JP2000218787A - インクジェット式記録ヘッド及び画像記録装置 - Google Patents

インクジェット式記録ヘッド及び画像記録装置

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JP2000218787A
JP2000218787A JP11023308A JP2330899A JP2000218787A JP 2000218787 A JP2000218787 A JP 2000218787A JP 11023308 A JP11023308 A JP 11023308A JP 2330899 A JP2330899 A JP 2330899A JP 2000218787 A JP2000218787 A JP 2000218787A
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pressure generating
recording head
ink
generating chamber
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Satoshi Hosono
聡 細野
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Seiko Epson Corp
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2/14201Structure of print heads with piezoelectric elements
    • B41J2/14274Structure of print heads with piezoelectric elements of stacked structure type, deformed by compression/extension and disposed on a diaphragm
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B41J2002/14419Manifold

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工精度のみに依存することなく記録ヘッド
のコンプライアンスのバラツキを低減することができ、
不良品となる記録ヘッドの発生を抑制して歩留りを向上
できるインクジェット式記録ヘッドを提供する。 【解決手段】 記録ヘッド2のコンプライアンス成分の
うち、圧力発生室13内のインクのコンプライアンスの
割合が、圧力発生室を構成している隔壁12、振動板1
0などの圧力発生室構成部材のコンプライアンスの割合
よりも大きくなるように、圧力発生室の容積を設定し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタなどに使用されるインクジェット式記録ヘッドに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のインクジェット式記録ヘッド、例
えば圧電振動子を電気機械変換素子として用いたインク
ジェット式記録へッドにおいては、複数のノズル開口を
列状に開設したノズルプレート上に流路形成板と振動板
とを積層して流路ユニットを構成し、この流路ユニット
をケースに接合する。
【0003】すなわち、流路形成板には、ノズル開口部
とぞれぞれ連通する貫通孔状の圧力発生室と、各圧力発
生室に供給するインクを貯留する共通インク室と、この
共通インク室とそれぞれの圧力発生室との間を連通する
インク供給口などを隔壁によって区画することにより形
成してある。また、振動板は、圧肉部(アイランド部)
と、この圧肉部を囲む薄肉部(フィルム部)とからな
る。具体的には、厚さ3〜10μmの樹脂フィルムと厚
さ20〜50μmのステンレス板の複合板をエッチング
加工し、ステンレス部分を残したアイランド部とフィル
ム部とを形成している。
【0004】そして、流路形成板の一方の面にノズルプ
