JP2000232450A - Atm交換機 - Google Patents

Atm交換機

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JP2000232450A
JP2000232450A JP3369599A JP3369599A JP2000232450A JP 2000232450 A JP2000232450 A JP 2000232450A JP 3369599 A JP3369599 A JP 3369599A JP 3369599 A JP3369599 A JP 3369599A JP 2000232450 A JP2000232450 A JP 2000232450A
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temporarily released
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JP3369599A
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English (en)
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Kazunori Odaka
一紀 小高
Tetsuya Yokoya
哲也 横谷
Ken Murakami
謙 村上
Tachiki Ichihashi
立機 市橋
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 網の通信状態に基づき、柔軟なコネクション
制御を実現することにより、ユーザの利便性を高める。 【解決手段】 ATM交換機は、データ通信が行なわれ
ていないコネクションがあった場合、その通信リソース
を加算し、空き通信リソースとしてフラッディング等に
よりリソース利用可能性情報を公報する。また、ATM
交換機は、帯域管理上輻輳状態にあった場合でも、他の
交換機は、本機能を実装する交換機を介した経路設定を
行えるため、新規コネクション確立の可能性が増す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、SVC(Swi
tched Virtual Channel)サービス
対応のATM交換機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図16は例えば、特開平6−14050
に示されたATM交換機におけるコネクション解放の処
理過程を示す流れ図である。また、図17は、同ATM
交換機のATM網上での動作シーケンスを示している。
【0003】次に図16に基づき、動作について説明す
る。同ATM交換機は、コネクション毎に以下に説明す
る処理を実行可能であるが、S1は、説明を容易とする
ため、特定のコネクションに特化して説明することを示
している。
【0004】S2においてタイマー値をゼロクリアし、
このコネクションにおけるデータセル交換状態の監視を
開始する。S3からS5はタイマー値がm秒以内である
場合に繰り返され、S4に示すように1秒毎に動作す
る。m秒に達する前に該当コネクション上でデータセル
の交換が検出されると、S5の判定によりS2から動作
が再開する。
【0005】S3の判定においてm秒を超過していたと
き、S6により切断予告セルがコネクション上に発行さ
れる。
【0006】S7からS9はS3からS5と同様に、タ
イマー値がn秒以内である場合に繰り返され、S9の判
定により該当コネクション上でデータセルの交換が検出
されると、S2から動作が再開する。
【0007】n秒に達するまで該当コネクション上でデ
ータセルの交換が検出されなければ、S10により、該
当コネクションが切断される。
【0008】次に図17に基づき、ATM網内での動作
シーケンスを説明する。説明にあたり、The ATM
ForumのPrivate Network−Ne
twork Interface Specifica
tion Version 1.0(PNNI 1.
0)[af−pnni−0055.000 March
1996]を前提としている。
【0009】中継局交換機104は、着信局交換機10
5との間のリソース利用可能性情報150を隣接交換機
にフラッディングする。他の交換機も同様にリソース利
用可能性情報をフラッディングするが、本明細書では、
一貫して中継局交換機104と着信局交換機105間に
着目した説明を行なうことにより、特許の本質を分かり
易くするため、ここでは省略する。
【0010】発ユーザTE(2)102から呼設定要求
であるSETUP151が発行されるが、このコネクシ
ョンで必要な通信リソース要求(RR2)も含まれてい
