JP2000251330A - 光情報記録媒体 - Google Patents

光情報記録媒体

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JP2000251330A
JP2000251330A JP11046113A JP4611399A JP2000251330A JP 2000251330 A JP2000251330 A JP 2000251330A JP 11046113 A JP11046113 A JP 11046113A JP 4611399 A JP4611399 A JP 4611399A JP 2000251330 A JP2000251330 A JP 2000251330A
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JP
Japan
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information
information recording
rewrite
display area
write
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Pending
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JP11046113A
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English (en)
Inventor
Osamu Kobayashi
理 小林
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスクそのものを見ることにより、
書き換え、又は書き込みが禁止状態であるか否かを判断
する。 【解決手段】 透明基板に情報記録エリア2を設けると
共に、情報の書き換え又は書き込み禁止表示エリア3を
設け、光によって情報の記録、再生が可能であって、周
囲に保護用の外装ケースを備えていない光情報記録媒体
1において、前記情報記録エリア2と情報の書き換え又
は書き込み禁止表示エリア3が同一の光情報記録層で形
成され、かつ、情報の書き換え又は書き込み禁止の可否
を、書き換え又は書き込み禁止表示エリア3に可視光に
よる目視で判別可能に形成した光情報記録媒体1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報を記録再生する
光情報記録媒体、特に、書き換え又は書き込み禁止情報
表示エリアを有する光情報記録媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】情報を光学的に再生あるいは記録/再生
する光情報記録媒体(以下、光ディスクと称する)にお
いて、従来よりカートリッジに収容されるタイプの光デ
ィスクにおいては、カートリッジに書き換え禁止を行う
ためのスライダ、ホルダなどが設けられ、このスライ
ダ、またはホルダの有無により情報内容の書き換え禁
止、及び、表示を行っていた(例えば実公平8−758
1号公報,実用新案登録第2554288号)。しかし
ながら、カートリッジに収納されていない状態のいわゆ
るベアディスク単体においては、スライダ、ホルダがな
いため、前記のような方法を用いることはできなかっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように上記従来の
光ディスクにおいては、ディスク単体での書き換え又は
書き込みが可能なディスクであるか否かを判断するため
には、この光ディスクを情報記録再生装置に装填してデ
ータの読み込みを行い、書き換え又は書き込みが禁止さ
れているか否かを確認する必要があった。従って、大量
の光ディスクを取り扱う場合や素早く記録を行いたい場
合等甚だ不便であった。本発明はいわゆるベアディスク
において、情報の書き換え又は書き込みが可能かどうか
をディスクそのものに表示することにより上記課題を解
決しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、情報記録エリ
アの内周側に、書き換え又は書き込み禁止表示エリアを
設け、情報の書き換え又は書き込みが禁止されている場
合に、前記エリアに目視可能な表示を行うことを、新た
な記録手段を用いず、簡便且つ低廉な方法で実現するこ
とにより上記の課題を解決したものである。第1の発明
としては、透明基板に情報記録エリア2を設けると共
に、情報の書き換え又は書き込み禁止表示エリア3を設
け、光によって情報の記録、再生が可能であって、周囲
に保護用の外装ケースを備えていない光情報記録媒体1
において、前記情報記録エリア2と情報の書き換え又は
書き込み禁止表示エリア3が同一の光情報記録層で形成
され、かつ、情報の書き換え又は書き込み禁止の可否
を、書き換え又は書き込み禁止表示エリア3に可視光に
よる目視で判別可能に形成した光情報記録媒体1を、第
2の発明として、書き換え又は書き込み禁止表示エリア
3内に書き換え又は書き込み禁止情報を記録する際に、
位置データとなるピットデータ5を設けた請求項1記載
の光情報記録媒体1を、第3の発明として、書き換え又
は書き込み禁止表示エリア3の周辺に、シンボルマーク
6を設けた請求項1記載の光情報記録媒体をそれぞれ提
供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明になる光ディスクの
