JP2000247892A - 製剤組成物 - Google Patents
製剤組成物Info
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Abstract
れる製剤組成物を提供する。 【解決手段】 製剤組成物の調製用水として水道水等の
汎用の水ではなく、特殊電解還元性イオン水が使用され
る。 【効果】 上記の特殊電解還元性イオン水は高機能水で
あり、持続性の殺菌・防黴作用、油類の乳化作用、洗浄
作用、帯電防止作用、消臭作用等を有しているので、各
種の製剤設計の適用を可能にする。
Description
及び医薬品等の製剤組成物に係る。
る場合には、一般に水が使用される。通常これらの製剤
組成物の調製に使用される水としては水道水、井戸水、
湧水、精製水等である。
の水は製剤組成物の調製に際して、殆どの場合に水溶性
又は油溶性の有機物質と共に使用される。この有機物質
とは、その生理活性を利用するためのものであり動物の
臓器からの抽出物や、植物の葉、花、茎及び根等の天然
素材からの抽出物であることも多い。
剤組成物を長期に亘って保存する場合には微生物や黴の
発生するのを避けることができない。これを防止するた
めに、製剤組成物の調製においては種々の殺菌剤や防腐
剤を配合しているのが通例である。
腐剤の内には、皮膚に対する安全性が充分に確認されて
いるとは言い難いものも見受けられ、使用者によっては
皮膚刺激反応やアレルギー反応を示す場合があり、必ず
しも安全とは言い難く、殊に長期に亘って連用される化
粧品類等については充分に安全であることが肝要であ
る。
一切含有していないものも存在するが、開封乃至開栓か
らの可使期間が1週間程度と短く、これは需要者に不都
合であり、又この可使期間が製剤組成物の完全な安全性
を保証しているものとは言い難いのが実状である。
や防黴性において優れており且つ使用安全性が高い製剤
組成物を提供することにある。
電気分解し、特殊な隔膜装置を使用して通電・加圧して
得られる、物理的に電子を過剰にした特殊なアルカリイ
オン水であって、本出願人会社の一方であるニッセキ株
式会社が発売している「マルチクリーナー S−100
及び GE−100」が無毒であって安全性が高く、優
れた洗浄力を示すと共に殺菌、防黴効果を有し、その効
果が長時間持続すると云う高機能水であることに着目し
て、これらを製剤組成物調製用の水として使用すべく鋭
意検討を重ねた。
響を調べた処、大腸菌、緑膿菌、サルモネラ菌、黄色ブ
ドウ球菌等に対して優れた殺菌効果を示すことが判明し
た。又、pH、酸化還元電位及び外観変化を長期間観察
したところ、経時的な変化が全く見られないことが確認
され、本発明の端緒を得た。
シラノール誘導体を添加してゲル状の外用剤を調製し、
室温において3ヶ月間に亘り、その外観変化及び一般生
菌数、大腸菌数を測定した。その結果、外観変化が全く
なく、生菌数の測定においても有意な制菌効果を有する
ことが確認された。
油を添加して攪拌した処、界面活性剤を何等使用しなく
とも種々の油を乳化分散せしめ得ることが確認され、製
剤開発をする上で極めて有用であることが判明した。
成物の調製に使用される上記の特殊電解還元性イオン水
について洗浄力、消臭効果、帯電防止効果等についても
検討を行った処、これらについても優れた効果が認めら
れ、製剤組成物調製用の水として極めて有用であること
が判明した。
S−100は液体であり、該S−100の製法の一部を
変更することにより得られるGE−100は常態におい
てはゲル状態であり、振動を与えると粘性が低下し、通
常の液体として取り扱えることができる。従ってGE−
100を使用する場合には、増粘性成分を何等添加する
ことなしにゲル状の製剤組成物を調製でき、この製剤組
成物をスプレー式容器に充填しても何ら支障がないと云
う利点を有することが確認され、処方設計上極めて有用
性が高いことが示唆された。
特殊電解還元性イオン水を含有していることを特徴とし
ている。
外品又は医薬品であることができる。
状、軟膏状、乳液状、ゲル状又は液状であることができ
る。
品」とは、ヒトの身体を清潔にし、美化し、魅力を増
し、容貌を変え、又は皮膚もしくは毛髪を健やかに保つ
ために使用されるものを指称する。
外品」とは、薬事法第一章第二条第二項に規定されてい
る目的で使用されるもので、人体に対する作用が緩和な
ものを指称する。
品」とは、専らヒト又は動物の疾病の診断、治療又は予
防に使用することを目的とするものを指称する。
ム状」とは水中油型、油中水型、水中油中水型又は油中
水中油型に乳化されたものであって、比較的粘性の高い
ものを指称し、この組成物は安全性が保証された無機や
