JP2000251014A - 情報入力装置と記録媒体 - Google Patents

情報入力装置と記録媒体

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JP2000251014A
JP2000251014A JP11051473A JP5147399A JP2000251014A JP 2000251014 A JP2000251014 A JP 2000251014A JP 11051473 A JP11051473 A JP 11051473A JP 5147399 A JP5147399 A JP 5147399A JP 2000251014 A JP2000251014 A JP 2000251014A
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JP
Japan
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time
recognition
character
input
touch key
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JP11051473A
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English (en)
Inventor
Emi Nonaka
恵美 野中
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、情報入力者の入力速度に応じた
タイミングで文字書き終了を検知し、認識に移行するこ
とができる。 【解決手段】 この発明は、各取引の開始時において、
初めは標準値を設定した標準モードで動作するが、各種
条件によって、遅い入力者用のスロー値を設定したスロ
ーモードまたは速い入力者用のクイック値を設定したク
イックモードで動作するように変更するようにし、以下
当該取引の文字入力についてはそのモードで動作するよ
うにしたものであるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば、銀行
などの金融機関で用いられる現金自動預出金機などの自
動取引装置において、振込取引を行う際に依頼人名等を
手入力する情報入力装置とこの依頼人名等を手入力する
際の制御プログラムが記録されている記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、振込取引を行う自動取引装置にお
いて、依頼人名等の振込内容を手入力する情報入力装置
が実用化されている。たとえば、入力枠内に、ペンまた
は指で文字等を書いて入力し、この入力された文字が認
識されるようになっている。
【0003】このように、ペンや指で文字等を書いて入
力する手書き/指書き入力において、複数の入力枠を用
いる場合は、隣の枠に文字を入力したときに、当該文字
の書き終わり(入力終了)を検知し認識に移行すれば良
い。この際、最後の文字の入力の場合、入力終了検知は
同様に行えないため、最後に入力枠をペンまたは指が離
れたときから超過した時間監視により、認識に移行して
いる。一つの入力枠しかない場合もこの場合と同様であ
る。
【0004】しかし、時間監視による移行の場合、入力
の遅い者は入力途中で認識に移行してしまう可能性があ
るし、入力の速い者は入力終了後、一定時間の超過を待
たないと認識に移行しないためもどかしさを感じる可能
性がある。
【0005】そこで、各人の入力速度にあわせた認識移
行ができるような時間設定の方法について、特開平10
−49526号公報(文書編集装置)では、手動で設定
する場合と、入力者の操作速度から自動で設定する方法
について述べている。
【0006】しかしながら、前述の特開平10−495
26号公報(文書編集装置)において、自動に設定する
場合は、複数の文字入力枠を用いる場合を前提にしてい
るため、一つの入力枠しかない場合は自動で設定するこ
とができず、従来通りに、一定の時間監視を行うしかな
く不便であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記した
ように、文字書き後に文字認識に移行するタイミングが
一定であると、情報入力者の入力速度によって、入力途
中に認識に移行してしまったり、入力が済んでいるのに
なかなか認識に移行しなかったりするという欠点を除去
するもので、情報入力者の入力速度に応じたタイミング
で文字書き終了を検知し、認識に移行することができる
情報入力装置を提供することを目的としている。
【0008】また、情報入力者の入力速度に応じたタイ
ミングで文字書き終了を検知し、認識に移行することが
できる情報入力装置の制御プログラムが記録されている
記録媒体を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の情報入力装置
は、利用者により文字などの筆跡を示す情報を直接入力
させるタッチキー入力手段と、このタッチキー入力手段
により入力された文字を認識する認識手段と、この認識
手段にて認識された文字を表示する表示手段と、上記タ
ッチキー入力手段により入力された文字の所定画目から
次の画目への移行時間に基づいて、上記タッチキー入力
手段による文字入力完了から上記認識手段による認識に
移行する時間を変更する変更手段とからなる。
【0010】この発明の情報入力装置は、利用者により
文字などの筆跡を示す情報を直接入力させるタッチキー
入力手段と、このタッチキー入力手段により入力された
文字を認識する認識手段と、この認識手段にて認識され
た文字を表示する表示手段と、上記タッチキー入力手段
により入力された文字の所定画目から次の画目への移行
時間が所定範囲時間内の場合に、上記タッチキー入力手
段による文字入力完了から上記認識手段による認識に移
行する時間を標準時間に設定する第1の設定手段と、上
記タッチキー入力手段により入力された文字の所定画目
から次の画目への移行時間が所定範囲時間よりも遅い場
合に、上記タッチキー入力手段による文字入力完了から
上記認識手段による認識に移行する時間を標準時間より
も長い時間に設定する第2の設定手段と、上記タッチキ
ー入力手段により入力された文字の所定画目から次の画
目への移行時間が所定範囲時間よりも速い場合に、上記
タッチキー入力手段による文字入力完了から上記認識手
段による認識に移行する時間を標準時間よりも短い時間
に設定する第3の設定手段とからなる。
【0011】この発明の情報入力装置は、利用者により
文字などの筆跡を示す情報を直接入力させるタッチキー
入力手段と、このタッチキー入力手段により入力された
文字を認識する認識手段と、この認識手段にて認識され
た文字を表示する表示手段と、上記認識手段により認識
された同一文字に対して連続して訂正が指示された場合
に、上記タッチキー入力手段による文字入力完了から上
記認識手段による認識に移行する時間を標準時間よりも
長い第1の時間に設定する第1の設定手段と、この第1
の設定手段により文字入力完了から上記認識手段による
