JP2000217659A - ヘッドレストの可倒装置 - Google Patents

ヘッドレストの可倒装置

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JP2000217659A
JP2000217659A JP11020109A JP2010999A JP2000217659A JP 2000217659 A JP2000217659 A JP 2000217659A JP 11020109 A JP11020109 A JP 11020109A JP 2010999 A JP2010999 A JP 2010999A JP 2000217659 A JP2000217659 A JP 2000217659A
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JP
Japan
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lock pin
headrest
plate
locking portion
stay
Prior art date
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JP11020109A
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English (en)
Inventor
Yuji Kaida
優二 開田
Takao Kawakami
尊生 川上
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RIBAASU KK
Tokai Chemical Industries Ltd
Original Assignee
RIBAASU KK
Tokai Chemical Industries Ltd
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Publication date
Application filed by RIBAASU KK, Tokai Chemical Industries Ltd filed Critical RIBAASU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】少ない部品点数で構成され、バネなどの付勢部
材の付勢力により容易に転倒位置とすることができ、か
つヘッドレスト本体を起立位置及び転倒位置で確実に保
持することができるようにする。 【解決手段】ロックピン30が突設された固定プレート
1をステー200に固定するとともに、ロックピン30
を案内するカム孔5をもつ転倒プレート2をステー20
0に回動自在に保持し、ロックピン30と転倒プレート
2をそれぞれ付勢するコイルスプリング4を配置した。
転倒プレート2を起立位置から前方へ僅かに倒すと起立
位置でのロックピン30の係止が解除され、転倒プレー
ト2は起立位置で停止することなくコイルスプリング4
により自動的に後方へ転倒して転倒位置で保持され、転
倒位置から前方へ持ち上げるとロックピン30が再び係
止して起立位置で保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッドレストがシ
ートバック上端部において略直立した起立位置と、後方
側あるいは前方側へ略水平となるように転倒した転倒位
置とでそれぞれ保持可能とするヘッドレストの可倒装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のシートには、乗員の頭部背面側
を安定して保持するとともに疲労をできるだけ軽減する
ために、ヘッドレストが備えられている。このヘッドレ
ストは、シートバックに高低調節自在に挿入された略コ
字状のステーと、ステーを覆うように設けられたクッシ
ョン体と、クッション体を覆う表皮とから構成されてい
る。また近年では、シートバックに前後に回動可能に保
持され、これによりシートに対する前後位置を調節可能
としたヘッドレストも知られている。
【0003】ところで従来のヘッドレストでは、運転席
及び助手席のみに設けられたものが多く見られたが、後
部座席の乗員の安全性及び快適性を向上させるために、
後部シートにもヘッドレストを設けることが好ましいと
されている。しかし後部座席に乗員がいない場合には、
後部視界を充分に確保するためにヘッドレストは存在し
ないことが好ましい。
【0004】また後部シートを前方へ倒すことで広いス
ペースが確保できるようにした乗用車も知られている
