JP2000231881A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents

プラズマディスプレイ装置

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JP2000231881A
JP2000231881A JP3238799A JP3238799A JP2000231881A JP 2000231881 A JP2000231881 A JP 2000231881A JP 3238799 A JP3238799 A JP 3238799A JP 3238799 A JP3238799 A JP 3238799A JP 2000231881 A JP2000231881 A JP 2000231881A
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JP
Japan
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electrodes
scan
pair
electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP3238799A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Adachi
克己 足達
Kunio Sekimoto
邦夫 関本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)
  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精細のデュアルスキャンのプラズマディス
プレイ装置において、中央部の境で輝度差が発生し画質
劣化を生じていた。 【解決手段】 上半分と下半分でスキャン電極とサステ
イン電極の対を反転し、画面中心線に対して対称配置と
することで、アドレス放電の差を無くし、輝度差の発生
を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は走査線の多い高精細
なプラズマディスプレイ装置に関し、中央部の境の不連
続な輝度差を防止し、高画質を得るためのものである。
【0002】
【従来の技術】従来の走査線の多い高精細なプラズマデ
ィスプレイ装置の構成例を図4に示し、図と共に説明す
る。図4において、101はプラズマディスプレイパネ
ルであり、スキャン電極S1〜S4(説明のためS4ま
でとしているが、実際は480本以上の数が一般的であ
る)、それと対になり共通接続されるサステイン電極S
USと、それらと直交するアドレス電極A1〜Amが電
極としてある。ここでアドレス電極A1〜Amは画面中
央部で上下に分離している(その理由は後述する)。1
02は制御回路であり、スキャン電極駆動回路103と
サステイン電極駆動回路104と、アドレス電極駆動回
路105、106を制御する信号を発生している。
【0003】前述のアドレス電極A1〜Amが画面中央
部で上下に分離している理由を説明する。プラズマディ
スプレイはオン/オフ発光なので、階調表示しようとす
ると1フィールド期間を、発光時間を重み付けしたサブ
フィールドに分けて時間積分で階調表現するのが一般的
である。その際、各サブフィールドごとにオン/オフを
書き込むアドレスが行われる。これが走査線の多い高精
細なプラズマディスプレイになるとアドレス期間の最小
値に限界があり、アドレスに必要な総時間はその掛け算
となり大幅に増大し、それが発光時間の減少、はなはだ
しくは無くなってしまうことになる。そこで、アドレス
電極を上と下に分離し、それぞれにアドレス電極駆動回
路を設け、スキャン側は同時に2本駆動し、(図4の例
ではS1とS3、S2とS4)あたかも走査線が1/2
のパネルとなるようにアドレス期間の半減を図る方式が
用いられる。これがデュアルスキャンと称される。発光
そのものはアドレス期間時に書き込まれた電荷に従い、
スキャン−サステイン電極間で一斉放電による発光が行
われるが、この挙動については本発明の範囲外であるの
で言及しない。
【0004】この中央部の分離部分の拡大図を図5に示
す。図5において201は画素を分離するリブであり、
このリブの中央部にアドレス電極が配置される。上下は
スキャン電極とアドレス電極(通常、透明電極で構成さ
れる)の対が画素に相当し、この図の例ではS2−SU
S、S3−SUSの対である。上下のアドレス電極はこ
の対の間で電位差に対して安全な間隔をあけて分離され
ることになる。図5中、×で示した部分がスキャン−ア
ドレス電極間放電の個所である。
【0005】次に図5の断面図を図6に示す。図6にお
いて、201はリブ、202は背面基板であり、203
は前面の透明基板、204が背面基板202上に設けら
れたアドレス電極、205は前面基板203上に設けら
れたスキャン電極、206と207は基板上に設けられ
た絶縁体である。そしてスキャン電極205とアドレス
電極204のクロスオーバー部の×と表示したポイント
209近辺でアドレス放電による電荷の蓄積がなされる
と考えられている。この電荷蓄積を元にしてスキャン−
サステイン電極間の一斉放電で発生する紫外線を208
の蛍光体が可視光に変換して画像となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高精細
なデュアルスキャンのパネルではこのアドレス電極の分
離した中央部でわずかな輝度差が発生し、画面中央の線
欠陥と認識され、画像を著しく劣化させる現象が発生し
た。その原因を突き詰めると、画素ピッチが細かくなる
とアドレス放電が上下の分離部分でわずかではあるが異
なるため、次の発光時に信号通りの発光が行われず、輝
度差が生じ、これが線欠陥と認識されると判明した。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の方法は、
基板に複数のスキャン電極と、前記スキャン電極と平行
配置され対となったサステイン電極と、前記基板と離間
して対向配置された他の基板に前記スキャン電極と直行
配置された複数のアドレス電極を備え、前記アドレス電
極が中央部で上下に切り離され、前記切り離された個所
の上部と下部で前記スキャン電極と前記サステイン電極
の対の配置が異なることで、アドレス放電の差を解消し
たものである。
【0008】本発明の第2の方法は、基板に複数のスキ
ャン電極と、前記スキャン電極と平行配置され対となっ
たサステイン電極と、前記基板と離間して対向配置され
た他の基板に前記スキャン電極と直行配置された複数の
アドレス電極を備え、前記アドレス電極が中央部で上下
に切り離され、前記切り離された個所の上部と下部でス
キャン−アドレス電極間のアドレス放電が同等となるよ
う画素間の中心線よりアドレス電極の切り離された個所