認識に移行する時間が第1の時間に設定されている状態
で、上記タッチキー入力手段により入力された文字の所
定画目から次の画目への移行時間が所定範囲時間よりも
遅い場合に、上記タッチキー入力手段による文字入力完
了から上記認識手段による認識に移行する時間を第1の
時間よりも長い第2の時間に設定する第2の設定手段と
からなる。
【0012】この発明の情報入力装置は、利用者により
文字などの筆跡を示す情報を直接入力させるタッチキー
入力手段と、このタッチキー入力手段により入力された
文字を認識する認識手段と、この認識手段にて認識され
た文字を表示する表示手段と、文字入力のガイダンスを
上記表示手段により表示する第1の処理手段と、この第
1の処理手段によるガイダンスの表示から上記タッチキ
ー入力手段による一文字目の入力開始までの時間に基づ
いて、上記タッチキー入力手段による文字入力完了から
上記認識手段による認識に移行する時間を変更する変更
手段とからなる。
【0013】この発明の情報入力装置は、利用者により
文字などの筆跡を示す情報を直接入力させるタッチキー
入力手段と、このタッチキー入力手段により入力された
文字を認識する認識手段と、この認識手段にて認識され
た文字を表示する表示手段と、文字入力のガイダンスを
上記表示手段により表示する第1の処理手段と、この第
1の処理手段によるガイダンスの表示から上記タッチキ
ー入力手段による一文字目の入力開始までの時間が所定
範囲時間内の場合に、上記タッチキー入力手段による文
字入力完了から上記認識手段による認識に移行する時間
を標準時間に設定する第1の設定手段と、上記第1の処
理手段によるガイダンスの表示から上記タッチキー入力
手段による一文字目の入力開始までの時間が所定範囲時
間よりも遅い場合に、上記タッチキー入力手段による文
字入力完了から上記認識手段による認識に移行する時間
を標準時間よりも長い時間に設定する第2の設定手段
と、上記第1の処理手段によるガイダンスの表示から上
記タッチキー入力手段による一文字目の入力開始までの
時間が所定範囲時間よりも速い場合に、上記タッチキー
入力手段による文字入力完了から上記認識手段による認
識に移行する時間を標準時間よりも短い時間に設定する
第3の設定手段とからなる。
【0014】この発明の情報入力装置は、利用者により
文字などの筆跡を示す情報を直接入力させるタッチキー
入力手段と、このタッチキー入力手段により入力された
文字を認識する認識手段と、この認識手段にて認識され
た文字を表示する表示手段と、上記タッチキー入力手段
により入力された文字の一画ごとの線描速度に基づい
て、上記タッチキー入力手段による文字入力完了から上
記認識手段による認識に移行する時間を変更する変更手
段とからなる。
【0015】この発明の情報入力装置は、利用者により
文字などの筆跡を示す情報を直接入力させるタッチキー
入力手段と、このタッチキー入力手段により入力された
文字を認識する認識手段と、この認識手段にて認識され
た文字を表示する表示手段と、上記タッチキー入力手段
により入力された文字の一画ごとの線描速度が所定範囲
速度内の場合に、上記タッチキー入力手段による文字入
力完了から上記認識手段による認識に移行する時間を標
準時間に設定する第1の設定手段と、上記タッチキー入
力手段により入力された文字の一画ごとの線描速度が所
定範囲速度よりも遅い場合に、上記タッチキー入力手段
による文字入力完了から上記認識手段による認識に移行
する時間を標準時間よりも長い時間に設定する第2の設
定手段と、上記タッチキー入力手段により入力された文
字の一画ごとの線描速度が所定範囲速度よりも速い場合
に、上記タッチキー入力手段による文字入力完了から上
記認識手段による認識に移行する時間を標準時間よりも
短い時間に設定する第3の設定手段とからなる。
【0016】この発明の情報入力装置は、利用者により
文字などの筆跡を示す情報を直接入力させるタッチキー
入力手段と、このタッチキー入力手段により入力された
文字を認識する認識手段と、この認識手段にて認識され
た文字を表示する表示手段と、上記タッチキー入力手段
により入力された文字の所定画目から次の画目への移行
時間に基づいて、上記タッチキー入力手段による文字入
力完了から上記認識手段による認識に移行する時間が、
標準時間か、標準時間よりも長い時間か、標準時間より
も短い時間かを判断する第1の判断手段と、上記認識手
段により認識された同一文字に対して連続して訂正が指
示された場合に、上記タッチキー入力手段による文字入
力完了から上記認識手段による認識に移行する時間を標
準時間よりも長い時間と判断する第2の判断手段と、文
字入力のガイダンスを上記表示手段により表示する第1
の処理手段と、この第1の処理手段によるガイダンスの
表示から上記タッチキー入力手段による一文字目の入力
開始までの時間に基づいて、上記タッチキー入力手段に
よる文字入力完了から上記認識手段による認識に移行す
る時間が、標準時間か、標準時間よりも長い時間か、標
準時間よりも短い時間かを判断する第3の判断手段と、
上記タッチキー入力手段により入力された文字の一画ご
との線描速度に基づいて、上記タッチキー入力手段によ
る文字入力完了から上記認識手段による認識に移行する
時間が、標準時間か、標準時間よりも長い時間か、標準
時間よりも短い時間かを判断する第4の判断手段と、上
記第1から第4の判断手段による各時間の判断回数を計
数する計数手段と、この計数手段により計数された各時
間ごとの判断回数に基づいて、上記タッチキー入力手段
による文字入力完了から上記認識手段による認識に移行
する時間を、標準時間、標準時間よりも長い時間、標準
時間よりも短い時間のいずれかに選択的に設定する設定
手段とからなる。
【0017】この発明の情報入力装置は、利用者により
文字などの筆跡を示す情報を直接入力させるタッチキー
入力手段と、このタッチキー入力手段により入力された
文字を認識する認識手段と、この認識手段にて認識され
た文字を表示する表示手段と、上記タッチキー入力手段
により入力された文字の所定画目から次の画目への移行
時間に基づいて、上記タッチキー入力手段による文字入
力完了から上記認識手段による認識に移行する時間が、
標準時間か、標準時間よりも長い時間か、標準時間より
も短い時間かを判断する第1の判断手段と、上記認識手
段により認識された同一文字に対して連続して訂正が指
示された場合に、上記タッチキー入力手段による文字入
力完了から上記認識手段による認識に移行する時間を標
準時間よりも長い時間と判断する第2の判断手段と、文
字入力のガイダンスを上記表示手段により表示する第1
の処理手段と、この第1の処理手段によるガイダンスの
表示から上記タッチキー入力手段による一文字目の入力
開始までの時間に基づいて、上記タッチキー入力手段に
よる文字入力完了から上記認識手段による認識に移行す
る時間が、標準時間か、標準時間よりも長い時間か、標
準時間よりも短い時間かを判断する第3の判断手段と、
上記タッチキー入力手段により入力された文字の一画ご
との線描速度に基づいて、上記タッチキー入力手段によ
る文字入力完了から上記認識手段による認識に移行する
時間が、標準時間か、標準時間よりも長い時間か、標準