レートを、他方の面に振動板を接着することにより流路
ユニットを構成する。そして、圧力発生室に対応させて
圧電振動子をケース側に配置固定し、上記流路ユニット
をケースに取り付けることにより各圧電振動子を対応し
た圧力発生室の振動板の所定部位(アイランド部)に当
接して固定する。
【0005】この様に構成された記録へッドは、共通イ
ンク室からインクを各圧力発生室内に供給し、圧電振動
子の作用により振動板を撓ませて圧力発生室内を加圧
し、この圧力によりノズル開口からインク滴を吐出す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この種の記録ヘッド
は、近年、例えば720dpiや1440dpiと極め
て高い解像度が求められており、しかも黒色、黄色、マ
ゼンタ、シアンの4色のインクを使用して高い解像度が
求められている。このため、インク滴を1ドット当たり
数ngと小さくして吐出することが必要となり、したが
って、圧力発生室内のインクの固有振動周期を高めなく
てはならない。
【0007】ところが、固有振動周期を高めようとする
と、この固有振動周期fは、記録ヘッドのコンプライア
ンス(変形のしやすさであり、単位圧力あたりの容積変
化。)Cによって大きく変動するので(f=1/2π√
〔(M・C)-1〕)、製造段階における記録ヘッドの吐
出特性のバラツキが問題になる。
【0008】すなわち、流路形成板の圧力発生室やイン
ク供給口などの空部を形成したり、振動板にアイランド
部を形成したりする際に、μm単位の非常に高い加工精
度が要求される。
【0009】しかしながら、金属のエッチング加工によ
りアイランド部とフィルム部を形成する際、アイランド
部の長手方向でプラス・マイナス20μm、幅方向でプ
ラス・マイナス7μmのバラツキが生じ、フィルム部の
面積バラツキによるコンプライアンスCに変動が生じ
る。
【0010】そして、記録ヘッドのコンプライアンスC
の成分は、圧力発生室内のインクのコンプライアンス
C.inkと、圧力発生室を構成している隔壁や振動板やノ
ズルプレートなど圧力発生室構成部材のコンプライアン
スC.strとに大別することができる。
【0011】C.inkは、圧力発生室の容積に比例する
(C.ink=V/ρ・c2,V:圧力発生室の容積
〔m3〕,ρ:インク密度〔Kgf/m3〕,c:インク
の音速〔m/s〕)が、これは主として流路形成板の加
工精度に依存する。具体的には、シリコンの異方性エッ
チング技術を応用することによって要求精度を得ること
が可能である。
【0012】しかしながら、振動板のフィルム部(C.s
trの占める割合が最も大きな部分)では、前述したよう
に公差バラツキによるコンプライアンスのバラツキを小
さくすることが困難である。
【0013】従来の記録ヘッドでは、ヘッド全体に占め
るインクのコンプライアンスC.inkが20〜45%、圧
力発生室の隔壁やノズルプレートのコンプライアンス
C.cavが2%、振動板のコンプライアンスC.filmが5
3〜78%であり、圧力発生室構成部材のコンプライア
ンスC.str(C.cav+C.film)が約5〜8割を占め
る。
【0014】このため、上記の様な公差の下で加工した
振動板や流路形成板等で記録ヘッドを構成すると、組み
立てた記録ヘッドごとのコンプライアンスを所定範囲内
に揃えることが容易ではなく、特に、振動板の加工具合
によって記録ヘッドのコンプライアンスが大きく変動す
る。
【0015】そして、圧力発生室構成部材のコンプライ
アンスC.strが所定範囲から外れた記録ヘッドは不良品
となる。したがって、前記したように、圧力発生室内の
インクの固有振動周期を高めて高い解像度を実現しよう
とすると、歩留りが低下してしまう。
【0016】そこで本発明の目的は、加工精度のみに依
存することなく記録ヘッドのコンプライアンスのバラツ
キを低減することができ、不良品となる記録ヘッドの発
生を抑制して歩留りを向上することができるインクジェ
ット式記録ヘッドを提供しようとするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたもので、請求項1に記載のもの
