JP2000242391A - 曲線スライダ装置 - Google Patents

曲線スライダ装置

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JP2000242391A JP4747499A JP4747499A JP2000242391A JP 2000242391 A JP2000242391 A JP 2000242391A JP 4747499 A JP4747499 A JP 4747499A JP 4747499 A JP4747499 A JP 4747499A JP 2000242391 A JP2000242391 A JP 2000242391A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はユーザインターフェイス部品である
スライダ装置に関し、特に曲線状の基準線を用い、直線
状の基準線を使用するスライダ装置では指定し難い画像
情報等を視覚的に分かり易く操作できるようにするスラ
イダ装置を提供するものである。 【解決手段】 コンピュータ10内に表示座標・操作値
変換テーブル13を設け、指定領域14に形成する曲線
スライダ(基準線)の座標位置と操作対象表示領域15
に表示される動画等の対応を上記表示座標・操作値変換
テーブル13に登録することによって、曲線スライダ
(基準線)上の希望する位置をマウス等で指示し、当該
指示点の座標データに基づいて表示座標・操作値変換テ
ーブル13を検索し、対応する動画データを読み出すこ
とによって操作対象表示領域15に動画を表示し、ディ
スプレイ11の指定領域14に指示される指示点におけ
る動画を対応づけて容易に知ることができ、操作性の優
れた曲線スライダとすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はユーザインターフェ
イス部品である曲線スライダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ユーザインターフェイス部品であるスラ
イダ装置は、例えばコンピュータの画面上に基準線を表
示し、その基準線上を動く指示点によって構成され、基
準線上の指示点の位置を数値に変換することにより、視
覚的に分かりやすい操作を実現するものである。例え
ば、動画とスライダ装置を組み合わせて使用すると、基
準線の一方の端が動画の開始位置に、もう一方の端が動
画の終了位置に対応し、動画の再生に対応して指示点が
基準線上を始点位置から終点位置へと移動する。また、
ユーザがポインティングデバイス(例えば、マウス)の
操作により、指示点を動かすと、指示点の位置及び動か
す速度に基づき再生される。したがって、動かす速度が
速ければ、動画は早送り再生となり、動かす速度が遅け
れば、動画はスロー再生となる。
【0003】図30は上記スライダ装置を説明する図で
あり、パーソナルコンピュータ等のディスプレイ1に
は、動画表示2とスライダ表示3が行われ、スライダ表
示3は基準線4と指示点5で構成されている。尚、スラ
イダ表示3はディスプレイ1の下部に作成されるグラフ
ィカルな表示である。上述のように、基準線4の一端
(例えば、左端)は動画表示2に表示される動画の開始
位置に対応し、基準線4の他端(例えば、右端)は動画
の終了位置に対応する。動画が再生されるのに対応し
て、指示点5が基準線4上を、基準線4の一端から他端
に移動する。また、ユーザは、指示点5をマウス等を用
いて、矢印方向にドラッグすることにより、指示点5を
移動させることができる。したがって、指示点の位置及
びドラッグする速度に連動して動画が再生される。
【0004】このように従来のスライダ装置は、直線状
の基準線4とその上を移動する指示点5を組み合わせる
ことによってディスプレイ1上に表示させるものであ
り、動画表示2に表示される動画の情報全体との割合を
視覚的に確認しながら希望の情報を得るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のスライダ装
置は、直線状の基準線4上を移動する指示点5の位置に
よって情報を確認するものである。したがって、動画等
の表示される情報の変化が単純な直線と対応しない場
合、希望の位置を選択しにくい。例えば、表示する情報
を移動中のカメラから録画した映像であるとした場合、
ディスプレイ1に表示される映像が全体の映像のうち、
どのくらい進んだ位置であるのかを考えて指定する必要
がある。すなわち、この場合時間より録画された位置が
重要な場合である。従って上述のような場合、直線状の
基準線4とその上を単に移動する指示点5の構成による
スライダ装置では対応できない。
【0006】本発明は上記課題の解決を図り、曲線状の
基準線を用い、直線状の基準線を使用するスライダ装置
では指定し難い画像情報等を視覚的に分かり易く操作
し、表示できるようにするスライダ装置を提供するもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明の第1
の態様によれば、基準線と、該基準線上を移動する指示
点とから成る曲線スライダを表示する座標表示手段と、
前記基準線上の指示点の位置に対応する操作対象のオブ
ジェクトを表示する操作対象表示手段と、前記座標表示
手段に表示する基準線の座標位置と、前記操作対象表示
手段に表示するオブジェクトに対応する対応データを記
憶する変換テーブルと、該変換テーブルに基づいて、前
記基準線上の指示点の移動と、当該指示点位置に対応す
るオブジェクトの再生とを連動させて表示するように制
御する制御手段と、を有する曲線スライダ装置を提供す
ることで達成できる。
【0008】本明細書において、「曲線」とは、なだら
かな曲線の他、二以上の直線から構成される曲線、一以
上の直線となだらかな曲線との組み合わせにより構成さ
れる曲線をいい、「基準線」はこれらの曲線から構成さ
れる。したがって、「曲線スライダ」には、これらの曲
線から構成されるスライダが含まれる。また、本明細書
において、「オブジェクト」は、動的オブジェクトと静
的オブジェクトからなる。「動的オブジェクト」は動画
を含み、「静的オブジェクト」は、グラフ、表、テキス
ト、写真、静止画を含む。
【0009】ここで、座標表示手段は、例えば地図上に
基準線と該基準線上を移動可能な指示点を設け、マウス
やタブレット等のポインティングデバイスによって指示
点の位置を指定する。制御手段は上記テーブルに記憶さ
れたデータに従って、基準線上に指示された位置の座標
データを読み出し、対応するオブジェクト(例えば、動
画データ)を操作対象表示手段に表示する。また、操作
対象表示手段に表示したオブジェクト(例えば、動画デ
ータ)に従って基準線上の指示点の位置の情報を上記テ
ーブルから読み出し、指示点を当該位置に移動する。
【0010】このように構成することにより、基準線上
を移動する指示点の位置を自由に移動し、希望する位置
(例えば、地図上の位置)のオブジェクトを操作対象表
示手段に表示することができる。
【0011】また、座標表示手段と操作対象表示手段を
同じディスプレイ上に形成することにより、指示点の指
示する基準線上の位置と動画を対比しながら見ることが
でき、より操作性がよく、また見易い曲線スライダ装置
とすることができる。また、上記課題は本発明の第2の
態様によれば、前記基準線の色彩を異ならせ、また形状
を変えることによって、録画作成中や移動手段の相違を
表示する構成である。
【0012】このように構成することにより、座標表示
手段に表示される基準線を見るだけで、録画作成中の位
置や、自動車、自転車、徒歩等のカメラ装置の移動手段
を容易に知ることができる。
【0013】また、上記基準線の色彩や形状を異ならせ
るだけでなく、指示点の色彩や形状を変えることによっ
て、カメラの向きや撮影者の移動手段を示してもよい。
このように構成することによっても、座標表示手段に表