有機の顔料を含有していることができる。
か、僅かに含有している油性のワセリン様の状態のもの
を指称し、この組成物は安全性の保証された無機や有機
の顔料を含有していることができる。
中油中水型又は油中水中油型に乳化されており、比較的
粘性が低く流動性を示す状態のものを指称し、この組成
物は安全性が保証された無機や有機の顔料を含有してい
ることができる。
流動性を有する低粘性から流動性のない高粘性の状態の
ものを指称する。
性を殆ど有しない水に近い状態のものを指称する。
品製剤として具体的なものとしてはスキンクリーム、洗
顔クリーム、化粧乳液、化粧水、ローション、美容液、
メイクアップ落とし、液体ファンデーション、プレスト
パウダー、口紅、リップグロス、シャンプー、ボディー
ソープ、石鹸、液体洗浄剤、リンス、トリートメント等
を例示することができる。
は浴用剤、日焼け止め剤(クリーム、乳液、化粧水、パ
ック等)、腋臭防止剤、口中清涼剤、育毛剤、薬用歯磨
き、パーマネントウェーブ剤、ゲル状芳香剤、バスクリ
ーナー、清浄用綿類、殺菌洗浄剤、コンタクトレンズ保
存液、眼鏡クリーナー、昆虫忌避剤等を例示することが
できる。
アゾール剤、液剤、眼軟膏剤、懸濁剤、乳剤、点眼剤、
軟膏剤、パップ剤、リニメント剤、ローション剤等を例
示することができる。
がら、従来から化粧品、医薬部外品及び医薬品に使用さ
れている添加物、例えば界面活性剤、動植物油脂、脂肪
酸エステル、高級アルコール、高級脂肪酸、多価アルコ
ール、ワックス、合成又は天然の高分子、防腐剤、顔料
及び色素、香料、生理活性物質等を、その配合により本
発明の効果を損なわない範囲内で使用することができ
る。
は、例えばソルビタン脂肪酸エステル類、エチレングリ
コール脂肪酸エステル類、プロピレングリコール脂肪酸
エステル類、グリセリン脂肪酸エステル類、ポリグリセ
リン脂肪酸エステル類、蔗糖脂肪酸エステル類、メチル
グルコシド脂肪酸エステル類、アルキルグリセリルエー
テル類、トリアルキルリン酸類等の親油性非イオン界面
活性剤を例示することができる。一方、親水性非イオン
界面活性剤の具体例としては、例えばポリグリセリン脂
肪酸エステル類、ポリオキシエチレンアルキルエーテル
類、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル類、ポリオキシ
エチレングリセリン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチ
レンソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレン
アルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレン・ポ
リオキシプロピレンエーテル類、ポリオキシエチレン・
ポリオキシプロピレンアルキルエーテル類、ポリオキシ
エチレン動植物油脂類、ポリオキシエチレン硬化動物油
脂類、ポリオキシエチレンアルキルアミン類、ポリオキ
シエチレン脂肪酸アミド類、脂肪酸アルカノールアミド
類、ポリオキシエチレンメチルグルコシド脂肪酸エステ
ル類、蔗糖脂肪酸エステル類、アルキルアミンオキシド
類等を例示することができる。又、陰イオン界面活性剤
の具体例としては、例えば脂肪酸石鹸、アルキル硫酸エ
ステル塩類、アルキルエーテル硫酸エステル塩類、高級
脂肪酸アミドスルホン酸塩類、アルキルリン酸エステル
塩類、アルキルエーテルリン酸エステル塩類、スルホコ
ハク酸塩類、アルキルスルホン酸塩類、アルキルエーテ
ルカルボン酸塩類、アシルアミノ酸塩類、オレフィンス
ルホン酸塩類等を例示することができる。更に、陽イオ
ン界面活性剤の具体例としては、例えばアルキルトリメ
チルアンモニウム塩類、ジアルキルジメチルアンモニウ
ム塩類、アルキルベンジルアンモニウム塩類、アルキル
ピリジニウム塩類、アルキルベンゼトニウム塩類等のを
例示することができる。更に又、両性界面活性剤の具体
例としては、例えば、イミダゾリン系両性界面活性剤
類、アルキルベタイン類、アルキルアミノ酢酸ベタイン
類、スルホベタイン類、アミドベタイン類等を例示する
ことができる。
モンド油、アボガド油、アンズ核油、オリーブ油、キリ
油、グレープシード油、牛脂、牛骨髄脂、小麦胚芽油、
コメヌカ油、サザンカ油、サフラワー油、スクワラン、
ツバキ油、豚脂、ナタネ油、ヒマワリ油、ヒマシ油、馬
油、パーム油、パーム核油、プリスタン、ホホバ油、マ
カダミアナッツ油、ミンク油、綿実油、ヤシ油、ローズ
ヒップ油、オゾケライト、カカオ脂等を例示することが
できる。
ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピ
ル、イソステアリン酸イソステアリル、オクタン酸セチ
ル、ステアリン酸ブチル、ミリスチン酸オクチルドデシ
ル、ミリスチン酸ブチル、オレイン酸エチル、ミリスチ
ン酸ミリスチル、パルミチン酸セチル、ミリスチン酸イ
ソセチル、ステアリン酸イソセチル、パルミチン酸イソ
ステアリル、イソステアリン酸イソセチル、ラウリン酸
ヘキシル、ステアリン酸コレステリル、乳酸セチル、セ
バシン酸ジエチル、セバシン酸ジイソプロピル、アジピ
ン酸ジイソプロピル、モノカプリル酸プロピレングリコ
ール、ジカプリル酸プロピレングリコール、トリオクタ
ン酸グリセリル、トリカプリル酸グリセリル、トリベヘ
ニン酸グリセリル、トリイソステリン酸トリメチロール
プロパン、トリオクタン酸ペンタエリスリトール、モノ
ステアリン酸バチル等を例示することができる。
ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルア
ルコール、ヘキシルデカノール、ステアリルアルコー
ル、オレイルアルコール、セトステアリルアルコール、
バチルアルコール、セラキルアルコール、ベヘニルアル
コール、オクチルドデカノール、コレステロール、フィ
トステロール、ホホバアルコール等を例示することがで
きる。
リン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、
オレイン酸、ベヘニン酸、12−ヒドロキシステアリン
酸、リノール酸、リノレン酸、ヤシ油脂肪酸、ヒマシ油
脂肪酸等を例示することができる。
エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリ
ン、ブチレングリコール、ポリグリセリン類、トリメチ
ロールプロパン、ペンタエリスリトール等を例示するこ
とができる。
ィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、カルナ
ウバロウ、キャンデリラロウ、鯨ロウ、米糠ロウ、セレ
シンロウ、ミツロウ、モクロウ、モンタンロウ、硬化ヒ
マシ油、水素添加ホホバ油、硬化牛脂等を例示すること
ができる。
えばポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウ
ム、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマ
ー、高分子量ポリエチレングリコール、メチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、エチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
ロース、カルボキシメチルセルロース、微結晶セルロー
ス、カルボキシメチルデンプン、リン酸化デンプン、ア
ラビアガム、アルギン酸、アルブミン、カゼイン、グア
ガム、カラギーナン、カンテン、キサンタンガム、コラ
ーゲン、デキストラン、デンプン、ペクチン、マルメロ
等を例示することができる。
ラベン、プロピルパラベン、イソプロピルパラベン、ブ
チルパラベン、フェノキシエタノール等を例示すること
ができる。
化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、無水ケイ酸、、酸化アル
ミニウム、タルク、カオリン、セリサイト、炭酸カルシ
ウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、硫酸マグネ
シウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ
酸アルミニウム、ハイドロキシアパタイト、群青、紺
青、カーボンブラック等の無機顔料類、ステアリン酸ア
ルミニウム、ステアリン酸カルシウム等の金属石鹸類、
アルミニウム粉等の金属粉末類、雲母チタン、オキシ塩
化ビスマス、魚鱗箔、真珠貝粉末等のパール顔料類、ア
ゾ系顔料、インジゴ系顔料、フタロシアニン系顔料等の
有機顔料類、赤色201号、赤色202号、赤色203
号、赤色204号、赤色205号、赤色206号、赤色
207号、赤色208号、赤色218号、赤色219
号、赤色220号、赤色221号、赤色223号、赤色
225号、赤色226号、赤色227号、赤色228
号、赤色401号、赤色504号、赤色405号、赤色
506号、だいだい色201号、だいだい色205号、
だいだい色206号、だいだい色207号、だいだい色
401号、黄色201号、黄色203号、黄色204
号、黄色401号、青色201号、青色204号、緑色
202号、緑色401号等のタール色素類、赤色2号、
赤色3号、赤色102号、赤色104号、赤色106