は、ノズル開口を複数開設したノズルプレートと、ノズ
ル開口に対応して圧力発生室となる空部を隔壁を挟んで
複数並べて形成するとともに、各圧力発生室にインクを
供給するインク供給口を形成した流路形成板と、圧力発
生室の内壁の一部を構成して電気機械変換素子の変形に
よって撓んで圧力発生室を加圧する振動板とを有するイ
ンクジェット式記録ヘッドにおいて、記録ヘッドのコン
プライアンス成分のうち、圧力発生室内のインクのコン
プライアンスの割合を、圧力発生室を構成している上記
隔壁、振動板などの圧力発生室構成部材のコンプライア
ンスの割合よりも大きくしたことを特徴とするインクジ
ェット式記録ヘッドである。
【0018】請求項2に記載のものは、圧力発生室内の
インクのコンプライアンスの割合が、圧力発生室を構成
している上記隔壁、振動板などの圧力発生室構成部材の
コンプライアンスの割合よりも大きくなるように、圧力
発生室の容積を設定したことを特徴とする請求項1に記
載のインクジェット式記録ヘッドである。
【0019】請求項3に記載のものは、流路形成板の厚
肉化を図ることにより圧力発生室の容積増大を図ること
を特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット
式記録ヘッドである。
【0020】請求項4に記載のものは、振動板の厚肉化
を図ることにより振動板のコンプライアンスの割合を相
対的に低下させて、圧力発生室内のインクのコンプライ
アインスの割合を相対的に高めたことを特徴とする請求
項1から3のいずれかに記載のインクジェット式記録ヘ
ッドである。
【0021】請求項5に記載のものは、前記電気機械変
換素子が圧電振動子であることを特徴とする請求項1か
ら4のいずれかに記載のインクジェット式記録ヘッドで
ある。
【0022】請求項6に記載のものは、前記流路形成板
がシリコンの異方性エッチングにて形成されることを特
徴とする請求項1から3のいずれかに記載のインクジェ
ット式記録ヘッドである。
【0023】請求項7に記載のものは、前記振動板が樹
脂フィルムと金属層から形成されることを特徴とする請
求項4に記載のインクジェット式記録ヘッドである。
【0024】請求項8に記載のものは、請求項1から7
のいずれかに記載のインクジェット式記録ヘッドを備え
たことを特徴とする画像記録装置である。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。まず、図4及び図5を参照して、
本発明が適用される画像記録装置であるインクジェット
式プリンタについて説明する。
【0026】図4に示すように、例示したインクジェッ
ト式プリンタは、プリンタコントローラ101とプリン
トエンジン102とから概略構成してある。
【0027】プリンタコントローラ101は、外部イン
ターフェース103(以下、外部I/F103とい
う。)と、各種データを一時的に記憶するRAM104
と、制御プログラム等を記憶したROM105と、CP
U等を含んで構成した制御部106と、クロック信号を
発生する発振回路107と、記録ヘッド2へ供給するた
めの駆動信号を発生する駆動信号発生部109と、駆動
信号や、印刷データに基づいて展開されたドットパター
ンデータ(ビットマップデータ)等をプリントエンジン
102に送信する内部インターフェース110(以下、
内部I/F110という。)とを備えている。
【0028】外部I/F103は、例えば、キャラクタ
コード、グラフィック関数、イメージデータ等によって
構成される印刷データを、図示しないホストコンピュー
タ等から受信する。また、この外部I/F103を通じ
てビジー信号(BUSY)やアクノレッジ信号(AC
K)が、ホストコンピュータ等に対して出力される。
【0029】RAM104は、受信バッファ、中間バッ
ファ、出力バッファ、及び、図示しないワークメモリと
して機能する。そして、受信バッファは外部I/F10
3を介して受信された印刷データを一時的に記憶し、中
