JP2000252820A - 位相同期回路 - Google Patents

位相同期回路

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JP2000252820A
JP2000252820A JP11047689A JP4768999A JP2000252820A JP 2000252820 A JP2000252820 A JP 2000252820A JP 11047689 A JP11047689 A JP 11047689A JP 4768999 A JP4768999 A JP 4768999A JP 2000252820 A JP2000252820 A JP 2000252820A
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    • H03L7/1075Details of the phase-locked loop for assuring initial synchronisation or for broadening the capture range using a variable transfer function for the loop, e.g. low pass filter having a variable bandwidth by changing characteristics of the loop filter, e.g. changing the gain, changing the bandwidth

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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、位相比較器2の出力電圧の波形や
電圧の大きさにかかわらず位相同期引き込みを高速で実
現し、同期はずれを検出する手段を備えた位相同期回路
を提供することを目的とする。 【解決手段】 位相比較器から出力される、入力データ
と基準信号との位相差を表す電圧値をもとに制御電圧を
生成し、前記制御電圧を電圧制御発振器に出力するフィ
ルタ回路を備える位相同期回路であって、前記フィルタ
回路から出力される所定の時間内における制御電圧の変
化量が閾値を越えた場合に、同期はずれを表す信号を出
力する同期はずれ検出手段と、 前記検出手段から同期
はずれを表す信号が出力されると、前記フィルタ回路の
構成素子の少なくとも1つを短絡する短絡手段とを備え
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に同期はずれ時
において、ループフィルタのダンピングファクタを大き
くすることにより位相同期引き込みを高速で実現する位
相同期回路に属する。
【0002】
【従来の技術】PLL回路(位相同期回路:PLLは、
Phase Locked Loopの略)は、位相比
較器(あるいは位相検波器)とVCO(電圧制御発振
器:VCOは、Voltage Controlled
Oscillatorの略)が、ループフィルタを介
して帰還ループを構成する回路であり、制御電圧により
発振周波数が可変であるVCOを利用していることか
ら、周波数シンセサイザとして多チャンネルの送受信機
などに用いられる。
【0003】PLL回路において、入力データの位相と
VCOから出力されてくる基準信号の位相との間にずれ
が生じる(同期はずれ)と、位相比較器は入力データと
基準信号との位相差を表す電圧値を生成し、ループフィ
ルタに出力する。ループフィルタは、位相比較器から出
力されてくる電圧値を元に制御電圧を生成してVCOに
帰還する。このループフィルタから帰還される制御電圧
に応じてVCOの基準信号の発振周波数が変化し、入力
データと基準信号の位相が一致する(この状態をロック
という:位相同期状態)。いったんロックすると、基準
信号が大きく変化しても、PLL回路の発振周波数(位
相)はそれに追随して変化する。
【0004】例えば、多くの異なった周波数の信号を正
確に発振させるという周波数シンセサイザの場合、発振
周波数を安定させるというPLL回路の使用目的から、
同期はずれとなった時には、いちはやく基準信号に周波
数(位相)を同期させることがPLL回路にとって肝要
である。
【0005】従来、特開昭59−156029号公報に
示される方法においては、図4に示すように、ループフ
ィルタの入出力直列接続された抵抗R1aに並列接続さ
れたダイオードD1,D2が、同期はずれ時にオンとな
る事によりループフィルタであるラグリードフィルタ4
aのダンピングファクタを大きくし、位相同期引き込み
