JP2000228657A - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JP2000228657A
JP2000228657A JP11028728A JP2872899A JP2000228657A JP 2000228657 A JP2000228657 A JP 2000228657A JP 11028728 A JP11028728 A JP 11028728A JP 2872899 A JP2872899 A JP 2872899A JP 2000228657 A JP2000228657 A JP 2000228657A
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JP11028728A
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Hiroaki Sudo
浩章 須藤
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 位相及び振幅に情報が重畳される変調方
式が用いられたマルチキャリア無線通信において、誤り
率特性を劣化させずに受信信号の位相及び振幅の補正を
行うこと。 【解決手段】 同期検波回路105によって位相及び振
幅が補正された受信信号に対して、軟判定回路107
が、レベル算出器106の出力である受信レベルを乗じ
て各サブキャリアの振幅値による重み付けを行ってか
ら、軟判定処理を行って受信シンボルをビットデータに
変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信装置に関し、
特に直交振幅変調を用いたマルチキャリア無線通信にお
ける受信装置及びその受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル移動体通信において、送信局
側によって位相のみに情報が重畳される変調方式によっ
て変調されている場合、受信局側は、受信した信号の位
相回転を補正する必要がある。
【0003】位相のみに情報が重畳される変調方式の代
表的なものとしては、QPSK(Quadrature
Phase Shift Keying)が挙げられ
る。
【0004】又、送信局によって位相及び振幅に情報が
重畳される変調方式によって変調されている場合、受信
局側は、受信した信号の位相のみならず振幅をも補正す
る必要がある。
【0005】位相及び振幅に情報が重畳される変調方式
の代表的なものとしては、直交振幅変調(Quadra
ture Amplitude Modulatio
n;以下、QAMという)が挙げられる。QAMには、
16値QAM、64値QAM、256値QAM、等の種
類がある。
【0006】QPSKのような位相のみに情報を重畳す
る変調方式では、多値化を進めるとI−Q平面上におけ
る信号点同士の間隔が狭くなるため、誤り率特性が劣化
する。よって、多値化が進むと思われる今後は、位相の
みならず振幅にも情報が重畳されるQAMがより多く利
用されると考えられる。
【0007】以下、図5から図7を用いて、QAMが用
いられた通信に対応し、位相のみならず振幅をも補正す
る従来の受信装置について説明する。図5は、従来の受
信装置の概略構成を示す要部ブロック図であり、図6
は、従来の受信装置の同期検波回路の概略構成を示す要
部ブロック図であり、図7は、従来の受信装置の軟判定
回路の概略構成を示す要部ブロック図である。
【0008】なお、以下に説明する従来の受信装置は、
16値QAMを用いたマルチキャリア無線通信に用いら
れる場合を示している。但し、簡便ため、図中では複数
系列の信号も一本の矢印で示す。又、無線信号には、送
信局によって、シンボル同期タイミング獲得のための既
知シンボルが挿入されているものとする。
【0009】図5において、アンテナ501は、無線信
号を受信し、受信部502は、受信信号に対して受信処
理を行い、タイミング制御部503は、受信部502に
おいて獲得されたシンボル同期タイミングに応じて各部
を制御し、高速フーリエ変換(Fast Fourie
r Transform;以下、FFTという)部50
4は、入力信号に対してFFT処理を行う。
【0010】なお、受信部502におけるシンボル同期
タイミング獲得に関しては、既に様々な方法が提案され
ており、ここでは詳細な説明は省略する。
【0011】同期検波回路505は、受信信号に対して
同期検波処理を行い、フェージング等により受信信号が