間バッファは制御部106が変換した中間コードデータ
を記憶し、出力バッファはドットパターンデータを記憶
する。このドットパターンデータは、階調データをデコ
ード(翻訳)することにより得られる印字データによっ
て構成してある。
【0030】また、ROM105には、各種データ処理
を行わせるための制御プログラム(制御ルーチン)の他
に、フォントデータ、グラフィック関数等を記憶させて
ある。
【0031】制御部106は、各種の制御を行う他、受
信バッファ内の印刷データを読み出すと共に、この印刷
データを変換して得た中間コードデータを中間バッファ
に記憶させる。また、中間バッファから読み出した中間
コードデータを解析し、ROM105に記憶されている
フォントデータ及びグラフィック関数等を参照して、ド
ットパターンデータに展開する。そして、制御部106
は、必要な装飾処理を施した後に、このドットパターン
データを出力バッファに記憶させる。
【0032】そして、記録ヘッド2の1回の主走査で記
録可能な1行分のドットパターンデータが得られたなら
ば、この1行分のドットパターンデータは、出力バッフ
ァから内部I/F110を通じて順次記録ヘッド2に出
力される。また、出力バッファから1行分のドットパタ
ーンデータが出力されると、展開済みの中間コードデー
タは中間バッファから消去され、次の中間コードデータ
についての展開処理が行われる。
【0033】駆動信号発生部109は、記録に使用する
ための吐出駆動信号を発生する主信号発生部と、メニス
カス(ノズル開口部で露出しているインクの自由表面)
を微振動させてノズル開口部分のインクを攪拌させる印
字外微振動信号及び印字前微振動信号を発生する微振信
号発生部と、主信号発生部からの吐出駆動信号や、微振
信号発生部からの印字外微振動信号或いは印字前微振動
信号が入力され、入力された信号を選択的に内部I/F
110へ出力する選択部とを含んで構成してある。
【0034】プリントエンジン102は、紙送り機構1
16と、キャリッジ機構117と、記録ヘッド2とを含
んで構成してある。
【0035】紙送り機構116は、紙送りモータと紙送
りローラ等から構成してあり、図5(a)に示すよう
に、記録紙118(印刷記録媒体の一種)を記録ヘッド
2の記録動作に連動させて順次送り出す。即ち、この紙
送り機構116は、記録紙118を副走査方向である記
録紙送り方向に移動させる。
【0036】キャリッジ機構117は、記録ヘッド2及
びインクカートリッジ119を搭載可能であってガイド
部材120に移動自在に取り付けられたキャリッジ12
1と、駆動プーリー122と従動プーリー123との間
に架け渡されると共にキャリッジ121に接続されたタ
イミングベルト124と、駆動プーリー122を回転さ
せるパルスモータ125と、記録紙幅方向に平行な状態
(主走査方向に沿って)でプリンタ筐体126に架設さ
れたリニアエンコーダ127と、キャリッジ121に取
り付けられて、リニアエンコーダ127のスリット12
8を検出可能なスリット検出器129とを備えている。
【0037】本実施形態のリニアエンコーダ127は、
図5(b)に示すように、360或いは360/N(d
pi)のピッチでスリット128…を形成した透明な薄
板状部材である。また、スリット検出器129は、例え
ば、フォトインタラプタによって構成する。
【0038】このキャリッジ機構117では、パルスモ
ータ125の作動により、記録紙118の幅方向に沿っ
てキャリッジ121を往復移動させる。即ち、キャリッ
ジ121に搭載された記録ヘッド2を主走査方向に沿っ
て移動させる。このキャリッジ121の移動は、ホーム
ポジション側の基準位置を起点にして行われる。ここ
で、ホームポジションとは、電源が投入されていない状
態や、記録を行わない状態が長時間に亘った場合等にお
いて、キャリッジ121を待機させる位置である。本実
施形態では、図5(a)における右端部にホームポジシ
ョンを設けてあり、この部分には、記録ヘッド2のノズ
ル開口11(後述)におけるインク溶媒の蒸発を防止す
るキャッピング機構130を設ける。また、基準位置
