JP2000232532A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2000232532A
JP2000232532A JP11291861A JP29186199A JP2000232532A JP 2000232532 A JP2000232532 A JP 2000232532A JP 11291861 A JP11291861 A JP 11291861A JP 29186199 A JP29186199 A JP 29186199A JP 2000232532 A JP2000232532 A JP 2000232532A
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telephone
facsimile
switch
message
line
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JP11291861A
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Shinji Okada
真二 岡田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファクシミリと電話機との切換を円滑に行う
ことの可能なファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】 電話回線とファクシミリとを接続するた
めのスイッチ1と、複数の電話機7、8を電話回線と接
続又は切り離しをするためのスイッチ2、4と、ファク
シミリ送受信と留守録音とを切り換えるためのスイッチ
3と、伝言メッセージを録音する留守録部12と、電話
機に直流又は16Hzの信号を供給する電源回路19
と、電話機の接続状態を検出する電流検出回路10、1
1と、を具備し、複数の電話機7、8の中からスイッチ
2、4によって適切なものを選択・接続し、音声メッセ
ージを送出(あるいは伝言メッセージを録音)する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の電話機を備
えたファクシミリ装置に関し、さらに詳しくは、ファク
シミリによるメッセージの受信、電話機による通話及び
留守の状態に対応した留守録音を円滑に実施できるファ
クシミリ装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】ダイヤルインサービスに対応するために
は、専用の切替装置が必要であったが、特開平8−16
3346号公報に記載された技術は、外付け電話機を接
続できるファクシミリ装置であれば、ダイヤルインサー
ビスに対して、1次応答後のDTMF信号を検出し、こ
の検出結果と予め登録された電話番号とを比較し、対応
する電話番号がある場合には、その番号に応じてファク
シミリ又は電話機に接続し、電話機に接続したときには
電話機を鳴動させ、さらに電話機がオフフックされない
前に極性反転を検出したときには、電話機の鳴動を中止
する機能を有するファクシミリ装置に関するものであ
る。
【0003】前述の技術により、専用の切替装置が不要
となるばかりか、ファクシミリと電話との切替に伴う誤
動作を解消できる効果があると言われている。しかしな
がら、前述の技術を適用できるのは外付け電話機を接続
できるファクシミリ装置に限られ、一般のファクシミリ
装置には適用できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術では、
ファクシミリ装置を用いてメッセージの送受信、電話機
による通話、及び留守の際における電話機による留守録
音の設定は可能であるものの、これらを故障なく、円滑
に動作させる技術が完成されているとは言えない段階に
ある。また、複数の電話機を装備したファクシミリ装置
は、それ自体、電話通信における端末機としての機能を
も備えることが可能となる筈であり、この点でも改良を
加える必要がある。
【0005】本発明の目的は、このような課題を解決
し、複数の電話機が設けられたファクシミリ装置であっ
て、ファクシミリ通信によるメッセージの受信、電話機
による通話及び留守の状態に対応した留守録音を円滑に
