JP2000218271A - 電解装置 - Google Patents

電解装置

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JP2000218271A
JP2000218271A JP11018359A JP1835999A JP2000218271A JP 2000218271 A JP2000218271 A JP 2000218271A JP 11018359 A JP11018359 A JP 11018359A JP 1835999 A JP1835999 A JP 1835999A JP 2000218271 A JP2000218271 A JP 2000218271A
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electrodes
resistance
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electrolytic
water
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JP11018359A
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English (en)
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Keijiro Kunimoto
啓次郎 国本
Takemi Oketa
岳見 桶田
Tomohide Matsumoto
朋秀 松本
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電解質溶液を電気分解する電解装置におい
て、次亜塩素酸などの化合物を安定して生成させる。 【解決手段】 電解質溶液17を電解槽12に供給し、
電気分解する電解装置の、電極13,14への通電時と
供給手段22の駆動時には給水制御手段28を停止させ
るようにしたので、電解槽12内の電解質溶液濃度を測
定したり、濃度調整が容易で、安定した電解が可能にな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気分解(以後電
解と呼ぶ)に関するもので、特に電解質を電解すること
により次亜塩素酸などの化合物を生成する電解装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より塩素イオンを含む水を電気分解
することにより、次亜塩素酸及び次亜塩素酸イオンを生
成する電解装置が知られている(例えば、特許第261
9756号公報、特許第2587731号公報)。
【0003】この電解装置は図11に示すように、溶液
路1に流量調整弁2と食塩水を供給するポンプ3及び塩
酸を供給するポンプ4の動作により、食塩水タンク5及
びび塩酸タンク6から溶液を希釈水と共に電解槽7内に
送り込み、同時に電極8を陽極、電極9を陰極として直
流電解装置10で通電を行うことにより、電解槽7内で
次亜塩素酸を生成し、排水路11から次亜塩素酸溶液を
連続的に得ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電解装置では、食塩水及び塩酸と希釈水の混合水を電解
槽7に供給しながら電極8、9に通電し連続的に電解す
るために、電解の開始直後より連続して次亜塩素酸を供
給できる反面、混合水を流しながら電解を行うため電極
8,9間への塩素イオンの通過時間が短くなり電解効率
が高められなかった。そのため、次亜塩素酸を生成しす
るために多くの電力や食塩水が消費されていた。
【0005】また、次亜塩素酸の濃度を調整する場合
に、流量調節弁2とポンプ3とポンプ4のそれぞれの供
給量を制御する必要があるため、バラツキ要因が多くな
り要求する濃度が得にくかった。
【0006】さらに、ポンプが故障したり、食塩水や塩
酸が無くなって要求する濃度の次亜塩素酸が生成できな
くなっても利用者が気づかないため、次亜塩素酸の働き
である殺菌等ができずに食中毒など重大な事故つながる
危険があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、内部に少なくとも一対の電極と給水口と電解
液を排出する排出口とを備える電解槽と、前記電解槽へ
の給水を制御する給水制御手段と、電解質溶液を貯える
タンクと、前記電解質溶液を前記電解槽に供給する供給
手段と、前記電極への通電時と前記供給手段の駆動時に
は前記給水制御手段を停止させる制御手段とにより構成
している。
【0008】上記発明によれば、タンクの電解質溶液
は、供給手段により電解槽内に供給され、電解槽内の水
