JP2000221863A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000221863A
JP2000221863A JP11027003A JP2700399A JP2000221863A JP 2000221863 A JP2000221863 A JP 2000221863A JP 11027003 A JP11027003 A JP 11027003A JP 2700399 A JP2700399 A JP 2700399A JP 2000221863 A JP2000221863 A JP 2000221863A
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Japan
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arm
process cartridge
coupling
image forming
projection
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JP11027003A
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English (en)
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Hideyuki Takemoto
英行 竹本
Takeshi Motohashi
武 本橋
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置の前部筐体の開閉にプロセスカ
ートリッジ内の感光体等に駆動力を伝えるカップリング
の接離を連動させる際に、連動機構をなす突起によって
操作者が怪我をするおそれをなくす。 【解決手段】 画像形成装置の前部筐体である前フレー
ム8を閉めたときにカップリング2B、11B、60
A、60Bが接合し、前フレーム8を開放したときには
カップリング2B〜60Bを解除する機構の一部をな
す、前フレーム8に設けるアーム押さえ部材80の先端
を前フレーム8から離し、これと摺接、当接するアーム
63の第2アーム70を、前フレーム8の側板8A(プ
ロセスカートリッジ31)側に臨む側縁を段付き形状と
する。段部に位置する平坦部71に連ならせて曲折部7
2を設け、曲折部72を側板8Aから離れる方へ湾曲さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレーザプリンタ、デ
ジタル複写機、普通紙ファックス等の画像形成装置、特
に装置本体内に作像手段を有するプロセスカートリッジ
を備え、このプロセスカートリッジの着脱を前部筐体の
開放により行うようにした画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、フルカラーレーザプリンタの概
略中央断面図、図2は、図1の装置において前部筐体で
ある前フレームを開け、プロセスカートリッジを回転さ
せた状態の概略中央断面図である。このプリンタは、ベ
ルト状の感光体1を回転ローラ2、3により回動可能に
支持し、図中の矢印Aの方向に回転駆動する。感光体1
の外周部には、帯電装置4、除電ランプL、感光体用の
クリーニングブレード15Aが配置してある。帯電装置
4の感光体回転方向下流位置には、レーザ書き込みユニ
ット5より発したレーザ光5Dを照射する光書き込み部
がある。光書き込み部より感光体回転方向下流位置に
は、複数の現像器を切り換え自在に備えた多色現像装置
6が配置してある。多色現像装置6は、収容するトナー
の色ごとに、イエロー現像ユニット、マゼンタ現像ユニ
ット、シアン現像ユニットを備えている。多色現像器6
の上部には黒色トナーを収容した黒現像ユニット7を備
え、これら現像ユニットのいずれか一つが、対応する色
の現像タイミングに同期して現像可能な位置に移動す
る。
【0003】レーザ書き込みユニット5において、図示
を省略したレーザ光源からの光は、モータ5Aにより回
転駆動するポリゴンミラー5Bにより走査し、fθレン
