JP2000251452A - ディスクレコーダ装置 - Google Patents

ディスクレコーダ装置

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JP2000251452A
JP2000251452A JP11046843A JP4684399A JP2000251452A JP 2000251452 A JP2000251452 A JP 2000251452A JP 11046843 A JP11046843 A JP 11046843A JP 4684399 A JP4684399 A JP 4684399A JP 2000251452 A JP2000251452 A JP 2000251452A
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JP
Japan
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data
disk
unit
hdd
channel
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JP11046843A
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Yoshiaki Ogawara
義昭 大河原
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の素材を同時に記録及び再生する場合、
使用するディスク装置の数が少ない構成で、且つ容易に
制御可能なディスクレコーダ装置を実現する。 【解決手段】 3チャンネルのビデオデータを、ディス
ク装置のセクタのデータ容量を単位(ユニット)として
パッキングする。一つのユニットには一つのチャンネル
のデータをパッキングし、ユニット番号1、2、3には
それぞれチャンネル1、2、3のデータをパッキングし
て一組とし、ユニット番号4にはそれらのデータのパリ
ティを入れる。その構成を繰り返し、ディスク装置に記
録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスクレコーダ装
置に関し、さらに詳しくは、ビデオデータ及びオーディ
オデータの記録再生に好適なディスクレコーダ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】スポーツ放送の実況中継では、数台のテ
レビカメラを異なる位置に配し、選手の動作を様々な角
度から撮影し、それらの映像をディレクタの指示等によ
り巧みに切り替えて放送することが一般的である。ま
た、同時にVTR(Video Tape Recorder )等の記録装
置へ記録し、視聴者に関心のあるハイライトシーンは何
回も再生することで繰り返して放送される。
【0003】図5に示すように、野球中継において各方
向から複数のカメラでバッターを撮影し、これらを同時
にスローモーション再生を行うには、基準タイムコード
で同期した複数のVTRで同時記録し、記録された複数
の素材を同期してスローモーション再生を行っている。
これらは多くのVTRで同時記録及び同時再生を行うた
め、VTRや制御装置が多く必要となり、機材の設置が
大がかりになると共に設置時間及びシステムの設置ミス
が発生しやすい。
【0004】一方、近年、テープのみならずハードディ
スクなどのディスク状記録媒体に動画のビデオデータを
記録することが行われるようになってきた。ハードディ
スク装置(以下、「HDD」という。)を使用したディ
スクレコーダ装置では複数のチャンネルを同時に記録で
き、また、これらの記録された複数の素材を同時にスロ
ーモーション再生することが可能である。
【0005】しかし、文字情報などの通常のデータと比
べてビデオデータは、データ量が多いことに加え、デー
タ転送レートが非常に高い。従来のハードディスクレコ
ーダ装置では、複数チャンネルのビデオデータ及びオー
ディオデータを同時記録し、同時再生する場合、ハード
ディスク上の物理的に離れた論理アドレス群に記録され
た複数のチャンネル素材間をヘッドシークを行いながら
記録及び再生をする。
【0006】このヘッドシークのため、ハードディスク
の記録及び再生のデータ転送レートが下がるので、多数
のハードディスクを並列動作させてデータ転送レート低
下の補完をしていた。このように、多数のハードディス
クを並列動作させ、複数チャンネルの再生制御を行うた
め、これらの制御ソフトウエアが複雑になるという問題
があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、複数の素材
を同時に記録及び再生する場合、使用するディスク装置
の数が少ない構成で、且つ容易に制御可能なディスクレ
