JP2000236501A

JP2000236501A - テレビ受像機

Info

Publication number: JP2000236501A
Application number: JP11036043A
Authority: JP
Inventors: Motohiro Suzuki; 基裕鈴木
Original assignee: Toshiba Corp; Toshiba AVE Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp; Toshiba AVE Co Ltd
Priority date: 1999-02-15
Filing date: 1999-02-15
Publication date: 2000-08-29

Abstract

(57)【要約】【課題】データ放送番組のデータを利用して所望の番組
の録画予約を行なおうとする場合に、既に終了した番組
を選択するのを防止する。【解決手段】制御回路９は、番組表（スケジュール）を
画面表示させた状態からキー入力手段１２に予約操作入
力が行われた場合において、前記番組表（スケジュー
ル）中で前記取得した現在番組放送時刻データよりも前
の放送時刻の番組の予約操作が行われた場合に録画予約
を無効とするとともに、無効にしたことを示す表示デー
タｉ１を映像回路７に供給し、前記取得した現在番組放
送時刻データ以後の放送時刻の番組の予約操作が行われ
た場合には、予約録画データメモリ５に予約操作により
設定した予約録画内容のデータを記録するとともに、予
約を受け付けたことを示す表示データｉ１を映像回路７
に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は外部機器コントロ
ーラを利用して、外部記録装置に予約録画を行わせるこ
とが可能なテレビ受像機に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、一般に、放送信号を記録する装
置、例えばビデオテープレコーダ（以下ＶＴＲ）におい
ては、タイマー録画手段が設けられている。タイマー録
画手段は、記録したい放送番組の放送開始時刻、終了時
刻で構成される時間情報と、放送チャンネル情報等の予
約番組データとを予め記憶（予約）させておくことで、
ユーザがその場にいなくとも、その番組を記録媒体に記
録可能にしている。一方、近年、テレビ受像機でも、外
部機器コントローラを利用して、外部記録装置に予約録
画を行わせるものが開発されている。

【０００３】これらの番組の予約は、一般に、新聞等の
印刷物の番組欄を見てユーザが手動で設定するものある
が、印刷物の番組欄を用いた場合、何らかの原因で放送
終了時間が延びたり、放送開始時間が早まったり遅れた
りした場合には、目的の番組を正しく予約することがで
きなかった。

【０００４】そこで、日本においては、文字多重放送の
ＥＰＧデータ（電子化番組ガイドデータ）を利用して、
放送時間に変動があった場合、ＥＰＧデータにその情報
をリアルタイムで含ませて放送し、テレビ受像機が受信
したＥＰＧデータを画面に表示し、ユーザーは、画面に
表示されたＥＰＧデータを用いて予約設定を行う方法が
考えられている。

【０００５】図７は従来のテレビ受像機によるＥＰＧデ
ータの番組表の画面表示を示す説明図であり、図７
（ａ）は番組表（スケジュール）を示し、図７（ｂ）は
番組表（現在／次番組）を示している。

【０００６】図７（ａ）において、番組表（スケジュー
ル）は、文字多重放送のＥＰＧデータより作成した過
去、現在及び未来の番組表であり、この場合の画面表示
８１では、過去、現在及び未来の放送時刻８２，番組Ｉ
Ｄ８３および番組名８４を時間的に前の時刻から順番で
画面上側から表示している。

【０００７】図７（ｂ）において、番組表（現在／次番
組）は、ＥＰＧデータより作成した現在及び次番組の番
組表であり、この場合の画面表示９１では、現在及び次
番組の放送時刻９２，番組ＩＤ９３および番組名９４を
現在→次番組の順番で画面上側から表示している。

【０００８】ユーザーは、一般に番組の表示数が多い図
７（ａ）に示した画面を見ながらキー操作を行い、予約
設定を行う。

【０００９】この場合、ＥＰＧデータは流動編成対応す
るために番組の流動がある場合にはその内容は更新さ
れ、これに対応して図７に示した番組表（スケジュー
ル）及び番組表（現在／次番組）の内容も更新されてい
く。しかし、更新は時間的に未来の分に対して行われ、
過去の分に対しては削除されずにそのまま残ったままで
ある。このようなＥＰＧデータの番組表（スケジュー
ル）を使用して、所望の番組の録画予約を行なおうとす
る場合、既に終了してしまっている番組を誤って選択す
る余地がある。この場合、ユーザーは正常に録画予約が
できたものと思っても、実は誤った録画予約をする場合
が多々あった。

