JP2000230821A - 移動体の位置検出方法及びディスクドライブ装置 - Google Patents

移動体の位置検出方法及びディスクドライブ装置

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JP2000230821A
JP2000230821A JP11030303A JP3030399A JP2000230821A JP 2000230821 A JP2000230821 A JP 2000230821A JP 11030303 A JP11030303 A JP 11030303A JP 3030399 A JP3030399 A JP 3030399A JP 2000230821 A JP2000230821 A JP 2000230821A
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pickup
signal
basic
signals
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JP11030303A
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English (en)
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Mitsusachi Banba
光幸 番場
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Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
    • G11B7/08505Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
    • G11B7/08541Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head involving track counting to determine position

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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学ユニットの位置検出精度を向上する。 【解決手段】 光学ユニットの移動に伴って生成される
複数の信号それぞれに対応して所定の数値が繰り返され
るようにされる基本値と、この基本値が繰返し範囲を超
えた場合にインクリメントまたはデクリメントされる拡
張値によって光学ユニットの位置検出情報を構築して、
前記複数の信号のうちの最大値とされている信号の前記
基本値を記憶するとともに、記憶されている前記基本値
が変化して、前記基本値が繰返し範囲を超えた場合に
は、前記拡張値をインクリメントまたはデクリメントす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体の位置検出
方法及びディスクドライブ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、CD(Compact Disc)やDVD
(Digital Versatile Disc)のディスクを再生すること
ができるディスクドライブ装置では、例えばデータの読
み出しを行う場合にディスクにおける所望する位置にア
クセスするように制御される。このとき、まず所要の移
動速度や移動距離に対応した制御信号を生成して、これ
らの制御信号に基づいてデータの読み取り手段とされる
光学ユニットを現在位置から被アクセス位置までの粗動
を制御するようにされる。
【0003】この粗動とは、例えばレーザダイオード、
フォトディテクタ、対物レンズを備えたピックアップを
スレッド機構によってディスクの半径方向に移動させる
動作とされる。ディスクドライブ装置ではピックアップ
の粗動制御を行う場合に、スレッドモータの回転動作に
基づいた位置検出を行うようにされている。ピックアッ
プの位置検出としては、スレッドモータの回転動作に対
応した正弦波に近い例えば4個の信号を生成する。そし
て、これら4個の信号のうちで、最大値とされている信
号を検出し、さらに、最大値が他の信号に変化した際
に、例えばディスクドライブ装置の各種動作を司る制御
手段に対して、最大値の変化状態を示す所要のパルスを
出力したり、またこのパルスを反転させたりする。これ
により前記制御手段では最大値検出手段からのパルスに
より、前記最大値の変化回数をカウントすることがで
き、このカウント値に基づいてピックアップの移動距離
を検出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
最大値を検出する信号にノイズが重畳すると、誤カウン
トが生じる場合がある。特にピックアップの移動速度が
遅くなった場合は、最大値を比較すべき信号の変化が遅
くなるのでノイズが重畳されやすくなり、信号レベルの
比較を行っている場合、ノイズの影響で比較結果が誤っ
たものとなってしまう場合がある。つまり、本来1個の
変化点とされているのに、ノイズが重畳されることによ
ってノイズまでもがカウントされ2個の変化点が発生し
てしまう場合がある。さらに、このような誤カウントが