示される指示点を見るだけで、カメラの方向や撮影者の
移動手段を容易に知ることができる。
【0014】また、本発明は二次元画面に限らず、三次
元画面に対しても適用することができ、また操作対象表
示手段には動画等の動的オブジェクトに限らず、温度、
湿度、音等をグラフで表した場合のグラフ、また表、テ
キスト、写真、静止画等の静的オブジェクトを表示する
構成とすることもできる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は本発明のシステムの全
体の構成図である。本例は、コンピュータ10、ディス
プレイ11、ポインティングデバイス12で構成され、
ディスプレイ11はコンピュータ10の表示部である。
コンピュータ11はデスクトップタイプやノートタイプ
のパーソナルコンピュータ、又は車に搭載されたカーナ
ビゲーションシステム内のコンピュータである。コンピ
ュータ10は、不図示のCPU、ROM、RAMで構成
され、表示座標・操作値変換テーブル(以下、単に変換
テーブルで示す)13を有する。この変換テーブル13
は後述する曲線スライダ上の座標(表示座標)と、操作
対象の入力となる数値(操作値)とを対応付けるテーブ
ルである。
【0016】また、ディスプレイ11は指定領域14と
操作対象表示領域15で構成され、指定領域14には曲
線スライダ17が表示され、操作対象表示領域15には
動画や、温度、湿度等の変化を示すグラフィカルな画像
等の操作対象が表示される。
【0017】ポインティングデバイス12は、例えばマ
ウスやタブレット等で構成され、上述の曲線スライダ1
7上の任意の位置を指定する。図2は上述の指定領域1
4に表示される曲線スライダ17の一例を示す。曲線ス
ライダ17は曲線状の基準線18と、この基準線18上
の任意の位置を指示する指示点19で構成されている。
また、曲線スライダ17にはその端部において、何れが
基準線18の始点であり、終点であるかを示すマーク表
示が設けられている。同図においては、基準線18の左
端が始点であり、右端が終点であり、基準線18の左端
には始点を示す黒丸が表示され、基準線18の右端には
終点を示す矢印が表示されている。
【0018】以下、具体的な実施の形態について説明す
る。 <第1の実施形態>図3は本発明の第1の実施形態を説
明するシステム構成図である。本例は、地図上に曲線ス
ライダ17を作成し、指示点19と動画を連動させるこ
とによって、移動中の車から撮影した映像の再生位置を
指定するシステムである。すなわち、本例は動的オブジ
ェクトである動画を操作対象とする実施形態の説明であ
る。
【0019】本例においては、図3に示すようにディス
プレイ11上の指定領域14は地図領域14aであり、
操作対象表示領域15は動画領域15aである。また、
地図領域14aに表示する曲線スライダ17は地図上に
おけるカメラの移動軌跡を示す。
【0020】一方、コンピュータ10内の変換テーブル
13は地図上の座標と動画の撮影時刻との変換テーブル
である。図4は変換テーブル13の具体例を示す図であ
る。本例の場合、地図領域14aは二次元画面であり、
二次元の曲線スライダ17を表示する。尚、図3に示す
ように地図領域14aの水平方向をX方向(X座標)と
し、上記水平方向に直交する方向をY方向(Y座標)と
する。また、図5は地図領域14aを拡大して示す図で
あり、地図領域14aに表示する基準線18と、この基
準線18上に位置する指示点19の構成を詳しく説明す
る図である。ここで、地図領域14a上の基準線18の
始点位置は18aであり、終点位置は18dである。
尚、指示点19の初期位置は基準線18の始点位置18
aである。
【0021】以下、本実施形態の処理を図6に示すフロ
ーチャートに従って説明する。先ず、コンピュータ10
内のCPUは変換テーブル13を作成する(ステップ
(以下Sで示す)1)。この処理は地図領域14a内を
自動車等の移動手段によってカメラを移動し、地図領域
14a上の座標データと動画データの対応テーブルを作
成するものである。
【0022】図4の例では、変換テーブル13には動画
データを記憶するのではなく、動画データに対応する動
画時刻のデータを記憶している。尚、変換テーブル13
は、スライダ上の座標データと動画データの位置を特定
するデータを対応させるデータであれば足りる。したが
って、動画データの位置を特定するデータとして、動画
時刻の代わりに、動画データの位置を示すカウンタを用
いることができる。また、図4の例では、スライダ上の
座標データとして、X、Y座標を例示しているが、スラ
イダ上の開始点からの距離を示す1次元の座標データで
あってもよい。この点は、他の実施形態における、変換
テーブルの例であっても同様である。変換テーブル13
を有する不図示のメモリがコンピュータ10内に設けら
れている。
【0023】先ず、カメラを始点位置18aに移動し、
動画の撮影を開始する。また、始点位置の地図上の座標
(X座標とY座標)を測定し、動画の時刻を設定する。
ここで、始点位置(18a)のX座標が“120”であ
り、Y座標が“70”であるとすれば、変換テーブル1
3の最初の記憶ライン(記憶領域)には上記X座標とY
座標のデータが書き込まれる。また、録画スタート時、
始点位置における動画時刻は“0”であり、動画時刻の
記憶領域には“0”を書き込む。
【0024】その後、カメラによる動画の撮影を継続
し、例えば次に記憶する座標位置を図5に示す18bの
位置であるとすれば、変換テーブル13の次の記憶ライ
ン(記憶領域)には位置18bに対応する座標データが
書き込まれる。上述の例ではX座標として、例えば“1
50”が書き込まれ、Y座標として“64”が書き込ま
れる。また、対応する動画時刻として、例えば“01:
20”が書き込まれる。
【0025】さらに、カメラによる撮影を継続し、次の
座標位置を図5に示す18cとすれば、変換テーブル1
3の次の記憶ラインには位置18cに対応するX座標の
座標データ、例えば“128”が書き込まれ、Y座標の
座標データとして、例えば“145”が書き込まれる。
また、対応する動画時刻として“04:25”が書き込
まれる。そして、最後に撮影終了地点の座標データ(X
座標“166”、Y座標“147”)が書き込まれ、対
応する終了動画時刻として“08:54”が書き込まれ
る。また、上述の処理の間、不図示のメモリには動画時
刻と動画データとの対応情報が記憶される。
【0026】以上のようにして変換テーブル13の作成
が完了すると、次に基準線の表示処理を行う(S2)。
この基準線18の表示処理は、上記変換テーブル13に
従って、地図領域14a上に基準線18を表示する処理
である。具体的には、変換テーブル13のX座標及びY
座標に書き込んだ座標データに従って地図領域14aに
基準線18を表示する。図7はこの表示処理によって地
図領域14a上に基準線18を表示した状態であり、画
面上の座標位置18a〜18dを順番に接続して作成し
たものである。すなわち、始点位置18aと次の位置1
8bを接続し、位置18bと次の位置18cを接続し、
更に位置18cと終点位置18dを接続して表示したも
のである。
【0027】次に、指示点19を表示する(S3)。こ
の指示点19の表示は、初期時始点位置18aに表示さ
れる。また、マウス等を操作して指示点19を指定した
場合には、上述の変換テーブル13を用いて対応する位
置に指示点19を表示する。その後、ユーザからのデー
タ入力待ちの状態で待機する(S4)。
【0028】一方、図8は上述の入力待ちに入った後の
処理を説明するフローチャートである。入力待ちの状態
に入った後の処理では、ユーザがマウス等のポインティ
ングデバイス12を用いて曲線スライダ17(基準線1
8)上の指示点19を指定する場合と、動画の動きに従
って基準線18上の指示点19が移動する場合がある。
【0029】先ず、ユーザがポインティングデバイス1
