JP2000253142A - 通信端末装置および消費電力削減方法 - Google Patents

通信端末装置および消費電力削減方法

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JP2000253142A
JP2000253142A JP11054118A JP5411899A JP2000253142A JP 2000253142 A JP2000253142 A JP 2000253142A JP 11054118 A JP11054118 A JP 11054118A JP 5411899 A JP5411899 A JP 5411899A JP 2000253142 A JP2000253142 A JP 2000253142A
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JP
Japan
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battery
additional function
function
terminal device
signal
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JP11054118A
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Hiroaki Okutsu
浩章 奥津
Osamu Yamamoto
修 山本
Tomoki Numazawa
友喜 沼沢
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池残量が少ないときは、付加機能の動作を
停止することで消費電力を削減し、通話時間または待ち
受け時間の延長を図ることを目的とする。 【解決手段】 電池残量を電池残量検出部13で検出
し、制御部5では検出された電池残量としきい値を比較
し、電池残量が少ないと判断された時に、付加機能であ
る着信LED7、着信音制御部8、表示部10などの機
能を停止して消費電力を削減するので、通話時間または
待ち受け時間の延長を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池残量に応じて
機能の制限を行うことで消費電力を削減し、通話時間の
拡大を図る通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話機などの通信端末装置に
おいては、平均電力を低減して使用時間の拡大を図るこ
とを目的として、たとえば通話を開始するための着呼信
号を受信する受信動作を断続的に行って、受信動作を行
わない期間を設けて消費電力を低減する間欠受信制御の
工夫がなされている。
【0003】また特許第2586440号では、電池残
量が少ないときに、送信スイッチを押下している間のみ
に送信し、送信スイッチを押下しないときには送信せず
に消費電力を低減する移動体通信システムが提案されて
いる。
【0004】したがって受信処理の間欠動作、あるいは
送信する必要がある送話時にのみ送信動作をすることで
消費電力の低減を図ることができ、消費電力が低減され
た分だけ、送信あるいは受信を行う通話機能の稼動時間
である通話時間を延長することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の通
信端末装置よりも、さらに長時間通話できると通信端末
装置の電池交換あるいは充電を行う頻度を下げることが
できるので、単位時間あたりの消費電力をさらに低減す
ることが望まれている。
【0006】また通信端末装置には通話機能以外に、付
加機能として利用者に対して通話経過時間の通知や着信
通知を行う情報通知機能も含まれていることが多いが、
通話時間を長く欲する利用者にとっては、情報通知機能
と比較して通話機能を優先させ、情報通知機能を停止し
て通話時間を長くすることを望む場合がある。
【0007】また利用者に応じては、電池残量が多い時
にはなるべく多くの情報通知機能を利用し、電池残量が
少なくないが、すぐには充電あるいは電池交換などが行
えないときに、新たに充電あるいは電池交換をするまで
は情報通知機能を停止し、通話時間を長くすることを望
む場合がある。
【0008】さらに特定の相手に対する通話時間を長く
することも望まれており、たとえば通話途中で十分な電
池残量が確保できずに通話が途切れてしまうことを避け
たい相手に対しては、通話が途切れにくくなるように通
話以外の消費電力を低減して通話時間を長くすることが
望まれる。
【0009】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、電池残量にしたがって情報通知機能に代表される通
話機能以外の動作を制限して消費電力の削減を図ること
で、通話時間を延長することができる優れた通信端末装
置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明は、以下のような構成とした。
【0011】本発明の通信端末装置は、電池残量を検出
して出力する電池残量検出手段と、前記残量検出手段か
ら出力した前記電池残量に応じて装置に付加した機能の
中で動作を制限しても通話が終了しない少なくとも一つ
の機能である付加機能の動作を制限する制御を行う付加
機能制御手段とを備える。
【0012】また本発明の通信端末装置は、通話状態あ
るいは非通話状態であることを検出する通話状態検出手
段を備え、前記付加機能制御手段は前記通話状態検出手
段で通話状態であると検出した場合にのみ前記残量検出
手段から出力した前記電池残量に応じて前記付加機能の
動作を制限する。
【0013】また本発明の通信端末装置は、通話状態あ
るいは非通話状態であることを検出する通話状態検出手
段を備え、前記付加機能制御手段は前記通話状態検出手
段で通話状態であると検出した場合に前記残量検出手段
から出力した前記電池残量に応じて前記付加機能の動作
を制限し、かつ前記付加機能の動作を制限した後には前
記通話状態検出手段で検出する状態によらず前記電池残
量に応じて前記付加機能の動作を制限し続ける。
【0014】また本発明の通信端末装置は、装置の通話
先を検出する通話先検出手段を備え、前記付加機能制御
手段は前記通話先検出手段で所定の通話先と検出したと
きに、前記電池残量に応じて前記付加機能の動作を制限
する。
【0015】また本発明の通信端末装置は、前記付加機
能制御手段の動作の実行または停止を選択する省電力制
御選択手段を備え、前記付加機能制御手段は前記省電力
制御選択手段で実行を選択しているときは動作を実行
し、前記省電力制御選択手段で停止を設定しているとき
は動作を停止する。
【0016】また本発明の通信端末装置は、前記付加機
能制御手段の動作の実行または停止を選択する省電力制
御選択手段を備え、前記付加機能制御手段は前記省電力
制御選択手段で実行を選択しているときあるいは前記通
話先検出手段で所定の通話先と検出したときに動作を実
行し、前記省電力制御選択手段で停止を設定しておりか
つ前記通話先検出手段で所定の通話先でないと検出した
ときに動作を停止する。
【0017】また本発明の通信端末装置は、前記電池残
量検出手段が、放電電流の積算値である放電電流積算値
と出力電圧値とのうち少なくとも一つを用いて電池残量
を検出する。
【0018】また本発明の通信端末装置は、通信端末装
置から着脱可能であり、かつ前記電池残量検出手段を含
む電池部を備える。
【0019】また本発明の通信端末装置は、前記電池部
が、前記電池残量の検出に放電電流値積算値を用いてい
るものであるか否かを示す電池種別を通知する電池種別
通知手段備える。
【0020】また本発明の通信端末装置は、前記電池種
別通知手段が、前記電池部の形状あるいは通知信号で電
池種別を通知する。
【0021】また本発明の通信端末装置は、前記付加機
能制御手段が、記号や図形を表示する表示機能と、光源
を用いて前記表示機能あるいは入力手段である入力スイ
ッチを明るくするバックライト機能と、着信を通知する
着信通知機能と、音声を含む入力信号である送信アナロ
グ信号を送信デジタル信号に変換するデジタル化処理機
能と、前記送信デジタル信号を送信符号化信号に変換す
る符号化処理機能と、前記送信符号化信号を送信信号に
変調する変調処理機能と、受信信号を受信符号化信号に
復調する復調処理機能と、前記受信符号化信号を受信デ
ジタル信号に復号化処理する復号化処理機能と、受信ア
ナログ信号に前記受信デジタル信号を変換するアナログ