一実施例を、図1,図2を参照して説明する。図1は、
本発明になる光ディスクの外観図、図2は、図1の部分
詳細図である。図1において、1は、光ディスク本体、
2は、この光ディスク本体1に形成された情報記録エリ
ア、3は、この情報記録エリア2の内周側に設けられた
書き換え又は書き込み禁止表示エリア、4は、光ディス
ク保持用のハブが固定される透孔である。図2におい
て、5は、目視により当該ディスクが書き換え又は書き
込みが可能かどうかを確認できるよう、書き換え又は書
き込み禁止情報を効果的に記録するために、前記書き換
え又は書き込み禁止表示エリア3の一部に形成されたピ
ットデータであり、このピットデータ5を図示しない光
ヘッドで読み込むことにより、書き換え又は書き込み禁
止情報を記録する位置のデータとすることができる。
【0006】次に、本発明になる光ディスクの作成方法
について説明する。はじめに、基板の製造方法について
説明する。基板の作成は、まず、ガラス円板などの原板
にフォトレジストを均一に塗布し、ついでレーザー光を
用いてグルーブ、ピットの形状に合わせて露光を行う。
このとき情報記録エリア2のみではなく、後記する書き
換え又は書き込み禁止情報エリア3となる内周側に、ピ
ットデータ5を放射状、かつ、円周上に配置し、このピ
ットデータ5を書き換え又は書き込み禁止情報の始端、
終端を示す目盛りとする。なお、記録層の構成は、光デ
ィスク1の作成やその動作の簡略化のために、情報記録
エリア2と、書き換え又は書き込み禁止情報エリア3で
は同一の光情報記録層としている。同一の光情報記録層
としては、例えば相変化記録膜などを用いることができ
る。このように、同一の光情報記録層としたことによ
り、媒体としての光ディスク本体1の製作が簡単である
と共に、情報記録用の光ヘッドを書き換え又は書き込み
禁止情報の記録ヘッドとしても使えるので、記録信号処
理や光ヘッドの制御も容易になる。しかる後、露光した
レジストを現像し、洗浄することで所定の原盤を得るこ
とができる。
【0007】次に出来上がった原盤の上に電鋳により厚
い金属層を形成し、これを原盤から剥離することでスタ
ンパを得る。このスタンパを射出成形機に設置し、ポリ
カーボネートを用いて成形することで基板を得ることが
できる。
【0008】上記の工程により製造された基板上に、例
えば記録層として相変化膜を膜付けし、さらに反射率の
高い、たとえば金、アルミニウムなどを反射層として成
膜する事で光ディスク1を得ることができる。
【0009】図2は、図1の主として目盛り部分の部分
詳細図である。ピットデータ5は円周上に読み込むこと
で目盛り部分の位置データとして認識することができ
る。この位置データとしての図1のピットデータ5は、
書き換え又は書き込みを禁止表示データの書き始めの位
置(始端部)として形成することができる。この始端部
をもとに同禁止表示データの書き始めの終点を設定して
も良いし、この始端部を終端部として指定することもで
きる。また後述するが、図3のように前述の始端部51
を設けると共に同禁止表示データの書き込みの終点(終
端部)52をピットデータで形成しても良い。また、こ
のピットデータ5は、書き換え又は書き込み禁止表示エ
リア3の外周から内周方向の記録トラックに対応して形
成されている。
【0010】各トラック円周方向には位置データのアド
レスのピット数に応じてピットが形成されれば良い。こ
こでは、書き換え又は書き込み禁止表示データを書き込
む際、光ヘッド(図示せず)が最初に移動するトラック
のアドレスを“0位置”と定義する。前述の始端部ある
いは終端部とは、各トラックにおける書き換え又は書き
込み禁止表示データの始端と終端の集合体ともいえるも
のである。また、書き換え又は書き込み禁止表示エリア
3の形状は特に限定されず、目視が可能な大きさを有し
ていればよい。図2,図3では、直線上にピットデータ
5(51、52)が形成されているが、ピットデータ5
は、前記位置データの始端部と終端部として認識できれ
ばよいので、その書き換え又は書き込み禁止表示エリア
3の形状あるいはその領域の大きさに対応して設ければ
よい。
【0011】次にこの光ディスク本体1を使用し、例え
ば、書き換え禁止情報の表示を行う場合について説明す
る。まず、この光ディスク本体1を用いて通常の記録を
行う。記録の終了時に、この光ディスク本体1の書き換
え又は書き込みを禁止するか否かを図示しない情報記録
再生装置にメモリーする。光ディスク本体1への書き換
え又は書き込みを禁止する場合、記録したい情報を情報
記録エリア2に記録した後、図示しない光ヘッドを上記
したピットデータの目盛りの0位置に移動し、そこから
書き換え又は書き込み禁止表示エリア3に、書き換え又
は書き込み禁止の表示のための記録を行う。
【0012】書き換え又は書き込み禁止表示のための記
録の長さは、ユーザーが目視判別できればよいので、始
端部から終端部までの領域の中で目視判別しやすい任意
の記録パターンを形成すればよい。例えば、始端部から
終端部までの領域内で内周部から外周部にかけて連続記
録(すなわち領域内に全面記録)しても良いし、始端部
を基準に円周上に1周あるいは数周記録を行っても良
い。前記した如く、記録は目視可能な状態を作ればよい
ので、記録のパターンは特に情報記録エリア2と同一で
ある必要はない。より目視しやすくするために、記録の
パターンは記録線幅等を任意に設定することが可能であ
る。情報記録用の光ヘッド(図示せず)はトラック幅が