と混合され電極に通電を行うことで、電気分解により次
亜塩素酸などの化合物を生成することができる。このと
き、電極へ通電時と供給手段の駆動時には給水制御手段
を停止させるため、電解槽への給水がない状態で、電解
槽内の電解質溶液は電極表面に発生する水素ガスや酸素
などのが浮上する際の誘引作用により、対流が発生し電
解質溶液に含まれる塩素イオンがゆっくりと電極間を通
過するため効率の良い電解ができる。
【0009】また、電極へ通電時と供給手段の駆動時に
は給水制御手段を停止させるため、供給された電解質溶
液は電解槽の中に留まった状態で電解を行うので、電解
質溶液を調整したり、電解質溶液の濃度が容易に測定で
き、供給手段が故障したり、電解質溶液が無くなって要
求する濃度の電解液が生成できなくなることを未然に防
げる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1にかかる電解装
置は、内部に少なくとも一対の電極と給水口と電解液を
排出する排出口とを備える電解槽と、前記電解槽への給
水を制御する給水制御手段と、電解質溶液を貯えるタン
クと、前記電解質溶液を前記電解槽に供給する供給手段
と、前記電極への通電時と前記供給手段の駆動時には前
記給水制御手段を停止させる制御手段とにより構成する
ものである。
【0011】そして、タンクの電解質溶液は、供給手段
により電解槽内に供給され、電解槽内の水と混合され電
極に通電を行うことで、電気分解により次亜塩素酸など
の化合物を生成することができる。このとき、電極へ通
電時と供給手段の駆動時には給水制御手段を停止させる
ため、電解槽への給水がない状態で、電解槽内の電解質
溶液は電極表面に発生する水素ガスや酸素などのが浮上
する際の誘引作用により、対流が発生し電解質溶液に含
まれる塩素イオンがゆっくりと電極間を通過するため効
率の良い電解ができる。
【0012】また、請求項2にかかる電解装置は、制御
手段として、電極への通電開始前に供給手段を駆動させ
る構成としたものである。
【0013】そして、電解質溶液が電解槽に供給された
後、電極への通電を開始することで電解槽内の電解質溶
液は発生ガスにより混合されながら電解が行われる。
【0014】また、請求項3にかかる電解装置は、制御
手段として、前記電極間の電気抵抗を検知する抵抗検知
部と、前記検知抵抗に応じて供給手段の電解質溶液供給
量を制御するものである。
【0015】そして、電解質溶液の濃度と導電率の相関
から電気抵抗によって電解槽に供給された電解質溶液の
濃度が類推できる。したがって、濃度が低い場合には供
給手段の供給量を増すように制御する。
【0016】また、請求項4にかかる電解装置は、制御
手段として、前記電極間の電気抵抗を検知する抵抗検知
部と、前記検知抵抗に応じて前記電極への通電時間を制
御するものである。
【0017】そして、電気抵抗によって類推した電解質
溶液の濃度が低い場合には電極の通電時間を長くように
制御する。
【0018】また、請求項5にかかる電解装置は、制御
手段として、前記電極間の電気抵抗を検知する抵抗検知
部と、前記検知抵抗に応じて定電流制御部の設定値を変
更するものである。
【0019】そして、電気抵抗によって類推した電解質
溶液の濃度が低い場合には定電流制御部の設定値を高く
なるように制御する。
【0020】また、請求項6にかかる電解装置は、制御
手段として、前記電極間の電気抵抗を検知する抵抗検知
部と、前記検知抵抗が所定範囲を外れた場合に報知する
報知部とを有するものである。
【0021】そして、前記検知抵抗が所定範囲を外れた
場合に報知することで、供給手段の故障やタンク内の電
解質溶液不足を使用者に知らせることができる。
【0022】また、請求項7にかかる電解装置は、制御
手段として、前記電極間の電気抵抗を検知する抵抗検知
部と、供給手段を駆動した場合に検知抵抗が所定時間変
化しなければ報知する報知手段とを有するものである。
【0023】そして、供給手段を駆動しても検知抵抗に
変化がないのは、供給手段の故障やタンク内の電解質溶
液切れであり、これらを使用者に知らせることができ
る。
【0024】また、請求項8にかかかる電解装置は、制
御手段の抵抗検知部による抵抗検知を、供給手段による
電解質溶液供給の終了後に行うものである。
【0025】そして、電解槽に電解質溶液が供給された
状態で抵抗検知を行うので、電極間の電気抵抗から電解
槽内の電解質溶液濃度が正確に検出できる。
【0026】また、請求項9にかかかる電解装置は、制
御手段の抵抗検知部による抵抗検知を、電極間への通電
を開始して所定時間経過後に行うものである。
【0027】そして、電極への通電を開始することで電
解槽内の電解質溶液は発生ガスにより混合されるので、