時間よりも短い時間かを判断する第4の判断手段と、上
記第1から第4の判断手段による各時間の判断回数を計
数する計数手段と、この計数手段により計数された標準
時間の判断回数よりも標準時間よりも長い時間の判断回
数の方が多い場合に、上記タッチキー入力手段による文
字入力完了から上記認識手段による認識に移行する時間
を、標準時間よりも長い時間に設定する第1の設定手段
と、上記計数手段により計数された標準時間の判断回数
よりも標準時間よりも長い時間の判断回数の方が少な
く、かつ上記計数手段により計数された標準時間の判断
回数よりも標準時間よりも短い時間の判断回数の方が多
い場合に、上記タッチキー入力手段による文字入力完了
から上記認識手段による認識に移行する時間を、標準時
間よりも短い時間に設定する第2の設定手段と、上記計
数手段により計数された標準時間の判断回数が標準時間
よりも長い時間の判断回数や標準時間よりも短い時間の
判断回数よりも多い場合に、上記タッチキー入力手段に
よる文字入力完了から上記認識手段による認識に移行す
る時間を、標準時間に設定する第3の設定手段とからな
る。
【0018】この発明の記録媒体は、利用者により文字
などの筆跡を示す情報を直接入力させるタッチキー入力
手段と、このタッチキー入力手段により入力された文字
を認識する認識手段と、この認識手段にて認識された文
字を表示する表示手段とからなる情報入力装置に用いら
れるものにおいて、上記タッチキー入力手段により入力
された文字の所定画目から次の画目への移行時間に基づ
いて、上記タッチキー入力手段による文字入力完了から
上記認識手段による認識に移行する時間を変更する制御
プログラムを有する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0020】図1は、この実施の形態に係る自動取引装
置(たとえば、銀行の営業店に設置され、入金、出金、
振込、振替、残高照会、通帳記入などの取引が可能な現
金自動預出金機)の外観を示すものである。図1におい
て、筐体1の前面には、略L字形状の接客操作部2が形
成されている。接客操作部2の水平面には、紙幣を多数
枚一括して投入し得るとともに、放出された紙幣を一括
して受取る、開閉可能な蓋体を有する紙幣口3、およ
び、硬貨を多数枚一括して投入し得るとともに、放出さ
れた硬貨を一括して受取る、開閉可能な蓋体を有する硬
貨口4が設けられている。
【0021】また、接客操作部2の水平面には、表面に
指を接触することにより所定の情報が入力できる矩形状
の透明なタッチパネル5が設けられているとともに、そ
の下面に相対向して表示手段としての矩形状の表示画面
を有するカラー液晶表示装置6が設けられていてる。
【0022】タッチパネル5は、液晶表示装置6の表示
画面上に重ねて用いられる、たとえば、透明なタッチス
クリーンであり、利用者によって指などでタッチされた
当該パネル上の位置を、たとえば、静電容量の変化、赤
外線の遮蔽、あるいは、超音波の遮蔽などによって検知
するものである。なお、液晶表示装置6の下に置いて重
力の変化を検知し、タッチされた位置を所定の計算によ
って割り出すものでもよい。このタッチパネル5の一部
領域(ほぼ中央部)は、振込取引の際、手書き(指書
き)による文字入力領域に割り当てられるようになって
いる。
【0023】液晶表示装置6は、操作案内手順、その他
の情報を文字、文言、イラストあるいは画像情報によっ
て画面にカラーで表示し、利用者の操作を誘導するとと
もに、取引に必要な各種情報を入力するための数字、片
仮名文字、英文字などの各種操作キーを表示し、この表
示された操作キーに対応するタッチパネル5のセグメン
ト部位を指で触れることにより、所望のキー入力(各種
情報の入力など)を行うことができるようになってい
る。
【0024】また、液晶表示装置6は、振込取引の際、
表示画面のほぼ中央部に、文字を手書きで入力するため
の文字入力領域を有する依頼人名の入力画面を表示する
ようになっている。なお、これについては後で詳細を説
明する。
【0025】ここに、上記タッチパネル5、および、液
晶表示装置6は、この実施の形態に係るタッチパネル式
の情報入力装置7を構成している。
【0026】接客操作部2の垂直面には、暗証番号や口
座番号などが記録されている取引媒体としての磁気カー
ド、あるいは、振込取引時の振込券を受入れるととも
に、取引内容を印字したレシート(明細票)を排出する
カード口8、同じく取引媒体としての磁気通帳を受入れ
る通帳口9、および、利用者に対する音声案内のための
スピーカ10などが設けられている。
【0027】一方、筐体1の内部には、カード口8と対
応してカードリーダ・レシートプリンタユニット11
が、通帳口9と対応して通帳プリンタユニット12が、
紙幣口3と対応して紙幣入出金ユニット13が、硬貨口
4と対応して硬貨入出金ユニット14が、それぞれ設け
られている。また、筐体1内の下部には、この装置の制
御を司る制御ユニット16が設けられている。
【0028】図2は、上記した自動取引装置の全体的な
構成を概略的に示すもので、カードリーダ・レシートプ
リンタユニット11、通帳プリンタユニット12、紙幣
入出金ユニット13、硬貨入出金ユニット14、タッチ
パネル式情報入力装置7、音声案内ユニット16、内部
モニタ17、記憶部18、フロッピー(登録商標)ディ
スク装置19、伝送制御部20、主制御部21、およ
び、これらに動作電源を供給する電源部22などによっ
て構成される。
【0029】タッチパネル式情報入力装置7は、前述し
たように、タッチパネル5、および、液晶表示装置6な
どによって構成されており、詳細については後述する。
【0030】カードリーダ・レシートプリンタユニット
11は、カード口8から受入れた磁気カードあるいは振
込券の磁気ストライプに対してデータの読取りあるいは
書込みを行う。また、取引内容を印字したレシートを発
行し、カード口8から排出する。
【0031】通帳プリンタユニット12は、通帳口9か
ら受入れた通帳の磁気ストライプに対してデータの読取
りあるいは書込みを行うとともに、必要に応じて該通帳
への印字を行う。
【0032】紙幣入出金ユニット13は、紙幣口3に一
括して投入された紙幣を受入れて判別・計数して収納す
るとともに、必要に応じて、あらかじめ金庫に収納され
た紙幣を所定枚数だけ取出して紙幣口3から一括して払
出す。
【0033】硬貨入出金ユニット14は、硬貨口4に一
括して投入された硬貨を受入れて判別・計数して収納す
るとともに、必要に応じて、あらかじめ金庫に収納され
た硬貨を所定枚数だけ取出して硬貨口4から一括して払
出す。
【0034】音声案内ユニット16は、上記スピーカ1
0から音声により利用者の操作を誘導する案内を行う。
内部モニタ17は、この装置の運用に係る係員にこの装
置の状態を通知するとともに、係員による操作指示の入
力などを行う。
【0035】記憶部18は、各種データの記憶に用いら
れるとともに、この装置の運用に係る処理手順のプログ
ラムの格納、取引に供する各種の情報や取引の記録、こ
の装置の稼働状況の記録などを行う。
【0036】フロッピーディスク装置19は、振込取引