ズ5C及びミラー5F等を経て、感光体1に至り、帯電
した感光体1上に書き込み情報に対応した潜像を形成す
る。感光体1上の潜像は、上述の現像器で現像し、トナ
ーによる顕像を感光体1の表面に形成、保持させる。
【0004】また感光体1はその上部が中間転写ベルト
10に接している。中間転写ベルト10は、回転ローラ
11、12に回転可能に支持してある。感光体1上のト
ナー像は、中間転写ベルト10の裏側にあるバイアス手
段13により、中間転写ベルト10の表面に転写する。
感光体1は1色ごとにクリーニングし、所定の色のトナ
ー像を順次感光体1上に形成し、その都度中間転写ベル
ト10の1回転ごとに中間転写ベルト10上の同じ位置
に転写して、中間転写ベルト10上で数色重ねたカラー
トナー像を形成し、このカラートナー像を紙やプラスチ
ック等の記録媒体に転写する。
【0005】紙への転写に際しては、給紙装置(給紙カ
セット)17に収納した用紙を、給紙ローラ18、搬送
ローラ対19、レジストローラ対20を経て中間転写ベ
ルト10と転写ローラ14のニップに紙と画像の位置が
正規のものとなるようタイミングをとって搬送する。転
写ローラ14の作用で、中間転写ベルト10上の数色の
トナー像を一括して受け渡された紙を定着装置50に送
り、紙上のトナー像を定着させ、排紙ローラ対51によ
り本体フレーム9の上部の排紙スタック部52に排出す
る。
【0006】また中間転写ベルト10には、ローラ11
の部位に中間転写ベルト用クリーニング装置16を設け
てあり、クリーニングブレード16Aがクリーニングブ
レード接離用アームを介して接離自在となっている。こ
のクリーニングブレード16Aは、感光体1からトナー
画像を受け取る工程では、中間転写ベルト10から離
れ、中間転写ベルト10より用紙に画像を転写した後に
接触するようになっていて、紙に画像を転写した後の残
留トナーを掻き取る。クリーニングブレードは既述のよ
うに、感光体1用と中間転写ベルト10用とがある。こ
れらブレードが掻き取った廃トナーは、回収容器15に
収納し、その容器を適宜交換する。
【0007】図3はユニット化したプロセスカートリッ
ジとその内部の感光体1と中間転写ベルト10の駆動機
構を概念的に示す斜視図である。プロセスカートリッジ
31は、上述の感光体1、帯電装置4、中間転写ベルト
10、クリーニング装置16、用紙搬送路を形成する搬
送ガイド等を一体に組み込み、寿命到来時に交換できる
ように構成してある。このプロセスカートリッジ31
は、外部へ突出して感光体1を駆動するための感光体駆
動軸2A及び中間転写ベルト10を駆動するための中間
転写駆動軸11Aを備えている。そして、感光体駆動軸
2A及び中間転写駆動軸11Aに対して図示せぬ駆動源
からの駆動力を伝達する中継手段として、従動カップリ
ング2B及び従動カップリング11Bが設けてあり、駆
動源側の駆動軸60には駆動カップリング60A、60
Bが設けてある。
【0008】プロセスカートリッジ31を装置本体から
取り出す際には、装置本体の前部筐体である前フレーム
8を回動させて開放した後に、作像可能ポジションにあ
るプロセスカートリッジ31を前フレーム8と同じ方向
へ回動させる操作を行うが、このとき、図3(B)に示
すように、両カップリング2B、11B、60A、60
Bが解除され、プロセスカートリッジ31を回動自在に
しておく必要がある。なおプロセスカートリッジ31の
感光体駆動軸2A及び中間転写ベルト10を駆動するた
めの駆動軸60が1本の場合でも構造的には同様であ
る。すなわち上述のような画像形成装置においては、プ
ロセスカートリッジ31を前フレーム8を取り出す操作
の前に必ず前フレーム8を開放させるステップがあり、
前フレーム8を開放してからさらにカップリング2B、
11B、60A、60Bを解除させるステップを踏む必
要があって面倒である。そこで本願発明者等は、カップ
リング2B、11B、60A、60Bの接離を前フレー
ム8の動作に連動させることで、プロセスカートリッジ
31を回動するときはカップリング2B、11B、60
A、60Bが離れて退避していて誤操作が防げ、確実な
回動操作が可能になる画像形成装置を提案した。
【0009】そのような画像形成装置は、図4に示すよ
