JPH08186578A - Atm網の交換処理制御方法 - Google Patents

Atm網の交換処理制御方法

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JPH08186578A
JPH08186578A JP32822494A JP32822494A JPH08186578A JP H08186578 A JPH08186578 A JP H08186578A JP 32822494 A JP32822494 A JP 32822494A JP 32822494 A JP32822494 A JP 32822494A JP H08186578 A JPH08186578 A JP H08186578A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 「VPI/VCI決定、セルヘッダ変換テーブル設
定」に係るプロセッサの処理を軽減し、ATM交換機の
処理能力の向上とATM網の経済化を図る。 【構成】 非同期転送モード(ATM)によるセル転送
を行なうATM網の交換処理制御方法において、予め、
任意に選択した2つの網要素間でのセルの転送に用いる
VPI/VCIの決定およびセルヘッダ変換テーブルへ
の設定を行ない、2つの網要素間での通信の開始および
終了に際しては、帯域予約を行なうセルおよび帯域解放
を行なうセルを、セルヘッダ変換テーブルに設定済みの
VPI/VCIに従ってVPI/VCI変換させながら
2つの網要素間に流し、VPI/VCIの決定・解放お
よびセルヘッダ変換テーブルの設定・解除は行なわず
に、帯域の予約・解放のみを行なうことを特徴とするA
TM網の交換処理制御方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非同期転送モード(A
TM;Asynchronous Transfer
Mode)によるデータ転送を行なうネットワーク(以
下、ATM網という)に係り、特に、VPI/VCI決
定、セルヘッダ変換テーブル設定、帯域予約に係るプロ
セッサ負荷を軽減するのに好適なATM網の交換処理制
御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マルチメディア情報の通信に対応する広
帯域ISDN(総合ディジタル通信網;Integrated Ser
vices Digital Network)においては、例えば「日経コ
ミュニケーション別冊 ISDN活用の手引き」(19
88年 日経BP社発行)の第168頁から第177頁
に記載のATM網制御技術が開発されている。以下、図
16〜図18を用いて、ATM網について説明する。
【0003】図16において、101〜106は端末、
107〜109はATM交換機である。端末と交換機
間、および、交換機と交換機間は伝送リンク110〜1
18によって結ばれている。伝送リンク110〜118
内には、1つ以上の仮想的なパス(以下、VP;Virtua
l Passという)が収容され、VP内には1つ以上の仮想
的なコネクション(以下、VC;Virtual Connectionとい
う)が収容されている。ATM網では、全ての情報は、
セルと呼ばれる固定長のブロック単位に転送される。セ
ルはセルヘッダ内に、VPを特定する(識別する)VP
Iと、VP内のVCを特定するVCIを有し、このVP
IとVCIにより、各セルがどのVCに対応する情報を
運んでいるかが識別される。また、セルヘッダ内には、
ユーザ情報セルとその他のセルを区別するための領域が
ある。
【0004】ATM交換機には、例えば図17のATM
交換機(図中、Exと記載)107に示すように、セル
の転送先を決めるセルヘッダ変換テーブル(TBL)2
01(マッピング・テーブルともいう)と、実際のセル
の交換処理を行なうスイッチ(図中、SWと記載)20
2、および、VPI/VCI決定やセルヘッダ変換テー
ブル設定および帯域予約のための信号処理を行なうプロ
セッサ(図中、CPUと記載)203がある。例えば、
図16において、端末101から端末106に対して通
信を行なう場合には、この端末間のVPI/VCI決
定、および、交換機107、109上のセルヘッダ変換
テーブル設定と、端末間の帯域予約が必要となる。この
帯域予約は、例えば、150Mb/sの転送能力に対
し、流入するセル量がそれを超えることのないように、
予め、流入セル量相当分の転送能力を確保するものであ
る。
【0005】図16における交換機107、109のセ
ルヘッダ変換テーブルに値が設定されている様子を図1
7、図18に示す。図17のセルヘッダ変換テーブル2
01では、入力伝送リンク110〜112を各々a、
b、c、また出力伝送リンク113、114を各々A、
Bで表し、図18のセルヘッダ変換テーブル301で
は、入力伝送リンク113、115をa、b、出力伝送
リンク117、118をA、Bで表す。図16におい
て、まず、端末101から交換機107へは、セルヘッ
ダのVPI/VCI値を、例えば「7」と「3」で出すことが
決定されたとすると、交換機107へ伝送リンク110
から入力した図17のセルヘッダ変換テーブル201に
おいては、入力伝送リンクaの(7,3)番を参照し、
対応する出力リンクAに対してセルヘッダのVPI/VCI値
を(5,4)番として出力する。出力リンクAは実際は
伝送リンク113であり、ここに出力されたセルは、図
18に示すセルヘッダ変換テーブル301に基づき、交
換機109において、出力伝送リンクA(すなわち伝送
リンク117)にVPI=5、VCI=7として出力さ
れる。結果として、このセルは目的の端末106に到着
する。
【0006】このように、「VPI/VCI決定」、「セルヘ
ッダ変換テーブル設定」、「帯域予約」を行なうことに
より、端末と端末間の通信を行なう。一般に、不特定加
入者同士が通信を行なうためには、これらの処理を各通
信に際して行ない、各通信の終了時点で、「帯域解
放」、「セルヘッダ変換テーブル設定解除」、「VPI/VC
I解放」を行なう。これらの処理は、ATMレイヤ(セ
ルを転送するだけの機能を提供する)のみならず、OS
I(Open Systems Interconnection、開放型相互接続)
におけるレイヤ3(第3層、ネットワーク:データの伝
送路を決定する)相当まで介在するため、プロセッサ
(203、303)によりソフトウェアで行なわれる。
尚、「VPI/VCI決定」、「セルヘッダ変換テーブル設
定」は通信ごとに行なうが、「帯域予約および解放」
は、セルのブロックであるバースト単位ごとに「帯域予
約セル/解放セル」を発生して行なう技術も提案されて
いる。この場合、「帯域予約/解放」は、ATMレイヤ
で実施でき、通常プロセッサの介在なく、ハードウェア
