JP2000220404A - ガスタービン冷却翼 - Google Patents

ガスタービン冷却翼

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JP2000220404A
JP2000220404A JP11020640A JP2064099A JP2000220404A JP 2000220404 A JP2000220404 A JP 2000220404A JP 11020640 A JP11020640 A JP 11020640A JP 2064099 A JP2064099 A JP 2064099A JP 2000220404 A JP2000220404 A JP 2000220404A
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blade
passage
cooling
platform
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Yushi Saeki
祐志 佐伯
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Original Assignee
Toshiba Corp
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    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2240/00Components
    • F05D2240/80Platforms for stationary or moving blades
    • F05D2240/81Cooled platforms
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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    • Y02T50/60Efficient propulsion technologies, e.g. for aircraft

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  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】プラットフォームを効果的に冷却できるガスタ
ービン冷却翼を提供する。 【解決手段】本発明に係るガスタービン冷却翼は、プラ
ットフォーム37内に連絡通路47を介装させてその底
部側に冷却媒体供給通路42aを、また、その頭部側に
冷却媒体回収通路を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電プラントや航
空機エンジン等に適用されるガスタービン冷却翼に係
り、特に翼有効部と翼植込み部との間に連続一体に形成
したプラットフォームに効果的な冷却を行うガスタービ
ン冷却翼に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、発電プラント等に適用されるガス
タービンプラントは、例えば図22に示す構成のものが
使用されている。
【0003】ガスタービンプラントは、空気圧縮機1と
ガスタービン2とを一体結合させた構成になっている。
この空気圧縮機1とガスタービン2とは、一つのケーシ
ング3に軸結合させた圧縮機軸4とタービン軸5を収容
し、ケーシング3に圧縮機静翼6を固設し、圧縮機軸4
に圧縮機動翼7を植設して圧縮機段落8を構成する一
方、ケーシング3にタービン静翼9を固設し、タービン
軸5にタービン動翼10を植設してタービン段落11を
構成している。
【0004】また、ガスタービンプラントは、圧縮機段
落8とタービン段落11との間に複数個のガスタービン
燃焼器12を環状に配置し、圧縮機段落8で圧縮した高
圧空気ARをガスタービン燃焼器12に供給し、ここで
燃料を加えて燃焼ガスFGを生成し、その高温燃焼ガス
FGをトランジションピース13を介してタービン段落
11に案内し、タービン静翼9で膨張させた速度エネル
ギを利用してタービン動翼10を回転駆動し、その回転
力によりタービン軸5に回転トルクを発生させるように
なっている。
【0005】ところで、最近のガスタービンプラントで
は、ガスタービン2の入口燃焼ガス温度を1300℃〜
1500℃以上に高温化させプラント熱効率の向上を図
る開発が行われている。ガスタービン2の入口燃焼ガス
温度を高温化させると、ガスタービン構成部品の許容限
界温度を大幅に超えるため、ガスタービン2はタービン
動翼10に冷却媒体、例えば空気で冷却する冷却構造を
採用している。
【0006】この冷却構造は、例えば図23に示すよう
に、ケーシング3に収容したタービン軸5と一体形成の
