JP2000245896A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2000245896A
JP2000245896A JP11050950A JP5095099A JP2000245896A JP 2000245896 A JP2000245896 A JP 2000245896A JP 11050950 A JP11050950 A JP 11050950A JP 5095099 A JP5095099 A JP 5095099A JP 2000245896 A JP2000245896 A JP 2000245896A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技者が、有利に遊技を進めることができる
ように停止操作すべき図柄を示唆する表示を行う遊技機
を提供する。 【解決手段】 遊技に必要な複数の図柄を可変表示する
可変表示手段3L,3C,3Rと、その可変表示の停止
時に表示すべき態様を決定し、その決定に基づいて可変
表示を停止制御する制御手段とを備えた遊技機1におい
て、遊技者が遊技を有利に進めることができるように停
止操作すべき図柄を示唆する表示を行う視覚的表示手段
21を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技に必要な複数
の図柄を可変表示する可変表示手段と、該可変表示装置
の可変表示を制御するマイクロコンピュータ(以下、マ
イコンという)等の制御手段とを備えたスロットマシ
ン、パチンコ遊技機その他の遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、スロットマシン或いはパチスロ
と称される遊技機は、正面の表示窓内に複数の図柄を表
わした回転リールを複数配列することで機械的に構成し
た可変表示装置、或いはリール上の図柄を画面に表示す
ることで電気的に構成した可変表示装置を有する。遊技
者のスタート操作に応じて、制御手段が可変表示装置を
駆動して各リールを回転させることにより、図柄を可変
表示させ、一定時間後自動的に或いは遊技者の停止操作
により、各リールの回転を順次停止させる。この時、表
示窓内に現れた各リールの図柄が所定の組み合わせ(入
賞図柄)になれば、メダル、コイン等の遊技媒体を払い
出すことで遊技者に利益を付与するものである。
【0003】現在主流の機種においては、複数種類の入
賞がある。特に、所定の入賞図柄になった場合には、1
回のコインの払い出し(小役入賞)に終わらず、所定の
期間、通常行われる「一般遊技」よりも条件の良い遊技
が与えられて、遊技者に、より多くの利益を与える入賞
役が設けられている。このような入賞役として、遊技者
に相対的に大きい利益を与える遊技が所定回数行える特
別増加入賞(「ビッグボーナス」と称し、以下「BB」
と略記する)、及び遊技者に相対的に小さい利益を与え
る遊技を所定回数行える入賞(「レギュラーボーナス」
と称し、以下「RB」と略記する)がある。
【0004】BB又はRBを示す入賞図柄になると、そ
れぞれの入賞に対応する遊技状態としてBB遊技又はR
B遊技をそれぞれ所定期間行うことができる。ここで、
BB遊技は、通常、RB遊技とBB一般遊技とで構成さ
れる。BB一般遊技中に後述する再遊技入賞を示す図柄
が停止したとき、BB一般遊技が中段し、RB遊技が開
始され、これが所定回数繰り返される。
【0005】他に、一般にリプレイと称され、遊技者に
微小の利益を与える再遊技入賞がある。この再遊技入賞
となると、遊技者は、コインを消費することなく次回の
遊技を行うことができる。
【0006】また、現在主流の機種において、回転リー
ルが停止した時に入賞図柄が表示部の有効ライン上に揃
うのは、原則として、遊技機の内部抽選で入賞した場合
(具体的には、マイコンでの乱数抽出による抽選で所定
の入賞役に当選したとき)である。これは、遊技者の停
止操作(タイミング)だけで停止時の図柄を決定する
と、遊技者の熟練度によって遊技の結果(勝敗)が決ま
ってしまい、遊技者の技量のみが強調されて遊技の健全
さが損なわれると共に、遊技店にとっても遊技機からの
コイン払出率等の管理が困難になるという間題を解決す
るためである。
【0007】従って、遊技者が停止操作できるタイプの
遊技機(例えば、停止ボタンを備えた、いわゆるパチス
ロ機)でも、原則として内部抽選で入賞役に当選しなけ
れば、遊技者がどのように停止操作をしても、入賞図柄
を有効ライン上に揃えることはできず、遊技者の技量が
遊技の結果に現れにくい遊技機となっている。
【0008】しかしながら、上記の遊技機では、遊技者
の熟練度が高くなればなるるほど、その技量が遊技結果
に反映しなくなり、遊技の魅力がそがれてしまうという
間題がある。
【0009】そこで、一定の条件下で遊技者の停止操作
に応じた遊技結果が得られるようにした遊技機が開発さ
れた。その一例が、特公平5−74391号公報に開示
されている。これは、上記のようなスロットマシンにお
いて、遊技中所定の条件が達成された時には、予め定め
たゲーム回数分、複数のリールの一部又は全部について
内部抽選による停止制御を中止するようにしたものであ
る。この中止期間(これを「チャレンジタイム」と称
し、以下「CT」と略記する)中は、遊技者の停止操作
のタイミングでリール停止時の表示態様(図柄の組み合
わせ)が決定されるので、遊技結果に遊技者の技量が反
映する。すなわち、CT中は、内部抽選による判定の有
無を問わず、遊技者の停止操作に応じて小役図柄を揃え
ることができる(いわゆる、「目押し操作」ができる)
期間である。また、CT以外は、従来通り内部抽選によ
る停止制御が行われるので、技量の乏しい遊技者でも、
ある程度の入賞は確保される。以下、CT中の遊技を
「CT遊技」と称する。
【0010】また、「CT」中は、遊技者が獲得し易い
小さい入賞(小役)についての判定は行わず、遊技者が
獲得し難い大きな入賞についての判定は行う方式もあ
る。この「CT」は、所定の発生条件が成立した時に始
まり、所定の解除条件(以下、CT解除条件という)が
成立した時に終了する。
【0011】CT解除条件は、例えばCT遊技が所定回
数(例えば150回)行なわれたこと、或いはCT中に
遊技者の獲得した遊技媒体の獲得枚数からCT遊技のた
めに消費した遊技媒体の枚数を差し引いた「純増数」が
所定数(例えばメダル200枚)に達したこと等であ
る。遊技者は、CT遊技を有利に進めるために、CT遊
技の遊技回数をできる限り消化し、例えば、CT遊技の
可能回数が残っている状態で純増数が解除条件である所
定数に達しないようにして、CT遊技中における大きな
入賞の抽選の回数を多くしようと試み、且つCT遊技が
所定回数に達したときの純増数を上記所定数の上限に近
づけようと試みる。
【0012】ところが、上記のような「CT」を設けた
場合でも、遊技者、特に初心者はCTを明確に認識せ
ず、或いは認識したとしても、その利点をいかすことな
く「CT遊技」を終了してしまいがちで、遊技を有利に
進めることができなかった。
【0013】また、熟練者の場合は、CT解除条件ばか
りを気にして、遊技を落ち着いて楽しむことができず、
CTに対する興味を失うこととなる。CT中に遊技を有
利に進めるには、CT解除条件に関する現在の遊技の進
行状態(例えば、CT遊技が開始してからの遊技回数及
び純増数)とCT解除条件とを常に意識していなくては
ならないからである。
【0014】そこで、上記純増数を遊技者に対して直接
表示することは遊技機に対する規制の一つとして禁止さ
れているという現状において、未熟練者でもCTを明確
に認識して遊技できると共に、CT中の予め定めた状況
(純増数が上限に近づいている状況等)になった時は、
それをランプや音で遊技者に報知する遊技機が開発され
た(特開平10−277246号)。具体的には演出ラ
ンプや停止ボタンを点滅させたり、特定の音を発生させ
たりして、報知するようにしている。従って、熟練した
遊技者は、遊技を有利に進行するために、これらの報知
を参考に、CT遊技をすべて消化しつつ純増数が上限と
なるように遊技を調整する手法(CTMAX打法とい
う)を試みるようになる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなランプの点滅では、たとえ点滅態様に変化がある
としても、上記BB等の大当り遊技中であることを示し
ているのか、或いはCT中の純増数が上限に近づいてい
ること等のCTに関する状況を示しているのかが判別し
難い。また、特定音で報知する場合においても、遊技場