化処理機能とのうち少なくとも一つを付加機能として動
作を制限する。
【0022】また本発明の通信端末装置は、送信デジタ
ル信号あるいは送信符号化信号である送信データをあら
かじめ記憶する送信データ記憶手段を備え、前記付加機
能制御手段が、前記送信データが送信デジタル信号であ
るときにデジタル化処理機能を付加機能とし、前記送信
データが送信符号化信号であるときにデジタル化処理機
能と符号化処理機能を付加機能として前記残量検出手段
から出力した前記電池残量に応じて前記付加機能の動作
を制限し、かつ前記送信データ記憶手段に記憶した送信
データを変調処理機能または符号化処理機能と変調処理
機能で送信信号に変換して送信する。
【0023】また本発明の通信端末装置は、受信デジタ
ル信号あるいは受信符号化信号である受信データを記憶
する受信データ記憶手段を備え、前記付加機能制御手段
が、前記受信データが受信符号化信号であるときに復号
化処理機能とアナログ化処理機能とを付加機能とし、前
記受信データが受信デジタル信号であるときにアナログ
化処理機能とを付加機能として前記残量検出手段から出
力した前記電池残量に応じて前記付加機能の動作を制限
し、かつ前記受信データ記憶手段に受信符号化信号ある
いは受信デジタル化信号を記憶する。
【0024】また本発明の消費電力削減方法は、電池残
量を検出する電池残量検出手段と、前記電池残量が所定
の値よりも少ないときは通信端末装置に付加した機能の
中で動作を制限しても通話が終了しない少なくとも一つ
の機能である付加機能の動作を制限して消費電力を削減
する。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、電池残量を検出して出力する電池残量検出手段と、
前記残量検出手段から出力した前記電池残量に応じて装
置に付加した機能の中で動作を制限しても通話が終了し
ない少なくとも一つの機能である付加機能の動作を制限
する制御を行う付加機能制御手段とを備えた通信端末装
置であり、前記付加機能制御手段で付加機能の動作を全
て、あるいは動作を一部だけ停止するために電力供給を
停止あるいは消費電力を抑える設定にする制限を前記電
池残量検出手段で検出した電池残量が所定のしきい値よ
り少ないときに実行する制御を行うことで、通話が可能
であり付加機能の消費電力を全てあるいは一部を削減す
る。
【0026】本発明の請求項2に記載の発明は、通話状
態あるいは非通話状態であることを検出する通話状態検
出手段を備え、前記付加機能制御手段は前記通話状態検
出手段で通話状態であると検出した場合にのみ前記残量
検出手段から出力した前記電池残量に応じて前記付加機
能の動作を制限する請求項1に記載の通信端末装置であ
り、通信端末装置で通話している通話状態であることを
前記通話状態検出手段で検出した場合にのみ、電池残量
に応じて付加機能の消費電力をが所定のしきい値より少
ないときに実行する制御を行うことで、通話中は付加機
能の消費電力を削減して、通話をしていないときには付
加機能を使用することができる。
【0027】本発明の請求項3に記載の発明は、通話状
態あるいは非通話状態であることを検出する通話状態検
出手段を備え、前記付加機能制御手段は前記通話状態検
出手段で通話状態であると検出した場合に前記残量検出
手段から出力した前記電池残量に応じて前記付加機能の
動作を制限し、かつ前記付加機能の動作を制限した後に
は前記通話状態検出手段で検出する状態によらず前記電
池残量に応じて前記付加機能の動作を制限し続ける請求
項1に記載の通信端末装置であり、通信端末装置で通話
している通話状態であることを前記通話状態検出手段で
検出し、かつ電池残量に応じて付加機能の消費電力をが
所定のしきい値より少ないときに、付加機能の消費電力
を削減することで、非通話状態で付加機能を使用中に付
加機能制御手段により付加機能が使用できなくなること
がなく、通話中に電池残量が少なくなった時から後と、
電池残量が少なくなった後の最初の通話から後にのみ付
加機能の動作を制限して消費電力を削減する。
【0028】本発明の請求項4に記載の発明は、装置の
通話先を検出する通話先検出手段を備え、前記付加機能
制御手段は前記通話先検出手段で所定の通話先と検出し
たときに、前記電池残量に応じて前記付加機能の動作を
制限する請求項1に記載の通信端末装置であり、発呼時
に通話先を特定する呼び出し符号あるいは受呼時に通知
し通話先を特定する呼び出し符号で検出した特定の通話
先に対しては、通話時に電池残量に応じて付加機能の消
費電力を削減する。
【0029】本発明の請求項5に記載の発明は、前記付
加機能制御手段の動作の実行または停止を選択する省電
力制御選択手段を備え、前記付加機能制御手段は前記省
電力制御選択手段で実行を選択しているときは動作を実
行し、前記省電力制御選択手段で停止を設定していると
きは動作を停止する請求項1ないし4のいずれかに記載
の通信端末装置であり、使用者の要求に応じて、必要と
するときは付加機能が使用でき、不要であるときは電池
残量に応じて付加機能の消費電力を削減する。
【0030】本発明の請求項6に記載の発明は、前記付
加機能制御手段の動作の実行または停止を選択する省電
力制御選択手段を備え、前記付加機能制御手段は前記省
電力制御選択手段で実行を選択しているときあるいは前
記通話先検出手段で所定の通話先と検出したときに動作
を実行し、前記省電力制御選択手段で停止を設定してお
りかつ前記通話先検出手段で所定の通話先でないと検出
したときに動作を停止する請求項4に記載の通信端末装
置であり、使用者の要求で電池残量に応じた付加機能の
動作を制限する処理の実行または停止を指定できるが、
ただし特定の通話先と通話するときは、使用者が付加機
能の使用を要求する選択をしていても電池残量が少ない
ときに付加機能の消費電力を削減する。
【0031】本発明の請求項7に記載の発明は、前記電
池残量検出手段が、放電電流の積算値である放電電流積
算値と出力電圧値とのうち少なくとも一つを用いて電池
残量を検出する請求項1ないし6のいずれかに記載の通
信端末装置であり、放電電流積算値あるいは出力電圧値
を測定した結果で電池残量を検出し、検出された電池残
量で付加機能の動作を制限する。
【0032】本発明の請求項8に記載の発明は、通信端
末装置から着脱可能であり、かつ前記電池残量検出手段
を含む電池部を備えた請求項1ないし7のいずれかに記
載の通信端末装置であり、電池部を着脱することで電池
の充電または交換を容易にし、また電池の充電または交
換をして通信端末装置に装着した電池部の電池残量が変
化したときも電池部の電池残量に応じて前記付加機能制
御手段で付加機能の消費電力を削減する。
【0033】本発明の請求項9に記載の発明は、前記電
池部が、前記電池残量の検出に放電電流値積算値を用い
ているものであるか否かを示す電池種別を通知する電池
種別通知手段を備えた請求項8に記載の通信端末装置で
あり、電池残量の検出に放電電流積算値を用いるときは
前記付加機能制御手段で電池残量と比較するしきい値を
放電電流積算値に応じた値とし、電池残量の検出が放電
電流積算値以外であるたとえば出力電圧値であるとき
に、電池残量と比較するしきい値を出力電圧値に応じた
値とすることができ、電池部の有する機能に応じた電池
残量に応じて前記付加機能制御手段で付加機能の消費電
力を削減する。
【0034】本発明の請求項10に記載の発明は、前記
電池種別通知手段が、前記電池部の形状あるいは通知信
号で電池種別を通知することを特徴とする請求項9記載
の通信端末装置であり、電池部が有する電池種別を電池
部に設ける凹部、凸部、あるいは凹凸を組み合わせた形
状の違い、あるいは伝送する通知信号の違いで通知する
ことができ、電池種別に応じて前記付加機能制御手段で
付加機能の消費電力を削減する。
【0035】本発明の請求項11に記載の発明は、前記
付加機能制御手段が、記号や図形を表示する表示機能
と、光源を用いて前記表示機能あるいは入力手段である
入力スイッチを明るくするバックライト機能と、着信を
通知する着信通知機能と、音声を含む入力信号である送
信アナログ信号を送信デジタル信号に変換するデジタル
化処理機能と、前記送信デジタル信号を送信符号化信号
に変換する符号化処理機能と、前記送信符号化信号を送
信信号に変調する変調処理機能と、受信信号を受信符号
化信号に復調する復調処理機能と、前記受信符号化信号
を受信デジタル信号に復号化処理する復号化処理機能
と、受信アナログ信号に前記受信デジタル信号を変換す
るアナログ化処理機能とのうち少なくとも一つを付加機
能として動作を制限する請求項1ないし10に記載の通
