JP2000219420A - シート処理装置及びこれを備える画像形成装置 - Google Patents

シート処理装置及びこれを備える画像形成装置

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JP2000219420A
JP2000219420A JP11023272A JP2327299A JP2000219420A JP 2000219420 A JP2000219420 A JP 2000219420A JP 11023272 A JP11023272 A JP 11023272A JP 2327299 A JP2327299 A JP 2327299A JP 2000219420 A JP2000219420 A JP 2000219420A
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sheet
driving
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sheet processing
roller
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English (en)
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Yasuo Fukatsu
康男 深津
Takeshi Moriyama
剛 森山
Masatoshi Yaginuma
雅利 柳沼
Kiyoshi Okamoto
清志 岡本
Mitsushige Murata
光繁 村田
Norifumi Miyake
範書 三宅
Manabu Yamauchi
学 山内
Tsutomu Sato
力 佐藤
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Canon Inc
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パンチしたシート後端がパンチから離脱し易
くして穿孔シートの製品品位を向上させたシート処理装
置を実現する。 【解決手段】 パンチ111とダイ112を有する穿孔
手段110の下流側にシート搬送路120と、これに続
くバッファパス23(屈曲搬送路)を設ける。シート搬
送路120のガイド板120aを、拘束ばね200によ
りダイス112側に変位させて拘束する。これにより、
厚紙のシートSであっても、シート後端がパンチから容
易に離脱して、シートの穿孔品位が向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート処理装置に
関り、詳細には、例えば、複写機、レーザービームプリ
ンタ等の画像形成装置に適用可能なシート処理装置であ
って、画像形成装置から排出されるシートの穿孔処理を
行う穿孔手段(以下パンチャ)とシートを積載する積載
トレイ(積載手段)を備えるシート処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シートの穿孔処理を行うパンチャ
を搭載するシート処理装置は、穿孔後のシートを積載ト
レイに搬送する搬送路を、駆動ローラ及び従動ローラを
備える屈曲搬送路で構成し、この屈曲搬送路の上流側に
パンチャを配置させることで、装置の小型化を実現させ
てきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来装置では、搬送されるシートの後端に穿孔する時、シ
ートの先端が屈曲搬送路内に入るので、シートが特に厚
紙のようなシートの場合、シートのコシにより、穿孔時
にバリ等が発生してしまうことがあって、シートの穿孔
品位損なう虞れがあった。
【0004】また、屈曲搬送路に対して従動ローラを屈
曲の外側に配置させた場合、厚紙のようなシートが屈曲
搬送路に搬入してくると、シートのコシによるばね力が
従動ローラをを跳ね上げ、駆動ローラとシートが離れて
しまい、シートの搬送不良になる虞れがある。
【0005】また、下流側の駆動ローラと従動ローラに
シートがあり、かつパンチがダイスに食い込む時に起こ
る、瞬間的なシート搬送速度の低下、及びこれによる下
流側駆動ローラとの速度差によるスリップ、瞬間的負荷
変動による下流側駆動モータの脱調等が発生する虞れが
あった。
【0006】本発明は、穿孔手段下流側の屈曲搬送路に
影響されることなく、穿孔手段による良好な穿孔作業を