る。
【0011】発信局交換機(2)103は、中継交換機
104からのフラッディングにより中継交換機104の
提供可能な通信リソースを知っている。ここではこの値
が必要な通信リソースより大きいので、SETUP15
1はリンクバイリンクに着ユーザTE(3)106に伝
送される。
【0012】着ユーザTE(3)106はSETUP1
51を受信すると、コネクションを開設するため、逆方
向にコネクトメッセージであるCONN152を送信
し、リンクバイリンクに発ユーザTE(2)102まで
伝送され、目的のコネクションが確立する。CONN1
52を処理する過程において、中継交換機104はリソ
ース利用可能性情報を200に示すように変更する。
【0013】コネクション確立後、データ転送153が
行われるが、m秒間データ転送が途絶えると、中継交換
機104から切断予告セルであるDISC NOTIC
E154がコネクション方向に送信され、発ユーザTE
(2)102および着ユーザTE(3)106に到達す
る。
【0014】この状態において、中継交換機104から
発行されるフラッディングは155に示したように、切
断予告セルが送信されたコネクションに割り当てられて
いる通信リソースを含まない値である。
【0015】データ転送が途絶えてn秒が経過すると、
該コネクションの切断要求であるREL156が発行さ
れ、該コネクションが解放される。REL156を処理
する過程において、中継交換機104はリソース利用可
能性情報を201に示すように修正する。
【0016】この後行われるフラッディング157は、
既に解放されたコネクションに割り当てられていた通信
リソースを含んだ値である。
【発明が解決しようとする課題】
【0017】従来のATM交換機は、網内の通信状態に
よらず、画一的に動作していたので、例えば図17にお
いて、新規コネクション要求がないにも係わらず、デー
タ転送が一定時間以上途絶えると該コネクションを切断
し、直後に該コネクション上でデータ転送が必要となっ
ても、再度、コネクション確立処理から行なうなどユー
ザの利便性に欠けていた。
【0018】また、該コネクション上に切断予告セルを
送信し、切断を予告しているにも係わらず、所定の時間
に達するまでは、該コネクションで確保されている通信
リソースを抱え込んでいるため、仮に、リソース利用可
能性情報に示される値より大きく、リソース利用可能性
情報に示される値と該コネクションで確保されている通
信リソースの和より小さな値の通信リソースが必要な新
規通信が要求されても、単に拒絶されるのみであった。
【0019】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、網の通信状況に基づき、柔軟な
コネクション制御を実現することにより、ユーザの利便
性を高めることを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係わるAT
M交換機は、コネクション毎にセル転送状態を監視する
セル転送状態監視部が、データセルを一定時間以上転送
されていないことを検出したとき、コネクション管理部
は、該コネクションを仮解放状態とし、ルーチング機能
部に該コネクションで確保されている通信リソース分を
自交換機のリソース利用可能性情報に加算して隣接交換
機にフラッディングさせ、セル転送状態監視部が、仮解
放状態中のコネクション上にデータセルを検出したと
き、コネクション管理部が仮解放状態の終了とし、該デ
ータセルを中継するとともに、該コネクション管理部が
該ルーチング機能部に自交換機のリソース利用可能性情
報を元に戻して隣接交換機にフラッディングさせ、セル
転送状態監視部が仮解放状態中のコネクションが存在す
る状態において新規コネクション要求を受信したとき、
コネクション管理部は該新規コネクションで要求される
通信リソースが、仮解放中のコネクションで確保されて
いた通信リソース分を含めて必要であれば、該仮解放中
のコネクションをコネクション解放し、シグナリング機
能が該新規コネクションを確立するものである。
【0021】第2の発明に係わるATM交換機は、セル
転送状態監視部が仮解放中のコネクションを複数検出し
た場合、コネクション管理部が新規コネクション確立の
ため仮解放中のコネクションを解放するとき、仮解放状
態となったコネクションが古い順番から解放するもので
ある。
【0022】第3の発明に係わるATM交換機は、セル
転送状態監視部が仮解放中のコネクションを複数検出し
た場合、コネクション管理部が新規コネクション確立の
ため仮解放中のコネクションを解放するとき、確保して
いる通信リソースが大きな仮解放状態のコネクションか
ら順番に解放するものである。
【0023】第4の発明に係わるATM交換機は、セル
