JP2000247871A - 網膜または硝子体への薬物放出制御システム - Google Patents

網膜または硝子体への薬物放出制御システム

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JP2000247871A
JP2000247871A JP11096768A JP9676899A JP2000247871A JP 2000247871 A JP2000247871 A JP 2000247871A JP 11096768 A JP11096768 A JP 11096768A JP 9676899 A JP9676899 A JP 9676899A JP 2000247871 A JP2000247871 A JP 2000247871A
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Yuichiro Ogura
祐一郎 小椋
Eiji Sakurai
英二 桜井
Toshinori Ozeki
年則 尾関
Noriyuki Kuno
紀之 久納
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 薬物を含有させた粒子径200nm以
下、好ましくは50〜200nmのナノスフェアーを投
与する網膜または硝子体への薬物放出制御システムであ
る。ナノスフェアーは、ポリ乳酸または乳酸共重合体等
の生体分解性高分子で形成されている。薬物は、網膜も
しくは硝子体疾患の治療または予防のための薬物であ
り、たとえば抗炎症剤、免疫抑制剤、抗ウイルス剤、抗
菌剤、抗真菌剤である。 【効果】 小さい粒子径を有するナノスフェアーを投与
することで、網膜または硝子体での薬効の持続性を向上
させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、網膜または硝子体
への薬物放出制御システムに関するものであって、薬物
放出制御により、網膜または硝子体での薬効の持続性の
向上を目的とするものである。
【0002】
【従来の技術】網膜、硝子体等の内眼部における疾患に
は難治性疾患が多く、その効果的な治療法の開発が望ま
れている。眼疾患に対しては、薬物を点眼投与により治
療するのがもっとも一般的であるが、網膜、硝子体等の
内眼部へは薬物がほとんど移行しない。このことが、内
眼部における疾患の治療をより困難にしている。全身投
与された薬物の眼内移行は血液−眼関門により制限され
るため、有効濃度になるほど薬物を移行させることは困
難である。
【0003】そこで、薬物を直接内眼部に投与する方法
が試みられ、例えば、薬物を含有させたリポソームやマ
イクロスフェアーを硝子体等の内眼部へ投与する技術が
報告されている。しかしながら、リポソームは薬物の放
出制御が容易ではなく、またリポソームやマイクロスフ
ェアーでは粒子径が大きいので硝子体内における透明性
の維持に問題があり、より粒子径の小さいナノスフェア
ーやナノカプセルに薬物を含有させ、硝子体投与する研
究がなされている。例えば、直径1μm以下の球状粒子
を含む医薬キャリアーシステム(特表平6−50836
9)やナノカプセルを含有する眼病用製剤の硝子体への
投与(特開平4−221322)についての報告がなさ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、どの様
な粒子径のナノスフェアーを用いれば薬物の効果的放出
制御が可能になるかについての研究報告はなく、またナ
ノスフェアーの網膜への移行についての研究報告もな
い。
【0005】ナノスフェアーは内眼部への薬物放出制御
をする手段として非常に有用なものであるが、それを実
際の医療に適用するには、適切な粒子径を見出す必要性
があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者はナノ
スフェアーの粒子径に焦点を当て、網膜または硝子体へ
の薬物放出制御システムについて鋭意研究をした結果、
硝子体内に投与されたナノスフェアーは、その粒子径が
小さいほど、網膜または硝子体に長期間残存し、特に、
粒子径200nm以下のナノスフェアーは、薬物を含有
した状態で網膜内に取り込まれ、網膜内に長期間残存す
ることにより、網膜内での薬物放出制御が可能になるこ
とを見出した。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、薬物を含有させた粒子
径200nm以下のナノスフェアーを投与することを特
徴とする網膜または硝子体への薬物放出制御システムに
関するものであり、その技術的特徴は、小さい粒子径を
有するナノスフェアーを投与することで、網膜または硝