行うことができるシート処理装置を提供することを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
搬送されるシートを穿孔するための回転自在のパンチ部
とダイス部とを有する穿孔手段と、該穿孔手段の下流側
であって、前記シートを搬送するための駆動ローラと従
動ローラとを有する屈曲搬送路と、前記穿孔手段と前記
屈曲搬送路との間に位置するシート搬送路の厚さを変化
させるように拘束する拘束手段と、を備え、前記拘束手
段は、前記穿孔手段から搬送されるシートを前記穿孔手
段のダイス部側に変位させるように拘束することを特徴
とする。
【0008】請求項2に係る発明は、前記シート搬送路
は1対のガイド板を有し、前記拘束手段は、前記パンチ
部側のガイド板を前記ダイス部側のガイド板に付勢する
拘束ばねであることを特徴とする。
【0009】請求項3に係る発明は、前記屈曲搬送路を
構成する駆動ローラを、前記駆動ローラの外側に複数配
置したことを特徴とする。
【0010】請求項4に係る発明は、前記穿孔手段を駆
動する第1の駆動手段と、前記駆動ローラを駆動する第
2の駆動手段と、該第2の駆動手段の駆動を前記駆動ロ
ーラに伝達する伝達手段と、を備え、該伝達手段が弾性
体であることを特徴とする。
【0011】請求項5に係る発明は、前記弾性体は、前
記第2の駆動手段の駆動を前記駆動ローラに伝達する伝
達ベルトであることを特徴とする。
【0012】請求項6に係る発明は、前記穿孔手段の周
速を検知する周速検知手段と、前記第2の駆動手段を制
御する制御手段と、を備え、前記周速検知手段による検
知結果に基づいて、前記第2の駆動手段の周速を前記穿
孔手段の周速に一致するように前記制御手段により制御
することを特徴とする。
【0013】請求項7に係る発明は、前記屈曲搬送路か
ら搬送されるシートを積載する積載手段を備えることを
特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
について図面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施の形態であるシー
ト処理装置を含む全体の構成を示す断面図である。図1
において読み取り装置101、画像形成装置102、シ
ート処理装置103から構成されているシステムを示
す。図2はシート処理装置103に構成されるパンチユ
ニットの構成図である。
【0016】読み取り装置101は、セットされた原稿
Pを原稿読みとり位置に給送し、その後、排紙位置まで
搬送する自動原稿給送部51と、読み取り位置に搬送さ
れた原稿台ガラス78上の原稿Pに照射するランプ79
と、原稿Pからの光をCCDに導く為の反射ミラー7
2、73、74と、原稿の像をラインセンサ(以下CC
D)76上に結ぶレンズ75等から構成されている。
【0017】画像形成装置102は、異なるサイズの記
録紙Sを積載した複数の記録紙格納部53、54、記録
紙を給紙する記録紙給紙部55、56を有している。給
紙されたシートSは、シート搬送路57を介してシート
搬送路60へ搬送される。61は、前記読み取り装置1
01により読み取られた画像情報に基づいてレーザー光
を走査して画像形成部62の感光体上に潜像を形成する
レーザースキャナー、62は、感光体上にトナー像を形
成し、そのトナー画像をシートSに転写する画像形成部
62である。前記画像形成部62によって画像形成され
たシートSは、搬送ベルト63、記録紙上のトナー像を
軟化溶融して定着させる定着ローラ64、搬送ローラ6
5等により、シート処理装置103の搬送路へ搬送され
る。さらに、画像形成装置102及びシート処理装置1
03の動作設定や設定内容を確認するための操作部40
を有している。
【0018】また、操作部40は、ここでは図示しない
設定内容を確認するための表示部、表示部上に重ねて配
置され画像形成動作の詳細設定やシート処理装置の動作
設定等を行うためのタッチパネルキー、画像形成部数等
の数値を設定するためのテンキー、画像形成動作を停止
するためのストップキー、初期設定に戻すためのリセッ
トキー、画像形成動作を開始するためのスタートキー等
を有している。
【0019】103はシート処理装置(以下フィニッシ
ャーと呼ぶ)である。1はフィニッシャー103の入り
口ローラであり、画像形成装置102より搬送されたシ
ートSを搬送する。2、3はシートSまたはインサート
紙Iを搬送する搬送ローラであり、31は搬送される該
シートSまたはインサート紙Iの通過を検知する入口側
