を弱くしても、固
定強度はさらに高くなる。
【0015】ここで、止着溝18,19は円環状のもの
として形成されているが、均一な円形のループ形状とは
なっておらず、図4及び図5に示したように、4箇所に
おいて相互に近接する方向に湾曲した波形ループ形状と
なっており、この相互に近接する方向に湾曲した部分が
アングル部10bを湾曲させた時における外皮カバー1
5の止着リング部15bの逃げ部18b,19bとして
機能するものである。そして、これら逃げ部18b,1
9bは、図5から明らかなように、アングル部構造体1
1内に設けた操作ワイヤ13の外周部に位置している。
【0016】本実施の形態は以上のように構成されるも
のであって、アングル部10bに装着した外皮カバー1
5は両端の止着リング部15b,15bが止着溝18,
19に嵌合することにより固定的に保持されているが、
筒状本体15aは僅かな初期張力を持った状態にしてネ
ット14に被装されているから、この筒状本体15aは
ネット14に密着することになり、表面に皺や凹凸が生
じず、全体がほぼ平滑になっているので、体腔内への挿
入時における抵抗が少なくなり、円滑な挿入操作性が確
保される。そして、体腔内に挿入する際や、観察すべき
部位にまで挿入された時に観察視野を変えるため等にお
いては操作ワイヤ13を適宜押し引き操作する。これに
よって、図6に示したように、アングル部構造体11を
構成する相隣接するアングルリング11aにおいて、湾
曲方向の内側では間隔が小さくなり、外側では間隔が広
がることになる結果、アングル部構造体11はその外径
形状がほぼ変化することなく湾曲する。
【0017】アングル部構造体11の外周に設けたネッ
ト14及び最外層である外皮カバー15もこれに追従し
て曲げられる。ネット14はその性質上伸縮自在である
ので、円滑に追従変形する。一方、外皮カバー15の筒
状本体15aは、この湾曲時には湾曲方向の外側が伸長
し、内側が縮小するように変形する。しかしながら、止
着リング部15bは所定の締め付け力をもって止着溝1
8,19に傾斜状態となった係止壁18a,19aに圧
着されている。従って、外皮カバー15に作用する張力
では止着リング部15bが止着溝18,19から脱着す
るようなことはなく、アングル部10bの外周において
確実に固定した状態に保持される。
【0018】前述したように、アングル部10bを湾曲
させると、外皮カバー15を構成する筒状本体15aは
湾曲方向の外側では伸長し、内側では圧縮される。ここ
で、アングル部10bは、特に観察視野を変える際等に
は、極めて大きな角度、例えば図7に示したように、1
80°乃至それ以上の角度で湾曲させることがある。こ
のように湾曲角が大きくなると、同図に矢印で示したよ
うに、湾曲方向の外側での伸長度合いが大きく、従って
外皮カバー15は大きく伸びようとする。しかしなが
ら、外皮カバー15を構成する筒状本体15aは、その
全体がネット14に対して固着されていないので、一部
分に張力が作用すると、圧縮されている部位及び張力の
小さい側から同図に矢印で示したように手繰り寄せられ
るように回り込むので、この張力が緩和される。ここ
で、外皮カバー15の筒状本体15aの両端に連設した
止着リング部15bは止着溝18,19の係止壁18
a,19aに対して締め付け力が作用しているものの、
あまり極端な締め付け力が作用していないので、この部
位でも円周方向に向けての動きの自由度が確保される。
従って、筒状本体15aが伸長している部分には、他の
部分から、特に圧縮されている部分から手繰り寄せるよ
うに回り込むことになり、この筒状本体15aの一部に
極端な張力が集中的に作用することがなくなる。従っ
て、アングル部10bを繰り返し湾曲操作しても、外皮
カバー15に亀裂等の損傷が発生するおそれがなく、そ
の耐久性が向上する。
【0019】また、止着リング部15bが嵌合している
止着溝18,19にはそれぞれ逃げ部18b,19bが
形成されており、これら逃げ部18b,19bにより止
着溝18,19間の距離が部分的に狭まっている。従っ
て、外皮カバー15に張力が作用すると、止着リング部
15bはこの逃げ部18b,19b側に片寄せられる。
この結果、両端の止着リング部15b,15b間の距離
が短縮されることになり、さらに張力の緩和が図られ
る。ここで、逃げ部18b,19bを結ぶ線は湾曲操作
を行うための操作ワイヤ13の半径方向における外側の
位置にある。つまり、操作ワイヤ13の操作により外皮