信端末装置であり、電池残量に応じて前記付加機能制御
手段では、表示機能と、バックライト機能と、音や光や
振動で着信を通知する着信通知機能と、デジタル化処理
機能と、符号化処理機能と、変調処理機能と、復調処理
機能と、復号化処理機能と、アナログ化処理機能とのう
ち少なくとも一つの動作を限定して消費電力を削減す
る。
【0036】本発明の請求項12に記載の発明は、送信
デジタル信号あるいは送信符号化信号である送信データ
をあらかじめ記憶する送信データ記憶手段を備え、前記
付加機能制御手段が、前記送信データが送信デジタル信
号であるときにデジタル化処理機能を付加機能とし、前
記送信データが送信符号化信号であるときにデジタル化
処理機能と符号化処理機能を付加機能として前記残量検
出手段から出力した前記電池残量に応じて前記付加機能
の動作を制限し、かつ前記送信データ記憶手段に記憶し
た送信データを変調処理機能または符号化処理機能と変
調処理機能で送信信号に変換して送信する請求項1ない
し10に記載の通信端末装置であり、電池残量が少ない
ときに、増幅器やフィルタを含む送信アナログ信号を送
信デジタル信号に変換する処理であるデジタル化処理機
能、あるいはデジタル化処理機能と符号化処理機能の動
作を制限し、かつあらかじめ記憶した送信データを送信
デジタル信号あるいは送信符号化信号として、符号化処
理や変調処理を行って送信信号として送信することで、
入力するアナログ信号を送信信号に変換しないことで消
費電力を削減し、通話先に対してはあらかじめ定めた送
信データを送信信号として送信する。
【0037】本発明の請求項13に記載の発明は、受信
デジタル信号あるいは受信符号化信号である受信データ
を記憶する受信データ記憶手段を備え、前記付加機能制
御手段が、前記受信データが受信符号化信号であるとき
に復号化処理機能とアナログ化処理機能とを付加機能と
し、前記受信データが受信デジタル信号であるときにア
ナログ化処理機能とを付加機能として前記残量検出手段
から出力した前記電池残量に応じて前記付加機能の動作
を制限し、かつ前記受信データ記憶手段に受信符号化信
号あるいは受信デジタル化信号を記憶する請求項1ない
し10に記載の通信端末装置であり、電池残量が少ない
ときに、受信符号化信号あるいは受信デジタル信号を増
幅器やフィルタを含む受信アナログ信号に変換する処理
の動作を制限し、かつ受信した符号化信号あるいは復号
化処理も行った受信デジタル信号を受信データ記憶手段
で記憶することで、受信信号を受信アナログ信号に変換
しないことで消費電力を削減し、受信信号は受信符号化
信号あるいは、受信デジタル信号を受信データとして記
憶することで、電池容量が増加した後あるいは通話を終
了して送信に対する電力供給が必要ないときに、記憶さ
れた受信データを復号化処理、アナログ化処理を行って
再生することができる。
【0038】本発明の請求項14に記載の発明は、電池
残量を検出する電池残量検出手段と、前記電池残量が所
定の値よりも少ないときは通信端末装置に付加した機能
の中で動作を制限しても通話が終了しない少なくとも一
つの機能である付加機能の動作を制限して消費電力を削
減する消費電力削減方法であり、電池残量検出手段で電
池残量を検出して、検出した電池残量がしきい値と比較
して少ないときに通信端末装置の付加機能の動作を制限
することで、電池残量が少ないときに付加機能の消費電
力を削減し、削減した付加機能の消費電力を通話で用い
ることが可能である。
【0039】以下に図1から図9に基づき、本発明の実
施の形態を説明する。
【0040】図1は本発明の実施の形態1における携帯
無線端末装置の構成を示すブロック図であり、図2は本
発明の実施の形態1における放電電流積算手段を備えた
電池部の構成を示すブロック図であり、図3は本発明の
実施の形態1における放電電流積算手段を備えていない
電池部の構成を示すブロック図である。
【0041】また図4は電池の出力電圧と放電容量の関
係を示す特性図であり、図5は電池の放電電流積算値と
放電容量の関係を示す特性図である。
【0042】また図6と、図7と、図8と、図9は本発
明の実施の形態1における携帯無線端末装置の処理を示
すフローチャートであり、構成を示すブロック図であ
る。
【0043】(実施の形態1)まず本発明の実施の形態
1における携帯無線端末装置について、本発明の実施の
形態1における携帯無線端末装置の構成を示すブロック
図である図1を用いて説明する。
【0044】携帯無線端末装置1は無線通信を行う装置
であり、接続されているアンテナ2を通じて送受信を行
う。
【0045】アンテナ2は、携帯無線端末装置1の内部
にあるRF回路3から出力される送信信号を電波として
送信することと、受信した電波を受信信号としてRF回
路へ入力する送受信アンテナである。
【0046】RF回路3は通話時に、音声処理部4から
入力される入力デジタル音声信号を変調して送信信号と
してアンテナ2へ出力し、またアンテナ2から入力され
た受信信号を復調して音声処理部4へ出力デジタル音声
信号として出力する回路である。
【0047】またRF回路3には、非通話時にはアンテ
ナ2から着信信号を受信する処理、あるいは操作者が発
信を要求した時に、携帯無線端末装置1を通話状態へ移
行し、また通話終了時に再び非通話状態へ移行する処理
も含むが、通話状態あるいは非通話状態へ移行する制御
は制御部5で行う。
【0048】なお非通話時にアンテナ2から着信信号を
受信したかどうか判断する着信待ち受け処理もRF回路
3に含まれ、着信待ち受け処理の制御も制御部5で行
う。
【0049】音声処理回路4は、RF回路3で受信信号
を復調した出力信号に復号処理とD/A変換処理(デジ
タルアナログ変換処理)を行い出力アナログ音声信号と
して送受話器6へ出力し、また送受話器6から入力され
る入力アナログ音声信号にA/D変換処理(アナログデ
ジタル変換処理)と符号化処理を行って得られる出力信
号を、RF回路3で変調する入力信号として出力する。
また音声処理回路4の動作制御も制御部5で行う。
【0050】制御部5は、RF回路3と、音声処理部4
の動作を制御するものであり、非通話状態から通話状
態、あるいは通話状態から非通話状態への移行する処理
の制御と、着信待ち受け処理と、使用者からの要求に応
じて発信する処理を行う。
【0051】また制御部5は、着信待ち受け処理で着信
と判断されたときに、着信LED7、着信音制御部8、
またはバイブレータ制御部9を通じて着信を通知する処
理も行う。
【0052】また制御部5は、情報を表示する表示部1
0の制御と、表示部10を明るく見やすく制御するバッ
クライト制御部11の制御も行う。
【0053】また制御部5は、入力手段である入力装置
12を通じて入力される情報で、通話開始の許可や、通
話終了の許可や、発信先を特定する入力処理や、各種動
作の設定処理も行う。
【0054】さらに制御部5は、電池残量を検出する電
池残量検出部13から通知される電池残量検出結果に応
じて、着信LED7と、着信音制御部8と、バイブレー
タ制御部9と、表示部10と、バックライト制御部11
の動作を制限する省電力制御処理も行う。
【0055】送受話器6は、図示しない音声入力手段で
あるマイクと、図示しない音声出力手段であるスピーカ
とを含み、マイクに入力される音声を入力アナログ音声
信号として音声処理回路4へ出力し、また音声処理回路
4から入力される出力アナログ音声信号をスピーカから
音声として出力する入出力装置である。
【0056】着信LED7は、LED(発光ダイオー
ド)の点灯あるいは点滅を用いて、光による着信通知を
行う出力装置である。
【0057】着信御制御部8は、音で着信を通知するブ
ザー14の動作を制御する、着信通知の制御処理を行う
機能部である。
【0058】バイブレータ制御部9は、振動で着信を通
知するバイブレータ15の動作を制御する、着信通知の
制御処理を行う機能部である。
【0059】表示部10は、LCD(液晶表示装置)で
構成され、制御部5から通知される情報を記号や図形で
表示するものである。
【0060】バックライト制御部11は、表示部10の
表示を明るくし見やすくする光源であるバックライト1
6の光量を制御する機能部である。
【0061】入力装置12は、複数のキースイッチで構
成しており、キースイッチの操作を行うことで携帯無線
端末1の動作設定を行うものである。
【0062】電池残量検出部13は、電池部17の電池
残量を検出し、電池残量検出結果を制御部6へ通知する
機能部である。
【0063】電池部17は、図示しない電源線を通じて
携帯無線端末装置1の内部回路へ電力を供給するもので