の喧騒の中では認識し難い。このため、遊技の進行を有
利に進められないことがあった。
【0016】特に初心者は、前記点滅態様等が変化した
ことを認識したとしても、この変化をどのように遊技に
いかしたらよいのかがわからないことがある。このと
き、この遊技者は、何らかの図柄の停止操作を行うべき
であると認識するが、どの図柄の停止操作すべきかがわ
からない状態に陥る。このため、遊技中に得ることがで
きた利益を逃しているのではないかと不安になり、遊技
に対する興趣が薄らいでしまうこととなる。
【0017】本発明の目的は、遊技者が有利に遊技を進
めることができるように停止操作すべき図柄を示唆する
表示を行う遊技機を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様は、
遊技に必要な複数の図柄を可変表示する可変表示手段
と、その可変表示の停止時に表示すべき態様を決定し、
その決定に基づいて可変表示を停止制御する制御手段と
を備えた遊技機において、遊技者が遊技を有利に進める
ことができるように停止操作すべき図柄を示唆する表示
を行う視覚的表示手段を備えたことを特徴とする。
【0019】第2の態様では、制御手段は、可変表示の
停止時に表示される図柄態様が遊技者にとって有利な図
柄態様(例えば、入賞図柄の組合せ)となることを許可
するか否かの判定と遊技者の停止操作のタイミングとに
よって、可変表示の停止時に表示すべき態様を決定する
ことを特徴とする。
【0020】第3の態様は、遊技に必要な複数の図柄を
可変表示する可変表示手段と、該可変表示手段の可変表
示を制御する制御手段とを備えた遊技機において、制御
手段により、その決定に基づいて可変表示を停止制御す
るが、遊技中所定の発生条件が成立してから所定の解除
条件が成立するまでの期間中は、前記決定に基づいた停
止制御を行わず、遊技者の停止操作に応じて可変表示を
停止するように構成されると共に、当該期間中、遊技者
が遊技を有利に進めることができるように停止操作すべ
き図柄を示唆する表示を行い、予め定めた状況になった
ときに、前記図柄を示唆する表示の表示態様が変化する
視覚的表示手段を備えたことを特徴とする。
【0021】第4の態様では、制御手段は、可変表示の
停止時に表示される図柄態様が遊技者にとって有利な図
柄態様となることを許可するか否かの判定と遊技者の停
止操作のタイミングとによって、可変表示の停止時に表
示すべき態様を決定し、前記期間中は、前記判定を行わ
ず或いは前記判定を行ってもその結果にかかわらず、遊
技者の停止操作に応じた停止制御を行うことを特徴とす
る。
【0022】本発明の第5の態様では、遊技に必要な複
数の図柄を可変表示する可変表示手段と、この可変表示
手段の可変表示を制御する制御手段とを備えた遊技機に
おいて、制御手段により、その決定に基づいて前記可変
表示を停止制御するが、遊技中所定の発生条件が成立し
てから所定の解除条件が成立するまでの期間中は、予め
定めた第1の入賞役についてのみ前記決定に基づいた停
止制御を行い、予め定めた第2の入賞役については前記
決定に基づいた停止制御を行わず、遊技者の停止操作に
応じて可変表示を停止するように構成されると共に、こ
の期間中、遊技者が遊技を有利に進めることができるよ
うに停止操作すべき図柄を示唆する表示を行い、予め定
めた状況になったときに、前記図柄を示唆する表示の表
示態様が変化する視覚的表示手段を備えたことを特徴と
する。ここで、前記期間がCTである場合、第1の入賞
役は、遊技者に相対的に大きい利益を与える入賞役のB
B又はリプレイであり、第2の入賞役は、BB及びリプ
レイ以外の小役である。
【0023】本発明の第6の態様では、制御手段は、可
変表示の停止時に表示される図柄態様が遊技者にとって
有利な図柄態様となることを許可するか否かの判定と遊
技者の停止操作のタイミングとによって、可変表示の停
止時に表示すべき態様を決定し、前記期間中は、第2の
入賞役については、前記判定を行わず或いは前記判定を
行ってもその結果にかかわらず、遊技者の停止操作に応
じた停止制御を行うことを特徴とする。
【0024】本発明の第7の態様では、予め定めた状況
は、前記期間中に遊技者が獲得した遊技媒体の数から遊
技のために消費した遊技媒体の数を差し引いて得られる
純増数が所定数に達したことであるとする。
【0025】本発明の第8の態様では、視覚的表示手段
は、色によって前記図柄を示唆する表示を行うことを特
徴とする。
【0026】本発明の第9の態様では、視覚的報知手段
は、電気的画像表示装置で構成され、この電気的画像表
示装置に表示される画像によって前記図柄を示唆する表
示を行うことを特徴する。
【0027】本発明の第10の態様では、視覚的報知手
段は、色を変えることのできる表示素子によって構成さ
れることを特徴とする。
【0028】本発明の第11の態様では、画像は、遊技
者が停止操作を行う上で参酌するべき入賞役の図柄が表
示されることを特徴とする。
【0029】
【作用及び効果】本発明の第1の態様によれば、遊技者
は、視覚的表示手段により停止操作すべき図柄の示唆を
受けるので、この示唆に従って、図柄の停止操作を行う
ことにより遊技を有利に進めることができる。
【0030】第2の態様では、制御手段は、可変表示の
停止時に表示される図柄態様が遊技者にとって有利な図
柄態様となることを許可するか否かの判定(例えば乱数
抽出による抽選で入賞か外れかを判定すること)と、遊
技者の停止操作のタイミングとによって、可変表示の停
止時に表示すべき態様を決定する。より具体的には、可
変表示の停止時に表示される図柄態様は、制御手段によ
る判定処理で入賞と判定されたならば、遊技者が入賞図
柄が揃うようにタイミングよく停止操作を行えば、入賞
図柄になり、遊技者の停止操作のタイミングがよくなけ
れば入賞図柄にはならない。すなわち、遊技者の技量が
反映される。
【0031】第3の態様では、前記期間が特にCTであ
る場合、このCT中、停止操作すべき図柄を示唆する表
示は、予め定めた状況になったときに変化する。予め定
めた状況とは、CT遊技の回数又は純増数がそれぞれ所
定の数になったときとすれば、遊技者は、この変化に従
って図柄の停止操作を行うことによりCT中の遊技を有
利に進めることが容易にできる。
【0032】例えば、CT解除条件として、純増数が2
00でCT遊技が150回である場合、純増数が200
に近くなったとき、純増数が200に達しないような、
払い出し枚数の少ない図柄を示唆する表示に変化させ
る。そこで、遊技者はこの表示が示唆する図柄を停止す
べき操作をすることにより、CT遊技を150回消化
し、且つ純増数を200まで極力近づけるという遊技の
進行が可能になる。
【0033】このように、遊技者は、停止操作すべき図
柄を示唆する表示に従えば、容易に有利な遊技を進める
ことができると共に、CTの解除条件に関する現在の遊
技の進行状態とCT解除条件とを意識することなく、リ
ラックスしてCT遊技に臨むことができる。また、初心
者の場合、CTを明確に認識しなくとも、停止操作すべ
き図柄を示唆する表示に従うことにより、不利益を受け
ることなく有利に遊技を進めることができる。
【0034】第4の態様では、上記第3の態様におい
て、制御手段は、前記期間中でなければ(すなわち一般
遊技中)、可変表示の停止時に表示される図柄態様が遊
技者にとって有利な図柄態様となることを許可するか否
かの判定と遊技者の停止操作のタイミングとで、可変表
示の停止時に表示すべき態様を決定することにより、一
般遊技中でも遊技者の技量が反映される。
【0035】一方、前記期間中、制御手段は前記決定に
基づいた停止制御を行わないが、一般遊技中、上記の判
定と遊技者の停止操作のタイミングとで可変表示停止時
の表示態様を決定するのに対して、前記期間中は、上記
判定を行わず或いは判定を行ってもその結果にかかわら
ず、遊技者の停止操作に応じた停止制御を行うようにす
る。これにより、遊技者の技量を反映した遊技が行われ
る。
【0036】第5の態様では、例えば、前記期間がCT
であれば、このCT中、第2の入賞役(小役)について
は前記決定に基づいた停止制御を行わず、遊技者の停止
操作に基づく停止制御を行うが、相対的に大きな利益を
与える第1の入賞役(例えばBB又はリプレイ)につい
ては、前記決定に基づいた停止制御を行うので、より遊
技の平等性に重きを置いた遊技が可能となる。すなわ
ち、相対的に大きな入賞役(BB等)や出現頻度が高い
入賞役(リプレイ等、一般的にはBB当選確率1/25
0、小役1/50程度に対してリプレイ1/7程度)ま
でも乱数抽選による停止制御を中止するとなると、遊技