を高速で実現する方法が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術には以下に掲げる問題点があった。
【0007】特開昭59−156029号公報に示され
る方法の場合、ダイオードD1,D2の順方向のオン電
圧をVfとすれば、図4に示されているR1の両端の電
位差がVfを超えない場合、つまり本発明第図2に示さ
れているように、位相比較器2の出力電圧が−Vfから
Vfの間で変動する場合には、ダイオードD1,D2
が、オンしないので、等価的にR1*C1で表される時
定数を下げることができない。従って、ダンピングファ
クタを大きくできないため、同期引き込みに要する時間
を短くすることができない。
【0008】また、図3に示すように、位相の遅れ・進
みの情報を、”H”又は”L”として出力するタイプの
位相比較においては本回路は適用できない。
【0009】さらに、回路の同期状態を知る上で同期は
ずれを検出する必要があるが、特開昭59−15602
9号公報に示される方法においては、同期はずれを検出
する手段が無い。
【0010】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、位相比較器2の出
力電圧の波形や電圧の大きさにかかわらず位相同期引き
込みを高速で実現し、同期はずれを検出する手段を備え
た位相同期回路を提供する点にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
すべく、以下に掲げる構成とした。請求項1記載の発明
の要旨は、位相比較器から出力される、入力データと基
準信号との位相差を表す電圧値をもとに制御電圧を生成
し、前記制御電圧を電圧制御発振器に出力するフィルタ
回路を備える位相同期回路であって、前記フィルタ回路
から出力される所定の時間内における制御電圧の変化量
が閾値を越えた場合に、同期はずれを表す信号を出力す
る同期はずれ検出手段と、前記検出手段から同期はずれ
を表す信号が出力されると、前記フィルタ回路の構成素
子の少なくとも1つを短絡する短絡手段とを備えること
を特徴とする位相同期回路に存する。請求項2記載の発
明の要旨は、前記同期はずれ検出手段は、前記フィルタ
回路から出力される制御電圧の所定の時間内における変
化量に応じた出力を生成する微分回路と、前記微分回路
からの出力をピーク検出し、その値がある一定値を越え
たときに同期はずれを表す信号を出力する同期はずれ検
出手段からなることを特徴とする請求項1記載の位相同
期回路に存する。請求項3記載の発明の要旨は、前記同
期はずれ検出手段は、前記微分回路からの出力をピーク
検出し、その値を保持して出力するピーク検出回路と、
前記ピーク検出回路の出力が、閾値を越えると同期はず
れを表す信号を出力する制御回路からなることを特徴と
する請求項2記載の位相同期回路に存する。請求項4記
載の発明の要旨は、前記制御回路は、前記ピーク検出回
路からの出力の電圧値が閾値を越えると同期はずれを表
す信号を出力する電圧比較器であることを特徴とする請
求項3記載の位相同期回路に存する。請求項5記載の発
明の要旨は、前記同期はずれ検出手段と前記制御回路
は、同期はずれを表す信号を、前記短絡手段以外に外部
出力するラインを備えることを特徴とする請求項1〜4
記載の位相同期回路に存する。請求項6前記短絡手段
は、それを短絡することにより前記フィルタ回路のダン
ピングファクタが大きくなる素子を短絡することを特徴
とする請求項1〜5記載の位相同期回路に存する。請求
項7記載の発明の要旨は、前記短絡手段は、それを短絡
することにより前記フィルタ回路のダンピングファクタ
が大きくなる素子に対し、ドレインとソース間が並列接
続され、ゲートに入力される同期はずれを表す信号に応
じてオンするスイッチング手段であることを特徴とする
請求項1〜6記載の位相同期回路に存する。請求項8記
載の発明の要旨は、前記スイッチング手段は、FETで
あることを特徴とする請求項7記載の位相同期回路に存
する。請求項9前記短絡手段は、前記位相比較器と、前
記電圧制御発振器とのあいだに直列に接続された抵抗を
短絡することを特徴とする請求項1〜8記載の位相同期
回路に存する。請求項10記載の発明の要旨は、前記フ
ィルタ回路は、ラグリードフィルタであることを特徴と
する請求項1〜9記載の位相同期回路に存する。請求項
11記載の発明の要旨は、請求項1〜10に記載の位相
同期回路を備えた発信回路に存する。請求項12記載の
発明の要旨は、請求項1〜10に記載の位相同期回路を
備えた変調回路に存する。請求項13記載の発明の要旨
は、請求項1〜10に記載の位相同期回路を備えた復調
回路に存する。請求項14記載の発明の要旨は、請求項
1〜10に記載の位相同期回路を備えた周波数シンセサ
イザに存する。請求項15記載の発明の要旨は、請求項