発生する度にピックアップの位置検出情報に誤差が堆積
していくものとされる。したがって、例えばノイズなど
の影響により位置検出に誤差が生じた場合、ピックアッ
プを正確に所望する位置に移動させることができない場
合があった。
【0005】また、最大値の変化状態のみを検出してい
たのでピックアップの移動方向が考慮されず、移動中に
移動方向が切り替わった場合に誤カウントされてしま
う。例えば、ディスクの外周側にピックアップを移動さ
せている際に、何らかの外乱で内周側に移動して変化点
をカウントしてしまった場合でも、このカウント動作か
らは移動方向の変化を検出することができないので、外
周方向へ移動しているものとしてカウントしてしまう。
【0006】このように従来は、例えばノイズや外乱な
どの影響によりピックアップの位置検出に誤差が生じ、
ピックアップを正確に所望する位置に移動させることが
できない場合があった。したがって、誤カウントによっ
てピックアップが所望する位置から離れた位置に移動し
てしまった場合は、ディスクの盤面に記憶されているア
ドレス情報などを読み出して確認したうえで、初めて現
在位置を特定することができるようになる。つまり、ピ
ックアップを所望する位置に移動させる場合に、位置検
出情報に基づいて移動させた後にディスクから読み出し
たアドレス情報に基づいて移動させることが必要になる
ので、無駄な動作を要するとともに、低電力化の妨げに
もなっていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点を解決するために、移動体の位置検出方法として、移
動体の移動に伴って生成される複数の信号それぞれに対
応して所定の数値が繰り返されるようにされる基本値
と、前記基本値が繰返し範囲を超えた場合にインクリメ
ントまたはデクリメントされる拡張値によって前記移動
体の位置検出情報を構築し、前記複数の信号の基本値の
最大値を検出して記憶するとともに、記憶されている前
記基本値が繰返し範囲を超えて変化した場合には、前記
拡張値をインクリメントまたはデクリメントする。
【0008】また、ディスクドライブ装置としては、装
填されたディスクに対してデータの読み出し/記録を行
うピックアップの移動に伴って生成される複数の信号そ
れぞれに対応して所定の数値が繰り返されるようにされ
る基本値と、前記基本値が繰返し範囲を超えて変化した
場合にインクリメントまたはデクリメントされる拡張値
を前記ピックアップの位置検出情報として記憶すること
ができる記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている位
置検出情報に基づいて前記ピックアップの移動を制御す
るようにされている制御手段を備える。
【0009】本発明の移動体の位置検出方法によれば、
信号に重畳されたノイズなどの影響を低減して、移動体
の位置検出情報を詳細に得ることができるようになる。
また、本発明のディスクドライブ装置によれば、ピック
アップの移動に基づいて得られる位置検出情報によっ
て、ディスクの半径方向におけるピックアップの現在位
置を把握できるようになる。そして、この位置検出情報
に基づいて効率の良いピックアップの移動制御を行うこ
とが可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明のディスクドライブ
装置の実施の形態について説明する。本実施の形態のデ
ィスクドライブ装置に装填される光ディスクは、例えば
DVD(Digital Versatile Disc)や、或いはCD−R
OMなどのCD方式のディスクなどが考えられる。もち
ろん他の種類の光ディスクに対応するディスクドライブ
装置でも本発明は適用できるものである。
【0011】図1は本例のディスクドライブ装置70の
要部のブロック図である。ディスク90は例えばCLV
方式でデータ記録が行なわれており、ディスクドライブ
装置70に装填されるとターンテーブル7に積載され、
再生動作時においてスピンドルモータ6によって例えば
一定角速度(CAV)で回転駆動される。そしてピック
アップ1によってディスク90にエンボスピット形態や
相変化ピット形態などで記録されているデータの読み出
しが行なわれることになる。なお、本例ではCAV方式
として説明するが一定線速度(CLV)方式で回転駆動
することも可能である。
【0012】ピックアップ1内には、レーザ光源となる
レーザダイオード4や、反射光を検出するためのフォト
ディテクタ5、レーザ光の出力端となる対物レンズ2、
レーザ光を対物レンズ2を介してディスク記録面に照射
し、またその反射光をフォトディテクタ5に導く光学系
が形成される。対物レンズ2は二軸機構3によってトラ
ッキング方向及びフォーカス方向に移動可能に保持され
ている。またピックアップ1全体はスレッド機構8によ
りディスク半径方向に移動可能とされている。
【0013】ディスク90からの反射光情報はフォトデ
ィテクタ5によって検出され、受光光量に応じた電気信
号とされてRFアンプ9に供給される。RFアンプ9に
は、フォトディテクタ5としての複数の受光素子からの
出力電流に対応して電流電圧変換回路、マトリクス演算
/増幅回路等を備え、マトリクス演算処理により必要な
信号を生成する。例えば再生データであるRF信号、サ
ーボ制御のためのフォーカスエラー信号FE、トラッキ
ングエラー信号TEなどを生成する。RFアンプ9から
