JP2000237235A - 綿 棒 - Google Patents

綿 棒

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JP2000237235A
JP2000237235A JP11046368A JP4636899A JP2000237235A JP 2000237235 A JP2000237235 A JP 2000237235A JP 11046368 A JP11046368 A JP 11046368A JP 4636899 A JP4636899 A JP 4636899A JP 2000237235 A JP2000237235 A JP 2000237235A
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JP
Japan
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swab
cotton
section
cover
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP11046368A
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English (en)
Inventor
Hidenori Takeshita
英徳 竹下
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Libatape Pharmaceutical Co Ltd
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Libatape Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 綿棒を簡単且つ衛生的に使用する。 【解決手段】 液剤を含浸した綿棒5の綿部7が収納さ
れる凹部8aを形成したカバー部8と、液剤が蒸発しな
いよう凹部8aを閉塞するシート部9とを備え、且つカ
バー部8を押圧することによって綿部7がシート部9を
破り突出するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液剤を含浸した綿
棒に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にケガ等の患部に液剤を塗付するた
めには綿棒を使用しており、綿棒の一例は図9に示して
いる。
【0003】図9に示される綿棒1は、軸部2の先端に
楕円球状の綿部3を備えたものである。
【0004】綿棒1を使用する際には、殺菌もしくは治
療に用いる薬用の液剤を入れた容器4に、綿部3を挿入
し液剤を含浸させる。
【0005】続いて、軸部2を保持して液剤を含浸させ
た綿部3により患部に液剤を塗付する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この綿
棒は、使用の際に綿部に液剤を含浸させる必要があるた
め手間がかかり、且つ容器の液剤には使用の度ごとに綿
部を浸するため容器の中の液剤は使い回わされて非衛生
的になるという問題があった。
【0007】本発明は、上述の実情に鑑みて成したもの
で、使用を簡易且つ衛生的に行ない得る綿棒を提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】第一の発明の綿棒は、液
剤を含浸した綿棒の綿部が収納される凹部を形成したカ
バー部と、液剤が蒸発しないよう前記凹部を閉塞するシ
ート部とを備え、且つ前記カバー部を押圧することによ
って綿部がシート部を破り突出する状態となる構成を有
するものである。
【0009】綿棒を使用する際には、カバー部を押圧し
てシート部を破り、綿棒を取り出す。
【0010】第二の発明の綿棒は、液剤を含浸した綿棒
の綿部が収納される凹部を形成したカバー部と、液剤が
蒸発しないよう前記凹部を閉塞し且つ剥離可能なシール
部とを備えた構成を有するものである。
【0011】綿棒を使用する際には、シール部をカバー
部から剥がして開封し、綿棒を取り出す。
【0012】第三の発明の綿棒は、棒体の端部に先端を
開放した筒部の末端部を取付け、該筒部の内部に棒体の
長手方向に沿いスプリングを介して液剤を含浸した綿部
を取付け、且つ開放した前記筒部の先端に、スプリング
を圧縮して綿部を筒部内に内包して閉塞するよう、シー
ル部を剥離可能に貼り付けるものである。
【0013】綿棒を使用する際には、シール部を筒部か
ら剥がすと、スプリングの力により綿部が突出し使用可
能となる。
【0014】このため、第一の発明及至第三の発明は、
綿部に予め液剤を含浸させているので、綿棒を取り出し
た際に綿部に液剤を含浸させる必要がなく、簡単に使用
することができる。
【0015】又、綿部を、使い回される容器の液剤に浸
す必要もないので、従来の如く液剤が非衛生的になるこ
とがない。
【0016】更に、綿部の液剤は包装体により閉塞され
ているので蒸発することがない。
【0017】第一の発明においてカバー部とシート部か
らなる包装体を、複数の綿棒が平行に一列に並ぶよう一
体化し、若しくは第二の発明においてカバー部とシール
部からなる包装体を、複数の綿棒が平行に一列に並ぶよ
う一体化すると、綿棒の数を容易に識別できると共に綿
棒をまとめて保管することができる。