の熟練度による格差が大きくなってしまうが、相対的に
小さな入賞役の停止制御のみを中止するようにすれば、
比較的格差を小さくすることができる。
【0037】第6の態様では、上記第5の態様におい
て、制御手段は、一般遊技中、可変表示の停止時に表示
される図柄態様が遊技者にとって有利な図柄態様となる
ことを許可するか否かの判定と遊技者の停止操作のタイ
ミングとで、可変表示の停止時に表示すべき態様を決定
することにより、一般遊技中でも遊技者の技量が反映さ
れる。一方、前記期間中、第2の入賞役(小役)につい
ては、上記判定を行わず或いは判定を行ってもその結果
にかかわらず、遊技者の停止操作に応じた停止制御を行
うことにより、遊技者の技量を反映した遊技が行われ
る。
【0038】本発明の第7の態様によれば、視覚的表示
手段は、色によって図柄を示唆する表示を行うので、遊
技者は停止操作すべき図柄を視覚的に容易に識別でき、
より確実に有利に遊技を進めることができる。
【0039】本発明の第8の態様によれば、視覚的表示
手段は、色を変えることができる表示素子によって構成
されているので、遊技者に対して、色の変化を認識させ
る表示が容易に実現できる。例えば、表示素子として3
色発光ダイオード(LED)を利用すれば、色の変化が
識別し易く、遊技者は示唆されている図柄を確実に認識
できる。
【0040】本発明の第9の態様によれば、視覚的表示
手段は、電気的画像表示装置で構成されているので、こ
の電気的画像表示装置に表示される画像によって前記図
柄を示唆する表示をする場合、より具体的な表示が可能
となる。
【0041】そして、この電気的画像表示装置に表示さ
れる画像が、遊技者が停止操作を行う上で参酌すべき入
賞役の図柄の表示であれば、遊技者が目押し操作をする
ときにどの図柄を狙うべきかを画像として表示する。そ
れらの画像は、リール上に配置された図柄と関連する図
柄を表示するので、ランプや7セグメントLEDによる
表示に比べて、直感的かつ具体的に遊技状態を把握でき
る。
【0042】
【発明の実施の形態】スロットマシンの本体部1の前面
にはフロントドア2が軸着され、そのフロントドア2の
パネル表示部2aには縦長矩形の表示窓4L,4C,4
Rが設けられ、表示窓4L,4C,4Rには水平に3
本、斜めに2本の入賞ライン8が設けられ、これらの入
賞ラインは表示窓4L,4C,4Rの左右に設けられて
いる有効化ランプ9で結ばれている。これらの入賞ライ
ンは、後述の1−BETスイッチ11、2−BETスイ
ッチ12、最大BETスイッチ13を操作することによ
り、それぞれ1本、3本、5本が有効化され、有効化さ
れた入賞ラインは、有効化ランプ9の点灯で表示され
る。
【0043】パネル表示部2aの内側には、各々の外周
面に複数種類の図柄(以下、シンボルという)から成る
シンボル列が描かれた3個のリール3L,3C,3Rが
回転自在に設けられ、可変表示部を形成している。各リ
ール3L,3C,3Rのシンボルは表示窓4L,4C,
4Rを通して観察できるようになっている。
【0044】表示窓4L,4C,4Rの下方に水平面を
有する台座部10が形成され、その左側から、1回の押
しボタン操作によりクレジットされているメダルのうち
1枚だけをゲームに賭けるための1−BETスイッチ1
1、2枚だけをゲームに賭けるための2−BETスイッ
チ12、及び1回のゲームに賭けることが可能な最大枚
数のメダルを賭けるための最大BETスイッチ13が設
けられている。これらのBETスイッチを操作すること
で、前述のとおり、所定の入賞ライン8が有効化され
る。また、台座部10の右側にはメダル投入口5が設け
られている。
【0045】台座部10の前面部の左寄りには、遊技者
の操作により上記リール3L,3C,3Rを回転させ、
表示窓4L,4C,4の図柄の移動を開始するためのス
タートレバー6が所定の角度範囲で回動自在に取り付け
られている。
【0046】台座部10の前面部中央には、表示窓4
L,4C,4R内を移動する3列のリール3L,3C,
3Rをそれぞれ停止させるために、遊技者が操作する3
個の停止ボタン7L,7C,7Rが設けられている。各
停止ボタンは光源を内蔵しているか、或は、光の照射に
より、発光可能に構成されている。従って、停止ボタン
7L,7C,7Rは、各光源の点灯、点滅、消灯などの
動作により、種々の演出及び情報の表示が可能である。
【0047】スタートレバー6の左側には、遊技者がゲ
ームで獲得したメダルのクレジット/払出しを押しボタ
ン操作で切り換えるC/Pスイッチ14が設けられてい
る。このC/Pスイッチ14の切換えにより、正面下部
のメダル払出口15からメダルが払い出され、払い出さ
れたメダルはメダル受け部16に溜められる。このメダ
ル受け部16の後方には、音発生手段として内部に収納
されたスピーカ42(図2)から発生した音を外部へ出
すための透音口17が設けられている。
【0048】パネル表示部2aの正面の表示窓4L,4
C,4Rの上方には入賞に対してどれだけのメダルが払
い出されるかを示す配当表が表示される表示面22が設
けられ、その上端の縁は発光可能な演出ランプ23が形
成されている。演出ランプ23は多数のLEDからな
り、点灯、点滅、消灯などの動作により、種々の演出及
び情報の表示が可能である。
【0049】表示窓4Rの右側には、CT突入報知ラン
プ20が設けられ、その点灯によってCTに突入するこ
とを報知する。CT突入報知ランプ20の下方には、7
セグメントLEDで構成されるクレジット表示カウンタ
18と払出し表示カウンタ19とが設けられる。クレジ
ット表示カウンタ18は、現在クレジットされているメ
ダル数を表示し、払出し表示カウンタ19は、払い出さ
れたメダル数を表示する。なお、これらの表示手段とし
ては、LEDに限らず、LCD(液晶)素子、その他任
意のものを使用できる。
【0050】また、表示窓4L,4C,4Rの下方に
は、ボーナス/CTカウンタ表示器21が設けられてい
る。このボーナス/CTカウンタ表示器21は、3色
(赤色,橙色,緑色)のいずれかに変色可能な3色LE
Dからなり、点灯、変色、消灯などの動作により、CT
中の純増数(本実施例では遊技媒体としてメダルを用い
るので、以下「純増枚数」という)のカウント数が報知
される。
【0051】また、ボーナス/CTカウンタ表示器21
は、LEDに代えて液晶表示装置等の電気的画像表示装
置で構成してもよい。なお、これについては、後述す
る。
【0052】図2は、スロットマシン1における遊技処
理動作を制御する制御手段と、これに電気的に接続する
周辺装置(アクチュエータ)とを含む回路構成を示す。
【0053】この場合、制御手段は、マイコン30を主
たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回
路を加えて構成されている。マイコン30は、予め設定
されたプログラムに従って制御動作を行うCPU31
と、記憶手段であるROM32及びRAM33を含み、
CPU31に、基準クロックパルスを発生するクロック
パルス発生回路34及び分周器35と、サンプリングさ
れる乱数を発生する乱数発生器36及び乱数サンプリン
グ回路37とが接続されている。なお、乱数サンプリン
グのための手段として、マイコン30内で、すなわちC
PU31の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行
するように構成してもよい。その場合、乱数発生器36
及び乱数サンプリング回路37は省略可能であり、或い
は、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残し
ておくことも可能である。
【0054】マイコン30のROM32には、スタート
レバー6を操作するごとに行われる乱数サンプリングに
よる乱数の判定時に参照される各種判定テーブルが格納
されている。
【0055】図2の回路において、マイコン30からの
制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータ
としては、前記リール3L,3C,3Rをそれぞれ回転
駆動するステッピングモータ49L,49C,49R、
有効化ランプ9、クレジット表示カウンタ18、払出し
表示カウンタ19、CT突入報知ランプ20、ボーナス
/CTカウンタ表示器21、演出ランプ23、遊技媒体
のメダルを収納するホッパー(払い出しのための駆動部
を含む)40、及びスピーカ42がある。更に、ホッパ
ー駆動回路41、スピーカ駆動回路43、モータ駆動回
路44、ランプ駆動回路45、及びCTカウンタ表示器