【００１０】

【発明が解決しようとする課題】上述した従来のテレビ
受像機による録画予約方法では、時間的に古い番組の情
報を含むＥＰＧデータを使用して、所望の番組の録画予
約を行なおうとする場合、既に終了してしまっている番
組を選択できてしまう余地があるため、誤った録画予約
する可能性が高かった。

【００１１】この発明は上記問題点を除去し、データ放
送番組のデータを利用して所望の番組の録画予約を行な
おうとする場合に、既に終了した番組を選択するのを防
止できるテレビ受像機の提供を目的とする。

【００１２】

【課題を解決するための手段】本発明のテレビ受像機
は、外部機器コントローラを利用して、外部記録装置に
予約録画を行わせることが可能なテレビ受像機であっ
て、予約操作入力により前記予約録画の内容を入力する
予約録画入力手段と、この予約録画入力手段により入力
した前記予約録画の内容を記憶する予約録画記憶手段
と、テレビジョン放送信号に多重されて伝送されるデー
タ放送番組を受信する受信手段と、この受信手段が受信
したデータ放送番組に含まれる放送局ＩＤデータ，放送
スケジュールの番組表データ及び現在／次番組の番組表
データを復調する復調手段と、この復調手段により復調
されたデータを記憶するデータ放送記憶手段と、前記予
約録画入力手段に操作入力を行う場合に、前記データ放
送記憶手段に記憶した放送スケジュールの番組表データ
を画面に映像表示する映像回路と、前記データ放送記憶
手段から読み出した放送スケジュールの番組表データ中
の番組ＩＤを検索し、同様に読み出した現在／次番組の
番組表データにおける現在番組の番組ＩＤと一致するも
のがある場合には、一致する番組ＩＤに対応する放送時
刻データを現在番組放送時刻データとして取得し、前記
予約録画入力手段を用いて前記放送スケジュールの番組
表データ中の番組の予約操作入力を行う場合において、
前記現在番組放送時刻データよりも前の時刻を示す放送
時刻データの番組の予約操作が行われた場合に録画予約
を無効にする制御回路と、を具備したことを特徴とす
る。

【００１３】

【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。

【００１４】図１は本発明に係るテレビ受像機の実施の
形態を示すブロック図である。

【００１５】図１において、テレビ受像機１は、チュー
ナ２と、文字多重放送復調回路３と、文字多重放送デー
タメモリ４と、予約録画データメモリ５と、リモコン送
信機６と、映像回路７と、音声回路８と、制御回路９
と、を具備している。

【００１６】テレビ受像機１は、外部機器コントローラ
のリモコン送信機６を利用して、外部記録装置２０に予
約録画を行わせる。

【００１７】テレビ受像機１と外部記録装置２０は、デ
ータ放送番組が多重されて放送されるテレビジョン放送
信号としてＲＦ信号ａ１を用いている。また、本実施の
形態の場合、データ放送番組として文字多重放送を用
い、ＥＰＧデータを含む文字多重放送のデジタル信号を
ＮＴＳＣ方式のビデオ信号の垂直帰線期間に重畳してい
る。

【００１８】アンテナ１１，２１に誘起したＲＦ信号ａ
１は、それぞれテレビ受像機１のチューナ２及び外部記
録装置２０に供給される。制御回路９は、キー入力手段
１２の入力により選局データｂ１を作成するようになっ
ている。チューナ２は、アンテナ１１からのＲＦ信号ａ
１を制御回路９からの選局データｂ１に基づいて選局、
中間周波数増幅及び検波を行い、文字多重放送のデジタ
ル信号を垂直帰線期間に重畳したベースバンドのビデオ
信号ｃ１及び音声中間周波信号ｄ１に変換し映像回路７
及び音声回路８に供給するとともに、ビデオ信号ｃ１の
みを文字多重放送復調回路３に供給する。