に必要な金融機関の各種情報、たとえば、金融機関名と
しての銀行名(場合によっては支店名も)が50音順に
記憶されたデータファイルなどが格納されている。
【0037】伝送制御部20は、通信回線23を介して
センタの預金元帳としてのホストコンピュータ24とオ
ンライン接続されていて、必要に応じてホストコンピュ
ータ24とオンライン交信するようになっている。
【0038】主制御部21は、記憶部18内のプログラ
ム情報を参照しつつ、タッチパネル式情報入力装置7、
各ユニット11〜14,16、フロッピーディスク装置
19、および、伝送制御部20を制御して、入金、出金
あるいは振込など、所定の取引動作を行わせしめる。
【0039】また、主制御部21には、必要に応じてリ
モートモニタ25を接続し、遠方から監視することがで
きるようになっている。リモートモニタ25は、主制御
部21によって制御され、内部モニタ17とほぼ同じ情
報を表示するとともに、この装置に異状が発生した場合
には、ブザーなどの鳴動手段を併用して報知するように
なっている。
【0040】電源部22は、通常、入力される商用交流
電圧を直流電圧に変換して動作用電源として各部に供給
する。なお、電源部22は、停電が発生した際、商用交
流電圧に代わって動作用電源を供給するためのバッテリ
(図示しない)を備えていて、図示しない充電回路によ
って必要に応じて充電されるようになっている。
【0041】図3は、タッチパネル式情報入力装置7の
構成を詳細に示すものである。情報入力装置7は、タッ
チパネル5、液晶表示装置6、入力制御部31、文字入
力部32、指定部33、文字認識部34、文字認識用辞
書35、および対話管理部36から構成される。
【0042】タッチパネル5は、前述したように、液晶
表示装置6の表示画面上に重ねて用いられる透明なタッ
チスクリーンであり、その一部分の領域は、対話管理部
36の制御によって、必要に応じて手書きによる文字入
力領域に割り当てられる。
【0043】液晶表示装置6は、前述したように、利用
者がタッチパネル5に手書きした文字の筆跡(文字線)
および各種メッセージなどの表示に用いられる。また、
液晶表示装置6は、文字認識部34の認識結果を、あら
かじめ定められた表示領域に順次文字列として表示する
ようになっている。
【0044】入力制御部31は、タッチパネル5によっ
て検知される利用者のタッチした位置が文字入力領域内
であるか否かを判断し、文字入力領域内であれば、対応
する位置情報を文字入力部32に渡し、文字入力領域以
外であれば、対応する位置情報を指定部33に渡す入力
制御を行うものである。
【0045】文字入力部32は、入力制御部31から渡
された位置情報を取込んで、入力バッファ(図示せず)
に順次格納するものである。そして、文字入力部32
は、入力制御部31から位置情報を取込んでから、あら
かじめ定められた一定時間を経過してからも、次の位置
情報が渡されなかった場合に、文字認識部34を起動す
るようになっている。
【0046】指定部33は、入力制御部31から渡され
た位置情報が液晶表示装置6との対応によって、利用者
の意図する操作内容を判断し、操作内容を対話管理部3
6へ送る。
【0047】文字認識部34は、文字入力部32に取込
まれている位置情報の列の示す文字パターンの文字認識
を、文字認識用辞書35を参照して行うもので、文字入
力部32に起動されて行う。
【0048】文字認識用辞書35は、文字認識部34で
の文字認識処理に用いられる、たとえば、標準パターン
が登録されている。
【0049】対話管理部36は、上述したように、タッ
チパネル5および液晶表示装置6を通して、利用者との
対話を管理・制御するものである。すなわち、対話管理
部36は、液晶表示装置6に対する各種入力画面の切換
え表示、手書き入力文字の筆跡などを制御するととも
に、入力画面構成を入力制御部31および指定部33に
設定する。
【0050】液晶表示装置6は、依頼人名の入力処理等
の手書き入力を行う際、図4に示すような、文字を入力
するための文字入力領域41、入力内容表示エリア4
2、文字訂正ボタン43を有する入力画面(依頼人名入
力画面)を表示するとともに、「依頼人名を一文字ずつ
指でかきます」という案内文を表示するようになってい
る。
【0051】ここで、情報入力装置7における振込人名
の入力処理等の手書き入力を行う際の動作について、図
5から図9に示すフローチャートを参照しつつ説明す
る。
【0052】全ての例に共通して、文字入力完了検知か
らの認識を開始するまでのタイマー値(文字を書くペン
または指が入力画面から離れて、それ以降一定時間文字
入力が行われなかったときに、文字入力完了と判断する
ための時間)は、以下の通りとする。
【0053】各取引の開始時において、初めは標準値を
設定した標準モードで動作するが、例に示すような条件
によって、遅い入力者用スロー値を設定したスローモー
ドまたは速い入力者用クイック値を設定したクイックモ
ードで動作するように変更され、以下当該取引の文字入
力についてはそのモードで動作するものとする。
【0054】ただし、図7の例においては、入力者の様
々な処理速度から判断した結果に基づき、適したモード
への途中変更を行う。
【0055】また、ICカードなどを利用して、過去の
入力モードを記録した場合は、取引開始時に最初からそ
のモードで動作することも考えられる。当提案によれ
ば、入力の慣れなどで上達により入力速度があがった場
合でも、適したモードへの変更が可能である。
【0056】まず、図5を用いて、次画の入力の開始時
間を監視することによるモードの判断を説明する。
【0057】すなわち、入力制御部31は、一画目の入
力が終了してから(ST1)、二画目の入力が開始され
る(ST2)までの時間(t1)が、時間A1より短い
か否かを判断する(ST3)。この判断により、時間
(t1)が時間A1より短い場合、入力制御部31は、
手入力が標準より速いと判断し、認識への移行時間の短
い(t=Tq)クイックモードを判断する(ST4)。
【0058】また、上記ステップ3の判断により、時間
(t1)が時間A1より長い場合、入力制御部31は、
時間(t1)が、時間B1より長いか否かを判断する
(ST5)。この判断により、時間(t1)が時間B1
より長い場合、入力制御部31は、手入力が標準より遅
いと判断し、認識への移行時間の長い(t=Ts)スロ
ーモードを判断する(ST6)。
【0059】また、上記ステップ5の判断により、時間
(t1)が時間B1より短い場合、入力制御部31は、
手入力が標準と判断し、認識への移行時間が標準(t=
Tn)の標準モードを判断する(ST7)。
【0060】これにより、一画目から二画目の移行速度
に基づいて、認識への移行時間としての認識開始タイマ
ー値(モード)を決定することができる。
【0061】また、上記一画目から二画目と同様に、二
画目から三画目、三画目から四画目などの移行速度を測
定し、認識への移行時間としての認識開始タイマー値
(モード)を決定する。
【0062】上述した時間(t1)は、一画目終了から
二画目開始までの時間である。時間A1、時間B1は、
固定値であり、たとえば、A1が0.8秒、B1が1.