コーダ装置を実現することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1のディスクレコーダ装置は、複数のチャン
ネルから、ビデオデータ及びオーディオデータの少なく
ともいずれか一方のデータを入力して記録するディスク
レコーダ装置であって、記録する際のデータ構成は、デ
ィスクレコーダ装置が有するディスク状記録媒体のセク
タ単位の容量に基づいて一つのユニットを構成し、一つ
のユニットには一つのチャンネルから入力されるデータ
を配置し、チャンネルの数と同じ数のユニットを一組の
ブロックとして、この一組のブロックには異なるチャン
ネルのデータが配置されたユニットが順に配置され、一
組のブロックを繰り返すデータ構成であることを特徴と
する。
【0009】請求項2のディスクレコーダ装置は、一組
のブロック毎に、エラー訂正用のデータが存在するユニ
ットが付加されていることを特徴とする。
【0010】請求項3のディスクレコーダ装置は、ディ
スク状記録媒体はディスク装置に内蔵され、ユニット
に、複数のディスク装置の内の一つを判別するデータ及
びチャンネルを判別するデータを含むことを特徴とす
る。
【0011】請求項4のディスクレコーダ装置は、ミラ
ー構成の複数のディスク装置を有し、所定時間のタイム
スロット単位で、ビデオデータ及びオーディオデータの
少なくともいずれか一方のデータを読み出し及び書き込
みを行うディスクレコーダ装置であって、ミラー構成の
一方のディスク装置が書き込み用タイムスロットのタイ
ミングにある場合、ミラー構成の他方のディスク装置は
読み出し用タイムスロットのタイミングにあることを特
徴とする。
【0012】請求項5のディスクレコーダ装置は、ミラ
ー構成の複数のディスク装置を有し、所定時間のタイム
スロット単位で、ビデオデータ及びオーディオデータの
少なくともいずれか一方のデータを読み出し及び書き込
みを行うディスクレコーダ装置であって、ミラー構成の
一方のディスク装置と、ミラー構成の他方のディスク装
置とを、タイムスロット単位で交互に読み出しを行うこ
とを特徴とする。
【0013】上述した手段による作用としては、ディス
ク状記録媒体の一つのセクタには一つのチャンネルのデ
ータを記録するようにユニットを構成し、複数のチャン
ネル分のデータを順に記録するようにしたので、各チャ
ンネル間のヘッドシークを行うことなく記録できる。ま
た、複数のチャンネル分のデータを一組のブロックとし
て扱うことにより記録及び再生の制御が単純にできる。
【0014】また、複数のチャンネル分のデータの一組
のブロック毎にエラー訂正用のデータが存在するので、
再生時にエラーが発生した場合、ディスク状記録媒体へ
のリトライ動作をすることなく元のデータが復元できる
のでデータ転送速度を向上させることができる。
【0015】また、各チャンネルのデータが配置された
ユニット毎にディスク状記録媒体を内蔵した複数のディ
スク装置の内の一つを判別するデータ及びチャンネルを
判別するデータを付加することにより、複数のチャンネ
ルを同時再生する場合のディスク装置の制御が単純にで
きる。
【0016】また、ミラー構成の複数のディスク装置の
アクセスを所定時間のタイムスロットで管理し、一方の
ディスク装置が書き込み用タイムスロットのタイミング
にある場合、他方の前記ディスク装置は読み出し用タイ
ムスロットのタイミングにあるようにすることにより、
ディスク装置の記録再生周期を短くできるので、メモリ
容量の増加を防ぐことができる。
【0017】また、複数のディスク装置を前記タイムス
ロット単位で交互に読み出しを行うことにより、高速再
生時の再生データ数を増加できる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態例をハードデ
ィスクレコーダ装置を例に、図1ないし図4を参照して
説明する。
【0019】本発明の実施の形態例のハードディスクレ
コーダ装置のブロック図を図1に示し、記録動作から説
明する。シンクジェネレータ1は全体のブロックの同期
用の基準信号を生成するもので、MPEG2信号のGO
P(Group Of Picture)単位に同期信号であるPGパル
スS1を発生する。MPEG2によるビデオデータの圧
縮は数フレームを単位とするGOP単位に行われるから
である。
【0020】入力される中継ビデオ信号は3チャンネル
あり、中継ビデオ信号V1はBRR(Bit Rate Reducti
on)1エンコーダ2へ、中継ビデオ信号V2はBRR2
エンコーダ3へ、中継ビデオ信号V3はBRR3エンコ
ーダ4へ入力される。BRR1エンコーダ2、BRR2
エンコーダ3、BRR3エンコーダ4ではMPEG2に
よるビデオデータのデータ圧縮が行われる。
【0021】圧縮されたデータは、BRR1エンコーダ
2からメモリ5へ、BRR2エンコーダ3からメモリ6
へ、BRR3エンコーダ4からメモリ7へ送られ、それ
ぞれ記憶される。なお、BRR1エンコーダ2とBRR