電解槽内の電解質溶液は均一に拡散し、電極間の電気抵
抗から濃度が正確に検出できる。
【0028】また、請求項10にかかかる電解装置は、
制御手段の抵抗検知部として、電極間の電流を一定に制
御する定電流制御部と、前記電極間の電圧を検知する電
圧検知部とを有し、電圧変化により電極間の電気抵抗を
検出する構成としたものである。
【0029】そして、電極間の電流が一定であるから、
電極間の電気抵抗は電圧に比例するため、電極間の電圧
から抵抗が検出できる。
【0030】また、請求項11にかかかる電解装置は、
制御手段の抵抗検知部として、電極間の電圧を一定に制
御する定電圧制御部と、前記電極間の電流を検知する電
流検知部とを有し、電流変化により電極間の電気抵抗を
検出する構成としたものである。
【0031】そして、電極間の電圧が一定であるから、
電極間の電気抵抗は電流に反比例するため、電極間の電
流から抵抗が算定できる。
【0032】また、請求項12にかかかる電解装置は、
タンク内の電解質溶液を塩化ナトリウム、塩化マグネシ
ウム、塩化カリウム、塩化カルシュウムなどの塩素化合
物の水溶液としたものである。
【0033】そして、塩素化合物水溶液を電解槽で電解
し次亜塩素酸を生成する。
【0034】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0035】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
ける電解装置の構成図である。
【0036】図1において、12は電解質溶液の電気分
解を行う電解槽であり、内部に一対の電極13、14が
備えられている。15は電解質としての塩素化合物であ
る塩化ナトリウム16(以降、食塩と呼ぶ)と、水給水
口とを飽和濃度以上の割合で混合して貯えるタンクで、
タンク15内は飽和濃度を超えているので食塩16はタ
ンク15内で沈殿して下部に溜まる。そしてその電解質
溶液17(以降、食塩水と呼ぶ)は飽和濃度に達して貯
えられている。このタンク15の食塩水17の出口18
は、食塩16の沈殿物が排出されないようタンク15の
上部に設けている。また、タンク15の底部には食塩1
6の沈殿物の内部に給水するための入口19が設けられ
ており、水はタンク15上部よりタンク15内を貫通す
る通水パイプ20により導かれている。この通水パイプ
20は、上流の給水路A21と連通し、給水路A21に
は給水するための供給手段22(以降、ポンプと呼ぶ)
と水の逆流を防止する逆止弁23が備えられている。な
お、ポンプ22はタンク15の上端より高い位置に配置
している。タンク15の出口18と電解槽12とは溶液
路24で接続されており、タンク15内の食塩水17を
電解槽12内に供給することが可能となっている。ま
た、電解槽12には希釈液である水道水(以降水道水と
呼ぶ)を給水路B25より送り込む給水口26と、電気
分解で生成した電解液を電解槽の外部に排出するための
排出口27が備えられている。給水路B25には、電解
槽12への水の供給を制御する給水制御手段である電磁
弁28が設置されている。電解槽12の電極13、1
4、ポンプ22、そして給水制御弁28は制御手段29
にケーブル30、31、32で接続されており、電極1
3、14への通電と極性の変換、ポンプ22の動作、電
磁弁28の開閉の制御が行われる。
【0037】タンク15は、容器部33と、蓋部34と
により気密構成として、この蓋部34に通水パイプ20
と出口18と設けている。
【0038】通水パイプ20先端の入口19は開口部を
絞ったノズル35を構成し、水が食塩16の沈殿物内に
供給される時に、水が吐出される流速により、周囲の食
塩水が誘引され食塩の中で拡散し、供給された水の塩分
濃度は短時間のうちに飽和に達する。また、通水パイプ
20先端の入口19上部に水平に拡散板36を設けてい
る。これは、供給された水が比重差によってタンク15
上部方向へ流れるのを水平方向に拡散するものであり、
水と食塩との接触時間が長くなり、塩分濃度が確実に飽
和に達する。
【0039】なお、拡散板36は微少な穴を開けたた
り、網状のものを用いると、より広い範囲で水と食塩が
接触するため、効率的な食塩溶解ができる。
【0040】電解槽12の構造は、図2に示したよう
に、電極13および14は電極端子37および38で電
解槽本体39に固定されている。電極13、14の間に
は、水道水の供給を行う給水路B25が設けられてお
り、電極13、14間を通って水道水を送り込むことが
可能な構成としている。そして、電極13、14の下側
には、この電極13、14の下端が入り込む電解溝40
があり、この底部には食塩水17を送り込む溶液路24
が接続されている。なお、ここで用いた電極は、基材が
チタンまたはチタン合金であり、表面には白金またはイ