あり、さらに電池残量を電池残量検出部13へ通知す
る。ここで電池部17から電池残量検出部13へ通知す
る電池残量には、電池部17の出力電圧値または放電電
流積算値を用いることができる。
【0064】電池部17の構成ついて、図2および図3
を用いてさらに説明する。
【0065】電池部17は、携帯無線端末1の内部回路
へ電力の供給を行い、さらに電池残量検出部13へ電池
残量を通知するが、電池残量は電池部17の出力電圧値
で通知しても、放電電流積算値で通知してもよい。
【0066】図2は実施の形態1における放電電流積算
値で電池残量を通知する電池部の構成を示すブロック図
であり、図3は実施の形態1における出力電圧値で電池
残量を通知する電池部の構成を示すブロック図である。
【0067】図2に示す放電電流積算値で電池残量を通
知する電池部は、充電可能なニッケルカドミウム電池、
ニッケル水素電池、リチウムイオン電池などに代表され
る二次電池、あるいはマンガン電池、アルカリ電池など
の一次電池を用いた電力の供給源である電池18および
電池19と、電池18および電池19の出力電流の積算
処理を行う放電電流積算手段20と、電池18および電
池19の温度を測定して測定結果を出力する電池温度測
定手段21とで構成する。
【0068】図2では、電池18と電池19の2つを並
列に接続しているが、携帯無線端末装置1の動作に必要
十分な電圧値および電流値を得るために、電池18と電
池19にさらに電池を加えて3つ以上の電池を接続して
もよいし、電池19を削除して電池18だけとしてもよ
いし、また複数の電池を直列に接続したものでもよい。
【0069】電池18と電池19にはそれぞれ正極と負
極があるが、並列に接続しているために電池18の正極
と電池19の正極は同じ電位であり、この正極の接続先
を電池正極端子22とする。
【0070】同様に電池18の負極と電池19の負極も
同じ電位であり、この負極の接続先を電池負極端子23
とする。
【0071】以下の説明では電池負極端子23を基準電
位(0V)とし、携帯無線端末装置1の接地電位である
ものとして説明をする。
【0072】電池正極端子22は、放電電流積算手段2
0に接続し、さらに放電電流手段21から携帯無線端末
装置1の内部回路に電力を供給する端子である正極端子
24に接続する。
【0073】放電電流積算手段20は、電池正極端子2
2から正極端子24に流れる電流の積算値を求めて得ら
れる放電電流積算値を、電池識別・放電電流積算値読み
出し用端子25に出力する。
【0074】ここで電池識別・放電電流積算値読み出し
用端子25は電池部17から電池残量検出部13に対し
て、電池部17が放電電流積算手段20を有するかどう
かを通知することと、電池部17が放電電流積算手段2
0を有する場合に放電電流積算値を出力することとを兼
ねる端子である。
【0075】なお放電電流積算手段20は、電池18お
よび電池19に二次電池を用いて満充電の状態としたと
きの放電電流積算値を初期値にリセットし、満充電の状
態から放電している間の放電電流量を放電電流積算値に
加算することで放電電流積算値の測定が可能であり、ま
た電池18および電池19を充電するときに、放電電流
積算値から充電時の電流量を減算することで、充電途中
で携帯無線端末装置1を使用しても放電電流積算値の測
定が可能である。
【0076】なお電池18および電池19に一次電池を
用いた場合でも、電池を交換するときに放電電流積算値
を初期値にリセットすることで同様に放電電流積算値の
測定が可能である。
【0077】電池負極端子23は、携帯無線端末装置1
の内部回路に電力を供給する端子である負極端子26に
接続するとともに、電池温度測定手段21にも接続す
る。
【0078】なお正極端子24と負極端子26で携帯無
線端末装置1の内部回路に電力を供給するには、図示し
ない携帯無線端末装置1の電源線に正極端子24と負極
端子26を接続することで実施できる。
【0079】電池温度測定手段21は、電池18と電池
19の温度を測定するものであり、電池18と電池19
の周囲に温度センサを備えて温度を測定することで実現
可能であり、温度の測定結果は、電池温度読み出し用端
子27に出力する。
【0080】ここで電池温度測定手段21は、温度の測
定結果が設定された温度を越えない場合に、電池温度測
定手段21に接続している電池負極端子23と電池温度
読み出し用端子27とを接続し、温度の測定結果が設定
された温度を越える場合に、電池負極端子23と電池温
度読み出し用端子27との接続を切断すると、電池温度
読み出し用端子27に接続する携帯無線端末装置1の内
部回路あるいは、別に設ける充電回路で、電池温度読み
出し用端子27が電池負極端子23と接続されている
か、または接続されていないかで温度の測定結果を判定
することができる。
【0081】なお電池の温度を測定した結果は、特に充
電時に電池の温度が規定以上となるときに、充電の電流
値を下げるあるいは充電を停止するために用いることが
できる。
【0082】次に図3に示す出力電圧値で電池残量を通
知する電池部について説明する。
【0083】二次電池あるいは一次電池を用いた電力の
供給源である電池28および電池29は、電池18およ
び電池19と同様に並列で接続しているが、電池18お
よび電池19と同様に3つ以上の電池を並列に接続して
も、また電池29を削除して一つとしても、そして複数
の電池を直列に接続したものでもよく、電池28の正極
と電池29の正極が同じ電位であり、電池正極端子30
に接続し、電池28の負極と電池29の負極を電池負極
端子31に接続する。
【0084】なお以下の説明では電池負極端子31を基
準電位(0V)とし、携帯無線装置1の接地電位である
ものとして説明をする。
【0085】電池正極端子30は正極端子32に接続
し、電池負極端子31は負極端子33に接続し、携帯無
線端末装置1の図示しない電源線に正極端子24と負極
端子26を接続することで形態無線端末装置1の内部回
路に電力を供給することができる。
【0086】さらに電池負極端子31は、電池温度測定
手段34と、電池識別・放電電流積算値読み出し用端子
35とも接続し、電池温度測定手段34は、電池温度読
み出し用端子36と接続する。
【0087】したがって電池識別・放電電流積算値読み
出し用端子35は、電池負極端子31と同じ電位(0
V)となる。
【0088】電池温度測定手段34は、電池温度測定手
段21と同様に電池28と電池29の温度を測定するも
のであり、温度の測定結果を電池温度読み出し用端子3
6に出力する。
【0089】ここで電池識別・放電電流積算値読み出し
用端子25と電池識別・放電電流積算値読み出し用端子
35では、電池識別として図2に示す放電電流積算手段
で電池残量を測定する電池か、図3に示す放電電流積算
手段を持たずに出力電圧値で電池残量を測定する電池で
あるか通知し、さらに放電電流積算手段で電池残量を測
定する電池であるときに、電池残量検出部13に電池残
量を通知し、電池残量検出部13で電池残量を検出す
る。
【0090】ここでは接続した電池識別・放電電流積算
値読み出し用端子25あるいは電池識別・放電電流積算
値読み出し用端子35の電位が接地しており、0Vであ
るときは電池部17に接続したものが、図3に示す放電
電流積算手段を持たずに出力電圧値で電池残量を測定す
る電池であることを検出でき、電池残量検出部13で
は、電源線で供給される電圧差で電池残量を正極端子3
2と負極端子33の間の電位差から電池残量が検出でき
る。
【0091】次に出力電圧値および放電電流積算値から
電池残量を検出できることを、電池の出力電圧値と放電
容量の関係を示す特性図である図4と、電池の放電電流
積算値と放電容量の関係を示す特性図である図5を用い
て説明する。
【0092】図4は、図2に示す放電電流積算手段で電
池残量を測定する電池、あるいは図3に示す放電電流積
算手段を持たずに出力電圧値で電池残量を測定する電池
の、放電容量に対する出力電圧の変化を示している。
【0093】図4からわかる通り一般的に電池の特性
は、ある程度の放電容量までは出力電圧値が徐々に小さ
くなり、放電容量が大きくなると急激に出力電圧値が小
さくなる。
【0094】したがって出力電圧値を用いて放電容量が
大きい、すなわち電池残量が少ないことを検出すること
が可能であり、特に電池残量が少ない場合においては測
定誤差が少なくなり、電池残量を判定するしきい値に含
めるべき測定誤差相当の余分を小さくできる。
【0095】図4において低電圧値V1は、携帯無線端
末装置1を動作させるために充分な電力が電池部17か