が、後部シートにヘッドレストが設けられていると前方
へ倒したときに前部シートと干渉することが多い。その
ため後部シートのヘッドレストを取り外してから前方へ
倒すなどして対処しているが、ヘッドレストの着脱作業
が面倒であるという問題がある。
【0005】このような不具合を解決するために、シー
トバック上の起立位置と、後方側あるいは前方側に揺動
させた転倒位置とで保持可能とした可倒式ヘッドレスト
が知られている。例えば特開平5−239035号公報
には、前後一対のブロック体からヘッドレストを構成
し、その間にリンク機構を介在させることで一対のブロ
ック体を回動可能としたヘッドレスト装置が開示されて
いる。このヘッドレスト装置によれば、ヘッドレストの
起立・転倒動作を一方のブロック体を押圧するだけで行
うことができる。
【0006】また特開平6−38854号公報には、回
動自在な転倒プレートと回動可能なリンクプレート及び
可動プレートからなるリンク機構を設け、モータにてリ
ンクプレートを回動駆動することでヘッドレストを起立
・転倒可能とした可倒式ヘッドレスト装置が開示されて
いる。さらに特開平6−62933号公報には、ヘッド
レストを上部材と下部材とからなる上下2分割構造と
し、上部材と下部材とをリンク機構で連結することによ
り、上部材を下部材に対して起立・転倒可能とした可倒
式ヘッドレスト装置が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
可倒式ヘッドレスト装置では、起立・転倒位置でロック
するためのロック機構が別部材として必要となったり、
モータが必要となったりするため、部品点数が多いとい
う不具合がある。また手動で移動させる場合には、起立
位置と転倒位置との間の移動を全て手動にて行う必要が
あり、十分な起立位置又は転倒位置となる前の状態で停
止した場合には、可倒式とした効果が十分に奏されず使
用感も悪いという問題がある。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、少ない部品点数で構成され、バネなどの付
勢部材の付勢力により容易に転倒位置とすることがで
き、かつ起立位置及び転倒位置で確実に保持することが
できるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1に記載のヘッドレストの可倒装置の特徴は、略コ字
状のステーと、ステーが埋設されステーに対して回動自
在なヘッドレスト本体と、一端がステーに固定された固
定プレートと、一端がステーに揺動自在に保持され他端
がヘッドレスト本体に固定された転倒プレートと、ヘッ
ドレスト本体が後方側へ揺動する方向へ転倒プレートを
付勢する付勢手段とよりなり、固定プレートと転倒プレ
ートの一方にはロックピンが突設され、固定プレートと
転倒プレートの他方には、ヘッドレスト本体が略垂直と
なった起立位置でロックピンを係止してヘッドレスト本
体の後方側への揺動を規制する第1係止部と、ヘッドレ
スト本体が起立位置から前方側へ揺動した駆動位置でロ
ックピンを一時的に係止する第2係止部と、ロックピン
を第1係止部から第2係止部へ案内してヘッドレスト本
体を起立位置から駆動位置へ揺動させる第1案内部と、
ヘッドレスト本体が後方側へ転倒して略水平となった転
倒位置でロックピンを係止してヘッドレスト本体のさら
なる後方側への揺動を規制する第3係止部と、ロックピ
ンを第2係止部から第3係止部へ案内してヘッドレスト
本体を駆動位置から転倒位置へ揺動させる第2案内部
と、ロックピンを第3係止部から第1係止部へ案内して
ヘッドレスト本体を転倒位置から起立位置へ揺動させる
第3案内部と、からなるカム部をもち、さらに固定プレ
ートと転倒プレートの一方には第1案内部、第2案内部
及び第3案内部に沿ってこの順に移動するようにロック
ピンの移動を規制する規制手段を備えたことにある。
【0010】また請求項2に記載のヘッドレストの可倒
装置の特徴は、略コ字状のステーと、ステーが埋設され
ステーに対して回動自在なヘッドレスト本体と、一端が
ステーに固定された固定プレートと、一端がステーに揺
動自在に保持され他端がヘッドレスト本体に固定された
転倒プレートと、ヘッドレスト本体が後方側へ揺動する
方向へ転倒プレートを付勢する付勢手段とよりなり、固
定プレートと転倒プレートの一方にはロックピンが突設
され、固定プレートと転倒プレートの他方には、ヘッド
レスト本体が略垂直となった起立位置でロックピンを係
止してヘッドレスト本体のさらなる後方側への揺動を規
制する第1係止部と、ヘッドレスト本体が前方側へ転倒
して略水平となった転倒位置でロックピンを係止してヘ