出力される再生RF信号は2値化回路11へ、フォーカ
スエラー信号FE、トラッキングエラー信号TEはサー
ボプロセッサ14へ供給される。
【0014】RFアンプ9で得られた再生RF信号は2
値化回路11で2値化されることでいわゆるEFM信号
(8−14変調信号;CDの場合)もしくはEFM+信
号(8−16変調信号;DVDの場合)とされ、デコー
ダ12に供給される。デコーダ12ではEFM復調,エ
ラー訂正処理等を行ない、また必要に応じて、CD−R
OMデコード、またはMPEGデコードなどを行なって
ディスク90から読み取られた情報の再生を行なう。
【0015】なおデコーダ12は、EFM復調したデー
タをデータバッファとしてのキャッシュメモリ20に蓄
積していき、このキャッシュメモリ20上でエラー訂正
処理等を行う。そしてエラー訂正され適正な再生データ
とされた状態で、キャッシュメモリ20へのバファリン
グが完了される。ディスクドライブ装置70からの再生
出力としては、キャッシュメモリ20でバファリングさ
れているデータが読み出されて転送出力されることにな
る。
【0016】インターフェース部13は、外部のホスト
コンピュータ80と接続され、ホストコンピュータ80
との間で再生データやリードコマンド等の通信を行う。
即ちキャッシュメモリ20に格納された再生データは、
インターフェース部13を介してホストコンピュータ8
0に転送出力される。またホストコンピュータ80から
のリードコマンドその他の信号はインターフェース部1
3を介してシステムコントローラ10に供給される。
【0017】サーボプロセッサ14は、RFアンプ9か
らのフォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信
号TEや、デコーダ12もしくはシステムコントローラ
10からのスピンドルエラー信号SPE等から、フォー
カス、トラッキング、スレッド、スピンドルの各種サー
ボドライブ信号を生成しサーボ動作を実行させる。即ち
フォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信号T
Eに応じてフォーカスドライブ信号、トラッキングドラ
イブ信号を生成し、二軸ドライバ16に供給する。二軸
ドライバ16はピックアップ1における二軸機構3のフ
ォーカスコイル、トラッキングコイルを駆動することに
なる。これによってピックアップ1、RFアンプ9、サ
ーボプロセッサ14、二軸ドライバ16、二軸機構3に
よるトラッキングサーボループ及びフォーカスサーボル
ープが形成される。
【0018】またサーボプロセッサ14はスピンドルモ
ータドライバ17に対して、スピンドルエラー信号SP
Eに応じて生成したスピンドルドライブ信号を供給す
る。スピンドルモータドライバ17はスピンドルドライ
ブ信号に応じて例えば3相駆動信号をスピンドルモータ
6に印加し、スピンドルモータ6のCAV回転を実行さ
せる。なお、CAV方式の場合、スピンドルエラー信号
SPEは後述するFGパルスと基準速度情報を比較する
ことで得ることができる。またサーボプロセッサ14は
システムコントローラ10からのスピンドルキック/ブ
レーキ制御信号に応じてスピンドルドライブ信号を発生
させ、スピンドルモータドライバ17によるスピンドル
モータ6の起動、停止などの動作も実行させる。
【0019】なお、スピンドルモータ6の回転速度は通
常速度をn倍速としたときに、n×2倍速、n×4倍
速、n×8倍速などの高速回転とすることも可能であ
る。このような速度設定はシステムコントローラ10
が、スピンドルエラー信号SPEと比較させる基準速度
情報を可変設定することで実現される。
【0020】FG21はスピンドルモータ6の回転速度
に応じた周波数パルス(FG)パルスを発生させ、サー
ボプロセッサ14に供給する。例えばスピンドルモータ
6の1回転につき6発のFGパルスを発生させる。
【0021】なお、スピンドルモータ6のCLV回転と
しての線速度については、システムコントローラ10が
各種速度に設定できる。例えばデコーダ12は、デコー
ド処理に用いるためにEFM信号に同期した再生クロッ
クを生成するが、この再生クロックから現在の回転速度
情報を得ることができる。システムコントローラ10も
しくはデコーダ12は、このような現在の回転速度情報
と、基準速度情報を比較することで、CLVサーボのた
めのスピンドルエラー信号SPEを生成する。従って、
システムコントローラ11は、基準速度情報としての値
を切り換えれば、CLV回転としての線速度を変化させ
ることができる。例えばある通常の線速度を基準として
4倍速、8倍速などの線速度を実現できる。これにより
データ転送レートの高速化が可能となる。
【0022】サーボプロセッサ14は、例えばトラッキ
ングエラー信号TEの低域成分として得られるスレッド
エラー信号や、システムコントローラ10からのアクセ
ス実行制御などに基づいてスレッドドライブ信号を生成
し、スレッドドライバ15に供給する。スレッドドライ
バ15はスレッドドライブ信号に応じてスレッド機構8
を駆動する。スレッド機構8には例えば、ピックアップ
1を保持するメインシャフト、スレッドモータ、伝達ギ
ア等による機構を有し、スレッドドライバ15がスレッ
ドドライブ信号に応じてスレッドモータを駆動すること
で、ピックアップ1の所要のスライド移動が行なわれ
る。
【0023】また、後で詳しく説明するように、スレッ