0秒であり、A1≦t1≦B1が標準モードの目安とな
っている。tは、文字入力完了から認識に移行する時間
であり、Tnは、標準モード時の設定値であり、Tq
は、クイックモード時の設定値であり、Tsは、スロー
モード時の設定値であり、たとえば、Tnが1.0秒で
あり、Tqが0.7秒であり、Tsが1.5秒である。
【0063】また、各モードを判断した場合に用いるカ
ウンタが入力制御部31に設けられ、クイックモードが
判断された際、Q COUNTがカウントアップされ、
スローモードが判断された際、S COUNTがカウン
トアップされ、標準モードが判断された際、COUNT
がカウントアップされるものである。これにより、Q
OUNTはクイックモードの要因を検知した回数を計数
し、S COUNTはスローモードの要因を検知した回
数を計数し、COUNTは標準モードの要因を検知した
回数を計数する。
【0064】次に、図6を用いて、文字の訂正回数を監
視することによるモードの判断を説明する。
【0065】すなわち、入力制御部31は、当該文字の
入力が終了した際に(ST11)、この入力内容が文字
入力部32を介して文字認識部34へ出力される。これ
により、文字認識部34によって認識された文字が対話
管理部36で管理されて液晶表示部6で表示される(S
T12)。この表示がなされている際に、入力制御部3
1は、訂正ボタン43の押下げられたか否かを判断する
(ST13)。この判断により訂正ボタン43の押下げ
を判断した際に、入力制御部31は、訂正回数(M
OUNT=M COUNT+1)をカウントし(ST1
4)、このカウント値が所定回数(C1)以上か否かを
判断する(ST15)。
【0066】この判断によりカウント値が所定回数(C
1)以上を判断した際に、入力制御部31は、現在の文
字入力完了から認識に移行する時間(t)がスローモー
ド時の設定値(Ts)よりも小さいか否かを判断する
(ST16)。この判断により時間(t)が設定値(T
s)よりも小さいと判断した際に、入力制御部31は、
スローモード時の設定値(Ts)でも短すぎると判断
し、タイマー値を更に0.1秒延長する変更を判断する
(ST17)。
【0067】上記ステップ16により時間(t)が設定
値(Ts)よりも大きいと判断した際に、入力制御部3
1は、文字入力完了から認識に移行する時間(t)をス
ローモード時の設定値(Ts)への変更を判断する(S
T18)。
【0068】上記ステップ13により訂正ボタン43の
押下げが判断されなかった際に、入力制御部31は、次
の文字が入力されるか否かを判断し(ST19)、次の
文字が入力されない際にはステップ13に戻り、次の文
字が入力された際にはモードの変更なしを判断する(S
T20)。また、上記ステップ15によりカウント値が
所定回数(C1)以下を判断した際に、入力制御部31
は、モードの変更なしを判断する(ST20)。
【0069】また、上記ステップ17、18において、
スローモードの要因を検知した回数S COUNTがカ
ウントアップされる。
【0070】これにより、文字認識後に連続して訂正さ
れた場合、認識に移行するタイマー値が短すぎるため
に、文字入力途中で認識に移行したものと考え、以降の
タイマー値をSlow値(スローモード)にすることが
できる。
【0071】既にSlowモードである場合は、Slo
w値でも短すぎると判断し、タイマー値を更に延長する
ことができる。
【0072】すなわち、同一文字でC1回以上連続して
訂正されたときに、t(文字入力完了から認識に移行す
る時間)が短くて入力途中で認識に移行したと判断して
tを長く変更するものである。
【0073】次に、図7を用いて、入力の開始時間を監
視することによるモードの判断を説明する。
【0074】すなわち、入力制御部31は、ガイダンス
が表示されている状態(ST21)から一文字目の入力
開始を判断し(ST22)、この入力開始が判断された
際に、ガイダンスの表示から入力開始までの時間(t
2)が時間A2より短いか否かを判断する(ST2
3)。この判断により、時間(t2)が時間A2より短
い場合、入力制御部31は、入力開始タイミングが標準
より速いと判断し、認識への移行時間の短いクイックモ
ードを判断する(ST24)。
【0075】ただし、ステップ22の判断が行われるス
テップ21の条件としては、標準モード(t=Tn)、
標準モードのカウント値が所定回数(C2(固定値)=
3)、スローモードのカウント値が0(S COUNT
=0)、クイックモードのカウント値が0(Q COU
NT=0)となっているガイダンス表示の場合である。
【0076】また、上記ステップ23の判断により、時
間(t2)が時間A2より長い場合、入力制御部31
は、時間(t2)が、時間B2より長いか否かを判断す
る(ST25)。この判断により、時間(t2)が時間
B2より長い場合、入力制御部31は、入力開始タイミ
ングが標準より遅いと判断し、認識への移行時間の長い
スローモードを判断する(ST26)。
【0077】また、上記ステップ25の判断により、時
間(t2)が時間B2より短い場合、入力制御部31
は、入力開始タイミングが標準と判断し、認識への移行
時間が標準の標準モードを判断する(ST27)。
【0078】これにより、ガイダンスの表示から一文字
目の入力開始までの時間に基づいて、認識への移行時間
としての認識開始タイマー値(モード)を決定するがで
きる。
【0079】上述した時間(t2)は、ガイダンスの表
示から一文字目の入力開始までの時間である。時間A
2、時間B2は、固定値であり、たとえば、A2が5.