は、このホームポジションから少し左側の位置に設定す
る。具体的には、記録紙118の右側縁とキャッピング
機構130との間に記録ヘッド2が位置するような場所
に基準位置を設定する。
【0039】そして、この記録ヘッド2を基準位置から
主走査方向に沿って往復移動させ、この往復移動に連動
させて記録ヘッド2からインク滴を吐出させ、さらに、
記録紙118を記録紙送り方向に移動させることにより
記録紙118上に所望の画像を記録することができる。
【0040】次に、上記した記録へッド2について詳細
に説明する。
【0041】図1は電気機械変換素子として代表的な圧
電振動子1であるピエゾ素子(PZT)を用いたインク
ジェット式記録へッド2の一実施形態の断面図、図2は
図1に示す記録ヘッド2の要部を示す拡大断面図であ
る。
【0042】記録へッド2は、図1に示すように、例え
ばプラスチックからなる箱体状のケース3の収納室4内
に圧電振動子1を一方の開口から挿入して櫛歯状先端1
aを他方の開口に臨ませ、この開口側のケース3の表面
(下面)に流路ユニット5を接合するとともに、圧電振
動子1の櫛歯状先端1aをそれぞれ流路ユニット5の所
定部位に当接固定することにより概略構成されている。
なお、図中、6はフレキシブルケーブル、7は固定基板
である。
【0043】流路ユニット5は、流路形成板8を間に挟
んでノズルプレート9と振動板10を両側に積層するこ
とにより構成されている。
【0044】ノズルプレート9は、ドット形成密度に対
応したピッチで複数のノズル開口11を列状に開設した
ステンレス製の薄いプレートであり、本実施形態では約
0.141mmのピッチ(180dpi)で1列96個
のノズル開口11を5列開設してある。
【0045】ノズルプレート9の一方の面に積層する流
路形成板8は、図2に示すように、ノズルプレート9の
ノズル開口11に対応して圧力発生室13となる空部を
隔壁12で区画した状態で複数形成するとともに、イン
ク供給口14および共通のインク室15となる空部を形
成した板状の部材である。圧力発生室13は、ノズル開
口列に対して直交する方向に細長い室であり、その一部
が、流路形成板8の厚さ方向に貫通した断面略平行四辺
形の貫通孔16により構成され、残りの部分は、流路形
成板8の厚さ方向の中央に形成した上下室隔壁17で上
下に区画された偏平な凹室で構成されている。
【0046】なお、図2に示す圧力発生室13は、長さ
を1216μm、ノズルプレート9側の幅を100μ
m、振動板10側の幅を110μm、貫通孔16の長さ
を100μm、幅を80μmとし、ノズルプレート9側
の隔壁12の厚さを41μm、振動板10側の隔壁12
の厚さを31μm、貫通孔16の部分の隔壁12の厚さ
を61μmに設定してある。また、18は共通インク室
15から圧力発生室13への流路に形成した堰部であ
り、該堰部18により流路幅の狭い狭窄部の形で、イン
ク供給口14が形成されている。
【0047】この流路形成板8の貫通孔16、圧力発生
室13、インク供給口14および共通インク室15は、
シリコンウエハーをエッチング加工することにより、各
ノズル開口11毎に形成されている。そして、本実施形
態では、流路形成板8の厚肉化を図ることにより、圧力
発生室13の容積を増大し、これにより後述する圧力発
生室13内のインクのコンプライアンスを割合を大きく
している。
【0048】また、本実施形態では、貫通孔16は、圧
力発生室13の一端、即ち圧力発生室13内における共
通インク室15から最も離れた位置に形成されている。
そして、圧力発生室13の他端にインク供給口14が接
続され、このインク供給口14とは反対側の端部近傍で
ノズル開口11が開口するように配置してある。そし
て、本実施形態では貫通孔16のほぼ中央にノズル開口
11が位置する。
【0049】なお、共通インク室15は、インクカート
リッジ(図示せず)に貯留されたインクを各圧力発生室
13に供給するための室であり、長手方向のほぼ中央に
インク供給管19が連通する。
【0050】振動板10は、本実施形態では、ノズルプ