駆動回路47がI/Oポートを介してCPU31の出力
部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれC
PU31から出力される駆動指令などの制御信号を受け
て、各アクチュエータの動作を制御する。
【0056】また、マイコン30が制御信号を発生する
ために必要な入力信号を発生する主な入力信号発生手段
としては、メダル投入口5に投入されたメダルを検出す
るメダルセンサ5S、スタートレバー6の操作を検出す
るスタートスイッチ6S、C/Pスイッチ14、各停止
ボタン7L,7C,7Rの操作に応じて停止信号を発生
するリール停止信号回路46、リール回転センサからの
パルス信号を受けて各リールの位置を検出するための信
号をCPU31へ供給するリール位置検出回路(図示省
略)、メダル検出部40Sの計数値(ホッパー40から
払い出されたメダルの枚数)が指定された枚数データに
達した時、メダル払出完了を検知するための信号を発生
する払出完了信号回路(図示省略)がある。これらも、
I/Oポートを介してCPU31に接続されている。
【0057】図2の回路において、乱数発生器36は、
所定の数値範囲に属する乱数を発生し、サンプリング回
路37は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタ
イミングで1個の乱数をサンプリングする。こうしてサ
ンプリングされた乱数は、ROM32内に格納されてい
る入賞役等を決定するための入賞判定テーブルにおい
て、どの数値範囲に属するかが判定され、判定結果に基
づく信号を発生する。
【0058】リール3L〜3Rの回転が開始された後、
ステッピングモータ18L,18C,18Rの各々に供
給される駆動パルスの数が計数され、その計数値はRA
M33の所定エリアに書き込まれる。リール3L〜3R
からは一回転毎にリセットパルスが得られ、これらのパ
ルスはリール位置検出回路を介してCPU31に入力さ
れる。こうして得られたリセットパルスにより、RAM
33で計数されている駆動パルスの計数値が“0”にク
リアされる。これにより、RAM33内には、各リール
3L〜3Rについて一回転の範囲内における回転位置に
対応した計数値が格納される。
【0059】上記のようなリール3L〜3Rの回転位置
とシンボルとを対応づけるために、シンボルテーブル
が、ROM32内に格納されている。このシンボルテー
ブルの模式図を図3に示す。このシンボルテーブルで
は、前述したリセットパルスが発生する回転位置を基準
として、各リールの一定の回転ピッチ毎に順次付与され
るコードナンバーと、それぞれのコードナンバー毎に対
応して設けられたシンボルを示すシンボルコードとが対
応づけられている。
【0060】更に、ROM32内には、入賞シンボル組
合せテーブルが格納されている。この入賞シンボル組合
せテーブルでは、入賞となるシンボルの組合せと、入賞
のメダル配当枚数と、その入賞を表わす入賞判定コード
とが対応づけられている。
【0061】上記の入賞シンボル組合せテーブルは、第
1リール3L、第2リール3C、及び第3リール3Rの
停止制御時、及び全リール停止後の入賞確認を行うとき
に参照される。ただし、有効として扱われる入賞ライン
は予め決められており、例えば、メダルを3枚投入すれ
ば5本の入賞ライン全てが有効化されるが、入賞の種類
によっては、そのシンボルの組合せが所定の入賞ライン
以外で得られたとしても無効となる場合がある。
【0062】また、ROM32には、ボーナス/CTカ
ウンタ表示器21の表示態様を決定するためのデータと
して、予め定めた条件と表示態様とを関係づけるための
テーブル格納されている。このテーブルにより、各遊技
の状況に応じたボーナス/CTカウンタ表示器21の表
示態様が決定される。
【0063】また、ROM32には、リール停止時にシ
ンボルの組合せに基づいて発生する音や演出ランプ23
の表示態様を決定するためのデータとして、入賞シンボ
ル組合せテーブルと音の種類とを関係づけるためのテー
ブルも格納されている。このテーブルにより全リール停
止後の入賞確認の際に音の種類も決定される。
【0064】さらに、このROM32には、このスロッ
トマシン1でゲームが実行される際のプログラム(シー
ケンスプログラム)が格納されている。
【0065】このような乱数サンプリングに基づく抽選
処理において当選し、入賞役が決定した場合には、CP
U31は、遊技者がストップボタン7L,7C,7Rを
操作した時にリール停止信号回路46から送られる操作
信号に応じて、当選した入賞役の種類に対応したシンボ
ル表示位置へのリール3L,3C,3Rの停止制御を許
可する信号をモータ駆動回路44に送る。そして、CP
U31は、リール3L,3C,3Rが上記入賞役に対応
したシンボル表示位置で停止したことを入賞シンボル組
合せテーブルに基づいて確認すれば、払い出し指令信号
をホッパー駆動回路41に供給してホッパー40から所
定個数のメダルの払出しを行う。その際、メダル検出部
40Sは、ホッパー40から払い出されるメダルの枚数
を計数し、その計数値が指定された枚数データに達した
時に、メダル払出完了信号がCPU31に入力される。
これにより、CPU31は、ホッパー駆動回路41を介
してホッパー40の駆動を停止し、メダルの払い出し処
理を終了する。
【0066】上記抽選処理では、ビッグボーナス(B
B)、レギュラーボーナス(RB)、リプレイ及び小役
のいずれかの入賞役の決定又は外れの決定、さらにはC
Tを発生させるか否かの決定が行われる。なお、CTを
発生させるか否かについては、予め一種の入賞役とし
て、BBとCTの組合せ(CT付BB)を定めておくよ
うにしてもよい。
【0067】本実施例のスロットマシン1においては、
スタートレバー6を操作する度に乱数サンプリングによ
り、入賞役を決定するための抽選処理が行なわれ、いず
れかの入賞役に決定すれば、マイコン30はその決定し
た入賞役に応じた停止制御を行う。
【0068】ここで一つ注意すべき点は、入賞(遊技者
に実際にメダルが払い出されること)を達成するために
は2つの条件、乱数サンプリングによる抽選処理にお
いて当選すること(内部当選という)、遊技者が内部
当選した入賞役に該当するシンボルを引き込める位置
(タイミング)で停止操作を行うこと、の2つの条件が
満たされなければならないということである。
【0069】つまり、ある入賞役についての内部当選が
あったとしても、その内部当選で入賞が保証されたわけ
ではなく、入賞ライン上に当選した入賞役に該当するシ
ンボルを停止させてもよいという許可(以下「停止許
可」という)を与えたにすぎないということである。
【0070】具体的には、(1)抽選処理において当
選、かつ当選した入賞役に該当するシンボルを引き込め
る位置(タイミング)で停止操作した場合、(2)抽選
処理において当選、かつ当選した入賞役に該当するシン
ボルを引き込めない位置(タイミング)で停止操作した
場合、(3)抽選処理において不当選、かつ当選した入
賞役に該当するシンボルを引き込める位置(タイミン
グ)で停止操作した場合、(4)抽選処理において不当
選、かつ当選した入賞役に該当するシンボルを引き込め
ない位置(タイミング)で停止操作した場合、の4つの
パターンにおいて、(1)及び(2)は内部当選に該当
するが、(1)のように入賞役に該当するシンボルを引
き込める位置で停止操作すれば「入賞」となるが、
(2)のように入賞役に該当するシンボルを引き込める
位置で停止操作しなければ、内部当選していても「入
賞」とはならない。
【0071】また、(3)のように内部当選しなかった
場合(内部不当選)は、たとえ入賞役に対応するシンボ
ルを引き込める位置で停止操作したとしても、入賞ライ
ン上から入賞役に該当するシンボルを外す制御(内部不
当選ということは、停止許可されていないから)マイコ
ン30において行なわれ、入賞することはない。従っ
て、(4)も入賞することはない。
【0072】つまり、内部当選していれば、入賞役に該
当するシンボルを引き込める位置で停止操作すること
で、(3)のような結果になることはない。
【0073】図4は、各入賞役に対応するシンボルの組
合せと各入賞役のメダル配当枚数を示す。
【0074】シンボル組合せ(i),(ii),(vii)
は、内部当選した場合のみ停止許可される第1の入賞役
を表わし、これらは、相対的に大きい利益が与えられる
入賞役である。また、シンボル組合せ(iii)〜(vi)
は、CT中、乱数抽選を行うかどうかに関わらず、乱数
抽選結果を反映させないで遊技者の停止操作に応じた停
