JP2000238527A - 自動車用車体構造 - Google Patents

自動車用車体構造

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JP2000238527A
JP2000238527A JP11040227A JP4022799A JP2000238527A JP 2000238527 A JP2000238527 A JP 2000238527A JP 11040227 A JP11040227 A JP 11040227A JP 4022799 A JP4022799 A JP 4022799A JP 2000238527 A JP2000238527 A JP 2000238527A
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OI SEISAKUSHO CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量化を図ると共に部品の取り付けに伴う取
り付け工数、部品管理工数、部品検査工数などを著しく
削減することができる自動車用モジュールを提供する。 【解決手段】 アウタパネル3とインナパネル4とより
自動車用車体構造が中空状に形成されてなると共にウイ
ンドパネル5が該アウタパネル3及びインナパネル4間
をウインドレギュレータ装置6により昇降自在に支持さ
れてなり、前記インナパネル4に機構部品を支持したベ
ースプレート9が支持されてなり、前記ベースプレート
9は、合成樹脂板より成形されてなると共に前記ウイン
ドパネル5の昇降軌跡をガイドするレール部10が形成
されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、サイドドア、バ
ックドア、サイドコンストラクションなど自動車用車体
構造、特にそのモジュール構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用車体構造、例えばドアモ
ジュールとしては、特開平10−175438号公報に
記載されているようなものが知られている。かかる公報
に開示されてなる技術は、合成樹脂製のフレーム(ベー
スプレート)に、ウインドレギュレータアセンブリの構
成部材がそれぞれ保持されていることが開示されてい
る。即ち、フレーム(ベースプレート)にウインドレギ
ュレータワイヤの駆動ドラム及びレールがそれぞれ保持
されてなり、該ウインドレギュレータワイヤの駆動ドラ
ムとレールとの間に、該駆動ドラムによって駆動される
Xバーが配設されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の自動車用車体構造、例えばドアモジュールに
あっては、フレーム(ベースプレート)に取り付ける部
品が多くなり、重量が重いばかりか、部品の取り付けに
伴う取り付け工数、部品管理工数、部品検査工数など多
大な工数を必要とするので、改善が望まれている。
【0004】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、軽量化を図ると共に部品の取
り付けに伴う取り付け工数、部品管理工数、部品検査工
数などを著しく削減することができる自動車用車体構造
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、アウタパネルとインナパネルとより中空状に形成さ
れてなると共にウインドパネルが該アウタパネル及びイ
ンナパネル間をウインドレギュレータ装置により昇降自
在に支持されてなり、前記インナパネルに機構部品を支
持したベースプレートが支持されてなる自動車用車体構
造において、前記ベースプレートは、合成樹脂板より成
形されてなると共に前記ウインドパネルの昇降軌跡をガ
イドするレール部が形成されてなることを特徴とする。
【0006】請求項1に記載の発明によれば、前記ベー
スプレートには、ウインドレギュレータワイヤの駆動ド
ラムなどが配設されているものの、レール部が前記ベー
スプレートに形成されているので、該レールが無い分軽
量化を図れると共にレールを取り付ける必要が無いの
で、その分取り付け工数、部品管理工数、部品検査工数
などを著しく削減することができる。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の自動車用車体構造であって、前記ベースプレートによ
り、前記インナパネルに形成されてなる取り付け用孔を
閉塞してなることを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の発明によれば、アウタパ