1〜10に記載の位相同期回路を備えたICチップに存
する。請求項16記載の発明の要旨は、請求項11に記
載の発信回路を備えたICチップに存する。請求項17
記載の発明の要旨は、請求項12に記載の変調回路を備
えたICチップに存する。請求項18記載の発明の要旨
は、請求項13に記載の復調回路を備えたICチップに
存する。請求項19記載の発明の要旨は、請求項14に
記載の周波数シンセサイザを備えたICチップに存す
る。請求項20記載の発明の要旨は、請求項1〜10に
記載の位相同期回路を備えた送信器に存する。請求項2
1記載の発明の要旨は、請求項1〜10に記載の位相同
期回路を備えた受信器に存する。請求項22記載の発明
の要旨は、請求項1〜10に記載の位相同期回路を備え
た送受信器に存する。請求項23記載の発明の要旨は、
請求項14に記載の周波数シンセサイザを備えた送信器
に存する。請求項24記載の発明の要旨は、請求項14
に記載の周波数シンセサイザを備えた受信器に存する。
請求項25記載の発明の要旨は、請求項14に記載の周
波数シンセサイザを備えた送受信器に存する。請求項2
6記載の発明の要旨は、請求項1〜10に記載の位相同
期回路を備えた光発信回路に存する。請求項27記載の
発明の要旨は、請求項1〜10に記載の位相同期回路を
備えた光変調回路に存する。請求項28記載の発明の要
旨は、請求項1〜10に記載の位相同期回路を備えた光
復調回路に存する。請求項29記載の発明の要旨は、請
求項14に記載の周波数シンセサイザを備えた光送信器
に存する。請求項30記載の発明の要旨は、請求項14
に記載の周波数シンセサイザを備えた光受信器に存す
る。請求項31記載の発明の要旨は、請求項14に記載
の周波数シンセサイザを備えた光送受信器に存する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0013】本実施の形態に係る位相同期回路は、以下
のような特徴を有する。
【0014】1.PLL回路に於いて、位相比較器2の
出力電圧の波形や電圧の大きさにかかわらずループフィ
ルタであるラグリードフィルタ4の時定数を変化させる
ことにより、ラグリードフィルタ4のダンピングファク
タを変化させ、同期はずれ状態から短時間で同期状態に
引き込む。
【0015】2.VCO制御電圧の時間変化を検出する
事により、同期はずれ状態を検出する同期はずれ検出回
路(ピーク検出回路6+制御回路7)を備える。
【0016】図1に示すように、本発明の一実施例は、
入力されたデータと、VCO3から出力される基準信号
との位相差を検出し、その差に応じた電圧値を出力する
位相比較器2、PLL回路のループ特性を決定するラグ
リードフィルタ4、制御電圧によりその発振周波数が変
化するVCO3、VCO3の制御電圧の時間変化を検出
する微分回路5、微分回路5の出力結果をピーク検出
し、その値を保持するピーク検出回路6、ピーク検出回
路6の出力信号に応じて、FETスイッチ8のオン・オ
フを制御する制御回路7及び前記FETスイッチ8によ
り構成される。
【0017】図1を用いて動作を説明する。まず、PL
L回路の同期状態では入力データの位相とVCO3の出
力である基準信号の位相は一致しており、位相比較器2
は図2(グラフ中の位相差=0の点)に示すように、電
圧を出力しない。従って、ラグリードフィルタ4の出力
にもVCO制御電圧は発生しない。今、何らかの理由に
よってPLL回路が位相同期状態からはずれたと仮定す
る。このとき、位相比較器2は、図2に示されるよう
に、その位相差に応じた電圧を出力する。この出力電圧
は、入力データの位相に対して、VCO3の位相が進ん
でいるときはVCO3の発振周波数を下げる方向に、ま
たVCO3の位相が遅れている場合には、VCO3の発
振周波数を上げる方向に動く。このようにして再び位相
同期状態に至る。
【0018】再び位相同期状態に至るまでの時間は、ラ
グリードフィルタ4の時定数T1(=R1*C1)とT2
(=R2*C1)を用いて下記の式で表されるダンピング
ファクタDFによって決定される。
【0019】DF=(1・2)*(t2+1・K)*{K・(t
1+t2)}^(1・2)
【0020】このダンピングファクタDFが大きければ
PLL回路は安定するが、引き込み時間(再同期にかか
る時間))は長くなる。逆に、ダンピングファクタDF
が小さい場合は、速く引き込むことができるが、フィル
タの周波数特性にピーキング等を生じて都合が悪い(位
相音を増幅する)。
【0021】つまり、ダンピングファクタDFを同期は
ずれ状態のときのみに大きく変えることができれば、安
定かつ速い引き込み動作のPLL回路を実現する事がで
きる。
【0022】VCO3の制御電圧が変動する要因として
は入力データの周波数の変動あるいは周囲環境温度の変