止制御を可能とする第2の入賞役で、いわゆる小役を表
わしている。
【0075】シンボル組合せ(i)は、シンボル「白
7」(図3のシンボル50)が3つ揃った場合で、シン
ボル組合せ(ii)は、シンボル「青7」(図3のシンボ
ル51)が3つ揃った場合で、いずれもBB入賞を示
す。
【0076】シンボル組合せ(iii)は、シンボル「帽
子」(図3のシンボル52)が3つ揃った場合で、配当
枚数として一般遊技中に入賞すれば7枚、BB遊技中に
入賞すれば9枚のメダルが払い出される。
【0077】シンボル組合せ(iv)は、シンボル「サボ
テン」(図3のシンボル53)が3つ揃った場合で、一
般遊技中又はBB遊技中のいずれにおいても入賞すれば
3枚のメダルが払い出される。
【0078】シンボル組合せ(v)は、シンボル「チリ
1」(図3のシンボル54)が左側の表示窓4Lで停止
表示すれば、中央の表示窓4C及び右側の表示窓4Rの
停止表示に関係なく、一般遊技中又はBB遊技中のいず
れにおいても1枚のメダルが払い出される。
【0079】シンボル組合せ(vi)は、シンボル「チリ
2」(図3のシンボル55)が左側の表示窓4Lで停止
表示すれば、中央の表示窓4C及び右側の表示窓4Rの
停止表示に関係なく、一般遊技中又はBB遊技中のいず
れにおいても7枚のメダルが払い出される。
【0080】シンボルの組合せ(vii)は、シンボル
「アステカ」(図3のシンボル56)が3つ揃った場合
で、一般遊技中に入賞すれば再遊技(リプレイ)が行
え、BB遊技中に入賞すれば再遊技(リプレイ)が行え
ると共に9枚のメダルが払い出される。
【0081】BB遊技は、上記の通り、所定のシンボル
組合せ「白7−白7−白7」(図4の組合せ(i))又
は「青7−青7−青7」(図4の組合せ(ii))のいず
れかが有効化された入賞ライン8上に揃うことにより発
生する。これは、遊技者にとって最も有利な遊技状態で
あって、次に述べるRB遊技が2回分行えるのに加え、
最大20回連続して小役の入賞による多数のメダルを獲
得できる遊技状態である。このBB遊技中は、BB及び
CTの入賞判定は行われない。
【0082】このスロットマシン1においては、入賞図
柄「白7−白7−白7」又は「青7−青7−青7」が発
生すると、スピーカ15から、入賞図柄「白7−白7−
白7」又は「青7−青7−青7」のために設定された音
が発生する。この音によっても遊技者はBB遊技が開始
されることを知ることができる。
【0083】RB遊技は、BB遊技中に所定の組合せ
「アステカ−アステカ−アステカ」(図4の組合せ(vi
i))が有効化された入賞ライン8上に揃うことにより
発生する(このとき9枚のメダルが払出される)。そし
て、このRB遊技中は、所定の組合せ「アステカ−アス
テカ−アステカ」が揃えば15枚のメダルを獲得できる
入賞役(JACゲーム)に入賞しやすい遊技状態であ
る。また、RB遊技中は、最大8回のJACゲーム入賞
が可能で、万が一JACゲームに入賞しなかった場合で
も、最高12回まで遊技を行うことができる。また、ス
ロットマシン1において、BB遊技中に入賞図柄「アス
テカ−アステカ−アステカ」が発生すると、スピーカ1
5から、「アステカ−アステカ−アステカ」のために設
定された音が発生する。この音によっても遊技者はRB
遊技の発生を知ることができる。
【0084】CTは、BB遊技中やBB終了後、あるい
は一般遊技中に別途CTを発生させるか否かの抽選を行
い、前記BB遊技の終了後に発生する。
【0085】このCTへと突入する直前には、様々な演
出表示が行なわれ、例えば、BB終了後にCT抽選ルー
レット表示が行なわれる。このCT抽選ルーレット表示
は、CTを発生させるか否かは上記抽選処理で決定され
るが、遊技者から見て、あたかもCT発生について抽選
しているかのように見せる擬似的な表示で、遊技者のC
Tに対する期待感を高める演出表示である。
【0086】図5は、パネル表示部2aの拡大正面図
で、表示窓4L,4C,4Rの下部に設けられたボーナ
ス/CTカウンタ示器21では、上記CT抽選ルーレッ
ト表示が行なわれる。なお、このボーナス/CTカウン
タ表示器21では、BB中のJACゲーム消化数やCT
中の純増枚数のカウント数等についても表示され、これ
については後で説明する。
【0087】このCT抽選ルーレット表示は、ボーナス
/CTカウンタ表示器21を構成する8個の3色LED
(L〜L)がL→L→…→L→L→L
…→L→L→…の順番で順次点灯及び消灯を繰
り返すことにより、左側から右側に光が流れるような表
示(移動表示)がされる。そして、最後にL〜L
いずれかが点灯してCT抽選ルーレット表示を停止すれ
ば、CT発生を示すものである。従って、最後にL
のいずれかが点灯してCT抽選ルーレット表示を停
止すれば、CTが発生しないことを示すものである。す
なわち、L〜LはCTの当選範囲を示し、L〜L
はCTの不当選範囲を示している。
【0088】また、このCT抽選ルーレット表示では、
3色LED(L〜L)の移動表示のパターン(移動
表示パターン)を異ならせることにより、CT発生の確
率の高低を示すこととしている。
【0089】具体的には、CT抽選ルーレット表示が速
い移動表示の後、徐々にゆっくりとした移動表示(スロ
ーモード)に変化し、このスローモードが長ければ長い
ほどCT発生の確率が高いものとする。また、移動表示
中、L〜Lの当選範囲だけが上記スローモードとな
るときは、CT発生の確率が非常に高いものとし、反対
に、L〜Lの不当選範囲だけが上記スローモードと
なるときは、CT発生の確率が非常に低いものとする。
【0090】そして、CT抽選ルーレット表示が停止表
示されてCT当選が報知されれば、その後、表示窓4R
の右側に設けられたCT突入報知ランプ20が点灯し、
CTへの突入についての確定報知を行う。
【0091】CT中は、前述の第1の入賞役であるBB
及びリプレイ以外の入賞役(第2の入賞役)についての
抽選処理が無効となり、遊技者のストップボタン7L,
7C,7Rの停止操作がそのまま反映される、いわゆる
「目押し操作」によるリール3L,3C,3Rの停止制
御が行われる。つまり、第2の入賞役については、乱数
抽選を行うかどうかに関わらず、リール3L,3C,3
Rを停止制御するときに乱数抽選結果を反映させないと
いうことである。従って、CT中であっても、スタート
レバー6を操作する度に乱数サンプリングにより、BB
及びリプレイについての抽選処理は行われ、このBB及
びリプレイのいずれかに内部当選すれば、マイコン30
はその当選した入賞役に応じた停止制御を行う。
【0092】また、CTは所定の解除条件が達成された
ときに終了する。CTの解除条件としては、CT遊技が
所定回数に達した場合、あるいは遊技者の獲得したメダ
ルの枚数から遊技のために消費したメダルの枚数を差し
引いた「純増枚数」が所定の枚数に達した場合がある。
また、CT中にBBに内部当選してBB遊技が開始され
た場合は、解除条件に達していなくてもCTは終了する
ものとする。
【0093】次に、ボーナス/CTカウンタ表示器21
における前述のCT抽選ルーレット表示以外の表示につ
いて、以下に説明する。
【0094】ボーナス/CTカウンタ表示器21は、前
述の通り、8個の3色LED(L〜L)によって構
成される。この3色LED(L〜L)は、「赤
色」、「橙色」、「緑色」の3色に変色可能である。
【0095】CT中、1回のCT遊技が終了する毎に
「純増枚数」がカウントされ、上記ボーナス/CTカウ
ンタ表示器21では、そのカウント数に応じた数の3色
LEDが発光される。
【0096】図6は、「純増枚数」に応じたボーナス/
CTカウンタ表示器21の表示態様について示す。
【0097】「純増枚数」が「0〜24枚」のときは、
すべての3色LED(L〜L)は消灯されているが
(図6の段階1)、「純増枚数」が25枚に達すれば1
個の3色LED(L)が点灯される(図6の段階
2)。なお、このときの発光色は「赤色」で、以後段階
8までは、発光色は変化しない。
【0098】その後、「純増枚数」が50枚に達すれば
2個の3色LED(L,L)が点灯し(図6の段階
3)、さらに「純増枚数」が75枚に達すれば3個の3
色LED(L,L,L)が点灯する(図6の段階
4)。以後、段階7までは「純増枚数」が25枚増加す
る毎に点灯する3色LEDの数が1個ずつ増加してい
く。
【0099】「純増枚数」が188枚(段階8)まで
は、発光色は「赤色」のままであるが、その後、「純増
枚数」が189枚に達した時点で、発光色が「橙色」に変
化する。なお、この時点では、点灯する3色LEDの数
は増加しない。
【0100】さらに、「純増枚数」が197枚に達した