実施できるファクシミリ装置を提供することである。
【0006】
【問題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数の電話機を備え、ダイヤルイン機能を有するファク
シミリ装置であって、電話回線とファクシミリとを接続
するためのファクシミリ接続スイッチと、電話機を電話
回線と接続又は切り離しするための電話接続スイッチ
と、ファクシミリ通信と留守録音とを切り換えるための
ファクシミリ/留守録切換スイッチと、通信相手からの
伝言メッセージを録音する留守録音手段と、電話機に直
流電流又は16Hzの信号を供給する電源手段と、電話
機の接続状態を検出する電流検出手段と、番号指定され
た電話機を選択する選択スイッチと、を備え、ファクシ
ミリ接続スイッチによって電話回線とファクシミリとを
接続した状態で、電話回線を介して電話機の番号が指定
されると、選択スイッチ及び電話接続スイッチによって
電話回線と番号指定された電話機を選択・接続するとと
もに電源から16Hzの信号を供給し、電流検出手段が
該電話機に流れる電流を検出しないことで該電話機が接
続されていないと判断した場合は、ファクシミリ/留守
録切換スイッチによって留守録音側に切り換え、留守録
音手段によって通信相手からの伝言メッセージを録音
し、電話回線を介して電話機の番号が指定されなかった
場合には、ファクシミリ/留守録切換スイッチによって
ファクシミリ通信に切り換えて画像データを受信するこ
とに特徴がある。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1におい
て、前記番号指定された電話機以外の電話機を電話回線
と接続又は切り離しするための非指定電話接続スイッチ
と、前記番号指定された電話機以外の電話機の接続状態
を検出する第2の電流検出手段と、を備え、第2の電流
検出手段により、番号指定された電話機以外の他電話機
の接続状態を検出することで、いずれの電話機が接続状
態にあるか判断し、判断結果に応じて他電話機を電話回
線と接続又は切り離しすることに特徴がある。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1又は2に
おいて、前記留守録音手段では、通信相手からの伝言メ
ッセージを録音し、該伝言メッセージを電話機の指定番
号ごとに設けたエリアに記憶することに特徴がある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面を用いて説明する。
【0010】図1は、本発明の第1の実施の形態におけ
るファクシミリ装置を示し、図2はその網制御部(NC
U)の構成を示す。
【0011】本実施形態では、スイッチ1がファクシミ
リ接続スイッチを構成し、スイッチ2(又はスイッチ
4)、等が電話接続スイッチ、選択スイッチ、非指定電
話接続スイッチを構成し、スイッチ3がファクシミリ/
留守録切換スイッチを構成し、留守録部12等が留守録
手段を構成し、電源回路19が電源手段を構成し、電流
検出回路10(又は電流検出回路11)が電流検出手段
を構成し、電流検出回路11(又は電流検出回路10)
が第2の電流検出手段を構成している。
【0012】図1に示すように、ファクシミリ装置32
にはスキャナ14、プロッタ15、センサ部20、コン
トローラ25、比較器26、画像メモリ17、操作部1
6、音声部23、表示部24、網制御部(NCU)2
8、図示しない符号化復号化部(DCR)、モデム(図
2に示す)、等を備え、各部はバスライン9を通して必
要なデータの授受を行っている。
【0013】スキャナ14は、原稿を所定の速度で搬送
しながら、その画像を1ラインごとに所定の解像度で光
学的に読み取って画像データとして出力するものであっ
て、図示しない読取ユニットはCCD(又はCIS)等
を用いたラインイメージセンサ(センサ部20に含まれ
る)によって構成される。このスキャナ14には原稿の
読取位置を決定するための原稿センサ(センサ部20に
含まれる)を備える。
【0014】プロッタ15は、記録紙を所定の速度で搬
送しながら、帯電、トレース、露光、現像、除電、転
写、分離、クリーニング等のプロセスを有する公知の電