タービンディスク14に、空気圧縮機1からの高圧空気
ARを供給し、ここから翼植込み部15、シャンク1
6、プラットフォーム17を介してタービン動翼10内
に案内し、その翼内を冷却し、ガス通路18を流れる燃
焼ガス(ガスタービン駆動ガス)FGの高温化に伴う熱
衝撃等に対処させるようになっている。
【0007】また、タービン動翼10は、図24に示す
ように、その翼植込み部15内を前縁通路19a、中央
通路19b、後縁通路19cに区分けするとともに、各
通路19a,19b,19cに連通する翼有効部20内
に凸条の乱流促進体21を備える一方、前縁22に冷却
空気ARをフィルム状に吹き出させる空気口23を形成
し、中央に冷却空気ARをフローリターンさせる蛇行通
路24を形成し、後縁25に冷却空気ARを燃焼ガス
(ガスタービン駆動ガス)FGに吹き出させる吹出し孔
26を形成し、燃焼ガスFGの高温化に対処するように
なっている。
【0008】また、タービン動翼10の冷却構造に対応
させてプラットフォーム17にも冷却構造を採用する検
討が進められている。このプラットフォーム17は、図
25に示すように、その端面から翼有効部20の内部に
向って放電加工等で孔加工したプラットフォーム通路2
7を形成している。
【0009】このプラットフォーム27は、図26に示
すように、翼有効部20の前縁部冷却空気供給通路28
a、中央部冷却空気回収通路28b、後縁部冷却空気供
給通路28cから腹側29および背側30を介して翼厚
み方向Yに直線状に延びる第1通路21と翼コード方向
Xに直線状に延びる第2通路32とに区分けして組み合
せ、前縁部冷却空気供給通路28aおよび後縁部冷却空
気供給通路28cから分流させた冷却空気ARを、中央
部冷却空気回収通路28bに回収させるようになってい
る。
【0010】また、第1通路31および第2通路32
は、各端部をプラグ33で閉塞させ、冷却空気ARを図
示の矢印のように、クローズ状態で流すようになってい
る。さらに、翼有効部20が後縁部冷却空気供給通路2
8c側の第1通路31および第2通路32は、前縁部冷
却空気供給通路28a側のそれらに較べ本数を多くし、
かつ開口断面積を大きくしてプラットフォーム後縁34
側をより一層効果的に冷却させるようになっている。
【0011】このように、従来のガスタービン冷却翼で
は、翼有効部20のみならずプラットフォーム17にも
冷却構造を採用し、燃焼ガスの高温化に伴う熱衝撃等に
対処させている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】図25で示した従来の
プラットフォーム17の冷却構造では、燃焼ガスFGの
温度が高いため、いくつかの問題点があった。
【0013】従来のプラットフォーム17は、比較的薄
い平板状に形成されているため、高い冷却面積を確保す
ることができず、燃焼ガスFGの温度が高くなった割合
に較べて設計値どおりの冷却性能を維持することができ
ない問題点があった。
【0014】また、プラットフォーム17は、燃焼ガス
FGの熱負荷の高い部分に多くの冷却通路を形成し熱負
荷の低い部分に比較的冷却通路を少なくさせる、いわゆ
る冷却通路の傾斜配分も考えられる。
【0015】しかし、このような場合、プラットフォー
ム17は、熱負荷の大小に応じて冷却通路面積を変えな
ければならず、冷却加工技術が煩雑となり、作業者に多
くの労力を強いるとともにコスト高になる問題点があっ
た。
【0016】本発明は、このような事情に基づいてなさ
れたもので、プラットフォームにより多くの冷却通路面
積を確保させ、燃焼ガスの高温化にも充分に対応できる
ようにしたガスタービン冷却翼を提供することを目的と
する。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係るガスタービ
ン冷却翼は、上記目的を達成するために、請求項1に記
載したように、翼植込み部、シャンク部、プラットフォ
ーム、翼有効部を連続一体に形成し、翼有効部内に蛇行
状の通路を備えたガスタービン冷却翼において、上記プ
ラットフォーム内に、連絡通路を介装させてその底部側
に冷却媒体供給通路を、また、その頭部側に冷却媒体回
収通路を設けたものである。
【0018】また、本発明に係るガスタービン冷却翼
は、上記目的を達成するために、請求項2に記載したよ
うに、翼植込み部、シャンク部、プラットフォーム、翼
有効部を連続一体に形成し、翼有効部内に蛇行状の通路
を備えたガスタービン冷却翼において、上記プラットフ
ォーム内に、スリットを備えたプレート板を介装させて
その底部側に冷却媒体供給通路を、また、その頭部側に
冷却媒体回収通路を設けたものである。
【0019】また、本発明に係るガスタービン冷却翼
は、上記目的を達成するために、請求項3に記載したよ
うに、冷却媒体供給通路を、翼有効部を形成する翼エレ
メントにおける後縁の背側に接続させたものである。