2を用いて基準線18上の指示点19を指定する場合に
ついて説明する。この場合、上述の入力待ち(S4)の
状態からマウス等のポインティングデバイス12を操作
して指示点19を移動する。例えば、上述の例において
初期時、始点位置18aに位置する指示点19を図7に
示す位置18eに移動する。このとき、CPUは指定さ
れた指示点19の座標データを取得(ポイント座標取
得)し(S5)、変換テーブル13を検索する(S
6)。
【0030】例えば、この時指示点19の位置は前述の
位置18bと18cの間であり、指示点19の座標デー
タと、位置18bの座標データ及び位置18cの座標デ
ータから動画時刻のデータを取得する(S7)。例え
ば、位置18eの座標データが(“142”、“10
0”)であれば、位置18eは位置18bと位置18c
間の4/9の位置を指定したことになる。したがって、
動画時刻についても“04:25”から“01:20”
を差し引いた時間の4/9の時刻を得る。この例の場
合、動画時刻として“02:42”を得る。すなわち、
本例の場合、例えば不図示のメモリから対応する動画デ
ータ(撮影データ)を読み出し、時刻“03:03”の
データを動画領域15aに表示する(S8)。また、指
示点19を対応する基準線18上に表示する(S9)。
【0031】一方、指示点19を他の位置に指定する場
合、上述と同様の計算を行い、対応する動画を動画領域
15aに表示する。また、指示点19の指定位置が変換
テーブル13に書き込まれた座標位置、例えば18b、
18c、18dである場合、対応する動画時刻の撮影画
像を表示する。
【0032】上述のように処理することによって、地図
上に形成された基準線18上の任意の位置に指示点19
を移動するだけで、対応する位置の動画を動画領域15
aに表示することができ、容易に地図上の位置と動画の
対応を知ることができる。
【0033】次に、動画の動きに従って基準線18上の
指示点19を移動する場合について説明する。この場
合、前述の入力待ち(S4)の状態から動画の進行に従
って動画時刻を取得する(S10)。次に、取得した動
画時刻のデータから変換テーブル13を検索し(S1
1)、動画位置に対応するポイントの座標を取得する
(S12)。例えば、“01:20”の動画時刻を取得
した場合、対応する座標はX座標が“150”、Y座標
が“64”であり、“04:25”の動画時刻を取得し
た場合、対応する座標はX座標が“128”、Y座標が
“145”であり、それぞれ対応するポイントの座標を
変換テーブル13から取得する(S12)。
【0034】そして、最後に基準線18上の対応する位
置に指示点19を移動する(S13)。例えば、“0
1:20”の動画時刻である場合、指示点19を位置1
8bに移動して表示し、“04:25”の動画時刻であ
る場合、指示点19を位置18cに移動して表示する。
【0035】一方、上述の例は動画時刻が変換テーブル
13にある場合について説明したが、動画時刻が変換テ
ーブル13にない場合、以下のように処理する。例え
ば、動画時刻として変換テーブル13にない前述の“0
2:42”である場合、位置18bと位置18cの動画
時刻の間の時刻であり、直線近似を行い、位置18bと
位置18cの動画時刻(“01:20”と“04:2
5”)の差を求め、比例配分により座標データを得る。
この場合、前述の例の逆の計算を行い、座標データ
(“142”、“100”)を得、指示点19を対応す
る基準線18上の位置に表示する。
【0036】このように処理することによって、前述と
は逆に、表示される動画の地図上の位置を自動的に基準
線18上に指示することができ、表示される動画の地図
上の位置を容易に知ることができる。
【0037】以上のように、本実施形態によれば地図上
の位置や経路と動画の対応を容易に知ることができ、作
業効率を向上させることができる。 <第2の実施形態>次に、本発明の第2の実施形態につ
いて説明する。
【0038】上述の第1の実施形態の操作対象は動的オ
ブジェクトである動画であった。しかし、本実施形態及
び次の第3の実施形態では、操作対象としてグラフ、
表、テキスト、写真、静止画等の静的オブジェクトを対
象とする。尚、本例では静的オブジェクトとして、特に
グラフを操作対象とし、例えば音声や騒音等の音をグラ
フ化して表示するものである。
【0039】すなわち、本例は静的オブジェクトとして
音声や騒音等の音レベルの変化をグラフ化して、操作対
象とするものである。尚、次の第3実施形態では、温度
及び湿度の変化をグラフ化し、操作対象とするものであ
る。以下、具体的に説明する。
【0040】図9は第2の実施形態の表示画面を説明す
る図である。尚、本実施形態においても、図1のシステ
ム構成図を使用し、コンピュータ10、ディスプレイ1
1、ポインティングデバイス12で構成され、ディスプ
レイ11は例えばコンピュータ10の表示部であり、図
9に示す表示構成である。すなわち、ディスプレイ11
は指定領域14と操作対象表示領域15で構成され、指
定領域14は本例の場合地図領域14aである。また、
指定領域14aに表示される曲線スライダ17は地図上
の移動軌跡を示す。
【0041】また、操作対象表示領域15には騒音のレ
ベル表示15bが行われる。このレベル表示は指示点の
位置の騒音レベルを示すものであり、レベルを例えばホ
ーンで示す。
【0042】一方、コンピュータ10の変換テーブル1
3は地図上の座標と対応する位置の騒音レベルを示す。
図10は本例で使用する変換テーブル20の具体例を示
す図である。また、本例の場合も、地図領域14aには
二次元の曲線スライダ17を表示し、図9に示す地図領
域14aの水平方向をX方向(X座標)とし、上記水平
方向に直交する方向をY方向(Y座標)とする。
【0043】また、地図領域14a上に表示する基準線
18と、この基準線18上に位置する指示点19の構成
は前述の第1の実施形態と同様であり、基準線18の始
点は18aであり、基準線18の終点は18dである。
【0044】以下、本実施形態例の処理を図11に示す
フローチャートに従って説明する。本実施形態において
も、先ず変換テーブル20を作成する(ステップ(以下
STで示す)1)。この変換テーブル20は、上述の図
9に示す基準線18の位置情報と騒音のレベル表示15
bの騒音レベルを対比させるテーブルの作成である。こ
の変換テーブル20の作成は、例えば地図上の基準線1
8に沿って騒音測定器で予め騒音を測定し、記録するも
のである。
【0045】具体的には、始点位置18aにおける騒音
を測定し、その測定レベルを変換テーブル20に記録す
る。すなわち、始点位置18aのX座標を“120”と
し、Y座標を“70”とすると、変換テーブル20の最
初の記憶ライン(記憶領域)には上記X座標とY座標の
データ、及び上述の騒音の測定レベルが書き込まれる。
尚、始点18aにおける騒音レベルが40ホーンである
とすれば、変換テーブル20の騒音レベルの領域に数値
“40”を書き込む。
【0046】次に、騒音レベルの測定を継続し、例えば
図9に示す位置18bの時、X座標として“150”、
Y座標として“64”を書き込み、騒音レベルとして例
えば90ホーンを記録する。また、座標位置18cの
時、X座標として“128”、Y座標として“145”
を書き込み、騒音レベルとして例えば100ホーンを記
録する。
【0047】さらに、同様にして基準線18上の騒音レ
ベルが座標位置のデータと共に書き込まれ、最後に終点
位置18dの座標データとしてX座標が“166”、Y
座標が“147”を書き込み、騒音レベル(例えば、6
0ホーン)を記録する。
【0048】以上のようにして変換テーブル20が完了
すると、次に基準線18の表示を行う(ST2)。この
基準線の表示処理は、前述と同様上記作成の変換テーブ
ル20に基づいて、地図領域14a上に基準線18を形
成する。すなわち、変換テーブル20のX座標、Y座標