ドモータの回転動作を検出するためにマグネットを有し
たプーリーが備えられている。そして、このマグネット
に対して所要のギャップを有して配置される例えば2個
のホール素子からなるセンサ部40がマグネットの極性
を検出するようにされている。センサ部40で検出され
た2個の信号は、スレッド位置検出部50に供給され
る。このスレッド位置検出部50ではセンサ部40から
供給される2個の信号に基づいて例えば6個の信号を生
成し、計8個の信号によってプーリーの回転動作、すな
わちスレッドモータの動作に伴ったピックアップ1の位
置検出情報を生成することができるようにされている。
そして、位置検出情報はシステムコントローラ10に供
給される。
【0024】ピックアップ1におけるレーザダイオード
4はレーザドライバ18によってレーザ発光駆動され
る。システムコントローラ10はディスク90に対する
再生動作を実行させる際に、レーザパワーの制御値をオ
ートパワーコントロール回路19にセットし、オートパ
ワーコントロール回路19はセットされたレーザパワー
の値に応じてレーザ出力が行われるようにレーザドライ
バ18を制御する。
【0025】以上のようなサーボ及びデコード、エンコ
ードなどの各種動作はマイクロコンピュータによって形
成されたシステムコントローラ10により制御される。
そしてシステムコントローラ10は、ホストコンピュー
タ80からのコマンドに応じて各種処理を実行する。例
えばホストコンピュータ80から、ディスク90に記録
されている或るデータの転送を求めるリードコマンドが
供給された場合は、まず指示されたアドレスを目的とし
てシーク動作制御を行う。即ちサーボプロセッサ14に
指令を出し、シークコマンドにより指定されたアドレス
をターゲットとするピックアップ1のアクセス動作を実
行させる。その後、その指示されたデータ区間のデータ
をホストコンピュータ80に転送するために必要な動作
制御を行う。即ちディスク90からのデータ読出/デコ
ード/バファリング等を行って、要求されたデータを転
送する。
【0026】ホストコンピュータ80からのリードコマ
ンド、即ち転送要求としては、要求するデータ区間の最
初のアドレスとなる要求スタートアドレスと、その最初
のアドレスからの区間長として要求データ長(データレ
ングス)となる。例えば要求スタートアドレス=N、要
求データ長=3という転送要求は、LBA「N」〜LB
A「N+2」の3セクターのデータ転送要求を意味す
る。LBAとは論理ブロックアドレス(LOGICAL BLOCK
ADDRESS )であり、ディスク90のデータセクタに対し
て与えられているアドレスである。
【0027】図2はピックアップ1及びスレッド機構8
の周辺の機構を説明する斜視図である。なお、この図で
図1に示した同一の部分には同一の符号を付している。
ピックアップ1を備えた光学ユニット31、スピンドル
モータ6、ターンテーブル7、スレッド機構8などはサ
ブシャーシ30に搭載される。そして図示されている状
態でサブシャーシ30がディスクドライブ装置内に搭載
され、フレキシブル基板39、39、39などによって
筐体内の基板に接続される。光学ユニット31は、ディ
スクドライブ装置の筐体内においてディスク90の半径
方向に対応しているメインシャフト37に摺動可能に配
置され、スレッド機構8によってメインシャフト37に
沿って移動することができるようにされている。 以
降、ピックアップ1を光学ユニット31とも言うことと
する。
【0028】スレッド機構8はスレッドモータ32、中
間ギア33、リミッタギア34、及びプーリー35など
によって構成される。スレッドモータ32は図1に示し
たシステムコントローラ10からの制御信号に基づいて
スレッドドライバ15で生成される駆動信号によって所
要の方向に回転するようにされる。またこの図には示し
ていないがスレッドモータ32の回転軸は例えば歯車形
状とされており、中間ギア33に動力を伝えることがで
きるようにされている。さらに、中間ギア33はリミッ
タギア34に動力を伝えることができるようにされてい
る。したがって、スレッドモータ32が回転するとこれ
に伴ってリミッタギア34が回転することになる。リミ
ッタギア34は光学ユニット31に形成されているラッ
クギア36に噛み合うようにされており、リミッタギア
34が回転することによって光学ユニット31はメイン
シャフト37に沿って移動する。このように、光学ユニ
ット31はスレッドモータ32の回転に伴い、メインシ
ャフト37に沿ってディスク90の半径方向に移動する
ことができるようになる。
【0029】スレッドモータ32の回転軸にはプーリー
35が備えられており、スレッドモータ32の回転に伴
って回転するようにされている。つまり、光学ユニット
31の移動とプーリー35の回転は対応しているものと
される。また、後述するようにプーリー35の図示され
ていない面には所要の着磁パターン(SまたはN)を有
しているプーリーマグネット(マグネット板)が設けら
れている。センサ基板38はサブシャーシ30に備えら
れ、プーリーマグネットに対向する位置にセンサ40
A、センサ40Bが備えられている。つまり、プーリー
35が回転することによってセンサ40A、40B上を
プーリーマグネットの着磁パターンが横切ることにな
る。したがって、センサ40A、40Bからはプーリー
35の回転に対応した所要の波形の信号が得られるよう