【0020】また、本発明に係るガスタービン冷却翼
は、上記目的を達成するために、請求項4に記載したよ
うに、冷却媒体供給通路を、翼有効部を形成する翼エレ
メントにおける後縁の背側および腹側の両方に接続させ
たものである。
【0021】また、本発明に係るガスタービン冷却翼
は、上記目的を達成するために、請求項5に記載したよ
うに、冷却媒体回収通路を、翼有効部を形成する翼エレ
メントにおける中央部冷却媒体回収通路の背側に接続さ
せたものである。
【0022】また、本発明に係るガスタービン冷却翼
は、上記目的を達成するために、請求項6に記載したよ
うに、冷却媒体回収通路を、翼有効部を形成する翼エレ
メントにおける中央部冷却媒体回収通路の背側および腹
側の両方に接続させたものである。
【0023】また、本発明に係るガスタービン冷却翼
は、上記目的を達成するために、請求項7に記載したよ
うに、冷却媒体回収通路を断面二等辺三角形に形成した
ものである。
【0024】また、本発明に係るガスタービン冷却翼
は、上記目的を達成するために、請求項8に記載したよ
うに、翼植込み部、シャンク部、プラットフォーム、翼
有効部を連続一体に形成し、翼有効部内に蛇行状の通路
を備えたガスタービン冷却翼において、上記プラットフ
ォーム内に、連絡通路を介装させてその底部側に冷却媒
体供給通路を、また、その頭部側に冷却媒体回収通路を
設けるとともに、上記冷却媒体供給通路の冷却媒体取入
れ口を上記プラットフォームの底部側に設ける一方、上
記冷却媒体回収通路に上記プラットフォームを冷却後の
冷却媒体を燃焼ガスに合流させる冷却媒体排出通路を備
えたものである。
【0025】また、本発明に係るガスタービン冷却翼
は、上記目的を達成するために、請求項9に記載したよ
うに、翼植込み部、シャンク部、プラットフォーム、翼
有効部を連続一体に形成し、翼有効部内に蛇行状の通路
を備えたガスタービン冷却翼において、上記プラットフ
ォーム内に、連絡通路を介装させてその底部側に冷却媒
体供給通路を、また、その頭部側に冷却媒体回収通路を
設けるとともに、上記冷却媒体供給通路の冷却媒体取入
れ口を上記翼植込み部の底部側に設ける一方、上記冷却
媒体回収通路に上記プラットフォームを冷却後の冷却媒
体を燃焼ガスに合流させる冷却媒体排出通路を備えたも
のである。
【0026】また、本発明に係るガスタービン冷却翼
は、上記目的を達成するために、請求項10に記載した
ように、プラットフォーム内に設けた冷却媒体供給通路
および冷却媒体回収通路を翼有効部を形成する翼エレメ
ントの背側に沿って備えたものである。
【0027】また、本発明に係るガスタービン冷却翼
は、上記目的を達成するために、請求項11に記載した
ように、翼植込み部、シャンク部、プラットフォーム、
翼有効部を連続一体に形成し、翼有効部内に蛇行状の通
路を備えたガスタービン冷却翼において、底面を蓋で塞
ぐ上記プラットフォーム内に、連絡通路を介装させてそ
の底部側に冷却媒体供給通路を、また、その頭部側に冷
却媒体回収通路を設けたものである。
【0028】また、本発明に係るガスタービン冷却翼
は、上記目的を達成するために、請求項12に記載した
ように、冷却媒体供給通路を、翼有効部を形成する翼エ
レメントの前縁部冷却媒体供給通路の背側および腹側の
うち少なくとも一方に接続させたものである。
【0029】また、本発明に係るガスタービン冷却翼
は、上記目的を達成するために、請求項13に記載した
ように、冷却媒体供給通路に、プラットフォームを冷却
後の冷却媒体を燃焼ガスに合流させる冷却媒体排出通路
を備えたものである。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るガスタービン
冷却翼の実施形態を図面および図中に付した符号を引用
して説明する。
【0031】図1〜図5は、本発明に係るガスタービン
冷却翼の第1実施形態を示す概略図である。なお、図1
は本発明に係るガスタービン冷却翼の概略側面図を、ま
た、図2は図1のB−B矢視方向切断断面図を、また図
3は図1のC−C矢視方向切断断面図を、また図4は図
1のD−D矢視方向切断断面図を、また図5は図1のE
−E矢視方向切断断面図をそれぞれ示している。
【0032】本実施形態に係るガスタービン冷却翼は、
図1に示すように、翼植込み部35、シャンク部36、
プラットフォーム37、翼有効部38を連続一体として
構成されている。
【0033】また、ガスタービン冷却翼は、図2に示す
ように、タービンディスク39に植設する翼植込み部3
5内を前縁部冷却媒体供給通路40a、中央部冷却媒体
回収通路40b、後縁部冷却媒体供給通路40cに区分
けするとともに、各通路40a,40b,40cに連通
する翼有効部38内に凸条の乱流促進体41aを備え、
前縁部冷却媒体供給通路40aおよび後縁部冷却媒体供
給通路40cから案内された冷却媒体AR、例えば空気