レート9とは反対側に位置する流路形成板8の他方の面
に積層され、上記圧力発生室13の一方の開口面を封止
する封止板と、同じく流路形成板8の他方の面に積層さ
れ、共通インク室15の一方の開口面を封止する弾性体
膜(薄膜部)とを兼ねており、ステンレス板20上にP
PS等の高分子体フィルム21をラミネート加工した二
重構造である。そして、同一材により封止板と弾性体膜
とを構成するので、封止板として機能する部分、すなわ
ち圧力発生室13に対応した部分のステンレス板20を
エッチング加工して圧電振動子1の先端を当接固定する
ための厚肉部(アイランド部22)を形成し、また、弾
性体膜として機能する部分、すなわち共通インク室l5
に対応する部分のステンレス板20をエッチング加工で
除去してフィルム部21(弾性体膜)だけにする。
【0051】そして、本実施形態では、振動板10のフ
ィルム部21における厚肉化を図ることにより振動板1
0のコンプライアンスの割合を相対的に低下させて、圧
力発生室13内のインクのコンプライアンスの割合を相
対的に高めてある。具体的には、従来は厚さ3.5μm
のPPS(ポリフェニレンサルファイト)やポリイミド
などの高分子膜をフィルム部21として使用していた
が、本実施形態では厚さ6μmと2倍の厚さのものを使
用している。
【0052】上記の構成を有する記録ヘッド2では、圧
電振動子1を振動子長手方向に伸長させることにより、
アイランド部22がノズルプレート9側に押圧され、ア
イランド部22周辺のフィルム部(弾性体膜)21が変
形して圧力発生室13が収縮する。また、圧電振動子1
を振動子長手方向に収縮させると、フィルム部21の弾
性により圧力発生室13が膨張する。そして、圧力発生
室13の膨張・収縮を制御することによりノズル開口1
1からインク滴が吐出される。
【0053】そして、この記録ヘッド2における振動系
は、図3に示す等価回路によって表すことができる。図
3において、記号Mは単位長さあたりの媒質の質量であ
るイナータンス〔Kg/m4〕であり、Maは圧電振動子
1におけるイナータンス、Mnはノズル開口部11にお
けるイナータンス、Msはインク供給口14におけるイ
ナータンスである。記号Rは媒質の内部損失であるレジ
スタンス〔N・s/m5〕であり、Rnはノズル開口部
11におけるレジスタンス、Rsはインク供給口14に
おけるレジスタンスである。記号Cは単位圧力あたりの
容積変化であるコンプライアンス〔m5/N〕であり、
Ccは圧力発生室13を形成している隔壁12と振動板
10のコンプライアンス、Caは圧電振動子1における
コンプライアンス、Cnはノズルプレート9のコンプラ
イアンスである。また、記号Pは圧電振動子1が経時的
に発生する圧力、換言すれば、圧電振動子1に印加する
電圧パルスを等価圧力に変換したものである。
【0054】そして、圧力発生室13内のインクのコン
プライアンスC.inkは、圧力発生室13の容積をV、イ
ンク密度をρ、液中の音速をcとすると、次式(1)の
ように表すことができる。
【0055】C.ink=V/ρ・c2・・・(1) ここで、ρおよびcは一定であるから、 C.ink=k・V(k;定数)・・・(2) と表すことができる。
【0056】よって、C.inkは、主として圧力発生室の
容積がそのバラツキの要因となる。圧力発生室の容積
は、流路形成板8の加工精度によってそのバラツキが支
配されるが、シリコンの異方性エッチング技術によれ
ば、極めて高い加工精度を得ることが容易である。
【0057】また、圧力発生室13のコンプライアンス
は、圧力発生室13を構成している、すなわち圧力発生
室13の内壁面として機能する流路形成板8の隔壁1
2、振動板10、ノズルプレート9の各コンプライアン
スに関係し、これら圧力発生室構成部材のコンプライア
ンスをC.strとすると、このC.strは圧力変化ΔPに対
する容積変化ΔVであり、次式(3)のように表すこと
ができる。
【0058】C.str=ΔV/ΔP・・・(3) C.strは前述したように、その殆どが振動板10のフィ
ルム部21のコンプライアンスC.filmに依存する。C.