ネル側からの雨水、放水などの水滴や埃芥などがベース
プレートによってシールされるので、合成樹脂フィルム
などの防塵材を不要とする分、軽量化を図れると共に防
塵材を取り付ける必要が無いので、その分取り付け工
数、部品管理工数、部品検査工数などを著しく削減する
ことができる。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の自動車用車体構造であって、前記ベース
プレートには、前記ウインドパネルのウインドレギュレ
ータワイヤの駆動ドラムのカバー部の一方を形成してな
ることを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明によれば、ベースプ
レートに重なるように支持される駆動ドラムのカバー部
の一方を、ベースプレートでもって兼用できるので、駆
動ドラムのカバー部の一方が無い分、軽量化を図れると
共に駆動ドラムのカバー部の一方を取り付ける必要が無
いので、その分取り付け工数、部品管理工数、部品検査
工数などを著しく削減することができる。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3何れかに記載の自動車用車体構造であって、前記
ベースプレートの周縁部には、該ベースプレートの材質
よりも軟質なる取付け用舌片を一体に突出形成してなる
ことを特徴とする。
【0012】請求項4に記載の発明によれば、取付け用
舌片に、例えばドアロック装置を配すれば、特に別部材
の取り付け手段を必要とせずにドアロック装置が支持で
きるので、該ドアロック装置などの支持手段としての取
付け用舌片の軽量化が図れることになる。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4何れかに記載の自動車用車体構造であって、前記
ベースプレートの周縁部には、該ベースプレートの材質
よりも軟質なるシール部材を一体に突出形成してなるこ
とを特徴とする。
【0014】請求項5に記載の発明によれば、アウタパ
ネル側からの雨水、放水などの水滴や埃芥などがシール
部材によってシールされるので、合成樹脂フィルムなど
の防塵材を不要とする分、軽量化を図れると共に防塵材
を取り付ける必要が無いので、その分取り付け工数、部
品管理工数、部品検査工数などを著しく削減することが
できる。
【0015】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請
求項5何れかに記載の自動車用車体構造であって、前記
ベースプレートには、前記機構部品のハーネスを蛇行状
に支持可能なる溝部を形成してなることを特徴とする。
【0016】請求項6に記載の発明によれば、溝部がベ
ースプレートに一体に形成されているので、ハーネス支
持手段を特に設けることなく、ベースプレートに一体の
溝部内に挿入するだけで、ハーネスを確実に支持できる
ことになる。
【0017】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請
求項6何れかに記載の自動車用車体構造であって、前記
ベースプレートには、前記機構部品のハーネスのコネク
タ支持部が貫通状に形成してなることを特徴とする。
【0018】請求項7に記載の発明によれば、ベースプ
レートのコネクタ支持部に、パワーウインドモータなど
に接続されているコネクタを支持させているので、該コ
ネクタに、自動車の外側に配索されるコネクタを組み立
て時に嵌めるだけで接続ができることになり、ベースプ
レートの貫通孔を通過させるハーネス用のグロメットが
不用になる分、原価低減が図れることになる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添附
図面を参照して説明する。図1において、符号1は、自
動車用車体構造としてのサイドドアであり、符号2は、
該サイドドア1を図示しないヒンジにより開閉自在に支
持したフロントピラパネルである。
【0020】前記サイドドア1は、図1乃至図3に示す
ように、ドアアウタパネル3とドアインナパネル4とよ
り中空状に形成されてなる。符号5は、サイドウインド
パネルで、該サイドウインドパネル5が、前記ドアアウ
タパネル3及び前記ドアインナパネル4間を、ウインド
レギュレータ装置6により、昇降自在に支持されてな
る。符号9は、ベースプレートで、該ベースプレート9
は、前記ドアインナパネル4に形成した取り付け用孔で
ある開口部7を塞いでボルト、ナット20,21により
支持されてなると共に、前記ウインドレギュレータ装置
6やドアロック装置8などの機構部品を支持してなる。
【0021】前記ベースプレート9は、合成樹脂材より
板状に成形されてなる。該ベースプレート9の車外側の