時点で、発光色が「橙色」から「緑色」に変化する。
【0101】そして、「純増枚数」が199枚に達すれ
ば、残り一個の3色LED(L)も発光し、「純増枚
数」が解除条件に達したことを報知する。
【0102】このように、「純増枚数」の数に応じて発
光色を変化させれば、「純増枚数」が解除条件である
「200枚」に近くなっていることを、遊技者に容易に
認識させることができる。従って、「純増枚数」が解除
条件である「200枚」に近くなっていることを認識し
た遊技者は、できるだけ配当枚数の少ない小役の入賞を
狙って停止操作することにより、CTの解除を先送り
し、CT中に与えられるCT遊技数をできるだけ多く消
化しようと試みることとなる。すなわち、遊技者は、3
色LEDの発光色の変化を頼りに停止操作を行えば前述
のCTMAX打法を試みるにあたり、調整が容易にでき
る。
【0103】さらに、3色LEDの発光色の「赤色」、
「橙色」、「緑色」は、それぞれ、特定のシンボルの色
を示唆するものである。本実施例では、「赤色」は、赤
色を基調とするシンボル「チリ1」又は「チリ2」を示
唆し、「橙色」は、橙色を基調とするシンボル「帽子」
を示唆し、「緑色」は、緑色を基調とするシンボル「サ
ボテン」を示唆している。すなわち、CTMAX打法の
手助けとして、遊技者に停止させるべきシンボルを3色
LEDの発光色によって示唆するもので、遊技者が有利
に遊技を進行させるための、いわゆるガイド的な役割を
有している。
【0104】例えば、「純増枚数」が「0〜188枚」
(図6の段階2〜段階8)では、獲得できる「純増枚
数」に余裕があるので、多くのメダルが獲得できるシン
ボルを狙うように、3色LEDの発光色をその狙うべき
シンボルを示唆する色で表示させる。
【0105】本実施例では、シンボル「チリ1」及び「チ
リ2」は、図3に示すように左リール3L上に上下に連
続して描かれており、左表示窓4L内で入賞ライン上に
シンボル「チリ1」及び「チリ2」を停止表示させれば多
くのメダルが獲得できる。例えば、全ての入賞ラインが
有効となっている場合で、左表示窓4Lの上段にシンボ
ル「チリ1」を、中段にシンボル「チリ2」を停止表示させ
れば、9枚(1枚×2+7枚×1=9枚)のメダル払出
しがされ、中段にシンボル「チリ1」を、下段にシンボル
「チリ2」を停止表示させれば、15枚(1枚×1+7枚
×2=15枚)のメダル払出しがされる。従って、「純
増枚数」が「0〜188枚」(図6の段階2〜段階8)
では、1回の入賞で多くのメダルが獲得できるシンボル
「チリ1」及び「チリ2」の上下の組合せ(以下、「デカ
チリ」という)を狙うように遊技者に報知することと
し、3色LEDを赤色を基調とする「デカチリ」を示唆
する「赤色」の発光色で点灯させる。
【0106】そして、「純増枚数」が189枚(図6の
段階9)となれば、加算できる「純増枚数」が11枚し
か残されていないので、シンボル「チリ1」及び「チリ
2」を狙って停止させれば、その時点でCTが終了して
しまう。そのため、CTを終了させずにメダルが獲得で
きるように、配当枚数が7枚のシンボル「帽子」を狙え
ばよいことを遊技者に報知する。すなわち、3色LED
を、橙色を基調とするシンボル「帽子」を示唆する「橙
色」の発光色で点灯させる。
【0107】そして、「純増枚数」が197枚(図6の
段階10)となれば、加算できる「純増枚数」が3枚し
か残されていないので、シンボル「帽子」で停止させた
場合でもCTが終了してしまう。そのため、残されたC
T遊技可能回数内で確実にメダルを獲得できるように、
配当枚数が3枚のシンボル「サボテン」を狙うべきこと
を遊技者に報知する。すなわち、3色LEDを、緑色を
基調とするシンボル「サボテン」を示唆する「緑色」の
発光色で点灯する。
【0108】以上のようなボーナス/CTカウンタ表示
器21の報知により、遊技者は、CT解除条件の現況を
容易に理解することができ、自らの工夫による有利なC
T遊技を楽しむことができる。また、狙うべきシンボル
が示唆されることにより、CTMAX打法が容易にな
り、初心者でもCT遊技を十分に楽しむことができる。
【0109】なお、このボーナス/CTカウンタ表示器
21では、CT以外の一般遊技やBB遊技中において小
役に内部当選した場合に、8個の3色LED(L〜L
)をその内部当選した小役を示唆する色で点灯又は点
滅させるようにしてもよい。
【0110】また、CT遊技における遊技回数が150
回に近づくか又は純増枚数が200枚に近づき、CT遊
技の終了が近づくと、停止ボタン7L,7C,7R、演
出ランプ23及びスピーカ42によって、遊技者にその
状況を知らせる報知を行うようにしてもよい。この場
合、3個の停止ボタンは停止ボタンの操作を遊技者の有
利になるような順序で遊技者が操作できるように明るく
なったり暗くなったりし、演出ランプ23は、遊技者に
注意を喚起する表示をし、スピーカ42は特別な音声を
発生する。
【0111】更に、CT遊技において入賞図柄が揃わず
払出が行われないために、遊技者の消費したメダル数が
かなりの量に達したときに、そのような不利益が発生し
ている状況を遊技者に知らせる報知を行うようにしても
よい。
【0112】図7、図8及び図9は、CT遊技における
制御手段の動作を示すフローチャートである。このフロ
ーチャートにおいて、カウンタNはメダルの純増枚数の
増加の許容枚数を表示し、初期値は200であり、カウ
ンタNはメダルが投入されると加算され、メダルが払い
出されると減算される。カウンタNが0になるとCT遊
技は終了する。カウンタTはCT遊技で許容される遊技
数の残存回数を表示し、初期値は150であり、カウン
タTは遊技が1回行われる後とに1減算され、カウンタ
Tが0になるとCT遊技は終了する。
【0113】CT遊技に当選し、CT遊技状態になる
と、報知手段であるCT突入報知ランプ20を点灯させ
ると共に、演出ランプ23の表示、停止ボタン7L,7
C,7Rの表示及びスピーカ42からの音声を、CTに
突入したことを遊技者にを知らせる「状況1」の態様に
する(ステップ1)。この「状況1」の態様については
後に説明する。なお、以降「ステップ」を「ST」と省
略する。
【0114】メダルが投入されると、メダルセンサ5S
から信号が発生し(ST2)、カウンタNに投入メダル
数1乃至3を加算する(ST3)。
【0115】スタートレバー6が操作されてスタートス
イッチ6Sが作動する(ST4)。リール3L,3C,
3Rを回転させる(ST5)。カウンタTを1減算する
(ST6)。
【0116】乱数抽出による判定処理が行われる(ST
7)。
【0117】停止ボタン操作が行われたかを判定し(S
T8)、停止ボタン操作が行われればその停止要求に応
じたリール3L,3C,3Rの停止制御をする(ST
9)。
【0118】停止図柄の入賞役を判定し、その入賞役に
応じたメダルの払出しを実行する(ST10)。そし
て、カウンタNを払い出したメダルの数だけ減算する
(ST11)。
【0119】次に、CT遊技の解除条件が成立したか否
かを判定する(ST12)。CT遊技の解除条件は、乱
数判定によりBBに入賞し、BB入賞図柄「白7−白7
−白7」又は「青7−青7−青7」が揃ったとき、CT
遊技中のゲーム回数が150回に達しカウンタTが0の
とき、及び、CT遊技中の遊技媒体の純増枚数が200
枚に達しカウンタNが0のときが設定されている。
【0120】これらの解除条件のいずれにも該当しない
とき、即ち判定結果が“NO”のとき、カウンタNが2
30以上かを判定する(ST13)。この判定は遊技の
ために消費したメダルの数が遊技で獲得したメダルの数
を30枚も上回ったかの判定で、“YES”の場合、即
ちカウンタNが230以上の場合、演出ランプ23の表
示、停止ボタン7L,7C,7Rの表示及びスピーカ4
2からの音声を、不利な状態が発生していることを遊技
者にを知らせる「状況2」の態様にする(ST14)。
この「状況2」の態様については後に説明する。
【0121】ST13の判定において、“NO”と判定
したときは、次にカウンタNが177以上かを判定する
(ST15)。“YES”の場合、即ちカウンタNが1
77以上の場合は、ST37の処理に移る。
【0122】一方、ステップ15の判定において、カウ
ンタNが176以下で、判定結果が“NO”の場合、次
にカウンタNが152以上かを判定する(ST16)。
“YES”の場合、即ちカウンタNが152以上の場合
は、上記ボーナス/CTカウンタ表示器21のLED
(L)を「赤色」で点灯させ(ST17)、ST37
の処理に移る。
【0123】一方、ステップ16の判定において、カウ
