JP2000223166A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JP2000223166A
JP2000223166A JP11023275A JP2327599A JP2000223166A JP 2000223166 A JP2000223166 A JP 2000223166A JP 11023275 A JP11023275 A JP 11023275A JP 2327599 A JP2327599 A JP 2327599A JP 2000223166 A JP2000223166 A JP 2000223166A
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達人 堀内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単かつ容易に、しかも安価に多量生産し
て、しかも、信頼性を向上する。 【解決手段】 電源装置は、端部にセンサーリード14
を突出させている複数本の電源モジュール1と、複数の
電源モジュール1を、互いに平行に保持しているホルダ
ーケース2と、このホルダーケース2に保持される電源
モジュール1の端部に位置して、ホルダーケース2に連
結されてなるエンドプレート3とを備える。隣接する電
源モジュール1のセンサーリード14が、エンドプレー
ト3において、互いに連結されている。さらに、電源装
置は、電源モジュール1のセンサーリード14を、隣接
する電源モジュール1のセンサーリード14まで延長し
て、隣接する電源モジュール1のセンサーリード14
を、エンドプレート3において直接に連結している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、ハイブ
リッド自動車や電気自動車等の自動車を駆動するモータ
ーの電源用に使用される大電流用の電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車走行用のモーターを駆動する電源
に使用される大電流用の電源装置は、多数の電池を直列
に接続して出力電圧を高くしている。駆動モーターの出
力を大きくするためである。この種の用途に使用される
電源装置は、極めて大きな電流が流れる。たとえば、ハ
イブリッド自動車等では、スタートするときや加速する
ときに、電池の出力で自動車を加速するので、極めて大
きな電流が流れる。大電流の用途に使用される電源装置
は、電池の状態、とくに電池温度をセンサーで検出しな
がら充放電させることが大切である。電池温度の異常な
上昇が、電池性能を著しく低下させるからである。
【0003】電池温度を検出するために、互いに直列に
連結される電池は、表面に温度によって抵抗値が変化す
るPTC等の温度センサーを固定している。温度センサ
ーは、全ての電池の温度を検出することを理想とする。
温度が検出されない電池が含まれると、温度検出されな
い電池温度が異常に高くなったときに、電池を保護でき
ないからである。自動車の電源装置に使用するものは、
出力を大きくするために、多数の電池が直列に接続され
る。このため、全ての電池に設けている温度センサーの
リード線を別々に取り出すと、極めて多数になって温度
管理する回路が複雑になる。たとえば、200個の二次
電池を直列に接続する電源装置が、全ての電池温度を別
々に検出するように設計すると、電源装置から、少なく
とも201本のリード線を取り出す必要がある。
【0004】全ての電池に設けている温度センサーを、
互いに直列に接続する電源装置は、直列の数に関係な
く、2本のリード線でいずれかの電池温度が異常に高く
なったことを検出できる。たとえば、温度センサーにP
TCを使用して、いずれかの電池温度がPTCの設定温
度よりも高くなると、直列に接続された電気抵抗が著し
く増加する。
【0005】このことを実現するために、多数の電池を
内蔵している電源装置は、図1の概略断面図に示すよう
に、電源モジュール1に設けた温度センサー13に接続
しているセンサーリード14を、センサー連結板25で
連結して、互いに直列に接続している。この図に示す電
源装置は、複数の電源モジュール1を保持しているホル
ダーケースの端部に、絶縁状態でセンサー連結板25を
固定し、このセンサー連結板25の両端に隣接する電源
モジュール1のセンサーリード14を止ネジ35で固定
している。
【0006】図1に示す構造で電源モジュール1を連結
している電源装置は、図2に示すように、電源モジュー
ル1を保持しているホルダーケースの端部に、プラスチ
ック製のエンドプレート3を固定し、このエンドプレー
ト3に、金属板であるセンサー連結板25を固定して、
センサー連結板25を絶縁状態で定位置に配設できる。
この構造の電源装置は、たとえば、特開平10−270
094号公報に記載される。この構造の電源装置は、図
3の斜視図に示すように、プラスチック製のエンドプレ
