JP2000237191A - Cfm画像表示方法および超音波診断装置 - Google Patents

Cfm画像表示方法および超音波診断装置

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JP2000237191A
JP2000237191A JP4136899A JP4136899A JP2000237191A JP 2000237191 A JP2000237191 A JP 2000237191A JP 4136899 A JP4136899 A JP 4136899A JP 4136899 A JP4136899 A JP 4136899A JP 2000237191 A JP2000237191 A JP 2000237191A
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ultrasonic
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Yoichi Suzuki
陽一 鈴木
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GE Healthcare Japan Corp
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GE Yokogawa Medical System Ltd
Yokogawa Medical Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 折り返し現象が発生する領域での表示色の変
化に起因する違和感を軽減する。 【解決手段】 超音波診断装置200において、CFM
処理部14aは、血流速度Vと、当該血流速度Vの分散
σを算出する。差分演算部4aは、最新のフレームに対
応した血流速度Vとフレームメモリ3に格納された血流
速度Vτとの差分ΔVと、分散σとを含む関数値f(Δ
V,σ)を出力する。DSC5aは、関数値f(ΔV,
σ)が大きい流れ領域については、少なくとも速度の大
きい領域は同じ表示色とするか又は異なる流れ方向の領
域が隣接して表示されても違和感が少ない表示色でCF
M画像を表示するためのCFM画像データを生成する。 【効果】 目障りな表示がなくなり、見やすい画面とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CFM画像表示方
法および超音波診断装置に関し、さらに詳しくは、折り
返し現象(aliasing)が発生する領域での表示色の変化
に起因する違和感を軽減できるCFM画像表示方法およ
び超音波診断装置に関する。特に、高速の血流をCFM
表示するのに有用である。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の超音波診断装置の一例を
示す構成図である。この超音波診断装置500は、超音
波探触子11と、ビームフォーマ(Beam Former)12
と、Bモード処理部13と、CFM(Color Flow Mappi
ng)処理部14と、DSC(Digital Scan Converter)
55と、CRT(Cathode Ray Tube)16とを具備して
構成されている。前記超音波探触子11およびビームフ
ォーマ12は、被検体の内部空間に分布した複数のサン
プリング点から超音波エコー信号を収集する。前記Bモ
ード処理部13は、2次元分布した多数のサンプリング
点における超音波エコー信号のデータを取得し、包絡線
の検波や対数圧縮などの処理を行い、Bモードデータを
生成する。前記CFM処理部14は、2次元分布した多
数のサンプリング点におけるドプラ周波数のデータを取
得し、血流速度Vを算出して出力する。前記DSC55
は、前記血流速度Vを表示値(表示色および輝度)に変
換し、各サンプリング点の位置に応じて2次元マッピン
グし、CFM画像データを生成する。前記CRT16
は、前記CFM画像データに基づいて、CFM画像を画
面上に表示する。
【0003】図8は、血流の流れ方向,血流速度(絶対
値の大きさ)と、CFM画像における表示色との関係を
表したカラーバーB51の模式図である。前記超音波探
触子11に接近する方向の血流は「赤色」で表示され
る。前記超音波探触子11から遠ざかる方向の血流は
「青色」で表示される。前記「赤色」または「青色」
は、前記血流速度Vが大きいほど(血流が速いほど)明
るく表示され、前記血流速度Vが小さいほど(血流が遅
いほど)暗く表示される。
【0004】図9は、被検体Hに前記超音波探触子11