子写真方式で、読取画像データあるいは受信画像デー
タ、レポート(通信中、エラー状態、等のメッセージ、
及び、後述の発信電話番号等の発信元情報を含む)、等
を所定の解像度で印字出力するように構成されている。
このプロッタ15には、記録紙を給紙する際のジャムを
検知するための記録紙センサ(センサ部20に含まれ
る)を備える。
【0015】センサ部20は、原稿検知、原稿幅検知、
記録紙検知、あるいは位置決めのための各種センサから
構成されている。
【0016】操作部16は、図示しないスタートキー、
ストップキー、テンキー、ワンタッチダイヤルキー、ダ
イヤルインモードを含む各動作モードの設定/解除キ
ー、等のキー群を備え、FAX/TELモードの切り換
え、ファクシミリ操作、等を実行するために用いられ
る。各キーの押下によって入力された情報はコントロー
ラ25へ送出される。
【0017】表示部24は、LCD等の表示器からな
り、動作モードの設定画面、操作状態やキー入力状態を
示す画面、あるいは各種メッセージ画面、等を表示す
る。
【0018】音声部23は、本体に装着されている複数
の電話機7、8(図2に示す)のための留守録音用に、
マイク等でユーザがガイダンス等の応答メッセージを入
力するように構成されている。
【0019】画像メモリ17は、DRAMからなり、符
号化復号化部24によってMH方式等でコード化された
画像データを蓄積するとともに、この画像データの格納
及び各種制御に必要な情報を保持するためのものであ
る。この画像メモリ17に蓄積された画像データはコン
トローラ25によって管理されている。なお、エラー発
生時の受信データはコントローラ25の図示しないRA
Mに保持される。
【0020】コントローラ25は、通常状態でファクシ
ミリ装置32内部の処理及び各要素の処理を行うための
ものであり、CPU、RAM、ROM、タイマ、等から
構成されている。
【0021】このCPUは、ROMに予め記憶された制
御プログラムに従って操作入力や命令信号や各種センサ
情報に基づいて所定の処理を実行し、ファクシミリ装置
全体の制御、外部機器とのデータ通信の制御等を行う。
この際、比較器26によるファクシミリ番号(又は電話
番号)の適否判定結果に基づいて、ファクシミリ/電話
通信を行う。特に、1回線に設けた複数の電話機に対応
させて内線指定番号を予め設定し、その内線指定番号と
交換機から送られてきた内線指定番号とを比較し、一致
する内線指定番号に対応する電話機を選択して相手先通
信端末と通話させる公知のダイヤルイン機能を実現す
る。
【0022】また、前記ROMには、ファクシミリ装置
32全体の制御プログラム、プロッタ15へ送出する画
像データをその画像密度の違いに応じて補正するプログ
ラム、発信元情報等の管理レポートを出力するためのプ
ログラム、ダイヤルイン動作を行うためのプログラム、
等を記憶する。
【0023】また、前記RAMは、必要データを記憶す
ると共に、送受信バッファあるいはワークエリアとして
使用される。このRAMの所定エリアには、短縮ダイヤ
ル番号又はワンタッチダイヤル番号、その番号が付与さ
れた電話番号、その電話番号を有する名称(発信元の個
人名、企業名、等)、等の情報を登録した電話帳が記憶
されている。また、このRAMの所定エリアには、その
電話番号に対応させて、ダイヤルインモードで用いられ
る内線指定番号(ファクシミリ番号又は電話番号)が予
め登録されている。
【0024】比較器26は、ファクシミリや電話による
通信に際し、相手先から送られたファクシミリ番号(又
は電話番号)と予め前記RAMに登録された番号とを比
較して合否を判定し、判定結果をコントローラ25に送
るものである。
【0025】前記符号化復号化部は、画像データの伝送
時間を短縮して効率化を図るものであって、送信時には
画像データを圧縮(符号化)し、受信時には符号化され
た画像データを伸長して原データに再生する。
【0026】前記モデムは、送信時は通信制御部26か
ら送出された画像データ信号を変調して回線へ送出し、
受信時には回線からの画像データ信号を復調してプロッ
タ15等へ送出する。
【0027】網制御部28は、公衆回線に接続される一
方で複数の電話機のハンドセットに接続されており、回
線を使用して相手局との電話通信、あるいはファクシミ