受けた位相回転及び振幅変動の影響を除去する。軟判定
部506は、同期検波処理後の受信信号を軟判定し、受
信シンボルをビット・データに変換して出力する。
【0012】復号部507は、軟判定によって得られた
受信信号のビット・データに対して誤り訂正処理を行
い、受信データを得る。なお、ここでの誤り訂正処理
は、ビタビ復号を用いるものとする。
【0013】又、同期検波回路505の概略構成を示す
図6において、既知シンボル抽出部601は、タイミン
グ制御部503から指示されるシンボル同期タイミング
に基づいて、受信信号から既知シンボル区間の信号を抽
出して乗算器602へ出力し、データシンボル区間の信
号は演算部607へ出力する。
【0014】ここで、受信信号中の既知シンボル区間に
おける信号In(nT)は、 In(nT)=P(nT)・A(nT)・exp(jΘ
(nT)) と表わすことができる。ただし、ここでP(nT)は既
知シンボルであり、A(nT)はフェージング等による
振幅変動であり、exp(jΘ(nT))はフェージン
グ等による位相回転量である。
【0015】乗算器602は、受信信号の既知シンボル
区間の信号に対して予め保持する既知シンボルを掛け合
わせ、フェージング等の影響によって受信信号が受けた
位相回転及び振幅変動を算出する。
【0016】ここで、乗算器602の出力をF(nT)
と表わすと、 F(nT)=In(nT)・P(nT) =P(nT)2・A(nT)・exp(jΘ(nT)) − と表わすことができ、ここで、P(nT)2=1となる
ため、式は、 F(nT)=A(nT)・exp(jΘ(nT)) と表わすことができる。
【0017】このように、乗算器602の出力は、A
(nT)とexp(jΘ(nT))のみで表現されるた
め、フェージング等の影響によって受信信号が受けた位
相回転及び振幅変動を表す信号を得ることになる。
【0018】2乗和算出部603は、既知シンボル抽出
部601の出力のI成分及びQ成分の二乗和を算出し、
受信信号の振幅変動の2乗値A2(nT)を得る。
【0019】除算器604は、乗算器602の出力をA
2(nT)で除する。除算器604の出力F(nT)’
は、 F(nT)’=F(nT)/A2(nT) ={A(nT)・exp(jΘ(nT))}/A2(nT) =exp(jΘ(nT))/A(nT) と表わすことができる。メモリ605は、除算器604
の出力F(nT)’を一時的に格納する。
【0020】スイッチ606は、タイミング制御部50
3から指示されるシンボル同期タイミングに基づいて、
受信信号のデータシンボル区間の信号が演算部607に
入力される間、メモリ605に格納された除算器604
の出力を演算部607に出力する。
【0021】演算部607は、除算部604の出力の共
役複素数を生成し、受信信号のデータシンボル区間の信
号に乗ずる。除算部604の出力F(nT)’の共役複
素数F(nT)*は、 F(nT)*=exp(−jΘ(nT))/A(nT) と表わすことができる。
【0022】送信されたデータシンボルをD(nT)と
すると、受信信号のデータシンボル区間の信号Din(n
T)は、 Din(nT)=D(nT)・A(nT)・exp(jΘ
(nT)) と表わすことができるため、演算部607の出力Dout
(nT)は、 Dout(nT)=Din(nT)・F(nT)* =D(nT)・A(nT)・exp(jΘ(nT)) ・{exp(−jΘ(nT))/A(nT)} =D(nT) − となる。
【0023】上記式においては、フェージング等の影
響による位相回転及び振幅変動を示す項が消えており、
データシンボルD(nT)の位相情報及び振幅情報のみ
が得られる。
【0024】ここで、16値QAM方式を用いた無線通
信においては、送信局から送信されるデータシンボル
は、I−Q平面上の16の信号点のいずれかを採るた
め、受信局において受信シンボルから位相回転及び振幅
変動を除去すると、I−Q平面上の16の信号点のいず
れかの信号点に帰着する。このように、同期検波処理に
よって、受信シンボルの送信時信号点が判明する。
【0025】このように、同期検波回路505は、受信
信号の位相及び振幅を補正し、受信シンボルをI−Q平
面上の送信時の信号点に戻すことができる。
【0026】又、軟判定回路506の概略構成を示す図
7において、しきい値Aは、信号点を(0,0)に戻す
ための基準値であり、しきい値Bは、同期検波信号のI
成分及びQ成分がI−Q平面において送信信号点より大
きいか小さいかを判定するためのしきい値であり、しき
い値Cは、振幅値の大きさ、すなわち送信信号点からど