に記録した座標データに従って地図領域14aに基準線
18を形成する。
【0049】次に、指示点19を表示する(ST3)。
この指示点19の表示も前述と同様、初期時、始点位置
18aに表示する。また、指示点を指定した場合、変換
テーブル20を用いて対応する位置に指示点19を表示
する。その後、ユーザからのデータ入力待ち状態とする
(ST4)。
【0050】以上のようにして変換テーブル20を作成
した後、ユーザがマウス等を用いて曲線スライダ17
(基準線18)上の指示点19を指定する。例えば、交
差点における騒音レベルを知りたい場合、ユーザはマウ
スを操作し、位置18bに指示点19を移動する。この
場合の処理は図12に示すフローチャートに従った処理
となる。すなわち、先ず指定された指示点19の座標デ
ータを取得し(ST5)、変換テーブル20を検索し
(ST6)、騒音レベル“90”のデータを読み出し
(ST7)、騒音のレベル表示15bに表示する(ST
8)。以上の処理により、例えば18bの位置(交差
点)における騒音レベル(90ホーン)が騒音のレベル
表示15bに表示される。
【0051】また、他の交差点である位置18cの騒音
レベルを知りたい場合には、マウスを操作して位置18
cに指示点19を移動することで、変換テーブル20を
検索し、騒音のレベル表示15bに騒音レベル“10
0”を表示する。
【0052】尚、交差点以外の位置の騒音レベルを知り
たい場合にも、マウスを操作して希望する位置に指示点
19を移動することで、騒音レベルを容易に表示するこ
とができる。この場合には、例えば移動経路に沿って一
定距離間隔毎に騒音レベルを測定しておき、これを一連
の騒音レベルデータとして座標データと共に格納してお
くことで実現できる。
【0053】また、騒音レベルの変化が多い箇所では、
変換テーブルのデータを密に採取する必要がある。一
方、騒音レベルの変化が少ない箇所では、変換テーブル
のデータ数を少なくすることができる。この場合、変換
テーブルにあるデータの間の騒音データは、変換テーブ
ル内のデータから近似直線または近似曲線を作成し、当
該近似直線等上の比例配分により求めることができる。
【0054】一方、変換テーブル20を逆に使用し、騒
音レベルの情報から当該騒音レベルの位置を知ることも
できる。この場合、騒音レベルを指定することで、当該
騒音レベルの位置に指示点19を移動し、対応する騒音
レベルの位置を表示することができる。この場合、例え
ばグラフが一定間隔で切り替わることにより、スライダ
上の指示点19が移動する。また、対象となる静的オブ
ジェクトがグラフではない場合、即ち表やテキスト、写
真、静止画等である場合、表やテキスト、写真、等が一
定間隔で切り替わることにより、スライダ上の指示点1
9が移動することになる。
【0055】尚、同じ騒音レベルの位置が複数ある場合
には対応する複数の位置を指示点19によって指示する
構成としてもよい。以上のように、本実施形態によれば
地図上の位置と当該位置(位置周辺)の騒音レベルの対
応を容易に知ることができ、騒音公害の対策等を行う際
の作業効率を向上させることもできる。
【0056】また、上述の実施形態の説明では、地図座
標と騒音レベルの対応を変換テーブル20に記録する構
成としたが、前述の第1実施形態の如く地図座標と時刻
を記録し、時刻情報から他のメモリに記憶した騒音レベ
ルを読み出す構成としてもよい。この場合、変換テーブ
ル20に騒音レベルと共に、対応する時刻を記録する構
成としてもよい。
【0057】また、上述の実施形態の説明では騒音レベ
ルについて説明したが、騒音レベルと共に前述の動画を
同時に操作対象とする構成としてもよい。その場合、騒
音レベルを動画画面の端部に表示してもよい。
【0058】また、音の対象は騒音レベルに限らず、音
声や野鳥の鳴き声等を対象としてもよい。また、騒音の
レベル表示15bに表示する騒音レベルは、例えば図1
3に示すように連続する曲線で表示するように構成して
もよい。このように表示することにより、基準線18の
経路に沿った騒音レベルの変化を直感的に知ることがで
きる。尚、この場合、指示点19に対応する曲線上の位
置が騒音レベルとなる。
【0059】さらに、上述の実施形態の説明では騒音レ
ベルの変化をグラフ化し、グラフ(の変化)を操作対象
としたが、表やテキスト、写真、静止画等を操作対象と
する場合にも同様に実施できる。この場合、操作対象表
示領域15には表やテキストが表示され、又は写真や静
止画が表示される。 <第3の実施形態>次に、本発明の第3の実施形態につ
いて説明する。
【0060】本例は上述の第2の実施形態に対し、操作
対象が温度及び湿度である点が異なる。すなわち、操作
対象が動画や騒音(音)ではなく温度及び湿度であり、
基準線18上を移動する指示点19の位置の温度及び湿
度レベルを表示する。
【0061】したがって、本例もグラフを操作対象とす
る静的オブジェクトに対応する実施形態の説明である。
以下、具体的に説明する。図14は第3の実施形態を説
明する図である。尚、本実施形態においても、図1に示
したシステム構成図を使用し、コンピュータ10、ディ
スプレイ11、ポインティングデバイス12で構成さ
れ、ディスプレイ11は例えばコンピュータ10の表示
部である。すなわち、ディスプレイ11は指定領域14
と操作対象表示領域15で構成され、指定領域14は本
例の場合、地図領域14aである。
【0062】また、操作対象表示領域15は、本例の場
合温度及び湿度レベル表示15cとなる。尚、このレベ
ル表示は指示点の位置の温度及び湿度のレベルを示すも
のであり、温度は摂氏で示し、湿度は%で示す。
【0063】一方、変換テーブル21は地図上の座標位
置と、当該位置の温度及び湿度を示す。図15は変換テ
ーブル21の具体例を示す図である。本実施形態の場合
も、地図領域14aには二次元の曲線スライダを表示
し、図14に示す地図領域14aの水平方向をX方向
(X座標)とし、上記水平方向に直交する方向をY方向
(Y座標)とする。
【0064】以下、本実施形態の処理を図16に示すフ
ローチャートに従って説明する。本実施形態において
も、先ず変換テーブル21を作成する(ステップ(以下
Vで示す)1)。この処理は、上記図14に示す基準線
18の位置情報と温度及び湿度レベル表示15cに表示
するレベルを対比させるテーブルの作成であり、この変
換テーブル21の作成も、例えば地図上の基準線18に
沿って温度計と湿度計を使用して予め温度及び湿度を測
定し、記録するものである。
【0065】すなわち、始点位置18aにおける温度及
び湿度を測定し、その測定結果を変換テーブル21に記
録する。したがって、先ず初めに、始点位置18aのX
座標(“120”)、Y座標(“70”)、測定結果で
ある温度及び湿度のデータ(例えば、23.4℃、湿度
63%)が記録される。以下、同様にして、位置18b
におけるX座標(“150”)、Y座標(“64”)、
温度及び湿度のデータ(例えば、24.2℃、湿度50
%)が記録され、位置18cにおけるX座標(“13
2”)、Y座標(“145”)、温度及び湿度のデータ
(例えば、24.8℃、湿度48%)が記録され、最後
に終点位置18dにおけるX座標(“166”)、Y座
標(“147”)、温度及び湿度のデータ(例えば、2
2.5℃、湿度70%)が記録される。
【0066】以上のようにして変換テーブル21が完成
すると、次に基準線18の表示を行う(V2)。この基
準線の表示処理は、前述と同様上記作成テーブルに基づ
いて、地図領域14a上に表示される。尚、上述の温度
及び湿度の測定、及び記憶処理は基準線18上の他の位
置で行ってもよく、また等間隔で温度及び湿度の測定、
及び記憶処理を行ってもよい。
【0067】次に、指示点19を表示する(V3)。こ
の指示点19の表示も前述と同様、初期時始点位置18
aに表示する。その後、ユーザからのデータ入力待ちの
状態で待機する(V4)。
【0068】以上のようにして変換テーブル21を作成