ら得られず、携帯無線端末装置1の動作を停止させる処
理、すなわちローバッテリー処理を開始するしきい値で
あり、他のしきい値と区別してローバッテリー判断基準
値とする。
【0096】また低電圧値V2は、携帯無線端末装置1
の機能を制限して省電力化を図る処理である省電力処理
を開始するしきい値であり、ローバッテリー判断基準値
と区別して省電力開始判断基準値とする。
【0097】図5は、図2に示す放電電流積算手段で電
池残量を測定する電池の放電容量に対する放電電流積算
値の変化を示している。
【0098】図5からわかる通り、一般的に放電容量と
放電電流積算値とは、ほぼ比例の関係になる。
【0099】したがって放電電流積算値で電池残量の測
定が可能であるが、特に電池残量の多少によらずほぼ一
定の検出精度となり、出力電圧値を用いた時に比べて電
池残量が多いときでも測定誤差が大きくならず、電池残
量が多いときでも電池残量を判定するしきい値に含める
べき測定誤差相当の余分を小さくできる。
【0100】図5において低放電電流積算値Ah1は、
ローバッテリー処理を開始するために設定するしきい値
であるローバッテリー判断基準値を意味しており、低放
電電流積算値Ah2は省電力動作を開始するために設定
するしきい値である省電力開始判断基準値を意味してい
る。
【0101】図2に示す放電電流積算手段で電池残量を
測定する電池では、電池識別・放電電流積算値読み出し
用端子25へ出力する放電電流積算値は、出力値の受け
側である電池残量検出部13において電池残量を検出で
きるものであればよいので、測定結果を電圧値に換算し
た値としてもよいし、測定値を表現する符号列としても
よいが、ここでは電圧値に換算した値とすることで説明
をする。
【0102】例えば満充電を意味する放電容量0%の場
合に電池正極端子22の電圧値相当とし、電池残量が空
を意味する放電容量100%の場合に電池負極端子26
の電圧値相当(0V)とすることで、電池識別・放電電
流積算値読み出し用端子25に出力される電圧値から電
池残量を求めることが可能である。
【0103】このときに放電容量が大きくなると電池正
極端子25の電圧値も図4と同様に変化して小さくな
り、測定した電池残量を電圧値で表現するときは、電圧
値が小さくなる変化に合わせて電池部17、あるいは電
池残量検出部13で電圧値に補正を行うことで電池残量
を正しく通知することができる。
【0104】また省電力制御を行うのは電池部17の電
池残量が携帯無線端末装置1を動作させるに充分足りる
場合であるので、満充電状態からローバッテリー判断基
準値となるまでの電圧値の変化だけを考慮して電池残量
を変換、あるいはしきい値の設定時に電圧値を考慮すれ
ばよく、放電容量0%時の出力電圧を基準として放電電
流積算値に対応する電圧値としてもよいし、瞬時電圧値
に対して放電電流積算値を係数として乗じた値としても
よい。
【0105】図3に示す放電電流積算手段を持たずに出
力電圧値で電池残量を測定する電池では、電池識別・放
電電流積算値読み出し用端子35を電池負極端子31し
ている。
【0106】したがって図2に示す放電電流積算手段で
電池残量を測定する電池、あるいは図3に示す放電電流
積算手段を持たずに出力電圧値で電池残量を測定する電
池を電池部17として用いた場合、電池部17が携帯無
線端末装置1を動作させるのに充分な電力を供給できる
時には電池識別・放電電流積算値読み出し用端子25、
あるいは電池識別・放電電流積算値読み出し用端子35
の電圧値を測定し、まず0Vであるか否かで判定するこ
とで、図2に示す電池(測定値が0V)と図3に示す電
池(測定値が0V以外)とを識別することができる。
【0107】ここで電池部17が携帯無線端末装置1を
動作させるのに必要な電力を供給できない場合は、電池
識別結果によらずローバッテリー状態であると判断して
携帯無線端末装置1の動作を停止させる処理を行うの
で、電池識別・放電電流積算値読み出し用端子25から
の出力値をローバッテリー状態と判定されるまでは0V
まで下がらない値に設定し、前記設定された0Vまで下
がらない値から0Vまでの間を電池識別用しきい値と
し、電池識別・放電電流積算値読み出し用端子25また
は電池識別・放電電流積算値読み出し用端子35で通知
する電圧値と前記電池識別用しきい値を比較することで
放電電流積算手段の有無を識別することができる。
【0108】なお電池部17に電池種別を識別するため
に取り付けた凹凸などの形状の違いで電池識別を行うこ
ととすれば、電池識別・放電電流積算値読み出し用端子
25を放電電流積算値読み出しのみに用いて、電池識別
・放電電流積算値読み出し用端子35を不要とすること
も可能である。
【0109】次に電池部17に、図2に示す放電電流積
算手段で電池残量を測定する電池、あるいは図3に示す
放電電流積算手段を持たずに出力電圧値で電池残量を測
定する電池を用いた場合の携帯無線端末装置1の動作
を、図6と、図7と、図8と、図9の実施の形態1にお
ける携帯無線端末装置1の処理を示すフローチャートを
用いて説明する。
【0110】まず携帯無線端末装置1を使用するときは
図6のステップS1から始まり、ステップS1で携帯無
線装置1の電源を入れる起動処理を行い、ステップS2
へ進む。
【0111】ステップS2では、電池識別・放電電流積
算値読み出し用端子25または電池識別・放電電流積算
値読み出し用端子35から接続されている電池部17の
電池種別を読み出し、ステップS3へ進む。
【0112】ステップS3では、ステップS2で読み出
した電池種別が放電電流積算手段を備えている電池であ
るか否かを判定し、イエスすなわち放電電流積算手段を
備えている電池であると判定するとステップS4へ進
み、ノーすなわち放電電流積算手段を備えていない電池
であると判定するとステップS7へ進む。
【0113】ステップS4では、フラグである電池測定
種別を放電電流積算値とすることで、電池部17が放電
電流積算手段を備えていると設定し、ステップS5へ進
む。
【0114】ステップS5では、ローバッテリー判断基
準値を図5に示す放電電流積算値Ah1として、ステッ
プS6へ進む。
【0115】ステップS6では、通話中に省電力制御を
開始する判断基準値である省電力開始判断基準値を図5
に示す放電電流積算値Ah2として、ステップS10へ
進む。
【0116】ステップS7では、フラグである電池測定
種別を電圧値とすることで、電池部17が放電電流積算
手段を備えていないと設定し、ステップS8へ進む。
【0117】ステップS8では、ローバッテリー判断基
準値を図4に示す低電圧値V1として、ステップS9へ
進む。
【0118】ステップS9では、省電力開始判断基準値
を図4に示す低電圧値V2として、ステップS10へ進
む。
【0119】ステップS10では、電池測定種別が電圧
値か否かを判定し、イエスすなわち電池測定種別が電圧
値であると判定されるとステップS11へ進み、ノーす
なわち放電電流積算値であると判定されるとステップS
12へ進む。
【0120】ステップS11では、電池残量検出部13
において電池残量として電池部17の電圧値を得て、ス
テップS13へ進む。
【0121】ここで電池部17の電圧値は、正極端子2
4の電圧値の測定で得ることができる。
【0122】ステップS12では、電池残量検出部13
において電池残量として電池部17の放電電流積算値を
得て、ステップS13へ進む。
【0123】なおステップS12で得る電池部17の放
電電流積算値は、放電電流積算手段20で測定し、電池
識別・放電電流積算値読み出し用端子25を通じて通知
する。
【0124】ステップS13ではローバッテリー判定基
準値による判定を行うが、電池測定種別が電圧値である
場合は、ステップS11で得た電圧値がローバッテリー
判定基準値である低電圧値V1以下であるか否かを判定
し、イエスすなわち低電圧値V1以下であると判定され
るとステップS14へ進み、ノーすなわち低電圧値V1
以下でないと判定されると図7のステップS20へ進
む。
【0125】またステップS13では電池測定種別が放
電電流積算値である場合は、ステップS12で得た放電
電流積算値がローバッテリー判定基準値である放電電流
積算値Ah1以上であるか否かを判定し、イエスすなわ
ち放電電流積算値Ah1以上であると判定されるとステ
ップS14へ進み、ノーすなわち放電電流積算値Ah1
以上でないと判定されると図7のステップS20へ進
む。
【0126】ステップS14では、ローバッテリー状態
だから携帯無線端末装置1の動作を停止する処理を行
い、電源を切る。
【0127】図7のステップS20では、携帯無線端末