のみで行なうことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来のATM網の交換処理制御技術では、「VPI/
VCI決定、セルヘッダ変換テーブル設定」のための処理
が、プロセッサ負荷として多くの部分を占めている点で
ある。本発明の目的は、これら従来技術の課題を解決
し、「VPI/VCI決定、セルヘッダ変換テーブル設定」に
係るプロセッサの処理を軽減、削減し、ATM交換機お
よびATM網の経済化、ならびにATM交換機の処理能
力を向上させることを可能とするATM網の交換処理制
御方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のATM網の交換処理制御方法は、(1)非
同期転送モード(ATM)によるセル転送を行なうAT
M網の交換処理制御方法において、予め、任意に選択し
た2つの網要素間でのセルの転送に用いるVPI/VC
Iの決定およびセルヘッダ変換テーブルへの設定を行な
い、2つの網要素間での通信の開始および終了に際して
は、帯域予約を行なうセルおよび帯域解放を行なうセル
を、セルヘッダ変換テーブルに設定済みのVPI/VC
Iに従ってVPI/VCI変換させながら2つの網要素
間に流し、VPI/VCIの決定・解放およびセルヘッ
ダ変換テーブルの設定・解除は行なわずに、帯域の予約
・解放のみを行なうことを特徴とする。また、(2)非
同期転送モード(ATM)によるデータ転送を行なうA
TM網の交換処理制御方法において、ATM網に収容さ
れた網要素間での通信の終了に際して、VPI/VCI
の解放、および、セルヘッダ交換テーブルの解除を行な
わず、帯域解放のみを行ない、網要素間での次の通信の
開始に際しては、帯域予約を行なうセルを、前回の通信
でセルヘッダ変換テーブルに設定済みのVPI/VCI
に従ってVPI/VCI変換させながら2つの網要素間
に流すことを特徴とする。また、(3)上記(2)に記
載のATM網の交換処理制御方法において、2つの網要
素間での通信が所定の回数に達した場合に、この2つの
網要素間での通信の終了に際しての帯域解放のみの交換
処理制御を行なうことを特徴とする。また、(4)上記
(1)〜(3)のいずれかに記載のATM網の交換処理
制御方法において、VPI/VCIの決定およびセルヘ
ッダ変換テーブルへの設定がなされたセルの転送先の網
要素への通信頻度を計数し、所定の数を超えて網要素間
のVPI/VCIの決定およびセルヘッダ変換テーブル
の設定を行なう場合、計数した通信頻度が最も低い順
に、網要素間のVPI/VCIを新たな網要素間の通信
に割当てることを特徴とする。また、(5)上記(1)
〜(3)のいずれかに記載のATM網の交換処理制御方
法において、所定の数を超えて網要素間のVPI/VC
Iの決定およびセルヘッダ変換テーブルの設定を行なう
場合、通信発生日時が最も古い順に、網要素間のVPI
/VCIを新たな網要素間の通信に割当てることを特徴
とする。また、(6)上記(1)〜(5)のいずれかに
記載のATM網の交換処理制御方法において、各網要素
は、各VPI/VCI上のセル流を監視し、予め定めた
時間以上セルが流れていないVPI/VCIを検出した
場合、このVPI/VCIの帯域解放を行なうセルを送
出することを特徴とする。また、(7)上記(1)〜
(6)のいずれかに記載のATM網の交換処理制御方法
において、各網要素は、各VPI/VCI上のセル流を
監視し、予め定めた期間以上セルが流れていないVPI
/VCIを検出して記憶し、ATM網に収容された網要
素間での新たな通信要求に対して、VPI/VCIの不
足が生じた場合、記憶したVPI/VCIを新たな通信
要求に割当てることを特徴とする。また、(8)上記
(1)〜(6)のいずれかに記載のATM網の交換処理
制御方法において、網要素は、各VPI/VCI上のセ
ル流を監視し、予め定めた時間以上セルが流れていない
VPI/VCIを検出して記憶し、この記憶したVPI
/VCIに割り当てられていた帯域分の解放を行なうと
共に、ATM網に収容された網要素間での新たな通信要
求に対して、VPI/VCIの不足が生じた場合、記憶
したVPI/VCIから1つのVPI/VCIを選択
し、この選択したVPI/VCIの解放およびセルヘッ
ダ変換テーブルでの設定解除を行ない、解放したVPI
/VCIを新たな通信要求に割当てることを特徴とす
る。また、(9)上記(1)〜(6)のいずれかに記載
のATM網の交換処理制御方法において、網要素は、各
VPI/VCI上のセル流を監視し、予め定めた時間以
上セルが流れていないVPI/VCIを検出する度に、
この検出したVPI/VCIに割当てられていた帯域の
解放、VPI/VCIの解放およびセルヘッダ変換テー
ブルの設定解除を行なうことを特徴とする。また、(1
0)上記(7)〜(9)のいずれかに記載のATM網の
交換処理制御方法において、ATM網に収容された網要
素間での新たな通信要求に対して、VPI/VCIの不
足が生じた場合、最古の通信に用いたVPI/VCIを
選択して新たな通信要求に割当てることを特徴とする。
また、(11)上記(1)〜(10)のいずれかに記載
のATM網の交換処理制御方法において、VPI/VC
Iとセルヘッダ変換テーブルが各々決定および設定され
た各網要素間毎に、予め任意の量の帯域を割当て、この
割当てた帯域量以内で網要素間での通信を行なうことを
特徴とする。また、(12)上記(1)〜(11)のい
ずれかに記載のATM網の交換処理制御方法において、
各交換処理制御を、網要素としての発端末および着端末
間で行なうことを特徴とする。また、(13)上記
(1)〜(11)のいずれかに記載のATM網の交換処
理制御方法において、各交換処理制御を、網要素として
の交換機間で行なうことを特徴とする。また、(14)
上記(1)〜(11)のいずれかに記載のATM網の交
換処理制御方法において、各交換処理制御を、網要素と
しての交換機間で行ない、この交換機と網要素としての
発端末および着端末間では、従来の上位レイヤによる交
換処理制御を行なうことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明においては、ATM網でのセルの転送に
先立ち、VPI/VCIの決定やセルヘッダ変換テーブルの決
定の必要が有り、これがソフトウェア処理(上位レイ
ヤ)を必要とするためプロセッサ負荷となっていること
に着目し、例えば、通信が頻繁な端末や交換機などの特
定の網要素間に関しては、「VPI/VCI決定」及び「セル
ヘッダ変換テーブル設定」を予め行なっておく。尚、発
側端末においては、「VPI/VCI決定」及び「セルヘッダ
変換テーブル設定」を予め行なった着信端末を、「登録
済み着信先」として登録しておく。そして、この登録済
み着信先への通信においては、帯域の予約および解放の
み、通信要求時および通信終了時にハード処理で行な
う。あるいは、帯域予約のみ通信要求時にハード処理で