ート3の背面にセンサー連結板25を固定する必要があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上の構造の電源装置
は、エンドプレート3に固定しているセンサー連結板2
5の両端に、電源モジュール1のセンサーリード14を
止ネジ35で連結して、互いに直列に連結できる。しか
しながら、この構造の電源装置は、全ての電源モジュー
ル1の両端に設けているセンサーリード14を、センサ
ー連結板25に止ネジ35で固定する必要があるので、
電源モジュール1の本数の2倍もの部分で、センサーリ
ード14をセンサー連結板25にネジ止する必要があ
る。電源モジュール1の本数は相当に多く、たとえば、
図2と図3に示すエンドプレート3の電源装置は、16
本の電源モジュール1を内蔵するので、32箇所でセン
サーリード14をセンサー連結板25にネジ止する必要
がある。このため、組み立てに手間がかかって、製造コ
ストが高くなる欠点がある。また、センサーリード14
の連結部分は、接触不良等が発生しやすいために、連結
部分の数が多いと信頼性を高くするのが難しい。万一に
も、センサーリード14の接続部分で接触不良が発生す
ると、電源モジュール1が異常であると間違って判定さ
れて、電源装置を正常に使用できなくなる。自動車等の
用途に使用される電源装置は、極めて高い信頼性が要求
される。それは、電源装置の故障は自動車の走行を停止
させるからである。
【0008】本発明は、従来のこのような問題を解消す
ることを目的に開発されたものである。本発明の重要な
目的は、簡単かつ容易に、しかも安価に多量生産できる
と共に、信頼性を向上できる電源装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電源装置は、端
部にセンサーリード14を突出させている複数本の電源
モジュール1と、複数の電源モジュール1を、互いに平
行に保持しているホルダーケース2と、このホルダーケ
ース2に保持される電源モジュール1の端部に位置し
て、ホルダーケース2に連結されてなるエンドプレート
3とを備える。隣接する電源モジュール1のセンサーリ
ード14が、エンドプレート3において、互いに連結さ
れている。さらに、電源装置は、電源モジュール1のセ
ンサーリード14を、隣接する電源モジュール1のセン
サーリード14まで延長して、隣接する電源モジュール
1のセンサーリード14を、エンドプレート3において
直接に連結している。
【0010】本発明の請求項2の電源装置は、エンドプ
レート3にセンサー連結板25を固定しており、このセ
ンサー連結板25に、隣接する電源モジュール1のセン
サーリード14を止ネジ35で固定している。
【0011】本発明の請求項3の電源装置は、エンドプ
レート3が、互いに積層されてなる本体部3Aとカバー
部3Bとを備える。本体部3Aは電源モジュール1に対
向する側に、カバー部3Bは本体部3Aの背面に配設し
て積層されている。電源モジュール1のセンサーリード
14は、本体部3Aを貫通して、本体部3Aの背面に固
定されたセンサー連結板25に連結されている。
【0012】本発明の請求項4の電源装置は、本体部3
Aの背面に、電源モジュール1の電極端子5を連結する
バスバー4を固定している。このバスバー4の背面に、
表面を絶縁皮膜36で被覆しているセンサーリード14
を配設している。
【0013】本発明の請求項5の電源装置は、電源モジ
ュール1が、一方の電極端子5側に長くセンサーリード
14を突出させて、他方の電極端子5側のセンサーリー
ド14を短くしている。長いセンサーリード14を短い
センサーリード14側に延長して、+−電極端子5に突
出しているセンサーリード14を接続している。
【0014】本発明の請求項6の電源装置は、電源モジ
ュール1を、複数の二次電池6を直線状に連結したもの
としている。電源モジュール1は、二次電池6の+−の
電極を、金属板を介して、あるいは金属板を介すること
なく直接に溶着して直線状に連結している。
【0015】本発明の請求項7の電源装置は、センサー
リード14を、電源モジュール1の電池6の表面に配設
されてなる、温度によって抵抗が変化する素子に接続し
ている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するための電源装置を例示するもの
であって、本発明は電源装置を以下のものに特定しな
い。
【0017】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する
番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決
するための手段の欄」に示される部材に付記している。
ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材
に特定するものでは決してない。
【0018】電源装置は、図4に示すように、複数の電
源モジュール1を平行に保持するホルダーケース2と、