の程度の間隔があるかを判定するためのしきい値であ
る。
【0027】軟判定回路506に入力された同期検波信
号は、切替器701によってI成分及びQ成分に分解さ
れる。
【0028】I成分は、量子化部706によってしきい
値Bと比較され、I成分がI−Q平面上で送信時信号点
より大きいか小さいかが判定され、ビット・データが出
力される。ここで、量子化部706〜709の分解能が
6ビットであるとすると、量子化部706の出力信号
は、受信シンボルのI成分の大小判定によって得られた
6ビットから成るビット・データである。
【0029】又、I成分は、絶対値算出部702によっ
て振幅の絶対値が算出され、減算器704によってしき
い値Aが減算され、送信時信号点のI成分が0に設定さ
れる。更に、量子化部707によってしきい値Cと比較
され、送信時信号点から受信シンボルまでのI成分方向
の距離が判定される。
【0030】このように、量子化部707の出力信号
は、受信シンボルの送信信号点からのI成分方向の振幅
値判定によって得られた6ビットから成るビット・デー
タである。
【0031】更に、Q成分も同様に処理され、量子化部
708の出力信号は、受信シンボルのQ成分の大小判定
によって得られた6ビットから成るビット・データであ
り、量子化部709の出力信号は、受信シンボルのQ成
分の振幅判定によって得られた6ビットから成るビット
・データである。
【0032】このように、軟判定回路506は、受信シ
ンボルから送信時信号点までのI−Q平面上の距離を判
定することによって、送信局においてマッピングされた
ビット・データを復元する。
【0033】以上述べてきたように、従来の受信装置
は、同期検波回路505によって受信信号の位相及び振
幅を補正することができるため、16QAM方式で変調
された信号を受信し、復調し、受信データを得ることが
できる。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
受信装置においては、マルチキャリア無線通信において
16QAM方式で変調された信号を受信する際に、ビタ
ビ復号の効果が低下し、誤り率特性が劣化するという問
題がある。以下に詳述する。
【0035】ビタビ復号における誤り訂正処理において
は、全サブキャリアの尤度の総和が最も低くなるパスが
選択される。
【0036】各サブキャリアの尤度は、各サブキャリア
の各シンボルの受信点と、同期検波回路によって検出さ
れた本来受信されるべき信号点と、のI−Q平面上での
距離であり、軟判定回路506によって得られる。
【0037】ところが、従来の受信装置では、既に述べ
たように、16値QAM方式で変調された無線信号を受
信し、同期検波処理において送信信号点を検出するため
には、位相のみならず振幅をも補正する必要がある。
【0038】受信信号の振幅の補正を行うことは、受信
レベルが落ち込んでいるサブキャリアの振幅も他のキャ
リア並のレベルに引き上げられることを意味する。この
ように振幅値が揃えられてしまうと、量子化部706〜
709によって算出される受信シンボルと送信時信号点
との距離、すなわち尤度、はいずれもサブキャリアにお
いても等しくなる。
【0039】よって、例えば受信レベルが落ち込んでい
るキャリアが存在する場合、量子化部706〜709に
おいて尤度を算出すると、振幅補正を行わなければ受信
レベルが落ち込んでいることによって高くなるはずの尤
度が実際よりも低い尤度が算出されることになる。
【0040】尤度が低いということは、受信レベルが良
好であることを意味する。したがって、実際は受信レベ
ルが悪いにもかかわらず受信レベルが良いという情報が
復号部507に伝えられてしまう。
【0041】このように、QAM方式の無線通信におい
て振幅補正を行う従来の受信装置は、軟判定回路におい
て、実際の受信状態を正確に反映していない尤度を算出
し、それら尤度に基づいてビタビ復号が行うため、誤り
率特性が劣化するという問題が生じる。
【0042】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、位相及び振幅に情報が重畳される変調方式が用い
られたマルチキャリア無線通信において、誤り率特性を
劣化させずに受信信号の位相及び振幅の補正を行う受信
装置を提供することを目的とする。
【0043】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、位相及
び振幅に情報が重畳される変調方式が用いられたマルチ
キャリア無線通信において、受信装置が、同期検波処理