で翼有効部38内を図示の矢印のように蛇行させて冷却
し、翼有効部38内を冷却させた冷却媒体ARを中央部
冷却媒体回収通路40bから翼植込み部35に回収させ
る、いわゆるフローリターン回収方式になっている。
【0034】一方、プラットフォーム37は、図1に示
すように、その端面から翼有効部38の内部に向って放
電加工等で孔加工したプラットフォーム通路41を形成
している。
【0035】このプラットフォーム通路41は、プラッ
トフォーム37の底部側に設けた冷却媒体供給通路42
aと、その頭部側に設けた冷却媒体回収通路42bとに
区分けされ、各通路42a,42bのそれぞれの端部を
プラグ43で閉塞させている。
【0036】冷却媒体供給通路42aは、図4に示すよ
うに、翼有効部38を形成する翼エレメント44におけ
る後縁45の背側46からプラットフォーム37の端面
に向って長く延びる冷却媒体主流供給通路42a1 に交
差し、翼エレメント44の背側46に沿って延びる第1
冷却媒体分流供給通路42a2 と第2冷却媒体分流供給
通路42a3 とを備えるとともに、各通路42a1 ,4
2a2 ,42a3 のそれぞれの端部をプラグ43で閉塞
させている。
【0037】また、冷却媒体回収通路42bは、図3に
示すように、第1冷却媒体分流回収通路42b1 と第2
冷却媒体分流回収通路42b2 とに区分けし、各通路4
2b 1 ,42b2 の端部をプラグ43で閉塞させる一
方、各通路42b1 ,42b2のそれぞれを上述第1冷
却媒体分流供給通路42a2 および第2冷却媒体分流供
給通路42a3 のそれぞれと距離を離して平行に配置す
るとともに、翼有効部38を形成する翼エレメント44
における背側46の中間部分で一つにまとめて冷却媒体
合流回収通路42b3 に形成し、この冷却媒体合流回収
通路42b3 からの冷却媒体AR、例えば空気を翼有効
部38を形成する翼エレメント44の中央部冷却媒体回
収通路40bに回収させるようになっている。
【0038】また、冷却媒体供給通路42aと冷却媒体
回収通路42bとは、図5に示すように、互いに連絡通
路47を介して接続し、冷却媒体供給通路42aからの
冷却媒体ARを冷却媒体回収通路42bに噴流衝突させ
てプラットフォーム37をインピンジ冷却(噴流衝突に
よる冷却)させるようになっている。
【0039】このように、本実施形態はプラットフォー
ム37に放電加工等で形成した冷却媒体供給通路42a
と冷却媒体回収通路42bとの間に連絡通路47を設
け、翼有効部38を形成する翼エレメント44における
後縁45の後縁部冷却媒体供給通路40cから抽気した
冷却媒体を、冷却媒体供給通路42aから連絡通路47
を介して冷却媒体回収通路42bに供給する際、プラッ
トフォーム37をインピンジ冷却させた後、翼有効部3
8を形成する翼エレメント44の中央部冷却媒体回収通
路40bに回収させたので、プラットフォーム37を冷
却させる際の熱伝達率を向上させることができ、燃焼ガ
ス(ガスタービン駆動ガス)FGの温度を高く維持させ
てプラント熱効率を向上させることができ、冷却媒体A
Rの混合損失やポンピング動力に伴う動力損失を低く抑
えることができる。なお、本実施形態は、冷却媒体供給
通路42a、冷却媒体回収通路42b等をプラットフォ
ーム37に対し、長く延びる直線状に形成しているの
で、ガスタービン冷却翼材が単結晶または一方向凝固で
も充分に適用することができる。
【0040】図6〜図10は、本発明に係るガスタービ
ン冷却翼の第2実施形態を示す概略図である。なお、図
6は本発明に係るガスタービン冷却翼の概略側面図を、
また、図7は図6のF−F矢視方向切断断面図を、また
図8は図6のG−G矢視方向切断断面図を、図9は図8
のH−H矢視方向切断断面図を、図10は図8のI−I
矢視方向切断断面図をそれぞれ示している。また、第1
実施形態の構成部分と同一部分には同一符号を付す。
【0041】本実施形態に係るガスタービン冷却翼は、
図6に示すように、プラットフォーム37の端面から翼
有効部38の内部に向って放電加工等で孔加工したプラ
ットフォーム通路41を、プラットフォーム37の底部
側に設けた冷却媒体供給通路42aと、その頭部側に設
けた冷却媒体回収通路42bとに区分けし、各通路42
a,42bの端部をプラグ43で閉塞させる一方、各通
路42a,42b間に、図7および図8で示すように、
プレート板48をを設け、各通路42a,42bを互い
に連通させたものである。なお、図7中、冷却媒体供給
通路42aは、第1実施形態の図4で示した構成部分と
同一なので説明を省略する。
【0042】一方、プレート板48は、図9および図1
0に示すように、冷却媒体供給通路42aを区分けした
第1冷却媒体分流供給通路42a2 および第2冷却媒体
分流供給通路42a3 と冷却媒体回収通路42bを区分
けした第1冷却媒体分流回収通路42b1 および第2冷