このホルダーケース2の端部に位置して、ホルダーケー
ス2に収納された電源モジュール1の端部に設けられた
電極端子5にネジ止めして固定されるバスバー4と、こ
のバスバー4を定位置に配設してホルダーケース2の端
部に固定されるエンドプレート3とを備える。
【0019】電源モジュール1は、複数の二次電池、あ
るいは静電容量の大きなスーパーキャバシタを直線状に
接続したもので、図の電源モジュール1は、6本の二次
電池6を、直線状に直列に連結している。スーパーキャ
バシタを使用する電源モジュールは、複数のスーパーキ
ャバシタを並列に接続している。ただし、電源モジュー
ルは1本の二次電池やスーパーキャバシタで構成するこ
ともできる。図4に示す電源モジュール1は、円筒型の
二次電池6を皿状接続体7で直線状に連結している。電
源モジュール1の両端には、正極端子と負極端子からな
る電極端子5を連結している。
【0020】図4に示す電源装置の回路図を図5に示
す。この図に示す電源装置は8列×2段の電源モジュー
ル1を内蔵しており、各電源モジュール1は直列に接続
している。各電源モジュール1を接続するバスバー4
は、ヒューズ8を介して電源モジュール1の電圧を検出
するためのリード線9を接続している。
【0021】皿状接続体7が電池6を直線状に連結する
構造を、図6と図7に示している。この構造の電源モジ
ュール1は、皿状接続体7の円盤部7Aを、円筒型電池
6の正極に溶接して接続している。皿状接続体7の円盤
部7Aは、円筒型電池6の正極に溶接するプロジェクシ
ョン7aを設けている。皿状接続体7のプロジェクショ
ン7aが正極に溶接されるとき、プロジェクション7a
の上面に溶接用電極棒が押圧される。皿状接続体7と円
筒型電池6とのショートを阻止するために、皿状接続体
7と円筒型電池6との間に、リング状に絶縁体10が挟
着される。
【0022】さらに、皿状接続体7は、フランジ部7B
の内側に円筒型電池6を挿入して、フランジ部7Bを円
筒型電池6の負極である外装缶6Aに溶接する。フラン
ジ部7Bも、円盤部7Aと同じように、内面に設けたプ
ロジェクション7aを外装缶6Aに溶接する。このと
き、フランジ部7Bには、プロジェクション7aの外側
に溶接用電極棒が押圧される。
【0023】直列に連結される電池6は、皿状接続体7
を使用することなく、図8の断面図に示すように、U曲
したリード板11の対向面を互いに溶接して連結するこ
ともできる。この図の電源モジュール1は、電池6を放
電させる方向に、大電流をパルス通電して、U曲したリ
ード板11の対向面を溶着する。リード板11は、たと
えば、1KAの電流を約15ミリ秒間流す大電流パルス
通電で溶着できる。
【0024】さらに、電池6は、図9の断面図に示すよ
うに、電池6の+−の電極の間に金属板12を挟着する
状態で、電池6を放電させる方向に大電流パルス通電処
理をして、金属板12を電池6の電極に溶着することも
できる。
【0025】さらにまた、図10に示すように、電池6
の間に金属板を挟着することなく、電池6の+−の電極
を直接に溶着することもできる。この電池6は、正極端
子である封口板の上部表面に円錐状の突起を設け、この
突起を隣接する電池6の負極端子に大電流パルス通電し
て溶接している。
【0026】図8ないし図10に示すように、皿状接続
体7を使用しないで、直接に電池6の+−の電極を溶接
して連結し、あるいは、+−の電極を金属板の両面に直
接に溶接して連結している電源モジュール1は、電池間
の電気抵抗を極めて小さくできる。また、電池6の連結
強度を強くできる特長もある。
【0027】互いに直列に連結された電源モジュール1
は、図11と図12に示すように、電池6の正極側には
正極端子5Aを接続し、負極側には負極端子5Bを接続
する。正極端子5Aの中央凸部と、負極端子5Bは、図
13と図14の斜視図で示すように、四角柱状に成形し
ている。正極端子5Aの中央凸部と、負極端子5Bとを
四角柱状とするのは、エンドプレート3に設けた開口窓
20に嵌入して、複数の電源モジュール1を位置決めし
て接続するためである。正極端子5Aと負極端子5Bで
ある電極端子5は、バスバー4を連結する雌ネジ孔5a
を中心に設けている。
【0028】電源モジュール1の二次電池6は、ニッケ
ル−水素電池である。ただ、電源モジュール1の二次電
池6は、ニッケル−カドミウム電池やリチウムイオン二
次電池等を使用することもできる。
【0029】電源モジュール1は、図4と図15に示す
ように、各電池6の表面に温度センサー13を固定して
いる。温度センサー13は、電池温度を検出できる素子
である。この温度センサー13は、好ましくは、電池温
度で電気抵抗が変化するにPTCである。各電池6の表
面に固定される温度センサー13は、センサーリード1
4を介して直列に、直線状に連結されて、電源モジュー
ル1の表面に縦方向に延長して固定される。温度センサ
ー13とセンサーリード14は、表面を被覆する熱収縮
チューブ等で電池6の表面に固定される。