を当てて、血管Tを流れる血流を撮影する状態を示す説
明図である。図中、乱流領域A1,A2は、一時的に血
流速度Vが非常に大きくなり、ドプラ周波数が繰り返し
周波数の1/2を超えてしまうことがある領域である。
図10は、上記図9の撮影により、CRT16の画面上
に表示されるCFM画像G51の模式図である。前記超
音波探触子11に接近する血流領域の大部分は、「明る
い赤色」の領域rとして表示される。ところが、前記乱
流領域A1,A2では、折り返し現象が発生するため、
見掛け上、流れ方向が逆になり、「明るい青色」の領域
b1,b2として表示されてしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の超音波診断
装置500では、非常に高速の血流が発生した場合、折
り返し現象により、「明るい赤色」(又は「明るい青
色」)の領域r中に、「明るい青色」(又は「明るい赤
色」)の領域b1,b2が混在して表示される(図9,
図10参照)ため、読影者(医師や技師)が強い違和感
を感やすい問題点がある。すなわち、「明るい赤色」と
「明るい青色」の境界領域が見かけ上「明るい白色」に
感じられて目障りな印象を受け、多数の患者についての
CFM画像を読影する際の疲労度が増大するなどの不都
合を生じる。そこで、本発明の目的は、折り返し現象が
発生する領域での表示色の変化に起因する違和感を軽減
できるCFM画像表示方法および超音波診断装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、対象物内に超音波を送信して当該対象物内を流れる
流体からの超音波エコー信号を収集し、2次元分布した
多数のサンプリング点におけるドプラ周波数のデータを
取得し、当該データに基づいて前記流体の流れ方向およ
び速度を算出し、当該流れ方向および速度を表示色およ
び輝度に反映させたCFM画像を表示するCFM画像表
示方法であって、異なる時相に対応する前記速度の差分
および前記流れの分散の少なくとも一方が大きい流れ領
域については、少なくとも速度の大きい領域は流れ方向
に関わらず同じ表示色とするか又は異なる流れ方向の領
域が隣接して表示されても違和感が少ない表示色にする
ことを特徴とするCFM画像表示方法を提供する。本発
明の発明者は、鋭意研究を重ねた結果、流体の速度の差
分や流れの分散が大きい領域で、ドプラ周波数が繰り返
し周波数の1/2を超える状態が発生しやすいこと、す
なわち、折り返し現象が発生する蓋然性が高いことを見
出した。そこで、上記第1の観点によるCFM画像表示
方法では、流体の速度の差分および流れの分散の少なく
とも一方が大きい流れ領域については、少なくとも速度
の大きい領域は流れ方向に関わらず同じ表示色とするか
又は異なる流れ方向の領域が隣接して表示されても違和
感が少ない表示色にする。この結果、折り返し現象が発
生する領域での表示色の変化に起因する違和感を十分に
低減し、見やすいCFM画像を表示することが出来る。
【0007】第2の観点では、本発明は、対象物内に超
音波を送信して当該対象物内を流れる流体からの超音波
エコー信号を収集し、2次元分布した多数のサンプリン
グ点におけるドプラ周波数のデータを取得し、当該デー
タに基づいて前記流体の流れ方向および速度を算出し、
当該流れ方向および速度を表示色および輝度に反映させ
たCFM画像を表示するCFM画像表示方法であって、
折り返し現象が発生する蓋然性が高い流れ領域について
は、折り返し現象が発生しても表示色の変化がないか又
は変化の少ない表示色で表示することを特徴とするCF
M画像表示方法を提供する。上記第2の観点によるCF
M画像表示方法では、折り返し現象が発生する蓋然性が
高い流れ領域については、折り返し現象が発生しても表
示色の変化がないか又は変化の少ない表示色で表示する
ので、折り返し現象が発生する領域での表示色の変化が
極端に大きくなることを防止し、違和感を十分に低減す
ることが出来る。
【0008】第3の観点では、本発明は、超音波探触子
から被検体内に超音波を送信し、前記被検体内の血流か
らの超音波エコー信号を収集し、2次元分布した多数の
サンプリング点におけるドプラ周波数のデータを取得
し、当該データに基づいて前記血流の流れ方向および血
流速度を算出し、当該流れ方向および血流速度を表示色
および輝度に反映させたCFM画像を表示する機能を有
する超音波診断装置であって、異なる時相に対応する前
記血流速度の差分および前記流れの分散の少なくとも一
方を検出する差分/分散検出手段と、前記差分または前
記分散が大きい血流領域については少なくとも速度の大
きい領域は流れ方向に関わらず同じ表示色とするか又は
異なる流れ方向の領域が隣接して表示されても違和感が