面9aには、レール部10、10が前後に離間し且つ上
下に連続形成されてなる。該レール部10,10には、
前記サイドウインドパネル5を保持したホルダー11,
11が、上下動することによって、該サイドウインドパ
ネル5の昇降軌跡をガイドすることができる。
【0022】また、図5乃至図7に示すように、該ベー
スプレート9の車外側の面9aには、前記サイドウイン
ドパネル5のウインドレギュレータ装置6を構成するワ
イヤ12,13の駆動ドラム14を収納すると共に該ド
ラム14を覆うカバー部15,16の一方15を形成し
てなる。換言すると、該一方のカバー部15は、駆動ド
ラム14の収納部であると共に他方のカバー部16の配
される開口部15aを形成している。前記他方のカバー
部16は、合成樹脂により平板状に形成されてなり、ベ
ースプレート9に形成された下ネジ部17に螺合されて
なるボルト18により、該ベースプレート9に支持され
ている。該カバー部15、16を介して前記駆動ドラム
14に、シャフト6aを介して周知のウォームギア部お
よびウォームホイール部が接続され且つモータにより駆
動される前記ウインドレギュレータ装置6がボルト、ナ
ット20、21により支持されている。
【0023】また、該ベースプレート9の周縁部の何れ
かに、該ベースプレート9の材質よりも軟質材よりなる
取付け用舌片19を一体に突出形成してなる。該取付け
用舌片19は、例えば図2及び図5に示すように、前記
ベースプレート9の後ろ側RRであり且つ前記ドアイン
ナパネル4の外側、即ち、ドアアウタパネル3側に、車
外側の面9aより若干の隙間19aを設けて配し、前記
ドアロック装置8などを保持させることにより、前記ド
アインナパネル4の内側に配されるベースプレート9で
あるにもかかわらず、ドアインナパネル4の外側に配さ
れるドアロック装置8などを予め支持できるという著し
い利点を有することになる。しかも、該取付け用舌片1
9は、ベースプレート9の材質よりも軟質材よりなるの
で、成形時に、隙間19aが少なくても、成形型から無
理抜き(過度に近い力で成形型から離脱させると、通常
は破壊するが、取付け用舌片19が撓むことにより離型
できること)が可能である。
【0024】また、図2及び図8に示すように、前記ベ
ースプレート9の周縁部、特に前記ドアインナパネル4
に接する部位には、該ベースプレート9の材質よりも軟
質なると共に該ベースプレート9と異色のシール部材2
2を、前記ドアインナパネル4に圧接するように、一体
に突出形成してなる。
【0025】また、図4及び図9に示すように、前記ベ
ースプレート9の車外側の面9a及び車内側の面9bそ
れぞれには、前記ウインドレギュレータ装置6やドアロ
ック装置8などの機構部品のハーネス23を蛇行状に支
持可能なる溝部24を形成してなる。該溝部24は、ハ
ーネス23の径より若干大きめの幅を有すると共に突起
部24aを左右交互に断続的に形成することにより、ハ
ーネス23が強制的に曲げられて、ハーネス23の復帰
力が突起部24aに圧接する力となって、該溝部24内
にハーネス23が結果的に支持されることになる。
【0026】また、図1乃至図3及び図5に示すよう
に、前記ベースプレート9には、前記ウインドレギュレ
ータ装置6やドアロック装置8などの機構部品のハーネ
ス23のコネクタ25或いは、該コネクタ25に接続さ
れる電源用ハーネス27のコネクタ28或いはそのコネ
クタ25、28双方の支持部26(この実施形態では、
電源用ハーネス27のコネクタ28の支持部26として
図示した)が貫通状に形成してなる。前記電源用ハーネ
ス27のコネクタ28は、前記フロントピラー2を介し
て、図示しない自動車のバッテリから配索されていて、
前記コネクタ25に嵌合自在である。符号29は、前記
電源用ハーネス27をフロントピラー2に保持したグロ
メットである。尚、図2の符号30は、サイドドア1の
前側FRに配されているフロントフェンダーである。
【0027】本発明は、かかる構成よりなるから、前記
ベースプレート9には、ウインドレギュレータワイヤ1
2,13の駆動ドラム14などが配設されているもの
の、レール部10,10が前記ベースプレート9に形成
されているので、従来のような別部品のレールが無い
分、軽量化を図れる。また、従来のように、レールを取
り付ける必要が無いので、その分取り付け工数が削減で
きる。また、レールなどの部品管理工数、部品検査工数
なども不用になり、原価の著しい低減を図ることができ
る。
【0028】また、図3に示すように、前記ドアインナ
パネル4にベースプレート9が支持された状態では、前
記ドアアウタパネル3側から侵入した雨水、放水などの
水滴や埃芥などがベースプレート9のシール部材22に