狭いため、通常は始端部と終端部の領域内でトラックを
1トラックずつ移動し、目視のしやすい幅(あるいはパ
ターン)になるまでこの動作を繰り返すことになる。こ
の結果、当該光ディスク本体1では、書き換え又は書き
込み禁止情報が目視可能な状態で表示されることにな
る。ここで、書き換え又は書き込み禁止情報として光ヘ
ッド(図示せず)が検知する情報は、これまで詳述した
書き換え又は書き込み禁止表示エリア3の記録情報であ
っても良いし、情報記録エリア2に同禁止情報として記
録されたものとすることもできる。
【0013】このように、所定の位置に書き換え又は書
き込みの禁止情報が、目視可能な状態(パターン)で記
録されるので、その記録がある光ディスク本体1の場合
は、書き込み禁止のディスクであると(周知徹底)する
ことで、ユーザーは光ディスク本体1が書き換え又は書
き込み禁止状態であることを容易に認識することができ
る。また、その際、情報記録エリア2と書き換え又は書
き込み禁止表示エリア3は同一の光情報記録層で形成さ
れているので、媒体としての製作が容易である。更に、
情報信号と書き換え又は書き込み禁止情報の記録には、
同じ光ヘッドを共通に使用できるので、書き換え又は書
き込み禁止情報の記録時の信号処理や光ヘッド等の制御
も容易に行える。また書き換え又は書き込み禁止表示エ
リア3に記録された書き換え又は書き込み禁止情報を信
号として検出する場合にも前記と同様に同じ光ヘッドで
容易に読み取ることが出来る。更に、書き換え又は書き
込み禁止情報を書き換え又は書き込み禁止表示エリア3
に書き込む際の位置データとなるピットデータが形成さ
れているので、前記書き換え又は書き込み禁止情報が正
確かつ容易に記録でき、記録パターンの制御も容易に行
える。従って、目視で識別しやすい前記禁止情報の表示
が簡単にまた効果的に可能となる。
【0014】図3は、本発明になる光情報記録媒体の他
の実施例の外観図である。この図3のおいて、51は、
書き換え又は書き込み禁止表示エリア3に記録された始
端部、52は、終端部である。また、6はこの光ディス
ク1において、書き換え又は書き込み禁止表示エリア3
が直ちに確認できるよう、そのエリア3の周辺に設けた
シンボルマークである。このように、書き換え又は書き
込み禁止表示エリア3の周辺にシンボルマーク6を設け
たことにより、書き換え又は書き込み禁止表示エリア3
の視認がし易くなる。
【0015】本発明の光ディスク本体1を用いること
で、このようにして書き換え又は書き込み禁止の表示が
可能であり、使用前にあらかじめ記録可能であるか否か
を容易に知ることができる。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
光ディスクにおいては、情報記録エリアと、情報記録エ
リアの内周側に設けられた書き換え又は書き込み禁止表
示エリアを、同一の光情報記録層で形成し、かつ、書き
換え又は書き込み禁止表示エリア内の所定位置にピット
データが形成されているので、同禁止表示エリア内への
記録が容易に制御することができ、そこに所定の記録が
なされていれば、使用者は書き換え又は書き込みが禁止
状態であることが直接目視で確認できるため、わざわざ
情報記録再生装置に光ディスクを装着してデータを読み
込まなくても、記録の書き換え又は書き込みが可能かど
うかが判断でき、大量のディスクを扱う際や、素早く記
録を行いたい時の利便性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる光情報記録媒体の一実施例の外観
図である。
【図2】図1の部分詳細図である。
【図3】本発明になる光情報記録媒体の他の実施例の外
観図である。
【符号の説明】
1 光ディスク本体 2 情報記録エリア 3 書き換え又は書き込み禁止表示エリア 4 透孔 5 ピットデータ 6 シンボルマーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 19/12 501 G11B 19/12 501J 27/00 27/00 D

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明基板に情報記録層を設けると共に、情
    報の書き換え又は書き込み禁止表示エリアを設け、光に
    よって情報の記録、再生が可能であって、周囲に保護用
    の外装ケースを備えていない光情報記録媒体において、
    前記情報記録エリアと情報の書き換え又は書き込み禁止
    表示エリアが同一の光情報記録層で形成され、かつ、情
    報の書き換え又は書き込み禁止の可否を、書き換え又は
    書き込み禁止表示エリアに可視光による目視で判別可能
    に形成したことを特徴とする光情報記録媒体。
  2. 【請求項2】書き換え又は書き込み禁止表示エリア内に
    書き換え又は書き込み禁止情報を記録する際に、位置デ
    ータとなるピットデータを設けたことを特徴とする請求
    項1記載の光情報記録媒体。
  3. 【請求項3】書き換え又は書き込み禁止表示エリアの周
    辺に、シンボルマークを設けたことを特徴とする請求項
    1記載の光情報記録媒体。
JP11046113A 1999-02-24 1999-02-24 光情報記録媒体 Pending JP2000251330A (ja)

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