によって位相及び振幅を補正し、I−Q平面上において
送信時の信号点を検出した後、受信シンボルに各サブキ
ャリアの振幅値を掛けて重み付けを行い、それから軟判
定によって実際の受信状態を反映した尤度を算出し、こ
れら尤度に対してビタビ復号を行うことである。
【0044】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様に係る受信装
置は、位相及び振幅に情報を重畳されて送信された信号
を受信する受信手段と、受信シンボルの位相回転及び振
幅変動を補正する同期検波手段と、この同期検波手段に
よって補正された受信シンボルを軟判定処理によってビ
ットデータに変換する量子化手段と、前記補正後の受信
シンボルが前記量子化手段によってビットデータに変換
される前段において、前記補正後の受信シンボルにこの
受信シンボルの受信時の振幅値を乗じる重み付け手段
と、を具備する構成を採る。
【0045】この構成によれば、位相及び振幅に情報が
重畳される変調方式を用いてマルチキャリア無線送信さ
れた信号を受信する際に、同期検波処理によって位相及
び振幅が補正された後の受信信号に対して、軟判定処理
を行う前に、各サブキャリアの振幅値に応じた重み付け
を行うことによって、ビタビ復号処理に実際の受信状態
を反映させることができるため、誤り率特性が劣化する
ことを防止することができる。
【0046】本発明の第2の態様に係る受信装置は、第
1の態様において、前記重み付け手段は、受信シンボル
の受信時の振幅値を平均化して搬送波毎の時間平均値を
算出する平均化部と、受信シンボルの受信時の振幅値
を、この受信シンボルが送られた搬送波についての前記
時間平均値を用いて正規化する正規化部と、を有する構
成を採る。
【0047】この構成によれば、各サブキャリアの振幅
値を同期検波処理後の受信信号に乗ずる前に、各サブキ
ャリアの振幅値の時間平均値で正規化し、各サブキャリ
アの振幅値の相対的な割合によって重み付けをするた
め、全サブキャリアの受信レベルが全体的に落ち込んで
いる場合でも、量子化時の分解能が下がることを防止
し、正しいビットデータを得ることができる。
【0048】本発明の第3の態様に係る受信装置は、第
2の態様において、前記量子化手段は、前記平均化部の
出力を任意のしきい値と大小判定する判定部と、異なる
大きさの二つのしきい値と、前記平均化部の出力が前記
しきい値より小さい時は前記二つのしきい値のうち小さ
い方の値を選択し、前記平均化部の出力が前記しきい値
より大きい時は前記二つのしきい値のうち大きい方の値
を選択する選択部と、を有する構成を採る。
【0049】この構成によれば、全サブキャリアの受信
レベルが全体的に落ち込んだ場合に、量子化に用いるし
きい値を小さい値に変えるため、量子化時の分解能を維
持し、正しいビットデータを得ることができる。又、除
算器を用いずに省いた量子化時の分解能が下がることを
防止し、正しいビットデータを得ることができるため、
ハードウェア規模を簡素化することができる。
【0050】本発明の第4の態様に係る通信端末装置
は、第1の態様から第3の態様のいずれかにおける受信
装置を具備する構成を採る。
【0051】この構成によれば、位相及び振幅に情報が
重畳される変調方式が用いられたマルチキャリア無線通
信において、誤り率特性を劣化させずに受信信号の位相
及び振幅の補正を行うことができる。
【0052】本発明の第5の態様に係る基地局装置は、
第1の態様から第3の態様のいずれかにおける受信装置
を具備する構成を採る。
【0053】この構成によれば、位相及び振幅に情報が
重畳される変調方式が用いられたマルチキャリア無線通
信において、誤り率特性を劣化させずに受信信号の位相
及び振幅の補正を行うことができる。
【0054】本発明の第6の態様に係る受信方法は、位
相及び振幅に情報を重畳されて送信された信号を受信す
る受信工程と、受信シンボルの位相回転及び振幅変動を
補正する同期検波工程と、この同期検波工程によって補
正された受信シンボルを軟判定処理によってビットデー
タに変換する量子化工程と、前記補正後の受信シンボル
が前記量子化工程によってビットデータに変換される前
段において、前記補正後の受信シンボルにこの受信シン
ボルの受信時の振幅値を乗じる重み付け工程と、を具備
するようにした。
【0055】この方法によれば、位相及び振幅に情報が
重畳される変調方式を用いてマルチキャリア無線送信さ
れた信号を受信する際に、同期検波処理によって位相及
び振幅が補正された後の受信信号に対して、軟判定処理