ッドレスト本体の後方側への揺動を規制する第2係止部
と、ロックピンを第1係止部から第2係止部へ案内して
ヘッドレスト本体を起立位置から転倒位置へ揺動させる
第1案内部と、ヘッドレスト本体が転倒位置からさらに
前方側へ揺動した駆動位置でロックピンを一時的に係止
する第3係止部と、ロックピンを第2係止部から第3止
部へ案内してヘッドレスト本体を転倒位置から駆動位置
へ揺動させる第2案内部と、ロックピンを第3係止部か
ら第1係止部へ案内してヘッドレスト本体を駆動位置か
ら起立位置へ揺動させる第3案内部と、からなるカム部
をもち、さらに固定プレートと転倒プレートの一方には
第1案内部、第2案内部及び第3案内部に沿ってこの順
に移動するように該ロックピンの移動を規制する規制手
段を備えたことにある。
【0011】
【発明の実施の形態】請求項1に記載のヘッドレストの
可倒装置では、先ずヘッドレスト本体を使用している起
立位置では、ロックピンが第1係止部で係止され、ヘッ
ドレスト本体の後方側への揺動が規制されている。した
がって乗員の頭部背面側を支持することができ、通常の
ヘッドレストとして用いられる。
【0012】このヘッドレストを転倒位置とする場合に
は、手などでヘッドレスト本体を前方側へ回動するよう
に押圧する。するとロックピンを介して付勢手段の付勢
力が反力として作用するが、その付勢力に抗して前方側
へ押圧すると、転倒プレートの先端が前方側へ向かって
揺動する。これによりロックピンの第1係止部での係止
が解除され、規制手段によってロックピンは第1案内部
の案内により相対的に第1係止部から第2係止部へ移動
して第2係止部に一時的に係止された状態となり、ヘッ
ドレスト本体は駆動位置となる。
【0013】そして駆動位置において、ロックピンが第
2係止部に一時的に係止されたことによる抵抗を感知し
たら押圧を解除する。すると付勢手段の付勢力により転
倒プレートが後方へ揺動する。このとき、規制手段によ
りロックピンは第2案内部に沿って第3係止部へ向かう
方向へ移動するため、ロックピンは再び第1係止部へ向
かうことなく第2案内部に案内されて相対的に第2係止
部から第3係止部へ自動的に移動し、第3係止部で係止
される。
【0014】その状態では、ヘッドレスト本体は後方側
に略水平に転倒された転倒位置となり、ロックピンはそ
の状態で第3係止部にて係止されることでヘッドレスト
本体は転倒位置で保持される。したがって後方からの視
界が確保される。ヘッドレスト本体を転倒位置から起立
位置へ復帰させるには、付勢手段の付勢力に抗してヘッ
ドレスト本体を前方側へ揺動するように押圧する。これ
によりロックピンは第3係止部から離れ、規制手段によ
って再び第2係止部へ向かうことなく第3案内部の案内
により第3係止部から第1係止部へ相対的に移動し、第
1係止部で係止される。したがってヘッドレスト本体は
起立位置で保持される。
【0015】また請求項2に記載のヘッドレストの可倒
装置では、先ずヘッドレスト本体を使用している起立位
置では、ロックピンが第1係止部で係止され、ヘッドレ
スト本体のさらなる後方側への揺動が規制されている。
したがって乗員の頭部背面側を支持することができ、通
常のヘッドレストとして用いられる。このヘッドレスト
を転倒位置とする場合には、手などでヘッドレスト本体
を前方側へ回動するように押圧する。するとロックピン
を介して付勢手段の付勢力が反力として作用するが、そ
の付勢力に抗して前方側へ押圧すると、転倒プレートの
先端が前方側へ向かって揺動する。これによりロックピ
ンの第1係止部での係止が解除され、規制手段によって
ロックピンは第1案内部の案内により相対的に第1係止
部から第2係止部へ移動して第2係止部に係止され、ヘ
ッドレスト本体は後方側への揺動が規制された状態とな
る。
【0016】その状態では、ヘッドレスト本体は前方側
に略水平に転倒された転倒位置となり、ロックピンはそ
の状態で第2係止部にて係止されることで、ヘッドレス
ト本体は転倒位置で保持される。したがって後方からの
視界が確保される。ヘッドレスト本体を転倒位置から起
立位置へ復帰させるには、付勢手段の付勢力に抗してヘ
ッドレスト本体をさらに前方側へ揺動するように押圧す
る。このとき、規制手段によりロックピンは第2案内部
に沿って第2係止部から第3係止部へ向かう方向へ移動
して第3係止部で係止され、ヘッドレスト本体は駆動位
置となる。そして駆動位置において、ロックピンが第3
係止部に一時的に係止されたことによる抵抗を感知した
ら押圧を解除する。すると付勢手段の付勢力により転倒
プレートが後方へ揺動する。
【0017】これによりロックピンは第3係止部から離
れ、規制手段によって再び第2係止部へ向かうことなく