【0030】センサーリード14は、電源モジュール1
の両端から端部を突出させている。互いに接続されるセ
ンサーリード14は、一方が長く突出し、他方が短く突
出している。長く突出するセンサーリード14の端部
を、図15に示すように、隣接して配設される電源モジ
ュール1の短く突出するセンサーリード14に直接に連
結するためである。
【0031】図15に示す電源モジュール1は、上段に
配設される電源モジュール1のセンサーリード14を左
端で長く延長して、下段に配設する電源モジュール1の
センサーリード14を左端で短くしている。上段の電源
モジュール1のセンサーリード14を、下段の電源モジ
ュール1のセンサーリード14まで延長して連結するた
めである。この状態でセンサーリード14を連結する電
源モジュール1は、+側でセンサーリード14を長く突
出している電源モジュール1と、−側でセンサーリード
14を長く突出している電源モジュール1とを上段に交
互に水平に並べて、長く突出するセンサーリード14を
下方に折り曲げて延長する。
【0032】図16に示すように、上段の電源モジュー
ル1のセンサーリード14を全て下方に接続して連結す
る構造では、+側のセンサーリード14が長い電源モジ
ュール1と、−側のセンサーリード14が長い電源モジ
ュール1との2種類の電源モジュール1を使用する。図
示しないが、交互に上下でセンサーリードを連結する構
造の電源装置は、+側または−側の一方にのみセンサー
リードを長く突出させている1種類の電源モジュールを
使用して、全ての温度センサーを直列に連結できる。
【0033】2種類の電源モジュール1を使用する電源
装置は、図16に示すように、上段の電源モジュール1
のセンサーリード14を折曲して下方に延長して、下段
の電源モジュール1のセンサーリード14に直接に接続
する。上下の電源モジュール1のセンサーリード14
は、エンドプレート3の本体部3Aに貫通して設けられ
た連結孔27を通過して、本体部3Aの背面に配設され
るセンサー連結板25に一緒に止ネジ35で固定され
る。
【0034】本体部3Aの定位置に配設されるセンサー
連結板25は、止ネジ35をねじ込む雌ネジ孔を有す
る。雌ネジ孔の上に、上下段の電源モジュール1のセン
サーリード14の端部を重ね、両センサーリード14の
先端に設けた貫通孔に止ネジ35を入れて、センサー連
結板25に固定する。センサー連結板25に隣接する電
源モジュール1のセンサーリード14を止ネジ35で連
結することによって、隣接する電源モジュール1のセン
サーリード14は、エンドプレート3において連結して
固定される。
【0035】センサーリード14は、折曲できる薄い金
属板で、センサー連結板25に連結される端部を除い
て、他の部分の表面を絶縁皮膜36で被覆している。こ
の構造のセンサーリード14は、図16に示すように、
本体部3Aに固定される他の金属板等に接触しても電気
的にショートすることがない。このため、センサーリー
ド14と他の金属板との間を特別に絶縁することなく、
簡単に連結できる。隣接する電源モジュール1のセンサ
ーリード14は、エンドプレート3において直接に連結
される。
【0036】ホルダーケース2は、図17の分解斜視図
において上下に図示している蓋ケース2Aと、上下の蓋
ケース2Aの間に配設される中間ケース2Bとを備え
る。蓋ケース2Aと中間ケース2Bは、全体をプラスチ
ックで成形している。蓋ケース2Aと中間ケース2B
は、電源モジュール1を挟着して定位置に保持するため
に、ホルダーリブ15を一体成形している。図に示す蓋
ケース2Aと中間ケース2Bは、両端縁と中間に、複数
列のホルダーリブ15を平行に設けている。ホルダーリ
ブ15は、蓋ケース2Aの内面と、中間ケース2Bの両
面に設けられる。ホルダーリブ15は、円筒状の電源モ
ジュール1を定位置に保持するために、電源モジュール
1の外形に沿って湾曲している半円状の保持凹部15A
を設けている。円筒状の電源モジュール1は、保持凹部
15Aに嵌着されて、定位置に挟着状態で保持される。
ホルダーリブ15は、保持凹部15Aに沿ってゴム状弾
性体の緩衝パッキン16を連結して、電池6の耐衝撃性
を向上できる。図17のホルダーケース2は、2列のホ
ルダーリブ15に緩衝パッキン16を連結している。緩
衝パッキン16は、図18に示すように、ホルダーリブ
15に沿う形状に成形している。ホルダーリブ15に緩
衝パッキン16を連結しているホルダーケース2は、緩
衝パッキン16に振動を吸収させて、電池6を振動から
防止できる。
【0037】ホルダーリブ15は、電源モジュール1の
表面に凸条の状態で突出している温度センサー13とセ
ンサーリード14を案内するためのガイド溝17を、保
持凹部15Aの底部に設けている。温度センサー13と
センサーリード14を保持凹部15Aに入れて、ホルダ
ーリブ15は保持凹部15Aで電源モジュール1を挟着
して定位置に保持する。
【0038】以上の構造のホルダーケース2は、以下の