でのシート検知センサである。また、50は搬送されて
くるシートSまたはインサート紙Iの後端付近に穴あけ
を行うパンチユニットである。
【0020】5は搬送途上に配置されている比較的大口
径のローラ(以下バッファローラ(従動ローラ)と呼
ぶ)であり、外部周囲に配した各押し付けコロ(駆動ロ
ーラ)12、13、14でシートをロール面に押圧し搬
送する。
【0021】上記駆動ローラとしての押し付けコロ1
2,13,14と、従動ローラ5としてのバッファロー
ラ5により、穿孔手段110から搬送されるシートを屈
曲して搬送するバッファパス(屈曲搬送路)23が構成
されている。
【0022】11は第1の切り換えフラッパであり、ノ
ンソートパス4とソートパス8とを選択的に切り換え
る。10は第2の切り換えフラッパで、ソートパス8と
シートSまたはインサート紙Iを一時的に貯えるための
バッファパスとの切り換えを行うようになっている。3
3はノンソートパス4内の用紙を検知するシート検知セ
ンサ、32はバッファパス内23の用紙を検知するシー
ト検知センサである。
【0023】6はソートパス8の経路の設けられる搬送
ローラ、84は、シートを一時的に集積し、該集積され
たシートSまたはインサート紙Iを整合し、またステイ
プルユニット80によってステープル処理を行うために
設けられた中間トレイ(以下処理トレイという)82
と、処理トレイに積載されたシートSまたはインサート
紙Iを整合する整合板88を含む処理トレイユニットで
あり、この処理トレイ82の排出端側には、束排出ロー
ラを構成する一方の排出ローラ、ここでは、固定側とし
ての排出ローラ83bが配置されている。
【0024】7はソートパス8に配されて、シートSま
たはインサート紙Iを処理トレイ(第1の積載トレイ)
84上に排出するための第1の排出ローラであり、9は
ノンソートパス4に配され、シートSまたはインサート
紙Iをサンプルトレイ85上に排出するための第2の排
出ローラである。
【0025】83aは揺動ガイド81に支持されてい
て、該揺動ガイド81が閉じ位置に来たときに、前記下
排紙ローラ83aに加圧的に当節されて処理トレイ82
上のシートSまたはインサート紙Iをスタックトレイ
(第2の積載トレイ)86上に束排出するための上排出
ローラである。87は、スタックトレイ86、サンプル
トレイ85上に積載されるシート束の後端縁(束排出方
向に対しての後端縁)を突き当て支持する束積載ガイド
であり、ここではシート処理装置103の外装を兼ねて
いる。
【0026】20はインサートするインサート紙Iをセ
ットするインサート紙格納部であり、21はインサート
紙を給紙する給紙ローラ、22は給紙したインサート紙
を分離する分離ローラである。27はインサート紙格納
部20にインサート紙がセットされているかどうかを検
知するインサート紙セット検知センサである。給紙した
インサート紙は、搬送ローラ19、24、25、26に
よって、インサート紙Iを該搬送ローラ2へ搬送する。
【0027】すなわち、読み取り給紙装置101に原稿
をセットし、操作部40でユーザが所望の設定を行っ
い、動作開始を指定することで、画像形成動作が開始さ
れるのである。まず、読み取り給紙装置101で原稿の
読み取りを行うと同時に、画像形成装置102では設定
された記録紙格納部53、54から記録紙の給紙を開始
して、シート搬送路を介して画像形成部へ搬送する。読
み取り給紙部で読み取った画像情報に基づいて形成され
たトナー画像を給紙したシートに転写して、定着部を通
過させてシート上に固定する。そして、シート処理装置
103により、インサート紙の搬送、パンチ、シートの
分類、ステイプルの処理を行うて最終出力シートが得ら
れるのである。
【0028】〈パンチユニットの説明〉次に、パンチユ
ニット50について説明する。
【0029】図2において、パンチユニット50は、穿
孔手段110と横レジ検知手段130を有している。穿
孔手段110には、パンチ111とダイス112がそれ
ぞれケーシング113に軸支され、それぞれのギヤ11
4、ll5が噛み合い、図5に示すパンチ駆動モータ
(第1の駆動手段)116の駆動により、矢印B、C方
向に同期して回転可能となっている。通常は、図2のホ
ームポジション(HP)位置にある。
【0030】前記シート検知センサ31がシート後端を
検知した後、所定タイミングでパンチ駆動モータ116
を駆動することにより、パンチ111とダイス112は
矢印B、C方向に回転し、図3の様にパンチ111がダ
イス112に設けられたダイス穴112aに噛み合い、