【００１９】文字多重放送復調回路３は、制御回路９か
らの制御データｅ１に基づいて、チューナ２からのビデ
オ信号ｃ１を所定のスライスレベルでスライスすること
により、デジタル二値信号を作成し、このデジタル二値
信号をデータライン毎に抜き取ることで文字多重放送の
ＥＰＧデータに含まれる放送局ＩＤデータ，放送スケジ
ュールの番組表データ｛以下、番組表（スケジュール）
データと呼ぶ｝，現在／次番組の番組表データ｛以下、
番組表（現在／次番組）データと呼ぶ｝を復調し、抜き
取った放送局ＩＤデータ，番組表（スケジュール）デー
タ，番組表（現在／次番組スケジュール）データのデジ
タル二値信号ｆ１を文字多重放送データメモリ４に記憶
する。

【００２０】キー入力手段１２は、操作入力により番組
の前記予約録画の内容を入力する予約録画入力手段であ
るとともに、操作入力によりテレビ受像機１の各種モー
ドの入力設定を行えるようになっている。

【００２１】制御回路９は、キー入力手段１２によりモ
ード設定を行い、テレビジョン放送表示モードの場合に
は、テレビジョン放送表示モードであることを示す制御
データｇ１を映像回路７に供給するとともに、音声を出
力することを示す制御データｈ１を音声回路８に供給す
る。また、制御回路９は、キー入力手段１２により選択
された放送局ＩＤに対応する番組表（現在／次番組）デ
ータ，番組表（スケジュール）データを前記文字多重放
送データメモリ４から読み出し、読み出した番組表（ス
ケジュール）データ中の番組ＩＤを検索し、同様に読み
出した番組表（現在／次番組）データにおける現在番組
の番組ＩＤと一致するものがある場合には、一致する番
組ＩＤに対応する放送時刻データを現在番組放送時刻デ
ータとして取得する。

【００２２】また、制御回路９は、文字多重放送番組の
ＥＰＧデータを利用した予約録画設定モードの場合に、
キー入力手段１２により選択された放送局ＩＤに対応す
る番組表（スケジュール）データを前記文字多重放送デ
ータメモリ４から読み出し、予約録画設定モードである
ことを示す制御データｇ１及び番組表（スケジュール）
の表示データｉ１を映像回路７に供給して番組表（スケ
ジュール）を画面表示させるとともに、音声の出力を停
止することを示す制御データｈ１を音声回路８に供給
し、さらに、制御回路９は、番組表（スケジュール）を
画面表示させた状態からキー入力手段１２に予約操作入
力が行われた場合において、前記番組表（スケジュー
ル）中で前記取得した現在番組放送時刻データよりも前
の放送時刻の番組の予約操作が行われた場合に、録画予
約を無効とするとともに、無効にしたことを示す表示デ
ータｉ１を映像回路７に供給し、前記取得した現在番組
放送時刻データ以後の放送時刻の番組の予約操作が行わ
れた場合に、予約録画データメモリ５に予約操作により
設定した予約録画内容のデータを記録するとともに、予
約を受け付けたことを示す表示データｉ１を映像回路７
に供給する。これにより、制御回路９は、キー入力手段
１２を用いて前記放送スケジュールの番組表データ中の
番組の予約操作入力を行う場合において、放送時刻デー
タが前記現在番組放送時刻データよりも前の時刻を示す
番組の予約操作が行われた場合に録画予約を無効にする
ようになっている。

【００２３】そして、制御回路９は、取得した現在番組
放送時刻データが予約録画データメモリ５に記憶した予
約録画内容の開始時刻データと一致した場合、一致した
開始時刻データに対応するチャンネル、記録モード及び
録画開始を示す制御データｊ１をリモコン送信機６に供
給する。この後、取得した現在番組放送時刻データが予
約録画データメモリ５に記憶した予約録画内容の終了時
刻データと一致した場合、録画停止を示す制御データｊ
１をリモコン送信機６に供給する。