装置1の着信の有無を判定し、イエスすなわち着信あり
と判定されるとステップS23進み、ノーすなわち着信
なしと判定されるとステップS21へ進む。
【0128】ステップS21では発呼の有無を判定し、
イエスすなわち発呼ありと判定されるとステップS22
へ進み、ノーすなわち発呼なしと判定されると図6のス
テップS10へ戻る。
【0129】ステップS22では緊急の発呼であるか否
かを判定し、イエスすなわち緊急の発呼であると判定さ
れるとステップS24へ進み、ノーすなわち緊急の発呼
でないと判定されるとステップS23へ進む。
【0130】なおステップS22で緊急の発呼であるか
否かは、あらかじめ緊急の相手とする情報を電話番号と
組にして登録し、登録された緊急の相手に対する発呼で
あるか否かで判定する。
【0131】また特に緊急と限定せずに、あらかじめ特
定した発信相手としてもよい。
【0132】ステップS23では省電力機能の設定の有
無を判定し、イエスすなわち省電力機能の設定ありと判
定されるとステップS24へ進み、ノーすなわち省電力
機能の設定なしと判定されるとステップS25へ進む。
ステップS24では、省電力機能を制御するための省電
力制御フラグをオンに設定し、ステップS26へ進む。
【0133】ステップS25では、省電力制御フラグを
オフに設定し、ステップS26へ進む。
【0134】ステップS26では、省電力処理の動作か
ら通常処理(省電力処理を行わない処理)の動作への復
帰を制御する省電力中フラグをオフに設定し、図8のス
テップS30へ進む。
【0135】図8のステップS30では、通話を開始す
る処理を行い、ステップS31へ進む。
【0136】ステップS31では、通話が終了したか否
かを判定し、イエスすなわち通話が終了したと判定され
ると図9のステップS50へ進み、ノーすなわち通話が
継続中であると判定されるとステップS32へ進む。
【0137】ステップS32では、ステップS10同様
に電池測定種別を判定し、イエスすなわち電池測定種別
が電圧値であると判定されるとステップS33へ進み、
ノーすなわち放電電流積算値であると判定されるとステ
ップS34へ進む。
【0138】ステップS33では、ステップS11同様
に電池残量として電池部17の電圧値を得てステップS
35へ進む。
【0139】ステップS34では、ステップS12と同
様に電池残量として電池部17の放電電流値を得て、ス
テップS35へ進む。
【0140】ステップS35では、省電力制御部フラグ
がオンであるか否かを判定し、イエスすなわちオンであ
ると判定されるとステップS36へ進み、ノーすなわち
オフであると判定されるとステップS42へ進む。
【0141】ステップS36では省電力制御を実施する
か否かを判定するが、電池測定種別が電圧値である場合
は、ステップS33で得た電圧値が省電力開始判定基準
値である低電圧値V2以下であるか否かを判定し、イエ
スすなわち低電圧値V2以下であると判定されるとステ
ップS37へ進み、ノーすなわち低電圧値V2以下でな
いと判定されるとステップS31へ戻る。
【0142】またステップS36では、電池測定種別が
放電電流積算値である場合は、ステップS34で得た放
電電流値が省電力開始判定基準値である放電電流積算値
Ah2以上であるか否かを判定し、イエスすなわち放電
電流積算値Ah2以上であると判定されるとステップS
37へ進み、ノーすなわち放電電流積算値Ah2以上で
ないと判定されるとステップS31へ戻る。
【0143】ステップS37では、表示部10への電力
供給を停止することで表示部10の消費電力を削減し、
ステップS38へ進む。なお表示部10は電力供給を停
止しても、再度電力供給を開始することにより通常の表
示動作をする。
【0144】また表示部10への電力供給を停止せずと
も、電力の供給量を削減することでも消費電力は削減で
きる。
【0145】ステップS38では、バックライト制御部
11への電力供給を停止することでバックライト制御部
11およびバックライト16における消費電力を削減
し、ステップS39へ進む。
【0146】なおバックライト制御部11は電力供給を
停止しても、再度電力供給を開始することによりバック
ライト制御部11およびバックライト16は通常の動作
をする。
【0147】またバックライト制御部11への電力供給
を停止することに変わり、電力の供給量を削減してバッ
クライト制御部11およびバックライト16の消費電力
を削減することもできる。
【0148】ステップS39では、着信音制御部8への
電力供給を停止することで着信音制御部8およびブザー
14における消費電力を削減し、ステップS40へ進
む。
【0149】なお着信音制御部8の電力供給を停止して
も、再度電力供給を開始することにより着信音制御部8
およびブザー14は通常の動作をする。
【0150】また着信音制御部8への電力供給を停止す
ることに変わり、電力の供給量を削減して着信音制御部
8およびブザー14の消費電力を削減することもでき
る。
【0151】ステップS40では、省電力制御部フラグ
をオフに設定し、ステップS41へ進む。
【0152】ステップS41では、省電力中フラグをオ
ンに設定し、ステップS31へ戻る。
【0153】ステップS42ではステップS13同様
に、電池測定種別が電圧値である場合は、ステップS3
3で得た電圧値がローバッテリー判定基準値である低電
圧値V1以下であるか否かを判定し、イエスすなわち低
電圧値V1以下であると判定されるとステップS43へ
進み、ノーすなわち低電圧値V1以下でないと判定され
るとステップS31へ戻る。
【0154】またステップS42では電池測定種別が放
電電流積算値である場合は、ステップS34で得た放電
電流値がローバッテリー判定基準値である放電電流積算
値Ah1以上であるか否かを判定し、イエスすなわち放
電電流積算値Ah1以上であると判定されるとステップ
S43へ進み、ノーすなわち放電電流積算値Ah1以上
でないと判定されるとステップS31へ戻る。
【0155】ステップS43では通話を強制終了し、図
6のステップS14へ戻る。
【0156】図9のステップS50では通話を終了し、
ステップS51へ進む。
【0157】ステップS51では、省電力中フラグがオ
ンであるか否かを判定し、イエスすなわち省電力中フラ
グがオンであると判定されるとステップS52へ進み、
ノーすなわちオフであると判定されると図6のステップ
S10へ戻る。
【0158】ステップS52では、表示部10への電力
供給を再開し、ステップS53へ進む。
【0159】ステップS53では、バックライト制御部
11への電力供給を再開し、ステップS54へ進む。
【0160】ステップS54では、着信御制御部8への
電力供給を再開し、図6のステップS10へ戻る。
【0161】なお、通話中であるステップS30からス
テップS50までの間の処理で消費電力を削減する処理
(ステップS37、ステップS38、ステップS39)
を実施し、通話が終了したときには消費電力を削減する
処理を停止(ステップS52、ステップS53、ステッ
プS54)して機能を復帰しているが、通話あるいは待
ち受け状態によらず、しきい値である省電力開始判断基
準値と電池残量の比較を行うステップS36を実施し、
電池残量が省電力開始判断基準値よりも少なくなった場
合には、消費電力を削減する処理(ステップS37、ス
テップS38、ステップS39)の実施を継続したまま
としてもよく、電池残量が省電力開始判断基準値よりも
少ないと判断された後は、新たに充電あるいは電池の交
換を行うまで電池残量と省電力開始判断基準値との比較
は行わずに消費電力を削減する処理を継続し、電池残量
とローバッテリー判定基準値との比較のみ行うことでも
よい。
【0162】また消費電力を削減する処理であるステッ
プS37、ステップS38、ステップS39の3つの処
理は処理順序を変えてもよいし、ステップS37とステ
ップS38とステップS39の処理を同時に実現せず
に、少なくとも一つの処理を実現することでもよいし、
またステップS37とステップS38とステップS39
の処理の他にバイブレータ制御部9への電力供給の停止
あるいは電力供給量を削減するバイブレータ制御部9お
よびバイブレータ15における消費電力を削減する処理
と、着信LED7への電力供給の停止あるいは電力供給
を削減する着信LED7における消費電力を削減する処
理と加えてそれぞれの処理を同時にあるいは少なくとも
一つを実現することでもよい。
【0163】さらに前記複数の消費電力を削減する処理
以外に、RF回路3における受信信号の復調処理と、音
声処理回路4における復号処理と、音声処理回路におけ