0秒、B2が10.0秒であり、A2≦t2≦B2が標
準モードの目安となっている。
【0080】また、各モードを判断した場合に用いるカ
ウンタが入力制御部31に設けられ、クイックモードが
判断された際(ST24)、Q COUNTがカウント
アップされ、スローモードが判断された際(ST2
6)、S COUNTがカウントアップされ、標準モー
ドが判断された際(ST27)、COUNTがカウント
アップされる。
【0081】これにより、標準モードの目安を外れる値
であっても、偶然の場合もあるのですぐにはモードを変
更せずに、要因の検知として上述したカウンタで計数
し、一定回数を超えたときにモード変更する。入力開始
時間に関しては、その検知のみ行う。
【0082】次に、図8を用いて、線描速度を調査する
ことによるモードの判断を説明する。
【0083】すなわち、入力制御部31は、一画目の入
力終了時に、文字入力線を描いた速度(v:文字入力線
描速度(mm/秒))を計算し(ST31)、線描速度
(v)が速度(A3)より遅いか否かを判断する(ST
32)。この判断により、線描速度(v)が速度(A
3)より遅い場合、入力制御部31は、線描速度(v)
が標準より遅いと判断し、認識への移行時間の長いスロ
ーモードを判断する(ST33)。
【0084】また、上記ステップ32の判断により、線
描速度(v)が速度(A3)より速い場合、入力制御部
31は、線描速度(v)が速度(B3)より速いか否か
を判断する(ST34)。この判断により、線描速度
(v)が速度(B3)より速い場合、入力制御部31
は、線描速度(v)が標準より速いと判断し、認識への
移行時間の短いクイックモードを判断する(ST3
5)。
【0085】また、上記ステップ34の判断により、線
描速度(v)が速度(B3)より遅い場合、入力制御部
31は、線描速度(v)が標準と判断し、認識への移行
時間が標準の標準モードを判断する(ST36)。
【0086】上述した線描速度(v)は、一画目の文字
入力線を描いた速度である。速度A3、速度B3は、固
定値であり、B3≦v≦A3が標準モードの目安となっ
ている。
【0087】また、各モードを判断した場合に用いるカ
ウンタが入力制御部31に設けられ、クイックモードが
判断された際(ST35)、Q COUNTがカウント
アップされ、スローモードが判断された際(ST3
4)、S COUNTがカウントアップされ、標準モー
ドが判断された際(ST36)、COUNTがカウント
アップされる。
【0088】これにより、標準モードの目安を外れる値
であっても、偶然の場合もあるのですぐにはモードを変
更せずに、要因の検知として上述したカウンタで計数
し、一定回数を超えたときにモード変更する。入力開始
時間に関しては、その検知のみ行う。
【0089】次に、図9を用いて、一連の取引でのモー
ドの判断を説明する。この場合、図5から図8に示す一
連の入力作業を通しての傾向により、当該取引の認識へ
移行するタイミングを判断するものとなっている。
【0090】すなわち、入力制御部31は、図7で示し
た入力の開始時間の監視により各モードを判断した回数
と(ST41)、図8で示した線描速度の調査、図5で
示した次画の入力の開始時間の監視、図6で示した文字
の訂正回数の監視により各モードを判断した回数と(S
T42)に基づいて、標準モードを判断した回数がスロ
ーモードを判断した回数よりも少ないか否か(COUN
T<S COUNT)を判断する(ST43)。
【0091】すなわち、図5の場合は、ステップ4、
6、7で各モードの回数が計数され、図6の場合は、ス
テップ17、18でスローモードの回数が計数され、図
7の場合は、ステップ24、26、27で各モードの回
数が計数され、図8の場合は、ステップ33、35、3
6で各モードの回数が計数される。
【0092】上記ステップ42、43の判断の結果、標
準モードを判断した回数がスローモードを判断した回数
よりも少ない場合、入力制御部31は、現在スローモー
ドか否かを調べ(ST44)、スローモードでない場合
に認識への移行時間をスローモードに設定し(ST4
5)、スローモードの場合に認識への移行時間をさらに
0.1秒遅いスローモードに設定する(ST46)。
【0093】また、上記ステップ43の判断の結果、標
準モードを判断した回数がスローモードを判断した回数
よりも多い場合、入力制御部31は、標準モードを判断
した回数がクイックモードを判断した回数よりも少ない
か否か(COUNT<Q COUNT)を判断する(S
T47)。この判断の結果、標準モードを判断した回数
がクイックモードを判断した回数よりも少ない場合、入
力制御部31は、現在クイックモードか否かを調べ(S
T48)、クイックモードの場合モードを変更せず(S
T49)、クイックモードでない場合に認識への移行時
間をクイックモードに設定する(ST50)。
【0094】また、上記ステップ47の判断の結果、標
準モードを判断した回数がクイックモードを判断した回
数よりも多い場合、入力制御部31は、認識への移行時
間を標準モードに設定する(ST51)。
【0095】上述したように、図5から図8のようにし
て、個々に、認識への移行時間を設定するようにしても
良い。また、図9に示すように、図5から図8の各モー
ドの判断回数の総合判定により、認識への移行時間を設
定するようにしても良い。
【0096】上記したように、各取引の開始時におい
て、初めは標準値を設定した標準モードで動作するが、
上記した各種条件によって、遅い入力者用のスロー値を
設定したスローモードまたは速い入力者用のクイック値
を設定したクイックモードで動作するように変更するよ
うにし、以下当該取引の文字入力についてはそのモード
で動作するようにしたものである。
【0097】これにより、情報入力者の入力速度に応じ
たタイミングで文字書き終了を検知し、認識に移行する
ことができる。
【0098】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、情報入力者の入力速度に応じたタイミングで文字書
き終了を検知し、認識に移行することができる情報入力
装置を提供できる。
【0099】また、情報入力者の入力速度に応じたタイ
ミングで文字書き終了を検知し、認識に移行することが
できる情報入力装置の制御プログラムが記録されている
記録媒体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の自動取引装置の概略構成
を示す図。
【図2】自動取引装置の概略構成を示すブロック図。
【図3】情報入力装置の構成を詳細に示すブロック図。
【図4】振込取引時の依頼人名入力における表示画面例
を示す図。
【図5】次画の入力の開始時間を監視することによるモ
ードの判断を説明するためのフローチャート。
【図6】文字の訂正回数を監視することによるモードの
判断を説明するためのフローチャート。
【図7】入力の開始時間を監視することによるモードの
判断を説明するためのフローチャート。
【図8】線描速度を調査することによるモードの判断を