【0018】包装体に、綿棒ごとに切り離し得る切り取
り線を形成すると、使用分のみを容易に切り離し一層簡
単に使用できる。
【0019】シール部の縁部にシール部を引き剥がすた
めの把持部を備えると、把持部を掴んでシール部を容易
に剥がし得るので確実に開封することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。
【0021】図1〜図4には、本発明の実施の形態の第
一の例を示す綿棒5を示している。
【0022】第一の例の綿棒5は、プラスチック製の軸
部6の先端に楕円球状の綿部7を備えたものであり、綿
部7には、殺菌もしくは治療に用いる薬用の液剤を含浸
している。
【0023】又、綿棒5の綿部7は、塩化ビニル等の透
明なプラスチック製のカバー部8とアルミシートのシー
ト部9との包装体10によって閉塞されており、包装体
10のカバー部8は綿部7の形状に湾曲した凹部8aを
備えて、該凹部8aに綿部7が嵌め込まれており、包装
体10のシート部9は凹部8aの周囲部8bに熱接着し
て凹部8aを閉塞している。
【0024】一本の綿棒5の綿部7を閉塞した包装体1
0は、複数の綿棒5(図1では四本)が平行に一列に並
ぶよう一体化しており、包装体10には綿棒5ごとに切
り離し得るよう切り取り線11が入っている。
【0025】以下、本発明の実施の形態の第一の例の作
用を説明する。
【0026】綿棒5を使用する際には、図3に示すごと
く、一本の綿棒5を複数の綿棒5から切り離すよう包装
体10を切り取り線11で切り取り、図4に示すごと
く、包装体10のカバー部8をシート部9に向かって押
圧し、シート部9を破って綿棒5を取り出す。
【0027】続いて、軸部6を保持して液剤を含浸させ
た綿部7により患部に液剤を塗付する。
【0028】このため、綿部7に予め液剤を含浸させて
いるので、綿棒5を取り出した際に綿部7に液剤を含浸
させる必要がなく、簡単に使用することができる。
【0029】又、綿部7を、使い回される容器の液剤に
浸す必要もないので、従来のごとく液剤が非衛生的にな
ることがない。
【0030】更に、綿部7の液剤は包装体10により閉
塞されているので蒸発することがない。
【0031】更に又、包装体10のカバー部8は透明な
プラスチック製であるので外部から綿部7に液剤が確実
に含浸していることを容易に判別することができる。
【0032】カバー部8とシート部9からなる包装体1
0を、複数の綿棒5が平行に一列に並ぶよう一体化する
ことにより、綿棒5の数を容易に識別できると共に綿棒
5をまとめて保管することができる。
【0033】包装体10に、綿棒5ごとに切り離し得る
切り取り線11を形成すると、使用分のみを容易に切り
離し一層簡単に使用できる。
【0034】図5には、本発明の実施の形態の第二の例
を示す綿棒12を示しており、図中、図1〜図4と同一
の符号を付した部分は同一物を表わしている。
【0035】第二の例の綿棒12は、包装体13の形状
を変形したものであり、包装体13はカバー部14とシ
ール部15とから構成されており、包装体13のカバー
部14は綿部7の形状に湾曲した凹部14aを備えて、
凹部14aに綿部7が嵌め込まれており、包装体13の
シール部15は凹部14aの周囲部14bに剥離可能に
接着して凹部14aを閉塞している。
【0036】又、シール部15の縁部には、突出する把
持部15aを備えている。
【0037】以下、本発明の実施の形態の第二の例の作
用を説明する。
【0038】綿棒12を使用する際には、シール部15
の把持部15aを掴んで図5に示すごとくカバー部14
と反対方向に剥がし、綿棒12を取り出す。
【0039】このように、シール部15の縁部にシール
部15を引き剥がすための把持部15aを備えると、把
持部15aを掴んでシール部15を容易に剥がし得るの
で確実に開封することができる。
【0040】又、カバー部14とシール部15からなる
包装体13を、複数の綿棒12が平行に一列に並ぶよう
一体化することにより、綿棒12の数を容易に識別でき
ると共に綿棒12をまとめて保管することができる。
【0041】更に、本発明の実施の形態の第二の例の作
用効果は、第一の例と同様な作用効果を得ることができ
る。
【0042】図6〜図8には、本発明の実施の形態の第
三の例を示す綿棒16を示している。
【0043】第三の例の綿棒16は、プラスチック製の
棒体17の端部に、先端を開放した円筒状の筒部18を
備えたものであり、筒部18の内部には、棒体17の長
手方向に沿い楕円球状の綿部19をスプリング20を介
して取付けている。
【0044】開放した筒部18の先端には、把持部21
aを備えたシール部21を剥離可能に貼り付けており、
シール部21は、スプリング20を圧縮して綿部19を
筒部18内に内包するよう筒部18を閉塞している。
【0045】筒部18に内包された綿部19には、殺菌
もしくは治療に用いる薬用の液剤を含浸している。
【0046】以下、本発明の実施の形態の第三の例の作
用を説明する。
【0047】綿棒16を使用する際には、シール部21
の把持部21aを掴んで図7、図8に示すごとく筒部1
8から剥がし、スプリング20の力によって綿部19を
筒部18から突出させる。
【0048】続いて、棒体17を保持して液剤を含浸さ
せた綿部19により患部に液剤を塗付する
【0049】この際、スプリング20の弾性力によって
力が均一になるので患部に均等に液剤を塗付することが
できる。
【0050】又、本発明の実施の形態の第三の例の作用