になる。
【0030】図3はプーリー35に配置されるプーリー
マグネット41とセンサ基板38に配置されるセンサ4
0A、40Bの位置関係を説明する図であり。図3
(a)は正面図、図3(b)は側面図である。なお、実
際には図3(b)に示されているように、プーリーマグ
ネット41とセンサ40A、40Bは対向した状態で配
置されるが、図3(a)では、便宜上プーリーマグネッ
ト41とセンサ40A、40Bをともに示すようにして
いる。プーリーマグネット41はプーリー35の周囲に
沿って形成され、図示されているように「N」または
「S」とされてい着磁パターンが書きこまれている。ま
た、センサ基板38上においてセンサ40A、40B
は、プーリー35(プーリーマグネット41)が回転す
ることによって、各センサから90度位相がずれた状態
で信号が得られる位置に配置されている。
【0031】したがって、スレッドモータ32を回転さ
せると光学ユニット31が移動するとともに、センサ4
0A、40Bがそれぞれプーリーマグネット41の着磁
パターンを読み取るようになる。そして、光学ユニット
31を一定の方向に等速度で移動させるようにスレッド
モータ32を回転させると、例えば図4に示されている
ような波形の信号を得ることができるようになる。な
お、以降センサ40Aから得られた信号をセンサ信号
A、センサ40Bから得られた信号をセンサ信号Bとい
うこととする。このように、光学ユニット31の移動に
伴って、センサ40A、40Bから得られる信号は、図
1に示した経路では、センサ部40からスレッド位置検
出部50に供給されることになる。そして、この2個の
信号に基づいて8個の信号を生成し、これらの信号の最
大値の変化を検出することによって、光学ユニット31
の位置を検出するようにされている。
【0032】次に、図5にしたがいスレッド位置検出部
50の構成例について説明する。まず、センサ40Aか
ら得られるセンサ信号Aは、アンプ51aによって増幅
された後にA/D変換部52aによってデジタル信号に
変換される。そしてゲイン調整部53aによって所要の
ゲイン調整が行われることによって、信号Aが形成され
る。また、ゲイン調整部53aでゲイン調整された信号
は−1倍部54aにおいて「−1」倍され所要の電圧レ
ベルとされる信号−Aとされる。また、センサ40Bか
ら得られるセンサ信号Bは、アンプ51bによって増幅
された後にA/D変換部52bによってデジタル信号に
変換される。そしてゲイン調整部53bによって所要の
ゲイン調整が行われることによって、信号Bが形成され
る。また、ゲイン調整部53bでゲイン調整された信号
は−1倍部54bにおいて「−1」倍され所要の電圧レ
ベルとされる信号−Bとされる。なお、信号A及び信号
Bは図3に示したセンサ信号A、センサ信号Bの信号波
形に対応したレベルの信号とされる。
【0033】さらに、信号A、Bはそれぞれ加算器5
5、57、59、61に供給される。加算器55に供給
された信号Aと信号Bはここで加算された後に、1/√
2部56において1/√2倍され、信号(A+B/)√
2とされる。加算器57に供給された信号Aと信号−B
はここで加算された後に、1/√2部58において1/
√2倍され、信号(A+(−B))/√2とされる。加
算器59に供給された信号−Aと信号Bはここで加算さ
れた後に、1/√2部60において1/√2倍され、信
号((−A)+B)/√2とされる。加算器61に供給
された信号−Aと信号−Bはここで加算された後に、1
/√2部62において1/√2倍され、信号((−A)
+(−B))/√2とされる。このようにして、センサ
信号A、センサ信号Bに基づいて生成された信号A、
B、−A、−B、(A+B)/√2、(A+(−B))
/√2、((−A)+B)/√2、((−A)+(−
B))/√2の計8個の信号は、最大値検出部63に供
給される。最大値検出部63ではこれら8個の信号の最
大値を検出して、最大値とされている信号に対応したデ
ータをレジスタ64に格納するようにしている。
【0034】ところで、スレッド位置検出部50におい
て生成される8個の信号は、例えば図6に示されている
ようになる。これらの信号はセンサ信号A、センサ信号
Bに基づいた波形を有しており、センサ信号A、センサ
信号Bの位相が例えば90°ずれていることから、各信
号は45°位相がずれた正弦波とされる。これらの信号
はスレッドモータ32が駆動され光学ユニット31がデ
ィスク90の内周側または外周側に移動することにとも
なってレベルが変化することになる。このように、最大
値検出部63には位相がずれた8個の信号が供給される
ようになるが、各信号をそれぞれ3ビットのデータで表
現することができるようになる。すなわち、図6に示し
た各信号を3ビットで表現すると、図7に示されている
ようになる。また、紙面右方向に向かってディスク90
の外周側に至る遷移を示し、同じく紙面左側に向かって
ディスク90の内周側に至る遷移を示している。
【0035】図7に示す例では、各信号を以下に示す値
に対応させて示している。 2進 10進 A ・・・・・・・・・・・・・ 「000h」 「0」 (A+B)/√2 ・・・・・・・・ 「001h」 「1」 B ・・・・・・・・・・・・・ 「010h」 「2」 ((−A+B))/√2 ・・・・・ 「011h」 「3」 −A ・・・・・・・・・・・・・ 「100h」 「4」 ((−A)+(−B))/√2 ・・ 「101h」 「5」 −B ・・・・・・・・・・・・・ 「110h」 「6」 (A+(−B))/√2 ・・・・・ 「111h」 「7」 以降、2進数の表記には「h」を付すこととする。な