うに、プロセスカートリッジ31をホルダ21で支持
し、前フレーム8(図4では前フレーム8自体は図示を
省略してあり、その内側の側板8Aが図示してある。)
を支点8Bの周りで回動させて開放する時に、必ずカッ
プリング2B、11B、60A、60Bが解除される構
成としたものである。
【0010】この装置で前フレーム8の開閉に連動し
て、カップリング2B、11B、60A、60Bを接離
させる機構を以下に説明する。前フレーム8を閉めたと
きは、図5(A)の状態となってカップリング2B、1
1B、60A、60Bは接合し、前フレーム8を開放し
たときには図5(C)の状態となってカップリング2
B、11B、60A、60Bは解除された状態となる。
具体的には、前フレーム8内に設けてあってプロセスカ
ートリッジ31の外側に位置する側板8Aに、突起状の
アーム押さえ部材61を設けるとともに、図示せぬ装置
本体側にアーム63を設け、前フレーム8の開閉動作
(駆動軸に垂直方向)に連動して、カップリング2B、
11B、60A、60Bの解除及び接合を可能にしてい
る。
【0011】図示のように、アーム63は第1アーム6
3Aと第2アーム63Bに分割してあり、両アーム63
A、63Bの支点をアーム支点62で支えて固定してあ
る。また駆動カップリング60A、60Bは、スプリン
グ66により常に従動カップリング2B、11Bに接合
する方向に付勢してある。また、第2アーム63Bは、
スプリング64により常に駆動カップリング60A、6
0Bを解除する方向に付勢してある。
【0012】即ち図示のように、駆動カップリング60
A、60Bに第1アーム63Aの自由端を引っかけ、ア
ーム支点62(固定支点)を支点にして、アーム63全
体が回転動作をして従動カップリング2B、11Bをス
ライドさせ、アーム63を従動カップリング2B、11
Bを解除させる方向に常に付勢するスプリング64によ
る付勢力以上の力で、アーム押さえ部材61によりアー
ム63をスプリング64の付勢力が作用する方向とは逆
に動作させることによって従動カップリング2B、11
Bに駆動カップリング60A、60Bを接合させ得る。
アーム押さえ部材61は、図5(A)、(C)に示すよ
うに、第2アーム63Bの自由端側の側縁と摺接あるい
は当接する先端部を斜面としてガイド面61Aを形成し
てあり、プロセスカートリッジ31の回動に伴って駆動
軸60と垂直な方向に動作することでアーム63を動作
させ、これによって従動カップリング2B、11Bに対
する駆動カップリング60A、60Bの解除及び接合、
即ち接離を可能とし、プロセスカートリッジ31を回動
させる操作前に前フレーム8を開放させる操作だけで、
余計な手順を踏まずにプロセスカートリッジ31の回動
操作を確実に行えるようになっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところでプロセスカー
トリッジ31を回動させる操作には、図4及び図6に示
すカートリッジ側面に設けた凹状の取手部32を使用す
る。すなわち図6に示すように使用者(手33のみを示
す。)が数本の指を取手部32内へ入れ、勢いよくプロ
セスカートリッジ31が回動して倒れてしまわないよう
に保持しながら開放した前フレーム8上へ載せるように
回動させてゆき、十分に回動させた図6の状態としてか
ら装置外へ取り出すことになる。一方、アーム押さえ部
材61のガイド面61Aは、第2アーム63Bの自由端
の回動をガイドすることになるため、第2アーム63B
の自由端の回動方向に沿って比較的長い寸法を有する必
要がある。このため、上述してきた装置構成では、取手
部32内へ入れている使用者の手33の指や甲がアーム
押さえ部材61の先端部、具体的にはガイド面61Aの
角部(図5(C)にXで示す。)に当たったり、あるい
は指や甲がガイド面61Aの裏面とプロセスカートリッ
ジ31の側面の間に挟まったりして怪我をする危険性が
高くなっていた。
【0014】また上述のような構成では、スプリング6
4が第2アーム63Bに及ぼす付勢力は、スプリング6
6の付勢力が作用する駆動カップリング60A、60B
を解除できるものでなければならず、したがってカップ