子体での薬効の持続性を向上させることにあり、特に、
網膜内における薬効の持続性を向上させることにある。
【0008】本発明における薬物放出制御システムと
は、薬物をターゲット部位(網膜または硝子体)に効率
よく送達し、薬効を持続的に発揮可能にさせるシステム
である。
【0009】本発明におけるナノスフェアーの粒子径は
200nm以下であればよく、その下限については特に
制限はないが、あまり小さすぎると製造上の制約もあっ
て50〜200nmの範囲の粒子径が好ましい。
【0010】本発明におけるナノスフェアーを形成する
材料は、生体分解性高分子であればよく、特に制限はな
いが、具体例としては、ポリ乳酸、乳酸共重合体、ポリ
アミノ酸、ヒアルロン酸、コラーゲン、ゼラチン、アル
ブミン等の生体分解性高分子などが挙げられる。好まし
い例は、ポリ乳酸または乳酸−グリコール酸共重合体で
ある。尚、上記の乳酸単位成分としては、L体、D体ま
たはDL体を用いることができる。
【0011】また、これらの生体分解性高分子の分子量
については、特に制限はないが、ナノスフェアーに含有
させる薬物の種類、薬物の必要有効濃度、薬物の放出期
間などにより適宜選択できる。
【0012】本発明の薬物放出制御システムは、網膜や
硝子体の種々の疾患の治療または予防に用いられる。具
体的疾患としては、種々の原因による内眼部炎症、ウイ
ルスや細菌の感染症、新生血管や網膜細胞の増殖変化を
伴った増殖性硝子体網膜症、種々の原因による網膜出
血、網膜剥離、網膜芽細胞種などが挙げられる。ナノス
フェアーに含有させる薬物については特に制限はなく、
対象疾患に適した薬物を選択することができる。例え
ば、内眼部手術に伴う炎症の場合には、リン酸ベタメタ
ゾン等の抗炎症剤が、自己免疫性ブドウ膜炎の場合に
は、シクロスポリン等の免疫抑制剤が、ウイルス性感染
症の場合にはガンシクロビル等の抗ウィルス剤が、術後
感染症の場合にはオフロキサシン等の抗菌剤が、増殖性
硝子体網膜症の場合には塩酸ドキソルビシン、カルムス
チン等が用いられる。また、ナノスフェアーに含有する
薬物量は薬物の種類、薬物の必要有効濃度、薬物の放出
期間、症状等に応じて適宜増減すればよい。通常は、薬
物はナノスフェアーの0.01〜10重量%、好ましく
は、0.1〜5重量%であるが、薬物の含有量は徐放効
果と治療に必要な量とのバランスを考慮し決めることが
できる。
【0013】本発明のナノスフェアーは公知の界面沈着
法や界面反応法を用いて製造することができる。より詳
しく説明すると、界面沈着法である液中乾燥法(J.C
ontrol.Release,,343−352
(1985)、J.Controlled.Relea
se,36,1095−1103(1988))等、界
面反応法である界面重合法(Int.J.Pher
m.,28,125−132(1986))、 自己乳
化溶媒拡散法(J.Control.Release,
25,89−98(1993))等を用いてナノスフェ
アーを製造することができ、これらの製造法よりナノス
フェアーの粒子径や含有する薬物の種類、性質や含有量
などを考慮し、適当な製造法を適宜選択すればよい。
【0014】本発明のナノスフェアーの具体的な製造例
として、薬物として増殖性硝子体網膜症治療剤であるカ
ルムスチンを含有し、ナノスフェアーの材料としてポリ
乳酸を用いたナノスフェアーの製造例、薬物として抗炎
症剤であるリン酸ベタメタゾンを含有し、ナノスフェア
ーの材料として乳酸−グリコール酸共重合体を用いたナ
ノスフェアーの製造例を後述の実施例に示す。
【0015】本発明の効果は、後述の眼内残存性試験で
詳細に説明するが、実際に薬物含有ナノスフェアーを用
い、微量の組織移行を追跡することは、測定技術上困難
であるので、薬物の代わりに蛍光色素を含有したナノス
フェアーを用いて、各種粒子径における内眼部での残存
性について検討を行った。また、その組織学的評価を行
ったところ、ナノスフェアーはその粒子径が小さくなる
ほど長期間内眼部に存在し、粒子径200nm以下のナ
ノスフェアーが網膜内部に取り込まれることを見出し
た。
【0016】この試験結果は、ナノスフェアーの粒子径
をコントロールすることで、網膜または硝子体での薬効
の持続性を格段に向上させるだけでなく、ナノスフェア
ーの粒子径を200nm以下とすることで、薬物を含有
した状態でナノスフェアーを網膜内部に取り込ませるこ
とができることを示し、網膜内において長期間にわたり
薬剤放出制御が可能であることも示している。
【0017】さらに、ターゲット部位(網膜)に効率よ
く薬物を送達することにより、薬物の配合量も低減で
き、副作用の軽減効果も期待できる。
【0018】本発明の薬物放出制御システムにおけるナ