よって防護され、該シール部材22がベースプレート9
に一体形成されてなるので、従来のような合成樹脂フィ
ルムなどの防塵材を不要とする分、軽量化を図れると共
に防塵材を取り付ける必要が無いので、その分取り付け
工数、部品管理工数、部品検査工数などを著しく削減す
ることができる。
【0029】また、ベースプレート9に重なるように支
持される駆動ドラム14の一方のカバー部15を、ベー
スプレート9でもって兼用できるので、駆動ドラム14
の一方のカバー部15が無い分、軽量化を図れると共に
駆動ドラム14の一方のカバー部15を取り付ける必要
が無いので、その分取り付け工数、部品管理工数、部品
検査工数などを著しく削減することができる。
【0030】また、取付け用舌片19に、例えばドアロ
ック装置8を配すれば、特に別部材の取り付け手段を必
要とせずにドアロック装置8が支持できるので、該ドア
ロック装置8などの支持手段としての取付け用舌片19
の軽量化が図れることになる。
【0031】また、溝部24がベースプレート9に一体
に形成されているので、ハーネス23の支持手段を特に
設けることなく、ベースプレート9に一体の溝部24内
に挿入するだけで、溝部24と一体の突起部24aによ
りハーネス23を確実に支持できることになる。
【0032】また、ベースプレート9のコネクタ支持部
26に、パワーウインドモータなどに接続されているコ
ネクタ25或いは電源用コネクタ28或いはそのコネク
タ25、28双方を支持させているので、自動車の内側
に配索されるコネクタ25と自動車の外側に配索される
コネクタ28とをコネクタ支持部26で、組み立て時に
嵌めるだけで接続ができることになり、ベースプレート
9の貫通孔、つまりコネクタ支持部26を通過させるハ
ーネス23、27用のグロメットが不用になる分、原価
低減が図れることになる。
【0033】図10は、ベースプレート9のコネクタ支
持部の他の実施形態を示す図で、符号31は、該コネク
タ支持部で、ベースプレート9自体に、コネクタ25、
28の図示しない周知の端子の係合部31aを形成し
て、両コネクタ25、28を該コネクタ支持部31に組
み立てるだけで相互に嵌合される構造としたものであ
り、原価低減のみならず、シール性にも優れたものとな
る。
【0034】なお、本実施形態では、自動車用車体構造
として、サイドドア1を例にして説明したが、これに限
定されるものではなく、バックドア、サンルーフ、サイ
ドコンストラクションなど、車外側の部材と車内側の部
材があって、何らかの動作を行う機能部品が設けられて
いる部材であれば、本発明の範囲内であることは勿論で
ある。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、前記ベー
スプレートには、ウインドレギュレータワイヤの駆動ド
ラムなどが配設されているものの、レール部が前記ベー
スプレートに形成されているので、該レールが無い分軽
量化を図れると共にレールを取り付ける必要が無いの
で、その分取り付け工数、部品管理工数、部品検査工数
などを著しく削減することができる。
【0036】請求項2に記載の発明によれば、アウタパ
ネル側からの雨水、放水などの水滴や埃芥などがベース
プレートによってシールされるので、合成樹脂フィルム
などの防塵材を不要とする分、軽量化を図れると共に防
塵材を取り付ける必要が無いので、その分取り付け工
数、部品管理工数、部品検査工数などを著しく削減する
ことができる。
【0037】請求項3に記載の発明によれば、ベースプ
レートに重なるように支持される駆動ドラムのカバー部
の一方を、ベースプレートでもって兼用できるので、駆
動ドラムのカバー部の一方が無い分、軽量化を図れると
共に駆動ドラムのカバー部の一方を取り付ける必要が無
いので、その分取り付け工数、部品管理工数、部品検査
工数などを著しく削減することができる。
【0038】請求項4に記載の発明によれば、取付け用
舌片に、例えばドアロック装置を配すれば、特に別部材
の取り付け手段を必要とせずにドアロック装置が支持で
きるので、該ドアロック装置などの支持手段としての取
付け用舌片の軽量化が図れることになる。
【0039】請求項5に記載の発明によれば、アウタパ
ネル側からの雨水、放水などの水滴や埃芥などがシール
部材によってシールされるので、合成樹脂フィルムなど
の防塵材を不要とする分、軽量化を図れると共に防塵材
を取り付ける必要が無いので、その分取り付け工数、部
品管理工数、部品検査工数などを著しく削減することが
できる。
【0040】請求項6に記載の発明によれば、溝部がベ
ースプレートに一体に形成されているので、ハーネス支
持手段を特に設けることなく、ベースプレートに一体の
溝部内に挿入するだけで、ハーネスを確実に支持できる