転送状態監視部が仮解放中のコネクションを複数検出し
た場合、コネクション管理部が新規コネクション確立の
ため解放する仮解放中のコネクションとして、新規コネ
クションに必要な通信リソースと同じか、最小の包含関
係にあるコネクションを選択するものである。
【0024】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
ATM交換機を示す機能構成図である。図において、1
は伝送路インタフェース、2はこの伝送路インタフェー
スを終端する伝送路終端部、3は宛先変換テーブルで、
この伝送路終端部が受信セルの宛先付け替えおよび出力
ポート特定を行なうために参照する。4は特定された情
報に基づき指示された出力先にセルを交換するスイッチ
部、5は伝送路終端部を監視し、コネクション毎にデー
タセルの交換有無を監視するセル転送状態監視部、6は
コネクションの確立や解放などを制御するコネクション
管理部である。
【0025】このコネクション管理部6は、次に示す機
能部およびテーブルから構成される。7はコネクション
確立および解放を制御するシグナリング機能部、8はこ
のシグナリング機能部7がコネクションを管理するため
に使用するコネクション管理テーブル、9はシグナリン
グ機能部がコネクション確立を行なう際に経路を決定す
るルーチング機能部、10はこのルーチング機能部がル
ーチングを決定するなどに使用するノード管理テーブル
である。
【0026】次に動作について説明する。まず伝送路イ
ンタフェース1により入力されるセルを伝送路終端部2
が受信し、終端する。伝送路終端部2は、図2に具体例
を示す宛先変換テーブル3を参照し、新たな宛先情報お
よび出力先ポートと特定し、スイッチ部4にスイッチン
グを行なわせる。スイッチ部4では、伝送路終端部2の
指示に基づき、セルスイッチングを実行し、伝送路終端
部2を介してセルが送信される。
【0027】ここで伝送路終端部2が宛先変換テーブル
3を参照し、新たな宛先情報および出力先ポートを特定
する動作について図2を用いて詳説する。ポート番号1
の伝送インタフェースから受信し、セルの宛先がVPI
=5、VCI=1024であったとする。この場合、図
2により該当する入力51に対応する出力(変換値)5
2の内容により、出力するポート番号は2、VPI=
7、VCI=257であることが特定される。
【0028】図1に基づく動作の説明を継続する。セル
転送状態監視部5は、伝送路終端部2を監視し、コネク
ション毎にデータセルの送受信状態を把握する。一定時
間以上データセルの途絶えたコネクションがあった場
合、コネクション管理部6に通知する。
【0029】コネクション管理部6では、シグナリング
機能部7が保持しているコネクション管理テーブル8の
情報に基づいて、該当コネクションの通信のために確保
している通信リソース分を、ルーチング機能部9が保持
しているノード管理テーブル10に補正し、ルーチング
機能部は、補正した値を用いて自交換機の通信能力を公
表するフラッディングを行なう。
【0030】詳細な動作を図3から図5を用いて説明す
る。図3に示すS3により、あるコネクション上でm秒
間以上データセルの送受信がない場合、S21に示すよ
うに、該当伝送路上のリソース利用可能性補正値(RA
(all))に該コネクション用に確保している通信リ
ソース(RA(a))を加算し、補正する。
【0031】この補正値をフラッディング時に用いるこ
とにより、他の交換機には自交換機のリソース利用可能
性値を大きく公表する。
【0032】ATM交換機内の動作としては、一定時間
以上データセルの送受信がなかったコネクションが特定
された場合、図4に示すコネクション管理テーブルを参
照し、該当コネクションのために確保されている通信リ
ソースの値を特定する。
【0033】該コネクションが出力ポート2のVPI=
3、VCI=256であったとすると、図4の該当する
コネクション番号61を検索し、VPI63およびVC
I64を特定し、対応する確保リソース65を把握す
る。この例では10Mbpsである。
【0034】次に図5に示すノード管理テーブルのリソ
ース利用可能性補正値74に、該把握値10Mbpsを
加え、補正する。
【0035】図3のS21後、S22により新規コネク
ションの有無を監視するが、新規コネクション要求がな
く、S9により、該コネクション上でデータセルが再度
検出されると、S31に示すように仮解放中として補正
したリソース利用可能性補正値を補正し直す。
【0036】これ以降フラッディング時に公報される自
交換機リソース利用可能性値もこの例では50Mbps
となる。
【0037】このときの動作シーケンスを図6に示す。
この例では中継交換機104が実施の形態1に示す機能
を実装している。また、説明のため注目するリソースは