状態で組み立てて、電源モジュール1を平行に保持す
る。 下側の蓋ケース2Aを水平に置いて、ホルダーリブ
15の保持凹部15Aに電源モジュール1を入れて平行
に並べる。図の蓋ケース2Aは、ホルダーリブ15に8
列に電源モジュール1を並べる。電源モジュール1は、
両端面を同一平面とするように、ホルダーリブ15に並
べる。このとき、電源モジュール1の表面に突出してい
る温度センサー13とセンサーリード14を、ホルダー
リブ15のガイド溝17に案内する。 下側の蓋ケース2Aに中間ケース2Bを載せる。中
間ケース2Bは、下面に突出しているホルダーリブ15
の保持凹部15Aに、電源モジュール1を入れて、決め
られた位置に積層される。 中間ケース2Bの上面に突出しているホルダーリブ
15の保持凹部15Aに電源モジュール1を入れて平行
に並べる。このときも、電源モジュール1の両端が同一
平面となるように、電源モジュール1を並べる。 上側の蓋ケース2Aを、電源モジュール1の上に載
せて、蓋ケース2Aを定位置に積層する。この状態で、
蓋ケース2Aの下面に突出しているホルダーリブ15
は、保持凹部15Aに電源モジュール1が案内される。 上下の蓋ケース2Aを連結ネジ(図示せず)で連結
して、上下の蓋ケース2Aと中間ケース2Bとを連結し
て固定する。連結ネジは上下の蓋ケース2Aと中間ケー
ス2Bを貫通して、これ等を連結する。連結ネジは、上
下の蓋ケース2Aの四隅部とその中間を連結する。
【0039】以上の状態で、定位置に電源モジュール1
を保持しているホルダーケース2に、エンドプレート3
が固定される。エンドプレート3は、ホルダーケース2
の電源モジュール1を直列に接続するバスバー4を内蔵
している。バスバー4を定位置に保持するエンドプレー
ト3は、図19と図20の分解斜視図に示すように、互
いに積層状態で連結される本体部3Aとカバー部3Bを
備える。本体部3Aとカバー部3Bは、プラスチックで
別々に一体成形して製造される。本体部3Aは、電源モ
ジュール1と対向する側に配設され、カバー部3Bは本
体部3Aの背面に配設される。
【0040】本体部3Aは、電源モジュール1を直列に
連結するバスバー4を背面に配設している。ここに配設
されるバスバー4は、本体部3Aとカバー部3Bとの間
に挟着されて、エンドプレート3の定位置に保持され
る。
【0041】図の本体部3Aは、バスバー4を定位置に
保持するためのバスバー嵌着凹部18を背面に成形して
いる。バスバー嵌着凹部18は、金属板であるバスバー
4を定位置に嵌着できるように、長方形のバスバー4の
外形にほぼ等しく、正確にはこれよりも多少大きな長方
形である。図19と図20の斜視図、および図21に示
す本体部3Aは、バスバー嵌着凹部18を、横方向に延
長して設けている。本明細書において、バスバー4の縦
横は、バスバー4の長手方向を横方向とし、この方向と
直交する方向を縦方向とする。図16と図22に示す本
体部3Aは、バスバー嵌着凹部18を縦方向に延長して
設けている。さらに、図23に示す本体部3Aは、縦横
に延長してバスバー嵌着凹部18を設けている。バスバ
ー嵌着凹部18は、ここにバスバー4を嵌着して、バス
バー4で電源モジュール1を直列に連結する。
【0042】バスバー嵌着凹部18の開口部には、バス
バー4が出るのを阻止するストッパ爪19を一体成形し
て設けている。ストッパ爪19は、バスバー嵌着凹部1
8の開口部から内側に突出して設けられる。図に示すス
トッパ爪19は、バスバー嵌着凹部18の開口部にあっ
て、長辺のほぼ中央に内側に突出して設けられる。スト
ッパ爪19の突出高さを大きくすると、バスバー4はバ
スバー嵌着凹部18から出難くなるが、バスバー4をバ
スバー嵌着凹部18に入れるのが難しくなる。反対に、
ストッパ爪19を低くすると、バスバー4をバスバー嵌
着凹部18に入れやすくなるが、バスバー4がバスバー
嵌着凹部18から出やすくなる。ストッパ爪19は、バ
スバー4をスムーズにバスバー嵌着凹部18に入れるこ
とができて、バスバー嵌着凹部18に入れたバスバー4
が出るのを効果的に阻止できるように、バスバー嵌着凹
部18の開口部から内側に突出して設けられる。
【0043】図2に示すホルダーケース2は、上下2段
で、各段に8列の電源モジュール1を収納している。こ
の電源モジュール1は、一方のエンドプレート3に横方
向に内蔵されるバスバー4で一端を直列に連結して、他
方のエンドプレート3に縦方向に内蔵されるバスバー4
で直列に連結して、図24の概略図に示すように、全て
の電源モジュール1を直列に連結する。したがって、ホ
ルダーケース2の一方の端部に固定されるエンドプレー
ト3は、図19、図20及び図21に示すように、バス
バー4を横方向に内蔵しており、ホルダーケース2の他
方の端部に固定されるエンドプレート3は、図22に示
すように、バスバー4を縦方向に内蔵している。図23
に示すように、縦横にバスバー嵌着凹部18を設けてい
る本体部3Aは、ホルダーケース2の両端に固定でき
る。