リジウムなどの貴金属を被膜したものを用いている。
【0041】次に、制御手段29の構成を図3を用いて
説明する。図において50は、入出力インターフェース
やメモリー等を内蔵した公知のマイクロコンピュータ
(以降、マイコンと呼ぶ)であり、運転開始スイッチを
有した操作パネル51からの信号を入力するように接続
され、使用者の指示が入力できる。52は電極13,1
4に電力を供給する直流電源である。マイコン50は、
この電極13,14への電流を電流検知回路53を介し
て検知し、予め設定した電流設定値になるよう電圧制御
回路54に信号を送り電圧を調整する。また、マイコン
50の信号に応じて、電極13,14の極性を切換えた
り、電極13,14への電流を遮断する極切換回路55
を備えている。さらに、マイコン50により電極13,
14の極間電圧を検知して電気抵抗を類推する抵抗検知
部である電圧検知回路56を電極13,14と電圧制御
回路54の間に設けている。57はマイコン50の指示
によりポンプ22を駆動するポンプ駆動回路。58はマ
イコン50の指示により電磁弁28を駆動する電磁弁駆
動回路である。59は異常状態を検出した際にマイコン
50より警告を発する報知手段で、ブザーやLED等で
構成される。
【0042】次に、マイコン50での処理内容を図4〜
図7を用いて説明する。図4に示すフローチャートは、
運転開始スイッチを使用者が押したのを検知してスター
トするルーチンである。60は給水制御で、電磁弁28
を所定時間(電解槽に給水でき得る時間)開き、電解槽
12内の残留水を押し出し、新たに水を充満させる。給
水が終了すると、61でポンプ22を駆動させ、タンク
15内の食塩水17を電解槽12に供給する。食塩水1
7の供給が終了すると62の定電流制御部で、電極1
3,14に通電し、電流検知回路53により検知した電
極13,14間の電流が、電流設定値になるように電圧
制御回路54により電圧を調整する。63の極切換部で
は電極13,14への電流の極性を、予め設定した時間
間隔で切り換える。一方64では、電圧検知回路56に
より電極13,14の極間電圧を検知し、この電圧より
電極12,13間の電気抵抗を推定する。すなわち、6
2において電流が電流設定値に一定に制御されるため、
電気抵抗は電圧に比例する。したがって電圧により電気
抵抗が一律に求められる。この電気抵抗は電極13,1
4間の水の導電率により、ほぼ決定され、導電率は電解
槽12に供給される食塩水の量と相関があるため、電気
抵抗から食塩水の供給量を推定できる。そして、65で
は電気抵抗が予め設定した最大値より高いか、最小値よ
り低い場合はポンプ22の故障や食塩切れと判断して報
知手段59により報知する。66では電気抵抗が予め設
定した値より高ければ、食塩水の供給不足と判定して、
ポンプ22を駆動させ食塩水を追加供給する。67は電
極13,14への通電を終了させ、電磁弁28を所定時
間開き、給水口から給水することで電解槽12内にの電
解水を排出口27から排出させる。
【0043】図5は図4における62,63の定電流制
御部と極切換部のブロック図で、電流設定値68と電流
検知回路53によりなる電流検知69の検知する電流値
との偏差70により電極間の電圧をフィードバック制御
する。電圧制御71は公知のデジタルPID制御を用
い、偏差70がゼロになるよう電圧を制御する。72の
極切換は電圧制御された電極13,14への電流の極性
を、予め設定した時間間隔(例えば10分間隔)で切り
換える。この極切換は、陽極と陰極を切り換えること
で、陰極に付着するスケール成分を除去する。
【0044】図6は図4における61から66の電極間
の電圧検知と制御・報知の詳細なフローチャートで、7
3で食塩水を供給し、74で電極への通電を開始する。
75では通電開始から30秒間待機する。この30秒間
で供給された食塩水が拡散して、電解槽内で濃度がほぼ
均一になる。そして76で電極間の電圧Eを検知し、7
7で電圧Eが予め設定した最大値Emaxと最小値Em
inの範囲に入るかを判定し、範囲外と判定した場合
は、異常状態を判定して78で報知する。電圧Eが最大
値Emaxより高い場合は、電極間の導電率が低すぎる
ことを意味し、ポンプ22故障で停止したり、タンク1
5内の食塩が切れて食塩水が供給されなかった状態であ
る。また、電圧Eが最小値Eminより低い場合は、電
極間の導電率が異常に高くなった状態であり、電磁弁2
8が故障で電解槽12に電解水が排出されずに蓄積した
り、食塩水が漏れだして電解槽12に流れ込んだりした
と想定される。79では、電圧Eが設定値Esetを超
えたか判定し、超えなければ電解槽内の食塩供給量は設
定以上あると判断して電解を続ける。一方、電圧Eが設
定値Esetより高ければ食塩水の供給が不足している