を行う前に、各サブキャリアの振幅値に応じた重み付け
を行うことによって、ビタビ復号処理に実際の受信状態
を反映させることができるため、誤り率特性が劣化する
ことを防止することができる。
【0056】本発明の第7の態様に係る受信方法は、第
6の態様において、前記重み付け工程は、受信シンボル
の受信時の振幅値を平均化して搬送波毎の時間平均値を
算出する平均化工程と、受信シンボルの受信時の振幅値
を、この受信シンボルが送られた搬送波についての前記
時間平均値を用いて正規化する正規化工程と、を有する
ようにした。
【0057】この方法によれば、各サブキャリアの振幅
値を同期検波処理後の受信信号に乗ずる前に、各サブキ
ャリアの振幅値の時間平均値で正規化し、各サブキャリ
アの振幅値の相対的な割合によって重み付けをするた
め、全サブキャリアの受信レベルが全体的に落ち込んで
いる場合でも、量子化時の分解能が下がることを防止
し、正しいビットデータを得ることができる。
【0058】本発明の第8の態様に係る受信方法は、第
7の態様において、前記量子化工程は、前記平均化工程
の出力を任意のしきい値と大小判定し、前記平均化工程
の出力が前記しきい値より小さい時はしきい値の大きさ
を小さくし、前記平均化工程の出力が前記しきい値より
大きい時はしきい値の大きさを大きくするようにした。
【0059】この方法によれば、全サブキャリアの受信
レベルが全体的に落ち込んだ場合に、量子化に用いるし
きい値を小さい値に変えるため、量子化時の分解能を維
持し、正しいビットデータを得ることができる。又、除
算器を用いずに省いた量子化時の分解能が下がることを
防止し、正しいビットデータを得ることができるため、
ハードウェア規模を簡素化することができる。
【0060】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0061】なお、以下のいずれの実施の形態において
も、本発明の受信装置が16値QAMを用いたマルチキ
ャリア無線通信に用いられる場合を示している。但し、
簡便ため、図中では複数系列の信号も一本の矢印で示
す。又、無線信号には、送信局によって、シンボル同期
タイミング獲得のための既知シンボルが挿入されている
ものとする。
【0062】(実施の形態1)本実施の形態に係る受信
装置は、同期検波後の受信信号に振幅変動に応じた重み
付けを行うものである。
【0063】以下、図1及び図2を用いて、本実施の形
態に係る受信装置について説明する。図1は、本発明の
実施の形態1に係る受信装置の概略構成を示す要部ブロ
ック図であり、図2は、本発明の実施の形態1に係る受
信装置の軟判定回路の概略構成を示す要部ブロック図で
ある。
【0064】図1において、アンテナ101は、無線信
号を受信し、受信部102は、受信信号に対して受信処
理を行い、タイミング制御部103は、受信部102に
おいて獲得されたシンボル同期タイミングに応じて各部
を制御し、FFT部104は、入力信号に対してFFT
処理を行う。
【0065】なお、受信部102におけるシンボル同期
タイミング獲得に関しては、既に様々な方法が提案され
ており、ここではいずれの方法でも構わないものとす
る。
【0066】同期検波回路105は、受信信号に対して
同期検波処理を行い、フェージング等により受信信号が
受けた位相回転及び振幅変動の影響を除去する。なお、
ここでの位相及び振幅の補正に関しては、既に述べた従
来の受信装置と同様の構成及び方法を採るため、ここで
は詳細な説明は省略する。
【0067】レベル算出器106は、FFT処理後の受
信信号から各サブキャリアの受信レベルを算出する。
【0068】軟判定回路107は、同期検波処理後の受
信信号に対して受信レベルに応じた重み付けを行ってか
ら軟判定を行い、ビット・データを出力する。詳しくは
後述する。
【0069】復号部108は、軟判定によって得られた
受信信号のビット・データに対して誤り訂正処理を行
い、受信データを得る。なお、ここでの誤り訂正処理
は、ビタビ復号を用いるものとする。
【0070】次いで、上記構成を有する受信装置の動作
について説明する。
【0071】まず、アンテナ101及び受信部102に
よって受信された受信信号は、受信部102によって受
信処理がされ、シンボル同期タイミングが検出される。
検出されたシンボル同期タイミングは、タイミング制御
部103によって、FFT部104及び同期検波回路1
05に指示される。
【0072】次いで、FFT部104によって各サブキ
ャリアがFFT処理される。FFT処理後の受信信号