【0044】本体部3Aは、バスバー嵌着凹部18の両
端部に、バスバー4を電源モジュール1の電極端子5に
連結する開口窓20を開口している。開口窓20は、電
池6の電極に固定している電極端子5を回転しない状態
で嵌入できる形状に開口される。図に示す電源モジュー
ル1は、方形状の電極端子5を両端に固定している。こ
の電極端子5を嵌入するために、開口窓20は電極端子
5の外形にほぼ等しく、正確には電極端子5よりも多少
大きな内形に開口されている。この構造の本体部3A
は、電源モジュール1の電極端子5を開口窓20に嵌入
して、電源モジュール1を回転しないように保持して、
バスバー4を連結できる。
【0045】さらに、図に示す本体部3Aは、リード線
を定位置に保持するリード線溝21を設けている。リー
ド線溝21は、ホルダーケース2の長手方向に延長し
て、背面のほぼ中央に設けられる。リード線溝21の開
口部にも、リード線が出るのを阻止するストッパ爪22
を設けている。ストッパ爪22は、リード線溝21の開
口部の対向する位置に配設される。対向するストッパ爪
22の間隔は、リード線の太さにほぼ等しい。このスト
ッパ爪22は、リード線をリード線溝21に入れやす
く、リード線がリード線溝21から出難くできる。
【0046】リード線は、各電源モジュール1の電圧を
検出するために、ヒューズ8を介してバスバー4に接続
される。本体部3Aは、ヒューズ8を定位置に配設する
ために、ヒューズ凹部23を設けている。ヒューズ凹部
23はリード線溝21に連結して設けられる。ヒューズ
凹部23とバスバー嵌着凹部18との間の壁には、ヒュ
ーズ8をバスバー4に連結するリード板を配設する切欠
24を設けている。
【0047】さらに、図19ないし図22に示す本体部
3Aは、センサー連結板25を定位置に保持する連結板
嵌着凹部26を背面に設けている。連結板嵌着凹部26
は、バスバー嵌着凹部18の下方に隣接して設けられ
る。連結板嵌着凹部26に嵌入されるセンサー連結板2
5は、電源モジュール1に固定される温度センサー13
を直列に連結する。隣接する電源モジュール1のセンサ
ーリード14がセンサー連結板25に連結されて、全て
の温度センサー13は直列に連結される。
【0048】センサーリード14をセンサー連結板25
に連結するために、本体部3Aは、センサーリード14
を通過させる連結孔27を貫通して設けている。連結孔
27は、開口窓20の外側であって、電源モジュール1
から突出するセンサーリード14を通過できる位置に開
口している。電源モジュール1から突出するセンサーリ
ード14は、本体部3Aの連結孔27を通過してセンサ
ー連結板25に止ネジ35で連結される。
【0049】互いに直列に接続された温度センサー13
は、リード線を介して、外部に検出信号を出力する。い
ずれかの温度センサー13が、電池温度が異常に高くな
ったことを検出すると、温度センサー13からの信号を
外部に接続している保護回路等で処理して、たとえば、
電池6の充放電電流を制限し、あるいは、電流を遮断し
て電池6を保護する。
【0050】本体部3Aは、カバー部3Bを定位置に保
持するために、背面に突出して周縁に沿って周壁28を
一体成形して設けている。周壁28のある本体部3A
は、カバー部3Bを正確に位置ずれしないように積層し
て固定できる。さらに、周壁28の内側に、カバー部3
Bと防水カバー29の両方を積層して定位置に連結して
固定できる。また、周壁28の内側に、防水カバー29
を連結して固定する構造は、防水カバー29の外周と周
壁28の内面とを防水構造として、エンドプレート3を
確実に防水構造にできる特長もある。
【0051】カバー部3Bは、本体部3Aの背面に積層
して固定されて、バスバー嵌着凹部18とリード線溝2
1の開口部を閉塞する。この状態で、本体部3Aとカバ
ー部3Bは、バスバー4とリード線とを挟着する状態
で、定位置に保持する。本体部3Aにカバー部3Bを連
結して固定する状態で、バスバー4とセンサー連結板2
5とリード線とは、定位置にセットされて外部に出るこ
とはない。カバー部3Bは外形を、本体部3Aに設けた
周壁28の内形にほぼ等しくしている。ここに嵌入し
て、カバー部3Bを本体部3Aの定位置に積層するため
である。
【0052】図19と図20に示すカバー部3Bは、本
体部3Aに設けている開口窓20と同じ位置に開口窓2
0を開口している。このエンドプレート3は、本体部3
Aとカバー部3Bの両方の対向する位置に開口窓20を
開口して、エンドプレート3に内蔵されるバスバー4を
電源モジュール1の電極端子5に止ネジ30で連結でき
る。ただ、本発明の電源装置は、必ずしもカバー部に開
口窓を設ける必要はない。それは、本体部のバスバー嵌
着凹部にバスバーをセットして、カバー部を本体部に固
定しない状態で、バスバーを電源モジュールの電極端子
に止ネジで連結し、その後に、本体部にカバー部を連結
して固定することもできるからである。開口窓のないカ
バー部は、バスバー嵌着凹部の開口部を完全に閉塞でき