行ない、帯域解放は網の監視(予め定めた時間以上セル
が流れているか否かのモニタ)により行なう。このよう
にして、ソフトウェア処理の軽減を図ることができる。
また、このことにより、単一の交換機が処理できる通信
量の増大、および、ハードの高速処理の活用が期待でき
る。
【0010】また、登録済みでない網要素での通信の場
合にも、従来技術による通信の終了に際して、帯域解放
のみを行ない、VPI/VCIの解放及びセルヘッダ変
換テーブルの解放は行なわず、「VPI/VCI決定」及び
「セルヘッダ変換テーブル設定」を残しておくことによ
り、登録済み着信先として登録されていないユーザにつ
いても、同様の処理を行なうことができる。また、所定
の回数の通信があった場合にのみ、「VPI/VCI決定」及
び「セルヘッダ変換テーブル設定」を残しておくことに
より、本発明を適用する網要素の特定を効率的に行なう
ことができる。
【0011】登録可能な数以上の登録が発生した場合に
は、常に、通信頻度の高い通信、もしくは、最新の通信
に近い通信に関しての「VPI/VCI決定」及び「セルヘッ
ダ変換テーブル設定」を残す。このことにより、特定の
網要素を効率的に選択することができる。特に、通信の
発生日時に基づき選択できるので、通信相手先が最近の
通信相手先と高い相関のあるときに有効となる。また、
セル流をモニタすることにより、通信頻度の低い網要素
を判別でき、着端末や交換機による帯域解放ができると
共に、VPI/VCIの不足時において、「VPI/VCI解
放」及び「セルヘッダ変換テーブル設定解除」の候補を
選出でき、VPI/VCIを常に使いきることができる。ま
た、発側端末および着側端末をそれぞれ収容する交換機
間で本発明の交換処理制御を行なうことにより、中継交
換機のプロセッサ負荷が軽減できると共に、VPI/VCIを
さらに有効に利用できる。また、着信先ノード(交換
機)毎に帯域を分割することにより、帯域の使用効率は
落ちるが、中継ノードでの帯域の予約よび解放が不要と
なる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1〜図4は、本発明のATM網の交換処理
制御方法の第1の実施例を示すフローチャートである。
本図1〜図4に基づき、図16に示した構成のATM交
換網における端末101と端末106間での動作説明を
行なう。本実施例では、図16における端末101は端
末106間と高頻度で通信が行なわれるものとし、ま
ず、予め、この端末106を登録対象として決定し(ス
テップ101)、端末101、106間のセルが使用す
るVPI/VCIを決定する(ステップ102)。
【0013】例えば、従来技術でも述べたように、端末
101と交換機107間は(7,3)番、交換機101
と交換機109間は(5,4)番、交換機109と端末
106間は(5,7)番として決定する。そして、端末
101において、端末106を「VPI/VCI決定、セルヘ
ッダ交換テーブル設定済み着信先」(以下、登録済み着
信先という)と記憶し、かつ、この端末106向けのセ
ルに書くVPI/VCIを図19に示すように記憶する(ステ
ップ103)。また、途中の交換機107、109のセ
ルヘッダ変換テーブル201、301を設定する(ステ
ップ104)。例えば、セルヘッダ変換テーブル201
では入力a(7,3)、出力A(5,4)、セルヘッダ
変換テーブル301では入力a(5,4)、出力A
(5,7)と設定する。そして、着端末として登録した
旨を端末106に通知する(ステップ105)。
【0014】実際に端末101が端末106へ通信を行
なう(着信要求)に際して、端末101を利用する加入
者は、端末106に対応する着信アドレスを入力する
(ステップ106)。端末101は、図19の内容を参
照して、そのアドレスが既に登録済み着信先に含まれて
いるか判断する(ステップ107)。含まれていなけれ
ば従来技術の上位レイヤの機能による通信を行なう(ス
テップ108)が、本例では、図19に示すように、端
末106は登録済み着信先に含まれているので、帯域予
約を行なうセル(セルヘッダによりユーザ情報セルと区
別)にVPI/VCIとして端末106に対応する(7,3)
を書き、出力伝送リンク110上へ送出する(ステップ
109)。
【0015】次に、このセルを受信した交換機107
は、帯域予約セルであることを認識し(ステップ11
0)、同セルの予め定められた領域に書かれた必要帯域
量とVPI/VCIを読み取り(ステップ111)、伝送リン
ク113上の該当VPに対応する予約済み帯域の値(図
20参照)と、この必要帯域量を加え、その値がVP帯
域を超える場合(ステップ112)、帯域予約不可を通
知するセルを端末101へ返送し(ステップ113)、
超えない場合は、その値を、新たに予約済み帯域の値と
して交換機内の帯域管理テーブルに書き込む(図20参
照)(ステップ114)。その後、図17におけるセル
ヘッダ変換テーブル201に従い(入力a「7,3」、
出力A「5,4」)、帯域予約セルをVPI/VCI変換し、
伝送リンク113を介して交換機109へ送信する(ス
テップ115)。
【0016】以上、交換機107における帯域予約セル
受信から送信までは、全てプロセッサ203を介在する
ことなくハードウェアにより行なう。尚、ここでは、帯
域予約セルに必要帯域量が記述されているとしたが、登
録済み着信先毎にVCの帯域を予め記憶しておき、帯域
予約セルに記述しないことでも良い。次の交換機109
においても、交換機107におけると同様の帯域予約セ
ル受信から送信までの処理を行ない(ステップ116〜
119)、帯域予約セルを着端末106に送出する(ス
テップ120)。
【0017】そして、帯域予約セルを受信した端末10
6は(ステップ121)、ユーザ情報受信可能であれば
(ステップ122)、受信可能セルを帯域予約セルと逆
向きに送出する(ステップ124)。受信可能セルは、
交換機109、107を介して端末101へもたらされ
る(ステップ125、126)。ステップ122におい
て受信不可能の場合は、不可を通知するセルを交換機1
09、107を介し、端末101へ通知する(ステップ
123)。受信可能セルを受信した端末101は(ステ
ップ127)、ユーザ情報セルを流し、端末106との
間で通信を行なう(ステップ128)。通信終了時点で
は、端末101が、帯域解放セル(セルヘッダでユーザ
情報セルと区別される)をVPI=7、VCI=3とし
て回線110に送出することにより、交換機107に帯
域解放を指示する(ステップ129)。
【0018】さらに、このセルを受信した交換機107
は、帯域解放セルであることを認識し(ステップ13
0)、このセルの予め定められた領域に書かれた解放帯
域量(帯域予約セルに帯域量の記述がない場合は、解放
セルにも帯域記述は不要)と、VPI/VCIを読み取り(ス