【００２４】リモコン送信機６は、制御回路９からの制
御データｊ１を赤外線のリモコン信号ｋ１として外部記
録装置２０に送信する。

【００２５】外部記録装置２０は、リモコン送信機６か
らのリモコン信号ｋ１に基づいて動作を行い、アンテナ
１１からのＲＦ信号ａ１を選局、中間周波数増幅及び検
波を行い、ベースバンドのビデオ信号及び音声信号に変
換し、さらに記録用の信号に変換して記録媒体に記録す
る。

【００２６】図２は図１のテレビ受像機の現在の時間帯
を知ための動作を示すフローチャートである。

【００２７】図２において、まず、制御回路９は、ステ
ップＳ１において、キー入力手段１２により選択された
放送局ＩＤに対応する番組表（現在／次番組）データを
前記文字多重放送データメモリ４から読み出し、読み出
した番組表（現在／次番組）データから現在番組の番組
ＩＤをＡ１として取得し、次に、ステップＳ２におい
て、キー入力手段１２により選択された放送局ＩＤに対
応する番組表（スケジュール）データを前記文字多重放
送データメモリ４から読み出し、読み出した番組表（ス
ケジュール）から番組ＩＤをＢ１として取得し、ステッ
プＳ３の処理に移行する。

【００２８】ステップＳ３において、制御回路９は、Ａ
１とＢ１が一致しているか否かの判定を行い、一致して
いる場合にはステップＳ４の処理に移行し、一致してい
ない場合にはステップＳ５の処理に移行する。ステップ
Ｓ４において、制御回路９は、番組表（スケジュール）
データから番組ＩＤのＢ１と組になっている放送時刻デ
ータを現在番組放送時刻データＣ１として取得し、処理
を終了する。

【００２９】ステップＳ５において、制御回路９は、番
組表（スケジュール）から他の番組ＩＤの候補を選びス
テップＳ６の判定に移行する。ステップＳ６において、
制御回路９は、ステップＳ５において選んだ候補が全デ
ータを候補にした後の候補か否かの判定を行い、全デー
タを候補にするまでの候補の場合にはステップＳ２の処
理に移行し、全データを候補にした後の候補の場合に
は、ステップＳ７において、制御回路９は、現在受信中
の番組は番組表（スケジュール）中に無いと判断し、処
理を終了する。

【００３０】図３はテレビ受像機の予約操作を行う場合
の動作を示すフローチャートである。

【００３１】図３に示すように、まず、制御回路９は、
ステップＳ１１において、ユーザーのキー入力手段の操
作に基づいて、録画予約したい番組を番組表（スケジュ
ール）中より選択し、ステップＳ１２に移行する。

【００３２】ステップＳ１２において、制御回路９は、
ステップＳ１１で選択した番組の放送時刻Ｄ１と図２の
動作で取得した現在番組放送時刻データＣ１とを比較す
ることにより、ステップＳ１１で選択した番組が時間的
に過去の番組か否かの判定を行う。ステップＳ１２の判
定が過去の場合、制御回路９は、ステップＳ１３におい
て、選んだ録画予約を無効にし、この後、ステップＳ１
５において、無効にしたことを画面に表示し、処理を終
了する。ステップＳ１２の判定が過去でなかった場合、
制御回路９は、ステップＳ１４において、選んだ録画予
約を有効にし、この予約内容を予約録画データメモリ５
に記憶して処理を終了する。

【００３３】図４は図３のステップＳ１２の番組表（ス
ケジュール）中より選んだ番組が時間的に過去か否かを
知る処理をさらに詳細に示すフローチャートである。

【００３４】図４に示すように、制御回路９は、ステッ
プＳ２１において、番組表（スケジュール）データから
ユーザーが録画予約するために選んだ番組の放送時刻を
Ｄ１として取得し、ステップＳ２２において、選択した
番組の放送時刻Ｄ１が図２の動作で取得した現在番組放
送時刻データＣ１よりも小さいか否かの判定を行う。ス
テップＳ２２の判定がＤ１がＣ１より小さいことを示し
た場合、制御回路９は、ステップＳ２３において、ユー
ザーが選んだ番組は過去の番組であると判断し、処理を
終了し、ステップＳ２２の判定がＤ１がＣ１より小さく
ないことを示した場合、制御回路９は、ステップＳ２４
において、ユーザーが選んだ番組は過去の番組でないと
判断し、処理を終了する。