ノスフェアーは、注射、輸液等の硝子体に導入可能な各
種方法で投与される。また、硝子体内投与における汎用
される処方により、その投与方法に適した剤形に調製で
きる。例えば、注射剤であれば、具体的調製例を実施例
の項で説明するが、上記の製造法で製造した薬物含有ナ
ノスフェアーをBSS(Balanced Salt
Solution)溶液に分散させることで調製でき
る。
【0019】つぎに、本発明の実施例を幾つか挙げる
が、これらの実施例は本発明の理解を助けるためのもの
であって、発明の範囲を限定するものではない。
【0020】
【実施例】1.薬物含有ナノスフェアーの製造方法:本
発明の薬物放出制御システムに使用できるナノスフェア
ーの具体的製造例を以下に示す。なお、本方法は、自己
乳化溶媒拡散法(J.Control.Releas
e,25,89−98(1993))に準じた製造法で
ある。
【0021】製造例1 (カルムスチン含有ポリ乳酸ナノスフェアー)カルムス
チン(10mg)および重量平均分子量85,000の
ポリ乳酸(100mg)をジクロロメタン(0.5m
l)に溶解する。これにアセトン(40ml)を加え十
分混和する。この溶液を撹拌しているポリビニルアルコ
ール水溶液(2w/v%,50ml)中に滴下する。こ
の混合物を減圧下2時間攪拌し、メンブランフィルター
(孔径1μm)を使用し、ろ過する。ろ液を1時間、超
遠心分離(156,000×g)し、ナノスフェアーを
沈殿させる。得られるナノスフェアーに精製水を適量加
え、再分散させ、再度超遠心分離を行うことにより、ナ
ノスフェアーを洗浄する。この洗浄操作を2回繰り返
す。最終的に得られる沈殿物を精製水(10ml)に再
分散し、凍結乾燥することで、カルムスチン含有ポリ乳
酸ナノスフェアー(108mg)が得られる。得られる
ナノスフェアーの平均粒子径は100nm(光散乱法に
より測定)である。
【0022】製造例2 (リン酸ベタメタゾン含有乳酸−グリコール酸共重合体
ナノスフェアー)リン酸ベタメタゾン(10mg)およ
び重量平均分子量65,000,共重合比50/50の
乳酸−リコール酸共重合体(100mg)をジクロロメ
タン(0.5ml)に溶解する。これにアセトン(25
ml)を加え十分混和する。さらにメタノール(5m
l)を加え、リン酸ベタメタゾンを完全に溶解する。こ
の溶液を攪拌しているポリビニルアルコール水溶液(2
w/v%,50ml)中に滴下する。この混合物を減圧
下2時間攪拌し、メンブランフィルター(孔径1μm)
を使用し、ろ過する。ろ液を1時間、超遠心分離(15
6,000×g)し、ナノスフェアーを沈殿させる。得
られるナノスフェアーに精製水を適量加え、再分散さ
せ、再度超遠心分離を行うことにより、ナノスフェアー
を洗浄する。この洗浄操作を2回繰り返す。最終的に得
られる沈殿物を精製水(10ml)に再分散し、凍結乾
燥することで、リン酸ベタメタゾン含有乳酸−グリコー
ル酸共重合体ナノスフェアー(103mg)を得る。得
られるナノスフェアーの平均粒子径は200nm(光散
乱法により測定)である。
【0023】以下、特記なき限り、製造例1をカルムス
チン含有ナノスフェアー、製造例2をリン酸ベタメタゾ
ン含有ナノスフェアーと略記する。
【0024】2.製剤例 以下に注射液の調製例を示す。カルムスチン含有ナノス
フェアー粉末(50mg)をBSS(1ml)に再分散
させ、注射液とした。また、リン酸ベタメタゾン含有ナ
ノスフェアーについても同様に調製できる。
【0025】3.眼内残存性試験 実際に上記で製造した薬物含有ナノスフェアーを用い、
微量の組織移行を追跡することは、測定技術上困難であ
る。そこで、本試験では市販の蛍光色素を含有するポリ
スチレンナノスフェアー(Polysciences,
Inc製、商品名Fluoresbrite)を用い
て、以下の実験を行った。
【0026】ナノスフェアー懸濁液の調製:2.5%蛍
光色素(極大励起波長:458nm,極大蛍光波長:5
40nm)含有ポリスチレンナノスフェアー(粒子径5
0nm)懸濁液を滅菌精製水を用い200倍希釈し、フ
ルオレセインナトリウム水溶液(10.0μg/ml)
と同等の蛍光強度とした。また、粒子径50nm、10
0nm、200nm、2μmおよび20μmのナノスフ
ェアーの懸濁液も同様に調製した。フルオレセインナト
リウム水溶液(10.0μg/ml)を対照溶液とし
た。
【0027】投与方法及び測定方法: 1.塩酸ケタミン水溶液(50mg/ml)と塩酸キシ
ラジン水溶液(50mg/ml)の7:3混合溶液を有
色家ウサギに筋肉内投与し麻酔した。
【0028】2.両眼にトロピカミド(0.5%)/塩
酸フェニレフリン(0.5%)点眼液を点眼し散瞳させ
た。
【0029】3.両眼に塩酸オキシブプロカイン(0.