した後、ユーザがポインティングデバイス12を用いて
曲線スライダ17(基準線18)上の指示点19を指定
する。例えば、位置18bにおける温度及び湿度を知り
たい場合、ユーザはマウスを操作し、位置18bに指示
点19を移動する。この場合、先ず指定された指示点1
9の座標データを取得し、変換テーブル21を検索し、
対応する温度及び湿度のデータを読み出し、温度及び湿
度表示領域15cに表示する。この処理により、温度及
び湿度表示領域15cには温度が23.4℃であり、湿
度は63%であるレベル表示が行われる。
【0069】一方、他の位置(例えば、位置18c)の
温度及び湿度を知りたい場合、マウスを操作して位置1
8cに指示点19を移動し、変換テーブル21を検索
し、温度及び湿度表示領域15cに温度24.2℃、湿
度50%のレベル表示を行う。
【0070】尚、上記位置以外の温度及び湿度を知りた
い場合にも、マウスを操作して希望する位置に指示点1
9を移動することで、希望する位置の温度及び湿度のレ
ベルを容易に表示することができる。この場合には、例
えば移動経路に沿って一定距離間隔毎に温度や湿度のデ
ータを測定しておき、これを一連の温度及び湿度データ
として座標データと共に格納しておくことで実現でき
る。
【0071】また、温度や湿度の変化が多い箇所では、
変換テーブルのデータを密に採取する必要がある。一
方、温度や湿度の変化が少ない箇所では、変換テーブル
のデータ数を少なくすることができる。この場合、変換
テーブルにあるデータの間の温度及び湿度データは、変
換テーブル内のデータから近似直線または近似曲線を作
成し、当該近似直線等上の比例配分により求めることが
できる。
【0072】一方、本例においても、逆に温度及び湿度
の情報から当該温度や湿度の位置を表示することもでき
る。この場合、知りたい温度や湿度レベルを指定するこ
とで、変換テーブル21を逆に検索し、対応する温度及
び湿度の位置に指示点19を移動する。この場合、例え
ばグラフが一定間隔で切り替わることにより、スライダ
上の指示点19が移動する。また、対象となる静的オブ
ジェクトがグラフではない場合、即ち表やテキスト、写
真、静止画等である場合、表やテキスト、写真、等が一
定間隔で切り替わることにより、スライダ上の指示点1
9が移動することになる。
【0073】以上のように、本実施形態によれば地図上
の位置と当該位置の温度や湿度レベルの対応を容易に知
ることができ、周囲環境の変化等の調査などにおいて作
業効率を向上させることができる。
【0074】尚、図14に示す例では地図上の極めて近
い距離を表示するが、基準線18を県や地方単位の地
図、又は複数の国を含むような地図上の基準線18に表
示する場合、本実施形態はより有用なものとなる。
【0075】さらに、上述の実施形態の説明では温度及
び湿度の変化をグラフ化し、グラフ(の変化)を操作対
象としたが、表やテキスト、写真、静止画等を操作対象
とする場合にも同様に実施できる。この場合、操作対象
表示領域15には前述と同様、表やテキストが表示さ
れ、又は写真や静止画が表示されることになる。 <第4の実施形態>次に、本発明の第4の実施形態につ
いて説明する。
【0076】本例は上述の第1実施形態乃至第3実施形
態に使用する基準線に対し、座標を補完することによっ
てより滑らかな基準線を表示するものである。尚、本実
施形態においても、図1に示したシステム構成図を使用
し、コンピュータ10、ディスプレイ11、ポインチン
グデバイス12で構成され、ディスプレイ11は例えば
コンピュータ10の表示部である。
【0077】以下、本実施形態の処理を図17に示すフ
ローチャートに従って説明する。本実施形態において
は、先ず仮表示座標・操作値変換テーブル(以下、単に
仮変換テーブルで示す)20を作成する(ステップ(以
下STPで示す)1)。図18は上述の仮変換テーブル
20の例である。同図の例は地図領域14aに示す基準
線18の位置18c近傍を曲線補完する例であり、仮変
換テーブル20には座標データと、動画時刻、及び曲線
補完の有無の情報が記録される。
【0078】図18に示す例は18cの位置に対する基
準線18の曲線補完を行うものであり、曲線補完の有無
の対応する記録エリアには「する」の設定が行われ、他
の記録エリアには「しない」の設定が行われている。
尚、ここで、上述の「する」の設定は、例えば対応する
記憶エリアにフラグを立て、「しない」の設定には対応
する記憶エリアにフラグを立てない処理によって設定す
ることができる。また、上述の仮変換テーブル20の作
成は、不図示のキーボード等を使用して行う。
【0079】上述のようにして仮変換テーブル20の作
成を行った後、補完済の変換テーブルの作成を行う(S
TP2)。この作成処理は上述の仮変換テーブル20に
基づいて、例えばスプライン、Bスプライン、ベジェな
どのアルゴリズムを使用して作成する。例えばスプライ
ン関数を使用する場合、位置18cで折れ曲がった線を
滑らかに形成する。また、ベジェ曲線を用いて滑らかな
曲線に変換してもよい。
【0080】図19は補完後の変換テーブルを示す。こ
の補完後の変換テーブル21は、上述のようにスプライ
ン関数等を使用して作成され、本実施形態の場合、位置
18eから18cまでの範囲が補完処理され、X座標
“85”、Y座標“132”、動画時刻“04:1
8”、X座標“87”、Y座標“142”、動画時刻
“04:34”、X座標“94”、Y座標“148”、
動画時刻“04:50”の3ヶ所のデータが補完され
る。
【0081】以上のようにして変換テーブル20が完成
すると、次に基準線18の表示を行う(STP3)。こ
の基準線の表示処理は、前述と同様上記作成テーブルに
基づいて、地図領域14a上に作成する。
【0082】次に、指示点19を表示する(STP
4)。この指示点19の表示も前述と同様、初期時始点
位置18aに表示する。その後、ユーザからのデータ入
力待ちの状態で待機する(STP5)。
【0083】以上のようにして補完後の変換テーブル2
1が完成すると、ユーザはポインティングデバイスを用
いて曲線スライダ17(基準線18)上の指示点19を
指定する。例えば、位置18bにおける温度及び湿度を
知りたい場合、ユーザはマウスを操作し、位置18bに
指示点19を移動する。この場合、先ず指定された指示
点19の座標データを取得し、上述の補完後の変換テー
ブル21を検索し、対応する温度及び湿度のデータを読
み出し、温度及び湿度表示領域15cに表示する。ま
た、対応する操作対象が動画データである場合、対応す
る位置の動画データを動画領域に表示することができ
る。
【0084】以上の処理により、例えば図20に示すよ
うに、位置18c近傍の基準線18がより滑らかとな
り、より詳細な各種情報を得ることができる。 <第5の実施形態>次に、本発明の第5の実施形態につ
いて説明する。
【0085】本実施形態は基準線18の形状又は色彩を
変化させる構成であり、基準線の形状や色彩を操作対象
の変化と連動させて変化させていくことによって、より
多くの情報をユーザに知らせ、操作性を高める構成であ
る。尚、本実施形態においても、図1に示したシステム
構成図を使用し、コンピュータ10、ディスプレイ1
1、ポインティングデバイス12で構成され、ディスプ
レイ11は例えばコンピュータ10の表示部である。
尚、本実施形態の説明では、更に以下の2例について分
けて説明する。 《第1例》図21は本実施形態を説明するフローチャー
トである。本例の場合、上述の第1実施形態乃至第3実
施形態の如く予めコース(基準線)が決まっているわけ
ではなく、例えばコース(基準線)の設定と同時に録画
操作も行われる構成である。したがって、初期時、指示
点19は始点位置18aの位置に在り、ユーザのデータ
入力待ち状態で待機する(ステップ(以下Wで示す)
1)。
【0086】この状態において、録画が進行すると変換