少ない表示色にする表示色決定手段とを具備したことを
特徴とする超音波診断装置を提供する。上記第3の観点
による超音波診断装置は、上記第1の観点によるCFM
画像表示方法を実施して被検体内を流れる血流をCFM
画像で表示するので、折り返し現象が発生する血流領域
での表示色の変化に起因する違和感を十分に低減し、見
やすいCFM画像を表示することが出来る。このため、
CFM画像を読影する読影者の疲労度を軽減して、診断
効率を向上することが出来る。
【0009】第4の観点では、本発明は、超音波探触子
から被検体内に超音波を送信し、前記被検体内の血流か
らの超音波エコー信号を収集し、2次元分布した多数の
サンプリング点におけるドプラ周波数のデータを取得
し、当該データに基づいて前記血流の流れ方向および血
流速度を算出し、当該流れ方向および血流速度を表示色
および輝度に反映させたCFM画像を表示する機能を有
する超音波診断装置であって、折り返し現象が発生する
蓋然性が高い血流領域については、折り返し現象が発生
しても表示色の変化がないか又は変化の少ない表示色で
表示する表示色変化抑制手段を具備したことを特徴とす
る超音波診断装置を提供する。上記第4の観点による超
音波診断装置は、上記第2の観点によるCFM画像表示
方法を実施して被検体内を流れる血流をCFM画像で表
示するので、折り返し現象が発生する血流領域での表示
色の変化が極端に大きくなることを防止し、読影者が感
じる違和感を十分に低減することが出来る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図に示す発明の実施の形態
により本発明をさらに詳しく説明する。なお、これによ
り本発明が限定されるものではない。−第1の実施形態
−図1は、本発明の第1の実施形態にかかる超音波診断
装置を示す構成図である。この超音波診断装置100
は、超音波探触子11と、ビームフォーマ12と、Bモ
ード処理部13と、CFM処理部14と、フレームメモ
リ3と、差分演算部4と、DSC5と、CRT16とを
具備して構成されている。前記超音波探触子11および
ビームフォーマ12は、被検体の内部空間に分布した複
数のサンプリング点から超音波エコー信号を収集する。
前記Bモード処理部13は、2次元分布した多数のサン
プリング点における超音波エコー信号のデータを取得
し、包絡線の検波や対数圧縮などの処理を行い、Bモー
ドデータを生成する。前記CFM処理部14は、2次元
分布した多数のサンプリング点におけるドプラ周波数の
データを取得し、血流速度Vを算出して出力する。すな
わち、速度演算部1で自己相関法などを利用してCFM
値を算出するための演算を行い、後処理部2でフレーム
アベレージング(Frame Averaging)などのフィルタリ
ング処理を行う。前記フレームメモリ3は、1フレーム
分の前記血流速度Vを格納する。前記差分演算部4は、
最新のフレームに対応した血流速度Vと、1時相だけ前
の時点で前記フレームメモリ3に格納された血流速度V
τとの差分ΔVを算出して出力する。前記差分は、単な
る引き算でもよいし、引き算を含む関数でもよい(ただ
し、前記血流速度Vとvτの符号の正負が異なる場合も
あるので、絶対値として算出する)。前記DSC5は、
Bモードデータが所定値以下の領域に対し、前記血流速
度Vを表示値(表示色および輝度)に変換し、各サンプ
リング点の位置に応じて2次元マッピングし、CFM画
像データを生成する。ただし、CFM画像の表示色は、
前記血流速度Vと前記差分ΔVの両方に依存して決定さ
れる(図2の2次元カラーバーB1を参照して後で詳し
く説明する)。前記CRT16は、前記CFM画像デー
タに基づいて、CFM画像を画面上に表示する。
【0011】図2は、血流の流れ方向,血流速度V(絶
対値の大きさ)と、CFM画像における表示色との関係
を表した2次元カラーバーB1の模式図である。前記超
音波探触子11に接近する方向の血流は「赤色」で表示
される。前記超音波探触子11から遠ざかる方向の血流
は「青色」で表示される。前記「赤色」または「青色」
は、前記血流速度Vが大きいほど(血流が速いほど)明
るく表示され、前記血流速度Vが小さいほど(血流が遅
いほど)暗く表示される。ただし、前記差分ΔVが大き
いほど、「黄色」が強く混色され、前記差分ΔVが最も
大きくなると、前記超音波探触子11に接近する方向の
最も速い血流は「橙色」で表示され、前記超音波探触子
11から遠ざかる方向の最も速い血流は「黄緑色」で表
示される。なお、「黄色」の混色は、所定の閾値以上の
差分ΔVに対してのみ行ってもよいし、全域の差分ΔV
に対して行ってもよい。したがって、図3に示す色度図