2エンコーダ3とBRR3エンコーダ4とメモリ5、
6、7とはPGパルスS1で同期をとられて動作し、B
RR1エンコーダ2とBRR2エンコーダ3とBRR3
エンコーダ4とではPGパルスS1毎にGOP単位のM
PEGの圧縮動作が行われる。
【0022】メモリ5、6、7に記憶されたデータはセ
クタパッキング部8でHDD9及びHDD10のセクタ
のデータ容量の単位でパッキングされる。このパッキン
グ動作はPGパルスS1を用いてGOP毎に行われる。
【0023】セクタパッキング部8でパッキングされた
データ構成を図2に示して説明する。各ユニットにはチ
ャンネル1データ、チャンネル2データ、チャンネル3
データの順に配置され、チャンネル3データのあとのユ
ニットにパリティが配置される。すなわち、ユニット番
号1にチャンネル1データ、ユニット番号2にチャンネ
ル2データ、ユニット番号3にチャンネル3データ、ユ
ニット番号4にパリティ、ユニット番号5からはユニッ
ト番号1からユニット番号4までの順の繰り返しでユニ
ット番号5にチャンネル1データ、ユニット番号6にチ
ャンネル2データの如く記録される。
【0024】このようなデータ構成にした結果、複数の
チャンネル素材間をヘッドシークを行って記録または再
生をしなくて済むので、HDD9、10のシーク回数を
減らすことが可能となる。
【0025】各チャンネルのデータが配置されるユニッ
トには、HDDの番号を示すHDDNo_IDと、チャ
ンネル番号を示すCHNo_IDと、BRRされたビデ
オデータ(以下、「BRRビデオデータ」という。)
と、チェックサムデータとで構成されるチャンネルパッ
キングデータがパッキングされている。なお、GOPの
最終ユニットのBRRビデオデータの不足量はダミーデ
ータで置き換えられる。
【0026】また、パリティユニットはパリティデータ
とチェックサムデータとで構成される。このようにパッ
キングされたデータ構成はHDD9、10の記録フォー
マットに対応したものとなる。
【0027】HDD9とHDD10へのデータの書き込
みと読み出しは、図3に示すようなタイミングで行われ
る。タイムスロットT1ではHDD9へ書き込みが行わ
れ、HDD10から読み出しが行われる。タイムスロッ
トT2ではHDD9から読み出しが行われ、HDD10
へ書き込みが行われる。
【0028】タイムスロットT3ではタイムスロットT
1と同様に、HDD9へ書き込みが行われ、HDD10
から読み出しが行われる。タイムスロットT4ではタイ
ムスロットT2と同様に、HDD9から読み出しが行わ
れ、HDD10へ書き込みが行われる。このように、タ
イムスロット単位でHDDと書き込み及び読み出しのタ
イミングを管理し、HDD9とHDD10を交互に書き
込み、読み出しがされる。
【0029】記録制御部11は、このようなHDD9と
HDD10へのアクセスが可能となるように、HDD9
の書き込みタイミングであるタイムスロットT1時にP
Gパルス毎にセクタパッキング部8に動作開始命令を出
す。セクタパッキング部8は記録制御部11からの動作
開始命令でHDD9を示すHDD9_IDとチャンネル
1を示すCH1_IDとメモリ5から出力されたBRR
ビデオデータとチェックサムダミーデータとを、チャン
ネル1パッキングデータとして1ユニット分のデータ
量、すなわちHDD9、10の1セクタ分のデータ量に
パッキングする。
【0030】引き続き、HDD9_IDとCH2_ID
とメモリ6から出力されたBRRビデオデータとチェッ
クサムダミーデータとを、チャンネル2パッキングデー
タとして1ユニット分のデータ量にパッキングする。同
様に、HDD9_IDとCH3_IDとメモリ7から出
力されたBRRビデオデータとチェックサムダミーデー
タとを、チャンネル3パッキングデータとして1ユニッ
ト分のデータ量にパッキングする。
【0031】次にメモリ5に戻り、前回読み出したBR
Rビデオデータに続き、メモリ5のBRRビデオデータ
でチャンネル1パッキングデータを作成する。同様に、
メモリ6、メモリ7、メモリ5、メモリ6、メモリ7の
順にデータのパッキングを繰り返す。
【0032】パリティENC部12は入力される複数の
チャンネルパッキングデータ間からパリティデータを作
成する。チャンネル1パッキングデータとチャンネル2
パッキングデータとチャンネル3パッキングデータとか
ら、チェックサムダミーデータを除いてパリティデータ
を作成する。作成されたパリティデータにチェックサム
ダミーデータを加えて図2に示すようなパリティパッキ
ングデータを作成する。
【0033】また、パリティENC部12はセクタパッ
キング部8から入力されたチャンネル1パッキングデー
タとチャンネル2パッキングデータとチャンネル3パッ
キングデータとに続き、パリティパッキングデータを挿
入してチェックサムENC部13へ出力する。
【0034】チェックサムENC部13は、入力される