テーブルの更新が行われる(W2)。図22は上述の録
画が更新した場合を説明する図である。先ず、同図
(a)は画像の録画者が例えば「自動車」等に乗り、開
始位置18aから録画を開始し、交差点である位置18
bに達した状態を示す。この間、コースの録画が行わ
れ、不図示のメモリに録画データが記憶される。また、
録画開始からの動画時刻も計数され、この動画時刻は移
動する経路の座標位置と共に変換テーブルに記録され
る。また、地図領域14aには図22(a)に示す表示
となる(W3)。
【0087】上述の録画処理はカメラが移動する毎に進
行し、変換テーブルの更新が行われる。例えば、図22
(b)の位置18eまで進行すれば、対応する変換テー
ブルの記憶エリアに動画時刻と座標データが書き込ま
れ、指示点19も当該位置に表示される(W3)。ま
た、同図(c)の位置まで移動した場合にも同様に変換
テーブルの更新処理、及び基準線18の再表示処理が行
われる。
【0088】以上のように処理することにより、基準線
18の形状は録画の進行と共に延長され、形状が変わる
ことによって録画の進行状態を知ることができる。すな
わち、カメラの移動と共に基準線18は延長され、基準
線18の終点位置が現在のカメラ位置となり、現在のカ
メラ位置及び、ここまでの移動経路を容易に知ることが
できる。
【0089】一方、現在までの移動経路(基準線18)
に対して任意の位置の動画を表示する場合には前述の実
施形態と同様に処理すればよい。すなわち、この場合ユ
ーザがポインティングデバイス12を用いて基準線18
上の希望する位置を指定すると、指定された座標データ
を取得し(W4)、今までに作成した変換テーブルを検
索し(W5)、座標データから動画時刻のデータを取得
する(W6)。そして、動画データ(撮影データ)を読
み出し、動画データを更新し(W7)、指示点19を対
応する基準線18上に表示する(W8)。
【0090】また、ポインティングデバイス12を操作
するのではなく、逆に動画を進行させることによっても
作成後の基準線と動画の確認を行うことができる。この
場合、前述の入力待ち状態(W1)から、動画の進行に
従って動画時刻を取得し(W9)、取得した動画時刻の
データから変換テーブルを逆に検索し(W10)、動画
位置に対応するポイントの座標を取得する(W11)。
そして、最後に地図領域14a上に指示点19を表示す
る(W12)。
【0091】したがって、本実施形態によれば、録画の
終了を待たずに動画の再生処理を行うことができ、作業
効率を向上することができる。また、前述のように基準
線の形状は録画の進行と共に延長され、基準線の形状が
変わることによって録画の進行状態を知ることができ
る。
【0092】尚、録画前に既に経路が決まっている場合
には、録画開始時に終点位置まで基準線を延長してお
き、録画進行に従って基準線の色を変えていく構成とし
てもよい。 《第2例》図23は本実施形態を説明する変換テーブル
24の例を示す。本例の処理は、前述の図6等の処理と
同様であり、変換テーブル24の作成処理、基準線18
の表示処理、指示点19の表示処理を順次行う。ここ
で、変換テーブル24の作成処理は、以下のようにして
行う。
【0093】先ず、始点位置18aのX座標とY座標を
読み出し、動画の時刻を設定する。ここで、始点位置1
8aのX座標を“120”とし、Y座標を“70”とす
ると、変換テーブル24の最初の記憶ライン(記憶領
域)には上記X座標、Y座標のデータが書き込まれる。
また、始点位置18aからの移動手段として「自動車」
を使用する場合には対応する情報を予め設定した、例え
ばコード番号で入力する。尚、ここで入力した「自動
車」の情報は、次の位置18bまで指定が継続される。
【0094】次に、基準線18上の次の座標位置を18
bとすれば、X座標として“150”が書き込まれ、Y
座標として“64”が書き込まれ、対応する動画時刻と
して“01:20”が書き込まれる。また、移動手段が
同じ「自動車」である場合、上述と同じコード番号を入
力する。また、上述と同様、ここで入力した「自動車」
の情報は、次の位置18cまで指定が継続される。
【0095】さらに、基準線18上の次の座標位置を1
8cとすれば、変換テーブル21のX座標には“13
0”が書き込まれ、Y座標には“145”が書き込ま
れ、動画時刻として“04:25”が書き込まれる。一
方、移動手段が上述とは異なる「徒歩」である場合、対
応する情報を予め設定したコード番号で入力する。
【0096】そして、最後に終点位置18dの座標デー
タをX座標“166”、Y座標“147”として書き込
み、対応する終了動画時刻として“08:54”を書き
込み、位置18は終点位置であるので移動手段の記憶エ
リアにはコード番号を入力しない。また、上述と同様、
ここで入力した「徒歩」の情報は、最終位置18dまで
指定が継続される。
【0097】以上のようにして変換テーブル24の作成
が完了すると、次に基準線18の表示を行う。この基準
線表示処理は、上記作成の変換テーブル24に従って、
地図領域14a上に基準線18を形成する処理であり、
例えば変換テーブル24の移動手段の記憶エリアのコー
ド番号を判断して基準線18の形状又は色を変える。本
例では、開始位置18aから途中の位置18cまでは移
動手段が「自動車」であるので、例えば実線で形成し、
位置18cから終点位置18dまでの移動手段は「徒
歩」であるので、例えば点線で形成する。図24は上述
の処理によって作成した基準線を表示する例である。
【0098】以上のように基準線18を表示することに
より、ユーザは以後基準線18を表示して動画を見る場
合、例えば「自動車」で移動した範囲を見たい場合や、
「徒歩」で移動した範囲を見たい場合、当該範囲を指定
してすばやく目的の動画を再生することができる。 <第6の実施形態>次に、本発明の第6の実施形態につ
いて説明する。
【0099】前述の第5実施形態は基準線の形状又は色
彩を変化させる構成であったが、本実施形態は指示点1
9の形状又は色彩を変化させる構成であり、指示点19
の形状や色彩を操作対象の変化と連動させて変化させて
いくことによって、カメラの方向や移動手段の種類を明
確にし、より多くの情報をユーザに知らせるものであ
る。尚、本実施形態においても、図1に示したシステム
構成図を使用し、コンピュータ10、ディスプレイ1
1、ポインティングデバイス12で構成され、ディスプ
レイ11は例えばコンピュータ10の表示部である。以
下、具体的に説明する。
【0100】図25は本実施形態を説明する変換テーブ
ル25の例を示す。本例の処理も、前述の各実施形態の
処理と同様であり、変換テーブル25の作成処理、基準
線の表示処理、指示点の表示処理を順次行う。ここで、
変換テーブル25の作成処理は、以下のようにして行
う。
【0101】先ず、始点位置18aのX座標とY座標を
読み出し、動画の時刻を設定する。また、動画撮影の
際、カメラの向きの情報も取り込み、変換テーブル25
にカメラの向きの情報も書き込む。例えば、同図の例で
は始点位置18aにおけるX座標は“120”であり、
Y座標は“70”であり、動画時刻を“00:00”と
して書き込み、更にカメラの向きの情報(例えば、「1
5°」)を書き込む。
【0102】次に、基準線18上の次の座標位置を18
bとすれば、X座標として“150”を書き込み、Y座
標として“64”を書き込み、対応する動画時刻として
“01:20”を書き込む。また、カメラの向きの情報
として、例えば「252°」のデータを書き込む。
【0103】さらに、基準線18上の次の座標位置を1
8cとすれば、変換テーブル25のX座標には“12
8”を書き込み、Y座標には“145”を書き込み、動
画時刻として“04:25”を書き込む。また、カメラ
の向きの情報として、例えば「0°」のデータを書き込
む。そして、最後に終点位置18dの座標データをX座
標“166”、Y座標“147”として書き込み、対応