テップ131)、伝送リンク113上の該当VPに対す
る予約済み帯域の値を解放帯域領分減らし、交換機10
7内の図20に示す帯域管理テーブルに書き込む(ステ
ップ132)。その後、図17のセルヘッダ変換テーブ
ル201に従い、この帯域解放セルをVPI/VCI変換し、
回線113を介して交換機109へ送信する(ステップ
133)。このような帯域解放セル受信から送信まで
は、プロセッサ203を介在することなく、ハードウェ
アにより行なうことができる。
【0019】次の交換機109においても、交換機10
7におけると同様の帯域解放セル受信から送信までの処
理を行なう(ステップ134〜137)。交換機109
から帯域解放セルを受信した端末106は、解放終了セ
ルを帯域解放セルと逆向きに送出する(ステップ13
8)。同セルは、交換機109、107を介して端末1
01へもたらされる(ステップ139〜141)。以上
の処理によるセルの送受信動作は図21に示される。
【0020】次に、図5を用いて本発明に係る他の実施
例を説明する。図5は、本発明のATM網の交換処理制
御方法の第2の実施例を示すフローチャートである。本
例は、着端末により帯域解放を行なうものであり、図1
〜図4におけるステップ106〜129での処理の後、
着端末は、セル流を監視(モニタ)し(ステップ20
1)、一定時間以上セルの転送がされていない場合には
(ステップ202)、帯域解放セルを生成して送出し、
発端末との通信用の帯域解放を行なう(ステップ20
3)。
【0021】次に、図6を用いて本発明に係る他の実施
例を説明する。図6は、本発明のATM網の交換処理制
御方法の第3の実施例を示すフローチャートである。本
例は、各交換機により帯域解放を行なうと共に、一定時
間以上セルの転送がされていないVPI/VCIを、セ
ルヘッダ変換テーブルから解除するものである。特に、
図16に示した構成のATM交換網における端末101
と端末106の通信において、図2におけるステップ1
07での通信要求に対応する着端末が登録済み着信先に
含まれていない場合の動作例を示すものである。
【0022】もし、通信要求に対応する着端末が登録済
み着信先に含まれていなければ、従来技術による通信を
行なう(ステップ306)。その場合、まず網は、端末
101、106間のセルが使用するVPI/VCIを決定す
る。例えば、従来技術で述べたように、端末101と交
換機107は(7,3)番、交換機107、109は
(5,4)番、交換機109と端末106は(5,7)
番と決定する。そして、途中の交換機107、109の
セルヘッダ変換テーブル201、301を設定する。例
えば、セルヘッダ変換テーブル201では入力a(7,
3)、出力A(5,4)、セルヘッダ変換テーブル30
1では入力a(5,4)、出力A(5,7)と設定す
る。端末101は、端末106を「登録済み着信先」
(VPI/VCI決定、セルヘッダ交換テーブル設定済み着信
先)と記憶し、同端末向けセルに付与すべきVPI/VCIを
記憶する(図19参照)。その結果、次回以降、端末1
06は登録済み着信先となる。
【0023】このように、登録済み着信先に含まれない
着信先に対する通信要求が生じた場合、従来技術によ
り、VPI/VCI決定、セルヘッダ変換テーブル設定を行な
うが、本実施例においては、従来技術による通信処理制
御後には、VPI/VCI解放処理を行なわない。そのためV
CIは使い尽くされる。このような問題に対処するた
め、図6に示すように、本実施例では、図1〜図4にお
いて説明したステップ128とステップ133の各処理
の間に、各交換機は、各VC上のセル流を監視し(ステ
ップ301)、ある一定期間以上セルが流れていないV
Cを(ステップ302)、プロセッサ内に休止VCリス
ト(図23参照)として記憶すると共に(ステップ30
3)、このVCの帯域分を予約帯域リスト(図20参
照)から減算する(ステップ304)。従って、ユーザ
情報が途切れる帯域を解放させたくないユーザは、ユー
ザ情報を送信しない間、OAMセル等を時々送出する必
要がある。
【0024】このようにして、休止VCリストを登録し
た状態で、例えば、図17に示す伝送リンク113内の
VPI=5でのVCIが使いつくされたとし(ステップ
305)、また、交換機107上での休止VCリストが
図23に示すようになっているとすると(ステップ30
7)、伝送リンク113は、前述したように、交換機1
07上では伝送リンク「A」であるので、この伝送リン
ク内のVPI=5に対するVCI=4は休止VCである
ので、交換機107上のセルヘッダ変換テーブル201
から、同VCIに対応する入力(a,7,3)、出力
(A,5,4)を削除すると共に(ステップ309)、
このVC(VCI=4)の解放セルを同VCの純方向、
逆方向に送出する(ステップ310)。尚、ステップ3
05においてVCIが不足していなければ、従来技術に
より上位レイヤの機能による通信制御を行なう(ステッ
プ306)。また、ステップ307において、休止VC
リストがなければ、呼損または迂回処理を行なう(ステ
ップ308)。
【0025】ステップ310でVCIが不足した交換機
107から送出されたVC解放セルを受信した交換機1
09では、図18に示すセルヘッダ変換テーブル301
から同VCに対応する入力(a,5,4)、出力(A,
5,7)を削除すると共に、同VCの解放セルを端末1
06に送信する(ステップ311)。このVC解放セル
を受信した端末106では、登録済み着信先リストから
当該するVCIを解除し、解放終了セルを返送し(ステ
ップ312)、この解放終了セルは、交換機109を経
て交換機107に通知される(ステップ313)。尚、
交換機107から送出されたVCの解放セルを受信した
端末101では、セルヘッダ変換テーブルから、同VC
に対するVCIと、その着信先(着信先106,VPI
=7,VCI=3)を削除し、交換機107へ解放終了
セルを送信する。この結果、伝送リンク113上のVP
I=5内のVCI=4は、他のVCに使用可能となった
ため、交換機107は、このVCIを、新たな通信要求
に対し、従来技術によって割り当てる。
【0026】以上の処理動作は、図22にも示されてい
る。尚、本第3の実施例では、VCIの解放は、登録済
み着信先に含まれない着信先に対する通信要求が生じて
VCIが不足した時に行なうとしたが、一定時間毎に行
なうことも考えられる。また、新たに割当てられたVC
Iを用いた通信の終了時点では、図3におけるステップ
129と同様に、端末101が端末106に、帯域解放
セルを送出する(この時、交換機107、109は、帯
域解放セルの転送のみ行なう)か、または、図5におけ
るステップ201〜203の処理と同様に、端末106
がセル流をモニタし、一定期間以上セルが流れていない
ことを検出し、帯域を確保する。いずれの場合も交換機
は、帯域解放及びVPI/VCI解放処理を、なんらかの通知