号、赤色227号、赤色230号、赤色231号、だい
だい色205号、だいだい色207号、黄色4号、黄色
5号、黄色202号、黄色203号、黄色403号、黄
色407号、だいだい色205号、だいだい色207
号、青色1号、青色2号、青色404号、緑色201
号、緑色204号、紫色401号、黒色401号等のレ
ーキ顔料類、β−カロチン、カンタキサンチン、カルサ
ミン、ルチン、コチニール、アリザリン、クロロフィ
ル、クルクミン等の天然色素類を例示することができ
る。
して本発明を更に詳細に且つ具体的に説明する。尚、下
記の試験例及び実施例において使用された特殊電解還元
性イオン水の内で「S−100」の外観等は下記の通り
である。 外観 :無色透明液体 臭気 :なし pH(20℃) :12.0−12.4 比重(20℃) :1.002 鉄 :1ppm以下 ヒ素 :0.05ppm以下 鉛 :0.05ppm以下 フェノール類 :0.005ppm以下 一般生菌数 :100個/ml以下 大腸菌群 :検出せず
100を採取し、又他社のアルカリイオン水1及び2を
対照液として採取し、これらを室温にて放置し、そのp
H変化、酸化還元電位変化及び外観変化を経日的に測定
した。尚、pH測定にはHORIBA、pH/10N
メーター、モデルF24を使用し、外観変 化は肉眼で
観察され、3者間に有意の差は認められなかったが、p
H変化および酸化還元電位変化は下記の表1に示されて
いる通りであり他社品よりもS−100が明らかに穏や
かであり、安定性において優れていることが判明した。
法”を使用し、保存温度は25℃に設定した。対照とし
ては滅菌精製水を使用し、試験開始時に対照の生菌数を
測定し、開始時の値とした。結果は下記の表2に示され
ている通りであり、被験水であるS−100は何れの菌
に対しても、対照と比較する場合に制菌作用において有
意に優れていることが確認された。
性試験を実施した。試験条件は以下の通りである。 試験魚 :ヒメダカ(平均体長 3.0cm、平
均体重 0.24g) 順化条件 :試験前14日間、試験条件と同一の水
質(希釈水)、温度、照明条件で飼育して順化させた。
尚、順化期間中の試験魚の死亡率は5%以下であった 1群魚数 :10尾 水温 :23±1℃ 照明 :14時間/日 試験容器 :丸形ガラス製水槽 希釈水 :自然放置により残留塩素を除去した水
道水(pH7.9) 試験水の調製 :S−100を希釈水に添加して各濃度
の被験水を調製した。 対照区は希釈水のみとした。 測定 :各試験区における試験魚の挙動を観察
し、24、48、72及び96時間後の死亡数を記録し
た。
0000ppmに設定されたが、試験区および対照区に
おける死亡例は0であった。従って、0%死亡率は10
0000mg/l以上であり、体重当りでは、218.
341g/g以上となるので、S−100は実質的には
毒性を呈さないことが立証された。
他社のアルカリイオン水を対照水1及び2とし、又界面
活性剤を主体とする市販の台所用洗剤を標準品として、
これらの洗浄力をJIS K3362(合成洗剤試験方
法)の7.2(台所用合成洗剤)の洗浄力評価法に準じ
て比較評価した。
びオイルレッドの混合物)を付着させたガラス片を装着
した洗浄力試験器(回転数250±10rpm)を使用
して3分間洗浄した後、1分間濯ぎを行い、次いで室温
で1昼夜風乾した。ガラス片をクロロホルム溶液に浸
し、クロロホルム溶液の赤色の程度(汚れ落ちの程度)
を標準品により処理した場合と目視で比較することによ
り評価が行われた。結果は下記の表3に示されている通
りであり、S−100は標準液と殆ど差がない洗浄力を
有することが判明した。
て、洗い−濯ぎ−脱水−自然乾燥を行った試料(ポリエ
ステル100%)に、試料水(被験水としてのS−10
0、対照水としての試験例1において用いられた他社の
アルカリイオン水1及び2並びに市販の純水)を20m
l/m2吹きつけて、1時間熱風(70℃)乾燥した。
その後24時間調湿し(温度20±5℃、相対湿度40
%以下)、ポリエチレン袋に封入し試料の調製を行っ
た。試料を回転式摩擦装置に入れ、60±10℃のドラ
ムで15分間運転した。絶縁性手袋でドラムより試料を
取り出し、帯電電荷量測定装置のファラデーゲージに投
入し、電位差計の数値V(v)を読み、帯電電荷量Q
(C)を求めた。なお、試料に帯電している静電気は、
1回ごとに自己放電式除電器を用いて除電した。結果は
下記の表4に示されている通りであって、S−100は
帯電防止効果において優れていることが判明した。
の試験例1において用いられた他社のアルカリイオン水
1及び2)1gを容器に秤取し、密栓し、メチルメルカ
プタン50μlをガスタイトシリンジを用いて密栓した