中継交換機104と着信局交換機105間の伝送路で、
この間の双方向の伝送路とも同じ通信リソース条件とし
て説明する。
【0038】コネクションがコネクション開設手順15
1および152により確立されると、中継交換機104
は自交換機のリソース利用可能性情報を200に示すよ
うに減算する。200においてRA(all)は新規コ
ネクション確立要求受信時のリソース利用可能性値であ
り、RR(2)は新規コネクションで必要な通信リソー
ス値である。
【0039】コネクション確立後、データ送信が行われ
るが、一定時間データセルの送受信がないので、300
に示す仮解放状態となる。該状態下で送信されるフラッ
ディングに用いられるリソース利用可能性情報は、該コ
ネクション用に確保されている通信リソースが上乗せさ
れている。
【0040】この後、159に示すように該コネクショ
ン上にデータセルが検出されると、仮解放状態を終了
(301)する。終了状態以降送信されるフラッディン
グに用いられるリソース利用可能性情報は該仮解放処理
終了したコネクション用に確保された通信リソースを含
んでいない。
【0041】仮解放状態のコネクションが存在する状態
おいて、新規コネクション要求があったときの動作を説
明する。図3のS23により、該新規コネクションで要
求される通信リソース(RR(n))と、自交換機の未
割当て通信リソースと該仮解放中のコネクション用に確
保された通信リソースを加算した値であるリソース利用
可能性補正値(RA(all))とを比較し、新規コネ
クションで要求される通信リソース(RR(n))が超
過していれば、該新規コネクション開設を拒否(S2
4)する。
【0042】等しいか少なければ、新規コネクション開
設要求を受け入れるが、S25に示すように、新規コネ
クションで要求される通信リソース(RR(n))が、
仮解放中のコネクション用に確保されている通信リソー
スを流用せずとも受け入れられ、つまり図5のリソース
利用可能性値73以内であれば、本来の空き帯域内で新
規コネクションを受け入れる。
【0043】新規コネクション確立後にフラッディング
等で公表されるリソース利用可能性値は、新規コネクシ
ョン用に新たに割り当てた通信リソース分が除かれる
が、仮解放中のコネクション用に確保されている通信リ
ソース分は上乗せされたままである。
【0044】新規コネクションで要求される通信リソー
ス(RR(n))が、仮解放中のコネクション用に確保
されている通信リソースを流用しなければ確保できない
場合、S28に示すように、該仮解放中のコネクション
を解放した後、該新規コネクション要求を受け入れる。
【0045】このときの動作を図7から図10を用いて
詳説する。図7において、中継局交換機104は新規コ
ネクション開設要求162を受信すると、仮解放中のコ
ネクションに対し、コネクション切断要求163を着信
局交換機105および発信局交換機(2)103に向け
送信する。
【0046】該仮解放中のコネクションの切断により、
図8の67、68および図9の75、76に示すように
コネクション管理テーブルおよびノード管理テーブルの
情報が変更される。
【0047】引き続き、新規コネクション開設要求を受
け入れるため、コネクション管理テーブルおよびノード
管理テーブルは図10の69および図11の77、78
に示すように更新され、新規コネクションのデータ通信
が可能となる。
【0048】つまり図10において69で示すように、
中継局交換機のポート2およびポート3に新規コネクシ
ョンのコネクションが追加管理され、宛先変更テーブル
も図12に示す内容となる。また、ノード管理テーブル
も図11に示す77および78の情報に更新される。
【0049】実施の形態2.以上の実施の形態1におい
て、仮解放状態のコネクションが複数存在する場合、新
規コネクション確立のため、仮解放状態となった順番に
コネクションを解放するATM交換機の実施の形態を示
す。
【0050】図13に実施の形態2におけるコネクショ
ン管理テーブルを示す。該管理テーブルには90で示す
ように仮解放状態に遷移した日時情報があり、仮解放状
態に遷移したときに情報が記載させる。この例では、9
1と92で示す2つのコネクションが仮解放状態下にあ
る。
【0051】この状態において、実施の形態1で説明し
たような仮解放状態下のコネクションを解放する必要が
ある新規コネクション開設要求があった場合、仮解放状
態になった順番、つまりこの例では92に相当するコネ
クションが解放の対象となる。
【0052】また、1つのコネクションでは新規コネク
ション用に確保すべき通信リソースが不足の場合、充足
するまで仮解放状態となった古いコネクションから順に
コネクション解放を行なう。
【0053】実施の形態3.同様に、実施の形態1にお