処理では起動しない。
【0027】次に、図7〜図11を用いて本発明に係る
他の実施例を説明する。図7〜図11は、本発明のAT
M網の交換処理制御方法の第4の実施例を示すフローチ
ャートである。本図7〜図11は、図24に示す構成の
ATM交換網における交換機904、906、907間
の本発明に係る通信に関しての例示である。図24にお
ける交換機904上には、決定済みのVPI/VCIと登録済
みの着信ノードを示すテーブルが記憶されている(図2
5参照)。そして、交換機905上のセルヘッダ変換テ
ーブルは、図26に示すようになっている。ここで、伝
送リンク909はセルヘッダ変換テーブル上では入力伝
送リンクaであり、伝送リンク910は出力伝送リンク
A、また、伝送リンク912は出力伝送リンクBであ
る。
【0028】従って、交換機904において、VPI=
1、VCI=1で伝送リンク909上へ送出されたセル
は、交換機905において、伝送リンク910上へ、V
PI=1、VCI=1で送出され、交換機906へ届け
られる。また、交換機904において、VPI=1、V
CI=3で伝送リンク909上へ送出されたセルは、交
換機905において、伝送リンク912上へ、VPI=
1、VCI=1で送出され、交換機907へ届けられ
る。
【0029】実際に端末901、903間の通信要求が
生じた場合(ステップ401)、従来技術による上位レ
イヤの機能を用い、端末901は交換機904に通信要
求を行なう(ステップ402)。交換機904は、この
通信要求が端末903への通信要求であることを認識し
(ステップ403)、着信先ノードとしては交換機90
6を選択すべきと判断し(ステップ404)、登録済み
着信先ノードテーブルを検索する(ステップ405)。
登録済み着信先ノードが交換機906に対応するVPI/VC
Iの内、使用中でないものを1つ、例えばVPI=1、
VCI=1を選び(ステップ406)、当該VP(VP
I=1)に対応する予約済み帯域の値を、この通信で要
求される帯域量だけ増やした値がVP帯域を超えるか否
かを判断し、超える場合には、呼損または迂回処理を行
なう(ステップ408)。また、VP帯域を超えない場
合には、その値を新たに予約済み帯域の値とし、交換機
内の帯域管理を行なうテーブル(図20参照)に書き込
む(ステップ409)。
【0030】そして、選択したVPI=1、VCI=1
を、交換機904上のセルヘッダ変換テーブルに設定し
(ステップ410)、帯域予約セルを伝送リンク909
上へVPI=1、VCI=1として送出する(ステップ
411)。ステップ410の処理後のセルヘッダ変換テ
ーブルの設定内容を、図27に示す。この帯域予約セル
を受信した交換機905は、帯域予約セルであることを
認識し(ステップ412)、同セルの予め定められた領
域に書かれている必要帯域量とVPI/VCIを読み取り(ス
テップ413)、伝送リンク910上の当該VP(VP
I=1)に対応する予約済み帯域の値を、この通信に必
要な帯域量だけ増加した値がVP帯域を超えない場合
(ステップ414)、その値を新たに予約済み帯域の値
として、交換機内の帯域管理を行なうテーブルに書き込
む(ステップ416)。尚、VP帯域を超える場合に
は、予約不可通知セルの返送、または、帯域予約セル廃
棄によるタイムアウトを行なう(ステップ415)。
【0031】その後、セルヘッダ変換テーブルに従い、
帯域予約セルを伝送リンク910、VPI=1、VCI
=1で、交換機906へ送信する(ステップ417)。
この帯域予約セル受信から送信までの手順は、交換機9
05において、プロセッサによるソフトウェア処理や上
位レイヤ処理を必要としない。同帯域予約セルを受信し
た交換機906では(ステップ418)、端末903に
対し、従来技術による上位レイヤの機能を用いて着信要
求を送出する(ステップ419〜422)。
【0032】以降、従来技術に基づく処理が行なわれ
る。すなわち、この着信要求を受信した端末903は
(ステップ423)、ユーザ情報の受信が可能か否かの
判定(ステップ424)、否の場合の受信不可の通知
(ステップ425)、可の場合の受付可能通知の送出
(ステップ426)を行なう。この端末903からの受
付可能通知を受信した交換機906は、受信可能セルを
生成して、交換機905を介して交換機904に送信す
る(ステップ427)。受信可能セルを受信した交換機
904は、受信可能通知を端末901に送信する(ステ
ップ428)。この受信可能通知を受信した後に(ステ
ップ429)、端末901は、ユーザ情報の送信を行な
う(ステップ430)。
【0033】通信終了時点では、端末901は、従来技
術により上位レイヤの機能を用いて交換機904に終話
を通知する(ステップ431)。交換機904は、この
通知をプロセッサで解析して、終話の通知であることを
認識し(ステップ432)、同VCに対応するセルヘッ
ダ変換テーブル(図27参照)の内容「入力(a,1,
1)、出力(A,1,1)」を解除し(ステップ43
3)、登録済み着信ノード(図25参照)の対応する部
分(交換機906、VPI=1、VCI=1)の使用中
表示を「使用していない」(0)に戻す(ステップ43
4)。そして、伝送リンク909上の該当VP(VPI
=1)に対する予約済み帯域の値を、解放帯域量分減ら
し、帯域管理テーブルを更新し(ステップ435)、帯
域解放セルを伝送リンク909上にVPI=1、VCI
=1で送出し、交換機905へ帯域解除を指示する(ス
テップ436)。
【0034】交換機905は、受信したセルが帯域解放
セルで有ることを認識し(ステップ437)、同セルの
予め定められた領域に書かれた解放帯域量とVPI/VCIを
読み取り(ステップ438)、伝送リンク910上の該
当VP(VPI=1)に対する予約済み帯域の値を、解
放帯域量分減らし、帯域管理テーブル(図20参照)を
更新する(ステップ439)。その後、セルヘッダ変換
テーブルに従い、この帯域解放セルをVPI/VCI変換し、
交換機906へ送信する(ステップ440)。交換機9
05において、この帯域解放セル受信から送信までは。
プロセッサでのソフトウェア処理や上位レイヤ処理なく
行なう。
【0035】交換機906は、交換機905からの帯域
解放セルを受信して(ステップ441)、同セルの予め
定められた領域に書かれた解放帯域量とVPI/VCIを読み
取り(ステップ442)、帯域管理テーブル上で伝送リ
ンク911上の該当VPに対する予約済み帯域の値を解
放する帯域分だけ減算する(ステップ443)。この
後、従来技術により上位レイヤの機能を用いて、端末9
03に、終話の通知を行なうと共に、セルヘッダ変換テ
ーブル上で該当する部分を解除する(ステップ44
4)。
【0036】次に、図12〜図15を用いて本発明に係
る他の実施例を説明する。図12〜図15は、本発明の