容器に注入し、振盪しながら室温で放置した。経時的に
容器内のガスをガスクロマトグラムへ注入した。同様の
方法でブランクテストを行い、得られたガスクロマトグ
ラム上のピーク高さを測定し、ブランクを100として
試料の各測定時刻における残存率を測定した。結果は下
記の表5に示されている通りであり、S−100は消臭
効果において極めて優れていることが判明した。
成分を混合し、攪拌しながら加熱し均一にする。これに
エタノールを添加し充分に加えて良く混合した後にS−
100を更に添加して混合することにより均一な溶液と
なす。
に分散させ放置する。次いで、緩く攪拌しながら他の成
分を添加する。
る。
る。攪拌しながら、75℃に加熱したカーボポール水溶
液を75℃に加熱した APIFIL とエステルとの混合物に
添加する。次に、水酸化ナトリウム水溶液を添加してp
Hを約7に調整する。攪拌しながら冷却し、30℃で他
の成分を加えて完全に冷却する。
に分散させ、静置する。攪拌しながら、75℃に加熱し
たヒドロキシエチルセルロース水溶液を75℃に加熱し
た乳化剤と油相に加える。75℃に2〜3分保持し、攪
拌しながら冷却し、30℃で他の成分を加え完全に冷却
する。
する。CMCとケイ酸マグネシウムアルミニウムを予め
混合しておき、急速攪拌しながら加熱S−100に添加
する。A相の残余の成分を予め混合しておき、緩く攪拌
しながら、CMCとケイ酸マグネシウムアルミニウムと
を含有するS−100溶液に添加し、75℃で20分間
混合する。高速ホモミキサーで攪拌しながら、75℃で
B相成分をA相に加え、30分間攪拌する。攪拌しなが
らC相成分を80℃に加熱し、緩く攪拌しながら80℃
でA+B相に徐々に添加する。20分間攪拌した後に、
攪拌しながら75℃まで冷却させ、次いでD相成分を添
加してpHを約7に調整し、室温まで冷却する。
混練して均一にする(混練回数 : 3回)。B相成分を
A相に添加する。急速攪拌しながら、85℃に加熱した
C相成分を85℃に加熱した(A+B)相に添加し、攪
拌しながら冷却する。
混合し均一にする。次いで、香料とエタノールを添加し
て混合する。
一にする。
セルロースを溶解した後、残余の成分を添加して混合し
均一にする。
攪拌する。
攪拌する。
外の成分を混合し、加熱しながら攪拌し、次いで水酸化
カリウムの水溶液を添加する。均一になるまで攪拌し冷
却する。
加熱しながら混合し均一にする。次いで、攪拌しながら
冷却し、室温に至った時点で植物抽出物を添加して混合
する。
攪拌しながら均一にする。この混合物を攪拌しながらS
−100を添加して混合する。
散させて静置する。これにトリエタノールアミン以外の
成分を添加し攪拌して均一にする。次いで、トリエタノ
ールアミンを添加してpHを約7に調整する。
性イオン水であるS−100及び(又は)GE−100
を含有している。これらのS−100及びGE−100
は持続性の殺菌及び防黴作用、油の乳化作用、洗浄作
用、消臭作用、帯電防止作用等を有する高機能水であっ
て製剤組成物調製用の水として極めて優れており、例え
ば乳化作用を利用すれば、界面活性剤を使用する必要性
がなくなる。殊に、GE−100は常態ではゲル状であ
り、振動を与えると粘度が低下して液状となり、放置す
れば直ぐにゲル常態に復帰する性質を有しており、GE
−100を使用すれば、格別のゲル化剤を使用しなくと
もゲル状製剤を調製することができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 特殊電解還元性イオン水又はそのゲル状
物質を含有していることを特徴とする、製剤組成物。 - 【請求項2】 化粧品、医薬部外品又は医薬品であるこ
とを特徴とする、請求項1に記載の製剤組成物。 - 【請求項3】 剤型がクリーム状、軟膏状、乳液状、ゲ
ル状又は液状であることを特徴とする、請求項1又は2
に記載の製剤組成物。
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JP05058099A JP5275532B2 (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 製剤組成物 |
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---|---|---|---|
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JP (1) | JP5275532B2 (ja) |
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