説明するためのフローチャート。
【図9】一連の取引でのモードの判断を説明するための
フローチャート。
【符号の説明】
5…タッチパネル 6…カラー液晶表示装置 7…情報入力装置 31…入力制御部 32…文字入力部 33…指定部 34…文字認識部 35…文字認用識辞書 36…対話管理部 41…文字入力領域 42…入力内容表示エリア 43…文字訂正ボタン
フロントページの続き Fターム(参考) 5B064 AA10 AB04 BA05 DD03 DD05 DD16 FA01 5B068 AA05 AA11 BD17 BE08 CC19 CD00 CD02 DD00 DE11 5B087 AA09 AB14 AC18 AD04 AE00 CC02 CC26 DD17 DE00 DE03 DJ00 DJ05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者により文字などの筆跡を示す情報
    を直接入力させるタッチキー入力手段と、 このタッチキー入力手段により入力された文字を認識す
    る認識手段と、 この認識手段にて認識された文字を表示する表示手段
    と、 上記タッチキー入力手段により入力された文字の所定画
    目から次の画目への移行時間に基づいて、上記タッチキ
    ー入力手段による文字入力完了から上記認識手段による
    認識に移行する時間を変更する変更手段と、 を具備したことを特徴とする情報入力装置。
  2. 【請求項2】 利用者により文字などの筆跡を示す情報
    を直接入力させるタッチキー入力手段と、 このタッチキー入力手段により入力された文字を認識す
    る認識手段と、 この認識手段にて認識された文字を表示する表示手段
    と、 上記タッチキー入力手段により入力された文字の所定画
    目から次の画目への移行時間が所定範囲時間内の場合
    に、上記タッチキー入力手段による文字入力完了から上
    記認識手段による認識に移行する時間を標準時間に設定
    する第1の設定手段と、 上記タッチキー入力手段により入力された文字の所定画
    目から次の画目への移行時間が所定範囲時間よりも遅い
    場合に、上記タッチキー入力手段による文字入力完了か
    ら上記認識手段による認識に移行する時間を標準時間よ
    りも長い時間に設定する第2の設定手段と、 上記タッチキー入力手段により入力された文字の所定画
    目から次の画目への移行時間が所定範囲時間よりも速い
    場合に、上記タッチキー入力手段による文字入力完了か
    ら上記認識手段による認識に移行する時間を標準時間よ
    りも短い時間に設定する第3の設定手段と、 を具備したことを特徴とする情報入力装置。
  3. 【請求項3】 利用者により文字などの筆跡を示す情報
    を直接入力させるタッチキー入力手段と、 このタッチキー入力手段により入力された文字を認識す
    る認識手段と、 この認識手段にて認識された文字を表示する表示手段
    と、 上記認識手段により認識された同一文字に対して連続し
    て訂正が指示された場合に、上記タッチキー入力手段に
    よる文字入力完了から上記認識手段による認識に移行す
    る時間を標準時間よりも長い第1の時間に設定する第1
    の設定手段と、 この第1の設定手段により文字入力完了から上記認識手
    段による認識に移行する時間が第1の時間に設定されて
    いる状態で、上記タッチキー入力手段により入力された
    文字の所定画目から次の画目への移行時間が所定範囲時
    間よりも遅い場合に、上記タッチキー入力手段による文
    字入力完了から上記認識手段による認識に移行する時間
    を第1の時間よりも長い第2の時間に設定する第2の設
    定手段と、 を具備したことを特徴とする情報入力装置。
  4. 【請求項4】 利用者により文字などの筆跡を示す情報
    を直接入力させるタッチキー入力手段と、 このタッチキー入力手段により入力された文字を認識す
    る認識手段と、 この認識手段にて認識された文字を表示する表示手段
    と、 文字入力のガイダンスを上記表示手段により表示する第
    1の処理手段と、 この第1の処理手段によるガイダンスの表示から上記タ
    ッチキー入力手段による一文字目の入力開始までの時間
    に基づいて、上記タッチキー入力手段による文字入力完
    了から上記認識手段による認識に移行する時間を変更す
    る変更手段と、 を具備したことを特徴とする情報入力装置。
  5. 【請求項5】 利用者により文字などの筆跡を示す情報
    を直接入力させるタッチキー入力手段と、 このタッチキー入力手段により入力された文字を認識す
    る認識手段と、 この認識手段にて認識された文字を表示する表示手段
    と、 文字入力のガイダンスを上記表示手段により表示する第
    1の処理手段と、 この第1の処理手段によるガイダンスの表示から上記タ
    ッチキー入力手段による一文字目の入力開始までの時間
    が所定範囲時間内の場合に、上記タッチキー入力手段に
    よる文字入力完了から上記認識手段による認識に移行す
    る時間を標準時間に設定する第1の設定手段と、 上記第1の処理手段によるガイダンスの表示から上記タ
    ッチキー入力手段による一文字目の入力開始までの時間
    が所定範囲時間よりも遅い場合に、上記タッチキー入力
    手段による文字入力完了から上記認識手段による認識に
    移行する時間を標準時間よりも長い時間に設定する第2
    の設定手段と、 上記第1の処理手段によるガイダンスの表示から上記タ
    ッチキー入力手段による一文字目の入力開始までの時間
    が所定範囲時間よりも速い場合に、上記タッチキー入力
    手段による文字入力完了から上記認識手段による認識に
    移行する時間を標準時間よりも短い時間に設定する第3
    の設定手段と、 を具備したことを特徴とする情報入力装置。
  6. 【請求項6】 利用者により文字などの筆跡を示す情報
    を直接入力させるタッチキー入力手段と、 このタッチキー入力手段により入力された文字を認識す
    る認識手段と、 この認識手段にて認識された文字を表示する表示手段
    と、 上記タッチキー入力手段により入力された文字の一画ご
    との線描速度に基づいて、上記タッチキー入力手段によ
    る文字入力完了から上記認識手段による認識に移行する
    時間を変更する変更手段と、 を具備したことを特徴とする情報入力装置。
  7. 【請求項7】 利用者により文字などの筆跡を示す情報
    を直接入力させるタッチキー入力手段と、 このタッチキー入力手段により入力された文字を認識す
    る認識手段と、 この認識手段にて認識された文字を表示する表示手段
    と、 上記タッチキー入力手段により入力された文字の一画ご
    との線描速度が所定範囲速度内の場合に、上記タッチキ