化などによってVCO3の変調感度が変化した場合など
が考えられる。入力データの周波数が急激に変動した場
合、VCO3の制御電圧は急激に変動し、同期はずれと
なる。また、周囲環境温度の変化などによってVCO3
の変調感度が変化した場合などには、周囲温度のゆっく
りした変動に追従して、同期状態を保ちながらVCO3
の制御電圧も緩やかに変動する。
【0023】本発明において、同期はずれ時のようにV
CO3の制御電圧が急激に時間変化した場合、微分回路
5の出力には、大きな出力が現れる。微分回路5の出力
電圧をピーク検出回路6がピーク検出して、その値が一
定値を越えたときに制御回路7はFETスイッチ8をオ
ン状態にする信号を発生する。FETスイッチ8がオン
すると、R1は短絡されたことになり、ラグリードフィ
ルタ4の時定数T1が小さくなりDFは大きくなる。こ
れにより、引き込み時間を短くすることができる。また
制御回路7の出力信号は、同期はずれ信号として出力さ
れる。
【0024】このようにして、同期はずれを検出しかつ
同期はずれを検出した場合には、ダンピングファクタD
Fを変化させ、引き込み時間短くすることができる。な
お、本発明は図3のような出力タイプの位相比較器にも
適用可能である。
【0025】実施の形態に係る位相同期回路は上記の如
く構成されているので、以下に掲げる効果を奏する。
【0026】1.同期はずれ時に、PLL回路のループ
フィルタとして使用するラグリードフィルタ4の、入出
力に直列に接続された抵抗R1を、FETスイッチ8を
用いて短絡することにより、ラグリードフィルタ4の時
定数を変化させることができ、ダンピングファクタが変
化するので、位相比較器2の出力電圧の波形や電圧の大
きさにかかわらず位相同期引き込みを高速で実現でき
る。
【0027】2.VCO3の制御電圧の時間変化を検出
する微分回路5を備え、その出力をピーク検出するピー
ク検出回路6と、その結果によって同期はずれか否かを
検出する制御回路7は、FETスイッチ8の駆動用の回
路であるとともに、同期はずれ検出用回路として兼用す
ることができ、同期はずれ時には、ラグリードフィルタ
4のダンピングファクタを大きくするとともに、同期は
ずれ状態の検出も可能となる。
【0028】なお、本実施の形態においては、本発明は
それに限定されず、本発明を適用する上で好適なに適用
することができる。
【0029】また、上記構成部材の数、位置、形状等は
上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好
適な数、位置、形状等にすることができる。
【0030】なお、各図において、同一構成要素には同
一符号を付している。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に掲げる効果を奏する。
【0032】1.ラグリードフィルタ4の、入出力に直
列に接続された抵抗R1を、FETスイッチ8を用いて
短絡することにより、位相比較器2の出力電圧の波形や
電圧の大きさにかかわらずループフィルタであるラグリ
ードフィルタ4の時定数を変化させることができ、ダン
ピングファクタが大きくなり、高速の同期引き込みがで
きる。
【0033】2.VCO制御電圧の時間変化を検出する
ことにより同期はずれ状態を、正確に検出することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成を表す電気回路図
である。
【図2】図1に示した本発明の位相同期回路が対応可能
な位相比較器2の出力電圧を表す図である。
【図3】図1に示した本発明の位相同期回路が対応可能
な位相比較器2の出力電圧を表す図である。
【図4】従来の回路構成を表す電気回路図である。
【符号の説明】
1 入力データ 2 位相比較器 3 VCO 4,4a ラグリードフィルタ 5 微分回路 6 ピーク検出回路 7 制御回路 8 FETスイッチ C1,C1a コンデンサ D1,D2 ダイオード R1,R2 抵抗 R1a,R2a 抵抗

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位相比較器から出力される、入力データ
    と基準信号との位相差を表す電圧値をもとに制御電圧を
    生成し、前記制御電圧を電圧制御発振器に出力するフィ
    ルタ回路を備える位相同期回路であって、 前記フィルタ回路から出力される所定の時間内における
    制御電圧の変化量が閾値を越えた場合に、同期はずれを
    表す信号を出力する同期はずれ検出手段と、 前記検出手段から同期はずれを表す信号が出力される
    と、前記フィルタ回路の構成素子の少なくとも1つを短
    絡する短絡手段とを備えることを特徴とする位相同期回
    路。