いて、仮解放状態のコネクションが複数存在する場合、
新規コネクション確立のため、確保している通信リソー
スの大きな順番に仮解放状態下のコネクションを解放す
るATM交換機の実施の形態を示す。
【0054】図14に実施の形態3におけるコネクショ
ン管理テーブルを示す。保持する情報としては実施の形
態1のそれと同じである。
【0055】この例では93および94に示す仮解放状
態下のコネクションが存在するが、94で確保されてい
る通信リソースが大きいので、このコネクションから順
にコネクション解放を行なう。
【0056】また、1つのコネクションでは新規コネク
ション用に確保すべき通信リソースが不足の場合、充足
するまで仮解放状態下にある通信リソースの大きなコネ
クションから順にコネクション解放を行なう。
【0057】実施の形態4.同様に、実施の形態1にお
いて、仮解放状態のコネクションが複数存在する場合、
新規コネクションが必要としている通信リソースと同じ
か、または最小の包含関係にあるコネクションを解放す
るATM交換機の実施の形態を示す。
【0058】実施の形態4では、実施の形態3における
コネクション管理テーブルである図14を用いて説明す
る。新規コネクションの通信に必要な通信リソースが、
例えば10Mbpsである場合、図14の93の仮解放
状態下のコネクションの通信リソースと同じ値であるの
で、この93のコネクションを解放する。
【0059】また、新規コネクションの通信に必要な通
信リソースが、例えば10.5Mbpsであれば、この
93用に確保している通信リソースを超過しているの
で、10.5Mbps以上であり、かつこの値に最も近
い他の仮解放中のコネクションを探す。図14の例では
92に示す仮解放中のコネクションとなる。
【0060】実施の形態5.実施の形態5は、実施の形
態2、実施の形態3および実施の形態4で示した選定方
法を組合わせたものであるが、この例として、選定の優
先度を実施の形態4、実施の形態3、実施の形態2の順
として説明する。説明にあたり、コネクション管理テー
ブルは図15に示す内容で、新規コネクション開設のた
めに必要な通信リソースは80Mbpsであるとする。
【0061】まず、図15より、新規コネクション開設
に必要な通信リソースである80Mbpsと等しいか、
あるいは大きな仮解放中のコネクションは存在しないこ
とが分かる。
【0062】これにより複数の仮解放中のコネクション
を組合わせる必要があるが、実施の形態3で示したよう
に確保リソースの大きなコネクションから解放する。こ
の例では図15の98に示したコネクションを始めに解
放し、次いで図15の97に示したコネクションを解放
する。この2つのコネクションの解放により70Mbs
pの通信リソースが解放されるが、新規コネクション開
設のために必要な通信リソースは80Mbpsであるの
で、さらに10Mbps以上の通信リソースが必要であ
る。
【0063】図15において、残る2つの仮解放中のコ
ネクションの確保通信リソースは、ともに10Mbps
であるので、どちらかのコネクションを解放することに
より、所望の通信リソースを確保できるが、このとき、
実施の形態2に示したように、仮解放状態となったので
古いコネクションから解放する。よってこの例では図1
5に示す96のコネクションを解放する。
【0064】
【発明の効果】以上のように、この発明のATM交換機
によれば、データ通信が行なわれていないコネクション
があった場合、その通信リソースを加算し空き通信リソ
ースとしてフラッディング等によりリソース利用可能性
情報を公報するので、帯域管理上輻輳状態にあった場合
でも、他の交換機が本機能を実装する交換機を介した経
路設定を行なおうとすることができるため、新規コネク
ション確立の可能性が増す。
【0065】一方、データ通信が行なわれていないコネ
クションにおいては、単に一定時間の間、データ通信が
行なわれていないというのみでコネクションが解放され
るのではなく、必要に応じて解放される。
【0066】よって、ネットワークの運用が画一的でな
く、ネットワークの状況により柔軟に運用されるので、
端末ユーザの利便性も増すことが期待される。
【0067】また、データ通信の再開の可能性は、仮解
放状態の期間が長ければ長いほど低いと考えられるの
で、解放する仮解放中コネクションの選定順序を最も長
く仮解放中となっている順番とすることにより、解放さ
れたコネクション上でのデータ通信再開の確率を低く抑
えることが期待できる。
【0068】また、解放する仮解放中コネクションの選
定順序を、確保リソースの大きなものからとすることに
より、解放される仮解放中コネクション数を少なくする
ことができるので、解放されたコネクション上でのデー
タ通信再開の確率を低く抑えることが期待できる。