リングの接合動作時に、カップリング2B、11B、6
0A、60Bが噛み合っていない状態でアーム押さえ部
材61が押す力とアーム63が駆動カップリング60
A、60Bを押す力が反発しあうことなく(駆動カップ
リング60A、60Bが接合する力はスプリング66に
よるため)、カップリング接離機構の破損を防止するこ
とができるが、スプリング64の力は比較的強いものと
する必要がある。
【0015】すなわちプロセスカートリッジ31はアー
ム押さえ部材61を介して図5の左方向へ常に強く押さ
れる。一方、装置内での配置スペース上から来る制約の
ためアーム63の長手方向の寸法をあまり大きくするこ
とができない。このためスプリング64による第2アー
ム63Bの回動付勢位置とアーム押さえ部材61の先端
のガイド面61Aはほぼ一致する状態になり、アーム押
さえ部材61に対しては駆動軸60の軸線方向でスプリ
ング64の強い付勢力がそのまま働いてしまい、プロセ
スカートリッジ31の装置本体へのセット位置にずれが
生じることがある。そのようなずれは画像形成や装置寿
命に影響を与えるため、上述のような解除、接合機構に
おいてアーム押さえ部材61の形状、強度、設置位置等
はラフに設定することができず、比較的精密に設計、製
造する必要がある。
【0016】そこで本発明は、上記従来の諸点にかんが
み、プロセスカートリッジの回動操作時に使用者が手を
挟んだり、怪我をしたりする恐れがなく、カップリング
の接合、解除機構に用いる突起に掛かる負荷を軽減し、
形状等をラフに設定しても問題がない画像形成装置を提
供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置の
うち請求項1に係るものは、装置本体内に作像手段を有
するプロセスカートリッジを配し、上記装置本体が不動
部筐体と該不動部筐体に対して開放可能な前部筐体とを
有し、上記不動部筐体に設けた駆動源を上記プロセスカ
ートリッジの駆動軸に伝達する中継手段にカップリング
を備え、上記プロセスカートリッジの保持部材を上記不
動部筐体に設けてなり、上記カップリングを上記駆動軸
方向にスライドさせるためのアームを有し、上記前部筐
体内に設けた側板の内側に上記プロセスカートリッジを
配置可能とするとともに、上記前部筐体の側板外側に上
記アームを動作させる突起を設け、上記前部筐体の開放
操作に連動して上記カップリングがスライドして離れ、
上記前部筐体を閉める操作に連動して上記カップリング
が接合する画像形成装置において、上記突起の形状を、
上記アームと摺接あるいは当接する先端が上記側板から
十分外側へ離れるとともに上記プロセスカートリッジ側
へ突出する部分がほとんどないようにしてなることを特
徴とする。
【0018】同請求項2に係るものは、上記プロセスカ
ートリッジ側に配した従動カップリングを固定し、上記
駆動源側に配した駆動カップリングを上記駆動軸方向に
スライド可能とし、上記アームを、上記カップリングと
上記突起との間に位置する軸心の周りで回動可能とする
とともに、上記不動部筐体に、上記アームの上記突起側
部分を該突起方向へ押圧付勢する弾性部材を設け、該弾
性部材による上記アームの押圧付勢位置を、上記突起と
上記アームの軸心の間の位置としてなることを特徴とす
る。
【0019】同請求項3に係るものは、上記前部筐体を
閉める際に上記突起の先端が摺接あるいは当接する上記
アームの側縁形状を、上記前部筐体を閉めた状態で上記
突起の先端が当接する部位から上記突起側に延びかつ上
記突起先端から離れる方向へ曲折する曲面形状としてな
ることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。なお以下では従来と共通する部分に
は共通する符号を付して説明する。
【0021】本実施形態の画像形成装置は、前フレーム
8の開放時に常にカップリング2B、11B、60A、
60Bが解除されるようにする構造を改良することによ
って、プロセスカートリッジ31の取手部を持ったとき
の怪我等の危険性も併せて排除できるようにしたもので
ある。
【0022】具体的には図7に示すように、アーム63
の第2アームの形状及び付勢構造を変更するとともに、
これに摺接あるいは当接する突起であるアーム押さえ部