と判定し、80で食塩水を追加供給する。81では、こ
の追加供給回数をカウントして5回を超えたかを判定す
る。5回以下であれば75に戻り電圧Eの判定を繰り返
す。5回を超えた場合は、食塩水が追加供給されないた
めに電圧Eが低下しないと判断して、82で異常報知す
る。正常運転中であっても、タンク内に空気が溜まった
りすると、ポンプ22を駆動させて食塩水を供給したつ
もりでも、電解槽には空気しか供給されない場合があ
る。塩水の追加供給は、この空気を追いだし正規の食塩
濃度に食塩供給ができるため、電解の失敗がなくせる。
【0045】図7は以上の制御手段の動作を示したタイ
ムチャートで、図中の電極間抵抗は電極間の電圧90か
ら得られる。ここで、スイッチオンすると、電磁弁がt
1時まで開き、電解槽に給水する。t1からt2時まで
ポンプで食塩水を電解槽に供給する。t2から電極に通
電を開始して30秒後に電極間の電圧90を検知し、設
定値91と比較し、検出値90の方が高いため、t3で
食塩水の追加供給をする。そして、再度30秒後に電極
間の電圧90を検知し、設定値91と比較し、今度は検
出値90が低くなったので食塩供給を終了している。そ
して、t4,t5,t6において電極の通電の極性を切
り換える。t7で電極への通電が終了して、t7からt
8まで電磁弁が開き、電解槽に給水することにより電解
槽の電解液が排出される。ここで、電極間の電気抵抗の
推移について説明すると、t1までは電極間には水道水
しか存在しないため導電率が小さく抵抗値は大きい。t
1からt2まで食塩水が供給されるが、飽和食塩水のた
め水道水に比べ比重が大きく電解槽の底部に溜まり、電
極間の電気抵抗を大幅に低下させることができない。t
2より電極に通電を開始すると、電極間にガスを発生
し、電解槽の上部分に浮上する。このガスの移動により
水の流れが発生し、滞留している食塩水が吸い上げら
れ、電解槽全体に拡散し、電極間の導電率はしだいに電
解槽全体の導電率に近づく。したがって、電極への通電
を開始して30秒間の時間経過させて電圧を検知するこ
とで、食塩水が拡散する時間を持たせている。最初の検
知電圧90は設定値91より高いが、溶液路24やタン
ク15等に溜まる空気が電解槽に供給されると、その分
食塩水の供給量が不足し、こうした不足分が電圧90と
して表れる。t3で食塩水が追加供給されると、電気抵
抗が下がり、検知電圧90も低下する。その後t7まで
は電解槽内の導電率に大きな変化がなく、t7で電解槽
に水道水が供給されると急激に電気抵抗は上昇する。こ
のように電解槽12内の食塩濃度状態が電気抵抗(電極
間電圧)により判定できる。
【0046】次に、電気分解により生成する化合物であ
る次亜塩素酸の生成する際の動作、作用を図1を中心に
説明する。まず、給水路B25の給水制御弁28を開
き、電解槽12内に水道水を注入する。電解槽12内部
に水道水を充満した後、ポンプ22を動作させ、タンク
15に水を供給する。供給された水は食塩16を溶解し
ながら拡散し、食塩水17を出口18より押し出す。こ
の食塩水17は溶液路24を介して電解槽12内に注入
される。電解槽12に注入された食塩水17は、比重が
水道水よりも高いので、電解溝40内に滞留する。次に
電極13を陽極、14を陰極として電気分解を開始す
る。電気分解の開始直後は、電極13、14の大部分が
水道水と接触しているため、水の電気分解が優先的に起
こり、電極13、14間に水素と酸素ガスを発生する。
これらのガスは水道水よりも軽いので、電解槽12の上
部分に浮上する。このガスの移動により、電極13、1
4間に上方向への水の流れが発生する。そして、電解溝
31に滞留している食塩水17は、ガスの浮上により発
生した水の流れにより電極13、14間に吸い上げら
れ、電極13、14間に存在する水道水に拡散する。一
般に塩素イオン濃度が高いほど次亜塩素酸などの塩素化
合物の生成効率は高くなると言われており、化式1の反
応が起こりやすくなる。
【0047】(化式1) 2Cl-+2e-→Cl2↑ Cl2+OH-→HClO+Cl- Cl2+2OH-→ClO-+Cl-+H2O また、電気分解で次亜塩素酸を生成する場合、供給する
食塩水の量が次亜塩素酸の生成効率に大きく影響を与え
る。すなわち、電解槽12への食塩水17の供給量が多
くなれば、生成効率は高まり、電解槽12から排出され
る水の次亜塩素酸濃度は高くなり、食塩水17の供給量
が少ないと、電解槽12から排出される次亜塩素酸濃度
は低くなるので、常に一定の濃度の次亜塩素酸を得たい
場合には電解槽12に供給される食塩水17の量を定量
的に送り込む必要がある。そこで、タンク15へ水を供
給するポンプ22の操作量を制御手段29により制御す
ることにより、電解槽12へ供給される食塩水17の量