リ通信を行うものであって、リンギング検出手段(図2
に示すリンギング検出回路13)、オフフック検出手段
(図2に示す電流検出回路10、11)、等を備え、発
着信の際に所定の回線制御を行って回線の断及び確立を
制御する。
【0028】電源(図2に示す電源回路19を含む)
は、図1には示さないがファクシミリ装置32全体に必
要な各種電源を発生し供給するためのものであり、コン
トローラ25、網制御部28、操作部16、表示部2
4、音声部23、センサ部20、等に対して常時、電源
電圧を供給する。この電源は、図示しないモータ及び他
の電装系を駆動するモータ系、並びに電装系ドライバの
駆動電源でもある。
【0029】ここで、図2を参照しながら網制御部28
の構成を説明する。
【0030】スイッチ(SW)1は、電話回線とファク
シミリとを接続するためのスイッチであって、このスイ
ッチ1をオン/オフすることでダイヤルパルスの発生や
電話回線との接続ができる。
【0031】スイッチ(SW)2は、電話機(内線指定
番号を「****」とする)7を電話回線と接続又は切
り離しをするためのスイッチであって、ダイヤルインモ
ードにおいては図2に示すように電話回線から切り離し
ておく。
【0032】スイッチ(SW)3は、ファクシミリ送受
信と留守録音とを切り換えるためのスイッチであってダ
イヤルインモードにおいての初期状態は図2に示すよう
にファクシミリ側(モデム側)に切り換えておく。
【0033】トランス22は、電話回線とファクシミリ
とを電気的に絶縁し、信号を回線1次側から2次側へ伝
送する。
【0034】モデム26は、前述のようにファクシミリ
受信のときに変調又は復調を行うほか、さらにDTMF
信号の検出も行う。
【0035】留守録部12は、マイクや記憶装置等から
なり、発信側に留守であることを報知するための音声メ
ッセージと発信側の用件(伝言メッセージ)とを録音す
る部分である。特に、記憶装置の記憶エリアを内線指定
番号ごとに割り当て、伝言メッセージはその内線指定番
号に対応する所定エリアに記録する。
【0036】リンギング検出回路13は、回線からの呼
出信号(リンギング信号)を検出する。
【0037】音声出力部18は、留守録部12によって
留守録音を行う際、通信相手先に対し、予め音声部23
で入力・設定された音声メッセージを出力する。
【0038】電源回路19は、電話機7、8のフック状
態検出のために直流電源を供給し、また電話機7、8を
鳴動させるために16Hzの信号を供給する。
【0039】電流検出回路10、11は、それぞれの電
話機7、8に設けられており、回線に流れる電流を検出
し、接続状態から電話機7、8の使用状態(オンフック
/オフフック等)を検出する。
【0040】スイッチ(SW)4は、電話機(内線指定
番号を「%%%%」とする)8を電話回線と接続し、ま
たは切り離しをするためのスイッチである。ダイヤルイ
ンモードでは、図2に示すように、電話回線から切り離
しておく。
【0041】切り換え検出部21は、電話機7あるいは
電話機8からの情報信号を検出し、電話機7、8の切換
を行う。
【0042】スイッチ(SW)5、6は、電話機7、8
の使用を中断させるためのスイッチである。
【0043】なお、本実施形態では公知のダイヤルイン
サービスの契約を行っており、ダイヤルインモードで
は、内線指定番号「****」を電話機7による電話通
信用とし、内線指定番号「%%%%」を電話機8による
電話通信用として、予め前記RAMに登録してあるもの
とする。図示しない交換機から16Hz信号が送られる
と、本通信端末が回線閉結を行い、1次応答を返す。こ
の回線閉結によって回線電流が流れると、交換機は内線
指定番号(例えば、番号「****」、「%%%%」の
いずれか)を送出する。本通信端末は内線指定番号を検
出すると、回線断にしてこの内線指定番号に対応する電
話機を呼び出す。その後、前記電話機がオフフックさ
れ、再度回線の閉結がなされると通信パスが形成され、
相手先との通話が可能となる。
【0044】次に、図3〜図7を参照しながらダイヤル
インモード時におけるファクシミリ装置32の動作を説
明する。
【0045】ステップs31では、回線を介して交換機
から16Hzのリンギング信号(呼出信号)が送られて