お、本例では、例えば10進数で「0」から「7」が繰
り返されることになるが、この繰り返し範囲とされる一
区切りを相ということとする。
【0036】例えば、図示されている点Sを起点として
光学ユニット31が外周側に移動した場合を想定する
と、最大値検出部63で検出される最大値に対応した信
号は、(A+B)/√2、B、((−A+B))/√2
・・・となり、これらの信号に対応した値は「1」
「2」「3」・・・というようにインクリメントされる
ように変化する。また、同様に点Sを起点として内周側
に移動した場合を想定すると、((−A)+(−B))
/√2、−B、(A+(−B))/√2・・・となり、
これらの信号に対応した値は「7」「6」「5」・・・
というようにデクリメントされるように変化する。つま
り、最大値検出部63では8個の信号を入力して最大値
とされている信号を検出し、その信号に対応した3ビッ
トの値をレジスタ64に出力する。したがって、光学ユ
ニット31の移動に伴って最大値検出部63からレジス
タ64に供給される値は変化して行く。以降、各信号に
対応した3ビットの値を基本値ということとする。
【0037】また、本例では基本値に対して例えば9ビ
ットの拡張値が設定されており、光学ユニット31の移
動に伴い基本値が変化して相が切り替わった場合に、イ
ンクリメントまたはデクリメントするようにされてい
る。図8は図7を参照して基本値と拡張値の対応関係を
説明する図である。図8においてはて点Sを光学ユニッ
ト31の初期位置として拡張値を例えば「000000
000h」として示している。図7に示す例では、点S
(光学ユニット31の配置位置)を起点として光学ユニ
ット31が外周側に移動すると、最大値に応じて基本値
が変化していき、点Saに到達して相が切り替わった場
合に拡張値がインクリメントされ、「00000000
1h」とする。また、点Saを起点として光学ユニット
31が内周側に移動した場合も基本値が「0」から
「7」に変化して相が切り替わった場合に拡張値をデク
リメントして「000000000h」にする。つま
り、基本値がインクリメントされることによって相が切
り替わった場合は拡張値をインクリメントし、また基本
値がデクリメントされることによって相が切り替わった
場合には拡張値をデクリメントする。したがって、位置
検出情報はディスク90の半径方向に対する光学ユニッ
ト31の位置を12ビットのデータによって詳細に表す
ことができるようになる。
【0038】最大値検出部63から出力される位置検出
情報(基本値、拡張値)を格納するようにされているレ
ジスタ64は例えば図9に示されているように構成され
る。本例では、例えば12ビットのデータを格納するこ
とができるようにされ、下位3ビットが上記した基本値
が格納される基本値エリア、また上位9ビットは、拡張
値が格納される拡張値エリアに対応したものとされる。
そして、図1に示したシステムコントローラ10はレジ
スタ64に格納されている位置検出情報を参照すること
によって、光学ユニット31の位置をほぼ正確に把握す
ることができるようになる。なお、システムコントロー
ラ10は、例えば位置検出情報の変化を検出したときの
割り込み処理として、レジスタ64の位置検出情報を参
照するようにする。あるいは、システムコントローラ1
0が任意にレジスタ64を参照しにいくようにしても良
い。
【0039】ところで、基本値が一巡して相が切り変わ
る場合、基本値が例えば現在の相の「7」から次の相の
「0」に変わることを想定すると、例えばノイズなどの
影響で、基本値が「0」を飛ばして「7」から「1」に
変化する場合が生じてくる。この場合、例えば基本値が
「7」から「1」に変化した場合も、基本値が一巡した
と判断することができるアルゴリズムを用いて対応する
ことができるようになる。
【0040】図10は、このようなアルゴリズムの一例
を示す図であり、基本値の変化に対応した拡張値の加減
を行う例を示している。なお、この図では基本値を2進
で示しており、「x」は「1」でも「0」でも良いこと
を示している。例えば図10(a)は、比較的単純な例
として、基本値の下2桁が一つ繰り上がったまたは繰り
下がった場合に拡張値の加減を行う例を示している。ま
た図10(b)は、基本値が「7」〜「0」、「7」〜
「1」、「6」〜「0」というような変化をした場合に
拡張値を加算し、また「0」〜「7」、「1」〜
「7」、「0」〜「6」というような変化をした場合に
拡張値を減算する例を示している。さらに、図10
(c)は図10(b)に示した例をさらに詳細なものと
して、基本値が「5」〜「0」、「6」〜「1」、
「7」〜「2」というように変化した場合にも拡張値を
加算し、また基本値が「0」〜「5」、「1」〜
「6」、「2」〜「7」というような変化をした場合に
も拡張値を減算する例を示している。また、拡張値の加
減については、括弧内に示されているように加算すると
ころを減算し、減算するところを加算するようにしても
よい。
【0041】このような、アルゴリズムを形成しておく
ことにより、例えばノイズなどの影響によって基本値を
飛び越えて変化した場合でも、相が変化したものとみな