を一定に保つことができる。したがって、電気分解によ
り生成する次亜塩素酸の生成効率を一定に保つことがで
きるので、常に一定の次亜塩素酸濃度の水を得ることが
できる。さらに、食塩水17の過剰な供給をなくすこと
ができるので、食塩水17の節約が可能となり、タンク
15への食塩16の供給の手間を削減することができ
る。
【0048】また、例えば1リットルのタンク15に飽
和濃度(約26%、比重1.2g/cm 2)の食塩水を貯え
ると溶存する食塩量は約300gであるが、1リットル
のタンク15に嵩比重約1.2g/cm2の食塩を充填する
と1.2kgの食塩量が貯えられることになる。すなわ
ち、本実施例のように飽和濃度を超えた食塩水を貯えた
場合は、飽和濃度の食塩水を貯えるのに比べ約4倍の食
塩貯蔵量となり、食塩供給の手間を大幅に削減できる。
【0049】なお、ここで用いるポンプ22としては、
タンク15に供給する水の定量性が高いものであればよ
く、たとえば、電磁ポンプ、タ゛イヤフラムポンプ、チューブ
ポンプ、ギヤポンプなどがある。そして、本実施例では
タンク15の上流にポンプ22を配置しているので、ポ
ンプ22内を通過する流体は供給する水だけであり、食
塩水や次亜塩素酸を通さないため、水に対する耐食性だ
け考慮すればよい。また、給水路A21には逆止弁23
が設けてあり、給水制御弁28の開閉に伴う電解槽12
内の圧力変動による食塩水や次亜塩素酸の逆流を防止で
きる。
【0050】(実施例2)図8は本発明の実施例2にお
ける電極間の電圧検知と制御・報知の詳細なフローチャ
ートである。なお、実施例1の電解装置と同一構造のも
のは同一符号を付与し、説明を省略する。
【0051】実施例1との違いは、75で検知した電圧
Eに比例した通電時間Timを100で演算し、10
1,102,103で電極への通電時間が演算時間Ti
mになるよう制御する点にある。通電時間timは Tim=A+B・E・・・・・・式1 とし、式1のように検知電圧Eに正の定数Bを乗じるこ
とにより、電圧Eが高くなるほど通電時間Timが長く
なるようにしている。これは、電解槽12内の食塩水濃
度が下がるほど電圧Eが上昇し、生成される次亜塩素酸
の濃度が低下することから、次亜塩素酸の生成濃度に比
例相関のある通電時間により補正するもので、電圧Eが
高い場合は、通電時間Timを長くし、電圧Eが低い場
合は、通電時間Timを短くする。したがって、生成さ
れる次亜塩素酸の濃度は、食塩水濃度が少々変化しても
一定に制御できる。
【0052】(実施例3)図9は本発明の実施例3にお
ける電極間の電圧検知と制御・報知の詳細なフローチャ
ートである。なお、実施例1の電解装置と同一構造のも
のは同一符号を付与し、説明を省略する。
【0053】実施例1との違いは、75で検知した電圧
Eに比例した設定電流Asetを110で演算し、11
1で電極への電流がAsetになるように定電流制御す
る。この定電流制御111は図5に示す構成と同じであ
る。設定電流Asetは Aset=C+D・E・・・・・・式2 とし、式2のように検知電圧Eに正の定数Dを乗じるこ
とにより、電圧Eが高くなるほど設定電流Asetが長
くなるようにしている。これは、電解槽12内の食塩水
濃度が下がるほど電圧Eが上昇し、生成される次亜塩素
酸の濃度が低下することから、次亜塩素酸の生成濃度に
比例相関のある電流値により補正するもので、電圧Eが
高い場合は、設定電流Asetを大きくし、電圧Eが低
い場合は、設定電流Aset小さくする。したがって、
生成される次亜塩素酸の濃度は、食塩水濃度が少々変化
しても一定に制御できる。
【0054】(実施例4)図10は本発明の実施例4に
おける制御手段29のフローチャートである。なお、実
施例1の電解装置と同一構造のものは同一符号を付与
し、説明を省略する。実施例1との違いは、食塩水の供
給が終了すると120の定電圧制御部で、電極13,1
4に通電し、電圧検知回路56により検知した電極1
3,14間の電圧が、予め設定した電圧設定値になるよ
うに電圧制御回路54により調整し、定電圧制御する点
と、121では、電流検知回路53により電極13,1
4の極間電流を検知し、この電流より電極12,13間
の電気抵抗を推定する点にある。すなわち、120にお
いて電圧が電圧設定値に一定に制御されるため、電気抵
抗は電流に反比例する。したがって電流により電気抵抗
が一律に求められる。この電気抵抗は電極13,14間
の水の導電率により、ほぼ決定され、導電率は電解槽1
2に供給される食塩水の量と相関があるため、電気抵抗
から食塩水の供給量を推定できる。そして、122では
電気抵抗が予め設定した最大値より高いか、最小値より
低い場合はポンプ22の故障や食塩切れと判断して報知
手段59により報知する。123では電気抵抗が予め設