くると、リンギング検出回路13によって検出され、そ
の検出信号はコントローラ25のCPUに入力されて呼
出信号かどうか判断される。
【0046】ステップs32では、コントローラ25で
その検出信号が呼出信号であると判断された場合は、コ
ントローラ25からの命令でスイッチ1がオンに切り換
わり、回線が閉結される。
【0047】ステップs33では、回線が閉結されて回
線電流が流れると、前記交換機から内線指定番号が送ら
れ、網制御部28はこの内線指定番号を検出する。
【0048】ステップs34では、この内線指定番号検
出後、スイッチ1をオフして回線断する。この内線指定
番号はトランス22を介してモデム26に送られる。
【0049】ステップs35では、モデム26を介して
受信した内線指定番号と、予め前記ROM等に設定され
た内線指定番号とを比較器26で比較し、その比較結果
に基づいてコントローラ25が合否を判断する。その結
果、交換機からの内線指定番号が電話番号(電話機7、
8用の内線指定番号)でない場合は、ステップs36に
進み、電話番号である場合にはステップs37へ進む。
【0050】ステップs36では、交換機からの内線指
定番号が電話機用の内線指定番号「****」又は「%
%%%」ではないので、ファクシミリ受信を開始する。
この場合は、スイッチ1をオン(回線閉結)し、スイッ
チ3はモデム側に設定することによって、網制御部28
には直流電流が流れ込み、直流ループが形成されて回線
に出力される。ファクシミリ通信の信号は回線からトラ
ンス22に入り、トランス22の1次側巻線を経由して
1次側巻線の他端に出た信号は回線に戻る。一方、トラ
ンス22で2次側へ伝送された信号は、送信信号と受信
信号に分離された後、モデム26に送られ、変復調され
る。
【0051】ステップs37では、交換機からの内線指
定番号が電話番号を示すので、さらにこの内線指定番号
が電話機7の内線指定番号「****」か判断する。そ
の結果、内線指定番号「****」である場合はステッ
プs38に進み、内線指定番号「****」でない場合
はステップs39に進む。
【0052】ステップs38では、交換機からの内線指
定番号「****」が電話機7を示すので、スイッチ5
をオンするとともにスイッチ6をオフし、電話機8が使
用できないように設定する。
【0053】ステップs39では、交換機からの内線指
定番号が「****」ではないので、さらに交換機から
の内線指定番号が「%%%%」であるか判断する。その
結果、内線指定番号「%%%%」である場合はステップ
s57へ進み、内線指定番号「%%%%」でもない場合
には、ステップs40でファクシミリ受信を開始する。
【0054】ステップs41では、電源回路19から1
6Hzの信号を出力して、電話機7を鳴動させる。
【0055】ステップs42では、この16Hz信号を
電話機7に印加したとき、電流検出回路10が交流電流
を検出したか判断する。その結果、電流検出回路10が
交流電流を検出しなかった場合は、電話機7が接続され
ていないと判断し、ステップs43へ進み、交流電流を
検出した場合には、電話機7がスイッチ2によって回線
側に接続されていると判断してステップs46へ進む。
【0056】ステップs43では、電源回路19からの
16Hz信号を停止し、スイッチ1をオン(回線閉結)
するとともに、スイッチ3をモデム側から留守録部側に
切り換え、スイッチ6を元に戻して電話機8を使用可に
する。
【0057】ステップs44では、音声出力部18(音
声部23)から予め入力・設定された音声メッセージ
(留守録部12(留守番電話)に切り換わった旨のメッ
セージ)及びガイダンスを相手先通信端末に送出する。
【0058】ステップs45では、発信者からの伝言メ
ッセージを内線指定番号に応じた留守録部12のエリア
に録音する。
【0059】ステップs46では、ステップs42にお
いて電話機7が接続されていると判断したので、さらに
ユーザが電話機7をオフフックするのを待って経過時間
のカウントを開始する。
【0060】ステップs47では、ユーザが電話機7を
オフフックしたか判断する。その結果、ユーザが電話機
7をオフフックした場合はステップs48で電話機7に
よる通話が可能となり、オフフックを検出しないうちは
経過時間のカウントを続ける。