Cにおいて、前記差分ΔVが小さいときには、血流速度
Vの変化に対し、表示色が一点鎖線の矢印Sの方向に変
化する。これに対し、前記差分ΔVが大きいときには、
血流速度Vの変化に対し、表示色が「黄色」を含む同系
色の範囲内(橙色〜黄緑色の範囲)で点線矢印SΔの方
向に変化するので、折り返し現象が発生する領域で表示
色の変化が極端に大きくなることを防止できる。すなわ
ち、「明るい白色」が観察されて、目障りとなることを
防止できる。なお、前記2次元カラーバーB1は、CF
M画像を表示する画面上に参照用に表示してもよいし、
表示しなくてもよい。前記2次元カラーバーB1を表示
する場合には、読影者(医師や技師)が、表示色に対応
する血流速度Vや差分ΔVを把握しやすい。前記2次元
カラーバーB1を表示せずに、図8に示した従来のカラ
ーバーB51と同様のカラーバーを表示する場合には、
読影者が、従来の速度分散表示におけるカラーバーと混
同してしまう不都合を回避できる。
【0012】図4は、被検体Hに前記超音波探触子11
(図1参照)を当てて、血管Tを流れる血流を撮影する
状態を示す説明図である。図中、乱流領域A1,A2
は、一時的に血流速度Vが非常に大きくなり、ドプラ周
波数が繰り返し周波数の1/2を超えてしまうことがあ
る領域である。図5は、上記図4の撮影により、CRT
16の画面上に表示されるCFM画像G1の模式図であ
る。前記超音波探触子11に接近する血流領域の大部分
は、「明るい赤色」の領域rとして表示される。前記乱
流領域A1,A2では、折り返し現象が発生するが、前
記差分ΔVが大きいため、「黄緑色」の領域yb1,y
b2として表示され、「明るい青色」と比べて「明るい
赤色」との違和感が少なくなる。
【0013】以上の超音波診断装置100によれば、フ
レーム間の血流速度Vの差分ΔVが大きい領域(折り返
し現象が発生する蓋然性が高い領域)については、血流
速度Vに対して同系色の範囲内で色を変化させる2次元
カラーバーB1(図2参照)によりCFM画像G1の表
示色を決定する。したがって、折り返し現象が発生する
乱流領域A1,A2が他の領域(赤色または青色の領
域)に隣接して表示された場合でも、読影者が受ける違
和感を十分に軽減することが出来る。
【0014】なお、上記第1の実施形態にかかる2次元
カラーバーB1では、前記差分ΔVが大きいときに表示
色を同系色の範囲内で変化させたが、所定の閾値以上の
差分ΔVに対しては同じ表示色(例えば「黄色」)で表
示するようにしてもよい。
【0015】−第2の実施形態− 図6は、本発明の第2の実施形態にかかる超音波診断装
置を示す構成図である。この超音波診断装置200にお
いて、CFM処理部14a(速度演算部1,後処理部2
a)は、血流速度Vに加えて、当該血流速度Vの分散σ
を算出する。
【0016】差分演算部4aは、最新のフレームに対応
した血流速度Vとフレームメモリ3に格納された血流速
度Vτとの差分ΔVと、分散σを含む関数値f(ΔV,
σ)を出力する。なお、前記関数値f(ΔV,σ)の具
体例は、次の通りである。 (1)f(ΔV,σ)=MAX(ΔV,σ) ただし、MAXは、2値のうちの大きい方を採用する関
数である。 (2)f(ΔV,σ)={ΔV・σ}/{ΔVfull・σ
full} ただし、ΔVfull,σfullは、それぞれ、ΔV,σのフ
ルスケールに相当する値である。
【0017】DSC5aは、血流速度Vを表示値(表示
色および輝度)に変換し、各サンプリング点の位置に応
じて2次元マッピングし、CFM画像データを生成す
る。ただし、表示色は、前記血流速度Vと前記関数値f
(ΔV,σ)の両方に依存して決定される(図2の2次
元カラーバーB1における差分ΔVを関数値f(ΔV,
σ)に置き換えた2次元カラーバーにより表示色が決定
される)。
【0018】以上の超音波診断装置200によれば、フ
レーム間の血流速度Vの差分ΔVに加えて、分散σを反
映させて表示色を決定するので、折り返し現象が発生し
やすい領域をいっそう適切に決定することが出来る。
【0019】
【発明の効果】本発明のCFM画像表示方法および超音
波診断装置によれば、折り返し現象が発生する蓋然性が
高い流れ領域については、折り返し現象が発生しても表
示色の変化がないか又は変化の少ない表示色で表示する
ので、CFM画像を見たときの違和感を十分に低減する
ことが出来る。特に、複数時相間の血流速度の差分また
は血流の流れの分散が大きい流れ領域を折り返し現象が
発生する蓋然性が高い流れ領域と見なすことで、折り返
し現象が発生する血流領域と他の血流領域との境界領域
との表示上の落差を十分に低減して自然な印象を与える