却媒体分流回収通路42b2 とのそれぞれの軸方向に沿
って配置され、その軸方向に沿って一定のピッチで形成
したスリット49を備え、各通路42a2 ,42a3
ら各通路42b1 ,42b2 に冷却媒体AR、例えば空
気を供給して対流冷却させるようになっている。
【0043】このように、本実施形態はプラットフォー
ム37に放電加工等で形成した冷却媒体供給通路42a
と冷却媒体回収通路42bとを互いに連通させるスリッ
ト49を備えたプレート板48を各通路42a,42b
の軸方向に沿って配置して伝熱面積をより多く確保させ
たので、冷却媒体ARの冷却能力を向上させることがで
き、燃焼ガス(ガスタービン駆動ガス)FGの高温化に
プラットフォーム37を対処させることができる。
【0044】図11および図12は、本発明に係るガス
タービン冷却翼の第3実施形態を示す概略図である。な
お、図11は本発明に係るガスタービン冷却翼の概略側
面図を、また、図12は図11のJ−J矢視方向切断断
面図をそれぞれ示している。また、第1実施形態の構成
部分と同一部分には同一符号を付す。
【0045】本実施形態に係るガスタービン冷却翼は、
図11に示すように、プラットフォーム37の端面から
翼有効部38の内部に向って放電加工等で孔加工したプ
ラットフォーム通路41を、プラットフォーム37の底
部側に設けた冷却媒体供給通路42aと、その頭部側に
設けた冷却媒体回収通路42bとに区分けし、各通路4
2a,42bの端部をプラグ43で閉塞させる一方、各
通路42a,42bを、図12に示すように、翼有効部
38を形成する翼エレメント44の背側46および腹側
50に沿って設けたものである。
【0046】冷却媒体回収通路42bは、図12に示す
ように翼有効部38を形成する翼エレメント44の背側
46に沿って第1冷却媒体分流背側回収通路42b4
第2冷却媒体分流背側回収通路42b5 とに区分けし、
各通路42b4 ,42b5 の端部をプラグ43で閉塞さ
せるとともに、翼有効部38を形成する翼エレメント4
4における背側46の中間部分で一つにまとめて冷却媒
体合流背側回収通路42b6 に形成し、この冷却媒体合
流背側回収通路42b6 からの冷却媒体AR、例えば空
気を翼エレメント44の中央部冷却媒体回収通路40b
に回収させるようになっている。
【0047】また、冷却媒体回収通路42bは、図12
に示すように、翼有効部38を形成する翼エレメント4
4の腹側50に沿って第1冷却媒体分流腹側回収通路4
2b 7 と第2冷却媒体分流腹側回収通路42b8 とに区
分けし、各通路42b7 ,42b8 の端部をプラグ43
で閉塞させるとともに、翼有効部38を形成する翼エレ
メント44における腹側50の中間部分で一つにまとめ
て冷却媒体合流腹側回収通路42b9 に形成し、この冷
却媒体合流腹側回収通路42b9 からの冷却媒体ARを
翼有効部38を形成する翼エレメント44の中央部冷却
媒体回収通路40bに回収させるようになっている。
【0048】なお、冷却媒体供給通路42aは、図12
で示した各通路42b4 ,42b5,42b7 ,42b
8 と距離を離して平行に配置しているので説明を省略す
るが、翼エレメント44における後縁45の背側46お
よび腹側50のそれぞれからプラットフォーム37の端
面に向って長く延びる冷却媒体主流背側供給通路42a
4 および冷却媒体主流腹側供給通路42a5 のそれぞれ
に交差させて設けている。また、冷却媒体回収通路42
bと冷却媒体供給通路42aとは、第1実施形態の図5
で示したと同様に、連絡通路47で接続している。
【0049】このように、本実施形態はプラットフォー
ム37に放電加工等で形成した冷却媒体供給通路42a
と冷却媒体回収通路42bとを翼有効部38を形成する
翼エレメント44の背側46と腹側50との両側に沿っ
て設け、燃焼ガスFGによる熱負荷の高い背側46のプ
ラットフォーム37に冷却媒体ARによるインピンジ冷
却を行わせるとともに、熱負荷の比較的低い腹側50の
プラットフォーム37に背側46に較べて相対的に少な
い冷却媒体ARを供給して冷却させたので、限られた冷
却媒体を有効に活用してプラットフォーム37を効果的
に冷却させることができる。
【0050】図13〜15は、本発明に係るガスタービ
ン冷却翼の第4実施形態を示す概略図である。なお、図
13は本発明に係るガスタービン冷却翼の概略側面図
を、また、図14は図13のK−K矢視方向切断断面図
を、また、図15は図13のL−L矢視方向切断断面図
をそれぞれ示している。また、第1実施形態の構成部分
と同一部分には同一符号を付す。
【0051】本実施形態に係るガスタービン冷却翼は、
図13に示すように、プラットフォーム37の端面から
翼有効部38の内部に向って放電加工等で孔加工したプ
ラットフォーム通路41を、プラットフォーム37の底
部側に設けた冷却媒体供給通路42aと、その頭部側に