【0061】ステップs49では、ユーザが電話機7を
オフフックしないまま所定時間が経過したか判断する。
その結果、所定時間が経過した場合はユーザが留守と判
断し、ステップs50へ進む。
【0062】ステップs50では、電源回路19からの
16Hz信号を停止し、スイッチ1をオン(回線閉結)
するとともに、スイッチ3をモデム側から留守録部側に
切り換える。このとき、スイッチ6はオフで電話機8は
使用可となっている。
【0063】ステップs51では、予め音声部23で入
力・設定された音声メッセージ(留守録部12に切り換
わった旨のメッセージやガイダンス)を音声出力部18
から相手先通信端末に送出する。
【0064】ステップs52では、発信者からの伝言メ
ッセージを録音し、内線指定番号「****」に対応す
る留守録部12の所定エリアに記録する。
【0065】ステップs53では、スイッチ2、4をそ
れぞれオフして回線と切り離すとともに、スイッチ5、
6をそれぞれオンにし、内線指定番号が使用できるよう
に設定する。ここで、電話機7、8には直流電圧が印加
された状態になる。
【0066】ステップs54では、留守録音部12に発
信者からの伝言メッセージが録音されている間、電流検
出回路10、11が直流電流を検出したか否かによって
電話機7、8がオフフックされたか否か判断する。その
結果、電話機7、8がオフフックされなかった場合は、
ステップs55で回線断を検出して処理を終了し、オフ
フックを検出した場合にはステップs56へ進む。
【0067】ステップs56では、発信者からの伝言メ
ッセージ録音中にオフフックされたのが、内線指定番号
「%%%%」に対応する電話機8であるか判断する。そ
の結果、電話機8がオフフックされた場合はステップs
57へ進み、電話機7がオフフックされた場合にはステ
ップs58へ進む。
【0068】ステップs57では、発信者からの伝言メ
ッセージ録音中に、内線指定番号が「****」でない
電話機8のオフフックを検出したので、音声出力部18
は「現在、他の電話が使用中です」との音声メッセージ
を出力する。
【0069】ステップs58では、音声出力部18より
「電話に出なかったため、留守番電話に接続しておりま
す」との音声メッセージを出力する。
【0070】ステップs59では、発信者からの伝言メ
ッセージ録音中(前記音声メッセージ出力後)に、ユー
ザの操作で電話機7より切換要求があるか判断する。そ
の結果、電話機7より切換要求がない場合はステップs
60で回線断を検出して処理を終了し、電話機7より切
換要求があった場合にはステップs61に進む。
【0071】ステップs61では、発信者からの伝言メ
ッセージ録音を中止する。
【0072】ステップs62では、スイッチ2を切換え
て回線に接続する。
【0073】ステップs63では、スイッチ1をオフ
(回線断)するとともに、スイッチ3を留守録部側から
モデム側に切り換える。こうして、ユーザ(電話機7)
と発信者(相手先通信端末)の通話が可能となる。
【0074】なお、交換機からの内線指定番号が「%%
%%」である場合(ステップs39のyes)は、内線
指定番号が「****」である場合のステップs38、
s41〜s63に相当する動作(ステップs64〜s8
7)を実行する。
【0075】この場合、スイッチ6をオンし、スイッチ
5をオフして内線番号「****」は使用できないよう
にして、電源回路19から16Hz信号を発生し、電話
機8を鳴動させる(ステップs64、s65)。
【0076】この16Hz信号を電話機8に印加した
時、電流検出回路11が交流電流を検出しなかった場合
には電話機8が接続されていないと判断し、スイッチ1
をオンし、スイッチ3を留守録部側に切り換えて、予め
入力・設定された音声メッセージ(留守番電話に接続さ
れた旨のメッセージ等)を相手先通信端末に送出し、発
信者の伝言メッセージを留守録部12の所定エリア(内
線指定番号「%%%%」に割り当てられたエリア)に録
音する(ステップs66のno〜s69)。
【0077】また、交流電流を検出した場合には、電話
機8が接続されていると判断し、電流検出からカウント
(コントローラ25のタイマを使用)を開始し、一定時
間内に電話機8がオフフックされたかどうかの判断をす