すことができるようになり、光学ユニット31の位置検
出に支障をきたすことを抑制することができる。
【0042】次に、拡張値を初期化する場合について説
明する。基本値は、光学ユニット31が移動するに伴っ
て随時変化していくが、基本値の変化に伴って変化する
拡張値については或る位置を起点として初期値化する必
要がある。本例では、例えばディスク90の最内周、ま
たは最外周に相当する位置を初期位置とした例を説明す
る。例えばディスクドライブ装置にディスク90が装填
された場合に、光学ユニット31をディスク90の最内
周側に移動させる。この場合、最内周、または最外周に
移動したか否かを判別する手段としては、例えば光学ユ
ニット31が一定期間動かなくなった時点で最内周また
は最外周であるとしてもよい。また、例えばサブシャー
シ30における所要の位置に検出用のスイッチを備え、
光学ユニット31が移動したことによりスイッチを動作
させることによって、最内周または最外周であるとして
もよい。
【0043】このように、ディスク90上の或る位置に
おいて拡張値を初期化することによって、光学ユニット
31の移動範囲に対応して、十分に余裕を持った相を示
すことができるようにレジスタ64を構成することによ
り、ディスク90の半径方向において光学ユニット31
が移動する範囲全域について位置を特定することができ
るようになる。本例の場合、拡張値を例えば9ビットと
しているので、2の補数表現で−2048〜2047の
位置を示すことができるようになる。
【0044】図11は拡張値を初期化して、光学ユニッ
ト31とディスク90の位置合わせを行う場合のシステ
ムコントローラ10の処理遷移の一例を説明するフロー
チャートである。なお、このフローチャートでは、内周
側を初期位置として示しているが、外周側を初期位置と
した場合も同様の処理遷移となる。まず、ディスク90
が装填されたか否かのを行い判別し(S001)、ディ
スク90が装填されたことを検出した場合は、光学ユニ
ット31をディスク90の内周側に移動させる制御を行
う(S002)。そして、光学ユニット31がディスク
90の最内周に相当する位置に到達したか否かの判別を
行い(S003)、光学ユニット31がディスク90の
最内周に到達したと判別した場合は、フォーカスサーボ
をオンにして(S004)、拡張値をリセットする(S
005)。その後、ディスク90からアドレス情報を読
み取ってディスク90に対する光学ユニット31の位置
を補正する(S006)。これ以降、拡張値は光学ユニ
ット31の移動に対応してインクリメントまたはデクリ
メントするようにされる。したがって、ディスク90の
アドレス情報と拡張値が対応するようになり、上記した
ように光学ユニット31が移動する範囲全域について位
置を特定することができるようになる。
【0045】なお、例えば図10に示したアルゴリズム
を用いることによってノイズに対応するようにした例を
説明したが、ノイズの量が極端に多い場合、基本値の順
番が飛び越える範囲が大きくなる。例えば、「100
h」から「000h」、または「000h」から「10
0h」というように比較的に変化した場合、外周側また
は内周側のいずれの方向に飛んだかを把握することが困
難になる。このように、或る程度大きく飛び越えた場合
はエラーとして記憶しておき、その後所要のタイミング
で図11のフローチャートで説明したような拡張値のリ
セット動作を行う基本値の補正を行うようにすれば良
い。或いは、エラーを認識した場合にディスク90から
アドレス情報を読み取り、読み取ったアドレス情報に基
づいて光学ユニット31とディスク90の位置補正を行
うようにしても良い。
【0046】エラーの認識を行う場合の例としては、例
えば図10(c)に示したアルゴリズムを用い、さらに
基本値が以下に示す変化を起こしたときに、エラーが生
じたものとして認識するようにすればよい。 100h→000h、101h→001h 110h→010h、111h→011h 000h→100h、001h→101h 010h→110h、011h→111h ここに示す例では、基本値を例えば3個以上飛び越えて
他の相に移行したものとされ、いずれの場合も飛び越え
た方向を判別しにくい例とされる。したがって、このよ
うな基本値の変化を検出した場合はリセット動作などを
行い、再度、現在位置を確定することによって、それ以
降光学ユニット31の位置検出を精度良く行うことがで
きるようになる。
【0047】なお、上記実施の形態では、例えば8個の
信号によって光学ユニット31の位置検出を行う例を挙
げて説明したが、位置検出の検出精度を向上したい場合
はスレッド位置検出部50において生成される信号の数
を増やせばよい。
【0048】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の移動体
(光学ユニット)の位置検出方法は、移動体の移動に伴
って基本値を変化させ、この基本値の変化に基づいて拡
張値を変化させるようにすることで、移動体の位置を精
度良く示すことができるようになる。
【0049】また、前記基本値が繰り返し範囲を超えて
変化された場合は、所定の規則にしたがって前記拡張値
のインクリメントまたはデクリメントを行うようにして
いるので、何らかの影響で基本値の変化に支障をきた
し、通常の変化とは異なる変化をした場合でも、前記拡
張値を規則的にインクリメントまたはデクリメントさせ