設けた冷却媒体回収通路42bとに区分けし、各通路4
2a,42bの端部をプラグ43で閉塞させる一方、冷
却媒体供給通路42aを、図14に示すように、冷却媒
体回収通路42bと距離を離して平行に、かつ翼有効部
38を形成する翼エレメント44の背側46に沿って配
置するとともに、冷却媒体供給通路42aと冷却媒体回
収通路42bとを、図15に示すように、連絡通路47
を介して互いに接続させたものである。
【0052】また、本実施形態は、冷却媒体回収通路4
2bを、図15に示すように、断面二等辺三角形に形成
し、冷却媒体AR、例えば空気による伝熱面積をより広
く採ったものである。
【0053】このように、本実施形態は翼エレメント4
4における後縁45の後部部冷却媒体供給通路40cか
ら冷却媒体主流供給通路42a1 を介して抽気した冷却
媒体ARを、冷却媒体供給通路42aから冷却媒体回収
通路42bに供給する際、冷却媒体回収通路42bにイ
ンピンジ冷却を行わせるとともに、インピンジ冷却後、
断面二等辺三角形と広い伝熱面積に採った冷却媒体回収
通路42bに対流冷却を行わせたので、限られた冷却媒
体ARでプラットフォーム37を効果的に冷却させるこ
とができる。
【0054】図16および図17は、本発明に係るガス
タービン冷却翼の第5実施形態を示す概略図である。な
お、図16は本発明に係るガスタービン冷却翼の概略側
面図を、また、図17は図16のM−M矢視方向切断断
面図をそれぞれ示している。また、第1実施形態の構成
部分と同一部分には同一符号を付す。
【0055】本実施形態に係るガスタービン冷却翼は、
プラットフォーム37に供給されるシール用空気を冷却
媒体ARとして利用したので、図16に示すように、プ
ラットフォーム37の端面から翼有効部38の内部に向
って放電加工等で孔加工したプラットフォーム通路41
を、プラットフォーム37の底部側に設けられ、冷却媒
体取入れ口51を介して接続する冷却媒体供給通路42
aと、その頭部側に設けた冷却媒体回収通路42bとに
区分けし、各通路42a,42bの端部をプラグ43で
閉塞させるとともに、冷却媒体供給通路42aと冷却媒
体回収通路42bとを距離を離して平行に配置し、翼有
効部38を形成する翼エレメント44の背側46に沿っ
て設ける一方、冷却媒体供給通路42aと冷却媒体回収
通路42bとを図17で示す連絡通路47で接続させ、
プラットフォーム37を冷却した冷却媒体ARを冷却媒
体排出通路52を介して燃焼ガス(ガスタービン駆動ガ
ス)FGに合流させたものである。なお、連絡通路47
は、第1実施形態の図5で示した構成部分と同一なので
説明を省略する。
【0056】このように、本実施形態はプラットフォー
ム37に供給されるシール用空気を冷却媒体ARとして
取入れる冷却媒体取入れ口51をプラットフォーム37
に設け、取入れた冷却媒体ARを冷却媒体供給通路42
a、連絡通路47および冷却媒体回収通路42bに順次
流してプラットフォーム37を冷却させ、プラットフォ
ーム37を冷却させた冷却媒体ARを冷却媒体排出通路
52を介して燃焼ガスFGに合流させたので、燃焼ガス
FGの重量流量の増加の下、ガスタービン出力を増加さ
せることができる。
【0057】なお、本実施形態はプラットフォーム37
に供給されるシール用空気を冷却媒体ARとして利用す
るために冷却媒体取入れ口51をプラットフォーム37
に設けたが、これに限らず、例えば図18および図19
に示すように冷却媒体取入れ口51を翼植込み部35に
沿って設け、翼植込み部35の底部に供給される冷却空
気を利用してもよい。
【0058】図20および図21は、本発明に係るガス
タービン冷却翼の第7実施形態を示す概略図である。な
お、図20は本発明に係るガスタービン冷却翼の概略側
断面図を、また、図21は図20のO−O矢視方向切断
断面図をそれぞれ示している。また、第1実施形態の構
成部分と同一部分には同一符号を付す。
【0059】本実施形態に係るガスタービン冷却翼は、
図20に示すように、プラットフォーム37の底面に設
けた蓋53を溶接等で固設してプラットフォーム通路4
1を形成し、このプラットフォーム通路41を翼植込み
部35、シャンク部36、翼有効部38のそれぞれの内
部を互いに連通させて冷却媒体ARを案内する前縁部冷
却媒体供給通路40aから横断的に分岐する冷却媒体供
給通路42aと、この冷却媒体供給通路42aに距離を
離して平行に配置され、連絡通路47を介して接続され
た冷却媒体回収通路42bとを備えて構成される。な
お、連絡通路47は、第1実施形態の図5で示した構成
部分と同一なので説明を省略する。
【0060】また、冷却媒体供給通路42aと冷却媒体
回収通路42bとは、図21に示すように、翼有効部3
8を形成する翼エレメント44の背側46および腹側5
0のそれぞれに沿って蛇行して設けられている。さら
に、冷却媒体回収通路42bは、冷却媒体供給通路42