定した値より高ければ、食塩水の供給不足と判定して、
ポンプ22を駆動させ食塩水を追加供給する。上記の定
電圧制御は定電圧電源が他の電気回路と共用できるた
め、電気回路の簡素化ができる。なお、上記実施例1か
ら4では電解質に食塩を用いたが、塩化マグネシウム、
塩化カリウム、塩化カルシウムなどの塩素イオンを含む
塩素化合物を用いても上記と同様の効果が得られる。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば以下の効
果を得ることができる。
【0056】(1)内部に少なくとも一対の電極と給水
口と電解液を排出する排出口とを備える電解槽と、前記
電解槽への給水を制御する給水制御手段と、電解質溶液
を貯えるタンクと、前記電解質溶液を前記電解槽に供給
する供給手段と、前記電極への通電時と前記供給手段の
駆動時には前記給水制御手段を停止させる制御手段とに
より構成するので、タンクの電解質溶液は、供給手段に
より電解槽内に供給され、電解槽内の水と混合され電極
に通電を行うことで、電気分解により次亜塩素酸などの
化合物を生成することができる。このとき、電極へ通電
時と供給手段の駆動時には給水制御手段を停止させるた
め、電解槽への給水がない状態で、電解槽内の電解質溶
液は電極表面に発生する水素ガスや酸素などのが浮上す
る際の誘引作用により、対流が発生し電解質溶液に含ま
れる塩素イオンがゆっくりと電極間を通過するため効率
の良い電解ができる。
【0057】(2)制御手段として、電極への通電開始
前に供給手段を駆動させる構成としているので、電解質
溶液が電解槽に供給された後、電極への通電を開始する
ことで電解槽内の電解質溶液は発生ガスにより混合され
拡散するため、通電直後から安定に電解できる。
【0058】(3)制御手段として、前記電極間の電気
抵抗を検知する抵抗検知部と、前記検知抵抗に応じて供
給手段の電解質溶液供給量を制御するので、電解質溶液
の濃度と導電率の相関から電気抵抗によって電解槽に供
給された電解質溶液の濃度が類推できる。したがって、
濃度が低い場合には供給手段の供給量を増すように調整
することにより一定の電解ができる。
【0059】(4)制御手段として、前記電極間の電気
抵抗を検知する抵抗検知部と、前記検知抵抗に応じて前
記電極への通電時間を制御するので、電気抵抗によって
類推した電解質溶液の濃度が低い場合には電極の通電時
間を長くように調整することにより一定の電解ができ
る。
【0060】(5)制御手段として、前記電極間の電気
抵抗を検知する抵抗検知部と、前記検知抵抗に応じて定
電流制御部の設定値を変更するので、電気抵抗によって
類推した電解質溶液の濃度が低い場合には定電流制御部
の設定値を高くなるように調整することにより一定の電
解ができる。
【0061】(6)制御手段として、前記電極間の電気
抵抗を検知する抵抗検知部と、前記検知抵抗が所定範囲
を外れた場合に報知する報知部とを有するので、前記検
知抵抗が所定範囲を外れた場合に報知することで、供給
手段の故障やタンク内の電解質溶液不足を使用者に知ら
せることができる。
【0062】(7)制御手段として、前記電極間の電気
抵抗を検知する抵抗検知部と、供給手段を駆動した場合
に検知抵抗が所定時間変化しなければ報知する報知手段
とを有するので、供給手段を駆動しても検知抵抗に変化
がないのは、供給手段の故障やタンク内の電解質溶液切
れであり、これらを使用者に知らせることができる。
【0063】(8)制御手段の抵抗検知部による抵抗検
知を、供給手段による電解質溶液供給の終了後に行うの
で、電極間の電気抵抗から電解槽内の電解質溶液濃度が
正確に検出できる。
【0064】(9)制御手段の抵抗検知部による抵抗検
知を、電極間への通電を開始して所定時間経過後に行う
ことにより、電極への通電を開始することで電解槽内の
電解質溶液は発生ガスにより混合されるので、電解槽内
の電解質溶液は均一に拡散し、電極間の電気抵抗から濃
度が正確に検出できる。
【0065】(10)制御手段の抵抗検知部として、電
極間の電流を一定に制御する定電流制御部と、前記電極
間の電圧を検知する電圧検知部とを有し、電圧変化によ
り電極間の電気抵抗を検出する構成としたので、電極間
の電流が一定であるから、電極間の電気抵抗は電圧に比
例するため、電極間の電圧から抵抗が検出できる。
【0066】(11)制御手段の抵抗検知部として、電
極間の電圧を一定に制御する定電圧制御部と、前記電極
間の電流を検知する電流検知部とを有し、電流変化によ
り電極間の電気抵抗を検出する構成としたので、電極間
の電圧が一定であるから、電極間の電気抵抗は電流に反
比例するため、電極間の電流から抵抗が算定できる。
【0067】(12)タンク内の電解質溶液を塩化ナト