ンタNが151以下で、判定結果が“NO”の場合、次
にカウンタNが127以上かを判定する(ST18)。
“YES”の場合、即ちカウンタNが127以上の場合
は、上記ボーナス/CTカウンタ表示器21の2個のL
ED(L,L)を「赤色」で点灯させ(ST1
9)、ST37の処理に移る。
【0124】一方、ステップ18の判定において、カウ
ンタNが126以下で、判定結果が“NO”の場合、次
にカウンタNが102以上かを判定する(ST20)。
“YES”の場合、即ちカウンタNが102以上の場合
は、上記ボーナス/CTカウンタ表示器21の3個のL
ED(L〜L)を「赤色」で点灯させ(ST2
1)、ST37の処理に移る。
【0125】一方、ステップ20の判定において、カウ
ンタNが101以下で、判定結果が“NO”の場合、次
にカウンタNが77以上かを判定する(ST22)。
“YES”の場合、即ちカウンタNが77以上の場合
は、上記ボーナス/CTカウンタ表示器21の4個のL
ED(L〜L)を「赤色」で点灯させ(ST2
3)、ST37の処理に移る。
【0126】一方、ステップ22の判定において、カウ
ンタNが76以下で、判定結果が“NO”の場合、次に
カウンタNが52以上かを判定する(ST24)。“Y
ES”の場合、即ちカウンタNが52以上の場合は、上
記ボーナス/CTカウンタ表示器21の5個のLED
(L〜L)を「赤色」で点灯させ(ST25)、S
T37の処理に移る。
【0127】一方、ステップ24の判定において、カウ
ンタNが51以下で、判定結果が“NO”の場合、次に
カウンタNが27以上かを判定する(ST26)。“Y
ES”の場合、即ちカウンタNが27以上の場合は、上
記ボーナス/CTカウンタ表示器21の6個のLED
(L〜L)を「赤色」で点灯させ(ST27)、S
T37の処理に移る。
【0128】一方、ステップ26の判定において、カウ
ンタNが26以下で、判定結果が“NO”の場合、次に
カウンタNが13以上かを判定する(ST28)。“Y
ES”の場合、即ちカウンタNが13以上の場合は、上
記ボーナス/CTカウンタ表示器21の7個のLED
(L〜L)を「赤色」で点灯させ(ST29)、S
T37の処理に移る。
【0129】一方、ステップ28の判定において、カウ
ンタNが12以下で、判定結果が“NO”の場合、次に
カウンタNが5以上かを判定する(ST30)。“YE
S”の場合、即ちカウンタNが5以上の場合は、上記ボ
ーナス/CTカウンタ表示器21の7個のLED(L
〜L)を「橙色」で点灯させ(ST31)、ST37
の処理に移る。
【0130】一方、ステップ30の判定において、カウ
ンタNが4以下で、判定結果が“NO”の場合、次にカ
ウンタNが3以上かを判定する(ST32)。“YE
S”の場合、即ちカウンタNが3以上の場合は、上記ボ
ーナス/CTカウンタ表示器21の7個のLED(L
〜L)を「緑色」で点灯させ(ST33)、ST37
の処理に移る。
【0131】一方、ステップ32の判定において、カウ
ンタNが2以下で、判定結果が“NO”の場合、次にカ
ウンタNが1以上かを判定する(ST34)。“YE
S”の場合、即ちカウンタNが1以上の場合は、上記ボ
ーナス/CTカウンタ表示器21の全てのLED(L
〜L)を「緑色」で点灯させ(ST35)、ST37
の処理に移る。
【0132】一方、ステップ34の判定において、カウ
ンタNが0で、判定結果が“NO”の場合、上記ボーナ
ス/CTカウンタ表示器21の全てのLED(L〜L
)を消灯させ(ST36)、ST37の処理に移る。
【0133】続いて、ステップ37において、カウンタ
Tが10以上か判定する。カウンタTが9以下でCT遊
技の残り回数が終わりに近づき、判定結果が“NO”の
場合、報知手段である、演出ランプ23の表示、停止ボ
タン7L,7C,7Rの表示及びスピーカ42からの音
声を、遊技できる回数が残り少なくなり、CT遊技が終
わりに近づいたことを知らせる「状況3」の態様にする
(ST38)。「状況3」の態様については後に説明す
る。
【0134】ST12において解除条件が成立し、“Y
ES”と判定されると、次に、その解除条件はBB遊技
の当選かが判定される(ST39)。“YES”と判定
されるとBB遊技が実行され(ST40)、終了後カウ
ンタN、カウンタTを0にして(ST41〜44)、上
記ボーナス/CTカウンタ表示器21の全てのLED
(L〜L)を消灯させ(ST45)、一般遊技の再
開(ST46)に至り、CT遊技は終了する。
【0135】ST39の判定結果が“NO”のとき、即
ち、BBの当選がなかったときは、カウンタNが0かを
判定し(ST41)、“NO”のときは、カウンタNを
0にし(ST42)、続いて、カウンタTが0かを判定
し(ST43)、“NO”のときは、カウンタTを0に
し(ST44)、上記ボーナス/CTカウンタ表示器2
1の全てのLED(L〜L)を消灯させて(ST4
5)、一般遊技を再開し(ST46)、CT遊技を終了
する。
【0136】上記のST1、14、及び38における報
知手段の「状況1」、「状況2」、「状況3」及び「状
況4」の各報知態様は報知の目的に合わせて設定され
る。
【0137】「状況1」の態様は、CT遊技であること
を遊技者に知らせるもので、一般遊技、BB遊技、RB
遊技と異なる状態にする。例えば、CT突入報知ランプ
20を点灯させると共に、演出ランプ23の点滅状態を
変化させたり、全ての停止ボタンを点滅させたり、異な
る音声を発生したりする。
【0138】「状況2」の態様は、遊技者のメダルの消
費枚数が入賞により獲得したメダル数を大きく上回り、
損失が発生していることを知らせるもので、演出ランプ
23の点滅状態を「状況1」と異ならせて遊技者の注意
を喚起する。更に、リール4Lとリール4Cが停止した
後にリール4Rの停止ボタン9Rを操作すると図柄は揃
い易いので、停止ボタン9Lだけを点滅させたり、停止
ボタンの光る順序を最初に停止ボタン9L、次に停止ボ
タン9C、最後に停止ボタン9Rとしたりして、停止ボ
タンの操作順序を教示したりする。更に、「状況1」と
異なる音声を発生し注意を喚起したりする。
【0139】「状況3」の態様は、CT遊技の可能回数
が残り僅かでCTの終わりが近づいていることを知らせ
るもので、演出ランプ23の点滅状態を「状況1」と異
ならせたり、「状況2」と同様に、遊技者が限られた遊
技回数で図柄入賞を数多く果せるように停止ボタンの光
る順序で操作する停止ボタンの順序を教示したり、「状
況1」と異なる音声を発生したりする。「状況3」の態
様は、「状況2」の態様と同じであってもよいが、例え
ば演出ランプ23の点滅速度を速めたり、停止ボタンの
点滅速度または停止ボタンの光る順序の移り変わる速度
をはやめたり、異なる警告音を発生するなど、「状況
2」と異なる態様として目的とする情報を報知するよう
にしてもよい。
【0140】また、ボーナス/CTカウンタ表示器21
は、上記のように純増枚数のカウント数を表示するほ
か、BB中のJACゲームの消化数も表示する。
【0141】BB遊技中にRB遊技が発生すれば、全て
(8個)の3色LED(L〜L)を「緑色」で点灯
し、その後、JACゲームに入賞する毎に、L→L
→…→L→Lの順番で、LEDを1個ずつ「赤色」
に変色させる。すなわち、「赤色」に変色したLEDの
数は、JACゲームに入賞可能な回数「8回」のうちの
消化数を示す。従って、JACゲーム入賞が8回発生す
れば8個の3色LED(L〜L)が全て「赤色」で
点灯している状態となる。
【0142】そして、2回目のRB遊技が発生すれば、
8個の3色LED(L〜L)が全て「赤色」で点灯
している状態から、JACゲームに入賞する毎に、L
→L →…→L→Lの順番で、LEDを1個ずつ消
灯させる。従って、2回目のRB遊技では、JACゲー
ム入賞が8回発生すれば8個の3色LED(L
)が全て消灯している状態となる。
【0143】次に、上記のLEDによるボーナス/CT
カウンタ表示器21に代えて、液晶表示装置等の電気的
画像表示装置を用いた場合の報知態様について説明す
る。
【0144】図10は、表示窓4L,4C,4Rの下部
に電気的画像表示装置として液晶表示装置30を設けた
場合のパネル表示部2aを示す。この液晶表示装置30
では、上述のボーナス/CTカウンタ表示器21での表
示と同様、CT抽選ルーレット表示、CT中の純増枚数
のカウント数表示、BB中のJACゲーム消化数表示等
が行なわれる。
【0145】図11〜図13は、この液晶表示装置30
における表示例を示す。ここでは、前述の図6における
表示内容を、液晶表示装置30の画面上に表示してお
り、画面上部には、上記8個のLEDを擬似的に表示し
