JP2000229320A - コンクリ−ト残渣除去装置 - Google Patents

コンクリ−ト残渣除去装置

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JP2000229320A
JP2000229320A JP11031448A JP3144899A JP2000229320A JP 2000229320 A JP2000229320 A JP 2000229320A JP 11031448 A JP11031448 A JP 11031448A JP 3144899 A JP3144899 A JP 3144899A JP 2000229320 A JP2000229320 A JP 2000229320A
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JP
Japan
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rotary blade
roll
rotary
lower roll
concrete residue
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JP11031448A
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Shigeru Ikeda
田 茂 池
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Marunaka Tekkosho Inc
Original Assignee
Marunaka Tekkosho Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、凸形状に反ったコンクリ−ト型枠の
コンクリ−ト残渣除去に適したコンクリ−ト残渣除去装
置を提供することを目的としている。 【解決手段】コンクリ−ト残渣除去装置1は、型枠を挟
持して搬送する複数の下ロ−ルUN及び複数の上ロ−ルUP
と、前記型枠に付着しているコンクリ−ト残渣を除去す
る回転刃20と、複数の下ロ−ルUNの内の一つを構成し、
回転刃20の下方に位置する回転刃下ロールUN と、複
数の下ロ−ルUNの内の一つを構成し、回転刃下ロールUN
の前方に位置すると共に回転刃下ロールUN より低
い位置に配置される回転刃前下ロールUN10と、複数の
上ロ−ルUPの内の一つを構成し、回転刃前下ロールUN
10の上方に位置して、下方に弾性で付勢されると共に
上下方向に移動自在に支持される回転刃前上ロールUP
10とを設け、回転刃下ロールUN の上方に回転刃20
が位置すると共に下ロ−ルUN、上ロ−ルUPの内、少なく
とも、いずれか一方が駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、コンクリ−ト残渣除去装置に係
り、特に、下に凸形状に反ったコンクリ−ト型枠のコン
クリ−ト残渣除去に適したコンクリ−ト残渣除去装置に
関する。
【0002】
【先行技術】コンクリ−トを流し込んで固まらせるとき
に用いる枠板、所謂、「型枠」においては、型枠の再利
用を図るために、使用した型枠の表面に付着しているコ
ンクリ−ト残渣を、例えば、型枠を下ロールと上ロール
で挟持して搬送し、搬送される型枠の上面のコンクリ−
ト残渣を回転刃により除去することが考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した装置にあって
は、枠板に変形がない場合、支障を生じないが、型枠を
挟持して搬送する一方側の複数の下ロールの水平位置が
全て同じであるため、特に、下に凸形状に反ったコンク
リ−ト型枠のコンクリ−ト残渣を除去する際、型枠の下
面が下に凸形状に反った分、回転刃の下方に位置する下
ロールから離れ、離れた分回転刃に近づき、回転刃によ
り型枠自体を削ってしまい、削った部分の型枠を修復し
なければならず、作業性が良好でないという問題点が生
じた。本発明は、上述した問題点を除去するようにした
コンクリ−ト残渣除去装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のコンクリ−ト残渣除去装置は、型枠