材の形状も改良してある。すなわち本実施形態の第2ア
ーム70は、前フレーム8の側板8A、すなわちプロセ
スカートリッジ31側に臨む側縁を段付き形状とし、段
部に位置する平坦部71に連ならせて曲折部72を設
け、曲折部72の形状を、前フレーム8の側板8Aから
離れる方へ湾曲するものとしてある。一方、アーム押さ
え部材80は先細の棒状の先端形状で、第2アーム70
の平坦部71と曲折部72が前フレーム8の側板8Aか
ら離れているのに対応させて装置本体の外側へ向けて比
較的大きく突出させてある。
【0023】このため、上述した従来の例とは異なり、
第2アーム70の平坦部71と曲折部72の側縁部その
ものが第2アーム70の動作のガイド面となり、また駆
動軸60と垂直な方向における第2アーム70の長さは
従来の例とほぼ変わらないものの、アーム押さえ部材8
0の先端との摺接あるいは当接長さは曲折している分だ
け長くなっている。またスプリング64による第2アー
ム70の付勢部位は、アーム支点62と平坦部71との
中間程度の位置としてある。
【0024】この装置で前フレーム8の開閉に連動し
て、カップリング2B、11B、60A、60Bを接離
させる機構の動作は先に説明した従来の装置とほぼ同様
であるので説明は省略するが、カートリッジ側面に設け
た凹状の取手部32に手33を入れてプロセスカートリ
ッジ31を回動させてゆき、図6に示すような従来装置
では指や甲を挟めたりして怪我をする危険性が高い状態
になっても、手33とアーム押さえ部材80の先端とが
十分に離れている。このため、取手部32内へ入れてい
る使用者の手33の指や甲がアーム押さえ部材80に当
たったり、挟まったりすることはない。
【0025】また上述のような構成では、スプリング6
4が第2アーム63Bに及ぼす付勢力が強くても、アー
ム支点62からの距離がスプリング64の作用点までよ
りもアーム押さえ部材80の先端と第2アーム63Bの
摺接あるいは当接点までの距離の方が長くなるようにず
らしてあるため、アーム押さえ部材80に掛かる力はそ
の分だけ減り、プロセスカートリッジ31がアーム押さ
え部材61を介して図7の左方向へ押される力も小さく
なる。したがってスプリング64の付勢力に起因して装
置本体へのセット位置にずれが生じることはほぼなくな
り、このことによってアーム押さえ部材80の形状、強
度、設置位置等はラフに設定してもかまわなくなる。
【0026】なおアーム押さえ部材80の側板8Aから
の突出寸法は、実際には側板8Aの厚さやカバー等の付
設する部材によっても異なるが、問題となるのは第2ア
ーム70の平坦部71と曲折部72との位置関係である
ので、図示のように平板状の側板8Aを用い、そこから
アーム押さえ部材80を図示のように大きく突出させる
必要はない。アーム押さえ部材80の先端部が第2アー
ム70の平坦部71と曲折部72と摺接あるいは当接で
き、その状態で前フレーム8の側板8Aが動かせればよ
い。
【0027】
【発明の効果】請求項1に係る画像形成装置は以上説明
してきたようなものなので、プロセスカートリッジを回
動させて着脱操作をするときに、カップリングの係、脱
のための突起によって操作者が手を挟んだり、怪我をし
たりすることがなく、安全にプロセスカートリッジを操
作できるようになるという効果がある。
【0028】請求項2、3に係る画像形成装置は以上説
明してきたようなものなので、上記共通の効果に加え、
カップリングの係、脱のためのアームを押す弾性部材の
付勢力がカップリングの係、脱のための突起に及ぼす力
を小さくすることができ、またこれによってプロセスカ
ートリッジのセット位置がずれることを防止でき、この
ずれに伴う画像形成時の不具合等の発生も防げるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】フルカラーレーザプリンタの概略中央断面図で
ある。
【図2】図1の装置で前フレームを開けてプロセスカー
トリッジを回転させた状態の概略中央断面図である。
【図3】図1の装置のプロセスカートリッジ内の感光体
と中間転写ベルトを駆動するための機構を示す斜視図で
ある。
【図4】図1の装置のプロセスカートリッジと前フレー