【0069】また、解放する仮解放中コネクションの選
定順序を、新規コネクションに必要な通信リソースと等
しいか、最も近い大きなものとすることにより、解放す
る仮解放中コネクション数を少なくすることができるの
で、解放されたコネクション上でのデータ通信再開の確
率を低く抑えることが期待できる。
【0070】また、これらを組合わせることにより、よ
り柔軟な選定を可能にし、同様に仮解放中コネクション
を解放したことによる実害の可能性を低くすることが期
待できる。
【0071】実施の形態として、仮解放の対象を通信ア
プリケーションにより限定することや、特定の端末間に
限定すること、またはそれぞれを例外とすることなどは
容易に考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1によるATM交換機の機能構成
を示すブロック図である。
【図2】 実施の形態1によるATM交換機の宛先変換
テーブルの内容を示す図である。
【図3】 実施の形態1によるATM交換機の処理過程
を示す流れ図である。
【図4】 実施の形態1によるATM交換機のコネクシ
ョン管理テーブルの内容を示す図である。
【図5】 実施の形態1によるATM交換機のノード管
理テーブルの内容を示す図である。
【図6】 実施の形態1によるATM交換機の網内にお
ける連携を示す動作シーケンス図(仮解放終了)であ
る。
【図7】 実施の形態1によるATM交換機の網内にお
ける連携を示す動作シーケンス図(仮解放コネクション
の解放)である。
【図8】 実施の形態1によるATM交換機のコネクシ
ョン管理テーブルの内容を示す図である。
【図9】 実施の形態1によるATM交換機のノード管
理テーブルの内容を示す図である。
【図10】 実施の形態1によるATM交換機のコネク
ション管理テーブルの内容を示す図である。
【図11】 実施の形態1によるATM交換機のノード
管理テーブルの内容を示す図である。
【図12】 実施の形態1によるATM交換機の宛先変
換テーブルの内容を示す図である。
【図13】 実施の形態2によるATM交換機のコネク
ション管理テーブルの内容を示す図である。
【図14】 実施の形態3および4によるATM交換機
のコネクション管理テーブルの内容を示す図である。
【図15】 実施の形態5によるATM交換機のコネク
ション管理テーブルの内容を示す図である。
【図16】 従来のATM交換機の処理過程を示す流れ
図である。
【図17】 従来のATM交換機の網内における連携を
示す動作シーケンス図である。
【符号の説明】
1 伝送インタフェース 2 伝送路終端部 3 宛先変換テーブル 4 スイッチ部 5 セル転送状態監視部 6 コネクション管理部 7 シグナリング機能部 8 コネクション管理テーブル 9 ルーチング機能部 10 ノード管理テーブル 51 宛先変換テーブル中の入力情報 52 宛先変換テーブル中の出力(変換値)情報 53 宛先変換テーブル中の入力ポート番号 54 宛先変換テーブル中の入力VPI値 55 宛先変換テーブル中の入力VCI値 56 宛先変換テーブル中の出力ポート番号 57 宛先変換テーブル中の出力VPI値 58 宛先変換テーブル中の出力VCI値 61 コネクション管理テーブル中のポート番号 62 コネクション管理テーブル中のコネクション情報 63 コネクション管理テーブル中のVPI値 64 コネクション管理テーブル中のVCI値 65 コネクション管理テーブル中の確保リソース値 66 コネクション管理テーブル中の状態 67 コネクション管理テーブル中での情報解放箇所 68 コネクション管理テーブル中での情報解放箇所 68 コネクション管理テーブル中でのコネクション追
加箇所 71 ノード管理テーブル中のポート番号 72 ノード管理テーブル中の全リソース値 73 ノード管理テーブル中のリソース利用可能性値 74 ノード管理テーブル中のリソース利用可能性補正
値 75 ノード管理テーブル中で変更されたリソース利用
可能性値 76 ノード管理テーブル中で変更されたリソース利用
可能性値 77 ノード管理テーブル中で情報が変更されたポート
番号 78 ノード管理テーブル中で情報が変更されたポート
番号 90 コネクション管理テーブルに追加された遷移日時