を挟持して搬送する複数の下ロ−ル及び複数の上ロ−ル
と、前記型枠に付着しているコンクリ−ト残渣を除去す
る回転刃と、前記複数の下ロ−ルの内の一つを構成し、
前記回転刃の下方に位置する回転刃下ロールと、前記複
数の下ロ−ルの内の一つを構成し、前記回転刃下ロール
の前方に位置すると共に前記回転刃下ロールより低い位
置に配置される回転刃前下ロールと、前記複数の上ロ−
ルの内の一つを構成し、前記回転刃前下ロールの上方に
位置して、下方に弾性で付勢されると共に上下方向に移
動自在に支持される回転刃前上ロールとを設け、前記回
転刃下ロールの上方に前記回転刃が位置すると共に前記
下ロ−ル、前記上ロ−ルの内、少なくとも、いずれか一
方が駆動する。
【0005】また、請求項2記載のコンクリ−ト残渣除
去装置は、請求項1記載のコンクリ−ト残渣除去装置に
おいて、型枠に付着しているコンクリ−ト残渣を除去す
る回転研削機は、前記型枠の搬送方向に対して、順次、
回転刃前上ロール、回転刃、前記回転研削機となるよう
に、本体内に配置され、前記回転刃によって除去された
コンクリ−ト残渣と前記回転研削機によって除去された
コンクリ−ト残渣とを向かい合う方向となるように、前
記回転刃の回転方向を時計回り、前記回転研削機の回転
方向を反時計回りとし、前記回転刃と前記回転研削機と
の間に前記型枠から除去されたコンクリ−ト残渣を本体
外へ導く吸引口を臨ませている。
【0006】また、請求項3記載のコンクリ−ト残渣除
去装置は、請求項1記載のコンクリ−ト残渣除去装置に
おいて、複数の下ロ−ルの内の一つを構成し、回転刃下
ロールの後方に位置すると共に前記回転刃下ロールより
低い位置に配置された回転刃後下ロールと、複数の上ロ
−ルの内の一つを構成し、前記回転刃後下ロールの上方
に位置して、下方に弾性で付勢されると共に前記回転刃
後上ロールを上下方向に移動自在に支持される回転刃後
上ロールとを設けたものである。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例のコンクリ−ト残渣除去装
置について、図面を参照して説明する。1は、型枠2の
上面のコンクリ−ト残渣3を後述する回転刃20により除
去するコンクリ−ト残渣除去装置である(図1乃至図5
参照)。
【0008】型枠2は、コンクリ−トを流し込んで固ま
らせるときに用いる枠板で、型枠2は、複数の下ロ−ル
UN及び複数の上ロ−ルUPで挟持され、本体100 内を搬送
されるようになっている。なお、下ロ−ルUN、上ロ−ル
UPの内、少なくとも、いずれか一方が、駆動するように
なっており、本実施例では、下ロ−ルUNがモ−タ 101に
より駆動し、上ロ−ルUPが従動するようになっている。
【0009】図1に示すように、100 は本体で、Aは型
枠2を搬入する搬入部、Bは型枠2を搬出する搬出部で
あり、搬入部Aには、図5に示すように、型枠2の搬入
をガイドするガイドGと、このガイドGによりガイドさ
れた型枠2の両側面に付着したコンクリ−ト残渣3を除
去する除去部E、Eが設けられている。なお、ガイド
G、G及び除去部E、Eは、型枠2の幅の広狭に対応で
きるように型枠2の搬入方向に直交する方向にスライド
できるようになっている。
【0010】UN は回転刃下ロールで、回転刃下ロー
ルUN は、複数の下ロ−ルUNの内の一つを構成し、後
述する回転刃20の下方に位置する。又、UN10は回転刃
前下ロールで、回転刃前下ロールUN10は、複数の下ロ
−ルUNの内の一つを構成し、回転刃下ロール4の前方に
位置すると共に回転刃下ロールUN より低い位置(例
えば、本実施例では、h)に配置されている。又、UN
20は回転刃後下ロールで、回転刃後下ロールUN
20は、複数の下ロ−ルUNの内の一つを構成し、回転刃
下ロール4の後方に位置すると共に回転刃下ロール4よ
り低い位置(例えば、本実施例では、h)に配置されて
いる。
【0011】回転刃前下ロールUN10を回転刃下ロール
UN より低い位置に配置するために、本実施例では、
例えば、図7に示すように、回転刃前下ロールUN10
支持する回転刃前下ロール軸受けZ10を回転刃下ロー
ルUN を支持する回転刃下ロール軸受けZ より低い