リウム、塩化マグネシウム、塩化カリウム、塩化カルシ
ュウムなどの塩素化合物の水溶液としたことで、塩素化
合物水溶液を電解槽で電解し次亜塩素酸を生成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における電解装置の構成図
【図2】同実施例1における電解槽の断面図
【図3】同実施例1における制御手段の構成図
【図4】同実施例1における制御手段の制御フローチャ
ート
【図5】同実施例1における定電流制御部と極切換部の
ブロック図
【図6】同実施例1における制御手段の詳細な制御フロ
ーチャート
【図7】同実施例1における制御のタイムチャート
【図8】本発明の実施例2における制御手段の詳細な制
御フローチャート
【図9】本発明の実施例3における制御手段の詳細な制
御フローチャート
【図10】本発明の実施例4における制御手段の制御フ
ローチャート
【図11】従来の電解装置の構成図
【符号の説明】
12 電解槽 13、14 電極 15 タンク 17 電解質溶液 22 供給手段 23 逆止弁 26 給水口 27 排出口 29 制御手段 28 給水制御手段 29 制御手段
フロントページの続き (72)発明者 松本 朋秀 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4D061 DA03 DB10 EA03 EB01 EB05 EB14 EB37 EB38 EB39 ED12 ED13 GA12 GA30 GB07 GB11 GC02 GC06 GC12 GC14 GC15 GC16 GC18

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に少なくとも一対の電極と給水口と電
    解液を排出する排出口とを備える電解槽と、前記電解槽
    への給水を制御する給水制御手段と、電解質溶液を貯え
    るタンクと、前記電解質溶液を前記電解槽に供給する供
    給手段と、前記電極への通電時と前記供給手段の駆動時
    には前記給水制御手段を停止させる制御手段とにより構
    成する電解装置。
  2. 【請求項2】制御手段は、電極への通電開始前に供給手
    段を駆動させる構成とした請求項1記載の電解装置。
  3. 【請求項3】制御手段は、前記電極間の電気抵抗を検知
    する抵抗検知部と、前記検知抵抗に応じて供給手段の電
    解質溶液供給量を制御する請求項1または2記載の電解
    装置。
  4. 【請求項4】制御手段は、前記電極間の電気抵抗を検知
    する抵抗検知部と、前記検知抵抗に応じて前記電極への
    通電時間を制御する請求項1または2記載の電解装置。
  5. 【請求項5】制御手段は、前記電極間の電気抵抗を検知
    する抵抗検知部と、前記検知抵抗に応じて定電流制御部
    の設定値を変更する請求項1または2記載の電解装置。
  6. 【請求項6】制御手段は、前記電極間の電気抵抗を検知
    する抵抗検知部と、前記検知抵抗が所定範囲を外れた場
    合に報知する報知部とを有する請求項1ないし5のいず
    れか1項記載の電解装置。
  7. 【請求項7】制御手段は、前記電極間の電気抵抗を検知
    する抵抗検知部と、供給手段を駆動した場合に検知抵抗
    が所定時間変化しなければ報知する報知手段とを有する
    請求項1ないし6のいずれか1項記載の電解装置。
  8. 【請求項8】抵抗検知部による抵抗検知は、供給手段に
    よる電解質溶液供給の終了後に行う請求項3ないし7の
    いずれか1項記載の電解装置。
  9. 【請求項9】抵抗検知部による抵抗検知は、電極間への
    通電を開始して所定時間経過後に行う請求項3ないし8
    のいずれか1項記載の電解装置。
  10. 【請求項10】抵抗検知部は、電極間の電流を一定に制
    御する定電流制御部と、前記電極間の電圧を検知する電
    圧検知部とを有し、電圧変化により電極間の電気抵抗を
    検出する構成とした請求項3ないし9のいずれか1項記
    載の電解装置。
  11. 【請求項11】抵抗検知部は、電極間の電圧を一定に制
    御する定電圧制御部と、前記電極間の電流を検知する電
    流検知部とを有し、電流変化により電極間の電気抵抗を
    検出する構成とした請求項3ないし9のいずれか1項記
    載の電解装置。
  12. 【請求項12】タンク内の電解質溶液を塩化ナトリウ
    ム、塩化マグネシウム、塩化カリウム、塩化カルシュウ
    ムなどの塩素化合物の水溶液とした請求項1ないし11
    のいずれか1項記載の電解装置。
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