情報 91 解放対象のコネクション 92 解放対象のコネクション 93 解放対象のコネクション 94 解放対象のコネクション 95 解放対象のコネクション 96 解放対象のコネクション 97 解放対象のコネクション 98 解放対象のコネクション 100 発ユーザTE(1) 101 発信局交換機(1) 102 発ユーザTE(2) 103 発信局交換機(2) 104 中継局交換機 105 着信局交換機 106 着ユーザTE(3) 150 フラッディング 151 SETUPコマンド 152 CONNコマンド 153 データ転送 154 DISC NOTICEコマンド 155 フラッディング 156 RELコマンド 157 フラッディング 158 フラッディング 159 データ転送 160 フラッディング 161 RELコマンド 162 SETUPコマンド 163 RELコマンド 164 SETUPコマンド 165 CONNコマンド 166 データ転送 200 リソース利用可能性情報の変更 201 リソース利用可能性情報の変更 300 仮解放状態開始
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 謙 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 市橋 立機 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA13 HA10 HB00 KA21 KX30 LB19 LC09 MB12 9A001 CC02 JJ12 KK56

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクション毎にセル転送状態を監視す
    るセル転送状態監視部が、データセルを一定時間以上転
    送されていないことを検出したとき、 コネクション管理部は、該コネクションを仮解放状態と
    し、ルーチング機能部に該コネクションで確保されてい
    る通信リソース分を自交換機のリソース利用可能性情報
    に加算して隣接交換機にフラッディングさせ、 セル転送状態監視部が、仮解放状態中のコネクション上
    にデータセルを検出したとき、 コネクション管理部が仮解放状態の終了とし、該データ
    セルを中継するとともに、 該コネクション管理部が該ルーチング機能部に自交換機
    のリソース利用可能性情報を元に戻して隣接交換機にフ
    ラッディングさせ、 セル転送状態監視部が仮解放状態中のコネクションが存
    在する状態において新規コネクション要求を受信したと
    き、コネクション管理部は該新規コネクションで要求さ
    れる通信リソースが、仮解放中のコネクションで確保さ
    れていた通信リソース分を含めて必要であれば、該仮解
    放中のコネクションをコネクション解放し、シグナリン
    グ機能が該新規コネクションを確立することを特徴とす
    るATM交換機。
  2. 【請求項2】 セル転送状態監視部が仮解放中のコネク
    ションを複数検出した場合、コネクション管理部が新規
    コネクション確立のため仮解放中のコネクションを解放
    するとき、仮解放状態となったコネクションが古い順番
    から解放することを特徴とする請求項1に記載のATM
    交換機。
  3. 【請求項3】 セル転送状態監視部が仮解放中のコネク
    ションを複数検出した場合、コネクション管理部が新規
    コネクション確立のため仮解放中のコネクションを解放
    するとき、確保している通信リソースが大きな仮解放状
    態のコネクションから順番に解放することを特徴とする
    請求項1に記載のATM交換機。
  4. 【請求項4】 セル転送状態監視部が仮解放中のコネク
    ションを複数検出した場合、コネクション管理部が新規
    コネクション確立のため解放する仮解放中のコネクショ
    ンとして、新規コネクションに必要な通信リソースと同
    じか、最小の包含関係にあるコネクションを選択するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のATM交換機。
JP3369599A 1999-02-12 1999-02-12 Atm交換機 Pending JP2000232450A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007208456A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Saxa Inc 無線通信装置
JP2010007947A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd 設備機器制御監視装置および設備機器制御監視プログラム

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JP2007208456A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Saxa Inc 無線通信装置
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