る(ステップs66のyes、s70〜s72)。この
際、電流検出回路11にて直流電流を検出するか否かで
オフフックされたか判断する。その結果、オフフックさ
れた場合は相手先と電話機8とが通話可能となる(ステ
ップs79)。一方、所定時間内にオフフックされなか
った場合には留守と判断し、スイッチ1をオン(回線閉
結)し、スイッチ3を留守録部側に切り換えて、前述の
留守番電話に接続された旨の音声メッセージを相手先通
信端末に送出し、発信者の伝言メッセージを留守録部1
2の所定エリアに録音する(ステップs73〜s7
5)。
【0078】この伝言メッセージ録音時、スイッチ2、
4をオンにして回線側に接続するとともに、スイッチ
5、6をオンすることによって、電話機7、8には直流
電圧が印加された状態となる(ステップs76)。
【0079】内線指定番号「%%%%」用のエリアに伝
言メッセージ録音中、電話機7又は電話機8がオフフッ
クされ、電流検出回路10又は電流検出回路11が直流
電流を検出すると、オフフックしたのが電話機7の場合
は「他の電話が使用中です」等のメッセージを音声出力
部18より出力し、電話機7の使用を禁止する(ステッ
プs77のyes、s80のyes、s81)。一方、
オフフックしたのが電話機8の場合には、「電話に出な
かったため、留守番電話に接続しています」等のメッセ
ージを音声出力部18より送出する(ステップs77の
yes、s80のno、s82)。
【0080】また、内線指定番号「%%%%」用のエリ
アに伝言メッセージ録音中、電話機8から切換え要求が
あると録音を中止し、スイッチ4を電話回線側に切換
え、スイッチ1、3をオフして相手先と通話可能にする
(ステップs83のyes、s85〜s87)。
【0081】なお、電話機7、8が接続されていない場
合には、スイッチ1をオン(回線閉結)し、さらにスイ
ッチ3を留守録部側に切換えて、発信者からの伝言メッ
セージを内線指定番号「****」又は「%%%%」に
それぞれ割り当てられた留守録部12の所定エリアに録
音する。
【0082】本実施形態では、電話回線とファクシミリ
とを接続するためのスイッチ1と、電話機7を電話回線
と接続又は切り離しするためのスイッチ2と、ファクシ
ミリ送受信と留守録音とを切り換えるためのスイッチ3
と、電話回線とファクシミリとを電気的に絶縁するトラ
ンス22と、ファクシミリ受信のときに変調又は復調を
行うモデム26と、伝言メッセージを録音する留守録部
12と、電話機7、8に直流又は16Hzの信号を供給
する電源回路19と、それぞれの電話機7、8の接続状
態を検出するそれぞれの電流検出回路10、11と、電
話機7を使用する場合、使用しない電話機8を選択する
ためのスイッチ4を備えるので、ファクシミリ通信と電
話通信における留守録音とを円滑に実行でき、特に複数
の電話機7、8の中からスイッチ2、4によって適切な
ものを選択し、音声メッセージを送出(あるいは伝言メ
ッセージを録音)するのに好適である。
【0083】
【発明の効果】請求項1の発明により、ファクシミリ送
受信と電話における留守録音とを円滑に実行でき、特に
複数の電話機の中から適切なものを選択して伝言メッセ
ージを送出することが可能となる効果を奏する。
【0084】また、請求項2の発明により、電話の接続
の有無を判断することができ、ファクシミリへの切換の
判定が容易になる効果を奏する。
【0085】さらに、請求項3の発明によって、電話機
の切り換えで伝言メッセージを電話番号ごとに振り分け
られた記録エリアに録音でき、複数の電話機の接続に対
応できる効果がある。
【0086】加えて、請求項1〜3の発明により、ファ
クシミリ装置をファクシミリ固有の機能に加えて、電話
交換機の端末として使用することもできる効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態におけるファクシミリ装
置の構成全体を示す概略図である。
【図2】本発明の実施の一形態におけるファクシミリ装
置の一実施例となる構成を示す図である。
【図3】本発明の実施の一形態におけるファクシミリ装
置の動作を示すフローチャートの一部である。
【図4】本発明の実施の一形態におけるファクシミリ装
置の動作を示すフローチャートの一部である。