搬送中のシートに穿孔する。
【0031】この際、パンチ111とダイス112の回
転速度を、前記搬送ローラ対3の回転速度と同一とする
ことで、搬送中のシートに穿孔することが可能である。
117は、穿孔手段110をシートの搬送方向Aと直角
に移動するためのガイド部、118は、ガイド部117
と当接し回転するコロで、コロ軸119によりケーシン
グ113にカシメられている。
【0032】図6の113aは、ケーシング113の一
部に形成されたラックギアで、不図示の穿孔手段移動モ
ータに設けられたピニオンギア120と噛み合ってい
る。121は、シートの搬送方向Aと平行に設けられた
受光部121aを持つ穿孔手段イニシャル位置検知セン
サで、ケーシング113に取り付けられている。
【0033】このため、穿孔手段移動モータの駆動によ
り穿孔手段110は、シートの搬送方向Aと直角の矢印
D、E方向に移動可能となる。穿孔手段イニシャライズ
位置検知センサ121を矢印E方向に移動することによ
り、本体1に設けられた穿孔手段イニシャル位置規定部
52を受光部位121aによって検知できる。ここで、
穿孔手段イニシャル位置は、斜行や横レジのずれ量に相
当するシート基準位置の数mm手前とする。
【0034】横レジ検知手段130は、穿孔手段110
に取り付けられている。横レジ検知手段130には、シ
ートの搬送方向Aと平行に設けられた受光部131aを
持ち、シートの側端部検出する横レジ検知センサ131
が、センサアーム132の先端に取り付けられている。
【0035】センサアーム132は、その1部にラック
ギア132aが形成されており、ケーシング113に取
り付けられている不図示の横レジ移動モータに設けられ
たピニオンギア133と噛み合っている。また、センサ
アーム132の後端には、受光部13laと傾向に設け
られた受光部134aを持つ横レジイニシャル位置検知
センサ134が取り付けられている。
【0036】このため、横レジ移動モータの駆動により
横レジ検知センサ131、横レジイニシャル位置検知セ
ンサ134はシートの搬送方向Aと直角の矢印D、E方
向に移動可能となる。横レジイニシャル位置検知センサ
134を矢印方向に移動するる事により、ケーシングに
設けられた横レジイニシャル位置規定部113bを受光
部134aによって検知できる。また、横レジ検知セン
サ131を矢印D方向に移動する事で、選択されたシー
トサイズに対応する位置に横レジ検知センサ131をセ
ットできる。
【0037】ここで、シートの側端部を検知する際は、
前記シート検知センサ31がシート先端を検知した後、
所定タイミングで穿孔手段移動モータを駆動し、穿孔手
段110、及び、横レジ検知センサ131を矢印方向に
移動し、横レジ検知センサ131の受光部131aがシ
ートの側端部によって遮られるとシート端部と検知して
停止する。このため、穿孔位置をシート端部に揃えるこ
とが可能になる。
【0038】〈パンチモードの説明〉図5のフローチャ
ートに基づいて、パンチモードの説明を行う。
【0039】装置の電源がオンされると(S1)、穿孔
手段移動モータにより穿孔手段110が図4の矢印Eの
方向に移動する。穿孔手段イニシャル位置検知センサ1
21が穿孔位置規定部52を検出すると、穿孔手段移動
モータが停止し、穿孔手段のホームポジション停止制御
が完了する(S2)。
【0040】次に、横レジ移動モータにより、センサア
ーム132が図4に示すE方向に移動し、横レジイニシ
ャル位置検知センサ134が、横レジイニシャル位置規
定部113bを検出すると、横レジ移動モータは停止
し、センサアーム132のホームポジション停止制御が
完了する(S3)。
【0041】パンチモードが指定され、画像形成装置1
02からシートが搬送されてくると、センサアーム13
2は図4の矢印D方向に移動し、横レジ検知センサ13
1を画像形成装置102から搬送されてくるシートの端
部付近で停止させる。シート検知センサ31が、搬送さ
れてきたシートの先端を検知すると、穿孔手段110は
図4の矢印方向に移動し、横レジ検知センサ131がシ
ート端部検知した位置で穿孔手段50は停止する。シー
ト検知センサがシートの後端を検出すると、所定距離搬
送した後にパンチ駆動モータ116が回転し、パンチ1
11、ダイス112により搬送中のシートの後端に穿孔
穴が空く。
【0042】〈シート搬送路、屈曲搬送路、伝達手段の
説明〉図2、図3において、穿孔手段110の下流側に
は、穿孔手段110から送られるシートSを屈曲搬送路
(バッファパス)23に搬送するためのシート搬送路1