ATM網の交換処理制御方法の第5の実施例を示すフロ
ーチャートである。本図12〜図15に基づき、図24
に示す構成のATM交換網における交換機904、90
6、907間の通信に関して例示する。図24における
交換機904上には、決定済みのVPI/VCIと登録済みの
着信ノードを示すテーブル(図25参照)、および、登
録済み着信ノード対応に各VCの使用可能帯域の総和
と、その時点で使用中帯域の総和を記憶するテーブル
(図28参照)がある。
【0037】交換機905上のセルヘッダ変換テーブル
は、図26に示すようになっている。ここで、図24の
伝送リンク909は、図26に示すセルヘッダ変換テー
ブル上では入力伝送リンクaであり、伝送リンク910
は出力伝送リンクA、伝送リンク912は出力伝送リン
クBである。従って、交換機904においてVPI=
1、VCI=1で伝送リンク909上に送出されたセル
は、交換機905において、伝送リンク910上へ、V
PI=1、VCI=1で送出され、交換機906へ届け
られる。
【0038】実際に端末901、903間の通信要求が
生じた場合(ステップ501)、従来技術により上位レ
イヤの機能を用い、端末901は交換機904に通信要
求を行なう(ステップ502)。交換機904は、プロ
セッサにおいてこの通信要求が端末903への通信要求
であることを認識し(ステップ503)、交換機906
を着信交換機として選定する(ステップ504)。登録
済み着信先ノードテーブルを検索して(ステップ50
5)、登録済み着信先ノードが交換機906に対応する
VPI/VCIの内、使用中でないものを1つ、例えばVPI
=1、VCI=1選び(ステップ506)、帯域管理テ
ーブル(図28参照)で、登録済着信ノードが交換機9
06に対応するところの使用可能帯域と使用中帯域の差
分が、この通信要求の必要帯域量以上であれば(ステッ
プ507)、使用中帯域の値を、この通信要求の必要帯
域分を増大させた値に更新し(ステップ509)、交換
機904上のセルヘッダ変換テーブルに、図27に示す
ように設定する(ステップ510)。尚、ステップ50
7において否であれば、呼損または迂回処理を行なう
(ステップ508)。
【0039】その後、交換機904は、セルヘッダ交換
テーブルに従い、伝送リンク909上へ、端末903と
の帯域予約セル(ヘッダ部によりユーザ情報セルと区
別)を送出する(ステップ511)。中継交換機である
交換機905は、このセルが帯域予約セルであることを
認識し、セルヘッダ交換テーブルに従い、直ちに着信交
換機である交換機906へ、同セルを転送する(ステッ
プ512)。尚、この交換機905の処理は、ハードの
みで可能である。交換機905からのセルを受信した交
換機906は、このセルが端末903との帯域予約セル
であることを認識し(ステップ513)、従来技術によ
る上位レイヤの機能を用いて着信先の端末903に着信
要求する(ステップ514)。
【0040】この着信要求を受信した端末903は(ス
テップ515)、ユーザ情報の受信が可能か否かの判定
(ステップ516)、否の場合の受信不可の通知(ステ
ップ517)、可の場合の受付可能通知の交換機906
への送出(ステップ518)を従来技術の上位レイヤを
用いて行なう。この端末903からの受付可能通知を受
信した交換機906は、受信可能セルを生成して、交換
機905に送信する(ステップ519)。交換機905
は、受信した受信可能セルを交換機904に送信する
(ステップ520)。この受信可能セルを受信した交換
機904は、帯域予約タイムアウト解除し(ステップ5
21)、従来技術の上位レイヤを用いて受信可能通知を
端末901に送信する(ステップ522)。この受信可
能通知を受信した後に(ステップ523)、端末901
は、ユーザ情報の送信を行なう(ステップ524)。
【0041】通信終了時には、端末901は、従来技術
により上位レイヤの機能を用いて交換機904に終話を
通知する(ステップ525)。交換機904は、この通
知をプロセッサで解析し、終話の通知であることを認識
し(ステップ526)、同VCに対応するセルヘッダ変
換テーブルの内容を解除し(ステップ527)、登録済
み着信ノードの対応する部分(交換機906、VPI=
1、VCI=1)の使用中表示を「使用していない」に
戻し(ステップ528)、図28の登録済み着信先ノー
ド対応の使用中帯域の値を、当該通信で必要とした帯域
分だけ減少させ記憶する(ステップ529)。同時に、
帯域解放セルを交換機905に対して送出し(ステップ
530)、交換機905は、受信した帯域解放セルを交
換機906へ転送する(これは転送のみであり、ハード
処理で対応できる)。この帯域解放セルを受信した交換
機906は、このセルが帯域解放セルであることを認識
し(ステップ532)、従来技術により上位レイヤの機
能を用いて、端末903に、解放を通知する(ステップ
533)。
【0042】次に、図29を用いて本発明の他の実施例
を説明する。図29は、本発明のATM網の交換処理制
御方法の第6の実施例を示すフローチャートである。通
信要求があれば(ステップ601)。この通信要求が登
録済み着信先へのものであるか否かを判断する(ステッ
プ602)。否であれば従来技術の上位レイヤの機能に
よる通信を開始し(ステップ603)、ユーザ情報の通
信を行なう(ステップ604)。そして、通信の終了時
において、着信先網要素が本発明に係る機能を有するも
のであるか否かを判断する(ステップ605)。
【0043】この判断の結果が否であれば、従来技術の
上位レイヤの機能による通信終了を行なうが(ステップ
606)、機能を有するものであり、かつ、この通信に
より、同じ着信先網要素に対する通信回数が所定の回数
に達したのであれば(ステップ607)、VPI/VCIの解
放およびセルヘッダ変換テーブルの解除をすることな
く、帯域の解放のみを行ない(ステップ608)、この
着信先網要素を、登録済み相手先として登録する(ステ
ップ609)。尚、この登録が、発信元網要素で登録可
能な数以上の場合は、登録済みの相手先の内で最も古い
通信履歴の相手先を消去して、代わりに、この着信先網
要素を最新の通信の相手先として登録する。また、ステ
ップ602において、通信要求が登録済み着信先へのも
のであれば、この着信先網要素との通信を最新のものと
して登録済み網要素の通信履歴を更新し(ステップ61
0)、以下、図1〜図4で示したステップ109以降の
処理を行なう。
【0044】以上、図1〜図29を用いて説明したよう
に、各実施例のATM網の交換処理制御方法では、例え
ば、通信が頻繁な端末や交換機などの特定の網要素間に
関しては、「VPI/VCI決定」及び「セルヘッダ変換テー
ブル設定」を予め行なっておく。そして、この特定の着
信先(登録済み着信先)への通信においては、帯域の予
約および解放のみ、通信要求時および通信終了時にハー