する終了動画時刻として“08:54”を書き込み、カ
メラの向きの情報として、例えば「0°」のデータを書
き込む。
【0104】尚、上述の座標データと動画時刻、及びカ
メラの向きの情報は、上記箇所以外でも記録する構成と
してもよく、また等間隔で記録するように構成してもよ
い。以上のようにして変換テーブル25の作成を終了す
ると、次に基準線18及び指示点19の表示を行う。基
準線18の表示処理は前述と同様、座標データを繋ぎ合
わせて行うが、指示点19の作成は指示点19にカメラ
方向の情報を含めて行う。図26に示す例では、初期時
のカメラの方向を「0°」とした場合、「90°」の方
向であることを示している。また、動画領域15dには
当該カメラ方向における動画画像が表示される。
【0105】以上のようにカメラの方向を矢印で示し、
指示点19に当該矢印を設けて表示することによって、
動画領域15dに表示される動画が指示点19のどの方
向から撮影されたものであるか容易に分かり、操作性を
向上し、動画の意味内容をより明確にすることができ
る。
【0106】尚、上述の説明ではカメラの方向によって
指示点19に矢印を付加する構成としたが、移動手段に
従って指示点19に異なる色彩を使用するように構成し
てもよい。例えば、移動手段が「自動車」である場合青
色で指示点19を表示し、移動手段が「自転車」である
場合緑色で表示し、移動手段が「徒歩」である場合赤色
で表示する等であり、移動手段が直感的に理解できる構
成となる。
【0107】また、上述の実施形態の説明では、指示点
の表示をカメラの向きによって変えたが、音を対象とす
る場合、指示点の表示を集音マイクの方向によって変え
てもよい。 <第7の実施形態>次に、本発明の第7実施形態につい
て説明する。
【0108】上述の第1実施形態乃至第6実施形態は二
次元画面表示の地図領域に対して基準線を形成する構成
としたが、本実施形態は三次元画面表示の地図領域に対
して基準線を形成し、当該基準線上で指示点19を移動
することによって、より広い空間に対する動画表示を行
う構成である。以下、具体的に説明する。
【0109】図27は本実施形態を説明する変換テーブ
ル26の例を示す。本例は上述のように、三次元画面表
示の地図領域に対して基準線を形成し、当該基準線上で
指示点19を移動する構成であり、変換テーブル26の
座標エリアはX座標、Y座標、Z座標で構成され、それ
ぞれの座標エリアに位置データが書き込まれる。また、
それぞれの位置における動画時刻のデータも対応するエ
リアに書き込まれる。
【0110】すなわち、変換テーブル26の作成処理
は、以下のようにして行う。先ず、始点位置28aのX
座標、Y座標、及びZ座標を読み出し、動画時刻“0
0:00”を書き込む。この場合、変換テーブル26の
座標エリアには、例えばX座標“140”、Y座標“9
8”、Z座標“50”が書き込まれ、更に上述の動画時
刻“00:00”が書き込まれる。
【0111】次に、基準線28上の次の座標位置を28
bとすれば、X座標“277”、Y座標“100”、Z
座標“70”が書き込まれ、更に動画時刻“01:0
1”が書き込まれる。さらに、基準線28上の次の座標
位置を28cとすれば、X座標“224”、Y座標“1
76”、Z座標“97”が書き込まれ、更に動画時刻
“02:14”が書き込まれる。
【0112】そして、最後に基準線28上の最終位置を
28dとすれば、X座標“347”、Y座標“19
0”、Z座標“128”が書き込まれ、更に動画時刻
“03:37”が書き込まれる。
【0113】以上のようにして変換テーブル26の作成
処理を終了した後、次に基準線28の表示処理を行う。
この基準線28の表示処理は、変換テーブル26から座
標データを読み出し、それぞれのポイントを接続するも
のであり、図28の地図領域30aに示すように基準線
28を形成する。また、動画領域15eには対応する三
次元位置から見た場合の動画が表示される。また、指示
点29を更新することによって、三次元領域を移動する
物体からの撮影画像を表示することができる。例えば、
三次元領域を移動する航空機やヘリコプター等から撮影
した画像を表示することによって、航空地図の作成等に
おいて地図上の位置と画像位置が一致し、効率よい作業
を行うことができる。
【0114】この例では、操作対象は、動的オブジェク
トである撮像画像として説明したが、静的オブジェクト
とすることができ、また、静的オブジェクトと動的オブ
ジェクトの組み合わせとすることもできる。静的オブジ
ェクトとして表示されるデータとしては、その地点の気
象情報(例えば、気圧、風向、温度、湿度等)や、各地
点から見た特定の対象(例えば、地上の建造物)の写
真、静止画が例示される。
【0115】また、本実施形態においても、第5の実施
形態で説明したように、基準線18の形状又は色彩を変
化させることができ、第6の実施形態で説明したよう
に、指示点19の形状又は色彩を変化させることができ
る。
【0116】尚、上述の実施形態の説明において、変換
テーブルの作成には多くの表示座標データと操作対象デ
ータの入力が必要である。したがって、表示座標データ
と操作対象データを自動的に取得する方法があれば有利
であり、例えば地図と動画を連動させる場合、変換テー
ブルの作成のためには動画の撮影中に位置データをGP
S(Global Positioning System )によって知り、自動
的に記録するようにしてもよい。また、各種地図情報シ
ステムと組み合わせることにより、座標補正等を行う構
成としてもよい。
【0117】一方、図29はフロッピーディスクやCD
−ROM等の可搬性の記録媒体やハードディスク等の外
部記憶装置などのメモリに本例のデータアクセス処理の
プログラムを記憶し、該記憶媒体をコンピュータのドラ
イブに挿入することにより本実施形態の処理を実現する
システムである。また、インターネットやLAN、WA
N等の通信回線を介して本実施形態のプログラムをプロ
グラム提供者からコンピュータにダウンロードして本実
施形態の処理を実現する構成としてもよい。
【0118】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば基
準線上を移動する指示点の位置を希望する位置に移動
し、動画を操作対象表示手段に表示することができ、基
準線上の指示点と動画の対応が明確になり、操作性にも
優れた曲線スライダ装置とすることができる。
【0119】また、カメラの方向や移動手段によって基
準線の形状や色彩を変え、又は指示点の形状や色彩を変
えることによって、カメラの方向と動画の対比、又は移
動手段と動画の対比等を容易に知ることができ、更に操
作性を向上することができる。
【0120】また、動画に限らず、温度や湿度を地図上
の座標位置の変化に従って表示し、また騒音や音声など
を地図上の座標位置の変化に従って表示することで、周
囲環境との対比も容易に行うことができ、極めて有用な
ものとなる。
【0121】さらに、二次元画面表示に限らず、三次元
画面表示に基準線を表示することによって、より広い領
域上の任意の位置と動画を対比させることができ、更に
操作性の優れた曲線スライダ装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステムの全体構成図である。
【図2】指定領域に表示される曲線スライダの一例を示
す図である。
【図3】第1実施形態を説明するシステム構成図であ
る。
【図4】第1実施形態の変換テーブルのメモリ構成図で
ある。
【図5】地図領域に表示される基準線と指示点を説明す
る図である。
【図6】第1実施形態のデータ入力処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図7】第1実施形態におけるディスプレイの表示状態
を示す図である。
【図8】第1実施形態の入力待ち状態後の処理を説明す
るフローチャートである。
【図9】第2実施形態を説明する図である。