20が配設されている。このシート搬送路120は、上
側のガイド板120aと、下側のガイド板120bとを
有している。上側のガイド板120aは、拘束ばね(拘
束手段)200により、矢印D方向に付勢されて変位さ
れている。すなわち、拘束ばね200は、ダイス112
側に拘束されている。これによりシート後端を、パンチ
111から容易に離脱させることができ、厚紙等のコシ
の強いシートSを穿孔する場合でも、円滑にパンチ11
1から抜けて、穿孔品位を向上させることができる。
【0043】次に、図4のように、駆動ローラ12を屈
曲搬送路23の外側に配置することにより、シートSの
コシによるばね力が、矢印E方向に作用しても、駆動ロ
ーラ12は固定されているので、バッファローラ5から
離れることがない。これにより、シートSの搬送不良の
発生を防止することができる。
【0044】次に、図8において、バッファローラ5と
同一軸線上には、駆動モータ(第2の駆動手段)204
が配設されている。搬送モータ204の駆動を、ゴム製
の弾性ベルト(弾性体)203a、203b、203c
によってそれぞれ駆動ローラ12、13、14に伝達す
ることで、パンチ111がダイス112に食い込む時に
発生する負荷変動、速度変動の吸収が可能となる。
【0045】図5において、パンチ111の支軸には、
ギア114と一体に円盤型のエンコーダ201が設けら
れている。このエンコーダ201の電気的出力を出すフ
ォトインタラプタ202を配置させることにより、図1
に示す制御装置(制御手段)100において、周知のP
LL制御を行い、搬送モータ204の速度制御してやる
ことにより、パンチ111の周速と、搬送モータ204
の周速とを一致させてやることが可能となる。
【0046】これにより、穿孔手段110と下流側の駆
動ローラとの速度変動、負荷変動の発生が防止される。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
パンチ部からシートを離れさせてやることにより、穿孔
時の穿孔穴バリを軽減させることができ、穿孔穴品位を
向上させることが可能となる。
【0048】また、シートのコシによるばね力の作用す
る方向を駆動ローラ側にすることによりスリップによる
搬送不良を回避できる。
【0049】また、シート搬送モータの駆動伝達方法
を、弾力性のある弾性体にすることによって、パンチと
ダイスが食い込む時に発生する負荷変動、速度変動を吸
収するこができ、シート搬送モータのスリップ、モータ
の脱調等を防止できる。
【0050】更に、パンチの周速と搬送モータの周速を
一致させてやることにより、上記同様シート搬送モータ
のスリップ、モータの脱調等を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート処理装置及びこれが適用可
能な画像形成装置本体の一例を示す縦断正面図。
【図2】同じく、パンチユニットの縦断側面図。
【図3】同じく、パンチユニットの作動状態を示す縦断
側面図。
【図4】同じく、シートがパンチユニットを抜けた後の
状態を示す縦断側面図。
【図5】同じく、パンチユニットの平面図。
【図6】同じく、パンチユニットでのシート先端部の検
出状態を示す平面図。
【図7】同じく、シート処理装置のパンチモードの動作
に係るフローチャート。
【図8】同じく、屈曲搬送路の駆動ローラ部を示すシー
ト処理装置の縦断正面図。
【符号の説明】
S シート 5 従動ローラ 12,13,14 駆動ローラ 23 バッファパス(屈曲搬送路) 50 パンチユニット 100 制御装置(制御手段) 101 読み取り装置 102 画像形成装置本体 103 シート処理装置 110 穿孔手段 111 パンチ部 112 ダイ部 116 パンチ駆動モータ(第1の駆動手
段) 120 シート搬送路 120a,120b ガイド板 200 拘束ばね(拘束手段) 201 エンコーダ 202 フォトインタラプタ 201,202 周速検知手段 203a、203b、203c 駆動伝達ベルト 204 搬送モータ(第2の駆動手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳沼 雅利 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 岡本 清志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 村田 光繁 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 三宅 範書 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 山内 学 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 佐藤 力 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 3F108 GA02 GA04 GB07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送されるシートを穿孔するための回転