る。また、カバー部を外して、バスバーを単独で交換で
きる特長もある。
【0053】さらに、開口窓のないカバー部3Bは、図
25に示すように、センサーリード14をカバー部3B
の背面に延長して接続すると、本体部3Aに固定される
他の金属板等に接触することがない。したがって、セン
サーリード14を絶縁皮膜等で被覆することなく、電気
的にショートするのを防止できる特長がある。
【0054】さらに、カバー部3Bは、電源モジュール
1のセンサーリード14をセンサー連結板25に連結す
るための切欠部31を外周に設けている。切欠部31
は、開口窓20の外側に配設される。そして、カバー部
3Bは、外周と開口窓20の周縁に沿って、凸条を一体
成形して設けている。凸条は、カバー部3Bを補強する
と共に、開口窓20や切欠部31からエンドプレート3
の内部に水等が侵入するのを有効に防止する。
【0055】図19と図20のカバー部3Bは、リード
線を外部にエンドプレート3から引き出すための引出開
口32を両端部に開口している。リード線溝21にセッ
トされたリード線は、引出開口32から外部に引き出さ
れる。
【0056】カバー部3Bを本体部3Aの周壁28に嵌
入して連結できるように、カバー部3Bは、ストッパ凸
部33を外周面に一体成形して設けている。図に示すカ
バー部3Bは、全体の形状を方形状としているカバー部
3Bの各辺に、複数個のストッパ凸部33を突出するよ
うに成形している。このストッパ凸部33を案内するス
トッパ凹部34は、本体部3Aの周壁28の内面に設け
られる。カバー部3Bは、ストッパ凸部33をストッパ
凹部34に案内して、本体部3Aの定位置に連結して固
定される。この図のエンドプレート3は、カバー部3B
にストッパ凸部33を設けて、本体部3Aにストッパ凹
部34を設けているが、カバー部にストッパ凹部を、本
体部にストッパ凸部を設けて、カバー部を本体部の定位
置に連結することもできる。また、本体部の周壁内面に
のみストッパ凸部を設けて、このストッパ凸部よりも内
側にカバー部を押し込んで、カバー部を本体部に連結す
ることもできる。
【0057】以上の嵌着構造で、カバー部3Bと本体部
3Aとを連結しているエンドプレート3は、カバー部3
Bを本体部3Aに簡単かつ容易に、しかも迅速に脱着し
て連結できる特長がある。ただ、カバー部は、スポット
溶着、局部的な接着、ネジ止等の構造で本体部に連結す
ることもできる。
【0058】カバー部3Bの外側面に積層される防水カ
バー29はプラスチック板で、外周の形状を、本体部3
Aの周壁28の内側形状にほぼ等しく成形して、リード
線の引出切欠29Aと、電源コードを取出穴29Bとを
開口している。
【0059】
【発明の効果】本発明の電源装置は、簡単かつ容易に、
しかも安価に多量生産できると共に、信頼性を向上でき
る特長がある。それは、本発明の電源装置が、電源モジ
ュールの端部から突出するセンサーリードを、隣接する
電源モジュールのセンサーリードまで延長して、互いに
隣接する電源モジュールのセンサーリードを、エンドプ
レートにおいて直接に連結しているからである。この構
造の電源装置は、互いに接続されるセンサーリードの連
結部分を少なくできるので、簡単に組み立てして製造コ
ストを低減できることに加えて、連結部分における接触
不良の発生を極減して信頼性を高くできる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電源装置の概略断面図
【図2】図1に示す電源装置のセンサーリードの連結構
造を示す背面図
【図3】従来の電源装置のエンドプレートの斜視図
【図4】本発明の実施例の電源装置の分解斜視図
【図5】本発明の実施例の電源装置の回路図
【図6】図4に示す電源装置に内蔵される電源モジュー
ルの側面図
【図7】図6に示す電源モジュールの電池の連結構造を
示す分解断面図
【図8】電源モジュールの電池の連結構造の他の一例を
示す断面図
【図9】電源モジュールの電池の連結構造の他の一例を
示す断面図
【図10】電源モジュールの電池の連結構造の他の一例
を示す断面図
【図11】図6に示す電源モジュールの正極側の電極端
子の連結構造を示す分解断面図
【図12】図6に示す電源モジュールの負極側の電極端
子の連結構造を示す分解断面図
【図13】図10に示す正極端子の拡大斜視図
【図14】図11に示す負極端子の拡大斜視図
【図15】本発明の実施例の電源装置のセンサーリード
の連結構造を示す概略断面図
【図16】図15に示す電源装置のセンサーリードの連
結構造を示す正面図
【図17】図2に示す電源装置のホルダーケースの分解
斜視図
【図18】図17に示すホルダーケースのホルダーリブ
に連結される緩衝パッキンの拡大斜視図
【図19】図2に示す電源装置のエンドプレートの分解
斜視図
【図20】図19に示すエンドプレートを組み立てる状
態を示す分解斜視図
【図21】図19に示すエンドプレートのセンサーリー
ドの連結状態を示す平面図
【図22】図16に示すエンドプレートの本体部を示す
平面図