【図5】本発明の実施の一形態におけるファクシミリ装
置の動作を示すフローチャートの一部である。
【図6】本発明の実施の一形態におけるファクシミリ装
置の動作を示すフローチャートの一部である。
【図7】本発明の実施の一形態におけるファクシミリ装
置の動作を示すフローチャートの一部である。
【符号の説明】
1〜6 スイッチ 7、8 電話機 10、11 電流検出回路 12 留守録部 13 リンギング検出回路 18 音声出力部 19 電源回路 21 切換検出部 23 音声部 25 コントローラ 26 比較器 28 NCU

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の電話機を備え、ダイヤルイン機能を
    有するファクシミリ装置であって、 電話回線とファクシミリとを接続するためのファクシミ
    リ接続スイッチと、 電話機を電話回線と接続又は切り離しするための電話接
    続スイッチと、 ファクシミリ通信と留守録音とを切り換えるためのファ
    クシミリ/留守録切換スイッチと、 通信相手からの伝言メッセージを録音する留守録音手段
    と、 電話機に直流電流又は16Hzの信号を供給する電源手
    段と、 電話機の接続状態を検出する電流検出手段と、 番号指定された電話機を選択する選択スイッチと、 を備え、ファクシミリ接続スイッチによって電話回線と
    ファクシミリとを接続した状態で、電話回線を介して電
    話機の番号が指定されると、選択スイッチ及び電話接続
    スイッチによって電話回線と番号指定された電話機を選
    択・接続するとともに電源から16Hzの信号を供給
    し、電流検出手段が該電話機に流れる電流を検出しない
    ことで該電話機が接続されていないと判断した場合は、
    ファクシミリ/留守録切換スイッチによって留守録音側
    に切り換え、留守録音手段によって通信相手からの伝言
    メッセージを録音し、電話回線を介して電話機の番号が
    指定されなかった場合には、ファクシミリ/留守録切換
    スイッチによってファクシミリ通信に切り換えて画像デ
    ータを受信することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】前記番号指定された電話機以外の電話機を
    電話回線と接続又は切り離しするための非指定電話接続
    スイッチと、 前記番号指定された電話機以外の電話機の接続状態を検
    出する第2の電流検出手段と、 を備え、第2の電流検出手段により、番号指定された電
    話機以外の他電話機の接続状態を検出することで、いず
    れの電話機が接続状態にあるか判断し、判断結果に応じ
    て他電話機を電話回線と接続又は切り離しすることを特
    徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】前記留守録音手段では、通信相手からの伝
    言メッセージを録音し、該伝言メッセージを電話機の指
    定番号ごとに設けたエリアに記憶することを特徴とする
    請求項1又は2記載のファクシミリ装置。
JP11291861A 1998-12-08 1999-10-14 ファクシミリ装置 Pending JP2000232532A (ja)

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JP10-349062 1998-12-08
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011071883A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Brother Industries Ltd 通信装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011071883A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Brother Industries Ltd 通信装置

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