    ー入力手段による文字入力完了から上記認識手段による
    認識に移行する時間を標準時間に設定する第1の設定手
    段と、 上記タッチキー入力手段により入力された文字の一画ご
    との線描速度が所定範囲速度よりも遅い場合に、上記タ
    ッチキー入力手段による文字入力完了から上記認識手段
    による認識に移行する時間を標準時間よりも長い時間に
    設定する第2の設定手段と、 上記タッチキー入力手段により入力された文字の一画ご
    との線描速度が所定範囲速度よりも速い場合に、上記タ
    ッチキー入力手段による文字入力完了から上記認識手段
    による認識に移行する時間を標準時間よりも短い時間に
    設定する第3の設定手段と、 を具備したことを特徴とする情報入力装置。
  8. 【請求項8】 利用者により文字などの筆跡を示す情報
    を直接入力させるタッチキー入力手段と、 このタッチキー入力手段により入力された文字を認識す
    る認識手段と、 この認識手段にて認識された文字を表示する表示手段
    と、 上記タッチキー入力手段により入力された文字の所定画
    目から次の画目への移行時間に基づいて、上記タッチキ
    ー入力手段による文字入力完了から上記認識手段による
    認識に移行する時間が、標準時間か、標準時間よりも長
    い時間か、標準時間よりも短い時間かを判断する第1の
    判断手段と、 上記認識手段により認識された同一文字に対して連続し
    て訂正が指示された場合に、上記タッチキー入力手段に
    よる文字入力完了から上記認識手段による認識に移行す
    る時間を標準時間よりも長い時間と判断する第2の判断
    手段と、 文字入力のガイダンスを上記表示手段により表示する第
    1の処理手段と、 この第1の処理手段によるガイダンスの表示から上記タ
    ッチキー入力手段による一文字目の入力開始までの時間
    に基づいて、上記タッチキー入力手段による文字入力完
    了から上記認識手段による認識に移行する時間が、標準
    時間か、標準時間よりも長い時間か、標準時間よりも短
    い時間かを判断する第3の判断手段と、 上記タッチキー入力手段により入力された文字の一画ご
    との線描速度に基づいて、上記タッチキー入力手段によ
    る文字入力完了から上記認識手段による認識に移行する
    時間が、標準時間か、標準時間よりも長い時間か、標準
    時間よりも短い時間かを判断する第4の判断手段と、 上記第1から第4の判断手段による各時間の判断回数を
    計数する計数手段と、 この計数手段により計数された各時間ごとの判断回数に
    基づいて、上記タッチキー入力手段による文字入力完了
    から上記認識手段による認識に移行する時間を、標準時
    間、標準時間よりも長い時間、標準時間よりも短い時間
    のいずれかに選択的に設定する設定手段と、 を具備したことを特徴とする情報入力装置。
  9. 【請求項9】 利用者により文字などの筆跡を示す情報
    を直接入力させるタッチキー入力手段と、 このタッチキー入力手段により入力された文字を認識す
    る認識手段と、 この認識手段にて認識された文字を表示する表示手段
    と、 上記タッチキー入力手段により入力された文字の所定画
    目から次の画目への移行時間に基づいて、上記タッチキ
    ー入力手段による文字入力完了から上記認識手段による
    認識に移行する時間が、標準時間か、標準時間よりも長
    い時間か、標準時間よりも短い時間かを判断する第1の
    判断手段と、 上記認識手段により認識された同一文字に対して連続し
    て訂正が指示された場合に、上記タッチキー入力手段に
    よる文字入力完了から上記認識手段による認識に移行す
    る時間を標準時間よりも長い時間と判断する第2の判断
    手段と、 文字入力のガイダンスを上記表示手段により表示する第
    1の処理手段と、 この第1の処理手段によるガイダンスの表示から上記タ
    ッチキー入力手段による一文字目の入力開始までの時間
    に基づいて、上記タッチキー入力手段による文字入力完
    了から上記認識手段による認識に移行する時間が、標準
    時間か、標準時間よりも長い時間か、標準時間よりも短
    い時間かを判断する第3の判断手段と、 上記タッチキー入力手段により入力された文字の一画ご
    との線描速度に基づいて、上記タッチキー入力手段によ
    る文字入力完了から上記認識手段による認識に移行する
    時間が、標準時間か、標準時間よりも長い時間か、標準
    時間よりも短い時間かを判断する第4の判断手段と、 上記第1から第4の判断手段による各時間の判断回数を
    計数する計数手段と、 この計数手段により計数された標準時間の判断回数より
    も標準時間よりも長い時間の判断回数の方が多い場合
    に、上記タッチキー入力手段による文字入力完了から上
    記認識手段による認識に移行する時間を、標準時間より
    も長い時間に設定する第1の設定手段と、 上記計数手段により計数された標準時間の判断回数より
    も標準時間よりも長い時間の判断回数の方が少なく、か
    つ上記計数手段により計数された標準時間の判断回数よ
    りも標準時間よりも短い時間の判断回数の方が多い場合
    に、上記タッチキー入力手段による文字入力完了から上
    記認識手段による認識に移行する時間を、標準時間より
    も短い時間に設定する第2の設定手段と、 上記計数手段により計数された標準時間の判断回数が標
    準時間よりも長い時間の判断回数や標準時間よりも短い
    時間の判断回数よりも多い場合に、上記タッチキー入力
    手段による文字入力完了から上記認識手段による認識に
    移行する時間を、標準時間に設定する第3の設定手段
    と、 を具備したことを特徴とする情報入力装置。
  10. 【請求項10】 利用者により文字などの筆跡を示す情
    報を直接入力させるタッチキー入力手段と、 このタッチキー入力手段により入力された文字を認識す
    る認識手段と、 この認識手段にて認識された文字を表示する表示手段と
    からなる情報入力装置に用いられる記録媒体において、 上記タッチキー入力手段により入力された文字の所定画
    目から次の画目への移行時間に基づいて、上記タッチキ
    ー入力手段による文字入力完了から上記認識手段による
    認識に移行する時間を変更する制御プログラムを有する
    ことを特徴とする記録媒体。
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Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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