パッキングデータ単位毎にチェックサムデータを作成
し、チャンネル1パッキングデータ及びチャンネル2パ
ッキングデータ及びチャンネル3パッキングデータ及び
パリティパッキングデータのチェックサムダミーデータ
を、各々のチェックサムデータに置き換えてHDD9へ
出力する。これらのチェックサムデータは、各パッキン
グデータからチェックサムダミーデータを除いたパッキ
ングデータより作成される。
【0035】記録制御部11は論理アドレス管理部14
を参照し、記録するHDD9の論理アドレスを指定して
書き込み命令をHDD9に出す。これによりメモリ5、
6、7から1GOP分のBRRビデオデータがHDD9
に記録される。引き続きメモリ5、6、7から次の1G
OP分のBRRビデオデータが読み出され、HDD9に
記録される。
【0036】HDD10にはHDD9と同一のBRRビ
デオデータが記録される。タイムスロットT1でHDD
9の記録が完了後、記録制御部11はHDD9の記録デ
ータと同一のデータを記録するために、メモリ5、6、
7から再度HDD9の場合と同一のBRRビデオデータ
を読み出し、セクタパッキング部8、パリティENC部
12、チェックサムENC部13で処理し、HDDを示
すIDだけHDD10を示すHDD10_IDに変更さ
れ、HDD10に記録される。
【0037】次に、再生動作を詳細に説明する。再生制
御部15はHDD9の読み出し用のタイムスロットT2
時に、論理アドレス管理部14で検索した記録済みデー
タの論理アドレスを指定してHDD9に読み出し命令を
出す。
【0038】チェックサムDEC部16は、HDD9か
ら読み出したデータをユニット単位毎にHDDNo_I
D、CHNo_ID、BRRビデオデータの加算値とチ
ェックサムとの検証を行う。正常なユニットデータはパ
リティDEC部17へ出力され、異常なユニットデータ
は削除される。
【0039】パリティDEC部17ではチェックサムD
EC部16で削除されたユニットデータを復元する。た
とえば、図2のユニット番号4のパリティユニットは、
ユニット番号1、ユニット番号2、ユニット番号3のユ
ニットデータでパリティを構成しているが、ユニット番
号1、ユニット番号2、ユニット番号3のユニットの内
の1ユニットが削除された場合、ユニット番号4のパリ
ティユニットから削除されたユニットデータを復元でき
る。ただし、パリティを構成する複数のユニットの中
で、削除されたユニットが2個以上は復元できない。
【0040】このようにデータ中にパリティユニットが
あるため、再生ユニットにエラー発生した場合、HDD
9のリトライ動作をさせず訂正できるので、HDD9の
記録再生転送速度を向上できる。
【0041】パリティDEC部17は、入力されたユニ
ットデータの中からHDDNo_ID、CHNo_I
D、BRRビデオデータを出力する。チェックサムDE
C部16で削除されたユニットでパリティでの復元がで
きなかったユニットは、HDDNo_ID、CHNo_
ID、ダミーBRRビデオデータ及びERR_IDが付
加され出力される。ERR_IDは復元ができなかった
ことを示すものである。この復元ができなかったユニッ
トのCHNo_IDはCH1_ID、CH2_ID、C
H3_IDから正常なユニットのCH_IDを除いて求
められる。
【0042】スイッチ部18では入力データからHDD
9_IDを検出した場合、入力データ中のチャンネル番
号を示すCHNo_IDにしたがって、CH1_IDの
場合はメモリ19へ、CH2_IDの場合はメモリ20
へ、CH3_IDの場合はメモリ21へ送られる。再生
制御部15はメモリ19、20、21に記録するGOP
単位のメモリアドレスを指定してスイッチ部18からの
BRRビデオデータを記録する。
【0043】再生制御部15はHDD10の読み出し用
のタイムスロットT3時に、論理アドレス管理部14か
ら検索した記録済みユニットデータの論理アドレスを指
定してHDD10に読み出し命令を出す。HDD9の再
生と同様に、HDD10から再生されたデータは、チェ
ックサムDEC部16、パリティDEC部17で処理さ
れる。
【0044】スイッチ部18では入力データからHDD
10_IDを検出した場合、入力データ中のCHNo_
IDにしたがって、CH1_IDの場合はメモリ19
へ、CH2_IDの場合はメモリ20へ、CH3_ID
の場合はメモリ21へ送られ、既に記憶されているHD
D9のBRRビデオデータにオーバーライトする。
【0045】ただし、ERR_IDがあるユニットのB
RRビデオデータは、そのCHNo_IDに対応するメ
モリ19、20、21の記録動作を中止し、記録済みの
HDD9のBRRビデオデータがメモリ19、20、2
1内に残される。これによりHDD9、10の内の正常
なBRRビデオデータがメモリ19、20、21に記憶
される。
【0046】メモリ19、20、21にBRRビデオデ
ータが記録される場合、再生制御部15はメモリ19、