ムの開放状態を示す斜視図である。
【図5】図1の装置のプロセスカートリッジ内の感光体
等を駆動するカップリングの接離機構を接合状態で示す
側面図(A)、正面図(B)、解除状態で示す側面図
(C)である。
【図6】図1の装置で前フレームを開放してプロセスカ
ートリッジを着脱しようとしている状態を示す側面図で
ある。
【図7】本発明の一実施形態におけるカップリングの接
離機構を示す側面図(A)、正面図(B)、解除状態を
示す側面図(C)である。
【符号の説明】
1 感光体 2、3 回転ローラ 2A 感光体駆動軸 2B 従動カップリング 4 帯電装置 5 レーザ書き込みユニット 6 多色現像装置 7 黒現像ユニット 8 前フレーム 8A 側板 8B 回動の支点 9 本体フレーム 9A 支軸 10 中間転写ベルト 11、12 回転ローラ 11A 中間転写駆動軸 11B 従動カップリング 13 バイアス手段 14 転写ローラ 15 回収容器 15A クリーニングブレード 16 中間転写ベルト用クリーニング装置 16A クリーニングブレード 17 給紙カセット 18 給紙ローラ 19 搬送ローラ対 20 レジストローラ対 31 プロセスカートリッジ 32 取手部 33 操作者の手 50 定着装置 51 排紙ローラ対 52 排紙スタック部 60 駆動軸 60A、60B 駆動カップリング 61 アーム押さえ部材 61A ガイド面 62 アーム支点 63 アーム 63A 第1アーム 63B、70 第2アーム 64 スプリング 66 スプリング 70 第2アーム 71 第2アームの平坦部 72 同曲折部 80 アーム押さえ部材 L 除電ランプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体内に作像手段を有するプロセス
    カートリッジを配し、上記装置本体が不動部筐体と該不
    動部筐体に対して開放可能な前部筐体とを有し、上記不
    動部筐体に設けた駆動源を上記プロセスカートリッジの
    駆動軸に伝達する中継手段にカップリングを備え、上記
    プロセスカートリッジの保持部材を上記不動部筐体に設
    けてなり、上記カップリングを上記駆動軸方向にスライ
    ドさせるためのアームを有し、上記前部筐体内に設けた
    側板の内側に上記プロセスカートリッジを配置可能とす
    るとともに、上記前部筐体の側板外側に上記アームを動
    作させる突起を設け、上記前部筐体の開放操作に連動し
    て上記カップリングがスライドして離れ、上記前部筐体
    を閉める操作に連動して上記カップリングが接合する画
    像形成装置において、上記突起の形状を、上記アームと
    摺接あるいは当接する先端が上記側板から十分外側へ離
    れるとともに上記プロセスカートリッジ側へ突出する部
    分がほとんどないようにしてなることを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 上記プロセスカートリッジ側に配した従
    動カップリングを固定し、上記駆動源側に配した駆動カ
    ップリングを上記駆動軸方向にスライド可能とし、上記
    アームを、上記カップリングと上記突起との間に位置す
    る軸心の周りで回動可能とするとともに、上記不動部筐
    体に、上記アームの上記突起側部分を該突起方向へ押圧
    付勢する弾性部材を設け、該弾性部材による上記アーム
    の押圧付勢位置を、上記突起と上記アームの軸心の間の
    位置としてなることを特徴とする請求項1の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 上記前部筐体を閉める際に上記突起の先
    端が摺接あるいは当接する上記アームの側縁形状を、上
    記前部筐体を閉めた状態で上記突起の先端が当接する部
    位から上記突起側に延びかつ上記突起先端から離れる方
    向へ曲折する曲面形状としてなることを特徴とする請求
    項1または2の画像形成装置。
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