位置に配置し、回転刃前下ロール軸受けZ10が位置す
る軸受けベ−スBの部分にのみスペーサSを介在させ、
スペーサSの厚み分、回転刃下ロール軸受けZ を回
転刃前下ロール軸受けZ10より高くしている。
【0012】回転刃前下ロールUN10を回転刃下ロール
UN より低い位置に配置する他の例としては、例え
ば、図14に示すように、軸受けベ−スB自体に凸部T
を設けても良く、又、図15、16に示すように、軸受
けベ−スBに回転刃前下ロール軸受けZ10を回動自在
に取り付け、バネ4により回転刃前下ロール軸受けZ
10をカム5に当接するようにし、所定量hを得た時点
でカム5を固定するようにしても良い。
【0013】回転刃後下ロールUN20も、前述の回転刃
前下ロールUN10と同様に、回転刃下ロールUN より
低い位置(例えば、本実施例では、h)に配置するため
に、本実施例では、例えば、回転刃後下ロールUN20
支持する回転刃後下ロール軸受けZ20を回転刃下ロー
ルUN を支持する回転刃下ロール軸受けZ より低い
位置(例えば、本実施例では、h)に配置し、回転刃前
下ロール軸受けZ が位置する軸受けベ−スBの部分
にのみスペーサSを介在させ、スペーサSの厚み分、回
転刃下ロール軸受けZ を回転刃後下ロール軸受けZ
20より高くしている。
【0014】回転刃後下ロールUN20を回転刃下ロール
UN より低い位置に配置する他の例としては、例え
ば、図14に示すように、軸受けベ−スB自体に凸部T
を設けても良く、又、図15に示すように、軸受けベ−
スBに回転刃後下ロール軸受けZ20を回動自在に取り
付け、バネ4により回転刃後下ロール軸受けZ20をカ
ム5に当接するようにし、所定量hを得た時点でカム5
を固定するようにしても良い。
【0015】上述した下ロ−ルUNの上方には、下ロ−ル
UNに対向するように上ロ−ルUPが設けられ、上ロールは
型枠2の上面に当接するようになっている。上ロ−ルUP
は、上ロ−ル昇降体6により下ロ−ルUNとの間隔を調整
できるようになっている。その調整は、例えば、図2及
び図3に示すように、モ−タ7、チェ−ン8を介して回
転する回転軸9に設けられた雄螺子を上ロ−ル昇降体6
内に設けられた雌螺子11に螺合させ、回転軸9を正逆に
回転させることにより、上ロ−ル昇降体6を昇降するよ
うにしている。このように、上ロールUPが下ロ−ルUNに
対して近づけたり遠ざけたりするのは、型枠2の厚み
が、例えば、厚み12mm〜 75mm と一定ではないため、厚
みの異なる各種の型枠2に対応できるようにするためで
ある。UP10は回転刃前上ロールで、回転刃前上ロール
UP10は複数の上ロ−ルUPの内の一つを構成し、回転刃
前下ロールUN10の上方に位置して、下方に弾性で付勢
されると共に上下方向に移動自在に支持されている。
【0016】上下方向に移動自在、つまり、上下方向に
移動を許容できるように、例えば、図8に示すように、
弾性部材(例えば、バネ12)を回転刃前上ロールUP10
の回転軸13に当接するようにして回転刃前上ロールUP
10の回転軸13を下方に押さえ付けるようにしている。
バネ12の弾性力は、上ロ−ル昇降体6に螺合させて設け
たボルト14の位置を調整、つまり、ボルト14の下端を下
げることにより、バネ12の弾性力は強くなり、ボルト14
の下端を上げることにより、バネ12の弾性力は弱くな
り、その位置は、ナット15で固定される。バネ12は、上
ロ−ル昇降体6内に設けられた収納部17に位置し、該収
納部17の開放端側は蓋18により閉じられている。蓋18
は、ボルト19により上ロ−ル昇降体6に固定される。
【0017】UP20は回転刃後上ロールで、回転刃後上
ロールUP20は複数の上ロ−ルUPの内の一つを構成し、
回転刃後下ロールUN20の上方に位置して、下方に弾性
で付勢されると共に上下方向に移動自在に支持されてい
る。上下方向に移動自在、つまり、上下方向に移動を許
容できるように、例えば、回転刃前上ロールUP10と同
様に、弾性部材(例えば、バネ)を回転刃後上ロールUP
20の回転軸(図示せず)に当接するようにして回転刃
後上ロールUP20の回転軸(図示せず)を下方に押さえ
付けるようにしている。
【0018】また、型枠2の搬送方向に対して、回転刃
前上ロールUP10の後方には、回転刃20が位置し、しか