aから連絡通路47を介して供給された冷却媒体ARで
プラットフォーム37を冷却させた後、冷却媒体排出通
路52から冷却媒体ARを排出させ、燃焼ガスFGに合
流させるようになっている。
【0061】このように、本実施形態はプラットフォー
ム37の底面を蓋53で固設してプラットフォーム通路
41を形成し、このプラットフォーム通路41を連絡通
路47を介して互いを接続させる冷却媒体供給通路42
aと冷却媒体回収通路42bとに区分けし、各通路42
a,42bを翼エレメント44の背側49および腹側5
0の両側に設けてプラットフォーム37を冷却媒体AR
で冷却させたので、限られた冷却媒体ARであってもプ
ラットフォーム37を効果的に冷却することができ、燃
焼ガスFGの高温化にもプラットフォーム37を充分に
対処させることができる。
【0062】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明に係るガス
タービン冷却翼は、プラットフォーム内に連絡通路を介
装させて冷却媒体供給通路と冷却媒体回収通路とを備え
るとともに、各通路を翼エレメントの背側および腹側の
少なくとも一方に配置したので、限られた冷却媒体であ
ってもプラットフォームを効果的に冷却させることがで
き、燃焼ガスの高温化にもプラットフォームを充分に対
処させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガスタービン冷却翼の第1実施形
態を示す概略側面図。
【図2】図1のB−B矢視方向切断断面図。
【図3】図1のC−C矢視方向切断断面図。
【図4】図1のD−D矢視方向切断断面図。
【図5】図1のE−E矢視方向切断断面図。
【図6】本発明に係るガスタービン冷却翼の第2実施形
態を示す概略側面図。
【図7】図6のF−F矢視方向切断断面図。
【図8】図6のG−G矢視方向切断断面図。
【図9】図8のH−H矢視方向切断断面図。
【図10】図8のI−I矢視方向切断断面図。
【図11】本発明に係るガスタービン冷却翼の第3実施
形態を示す概略側面図。
【図12】図11のJ−J矢視方向切断断面図。
【図13】本発明に係るガスタービン冷却翼の第4実施
形態を示す概略側面図。
【図14】図13のK−K矢視方向切断断面図。
【図15】図13のL−L矢視方向切断断面図。
【図16】本発明に係るガスタービン冷却翼の第5実施
形態を示す概略側面図。
【図17】図16のM−M矢視方向切断断面図。
【図18】本発明に係るガスタービン冷却翼の第6実施
形態を示す概略側面図。
【図19】図18のN−N矢視方向切断断面図。
【図20】本発明に係るガスタービン冷却翼の第7実施
形態を示す概略側断面図。
【図21】図20のO−O矢視方向切断断面図。
【図22】従来のガスタービンプラントを示す概略上半
断面図。
【図23】従来のタービン段落を示す概略断面図。
【図24】従来のガスタービン冷却翼を示す概略縦断面
図。
【図25】従来のガスタービン冷却翼におけるプラット
フォームを示す概略側面図。
【図26】図25のA−A矢視方向切断断面図。
【符号の説明】
1 空気圧縮機 2 ガスタービン 3 ケーシング 4 圧縮機軸 5 タービン軸 6 圧縮機静翼 7 圧縮機動翼 8 圧縮機段落 9 タービン静翼 10 タービン動翼 11 タービン段落 12 ガスタービン燃焼器 13 トランジションピース 14 タービンディスク 15 翼植込み部 16 シャンク 17 プラットフォーム 18 ガス通路 19a 前縁通路 19b 中央通路 19c 後縁通路 20 翼有効部 21 乱流促進体 22 前縁 23 空気口 24 蛇行通路 25 後縁 26 吹出し孔 27 プラットフォーム通路 28a 前縁部冷却空気供給通路 28b 中央部冷却空気回収通路 28c 後縁部冷却空気供給通路 29 腹側 30 背側 31 第1通路 32 第2通路 33 プラグ 34 プラットフォーム後縁 35 翼植込み部 36 シャンク部 37 プラットフォーム 38 翼有効部 39 タービンディスク 40a 前縁部冷却媒体供給通路 40b 中央部冷却媒体回収通路 40c 後縁部冷却媒体供給通路 41 プラットフォーム通路 41a 乱流促進体 42a 冷却媒体供給通路 42a1 冷却媒体主流供給通路 42a2 第1冷却媒体分流供給通路 42a3 第2冷却媒体分流供給通路 42a4 冷却媒体主流背側供給通路 42a5 冷却媒体主流腹側供給通路 42b 冷却媒体回収通路 42b1 第1冷却媒体分流回収通路 42b2 第2冷却媒体分流回収通路 42b3 冷却媒体合流回収通路 42b4 第1冷却媒体分流背側回収回路 42b5 第2冷却媒体分流背側回収回路 42b6 冷却媒体合流背側回収通路 42b7 第1冷却媒体腹側回収通路 42b8 第2冷却媒体腹側回収通路 42b9 冷却媒体合流腹側回収通路 43 プラグ 44 翼エレメント 45 後縁 46 背側 47 連絡通路 48 プレート板 49 スリット 50 腹側 51 冷却媒体取入れ口 52 冷却媒体排出通路 53 蓋