5%)点眼液を点眼し眼表面を麻酔した。
【0030】4.眼毛様体扁平部より30G針の注射器
を用い、片眼に粒子径50nmのナノスフェアー懸濁液
(0.1ml)を、もう一方の眼に対照溶液を硝子体中
央部に投与した。
【0031】5.硝子体内投与1、3、7、14、21
および28日後に硝子体フルオロメトリー装置を用い
て、経時的に硝子体内蛍光強度を測定し、半減期を算出
した。
【0032】尚、硝子体内蛍光強度を測定する前に、上
記1.と2.の操作を行った。また、粒子径100n
m、200nm、2μmおよび20μmのナノスフェア
ー懸濁液を用い上記1.から5.と同じ操作を行った。
【0033】組織学的評価: 1.上記ナノスフェアー投与2ケ月後にネンブタール注
射液(5ml)を耳静脈内投与し麻酔致死させた。
【0034】2.網膜凍結切片を作成した。
【0035】3.蛍光顕微鏡により切片を観察し写真撮
影した。
【0036】(結果および考察)各粒子径のナノスフェ
アーの硝子体内における半減期を表1に示す。また、2
00nmのナノスフェアーが網膜内部に取り込まれてい
ることを示す蛍光顕微鏡写真を図1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】表1から判るように、ナノスフェアーはそ
の粒子径が小さいほど、長期間眼内に残存する。また、
図1の顕微鏡写真より粒子径200nmのナノスフェア
ーが網膜内に取り込まれていることが確認された。尚、
粒子径が大きいナノスフェアーでは取り込みがほとんど
見られなかった。すなわち、ナノスフェアーの粒子径を
コントロールすることにより、網膜または硝子体での薬
効の持続性を格段に向上させ、特に、ナノスフェアー粒
子径を200nm以下とすることで、ナノスフェアーを
網膜内部に取り込ませることができ、網膜内部から長期
間にわたり薬剤放出制御が可能であることが期待でき
る。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、網膜または硝子体にお
ける薬効の持続性を向上させた治療方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】粒子径200nmのナノスフェアーが網膜内部
に取り込まれていることを示す蛍光顕微鏡写真である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾関 年則 愛知県名古屋市瑞穂区彌富町緑ケ岡7−2 ヴェルデュール八事 207 (72)発明者 久納 紀之 奈良県生駒市高山町8916番−16 参天製薬 株式会社奈良RDセンター内 Fターム(参考) 4C076 AA67 AA95 BB24 CC04 CC07 CC10 CC32 CC34 CC35 DD43 EE24 EE48 FF32 FF68

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】薬物を含有させた粒子径200nm以下の
    ナノスフェアーを投与することを特徴とする網膜または
    硝子体への薬物放出制御システム。
  2. 【請求項2】ナノスフェアーの粒子径が50〜200n
    mである請求項1記載の薬物放出制御システム。
  3. 【請求項3】ナノスフェアーが生体分解性高分子で形成
    されている請求項1記載の薬物放出制御システム。
  4. 【請求項4】生体分解性高分子がポリ乳酸または乳酸共
    重合体である請求項1記載の薬物放出制御システム。
  5. 【請求項5】薬物が網膜もしくは硝子体疾患の治療また
    は予防のための薬物である請求項1記載の薬物放出制御
    システム。
  6. 【請求項6】薬物が抗炎症剤、免疫抑制剤、抗ウイルス
    剤、抗菌剤または抗真菌剤である請求項1記載の薬物放
    出制御システム。
JP11096768A 1999-02-25 1999-02-25 網膜または硝子体への薬物放出制御システム Withdrawn JP2000247871A (ja)

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