は、同期検波回路105によって同期検波処理され、フ
ェージング等により受けた位相回転及び振幅変動の影響
が除去される。又、レベル算出器106によって、FF
T処理後の受信信号の受信レベルが算出される。
【0073】同期検波処理された受信信号は、軟判定回
路107によって各サブキャリア毎に受信レベルに応じ
た重み付けがされた後、送信時信号点に対して軟判定さ
れ、ビット・データに変換されて出力される。
【0074】ビット・データに変換された受信信号は、
復号部108によって、ビタビ復号による誤り訂正処理
が行われ、受信データが得られる。
【0075】次いで、図2を用いて、本実施の形態に係
る軟判定回路の構成及び動作について説明する。
【0076】図2において、しきい値Aは、信号点を
(0,0)に戻すための基準値であり、しきい値Bは、
同期検波信号のI成分及びQ成分がI−Q平面において
送信信号点より大きいか小さいかを判定するためのしき
い値であり、しきい値Cは、振幅値の大きさ、すなわち
送信信号点からどの程度の間隔があるかを判定するため
のしきい値である。
【0077】切替器201は、入力された同期検波信号
をI成分及びQ成分に分解する。絶対値算出部206及
び207は、同期検波信号のI成分及びQ成分それぞれ
の絶対値を算出し、減算器208及び209は、同期検
波信号のI成分及びQ成分それぞれからしきい値Aを減
算処理し、送信時信号点のI成分及びQ成分を0に設定
する。
【0078】乗算器202〜205は、量子化される前
の各信号に対して、レベル算出器106の出力である受
信レベルを乗じ、各サブキャリアの振幅値による重み付
けを行う。
【0079】ここで、乗算器202〜205に入力され
る各信号は、同期検波回路105によって振幅の補正が
行われているため、各サブキャリアの受信レベルの大き
さを問わず、いずれのサブキャリアから派生した信号で
も同じ振幅値を有している。
【0080】したがって、乗算器202〜205によっ
て各サブキャリアの受信レベルを乗じて、各信号の振幅
値をそれぞれのサブキャリアの受信レベルの大きさに比
例した大きさにすることによって、実際の受信状態を反
映した重み付けを行うことができる。
【0081】量子化部210は、乗算器202の出力と
しきい値Bとを比較し、I成分がI−Q平面上で送信時
信号点より大きいか小さいかが判定し、ビット・データ
を出力する。ここで、量子化部210〜213の分解能
が6ビットであるとすると、量子化部210の出力信号
は、受信シンボルのI成分の大小判定によって得られた
6ビットから成るビット・データである。
【0082】量子化部211は、乗算器203の出力と
しきい値Cとを比較し、送信時信号点から受信シンボル
までのI成分方向の距離を判定し、6ビットから成るビ
ット・データを出力する。
【0083】量子化部212は、Q成分に関して量子化
部210と同様の処理を行い、量子化部213は、Q成
分に関して量子化部211と同様の処理を行う。
【0084】このように、軟判定回路107は、各サブ
キャリアの振幅値に応じて重み付けされた受信シンボル
から送信時信号点までのI−Q平面上の距離を判定する
ことによって、送信局においてマッピングされたビット
・データを復元する。
【0085】これらビット・データは、復号部108に
よってビタビ復号され誤り訂正処理が行われる。ここ
で、ビタビ復号は尤度が最も低いパス、すなわち受信シ
ンボルから送信時信号点までのI−Q平面上の距離が最
も短いパス、を選択するため、軟判定回路107におい
て各サブキャリアの振幅値に応じた重み付けを行うこと
によって、復号部108は実際の受信状態に基づいてビ
タビ復号を行うことができる。
【0086】このように、本実施の形態によれば、QA
M方式を用いてマルチキャリア無線送信された信号を受
信する際に、同期検波処理によって位相及び振幅が補正
された後の受信信号に対して、軟判定処理を行う前に、
各サブキャリアの振幅値に応じた重み付けを行うことに
よって、ビタビ復号処理に実際の受信状態を反映させる
ことができるため、誤り率特性が劣化することを防止す
ることができる。
【0087】(実施の形態2)本実施の形態に係る受信
装置は、実施の形態1と同様の構成を有し、但し同期検
波処理後の信号に乗ずる各サブキャリアの振幅値を、各
サブキャリアの振幅値の時間平均値で予め正規化するも
のである。
【0088】以下、図3を用いて、本実施の形態に係る
受信装置について説明する。図3は、本発明の実施の形
態2に係る受信装置の軟判定回路の概略構成を示す要部