20、21に記録するGOP単位のメモリアドレスを指
定してスイッチ部18からのBRRビデオデータを記録
する。なお、HDD9から再生し、次にHDD10で同
一アドレスを再生することを説明したが、HDD10か
ら再生し、HDD9で同一アドレスを再生しても同様で
ある。
【0047】メモリ19、20、21に記憶されたBR
Rビデオデータは、それぞれ対応したBRR1デコーダ
22、BRR2デコーダ23、BRR3デコーダ24で
MPEG2の圧縮を解凍され、対応したメモリ25、2
6、27に記憶される。
【0048】メモリ25、26、27のフレーム単位の
読み出しアドレス指定は、図4で示す制御パネル28の
ジョグ/シャトルダイアル30と速度制御レバー31な
どの速度操作に対応して再生制御部15から制御され
る。メモリ25、26、27へのビデオデータの記録が
メモリ25、26、27からのビデオ連続読み出しが破
綻しないように、再生制御部15はHDD9、10から
のデータ読み出しを管理している。
【0049】ジョグ/シャトル動作で方向反転時などは
HDD9、10からのデータ再生時間の短縮が必要とな
るが、HDD9、10で時間的に近い読み出しタイムス
ロットから読み出しを開始すれば1タイムスロット分の
時間は短縮できる。また、シャトル時に要求されるHD
Dからの高速再生や、ジョグ動作での方向反転時に要求
されるHDDからの短時間再生のため、HDD9、10
からの同一データの読み出しを中止し、交互にデータを
読み出すことにより、高速にデータを再生することがで
きると共に、再生コマ数を増加できる。
【0050】メモリ25、26、27から出力されたビ
デオデータはマルチ画面プロセサ29で複数のウインド
ウに合成され、ビデオOUT端子へ出力される。
【0051】次に、本装置の運用例を図4に示す制御パ
ネルを参照して説明する。ハイライトシーンの瞬間を得
るため、HDD9、10は通常エンドレス記録が行われ
ている。また、再生は数秒遅れで記録した内容を再生し
ている。まず、ハイライトシーンの設定パラメータを記
憶するメモリ25、26、27のいずれかのメモリ番号
を指定する。
【0052】次に、制御パネル28のジョグ/シャトル
ダイアル30でハイライトシーンを探し、マークインボ
タン32で開始点(マークイン)及びマークアウトボタ
ン33で終点(マークアウト)を決定する。さらにプレ
イボタン34と速度制御レバー31でスローモーション
を行う。これらの操作情報であるマークイン、マークア
ウト、速度情報が再生制御部15に記録される。
【0053】記録されたハイライトシーンのスローモー
ション再生は、該当のメモリボタン35、36、37を
押すと指定されたマークインでのフリーズ画面が再生さ
れ、さらにプレビューボタン38を押すとスローモーシ
ョンによる再生がされる。そしてマークアウトでフリー
ズされ終了する。
【0054】以上、ディスク装置としてHDDで説明を
行っているが、光磁気ディスクなど他のディスクへ記録
再生する装置でも同様に実現可能であるのは明らかであ
る。また、ビデオデータはMPEG(Moving Picture E
xperts Group)2で圧縮符号化されて記録再生されるこ
とを例として説明したが、他の圧縮方式であっても、非
圧縮でもかまわない。
【0055】また、ビデオデータで説明したが、複数チ
ャンネルのオーディオデータを記録再生する場合、ある
いはビデオデータとオーディオデータが組となった複数
チャンネルのデータを記録再生する場合も同様に適用可
能である。
【0056】
【発明の効果】本発明のディスクレコーダ装置によれ
ば、内蔵するディスク装置のシーク回数が少ないため、
ディスク装置のデータ転送速度が有効に使用できるの
で、ディスク装置の台数は最小構成で可能となる。ま
た、パリティユニットを設けたため、ディスク装置の再
生ユニットにエラーが発生した場合、ディスク装置のリ
トライ動作をさせずディスク装置外部で訂正できるの
で、ディスク装置の記録再生でのデータ転送速度を向上
できる。
【0057】また、ディスク装置での同時記録、同時再
生を常に複数のチャンネルを一体として扱うため、記録
再生の制御が単純となり信頼性が向上する。また、ディ
スク装置をミラー構成にした場合、ディスク装置の記録
再生周期を増加しないで構成できるため、ディスク装置
からの読み出し周期を小さくできる。これによりメモリ
の容量増加が防げるため、材料費の節約となる。
【0058】また、ミラー構成のディスク装置を高速再
生時は、交互にビデオデータを再生し、高速再生時の再
生コマ数を増加できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態例のハードディスクレコ
ーダ装置のブロック図である。
【図2】 セクタパッキング部でパッキングされたデー
タ構成を示す図である。
【図3】 HDDへのデータの書き込みと読み出しタイ
ミングを示す図である。