filmは、フィルム部21の厚さの3乗に比例し、幅の5
乗に比例するため、形状バラツキに対してC.strのバラ
ツキを大きくしてしまう。
【0059】ここで、記録ヘッド2のコンプライアンス
成分のうち、圧力発生室13内のインクのコンプライア
ンスC.inkの割合を、圧力発生室13を構成している上
記隔壁12、振動板10などの圧力発生室構成部材のコ
ンプライアンスC.strの割合よりも大きくする(C.ink
>C.str)と、流路形成板8の隔壁12、振動板10な
ど圧力発生構成部材の加工精度、特に振動板10のアイ
ランド部22の加工具合やフィルム部21の厚さの誤差
に影響され難くなる。換言すれば、記録ヘッド2のコン
プライアンスを決定する要素のうち、圧力発生室13内
のインクのコンプライアンスに依存する割合を相対的に
増大すれば、記録ヘッド2の振動板10の加工精度に依
存する割合が相対的に低下し、これにより記録ヘッド2
のコンプライアンスの変動を少なくすることができる。
【0060】圧力発生室13内のインクのコンプライア
ンスを増大するには、前記式(2)から明らかなよう
に、圧力発生室13の容積を増大すればよい。
【0061】具体的には、本実施形態では、前記したよ
うに、流路形成板8のシリコンウエハーの厚肉化を図る
ことにより、圧力発生室13内の容器を約40〜80%
増大し、これにより圧力発生室13内のインクのコンプ
ライアンスの割合を高めている。
【0062】なお、圧力発生室13内の容積を増大する
には、長手方向の長さを延長してもよいが、記録ヘッド
2の小型化、およびシリコンウエハーの歩留りを考慮す
ると、厚肉化を図ることが望ましい。
【0063】また、前記したように、本実施形態では振
動板10の厚肉化を図っているので、振動板10のコン
プライアンスが従来よりも小さくなるので、これにより
圧力室構成部材のコンプライアンスC.strが減少し、一
層圧力発生室13内のインクのコンプライアンスC.ink
の占める割合が高くなり、記録ヘッド2のコンプライア
ンスの変動を一層小さくすることができる。
【0064】なお、圧力発生室構成部材のコンプライア
ンスC.strは、その大部分が振動板10のコンプライア
ンスに占められているので、この振動板10の厚肉化
は、圧力発生室構成部材のコンプライアンスC.strの割
合を相対的に減少させる上で重要である。
【0065】この様に、本実施形態に示す記録ヘッド2
においては、圧力発生室13内の容積増大を図るととも
に、振動板10の厚肉化を図ることにより、振動板10
のコンプライアンスC.filmが29%、隔壁12等の圧
力発生室13のコンプライアンスC.cavが2%、圧力発
生室13内のインクのコンプライアンスC.inkが69%
となり、圧力発生室構成部材のコンプライアンスC.str
が31%となる。したがって、C.ink>C.strとなり、
記録ヘッド2を組み立てた際に、それぞれのコンプライ
アンスの安定化を容易に図ることができる。このため、
歩留りの向上に大きく寄与する。
【0066】なお、本発明は、前記実施形態で挙げた寸
法に限定されるものではなく、C.ink>C.strの関係が
成立すればよい。また、本実施形態では、圧電振動子1
を、振動子の伸縮方向とは直交する方向に圧電体及び内
部電極を積層したいわゆる縦振動モードの櫛歯状振動子
によって構成したものを例示したが、本発明は、振動子
の伸縮方向に圧電体及び内部電極を積層したいわゆる撓
み振動モードの圧電振動子1にも適用することができ
る。さらに、電気機械変換素子は、圧電振動子に限ら
ず、駆動信号の印加により機械的変形を生じる素子であ
ればよい。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下の効果を奏する。
【0068】請求項1の発明によれば、記録ヘッドのコ
ンプライアンス成分のうち、圧力発生室内のインクのコ
ンプライアンスの割合を、圧力発生室を構成している隔
壁や振動板などの圧力発生室構成部材のコンプライアン
スの割合よりも大きくしたので、流路形成板や振動板の
加工精度により変動するコンプライアンスの占める割合
が相対的に少なくなる。したがって、従来の公差の下で
加工しても、記録ヘッドのコンプライアンスに対する影
響が少なくなる。このため、製造した記録ヘッドごとの
コンプライアンスが所定範囲に入り易くなり、これによ
り不良品の発生を抑制して歩留りを向上することができ
る。
【0069】請求項2の発明によれば、圧力発生室内の
インクのコンプライアンスの割合が、圧力発生室を構成
している上記隔壁、振動板などの圧力発生室構成部材の
コンプライアンスの割合よりも大きくなるように、圧力
発生室の容積を設定したので、加工精度を特別厳しくす
ることなく、記録ヘッドのコンプライアンスの安定化を
図ることができる。
【0070】請求項3の発明によれば、流路形成板の厚
肉化を図ることにより圧力発生室の容積増大を図るの