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 翼植込み部、シャンク部、プラットフォ
    ーム、翼有効部を連続一体に形成し、翼有効部内に蛇行
    状の通路を備えたガスタービン冷却翼において、上記プ
    ラットフォーム内に、連絡通路を介装させてその底部側
    に冷却媒体供給通路を、また、その頭部側に冷却媒体回
    収通路を設けたことを特徴とするガスタービン冷却翼。
  2. 【請求項2】 翼植込み部、シャンク部、プラットフォ
    ーム、翼有効部を連続一体に形成し、翼有効部内に蛇行
    状の通路を備えたガスタービン冷却翼において、上記プ
    ラットフォーム内に、スリットを備えたプレート板を介
    装させてその底部側に冷却媒体供給通路を、また、その
    頭部側に冷却媒体回収通路を設けたことを特徴とするガ
    スタービン冷却翼。
  3. 【請求項3】 冷却媒体供給通路を、翼有効部を形成す
    る翼エレメントにおける後縁の背側に接続させたことを
    特徴とする請求項1または2記載のガスタービン冷却
    翼。
  4. 【請求項4】 冷却媒体供給通路を、翼有効部を形成す
    る翼エレメントにおける後縁の背側および腹側の両方に
    接続させたことを特徴とする請求項1または2記載のガ
    スタービン冷却翼。
  5. 【請求項5】 冷却媒体回収通路を、翼有効部を形成す
    る翼エレメントにおける中央部冷却媒体回収通路の背側
    に接続させたことを特徴とする請求項1または2記載の
    ガスタービン冷却翼。
  6. 【請求項6】 冷却媒体回収通路を、翼有効部を形成す
    る翼エレメントにおける中央部冷却媒体回収通路の背側
    および腹側の両方に接続させたことを特徴とする請求項
    1または2記載のガスタービン冷却翼。
  7. 【請求項7】 冷却媒体回収通路を断面二等辺三角形に
    形成したことを特徴とする請求項1または2記載のガス
    タービン冷却翼。
  8. 【請求項8】 翼植込み部、シャンク部、プラットフォ
    ーム、翼有効部を連続一体に形成し、翼有効部内に蛇行
    状の通路を備えたガスタービン冷却翼において、上記プ
    ラットフォーム内に、連絡通路を介装させてその底部側
    に冷却媒体供給通路を、また、その頭部側に冷却媒体回
    収通路を設けるとともに、上記冷却媒体供給通路の冷却
    媒体取入れ口を上記プラットフォームの底部側に設ける
    一方、上記冷却媒体回収通路に上記プラットフォームを
    冷却後の冷却媒体を燃焼ガスに合流させる冷却媒体排出
    通路を備えたことを特徴とするガスタービン冷却翼。
  9. 【請求項9】 翼植込み部、シャンク部、プラットフォ
    ーム、翼有効部を連続一体に形成し、翼有効部内に蛇行
    状の通路を備えたガスタービン冷却翼において、上記プ
    ラットフォーム内に、連絡通路を介装させてその底部側
    に冷却媒体供給通路を、また、その頭部側に冷却媒体回
    収通路を設けるとともに、上記冷却媒体供給通路の冷却
    媒体取入れ口を上記翼植込み部の底部側に設ける一方、
    上記冷却媒体回収通路に上記プラットフォームを冷却後
    の冷却媒体を燃焼ガスに合流させる冷却媒体排出通路を
    備えたことを特徴とするガスタービン冷却翼。
  10. 【請求項10】 プラットフォーム内に設けた冷却媒体
    供給通路および冷却媒体回収通路を翼有効部を形成する
    翼エレメントの背側に沿って備えたことを特徴とする請
    求項8または9記載のガスタービン冷却翼。
  11. 【請求項11】 翼植込み部、シャンク部、プラットフ
    ォーム、翼有効部を連続一体に形成し、翼有効部内に蛇
    行状の通路を備えたガスタービン冷却翼において、底面
    を蓋で塞ぐ上記プラットフォーム内に、連絡通路を介装
    させてその底部側に冷却媒体供給通路を、また、その頭
    部側に冷却媒体回収通路を設けたことを特徴とするガス
    タービン冷却翼。
  12. 【請求項12】 冷却媒体供給通路を、翼有効部を形成
    する翼エレメントの前縁部冷却媒体供給通路の背側およ
    び腹側のうち少なくとも一方に接続させたことを特徴と
    する請求項11記載のガスタービン冷却翼。
  13. 【請求項13】 冷却媒体供給通路に、プラットフォー
    ムを冷却後の冷却媒体を燃焼ガスに合流させる冷却媒体
    排出通路を備えたことを特徴とする請求項11記載のガ
    スタービン冷却翼。
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