も、回転刃20は、回転刃下ロールUN の上方に位置し
ている。この回転刃20は、型枠2に付着しているコンク
リ−ト残渣3を、例えば、図2に示すように、時計回り
に回転して除去するもので、例えば、図9乃至図11に
示すように、刃21を4個設け、刃21は刃21に設けた長孔
22に、座金W、ボルト23を介して本体24に取り付けられ
ている。刃21の後端は、調整ねじ25に当接するようにし
て刃21の出を調整している。
【0019】回転刃20は、回転刃昇降体30により昇降
し、回転刃下ロールUN との間隔を調整できるように
なっている。その調整は、例えば、ハンドル31を手動で
回転する回転軸32に設けられた雄螺子を回転刃昇降体30
に設けられた雌螺子33に螺合させ、回転軸32を正逆に回
転させることにより、回転刃昇降体30を昇降するように
している。ハンドル31の回転は、歯車G 、歯車G
を介して回転軸32に伝達されるようになっている。この
ように、回転刃20が回転刃下ロールUN に対して近づ
けたり遠ざけたりするのは、型枠2の厚みが、例えば、
厚み12mm〜 75mm と一定ではないため、厚みの異なる各
種の型枠2に対応できるようにするためである。
【0020】また、型枠2の搬送方向に対して、回転刃
20の後方には、回転刃後上ロールUP20が位置し、しか
も、回転刃後上ロールUP20は、回転刃後下ロールUN
20の上方に位置している。
【0021】40は回転研削機で、回転研削機40は、例え
ば、筒形状部材を切り起して板バネ42(板バネ42の代わ
りに、図示しないブラシを筒形状部材に取り付けても良
い。)に形成したもので、反時計回りに回転し、型枠2
の上面のコンクリ−ト残渣3を除去するものである。な
お、回転研削機40は、回転刃20とは別個に昇降するよう
になっている。昇降する手段は、回転刃20を昇降させる
手段と同様に、ハンドル32の回転を図示しない歯車を介
して図示しない回転軸を回転させ、該回転軸の雄螺子は
回転研削機40に設けた図示しない雌螺子に螺合してお
り、ハンドル32を手動で回転することにより、図示しな
い回転軸の回転を図示しない雌螺子に伝達させ、回転研
削機40を昇降するようにしている。
【0022】その結果、型枠2の搬送方向に対して、順
次、回転刃前上ロールUP10、回転刃20、回転研削機40
となるように、本体100 内に配置されることとなる。そ
して、回転刃20と回転研削機40との間には、例えば、図
2、図4、及び図6に示すように、型枠2から除去され
たコンクリ−ト残渣3を本体100 外へ導くダクト50の吸
引口51が臨むような構成となっている。
【0023】従って、回転刃前下ロールUN10と回転刃
前上ロールUP10で挟持されて搬送される型枠2の下部
を回転刃下ロールUN に当接させると共に該回転刃下
ロールUN の上に位置する回転刃20により型枠2の上
面のコンクリ−ト残渣3を除去することができる。
【0024】特に、回転刃下ロールUN は回転刃前下
ロールUN10より高い位置に配置され、その高低差(本
実施例では、例えば、h)は、予め反った型枠2の変形
量を見込んでいるため、下に凸形状に反った型枠2が回
転刃前下ロールUN10と回転刃前上ロールUP10で挟持
されて回転刃20に搬送された場合、回転刃前下ロールUN
10と回転刃前上ロールUP10で挟持されて搬送される
型枠2の下部が回転刃下ロールUN に当接する共に回
転刃下ロールUN と回転刃20の刃先の間隔を一定に保
って切削でき、プレッシャバ−のような部材を用いるこ
となく、しかも、設置スペ−スを取ることもなく、簡易
な手段により、型枠2自体を余分に削ることを防止する
ことができる。
【0025】なお、回転刃下ロールUN が回転刃前下
ロールUN10より高い位置に配置されている場合、回転
刃20に搬送される型枠2が反りの変形がなく、また、上
に凸形状に反っていても、型枠2の下部は回転刃下ロー
ルUN に当接し、回転刃下ロールUN と回転刃20の刃
先の間隔を一定に保って切削でき、型枠2が回転刃20で
切削されている間、回転刃前上ロールUN10は上下方向
に移動自在に支持されて移動を拘束されないため、型枠
2の搬送に支障を来すことなく、回転刃20の刃先で型枠
2の上面のコンクリ−ト残渣3を除去することができ