ド処理で行なう。あるいは、帯域予約のみ通信要求時に
ハード処理で行ない、帯域解放は網の監視(予め定めた
時間以上セルが流れているか否かのモニタ)により行な
う。このようにして、ソフトウェア処理の軽減を図るこ
とができる。また、このことにより、単一の交換機が処
理できる通信量の増大、および、ハードの高速処理の活
用が期待できる。
【0045】また、登録済みでない網要素での通信の場
合にも、従来技術による通信の終了に際して、帯域解放
のみを行ない、VPI/VCIの解放及びセルヘッダ変
換テーブルの解放は行なわず、「VPI/VCI決定」及び
「セルヘッダ変換テーブル設定」を残しておくことによ
り、登録済み着信先として登録されていないユーザにつ
いても、同様の処理を行なうことができる。また、所定
の回数の通信があった場合にのみ、「VPI/VCI決定」及
び「セルヘッダ変換テーブル設定」を残しておくことに
より、本発明を適用する網要素の特定を効率的に行なう
ことができる。
【0046】登録可能な数以上の登録が発生した場合に
は、常に、通信頻度の高い通信、もしくは、最新の通信
に近い通信に関しての「VPI/VCI決定」及び「セルヘッ
ダ変換テーブル設定」を残す。このことにより、特定の
網要素を効率的に選択することができる。特に、通信の
発生日時に基づき選択できるので、通信相手先が最近の
通信相手先と高い相関のあるときに有効となる。また、
セル流をモニタすることにより、通信頻度の低い網要素
を判別でき、着端末や交換機による帯域解放ができると
共に、VPI/VCIの不足時において、「VPI/VCI解
放」及び「セルヘッダ変換テーブル設定解除」の候補を
選出でき、VPI/VCIを常に使いきることができる。
【0047】また、発側端末および着側端末をそれぞれ
収容する交換機間で本発明の交換処理制御を行なうこと
により、中継交換機のプロセッサ負荷が軽減できると共
に、VPI/VCIをさらに有効に利用できる。また、着信先
ノード(交換機)毎に帯域を分割することにより、帯域
の使用効率は落ちるが、中継ノードでの帯域の予約よび
解放が不要となる。尚、本発明は、図1〜図29を用い
て説明した実施例に限定されるものではなく、その要旨
を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、「VPI/VCI決定、セル
ヘッダ変換テーブル設定」に係るプロセッサの処理を軽
減、削減でき、ATM交換機およびATM網の経済化、
ならびにATM交換機の処理能力を向上させることが可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のATM網の交換処理制御方法の第1の
実施例を示すフローチャートの1/4部分である。
【図2】本発明のATM網の交換処理制御方法の第1の
実施例を示すフローチャートの2/4部分である。
【図3】本発明のATM網の交換処理制御方法の第1の
実施例を示すフローチャートの3/4部分である。
【図4】本発明のATM網の交換処理制御方法の第1の
実施例を示すフローチャートの4/4部分である。
【図5】本発明のATM網の交換処理制御方法の第2の
実施例を示すフローチャートである。
【図6】本発明のATM網の交換処理制御方法の第3の
実施例を示すフローチャートである。
【図7】本発明のATM網の交換処理制御方法の第4の
実施例を示すフローチャートの1/5部分である。
【図8】本発明のATM網の交換処理制御方法の第4の
実施例を示すフローチャートの2/5部分である。
【図9】本発明のATM網の交換処理制御方法の第4の
実施例を示すフローチャートの3/5部分である。
【図10】本発明のATM網の交換処理制御方法の第4
の実施例を示すフローチャートの4/5部分である。
【図11】本発明のATM網の交換処理制御方法の第4
の実施例を示すフローチャートの5/5部分である。
【図12】本発明のATM網の交換処理制御方法の第5
の実施例を示すフローチャートの1/4部分である。
【図13】本発明のATM網の交換処理制御方法の第5
の実施例を示すフローチャートの2/4部分である。
【図14】本発明のATM網の交換処理制御方法の第5
の実施例を示すフローチャートの3/4部分である。
【図15】本発明のATM網の交換処理制御方法の第5
の実施例を示すフローチャートの4/4部分である。
【図16】ATM網の第1の構成例を示すブロック図で
ある。
【図17】図16における発側端末を収容した交換機の
内部構成例を示すブロック図である。
【図18】図16における着側端末を収容した交換機の
内部構成例を示すブロック図である。
【図19】図16における交換機内の本発明に係る登録
済み着信先テーブルの登録内容例を示す説明図である。
【図20】図16における交換機内の本発明に係る帯域
管理テーブルの登録内容を示す説明図である。
【図21】図1〜図4における処理による図16の構成
のATM網でのセルの送受信動作例を示すシーケンス図
である。
【図22】図6における処理による図16の構成のAT
M網でのセルの送受信動作例を示すシーケンス図であ
る。
【図23】本発明に係る休止VCリストの登録内容例を
示す説明図である。
【図24】ATM網の第2の構成例を示すブロック図で
ある。
【図25】図24における交換機内の本発明に係る登録
済み着信先テーブルの登録内容例を示す説明図である。
【図26】図24における交換機内の本発明に係るセル
ヘッダ変換テーブルの設定内容例を示す説明図である。
【図27】図24における交換機内の本発明に係るセル
ヘッダ変換テーブルの他の設定内容例を示す説明図であ
る。
【図28】図24における交換機内の本発明に係る帯域
管理テーブルの登録内容例を示す説明図である。
【図29】本発明のATM網の交換処理制御方法の第6
の実施例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101〜106,901〜903 端末 107〜109,904〜907 交換機 110〜118,908〜913 伝送リンク 201,301 セルヘッダ変換テーブル 202,302 スイッチ 203,303 プロセッサ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非同期転送モード(ATM)によるセル
    転送を行なうATM網の交換処理制御方法において、予
    め、任意に選択した2つの網要素間での上記セルの転送
    に用いるVPI/VCIの決定およびセルヘッダ変換テ
    ーブルへの設定を行ない、上記2つの網要素間での通信
    の開始および終了に際しては、帯域予約を行なうセルお
    よび帯域解放を行なうセルを、上記セルヘッダ変換テー
    ブルに設定済みのVPI/VCIに従ってVPI/VC
    I変換させながら上記2つの網要素間に流し、上記VP
    I/VCIの決定・解放およびセルヘッダ変換テーブル