【図10】第2実施形態の変換テーブルのメモリ構成図
である。
【図11】第2実施形態のデータ入力処理を説明するフ
ローチャートである。
【図12】第2実施形態の入力待ち状態後の処理を説明
するフローチャートである。
【図13】第2実施形態の変形例を説明する図である。
【図14】第3実施形態を説明する図である。
【図15】第3実施形態の変換テーブルのメモリ構成図
である。
【図16】第3実施形態のデータ入力処理を説明するフ
ローチャートである。
【図17】第4実施形態のデータ入力処理を説明するフ
ローチャートである。
【図18】第4実施形態の仮変換テーブルのメモリ構成
図である。
【図19】第4実施形態の変換テーブルのメモリ構成図
である。
【図20】第4実施形態でのディスプレイの表示状態を
示す図である。
【図21】第5実施形態を説明するフローチャートであ
る。
【図22】(a)、(b)、(c)は、第5実施形態で
のディスプレイの表示変化の状態を示す図である。
【図23】第5実施形態でのディスプレイの表示状態を
示す図である。
【図24】第5実施形態での変換テーブルのメモリ構成
例である。
【図25】第6実施形態での変換テーブルのメモリ構成
例である。
【図26】第6実施形態でのディスプレイの表示状態を
示す図である。
【図27】第7実施形態での変換テーブルのメモリ構成
例である。
【図28】第7実施形態でのディスプレイの表示状態を
示す図である。
【図29】記録媒体を使用するシステム構成図である。
【図30】従来技術を説明する図である。
【符号の説明】
10 コンピュータ 11 ディスプレイ 12 ポインティングデバイス 13、20、23、24、25、26 変換テーブル 14 指定領域 15 操作対象表示領域 17 曲線スライダ 18、28 基準線 18a、28a 初期位置 18b、18c、28b、28c 位置 18d、28d 終了位置 19、29 指示点

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準線と、該基準線上を移動する指示点
    とから成る曲線スライダを表示する座標表示手段と、 前記基準線上の指示点の位置に対応する操作対象のオブ
    ジェクトを表示する操作対象表示手段と、 前記座標表示手段に表示する基準線の座標位置と、前記
    操作対象表示手段に表示するオブジェクトに対応する対
    応データを記憶する変換テーブルと、 該変換テーブルに基づいて、前記基準線上の指示点の移
    動と、当該指示点位置に対応するオブジェクトの再生と
    を連動させて表示するように制御する制御手段と、 を有することを特徴とする曲線スライダ装置。
  2. 【請求項2】 地図領域に表示され、基準線と該基準線
    上を移動する指示点とから成る曲線スライダの座標表示
    手段と、 前記基準線上の指示点の位置に対応するオブジェクトを
    表示する操作対象表示手段と、 前記座標表示手段の座標位置と、前記操作対象表示手段
    に表示するオブジェクトに対応する対応データを記憶す
    る変換テーブルと、 該変換テーブルに記憶した座標位置に基づいて、前記基
    準線上の指示点の移動と、当該指示点位置に対応するオ
    ブジェクトの再生とを連動させて表示するように制御す
    る制御手段と、 を有することを特徴とする曲線スライダ装置。
  3. 【請求項3】 前記座標表示手段と操作対象表示手段は
    同じディスプレイ上に表示されることを特徴とする請求
    項1、又は2記載の曲線スライダ装置。
  4. 【請求項4】 前記基準線上の指示点の指示位置は、ポ
    インティングデバイスによって指定されることを特徴と
    する請求項1、又は2記載の曲線スライダ装置。
  5. 【請求項5】 前記操作対象表示手段に表示されるオブ
    ジェクトは任意の移動手段の移動経路に沿って得られた
    オブジェクトであり、前記基準線は該移動経路にほぼ対
    応した曲線であり、前記移動手段の相違によって、前記
    基準線の形状又は色彩を異ならせることを特徴とする請
    求項1、又は2記載の曲線スライダ装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記変換テーブル内の
    データの間を補完して求めたデータに基づき、前記基準
    線上の指示点の移動と、当該指示点位置に対応するオブ
    ジェクトの再生とを連動させて表示するように制御する
    ことを特徴とする請求項1、又は2記載の曲線スライダ
    装置。
  7. 【請求項7】 前記操作対象表示手段に表示されるオブ
    ジェクトは、任意の移動手段の移動経路に沿って得られ
    たオブジェクトであり、前記基準線は該移動経路にほぼ
    対応した曲線であり、当該オブジェクトを得た方向に基
    づき、前記指示点の形状又は色彩を変えることを特徴と
    する請求項1、又は2記載の曲線スライダ装置。
  8. 【請求項8】 前記操作対象は動的オブジェクトである
    ことを特徴とする請求項1乃至7記載の曲線スライダ装
    置。
  9. 【請求項9】 前記操作対象は静的オブジェクトである
    ことを特徴とする請求項1乃至7記載の曲線スライダ装
    置。
  10. 【請求項10】 前記静的オブジェクトは、少なくとも
    グラフ、表、テキスト、写真、静止画のうち一つ、又は
    二以上の組み合わせから構成されることを特徴とする請
    求項9記載の曲線スライダ装置。
  11. 【請求項11】 前記操作対象は、動的オブジェクトと
    静的オブジェクトの組み合わせであることを特徴とする
    請求項1乃至7記載の曲線スライダ装置。
  12. 【請求項12】 請求項10、又は11記載の静的オブ
    ジェクトとして表示されるデータは、少なくとも温度、
    湿度、音情報の何れか一つを表すデータであることを特
    徴とする請求項10、又は11記載の曲線スライダ装
    置。
  13. 【請求項13】 前記座標表示手段に表示する座標デー
    タは、グローバルポジショニングシステムを利用して作
    成することを特徴とする請求項1、又は2記載の曲線ス
    ライダ装置。
  14. 【請求項14】 基準線と、該基準線上を移動する指示
    点とから成る曲線スライダを表示する座標表示処理と、 前記基準線上の指示点の位置に対応する操作対象のオブ
    ジェクトを表示する操作対象表示処理と、 前記座標表示処理によって表示する基準線の座標位置
    と、前記操作対象表示処理によって表示するオブジェク
    トに対応する対応データを記憶する変換テーブル作成処
    理と、 該変換テーブルに基づいて、前記基準線上の指示点の移
    動と、当該指示点位置に対応するオブジェクトの再生と
    を連動させて表示するように制御する制御処理と、 を行うことを特徴とする曲線スライダ制御方法。
  15. 【請求項15】 基準線と、該基準線上を移動する指示
    点とから成る曲線スライダを表示する座標表示機能と、 前記基準線上の指示点の位置に対応する操作対象のオブ
    ジェクトを表示する操作対象表示機能と、 コンピュータシステム上に生成される基準線の座標位置
    と、前記操作対象表示機能によって表示するオブジェク
    トに対応する対応データを記憶する変換テーブルに基づ
    いて、前記基準線上の指示点の移動と、当該指示点位置
    に対応するオブジェクトの再生とを連動させて表示する
    ように制御する制御機能と、 から成る曲線スライダ制御処理をコンピュータに実行さ
    せるプログラムを格納した前記コンピュータが読み取り
    可能な記録媒体。
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