ることができるようになる。さらに、所定の位置を起点
として前記拡張値を初期値化することにより、基本値及
び拡張値から移動体の位置を特定することができるよう
になる。
【0050】また、本発明のディスクドライブ装置は、
光学ユニットの移動に伴って生成される複数の信号それ
ぞれに対応して所定の数値が繰り返されるようにされる
基本値と、前記基本値が繰返し範囲を超えて変化した場
合にインクリメントまたはデクリメントされる数値とさ
れる拡張値からなる位置検出情報を有することにより、
この位置検出情報に基づいて光学ユニットの移動制御を
行うことができるようになる。また、前記位置検出情報
に基づいて、前記光学ユニットの位置補正を行うように
しているので、ディスクの半径方向において光学ユニッ
トが移動する範囲全域について位置を特定することがで
きるようになる。したがって、光学ユニットを移動させ
ている場合にも現在位置がほぼ正確にわかるので、その
位置に応じた移動速度制御をより正確に行うことができ
るようになる。
【0051】また、ディスクからアドレス情報を得るこ
ととは別に光学ユニットの現在位置を確認できるので、
例えば何らかの外乱によってデータの読み出しなどを行
う目標とされている位置から外れてしまった場合でも、
位置検出情報に基づいて元の位置に戻ることが可能にな
る。つまり、光学ユニットを目標の位置に移動させるた
めの時間を短縮することができ、高速アクセスが可能に
なる。さらに、効率の良い移動制御を行うことができる
ことから、省電力化、長寿命化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のディスクドライブ装置の
要部を示すブロック図である。
【図2】実施の形態のディスクドライブ装置に搭載され
るサブシャーシの構成例を説明する斜視図である。
【図3】プーリーとセンサ部の位置関係を説明する図で
ある。
【図4】センサ部に配置されるセンサから検出される信
号の波形を示す模式図である。
【図5】スレッド位置検出部の構成例を説明する図であ
る。
【図6】スレッド位置検出部で生成される信号の波形を
示す模式図である。
【図7】スレッド位置検出部で生成される信号に対応し
た基本値を示す図である。
【図8】基本値の変化に対応した拡張値の変化を説明す
る模式図である。
【図9】スレッド位置検出部におけるレジスタの構成例
を説明する図である。
【図10】基本値の変化に対応した拡張値のインクリメ
ント又はデクリメントのアルゴリズムを説明する図であ
る。
【図11】位置検出情報にもとづいて光学ユニットの位
置補正を行う場合の処理遷移を説明するフローチャート
を示す図である。
【符号の説明】
1 ピックアップ、8 スレッド機構、9 RFアン
プ、10 システムコントローラ、12 デコーダ、1
4 サーボプロセッサ、35 プーリー、40センサ
部、40A,40B センサ、41 プーリーマグネッ
ト、50 スレッド位置検出部、63 最大値検出部、
64 レジスタ、70 ディスクドライブ装置、90
ディスク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体の移動に伴って生成される複数の
    信号それぞれに対応して所定の数値が繰り返されるよう
    にされる基本値と、 前記基本値が繰返し範囲を超えた場合にインクリメント
    またはデクリメントされる拡張値と、 によって前記移動体の位置検出情報を構築し、 前記複数の信号の基本値の最大値を検出して記憶すると
    ともに、記憶されている前記基本値が繰返し範囲を超え
    て変化した場合に、前記拡張値をインクリメントまたは
    デクリメントするようにしたことを特徴とする移動体の
    位置検出方法。
  2. 【請求項2】 前記基本値が繰り返し範囲を超える場合
    に他の基本値を飛び越えた場合には、所定の規則に基づ
    いて前記拡張値のインクリメントまたはデクリメントを
    行うようにしたことを特徴とする請求項1に記載の移動
    体の位置検出方法。
  3. 【請求項3】 所定の位置を起点として前記拡張値をリ
    セットするようにしたことを特徴とする請求項1に記載
    の移動体の位置検出方法。
  4. 【請求項4】 装填されたディスクに対してデータの読
    み出し/記録を行うピックアップの移動に伴って生成さ
    れる複数の信号それぞれに対応して所定の数値が繰り返
    されるようにされる基本値と、前記基本値が繰返し範囲
    を超えて変化した場合にインクリメントまたはデクリメ
    ントされる拡張値を前記ピックアップの位置検出情報と
    して記憶することができる記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている位置検出情報に基づいて
    前記ピックアップの移動を制御するようにされている制
    御手段と、 を備えていることを特徴とするディスクドライブ装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記位置検出情報に基
    づいて、前記ピックアップの位置補正を行うようにした
    ことを特徴とする請求項4に記載のディスクドライブ装
    置。
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