診断像を供することができ、臨床上の有用性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかる超音波診断装
置を示す構成図である。
【図2】図1の超音波診断装置における2次元カラーバ
ーを示す模式図である。
【図3】図1の超音波診断装置における表示色の変化を
示す色度図である。
【図4】被検体内の血管を流れる血流を撮影する状態を
示す説明図である。
【図5】図1の超音波診断装置により表示されるCFM
画像を示す例示図である。
【図6】本発明の第2の実施形態にかかる超音波診断装
置を示す構成図である。
【図7】従来の超音波診断装置の一例を示す構成図であ
る。
【図8】図7の超音波診断装置におけるカラーバーを示
す模式図である。
【図9】被検体内の血管を流れる血流を撮影する状態を
示す説明図である。
【図10】図7の超音波診断装置により表示されるCF
M画像を示す説明図である。
【符号の説明】
100,200 超音波診断装置 1 速度演算部 2,2a 後処理部 3 フレームメモリ 4,4a 差分演算部 5,5a DSC 11 超音波探触子 12 ビームフォーマ 13 Bモード処理部 14,14a CFM処理部 16 CRT B1 2次元カラーバー H 被検体 V 血流速度 ΔV 差分 σ 分散

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物内に超音波を送信して当該対象物
    内を流れる流体からの超音波エコー信号を収集し、2次
    元分布した多数のサンプリング点におけるドプラ周波数
    のデータを取得し、当該データに基づいて前記流体の流
    れ方向および速度を算出し、当該流れ方向および速度を
    表示色および輝度に反映させたCFM画像を表示するC
    FM画像表示方法であって、 異なる時相に対応する前記速度の差分および前記流れの
    分散の少なくとも一方が大きい流れ領域については、少
    なくとも速度の大きい領域は流れ方向に関わらず同じ表
    示色とするか又は異なる流れ方向の領域が隣接して表示
    されても違和感が少ない表示色にすることを特徴とする
    CFM画像表示方法。
  2. 【請求項2】 対象物内に超音波を送信して当該対象物
    内を流れる流体からの超音波エコー信号を収集し、2次
    元分布した多数のサンプリング点におけるドプラ周波数
    のデータを取得し、当該データに基づいて前記流体の流
    れ方向および速度を算出し、当該流れ方向および速度を
    表示色および輝度に反映させたCFM画像を表示するC
    FM画像表示方法であって、 折り返し現象が発生する蓋然性が高い流れ領域について
    は、折り返し現象が発生しても表示色の変化がないか又
    は変化の少ない表示色で表示することを特徴とするCF
    M画像表示方法。
  3. 【請求項3】 超音波探触子から被検体内に超音波を送
    信し、前記被検体内の血流からの超音波エコー信号を収
    集し、2次元分布した多数のサンプリング点におけるド
    プラ周波数のデータを取得し、当該データに基づいて前
    記血流の流れ方向および血流速度を算出し、当該流れ方
    向および血流速度を表示色および輝度に反映させたCF
    M画像を表示する機能を有する超音波診断装置であっ
    て、 異なる時相に対応する前記血流速度の差分および前記流
    れの分散の少なくとも一方を検出する差分/分散検出手
    段と、前記差分または前記分散が大きい血流領域につい
    ては少なくとも速度の大きい領域は流れ方向に関わらず
    同じ表示色とするか又は異なる流れ方向の領域が隣接し
    て表示されても違和感が少ない表示色にする表示色決定
    手段とを具備したことを特徴とする超音波診断装置。
  4. 【請求項4】 超音波探触子から被検体内に超音波を送
    信し、前記被検体内の血流からの超音波エコー信号を収
    集し、2次元分布した多数のサンプリング点におけるド
    プラ周波数のデータを取得し、当該データに基づいて前
    記血流の流れ方向および血流速度を算出し、当該流れ方
    向および血流速度を表示色および輝度に反映させたCF
    M画像を表示する機能を有する超音波診断装置であっ
    て、 折り返し現象が発生する蓋然性が高い血流領域について
    は、折り返し現象が発生しても表示色の変化がないか又
    は変化の少ない表示色で表示する表示色変化抑制手段を
    具備したことを特徴とする超音波診断装置。
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