    自在のパンチ部とダイス部とを有する穿孔手段と、 該穿孔手段の下流側であって、前記シートを搬送するた
    めの駆動ローラと従動ローラとを有する屈曲搬送路と、 前記穿孔手段と前記屈曲搬送路との間に位置するシート
    搬送路の厚さを変化させるように拘束する拘束手段と、
    を備え、 前記拘束手段は、前記穿孔手段から搬送されるシートを
    前記穿孔手段のダイス部側に変位させるように拘束する
    ことを特徴とするシート処理装置。
  2. 【請求項2】 前記シート搬送路は1対のガイド板を有
    し、前記拘束手段は、前記パンチ部側のガイド板を前記
    ダイス部側のガイド板に付勢する拘束ばねであることを
    特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
  3. 【請求項3】 前記屈曲搬送路を構成する駆動ローラ
    を、前記駆動ローラの外側に複数配置したことを特徴と
    する請求項1又は2記載のシート処理装置。
  4. 【請求項4】 前記穿孔手段を駆動する第1の駆動手段
    と、前記駆動ローラを駆動する第2の駆動手段と、該第
    2の駆動手段の駆動を前記駆動ローラに伝達する伝達手
    段と、を備え、 該伝達手段が弾性体であることを特徴とする請求項1な
    いし3いずれか記載のシート処理装置。
  5. 【請求項5】 前記弾性体は、前記第2の駆動手段の駆
    動を前記駆動ローラに伝達する伝達ベルトであることを
    特徴とする請求項4記載のシート処理装置。
  6. 【請求項6】 前記穿孔手段の周速を検知する周速検知
    手段と、前記第2の駆動手段を制御する制御手段と、を
    備え、 前記周速検知手段による検知結果に基づいて、前記第2
    の駆動手段の周速を前記穿孔手段の周速に一致するよう
    に前記制御手段により制御することを特徴とする請求項
    4又は5記載のシート処理装置。
  7. 【請求項7】 前記屈曲搬送路から搬送されるシートを
    積載する積載手段を備えることを特徴とする請求項1な
    いし6いずれか記載のシート処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7いずれか記載のシート
    処理装置と、画像情報に基づいてシートに画像を形成す
    る画像形成手段と、該画像形成手段により画像形成され
    たシートを前記シート処理装置に排出する本体排出手段
    と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7261288B2 (en) 2001-09-20 2007-08-28 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Postprocessing apparatus with two or more finishing devices
JP2016108135A (ja) * 2014-12-09 2016-06-20 株式会社リコー 駆動装置および画像形成装置

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US7261288B2 (en) 2001-09-20 2007-08-28 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Postprocessing apparatus with two or more finishing devices
JP2016108135A (ja) * 2014-12-09 2016-06-20 株式会社リコー 駆動装置および画像形成装置

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