効果は、第二の例に示す、包装体を、複数の綿棒が平行
に一列に並ぶよう一体化すること、包装体に、綿棒ごと
に切り離し得る切り取り線を形成することを除いて、第
二の例と同様な作用効果を得ることができる。
【0051】なお、本発明の綿棒5,12,16は、上
述の実施の形態例に限定されるものではなく、第一の例
及び第二の例における綿部7を収納する包装体10,1
3のカバー部8,14は透明でなくてもよいこと、又、
第一の例〜第三の例の綿棒5,12,16は液剤を含浸
して閉塞するならばどのような形状でもよいこと、その
他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を
加え得ることは勿論である。
【0052】
【発明の効果】以上のように、本発明の綿棒によれば、
下記のごとき種々の優れた効果を奏し得る。
【0053】I)本発明の第一の例〜第三の例によれ
ば、綿部に予め液剤を含浸させているので、綿棒を取り
出した際に綿部に液剤を含浸させる必要がなく、簡単に
使用することができる。
【0054】II)綿部を、使い回される容器の液剤に
浸す必要もないので、従来のごとく液剤が非衛生的にな
ることがない。
【0055】III)綿部の液剤は包装体により閉塞さ
れているので蒸発することがない。
【0056】IV)第一の発明においてカバー部とシー
ト部からなる包装体を、複数の綿棒が平行に一列に並ぶ
よう一体化し、若しくは第二の発明においてカバー部と
シール部からなる包装体を、複数の綿棒が平行に一列に
並ぶよう一体化することにより、綿棒の数を容易に識別
できると共に綿棒をまとめて保管することができる。
【0057】V)包装体に、綿棒ごとに切り離し得る切
り取り線を形成すると、使用分のみを容易に切り離し一
層簡単に使用できる。
【0058】VI)シール部の縁部にシールを引き剥が
すための把持部を備えると、把持部を掴んでシール部を
容易に剥がし得るので確実に開封することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の綿棒の実施の形態の第一の例を示す平
面図である。
【図2】図1のII−II方向の矢視図である。
【図3】包装部を切り取ることによって一本の綿棒を複
数の綿棒から切り離した状態を示す平面図である。
【図4】綿棒を取り出した状態を示す概略図である。
【図5】本発明の綿棒の実施の形態の第二の例において
綿棒を取り出す状態を示す概略図である。
【図6】本発明の綿棒の実施の形態の第三の例を示す側
面図である。
【図7】綿部を内包した筒部の拡大断面図である。
【図8】綿部を突出させた筒部の拡大断面図である。
【図9】従来の綿棒を使用する状態を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
5 綿棒 7 綿部 8 カバー部 8a 凹部 9 シート部 10 包装体 11 切り取り線 12 綿棒 13 包装体 14 カバー部 14a 凹部 15 シール部 15a 把持部 16 綿棒 17 棒体 18 筒部 19 綿部 20 スプリング 21 シール部 21a 把持部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液剤を含浸した綿棒の綿部が収納される
    凹部を形成したカバー部と、液剤が蒸発しないよう前記
    凹部を閉塞するシート部とを備え、且つ前記カバー部を
    押圧することによって綿部がシート部を破り突出するよ
    う構成したことを特徴とする綿棒。
  2. 【請求項2】 液剤を含浸した綿棒の綿部が収納される
    凹部を形成したカバー部と、液剤が蒸発しないよう前記
    凹部を閉塞し且つ剥離可能なシール部とを備えたことを
    特徴とする綿棒。
  3. 【請求項3】 棒体の端部に先端を開放した筒部の末端
    部を取付け、該筒部の内部に棒体の長手方向に沿いスプ
    リングを介して液剤を含浸した綿部を取付け、且つ開放
    した前記筒部の先端に、スプリングを圧縮して綿部を筒
    部内に内包して閉塞するよう、シール部を剥離可能に貼
    り付けたことを特徴とする綿棒。
  4. 【請求項4】 カバー部とシート部からなる包装体を、
    複数の綿棒が平行に一列に並ぶよう一体化した請求項1
    に記載の綿棒。
  5. 【請求項5】 カバー部とシール部からなる包装体を、
    複数の綿棒が平行に一列に並ぶよう一体化した請求項2
    に記載の綿棒。
  6. 【請求項6】 包装体に、綿棒ごとに切り離し得る切り
    取り線を形成した請求項4又は5に記載の綿棒。
  7. 【請求項7】 シール部の縁部にシール部を引き剥がす
    ための把持部を備えた請求項2、3、5又は6に記載の
    綿棒。
JP11046368A 1999-02-24 1999-02-24 綿 棒 Pending JP2000237235A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010204083A (ja) * 2009-02-03 2010-09-16 Panasonic Corp 検体採取器具
KR101350115B1 (ko) 2012-07-26 2014-01-08 김도형 면봉

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