るD/A変換処理のうち少なくとも一つの処理を中止し
て消費電力の削減を行って、携帯無線端末装置1の機能
を発信のみに限定して消費電力を削減してもよい。
【0164】なお携帯無線端末装置1の機能を発信のみ
に限定して消費電力を削減した場合に、携帯無線端末装
置1に記憶装置を付加し、受信信号の復調処理あるいは
復調処理に加えてさらに復号処理を行った結果得られる
デジタル音声データを意味するデータ列を前記記憶装置
に記憶し、新たに充電した後あるいは電池を交換したの
ちに記憶したデジタル音声信号であるデータ列を再生す
ることでも、D/A変換および増幅器を含むアナログ音
声出力での消費電力を削減することができ、このときに
記憶装置に記憶するデータ列は、復号処理を実行する前
の圧縮されたデジタル音声データとすることが、記憶装
置の使用量が少なく、復号処理も記憶時には必要ないの
で有効である。
【0165】また前記発信のみに限定して消費電力を削
減する処理は行わず、RF回路3における入力信号の変
調と、音声処理回路4における符号化処理と、音声処理
回路におけるA/D変換処理のうち少なくとも一つの処
理を中止することで消費電力の削減を行い、携帯無線端
末装置1の機能を受信のみに限定して消費電力を削減し
てもよい。
【0166】なお携帯無線端末装置1の機能を受信のみ
に限定して消費電力を削減したときに、携帯無線端末装
置1に記憶装置を付加し、携帯無線端末装置1に入力す
る音声信号のかわりに、前記記憶装置にあらかじめデジ
タル音声データを意味するデータ列を記憶し、前記デー
タ列に変調処理あるいは符号化処理と変調処理を行って
送信することでも、増幅器を含むアナログ音声信号の処
理とA/D変換処理と、さらに設定によっては符号化処
理での消費電力を削減することができ、このときに前記
記憶装置に記憶するデータ列は、あらかじめ符号化処理
されたデジタル音声データとすることが記憶装置の使用
量が少なく、符号化処理も必要ないので有効である。
【0167】また前記5つの消費電力を削減する処理
と、発信のみあるいは受信のみに機能を限定した処理に
あらかじめ優先順位を設け、省電力開始判断基準値を複
数設定することと、設定された各々の省電力開始判断基
準値と電池残量との比較結果にしたがって、電池残量が
多い場合から順に、優先順位の高い前記消費電力を削減
する処理を順に実施することを行えば、電池残量に応じ
てあまり必要でない機能(優先順位の高い消費電力を削
減する処理で削減される機能)から順に、必要である機
能を極力実現しながら電池残量に応じて消費電力を削減
することが可能となる。
【0168】ここで優先順位はあらかじめ設定してもよ
いし、使用者の好みにより設定してもよい。
【0169】また消費電力を削減する処理を実行中に使
用者が機能を欲したときは、消費電力を削減する処理を
中止して機能を復帰させてもよく、特に電池残量の判定
に放電電流積算値を用いた場合は、電圧値を用いた場合
と比較して、電池残量に対する測定誤差が少ないので電
池残量が多い状態から消費電力を削減する処理を実施す
ることが可能であるため、電池残量に余裕がある状態か
らも消費電力を削減する処理の制御が可能であるので有
利である。
【0170】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電池残量
検出手段で得られる電池残量に応じて、付加機能制御手
段で付加機能の動作を制限する制御を行うので、通話が
可能であり付加機能の消費電力を全てあるいは一部を削
減することができる。
【0171】また通話状態検出手段で通話状態であると
検出した場合のみ電池残量に応じて前記付加機能の動作
を制限するので、通話中は付加機能の消費電力を削減し
て、通話をしていないときには付加機能を使用すること
ができる。
【0172】また通話状態検出手段で通話状態であると
検出した場合に付加機能制御手段で電池残量に応じて付
加機能の動作を制限し、付加機能制御手段で付加機能の
動作を制限したのちは通話状態か非通話状態かによらず
に付加機能の消費電力を削減するので、非通話状態で付
加機能を使用中に付加機能制御手段により付加機能が使
用できなくなることがなく、通話中に電池残量が少なく
なった時から後と、電池残量が少なくなった後の最初の
通話から後にのみ付加機能の動作を制限して消費電力を
削減することができる。
【0173】また通話先検出手段で検出した通話先が所
定の通話先である場合に、付加機能制御手段が電池残量
に応じて前記付加機能の動作を制限するので、特定の通
話先に対する通話時に電池残量に応じて付加機能の消費
電力を削減することができる。
【0174】また省電力制御選択手段で付加機能制御手
段による付加機能の消費電力を制御するかしないか選択
するので、使用者が必要とするときに付加機能が使用で
き、不要であるときに電池残量に応じて付加機能の消費
電力を削減することができる。
【0175】また省電力制御選択手段で付加機能制御手
段による付加機能の消費電力を制御するかしないか選択
でき、所定の通話先に対してのみは省電力制御選択手段
の選択結果によらずに付加機能制御手段で付加機能の消
費電力を制御するので、使用者の要求で電池残量に応じ
た付加機能の動作を制限する処理の実行または停止を指
定できるが、特定の通話先と通話するときは、使用者が
付加機能の使用を要求する選択をしていても電池残量が
少ないときに付加機能の消費電力を削減することができ
る。
【0176】また電池残量検出手段が、放電電流の積算
値である放電電流積算値と出力電圧値とのうち少なくと
も一つを用いて電池残量を検出するので、放電電流積算
値あるいは出力電圧値を測定した結果で電池残量を検出
し、検出された電池残量で付加機能の動作を制限するこ
とができる。
【0177】また電池部を通信端末装置から着脱可能で
あり、かつ前記電池残量検出手段を電池部に備えること
で、電池の充電または交換を容易にし、また電池の充電
または交換をして通信端末装置に装着した電池部の電池
残量が変化したときも電池部の電池残量に応じて前記付
加機能制御手段で付加機能の消費電力を削減することが
できる。
【0178】また電池種別通知手段で電池残量の検出に
放電電流積算値を用いるどうかを電池種別として通知す
るので、電池種別で異なる電池残量に応じて付加機能制
御手段で付加機能の消費電力を削減することができる。
【0179】また電池種別の通知を電池部の形状あるい
は通知信号で通知するので、電池種別に応じて前記付加
機能制御手段で付加機能の消費電力を削減することがで
きる。
【0180】また付加機能制御手段で、電池残量に応じ
て前記付加機能制御手段では、記号や図形を表示する表
示機能と、光源を用いて前記表示機能あるいは入力手段
である入力スイッチを明るくするバックライト機能と、
着信を通知する着信通知機能と、音声を含む入力信号で
ある送信アナログ信号を送信デジタル信号に変換するデ
ジタル化処理機能と、前記送信デジタル信号を送信符号
化信号に変換する符号化処理機能と、前記送信符号化信
号を送信信号に変調する変調処理機能と、受信信号を受
信符号化信号に復調する復調処理機能と、前記受信符号
化信号を受信デジタル信号に復号化処理する復号化処理
機能と、受信アナログ信号に前記受信デジタル信号を変
換するアナログ化処理機能とのうち少なくとも一つを付
加機能として動作を制限するので、付加機能の消費電力
を削減することができる。
【0181】また付加機能制御手段で、デジタル化処理
機能またはデジタル化処理機能と符号化処理機能を付加
機能として電池残量に応じて動作を制限し、送信信号と
して送信データ記憶手段に記憶した送信データを変調処
理機能または符号化処理機能と変調処理機能を行って送
信するので、アナログ信号を送信信号に変換しないこと
で消費電力を削減し、通話先に対してはあらかじめ定め
た送信データを送信信号として送信することができる。
【0182】また付加機能制御手段で、アナログ化処理
機能あるいは復号化処理機能とアナログ化処理機能とを
付加機能として電池残量に応じて前記付加機能の動作を
制限し、かつ受信符号化信号あるいは受信デジタル化信
号を受信データ記憶手段に記憶するので、電池容量が増
加した後あるいは通話を終了して送信に対する電力供給
が必要ないときに、記憶された受信データを復号化処
理、アナログ化処理を行って再生することができる。
【0183】また電池残量を検出する電池残量検出手段
と、前記電池残量が所定の値よりも少ないときは通信端
末装置に付加した機能の中で動作を制限しても通話が終
了しない少なくとも一つの機能である付加機能の動作を
制限して消費電力を削減する消費電力削減方法であり、