【００３５】このような発明の実施の形態によれば、制
御回路９は、キー入力手段１２を用いて前記放送スケジ
ュールの番組表データ中の番組の予約操作入力を行う場
合において、放送時刻データが前記現在番組放送時刻デ
ータよりも前の時刻を示す番組の予約操作が行われた場
合に録画予約を無効にするので、データ放送番組のデー
タを利用して所望の番組の録画予約を行なおうとする場
合に、既に終了した番組を選択するのを防止でき、ユー
ザーに好印象を与えることができる。また、図２の動作
により、テレビ受像機に独自に時計機能を有していなく
とも現在の番組の放送時刻を確認でき、余りコストを増
大することなく、前述の効果を得ることができる。

【００３６】次に、上記実施例の変形例について説明す
る。

【００３７】尚、この場合、図１において、制御回路９
は、図２と同様の方法で現在番組放送時刻データを取得
し、キー入力手段１２に番組表（スケジュール）を画面
表示させる操作が行われた場合、番組表（スケジュー
ル）データの個々の番組に対して、図２の処理結果を利
用して時間的に過去か否かを判断し、過去でなかった番
組の放送時刻データや番組名等を文字多重放送データそ
のまま有効な番組表用の記憶領域に記憶し、過去の番組
の放送時刻データや番組名等を記憶せず、このような判
断処理を番組表（スケジュール）データの全番組に対し
て行い、全て判断し終えたところで、有効な番組表用の
記憶領域に記憶しておいた番組，放送時刻データや番組
名等を有効な番組表として映像回路７に画面表示させ
る。

【００３８】図５はこのような変形例の動作を説明する
説明図である。

【００３９】図５において、制御回路９は、ステップＳ
３１において、番組表（スケジュール）データより一番
組づつ放送時刻データＥ１を取得し、ステップＳ３２に
おいて、取得した放送時刻データＥ１が、図２の動作で
取得した現在番組放送時刻データＣ１よりも小さいか否
かの判定を行う。ステップＳ３２の判定でＥ１がＣ１よ
り小さいことを示した場合、制御回路９は、この番組は
過去の番組であると判断し、ステップＳ３４の処理に移
行し、ステップＳ３２の判定でＥ１がＣ１より小さくな
いことを示した場合、制御回路９は、この番組は過去の
番組でないと判断し、ステップＳ３３において、放送時
刻データＥ１とともに対応する番組ＩＤ、番組名を取得
し、有効な番組表用の記憶領域に記憶し、ステップＳ３
４の処理に移行する。ステップＳ３４において、制御回
路９は、番組表（スケジュール）データ中の放送時刻デ
ータを取得する対象を次の番組の放送時刻に進め、ステ
ップＳ３５に移行する。ステップＳ３５において、制御
回路９は、番組表（スケジュール）データ中を全部に対
してステップＳ３２の比較を行ったか否か判定し、全て
行っていなかった場合はステップＳ３１の処理に戻り、
全て行っていた場合はステップＳ３６の処理に移行す
る。ステップＳ３６において、制御回路９は、有効な番
組表用の記憶領域に記憶しておいた番組名、放送時刻を
有効な番組表（スケジュール）として表示する。また、
このような動作において、元の番組表のデータは不要と
なるので抹消してもよい。

【００４０】図６は図５の変形例による画面表示を示す
説明図であり、図６（ａ）は元の番組表（スケジュー
ル）を示し、図６（ｂ）は番組表（現在／次番組）を示
し、図６（ｃ）は有効な番組表（スケジュール）を示し
ている。

【００４１】図６（ａ）において、ＥＰＧデータより作
成した元の番組表（スケジュール）の画面表示３１で
は、過去、現在及び未来の放送時刻３２，番組ＩＤ３３
および番組名３４を先の時刻から順番で画面上側から表
示している。