で、シリコンウエハーを使用して流路形成板を構成して
も、急激なコストアップを回避でき、記録ヘッドの小型
化も維持できる。
【0071】請求項4の発明によれば、振動板の厚肉化
を図ることにより振動板のコンプライアンスの割合を相
対的に低下させて、圧力発生室内のインクのコンプライ
アインスの割合を相対的に高めるので、記録ヘッドのコ
ンプライアンスの安定化を容易に成し得る。
【0072】請求項6の発明によれば、シリコンの異方
性エッチングにより流路形成板を形成したので、極めて
高い加工精度を得ることが容易である。
【0073】請求項7の発明によれば、振動板を樹脂フ
ィルムと金属層とから構成したので、厚手の樹脂フィル
ムを用いることにより、振動板のコンプライアンスの割
合を相対的に低下させることが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェット式記録ヘッドの断面図である。
【図2】記録ヘッドの要部を示す拡大断面図であり、
(a)は圧力発生室の平面図、(b)は(a)に示す記
録ヘッドのb−b断面図、(c)は(a)に示す記録ヘ
ッドのc−c断面図である。
【図3】記録ヘッドにおける振動系を等価回路によって
表した説明図である。
【図4】インクジェット式プリンタの構成を説明するブ
ロック図である。
【図5】インクジェット式プリンタの内部機構を説明す
る図であり、(a)は斜視図、(b)はスリット及びス
リット検出部を説明する図である。
【符号の説明】
1 圧電振動子 2 インクジェット式記録ヘッド 3 ケース 4 収納室 5 流路ユニット 6 フレキシブルケーブル 7 固定板 8 流路形成板 9 ノズルプレート 10 振動板 11 ノズル開口 12 隔壁 13 圧力発生室 14 インク供給口 15 共通インク室 16 貫通孔 17 上下室隔壁 18 堰部 19 インク供給管 20 ステンレス板 21 高分子フィルム部(弾性体膜) 22 アイランド部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズル開口を複数開設したノズルプレー
    トと、ノズル開口に対応して圧力発生室となる空部を隔
    壁を挟んで複数並べて形成するとともに、各圧力発生室
    にインクを供給するインク供給口を形成した流路形成板
    と、圧力発生室の内壁の一部を構成して電気機械変換素
    子の変形によって撓んで圧力発生室を加圧する振動板と
    を有するインクジェット式記録ヘッドにおいて、 記録ヘッドのコンプライアンス成分のうち、圧力発生室
    内のインクのコンプライアンスの割合を、圧力発生室を
    構成している上記隔壁、振動板などの圧力発生室構成部
    材のコンプライアンスの割合よりも大きくしたことを特
    徴とするインクジェット式記録ヘッド。
  2. 【請求項2】 圧力発生室内のインクのコンプライアン
    スの割合が、圧力発生室を構成している上記隔壁、振動
    板などの圧力発生室構成部材のコンプライアンスの割合
    よりも大きくなるように、圧力発生室の容積を設定した
    ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット式記
    録ヘッド。
  3. 【請求項3】 流路形成板の厚肉化を図ることにより圧
    力発生室の容積増大を図ることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のインクジェット式記録ヘッド。
  4. 【請求項4】 振動板の厚肉化を図ることにより振動板
    のコンプライアンスの割合を相対的に低下させて、圧力
    発生室内のインクのコンプライアインスの割合を相対的
    に高めたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに
    記載のインクジェット式記録ヘッド。
  5. 【請求項5】 前記電気機械変換素子が圧電振動子であ
    ることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の
    インクジェット式記録ヘッド。
  6. 【請求項6】 前記流路形成板がシリコンの異方性エッ
    チングにて形成されることを特徴とする請求項1から3
    のいずれかに記載のインクジェット式記録ヘッド。
  7. 【請求項7】 前記振動板が樹脂フィルムと金属層から
    形成されることを特徴とする請求項4に記載のインクジ
    ェット式記録ヘッド。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれかに記載のイン
    クジェット式記録ヘッドを備えたことを特徴とする画像
    記録装置。
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