カバー15に最も強く張力が作用する部位である。従っ
て、逃げ部18b,19bの作用でこの部位における張
力が緩和すると、外皮カバー15の保護がより図られる
ことになる。また、このように逃げ部18b,19bを
形成して、アングル部10bを湾曲させた時に、外皮カ
バー15がその湾曲形状の外側の位置での張力の緩和が
図られるということは、図8において説明したように、
アングル操作ノブ9をマニュアル操作することにより行
われるアングル操作の操作性が向上し、軽い力でアング
ル部10bを容易に湾曲させることができるようにもな
る。
【0020】なお、前述した実施の形態においては、止
着溝を先端部本体及び軟性部への連結リングに設ける構
成としたが、例えばアングル部構造体を構成する最先端
部及び最基端部のアングルリングに設ける構成としても
良い。そして、この場合には、これらのアングルリング
は他のアングルリングより肉厚を大きくして、十分な深
さの止着溝を形成できるようにしなければならない。ま
た、止着溝は波形ループ状としたが、単純な円環状のも
のであっても良い。さらに、外皮カバーはネット上に覆
うだけで、これら外皮カバーとネットとは非固着状態に
したが、接着剤等で両者を固着するように構成しても良
い。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、弾性部
材で構成され、筒状本体の両端に止着リング部を連設し
て設けた外皮カバーを用い、この外皮カバーの筒状本体
でアングル部構造体の全長を覆うと共に、両端の止着リ
ング部をそれぞれ止着溝に嵌合・固定する構成としたの
で、アングル部を湾曲させた時に、一部に極端な張力が
作用することがなくなり、アングル部を構成する外皮カ
バーの耐久性が向上する等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す内視鏡のアングル
部の断面図であり、このアングル部内に挿通される部材
を省略して示す図である。
【図2】図1の外観図である。
【図3】外皮カバーの止着リング部と止着溝との係合状
態を示す拡大断面図である。
【図4】止着溝の構成を示す先端部本体の連結構造部と
連結筒体の外観図である。
【図5】図4のX−X断面図である。
【図6】湾曲状態にして示す図1と同様の断面図であ
る。
【図7】湾曲状態にして示す図2と同様の外観図であ
る。
【図8】内視鏡の全体構成図である。
【図9】従来技術によるアングル部の断面図である。
【図10】従来技術のアングル部の作用説明図である。
【符号の説明】
10 挿入部 10a 先端部本体 10b アングル部 10c 軟性部 11 アングル部構造体 11a アングルリン
グ 13 操作ワイヤ 14 ネット 15 外皮カバー 15a 筒状本体 15b 止着リング部 16 連結機構部 17 連結筒体 18,19 止着溝 18a,19a 係止壁 18b,19b 逃げ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明手段及び観察手段を設けた先端部本
    体に連設され、複数のアングルリングを順次枢着するこ
    とにより構成されるアングル部構造体の内部に遠隔操作
    用の操作ワイヤを挿通させたアングル部を設けた内視鏡
    の挿入部において、前記アングル部構造体の両端部また
    はそれらが連結される連結部材にループ状の止着溝を形
    成して、筒状本体の両端に止着リング部を連設した弾性
    部材からなる外皮カバーを、前記アングル部構造体の全
    長を前記筒状本体で覆うように装着して、両止着リング
    部をそれぞれ前記各止着溝に嵌合・固定させる構成とし
    たことを特徴とする内視鏡の挿入部。
  2. 【請求項2】 前記両止着溝には溝底に向かうに応じて
    相互に近接する方向に所定角度傾斜する係止壁を形成す
    る構成としたことを特徴とする請求項1記載の内視鏡の
    挿入部。
  3. 【請求項3】 前記両止着溝は、前記アングル部の前記
    操作ワイヤの挿通部に対応する位置が相互に近接する方
    向に湾曲する波形ループ形状としたことを特徴とする請
    求項1記載の内視鏡の挿入部。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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