電池残量検出手段で電池残量を検出して、検出した電池
残量がしきい値と比較して少ないときに通信端末装置の
付加機能の動作を制限することで、電池残量が少ないと
きに付加機能の消費電力を削減し、削減した付加機能の
消費電力を通話で用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における携帯無線端末
装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1における放電電流積算手
段を備えた電池部の構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態1における放電電流積算手
段を備えていない電池部の構成を示すブロック図
【図4】電池の出力電圧と放電容量の関係を示す特性図
【図5】電池の放電電流積算値と放電容量の関係を示す
特性図
【図6】本発明の実施の形態1における携帯無線端末装
置の処理を示すフローチャート
【図7】本発明の実施の形態1における携帯無線端末装
置の処理を示すフローチャート
【図8】本発明の実施の形態1における携帯無線端末装
置の処理を示すフローチャート
【図9】本発明の実施の形態1における携帯無線端末装
置の処理を示すフローチャート
【符号の説明】
1 携帯無線端末装置 3 RF回路 4 音声処理部 5 制御部 7 着信LED 8 着信音制御部 9 バイブレータ制御部 10 表示部 11 バックライト制御部 13 電池残量検出部 17 電池部 18 電池 19 電池 20 放電電流積算手段 25 電池識別・放電電流積算値読み出し用端子 28 電池 29 電池 35 電池識別・放電電流積算値読み出し用端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沼沢 友喜 宮城県仙台市泉区明通二丁目5番地 株式 会社松下通信仙台研究所内 Fターム(参考) 5G003 EA05 EA08 5K027 AA11 BB17 GG03 HH00 HH21 MM16 5K067 AA27 AA43 BB04 EE02 FF19 FF22 FF31 GG01 GG06 GG21 HH05 HH12 KK05

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池残量を検出して出力する電池残量検
    出手段と、前記残量検出手段から出力した前記電池残量
    に応じて装置に付加した機能の中で動作を制限しても通
    話が終了しない少なくとも一つの機能である付加機能の
    動作を制限する制御を行う付加機能制御手段とを備えた
    通信端末装置。
  2. 【請求項2】 通話状態あるいは非通話状態であること
    を検出する通話状態検出手段を備え、前記付加機能制御
    手段は前記通話状態検出手段で通話状態であると検出し
    た場合にのみ前記残量検出手段から出力した前記電池残
    量に応じて前記付加機能の動作を制限する請求項1に記
    載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 通話状態あるいは非通話状態であること
    を検出する通話状態検出手段を備え、前記付加機能制御
    手段は前記通話状態検出手段で通話状態であると検出し
    た場合に前記残量検出手段から出力した前記電池残量に
    応じて前記付加機能の動作を制限し、かつ前記付加機能
    の動作を制限した後には前記通話状態検出手段で検出す
    る状態によらず前記電池残量に応じて前記付加機能の動
    作を制限し続ける請求項1に記載の通信端末装置。
  4. 【請求項4】 装置の通話先を検出する通話先検出手段
    を備え、前記付加機能制御手段は前記通話先検出手段で
    所定の通話先と検出したときに、前記電池残量に応じて
    前記付加機能の動作を制限する請求項1に記載の通信端
    末装置。
  5. 【請求項5】 前記付加機能制御手段の動作の実行また
    は停止を選択する省電力制御選択手段を備え、前記付加
    機能制御手段は前記省電力制御選択手段で実行を選択し
    ているときは動作を実行し、前記省電力制御選択手段で
    停止を設定しているときは動作を停止する請求項1ない
    し4のいずれかに記載の通信端末装置。
  6. 【請求項6】 前記付加機能制御手段の動作の実行また
    は停止を選択する省電力制御選択手段を備え、前記付加
    機能制御手段は前記省電力制御選択手段で実行を選択し
    ているときあるいは前記通話先検出手段で所定の通話先
    と検出したときに動作を実行し、前記省電力制御選択手
    段で停止を設定しておりかつ前記通話先検出手段で所定
    の通話先でないと検出したときに動作を停止する請求項
    4に記載の通信端末装置。
  7. 【請求項7】 前記電池残量検出手段が、放電電流の積
    算値である放電電流積算値と出力電圧値とのうち少なく
    とも一つを用いて電池残量を検出する請求項1ないし6
    のいずれかに記載の通信端末装置。
  8. 【請求項8】 通信端末装置から着脱可能であり、かつ
    前記電池残量検出手段を含む電池部を備えた請求項1な
    いし7のいずれかに記載の通信端末装置。
  9. 【請求項9】 前記電池部が、前記電池残量の検出に放
    電電流値積算値を用いているものであるか否かを示す電
    池種別を通知する電池種別通知手段を備えた請求項8に
    記載の通信端末装置。
  10. 【請求項10】 前記電池種別通知手段が、前記電池部
    の形状あるいは通知信号で電池種別を通知する請求項9
    記載の通信端末装置。
  11. 【請求項11】 前記付加機能制御手段が、記号や図形
    を表示する表示機能と、光源を用いて前記表示機能ある
    いは入力手段である入力スイッチを明るくするバックラ
    イト機能と、着信を通知する着信通知機能と、音声を含
    む入力信号である送信アナログ信号を送信デジタル信号
    に変換するデジタル化処理機能と、前記送信デジタル信
    号を送信符号化信号に変換する符号化処理機能と、前記
    送信符号化信号を送信信号に変調する変調処理機能と、
    受信信号を受信符号化信号に復調する復調処理機能と、
    前記受信符号化信号を受信デジタル信号に復号化処理す
    る復号化処理機能と、受信アナログ信号に前記受信デジ
    タル信号を変換するアナログ化処理機能とのうち少なく
    とも一つを付加機能として動作を制限する請求項1ない
    し10に記載の通信端末装置。
  12. 【請求項12】 送信デジタル信号あるいは送信符号化
    信号である送信データをあらかじめ記憶する送信データ
    記憶手段を備え、前記付加機能制御手段が、前記送信デ
    ータが送信デジタル信号であるときにデジタル化処理機
    能を付加機能とし、前記送信データが送信符号化信号で
    あるときにデジタル化処理機能と符号化処理機能を付加
    機能として前記残量検出手段から出力した前記電池残量
    に応じて前記付加機能の動作を制限し、かつ前記送信デ
    ータ記憶手段に記憶した送信データを変調処理機能また
    は符号化処理機能と変調処理機能で送信信号に変換して
    送信する請求項1ないし10に記載の通信端末装置。
  13. 【請求項13】 受信デジタル信号あるいは受信符号化
    信号である受信データを記憶する受信データ記憶手段を
    備え、前記付加機能制御手段が、前記受信データが受信
    符号化信号であるときに復号化処理機能とアナログ化処
    理機能とを付加機能とし、前記受信データが受信デジタ
    ル信号であるときにアナログ化処理機能とを付加機能と
    して前記残量検出手段から出力した前記電池残量に応じ
    て前記付加機能の動作を制限し、かつ前記受信データ記
    憶手段に受信符号化信号あるいは受信デジタル化信号を
    記憶する請求項1ないし10に記載の通信端末装置。
  14. 【請求項14】 電池残量を検出する電池残量検出手段
    と、前記電池残量が所定の値よりも少ないときは通信端
    末装置に付加した機能の中で動作を制限しても通話が終
    了しない少なくとも一つの機能である付加機能の動作を
    制限して消費電力を削減する消費電力削減方法。
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