【図4】 制御パネルを説明する図である。
【図5】 野球中継において各方向から複数のカメラで
バッターを撮影して放送する例を示す図である。
【符号の説明】
1…シンクジェネレータ、2…BRR1エンコーダ、3
…BRR2エンコーダ、4…BRR3エンコーダ、5,
6,7…メモリ、8…セクタパッキング部、9,10…
HDD、11…記録制御部、12…パリティENC部、
13…チェックサムENC部、14…論理アドレス管理
部、15…再生制御部、16…チェックサムDEC部、
17…パリティDEC部、18…スイッチ部、19,2
0,21…メモリ、22…BRR1デコーダ、23…B
RR2デコーダ、24…BRR3デコーダ、25,2
6,27…メモリ、28…制御パネル、29…マルチ画
面プロセサ、30…ジョグ/シャトルダイアル、31…
速度制御レバー、32…マークインボタン、33…マー
クアウトボタン、34…プレイボタン、35,36,3
7…メモリボタン、38…プレビューボタン、S1…P
Gパルス、V1,V2,V3…中継ビデオ信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のチャンネルから、ビデオデータ及
    びオーディオデータの少なくともいずれか一方のデータ
    を入力して記録するディスクレコーダ装置において、 前記記録する際のデータ構成は、 前記ディスクレコーダ装置が有するディスク状記録媒体
    のセクタ単位の容量に基づいて一つのユニットを構成
    し、 前記一つのユニットには一つの前記チャンネルから入力
    されるデータを配置し、 前記チャンネルの数と同じ数の前記ユニットを一組のブ
    ロックとして、前記一組のブロックには異なる前記チャ
    ンネルのデータが配置された前記ユニットが順に配置さ
    れ、 前記一組のブロックを繰り返すデータ構成であることを
    特徴とするディスクレコーダ装置。
  2. 【請求項2】 前記一組のブロック毎に、エラー訂正用
    のデータが存在する前記ユニットが付加されていること
    を特徴とする請求項1に記載のディスクレコーダ装置。
  3. 【請求項3】 前記ディスク状記録媒体はディスク装置
    に内蔵され、 前記ユニットに、複数の前記ディスク装置の内の一つを
    判別するデータ及び前記チャンネルを判別するデータを
    含むことを特徴とする請求項1に記載のディスクレコー
    ダ装置。
  4. 【請求項4】 ミラー構成の複数のディスク装置を有
    し、所定時間のタイムスロット単位で、ビデオデータ及
    びオーディオデータの少なくともいずれか一方のデータ
    を読み出し及び書き込みを行うディスクレコーダ装置に
    おいて、 ミラー構成の一方の前記ディスク装置が書き込み用タイ
    ムスロットのタイミングにある場合、ミラー構成の他方
    の前記ディスク装置は読み出し用タイムスロットのタイ
    ミングにあることを特徴とするディスクレコーダ装置。
  5. 【請求項5】 ミラー構成の複数のディスク装置を有
    し、所定時間のタイムスロット単位で、ビデオデータ及
    びオーディオデータの少なくともいずれか一方のデータ
    を読み出し及び書き込みを行うディスクレコーダ装置に
    おいて、 ミラー構成の一方の前記ディスク装置と、ミラー構成の
    他方の前記ディスク装置とを、前記タイムスロット単位
    で交互に読み出しを行うことを特徴とするディスクレコ
    ーダ装置。
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JP11046843A Pending JP2000251452A (ja) 1999-02-24 1999-02-24 ディスクレコーダ装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002045429A1 (fr) * 2000-11-29 2002-06-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Procede de distribution de sequences video prises sous differents angles

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WO2002045429A1 (fr) * 2000-11-29 2002-06-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Procede de distribution de sequences video prises sous differents angles

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