ことになる。
【0041】請求項7に記載の発明によれば、ベースプ
レートのコネクタ支持部に、パワーウインドモータなど
に接続されているコネクタを支持させているので、該コ
ネクタに、自動車の外側に配索されるコネクタを組み立
て時に嵌めるだけで接続ができることになり、ベースプ
レートの貫通孔を通過させるハーネス用のグロメットが
不用になる分、原価低減が図れることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる自動車用車体構造
の分解斜視図。
【図2】図1のSA−SA線に沿う横断面図。
【図3】図1の組み立て後における図1のSA−SA線
に沿う横断面図。
【図4】図3のB部の拡大説明図。
【図5】図1の1のベースプレートの車外側からの斜視
図。
【図6】図5のSCーSC線に沿う横断面図。
【図7】図6の分解説明図。
【図8】図1のSDーSD線に沿う縦断面図。
【図9】ベースプレートに形成した溝部の斜視図。
【図10】コネクタ支持部の他の実施形態にかかる縦断
面図。
【符号の説明】
1 自動車用サイドドア(自動車用車体構造) 3 ドアアウタパネル(アウタパネル) 4 ドアインナパネル(インナパネル) 5 サイドウインドパネル(ウインドパネル) 6 ウインドレギュレータ装置 7 インナパネルに形成した開口部(取り付け用孔) 8 ドアロック装置 9 ベースプレート 10 レール部 11 ホルダー 12、13 ワイヤ 14 駆動ドラム 15 カバー部の一方 16 カバー部の他方 19 取付け用舌片 22 シール部材 23 ハーネス 24 溝部 25 コネクタ 26 コネクタ支持部 27 電源用ハーネス 28 電源用ハーネスのコネクタ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウタパネルとインナパネルとより中空
    状に形成されてなると共にウインドパネルが該アウタパ
    ネル及びインナパネル間をウインドレギュレータ装置に
    より昇降自在に支持されてなり、前記インナパネルに機
    構部品を支持したベースプレートが支持されてなる自動
    車用車体構造において、 前記ベースプレートは、合成樹脂板より成形されてなる
    と共に前記ウインドパネルの昇降軌跡をガイドするレー
    ル部が形成されてなることを特徴とする自動車用車体構
    造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動車用車体構造であ
    って、 前記ベースプレートにより、前記インナパネルに形成さ
    れてなる取り付け用孔を閉塞してなることを特徴とする
    自動車用車体構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の自動車用
    車体構造であって、 前記ベースプレートには、前記ウインドパネルのウイン
    ドレギュレータワイヤの駆動ドラムのカバー部の一方を
    形成してなることを特徴とする自動車用車体構造。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3何れかに記載の自
    動車用車体構造であって、 前記ベースプレートの周縁部には、該ベースプレートの
    材質よりも軟質なる取付け用舌片を一体に突出形成して
    なることを特徴とする自動車用車体構造。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4何れかに記載の自
    動車用車体構造であって、 前記ベースプレートの周縁部には、該ベースプレートの
    材質よりも軟質なるシール部材を一体に突出形成してな
    ることを特徴とする自動車用車体構造。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5何れかに記載の自
    動車用車体構造であって、 前記ベースプレートには、前記機構部品のハーネスを蛇
    行状に支持可能なる溝部を形成してなることを特徴とす
    る自動車用車体構造。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6何れかに記載の自
    動車用車体構造であって、 前記ベースプレートには、前記機構部品のハーネスのコ
    ネクタ支持部が貫通状に形成してなることを特徴とする
    自動車用車体構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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