【図23】エンドプレートの本体部の他の一例を示す平
面図
【図24】複数の電源モジュールをバスバーで直列に連
結する状態を示す概略斜視図
【図25】エンドプレートのバスバーと電源モジュール
との連結構造を示す断面図
【符号の説明】
1…電源モジュール 2…ホルダーケース 2A…蓋ケース 2
B…中間ケース 3…エンドプレート 3A…本体部 3
B…カバー部 4…バスバー 5…電極端子 5A…正極端子 5
B…負極端子 5a…雌ネジ孔 6…電池 6A…外装缶 7…皿状接続体 7A…円盤部 7
B…フランジ部 7a…プロジェクション 8…ヒューズ 9…リード線 10…絶縁体 11…リード板 12…金属板 13…温度センサー 14…センサーリード 15…ホルダーリブ 15A…保持凹部 16…緩衝パッキン 17…ガイド溝 18…バスバー嵌着凹部 19…ストッパ爪 20…開口窓 21…リード線溝 22…ストッパ爪 23…ヒューズ凹部 24…切欠 25…センサー連結板 26…連結板嵌着凹部 27…連結孔 28…周壁 29…防水カバー 29A…引出切欠 2
9B…取出穴 30…止ネジ 31…切欠部 32…引出開口 33…ストッパ凸部 34…ストッパ凹部 35…止ネジ 36…絶縁皮膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高崎 良治 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3D035 AA04 5H020 AA01 AS06 AS11 DD02 DD08 DD13 5H030 AA09 AS06 AS08 FF22

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部にセンサーリード(14)を突出させて
    いる複数本の電源モジュール(1)と、複数本の電源モジ
    ュール(1)を、互いに平行に保持するホルダーケース(2)
    と、このホルダーケース(2)に保持される電源モジュー
    ル(1)の端部に位置して、ホルダーケース(2)に連結され
    るエンドプレート(3)とを備え、隣接する電源モジュー
    ル(1)のセンサーリード(14)が、エンドプレート(3)にお
    いて互いに連結されてなる電源装置において、 電源モジュール(1)のセンサーリード(14)が、隣接する
    電源モジュール(1)のセンサーリード(14)まで延長され
    て、隣接する電源モジュール(1)のセンサーリード(14)
    が、エンドプレート(3)で直接に連結されてなることを
    特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】 エンドプレート(3)にセンサー連結板(2
    5)を固定しており、このセンサー連結板(25)に、隣接す
    る電源モジュール(1)のセンサーリード(14)が止ネジ(3
    5)で固定されてなる請求項1に記載される電源装置。
  3. 【請求項3】 エンドプレート(3)が、互いに積層され
    てなる本体部(3A)とカバー部(3B)とを備え、本体部(3A)
    は電源モジュール(1)に対向する側に、カバー部(3B)は
    本体部(3A)の背面に配設して積層されており、電源モジ
    ュール(1)のセンサーリード(14)が、本体部(3A)を貫通
    して、本体部(3A)の背面に固定されたセンサー連結板(2
    5)に連結されてなる請求項1に記載される電源装置。
  4. 【請求項4】 本体部(3A)の背面に、電源モジュール
    (1)の電極端子(5)を連結するバスバー(4)を固定してお
    り、このバスバー(4)の背面に、表面を絶縁皮膜(36)で
    被覆しているセンサーリード(14)を配設している請求項
    3に記載される電源装置。
  5. 【請求項5】 電源モジュール(1)が、一方の電極端子
    (5)側に長くセンサーリード(14)を突出させて、他方の
    電極端子(5)側のセンサーリード(14)を短くしており、
    長いセンサーリード(14)を短いセンサーリード(14)側に
    延長して、+−電極端子(5)に突出しているセンサーリ
    ード(14)を接続している請求項1に記載される電源装
    置。
  6. 【請求項6】 電源モジュール(1)が、複数の二次電池
    (6)を直線状に連結しており、二次電池(6)の+−の電極
    が、金属板を介して、あるいは金属板を介することなく
    直接に溶着されてなる請求項1に記載される電源装置。
  7. 【請求項7】 センサーリード(14)が、電源モジュール
    (1)の電池(6)の表面に配設されてなる、温度によって抵
    抗が変化する素子に接続されてなる請求項1に記載され
    る電源装置。
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