て、おおまかな純増枚数を示し、画面中央には、遊技者
が狙うべきシンボルを示す画像を表示する。更に、画面
下部には、遊技者に対するメッセージが文字によって表
示される。
【0146】図11は、前述のボーナス/CTカウンタ
表示器21の段階4(図6)の表示内容を液晶表示装置
30の画面上に表示している場合で、画面中央には、遊
技者が狙うべきシンボルとして「デカチリ」の画像を直
接表示する。更に、画面下部には、遊技者に対するメッ
セージとして「デカチリを狙うのだ」との文字が表示され
る。
【0147】図12は、前述のボーナス/CTカウンタ
表示器21の段階9(図6)の表示内容を液晶表示装置
30の画面上に表示している場合で、画面中央には、遊
技者が狙うべきシンボルとして「帽子」の画像を直接表
示する。更に、画面下部には、遊技者に対するメッセー
ジとして「帽子を狙うのだ」との文字が表示される。
【0148】図13は、前述のボーナス/CTカウンタ
表示器21の段階11(図6)の表示内容を液晶表示装
置30の画面上に表示している場合で、画面中央には、
遊技者が狙うべきシンボルとして「サボテン」の画像を
直接表示する。更に、画面下部には、遊技者に対するメ
ッセージとして「サボテンを狙うのだ」との文字が表示さ
れる。
【0149】このような電気的画像表示装置によれば、
遊技者が狙うべきシンボルを直接表示したり、遊技状態
を把握しやすくするような具体的な表示が可能となる。
【0150】なお、上記CT抽選ルーレット表示やBB
中のJACゲーム消化数表示についても、8個のLED
を擬似的に表示することで実現できる。更に、電気的画
像表示装置によれば、その他の様々な表示が可能で、例
えば、純増枚数を棒グラフや円グラフ等によって表わす
こともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のスロットマシンの外観を示す
正面図。
【図2】実施例のスロットマシンに用いられる回路構成
を示すブロック図。
【図3】実施例のスロットマシンのシンボル列を表す
図。
【図4】実施例の各入賞役とメダル配当枚数を示す図。
【図5】実施例のパネル表示部の拡大正面図。
【図6】ボーナス/CTカウンタ表示器の表示態様を示
す図。
【図7】実施例のスロットマシンのCT遊技の制御動作
を示すフローチャート。
【図8】図7に続くCT遊技の制御動作を示すフローチ
ャート。
【図9】実施例のスロットマシンのCT遊技の解除条件
成立後の制御動作を示すフローチャート。
【図10】液晶表示装置を備えたパネル表示部を示す拡
大正面図。
【図11】液晶表示装置における表示態様の一例を示す
図。
【図12】液晶表示装置における表示態様の別の例を示
す図。
【図13】液晶表示装置における表示態様のさらに別の
例を示す図。
【符号の説明】
1…スロットマシン、2…フロントドア、2a…パネル
表示部、3L,3C,3R…リール、4L,4C,4R
…表示窓、5…コイン投入口、6…スタートレバー、7
L,7C,7R…ストップボタン、8…入賞ライン、9
…有効化ランプ、10…台座部、11…1−BETスイ
ッチ、12…2−BETスイッチ、13…最大BETス
イッチ、14…C/Pスイッチ、15…コイン払出口、
16…コイン受け部、17…透音口、18…クレジット
表示カウンタ、19…払出し表示カウンタ、20…CT
突入報知ランプ、21…ボーナス/CTカウンタ表示
器、22…表示面、23…演出ランプ、30…液晶表示
装置。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技に必要な複数の図柄を可変表示する可
    変表示手段と、その可変表示の停止時に表示すべき態様
    を決定し、その決定に基づいて前記可変表示を停止制御
    する制御手段とを備えた遊技機において、遊技者が遊技
    を有利に進めることができるように停止操作すべき図柄
    を示唆する表示を行う視覚的表示手段を備えたことを特
    徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】請求項1記載の遊技機において、前記制御
    手段は、前記可変表示の停止時に表示される図柄態様が
    遊技者にとって有利な図柄態様となることを許可するか
    否かの判定と遊技者の停止操作のタイミングとによっ
    て、前記可変表示の停止時に表示すべき態様を決定する
    ことを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】遊技に必要な複数の図柄を可変表示する可
    変表示手段と、該可変表示手段の可変表示を制御する制
    御手段とを備えた遊技機において、前記制御手段によ
    り、その決定に基づいて前記可変表示を停止制御する
    が、遊技中所定の発生条件が成立してから所定の解除条
    件が成立するまでの期間中は、前記決定に基づいた停止
    制御を行わず、遊技者の停止操作に応じて前記可変表示
    を停止するように構成されると共に、当該期間中、遊技
    者が遊技を有利に進めることができるように停止操作す
    べき図柄を示唆する表示を行い、予め定めた状況になっ
    たときに、前記図柄を示唆する表示の表示態様が変化す
    る視覚的表示手段を備えたことを特徴とする遊技機。
  4. 【請求項4】請求項3記載の遊技機において、前記制御
    手段は、前記可変表示の停止時に表示される図柄態様が
    遊技者にとって有利な図柄態様となることを許可するか
    否かの判定と遊技者の停止操作のタイミングとによっ
    て、前記可変表示の停止時に表示すべき態様を決定し、
    前記期間中は、前記判定を行わず或いは前記判定を行っ
    てもその結果にかかわらず、遊技者の停止操作に応じた
    停止制御を行うことを特徴とする遊技機。
  5. 【請求項5】遊技に必要な複数の図柄を可変表示する可
    変表示手段と、該可変表示手段の可変表示を制御する制
    御手段とを備えた遊技機において、前記制御手段によ
    り、その決定に基づいて前記可変表示を停止制御する
    が、遊技中所定の発生条件が成立してから所定の解除条
    件が成立するまでの期間中は、予め定めた第1の入賞役
    についてのみ前記決定に基づいた停止制御を行い、予め
    定めた第2の入賞役については前記決定に基づいた停止
    制御を行わず、遊技者の停止操作に応じて前記可変表示
    を停止するように構成されると共に、当該期間中、遊技
    者が遊技を有利に進めることができるように停止操作す
    べき図柄を示唆する表示を行い、予め定めた状況になっ
    たときに、前記図柄を示唆する表示の表示態様が変化す
    る視覚的表示手段を備えたことを特徴とする遊技機。
  6. 【請求項6】請求項5記載の遊技機において、前記制御
    手段は、前記可変表示の停止時に表示される図柄態様が
    遊技者にとって有利な図柄態様となることを許可するか
    否かの判定と遊技者の停止操作のタイミングとによっ
    て、前記可変表示の停止時に表示すべき態様を決定し、
    前記期間中は、前記第2の入賞役については、前記判定
    を行わず或いは前記判定を行ってもその結果にかかわら
    ず、遊技者の停止操作に応じた停止制御を行うことを特
    徴とする遊技機。
  7. 【請求項7】前記予め定めた状況は、前記期間中に遊技
    者が獲得した遊技媒体の数から遊技のために消費した遊
    技媒体の数を差し引いて得られる純増数が所定数に達し
    たことである請求項3又は5記載の遊技機。
  8. 【請求項8】前記視覚的表示手段は、色によって前記図
    柄を示唆する表示を行うことを特徴とする請求項1乃至
    7のいずれか記載の遊技機。
  9. 【請求項9】前記視覚的報知手段は、電気的画像表示装
    置で構成され、当該電気的画像表示装置に表示される画
    像によって前記図柄を示唆する表示を行うことを特徴と
    する請求項1乃至7のいずれか記載の遊技機。
  10. 【請求項10】前記視覚的報知手段は、色を変えること
    ができる表示素子によって構成されることを特徴とする
    請求項8記載の遊技機。
  11. 【請求項11】前記画像は、遊技者が停止操作を行う上
    で参酌すべき入賞役の図柄の表示であることを特徴とす
    る請求項9記載の遊技機。
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