【００４２】図６（ｂ）において、現在及び未来の番組
表（現在／次番組）の画面表示４１では、現在及び次番
組の放送時刻４２，番組ＩＤ４３および番組名４４を現
在→次番組の順番で画面上側から表示している。

【００４３】図６（ｃ）において、一方、図５の処理に
より作成され有効な番組表（スケジュール）の画面表示
５１では、現在及び未来の放送時刻５２，番組ＩＤ５３
および番組名５４を先の時刻から順番で画面上側から表
示しているが、過去の番組の表示は行われていない。

【００４４】このような発明の実施の形態によれば、図
１の発明の実施の形態と同様の効果が得られるととも
に、有効な番組表（スケジュール）により、録画可能な
番組をより早くユーザーに認識させることができる。ま
た、ＥＰＧデータ中の過去の番組データを、テレビ受像
機に独自に時計機能を有していなくとも排除し、番組表
を再構成することができ、操作性、使い勝手のよいＥＰ
Ｇ機能を提供できるものとなる。

【００４５】

【発明の効果】本発明によれば、データ放送番組のデー
タを利用して所望の番組の録画予約を行なおうとする場
合に、既に終了した番組を選択するのを防止できるの
で、ユーザーに好印象を与えることができる。また、本
発明は、テレビ受像機に独自に時計機能を有していなく
とも実現でき、余りコストを増大することなく、効果を
得ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係るテレビ受像機の実施の形態を示す
ブロック図。

【図２】図１のテレビ受像機の現在の時間帯を知ための
動作を示すフローチャート。

【図３】テレビ受像機の予約操作を行う場合の動作を示
すフローチャート。

【図４】図３のステップＳ１２の処理をさらに詳細に示
すフローチャート。

【図５】図１の実施の形態の変形例の動作を説明する説
明図。

【図６】図５の変形例による画面表示を示す説明図。

【図７】従来のテレビ受像機による番組表の画面表示を
示す説明図。

【符号の説明】

１テレビ受像機２チューナ３文字多重放送復調回路４文字多重放送データメモリ５予約録画データメモリ６リモコン送信機７映像回路８音声回路９制御回路１２キー入力手段２０外部記録装置

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｈ０４Ｎ 7/035 Ｆターム(参考） 5C018 FA04 HA08 HA10 HA11 5C025 BA25 BA27 BA28 CA09 CB08 CB09 DA05 DA08 5C063 AA01 AB01 AB05 AC01 AC05 DA03 DA07 DA13 DB02 EA01 EB03 EB27 EB32 EB33 EB35

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】外部機器コントローラを利用して、外部
記録装置に予約録画を行わせることが可能なテレビ受像
機であって、予約操作入力により前記予約録画の内容を入力する予約
録画入力手段と、この予約録画入力手段により入力した前記予約録画の内
容を記憶する予約録画記憶手段と、テレビジョン放送信号に多重されて伝送されるデータ放
送番組を受信する受信手段と、この受信手段が受信したデータ放送番組に含まれる放送
局ＩＤデータ，放送スケジュールの番組表データ及び現
在／次番組の番組表データを復調する復調手段と、この復調手段により復調されたデータを記憶するデータ
放送記憶手段と、前記予約録画入力手段に操作入力を行う場合に、前記デ
ータ放送記憶手段に記憶した放送スケジュールの番組表
データを画面に映像表示する映像回路と、前記データ放送記憶手段から読み出した放送スケジュー
ルの番組表データ中の番組ＩＤを検索し、同様に読み出
した現在／次番組の番組表データにおける現在番組の番
組ＩＤと一致するものがある場合には、一致する番組Ｉ
Ｄに対応する放送時刻データを現在番組放送時刻データ
として取得し、前記予約録画入力手段を用いて前記放送
スケジュールの番組表データ中の番組の予約操作入力を
行う場合において、前記現在番組放送時刻データよりも
前の時刻を示す放送時刻データの番組の予約操作が行わ
れた場合に録画予約を無効にする制御回路と、を具備したことを特徴とするテレビ受像機。