ブロック図である。なお、実施の形態1と同様の構成に
は同一の符号を付し、詳しい説明は省略する。
【0089】実施の形態1において、例えばAGCが正
しく動作しなかった場合等に、全サブキャリアの受信レ
ベルが全体的に落ち込み、乗算器202〜205による
重み付けが全体的に小さくなってしまうと、量子化部2
10〜213における分解能が下がり、正しいビットデ
ータを得ることができなくなる。
【0090】そこで、本実施の形態では、乗算器202
〜205における重み付けは受信シンボルの受信時の振
幅値をそのまま掛け合わせなくても、相対的なサブキャ
リア毎の割合を掛けることができれば、本発明の重み付
けの効果は得られることに鑑み、各サブキャリアの振幅
値を各サブキャリアの振幅値の時間平均値で除した値を
重み付けに用いる。
【0091】図3において、平均化器301は、各サブ
キャリアの振幅値の時間平均値を算出する。平均化する
時間は任意でよい。除算器302は、各サブキャリアの
振幅値を、平均化器301の出力である各サブキャリア
の振幅値の時間平均値で除算処理し、各サブキャリアの
振幅値を正規化し、各サブキャリアの振幅値の相対的な
割合を乗算器202〜205に入力する。
【0092】このように、本実施の形態によれば、各サ
ブキャリアの振幅値を同期検波処理後の受信信号に乗ず
る前に、各サブキャリアの振幅値の時間平均値で正規化
し、各サブキャリアの振幅値の相対的な割合によって重
み付けをするため、全サブキャリアの受信レベルが全体
的に落ち込んでいる場合でも、量子化時の分解能が下が
ることを防止し、正しいビットデータを得ることができ
る。
【0093】(実施の形態3)本実施の形態に係る受信
装置は、実施の形態1と同様の構成を有し、但し各サブ
キャリアの平均振幅値の大きさによって量子化に用いる
しきい値を変えるものである。
【0094】以下、図4を用いて、本実施の形態に係る
受信装置について説明する。図4は、本発明の実施の形
態3に係る受信装置の軟判定回路の概略構成を示す要部
ブロック図である。なお、実施の形態2と同様の構成に
は同一の符号を付し、詳しい説明は省略する。
【0095】本実施の形態においては、全サブキャリア
の受信レベルが全体的に落ち込んだ場合に、量子化に用
いるしきい値を小さい値に変えることによって、量子化
部210〜213における分解能を維持し、正しいビッ
トデータを得る。
【0096】なお、本実施の形態において、しきい値D
は、平均振幅値の大小判定に用いる任意のしきい値であ
る。又、しきい値B1及びB2は、実施の形態1及び2
におけるしきい値Bと同様の役割を持つしきい値であ
り、ここでは、しきい値B1>しきい値B2とする。同
様に、しきい値C1及びC2は、実施の形態1及び2に
おけるしきい値Cと同様の役割を持つしきい値であり、
ここでは、しきい値C1>しきい値C2とする。
【0097】図4において、減算器401は、平均化器
301の出力である各サブキャリアの平均振幅値としき
い値Dとを減算処理し、判定器402が大小判定する。
【0098】判定器402における判定結果はスイッチ
403及び404の切替を制御し、各サブキャリアの平
均振幅値が任意のしきい値Dよりも大きい場合はしきい
値B1及びしきい値C1が用いられ、各サブキャリアの
平均振幅値が任意のしきい値Dよりも小さい場合はしき
い値B2及びしきい値C2が用いられる。
【0099】このように、本実施の形態によれば、全サ
ブキャリアの受信レベルが全体的に落ち込んだ場合に、
量子化に用いるしきい値を小さい値に変えるため、量子
化時の分解能を維持し、正しいビットデータを得ること
ができる。
【0100】又、除算器を用いない構成によって量子化
時の分解能が下がることを防止し、正しいビットデータ
を得ることができるため、実施の形態2に比べてハード
ウェア規模を簡素化することができる。
【0101】なお、上記実施の形態1〜3においては、
本発明の受信装置を16値QAMを用いたマルチキャリ
ア無線通信に適用する場合について述べたが、本発明の
受信装置は、この場合に限られるものではなく、位相及
び振幅に除法が重畳されている変調方式であれば16値
QAM以外の変調方式にも適用することができ、又、シ
ングルキャリア無線通信にも適用することができる。但
し、フェージングによって受ける影響を考慮すれば、マ
ルチキャリア無線通信に用いることが好ましい。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
位相及び振幅に情報が重畳される変調方式が用いられた
マルチキャリア無線通信において、誤り率特性を劣化さ