る。
【0026】回転刃20から出る際、つまり、型枠2の後
端側においては、回転刃下ロールUN は回転刃後下ロ
ールUN20より高い位置に配置され、その高低差(本実
施例では、例えば、h)は、予め反った型枠2の変形量
を見込んでいるため、下に凸形状に反った型枠2は回転
刃下ロールUN20に当接する共に回転刃下ロールUN
と回転刃20の刃先の間隔を一定に保って切削でき、切削
後、回転刃後下ロールUN20と回転刃後上ロールUP20
で挟持されて、回転刃20より支障なくすることができ
る。
【0027】回転刃20から出た型枠2は、回転研削機40
により型枠2の上面のコンクリ−ト残渣3が除去され
る。その際、回転刃20の回転方向は時計回り、回転研削
機40の回転方向は反時計回りとなっており、回転刃20に
よって除去されたコンクリ−ト残渣3と回転研削機40に
よって除去されたコンクリ−ト残渣3とを向かい合う方
向、つまり、本体100 内に向かうようにし、しかも、コ
ンクリ−ト残渣3を本体100 外へ導く吸引口51を回転刃
20と回転研削機40との間に臨ませているため、コンクリ
−ト残渣3が本体100 より飛散しないようにすることが
でき、清掃された型枠2を得ることができる。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載のコンクリ−ト残渣除去装
置によれば、回転刃前下ロールと回転刃前上ロールで挟
持されて搬送される型枠の下部を回転刃下ロールに当接
させると共に該回転刃下ロールの上に位置する回転刃に
より型枠の上面のコンクリ−ト残渣を除去することがで
きる。特に、回転刃下ロールは回転刃前下ロールより高
い位置に配置され、その高低差は、予め反った型枠の変
形量を見込んでいるため、下に凸形状に反った型枠が回
転刃前下ロールと回転刃前上ロールで挟持されて回転刃
に搬送された場合、回転刃前下ロールと回転刃前上ロー
ルで挟持されて搬送される型枠の下部が回転刃下ロール
に当接する共に回転刃下ロールと回転刃の刃先の間隔を
一定に保って切削でき、プレッシャバ−のような部材を
用いることなく、しかも、設置スペ−スを取ることもな
く、簡易な手段により、型枠自体を余分に削ることを防
止することができる。なお、回転刃下ロールが回転刃前
下ロールより高い位置に配置されている場合、回転刃に
搬送される型枠が反りの変形がなく、また、上に凸形状
に反っていても、型枠の下部は回転刃下ロールに当接
し、回転刃下ロールと回転刃の刃先の間隔を一定に保っ
て切削でき、型枠が回転刃で切削されている間、回転刃
前上ロールは上下方向に移動自在に支持されて移動を拘
束されないため、型枠の搬送に支障を来すことなく、回
転刃の刃先で型枠の上面のコンクリ−ト残渣を除去する
ことができる。
【0029】また、請求項2記載のコンクリ−ト残渣除
去装置によれば、前述した請求項1記載の発明の効果に
加え、回転刃の回転方向を時計回り、回転研削機の回転
方向を反時計回りとし、回転刃によって除去されたコン
クリ−ト残渣と回転研削機によって除去されたコンクリ
−ト残渣とを向かい合う方向、つまり、本体内に向かう
ようにし、しかも、コンクリ−ト残渣を本体外へ導く吸
引口を回転刃と回転研削機との間に臨ませているため、
コンクリ−ト残渣が本体より飛散しないようにすること
ができ、清掃された型枠を得ることができる。
【0030】また、請求項3記載のコンクリ−ト残渣除
去装置によれば、前述した請求項1記載の発明の効果に
加え、回転刃下ロールは回転刃後下ロールより高い位置
に配置され、その高低差は、予め反った型枠の変形量を
見込んでいるため、型枠の後端側において、下に凸形状
に反った型枠は回転刃下ロールに当接する共に回転刃下
ロールと回転刃の刃先の間隔を一定に保って切削でき、
切削後、回転刃後下ロールと回転刃後上ロールで挟持さ
れて、回転刃より支障なく搬出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例のコンクリ−ト残渣
除去装置の概略的側面図である。
【図2】図2は、図1のコンクリ−ト残渣除去装置の概
略的側断面図である。
【図3】図3は、図1のコンクリ−ト残渣除去装置の概
略的正面図である。
【図4】図4は、図1のXーX線による概略的断面図で