の中心線がずれてなることにより、アドレス放電の差を
解消したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施例の構成図を
図1に示す。図1において図4と同一機能のものは同一
番号を付し、説明を省略する。本発明ではアドレス電極
が分離した上下において、上半分のスキャン電極とサス
テイン電極の対と下半分の対とを反対に配置し、中心線
に対し対称にすることでアドレス放電時の差異をなく
し、輝度差の解消を図っている。図1においては、上半
分はS1−SUS、S2−SUSの順の対、下半分はS
US−S3、SUS−S4の対としている。この中央部
の拡大図を図2に示し、図と共に説明する。図2におい
て201はリブであり、断面図の図6の201に相当す
る。一点鎖線は画面の中央線であり、画素間の中心線と
も一致する。アドレス電極A1〜A3はこの中心線で上
下に切り離されている。画面上半分はS2−SUSの
対、下半分はSUS−S3の対であるので、アドレス放
電時は図2中、×で示した個所を中心として発生する。
これは画面の中心線に対して対称であるのでアドレス放
電条件の同一であり、この部分で輝度差は発生せず、線
欠陥は認識されないので高画質が得られる。
【0010】特に、図1、2に示すようにアドレス電極
の切り離し部からスキャン電極を離した構成の方がより
効果が高いことが実験によって判明した。つまり、上側
ではスキャン−サステイン、下側はサステイン−スキャ
ンの配置である。この時、上端の走査線と下端の走査線
は若干のアドレス放電の差異が生ずることが認められた
が、端一本の輝度差であるので、実用上差し支えのない
ものであった。
【0011】本発明の第2の実施例を図3に示す。この
実施例では一点鎖線で示す画素の中心線と二点鎖線で示
すアドレス電極の切り離された個所の中心をずらして、
アドレス放電を上画面のS2と下画面のS3でほぼ同等
としようとするものである。基本的にスキャン電極がア
ドレス電極の切り離された個所より離すことになり、図
3中、スキャン電極S3とアドレス電極A1〜A3の下
半分のオーバーラップを長くすることとなる。これによ
り、S2とS3のアドレス放電はほぼ同一となり、輝度
差の解消が可能となる。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように本発明により、走査線
が多く高精細なため、アドレス電極を上下に分けダブル
スキャンを採用したプラズマディスプレイ装置におい
て、中央部のアドレス電極分離部のアドレス放電の差を
なくすことでこの部分の輝度差を解消し、高画質な画像
を得ることが可能となった。
【0013】本発明の第1の方法では画面中心線に対し
てスキャン電極の配置が完全に対称になるので、より画
素ピッチの狭い高精細なパネルに適応可能という効果が
ある。
【0014】本発明の第2の方法では従来の構成、電極
接続を変更することなく適用可能という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる第1の実施例の構成を示す図
【図2】図1の中央部の拡大図
【図3】本発明にかかる第2の実施例の中央部の拡大図
【図4】従来の構成を示す図
【図5】図4の中央部の拡大図
【図6】図5の断面図
【符号の説明】
101 プラズマディスプレイパネル 102 制御回路 103 スキャン電極駆動回路 104 サステイン電極駆動回路 105 アドレス電極駆動回路 106 アドレス電極駆動回路 S1〜S4 スキャン電極 A1〜Am アドレス電極 SUS サステイン電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01J 11/00 G09G 3/28 E H Fターム(参考) 5C040 FA01 FA04 GB03 GB14 GC11 LA05 LA18 MA02 MA16 MA19 5C080 AA05 BB05 DD05 EE29 FF12 GG12 HH02 HH04 JJ02 JJ06 5C094 AA03 AA07 AA55 BA31 GA10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に複数のスキャン電極と、前記スキ
    ャン電極と平行配置され対となったサステイン電極と、
    前記基板と離間して対向配置された他の基板に前記スキ
    ャン電極と直行配置された複数のアドレス電極を備え、
    前記アドレス電極が中央部で上下に切り離され、前記切
    り離された個所の上部と下部で前記スキャン電極と前記
    サステイン電極の対の配置が異なることを特徴とするプ
    ラズマディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】前記スキャン電極と前記サステイン電極の
    対が上部では上からスキャン−サステインの対、下部が
    上からサステイン−スキャンの対であることを特徴とす
    る請求項1記載のプラズマディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】 基板に複数のスキャン電極と、前記スキ
    ャン電極と平行配置され対となったサステイン電極と、
    前記基板と離間して対向配置された他の基板に前記スキ
    ャン電極と直行配置された複数のアドレス電極を備え、
    前記アドレス電極が中央部で上下に切り離され、前記切
    り離された個所の上部と下部でスキャン−アドレス電極
    間のアドレス放電が同等となるよう、画素間の中心線よ
    りアドレス電極の切り離された個所の中心線がずれてな
    ることを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003092085A (ja) * 2001-09-17 2003-03-28 Fujitsu Ltd 表示装置
KR100467685B1 (ko) * 2000-03-27 2005-01-24 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널
KR100747243B1 (ko) * 2005-06-24 2007-08-07 엘지전자 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널
KR100830452B1 (ko) * 2002-01-18 2008-05-20 엘지전자 주식회사 싱글 스캔형 피디피 장치
KR100850903B1 (ko) 2006-12-06 2008-08-07 엘지전자 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널

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