  2. 【請求項2】 前記同期はずれ検出手段は、前記フィル
    タ回路から出力される制御電圧の所定の時間内における
    変化量に応じた出力を生成する微分回路と、前記微分回
    路からの出力をピーク検出し、その値がある一定値を越
    えたときに同期はずれを表す信号を出力する同期はずれ
    検出手段からなることを特徴とする請求項1記載の位相
    同期回路。
  3. 【請求項3】 前記同期はずれ検出手段は、前記微分回
    路からの出力をピーク検出し、その値を保持して出力す
    るピーク検出回路と、前記ピーク検出回路の出力が、閾
    値を越えると同期はずれを表す信号を出力する制御回路
    からなることを特徴とする請求項2記載の位相同期回
    路。
  4. 【請求項4】 前記制御回路は、前記ピーク検出回路か
    らの出力の電圧値が閾値を越えると同期はずれを表す信
    号を出力する電圧比較器であることを特徴とする請求項
    3記載の位相同期回路。
  5. 【請求項5】 前記同期はずれ検出手段と前記制御回路
    は、同期はずれを表す信号を、前記短絡手段以外に外部
    出力するラインを備えることを特徴とする請求項1〜4
    記載の位相同期回路。
  6. 【請求項6】 前記短絡手段は、それを短絡することに
    より前記フィルタ回路のダンピングファクタが大きくな
    る素子を短絡することを特徴とする請求項1〜5記載の
    位相同期回路。
  7. 【請求項7】 前記短絡手段は、それを短絡することに
    より前記フィルタ回路のダンピングファクタが大きくな
    る素子に対し、ドレインとソース間が並列接続され、ゲ
    ートに入力される同期はずれを表す信号に応じてオンす
    るスイッチング手段であることを特徴とする請求項1〜
    6記載の位相同期回路。
  8. 【請求項8】 前記スイッチング手段は、FETである
    ことを特徴とする請求項7記載の位相同期回路。
  9. 【請求項9】 前記短絡手段は、前記位相比較器と、前
    記電圧制御発振器とのあいだに直列に接続された抵抗を
    短絡することを特徴とする請求項1〜8記載の位相同期
    回路。
  10. 【請求項10】 前記フィルタ回路は、ラグリードフィ
    ルタであることを特徴とする請求項1〜9記載の位相同
    期回路。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10に記載の位相同期回路
    を備えた発信回路。
  12. 【請求項12】 請求項1〜10に記載の位相同期回路
    を備えた変調回路。
  13. 【請求項13】 請求項1〜10に記載の位相同期回路
    を備えた復調回路。
  14. 【請求項14】 請求項1〜10に記載の位相同期回路
    を備えた周波数シンセサイザ。
  15. 【請求項15】 請求項1〜10に記載の位相同期回路
    を備えたICチップ。
  16. 【請求項16】 請求項11に記載の発信回路を備えた
    ICチップ。
  17. 【請求項17】 請求項12に記載の変調回路を備えた
    ICチップ。
  18. 【請求項18】 請求項13に記載の復調回路を備えた
    ICチップ。
  19. 【請求項19】 請求項14に記載の周波数シンセサイ
    ザを備えたICチップ。
  20. 【請求項20】 請求項1〜10に記載の位相同期回路
    を備えた送信器。
  21. 【請求項21】 請求項1〜10に記載の位相同期回路
    を備えた受信器。
  22. 【請求項22】 請求項1〜10に記載の位相同期回路
    を備えた送受信器。
  23. 【請求項23】 請求項14に記載の周波数シンセサイ
    ザを備えた送信器。
  24. 【請求項24】 請求項14に記載の周波数シンセサイ
    ザを備えた受信器。
  25. 【請求項25】 請求項14に記載の周波数シンセサイ
    ザを備えた送受信器。
  26. 【請求項26】 請求項1〜10に記載の位相同期回路
    を備えた光発信回路。
  27. 【請求項27】 請求項1〜10に記載の位相同期回路
    を備えた光変調回路。
  28. 【請求項28】 請求項1〜10に記載の位相同期回路
    を備えた光復調回路。
  29. 【請求項29】 請求項14に記載の周波数シンセサイ
    ザを備えた光送信器。
  30. 【請求項30】 請求項14に記載の周波数シンセサイ
    ザを備えた光受信器。
  31. 【請求項31】 請求項14に記載の周波数シンセサイ
    ザを備えた光送受信器。
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