ある。
【図5】図5は、図1のコンクリ−ト残渣除去装置の概
略的一部平面図である。
【図6】図6は、図2の一部を抽出して示す概略的説明
図である。
【図7】図7は、図2の一部を抽出して示す概略的説明
図である。
【図8】図8は、図2の一部を抽出して示す概略的説明
図である。
【図9】図9は、図1の回転刃の概略的断面図である。
【図10】図10は、図9の回転刃の概略的一部拡大断
面図である。
【図11】図11は、図1の回転刃の概略的斜視図であ
る。
【図12】図12は、図1の回転研削機の概略的断面図
である。
【図13】図13は、図1の回転研削機の概略的斜視図
である。
【図14】図14は、図1の回転刃下ロールは回転刃後
下ロールより高い位置に配置される他の実施例を示す概
略的説明図である。
【図15】図15は、図14の回転刃下ロールは回転刃
後下ロールより高い位置に配置される他の実施例を示す
概略的説明図である。
【図16】図16は、図15の一部を拡大して示す概略
的説明図である。
【符号の説明】
1 コンクリ−ト残渣除去装置 20 回転刃 UN 複数の下ロ−ル UN 回転刃下ロール UN10 回転刃前下ロール UP 複数の上ロ−ル UP10 回転刃前上ロール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】型枠を挟持して搬送する複数の下ロ−ル及
    び複数の上ロ−ルと、 前記型枠に付着しているコンクリ−ト残渣を除去する回
    転刃と、 前記複数の下ロ−ルの内の一つを構成し、前記回転刃の
    下方に位置する回転刃下ロールと、 前記複数の下ロ−ルの内の一つを構成し、前記回転刃下
    ロールの前方に位置すると共に前記回転刃下ロールより
    低い位置に配置される回転刃前下ロールと、 前記複数の上ロ−ルの内の一つを構成し、前記回転刃前
    下ロールの上方に位置して、下方に弾性で付勢されると
    共に上下方向に移動自在に支持される回転刃前上ロール
    とを設け、前記回転刃下ロールの上方に前記回転刃が位
    置すると共に前記下ロ−ル、前記上ロ−ルの内、少なく
    とも、いずれか一方が駆動することを特徴とするコンク
    リ−ト残渣除去装置。
  2. 【請求項2】型枠に付着しているコンクリ−ト残渣を除
    去する回転研削機は、 前記型枠の搬送方向に対して、順次、回転刃前上ロー
    ル、回転刃、前記回転研削機となるように、本体内に配
    置され、 前記回転刃によって除去されたコンクリ−ト残渣と前記
    回転研削機によって除去されたコンクリ−ト残渣とを向
    かい合う方向となるように、前記回転刃の回転方向を時
    計回り、前記回転研削機の回転方向を反時計回りとし、 前記回転刃と前記回転研削機との間に前記型枠から除去
    されたコンクリ−ト残渣を本体外へ導く吸引口を臨ませ
    ていることを特徴とする請求項1記載のコンクリ−ト残
    渣除去装置。
  3. 【請求項3】複数の下ロ−ルの内の一つを構成し、回転
    刃下ロールの後方に位置すると共に前記回転刃下ロール
    より低い位置に配置された回転刃後下ロールと、 複数の上ロ−ルの内の一つを構成し、前記回転刃後下ロ
    ールの上方に位置して、下方に弾性で付勢されると共に
    前記回転刃後上ロールを上下方向に移動自在に支持され
    る回転刃後上ロールとを設けたことを特徴とする請求項
    1記載のコンクリ−ト残渣除去装置。
JP11031448A 1999-02-09 1999-02-09 コンクリ−ト残渣除去装置 Pending JP2000229320A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2985754A1 (fr) * 2012-01-17 2013-07-19 Cofframat Dispositif pour la revision de poutrelles de coffrage
CN114405902A (zh) * 2022-01-12 2022-04-29 张带利 一种建筑模板除杂装置

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