    の設定・解除は行なわずに、帯域の予約・解放のみを行
    なうことを特徴とするATM網の交換処理制御方法。
  2. 【請求項2】 非同期転送モード(ATM)によるデー
    タ転送を行なうATM網の交換処理制御方法において、
    上記ATM網に収容された網要素間での通信の終了に際
    して、VPI/VCIの解放、および、セルヘッダ交換
    テーブルの解除を行なわず、帯域解放のみを行ない、上
    記網要素間での次の通信の開始に際しては、帯域予約を
    行なうセルを、前回の通信で上記セルヘッダ変換テーブ
    ルに設定済みのVPI/VCIに従ってVPI/VCI
    変換させながら上記2つの網要素間に流すことを特徴と
    するATM網の交換処理制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のATM網の交換処理制
    御方法において、上記2つの網要素間での通信が所定の
    回数に達した場合に、該2つの網要素間での上記通信の
    終了に際しての帯域解放のみの交換処理制御を行なうこ
    とを特徴とするATM網の交換処理制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    のATM網の交換処理制御方法において、上記VPI/
    VCIの決定およびセルヘッダ変換テーブルへの設定が
    なされた上記セルの転送先の網要素への通信頻度を計数
    し、所定の数を超えて上記網要素間のVPI/VCIの
    決定およびセルヘッダ変換テーブルの設定を行なう場
    合、上記計数した通信頻度が最も低い順に、上記網要素
    間のVPI/VCIを新たな網要素間の通信に割当てる
    ことを特徴とするATM網の交換処理制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    のATM網の交換処理制御方法において、所定の数を超
    えて上記網要素間のVPI/VCIの決定およびセルヘ
    ッダ変換テーブルの設定を行なう場合、通信発生日時が
    最も古い順に、上記網要素間のVPI/VCIを新たな
    網要素間の通信に割当てることを特徴とするATM網の
    交換処理制御方法。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
    のATM網の交換処理制御方法において、上記各網要素
    は、各VPI/VCI上のセル流を監視し、予め定めた
    時間以上セルが流れていないVPI/VCIを検出した
    場合、該VPI/VCIの帯域解放を行なうセルを送出
    することを特徴とするATM網の交換処理制御方法。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
    のATM網の交換処理制御方法において、上記各網要素
    は、各VPI/VCI上のセル流を監視し、予め定めた
    期間以上セルが流れていないVPI/VCIを検出して
    記憶し、上記ATM網に収容された網要素間での新たな
    通信要求に対して、VPI/VCIの不足が生じた場
    合、上記記憶したVPI/VCIを上記新たな通信要求
    に割当てることを特徴とするATM網の交換処理制御方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
    のATM網の交換処理制御方法において、上記網要素
    は、各VPI/VCI上のセル流を監視し、予め定めた
    時間以上セルが流れていないVPI/VCIを検出して
    記憶し、該記憶したVPI/VCIに割り当てられてい
    た帯域分の解放を行なうと共に、上記ATM網に収容さ
    れた網要素間での新たな通信要求に対して、VPI/V
    CIの不足が生じた場合、上記記憶したVPI/VCI
    から1つのVPI/VCIを選択し、該選択したVPI
    /VCIの解放および上記セルヘッダ変換テーブルでの
    設定解除を行ない、上記解放したVPI/VCIを上記
    新たな通信要求に割当てることを特徴とするATM網の
    交換処理制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
    のATM網の交換処理制御方法において、上記網要素
    は、各VPI/VCI上のセル流を監視し、予め定めた
    時間以上セルが流れていないVPI/VCIを検出する
    度に、該検出したVPI/VCIに割当てられていた帯
    域の解放、VPI/VCIの解放および上記セルヘッダ
    変換テーブルの設定解除を行なうことを特徴とするAT
    M網の交換処理制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項7から請求項9のいずれかに記
    載のATM網の交換処理制御方法において、上記ATM
    網に収容された網要素間での新たな通信要求に対して、
    上記VPI/VCIの不足が生じた場合、最古の通信に
    用いたVPI/VCIを選択して上記新たな通信要求に
    割当てることを特徴とするATM網の交換処理制御方
    法。
  11. 【請求項11】 請求項1から請求項10のいずれかに
    記載のATM網の交換処理制御方法において、上記VP
    I/VCIとセルヘッダ変換テーブルが各々決定および
    設定された上記各網要素間毎に、予め任意の量の帯域を
    割当て、該割当てた帯域量以内で上記網要素間での通信
    を行なうことを特徴とするATM網の交換処理制御方
    法。
  12. 【請求項12】 請求項1から請求項11のいずれかに
    記載のATM網の交換処理制御方法において、上記交換
    処理制御を、上記網要素としての発端末および着端末間
    で行なうことを特徴とするATM網の交換処理制御方
    法。
  13. 【請求項13】 請求項1から請求項11のいずれかに
    記載のATM網の交換処理制御方法において、上記交換
    処理制御を、上記網要素としての交換機間で行なうこと
    を特徴とするATM網の交換処理制御方法。
  14. 【請求項14】 請求項1から請求項11のいずれかに
    記載のATM網の交換処理制御方法において、上記交換
    処理制御を、上記網要素としての交換機間で行ない、該
    交換機と上記網要素としての発端末および着端末間で
    は、従来の上位レイヤによる交換処理制御を行なうこと
    を特徴とするATM網の交換処理制御方法。
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