せずに受信信号の位相及び振幅の補正を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る受信装置の概略構
成を示す要部ブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係る受信装置の軟判定
回路の概略構成を示す要部ブロック図
【図3】本発明の実施の形態2に係る受信装置の軟判定
回路の概略構成を示す要部ブロック図
【図4】本発明の実施の形態3に係る受信装置の軟判定
回路の概略構成を示す要部ブロック図
【図5】従来の受信装置の概略構成を示す要部ブロック
【図6】従来の受信装置の同期検波回路の概略構成を示
す要部ブロック図
【図7】従来の受信装置の軟判定回路の概略構成を示す
要部ブロック図
【符号の説明】
105 同期検波回路 106 レベル算出器 107 軟判定回路 202〜205 乗算器 301 平均化器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位相及び振幅に情報を重畳されて送信さ
    れた信号を受信する受信手段と、受信シンボルの位相回
    転及び振幅変動を補正する同期検波手段と、この同期検
    波手段によって補正された受信シンボルを軟判定処理に
    よってビットデータに変換する量子化手段と、前記補正
    後の受信シンボルが前記量子化手段によってビットデー
    タに変換される前段において、前記補正後の受信シンボ
    ルにこの受信シンボルの受信時の振幅値を乗じる重み付
    け手段と、を具備することを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】 前記重み付け手段は、受信シンボルの受
    信時の振幅値を平均化して搬送波毎の時間平均値を算出
    する平均化部と、受信シンボルの受信時の振幅値を、こ
    の受信シンボルが送られた搬送波についての前記時間平
    均値を用いて正規化する正規化部と、を有することを特
    徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 【請求項3】 前記量子化手段は、前記平均化部の出力
    を任意のしきい値と大小判定する判定部と、異なる大き
    さの二つのしきい値と、前記平均化部の出力が前記しき
    い値より小さい時は前記二つのしきい値のうち小さい方
    の値を選択し、前記平均化部の出力が前記しきい値より
    大きい時は前記二つのしきい値のうち大きい方の値を選
    択する選択部と、を有することを特徴とする請求項2記
    載の受信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の受信装置を具備することを特徴とする通信端末装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の受信装置を具備することを特徴とする基地局装置。
  6. 【請求項6】 位相及び振幅に情報を重畳されて送信さ
    れた信号を受信する受信工程と、受信シンボルの位相回
    転及び振幅変動を補正する同期検波工程と、この同期検
    波工程によって補正された受信シンボルを軟判定処理に
    よってビットデータに変換する量子化工程と、前記補正
    後の受信シンボルが前記量子化工程によってビットデー
    タに変換される前段において、前記補正後の受信シンボ
    ルにこの受信シンボルの受信時の振幅値を乗じる重み付
    け工程と、を具備することを特徴とする受信方法。
  7. 【請求項7】 前記重み付け工程は、受信シンボルの受
    信時の振幅値を平均化して搬送波毎の時間平均値を算出
    する平均化工程と、受信シンボルの受信時の振幅値を、
    この受信シンボルが送られた搬送波についての前記時間
    平均値を用いて正規化する正規化工程と、を有すること
    を特徴とする請求項6記載の受信方法。
  8. 【請求項8】 前記量子化工程は、前記平均化工程の出
    力を任意のしきい値と大小判定し、前記平均化工程の出
    力が前記しきい値より小さい時はしきい値の大きさを小
    さくし、前記平均化工程の出力が前記しきい値より大き
    い時はしきい値の大きさを大きくすることを特徴とする
    請求項7記載の受信方法。
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