第3案内部の案内により第3係止部から第1係止部へ相
対的に移動し、第1係止部で係止される。したがってヘ
ッドレスト本体は起立位置で保持される。ヘッドレスト
本体及びステーは、従来用いられているものと同様のも
のを用いることができる。
【0018】ロックピン及びカム部は、一方が転倒プレ
ートに他方が固定プレートに設けられる。ロックピンを
固定プレートに設けカム部を転倒プレートに設けてもよ
いし、ロックピンを転倒プレートに設けカム部を固定プ
レートに設けてもよい。なお固定プレートと転倒プレー
トとは離間して設けても良いし、近接してあるいは当接
して設けることもできる。
【0019】またロックピンは、それが設けられている
プレートに揺動自在に保持されて突設されている。この
ようにするには、プレートに長孔あるいは切り欠きなど
の案内部を形成し、その案内部にロックピンを貫通させ
ればよい。付勢手段は特に制限されないが、ステーを用
いることからステーを挿通可能なコイルスプリングを用
いることが好ましい。またロックピンの移動を規制する
規制手段としては、長孔、スプリングあるいはリンク機
構などから選択して用いることができる。
【0020】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。 (実施例1)図5に本実施例の可倒装置を用いたヘッド
レストの全体構成を示す。このヘッドレストは、ヘッド
レスト本体200と、ステー300と、ステー300に
保持されヘッドレスト本体200内に埋設固定された芯
材400と、芯材400内に配置された可倒装置100
とから構成されている。そして芯材400は可倒装置1
00の転倒プレート2に固定され、転倒プレート2が揺
動すると芯材400とともにヘッドレスト本体200が
揺動する。
【0021】図1〜図4に示す可倒装置100は、ステ
ー300に溶接固定された固定プレート1と、固定プレ
ート1に近接して配置されステー300に揺動自在に保
持された転倒プレート2と、固定プレート1に揺動自在
に枢支された揺動プレート3と、ステー300に回動自
在に挿通されたコイルスプリング4とから構成されてい
る。
【0022】固定プレート1には、略楕円形状の長孔1
0と、真円形状の枢支孔11が形成されている。一方、
揺動プレート3からはロックピン30が突出し、ロック
ピン30の一端が長孔10内に挿通されている。また揺
動プレート3には真円状の突起31が形成され、枢支孔
11と係合することで固定プレート1に揺動可能に保持
されている。そして揺動プレート3の揺動により、ロッ
クピン30の一端が長孔10内を移動可能となってい
る。ロックピン30の他端には係止溝32が形成され、
係止溝32にコイルスプリング4の一端40が係止され
ている。
【0023】長孔10は略楕円形状をなし、コイルスプ
リング4の一端40からロックピン30に付勢力が作用
している。つまり、ロックピン30が長孔10の中央よ
り上端10a側に位置するときはロックピン10を上端
10aに向かう方向へ付勢し、ロックピン30が長孔1
0の中央より下端10b側に位置するときはロックピン
10を下端10bに向かう方向へ付勢するように、長孔
10とコイルスプリング4の一端40の形状が設計され
ている。
【0024】転倒プレート2には一端に端面に開口する
U字形状の切り欠き20が形成され、切り欠き20がス
テー300に係合することでステー300の周囲を揺動
自在となっている。また転倒プレート2の他端には固定
プレート1及び揺動プレート3側へ突出する突出部21
が設けられ、その先端に係止孔22が穿設されて、係止
孔22にコイルスプリング4の他端41が係止されてい
る。
【0025】そしてヘッドレスト本体200が使用され
ている起立位置において、コイルスプリング4にはバネ
力が蓄えられ、転倒プレート2及び揺動プレート3は、
コイルスプリング4の伸びようとするバネ力により付勢
されて固定プレート1の表裏面にそれぞれ押圧されるこ
とで、固定プレート1に一体的に保持されている。さら
に転倒プレート2には、歪なハート形状のカム孔5が形
成され、このカム孔5に長孔10から突出したロックピ
ン30の一端が挿通されている。なおロックピン30の
先端には図示しない保持板が係合し、ロックピン30が
カム孔5及び長孔10から抜けるのが規制されている。
【0026】カム孔5には、第1凹部50と第2凹部5
1及び第3凹部52からなる三つの凹部が形成され、そ
れぞれの凹部でロックピン30が係止可能に構成されて
いる。そして第1凹部50と第2凹部51の間に両者を
滑らかに結ぶ第1案内レール53が形成され、第2凹部
51と第3凹部52の間に両者を滑らかに結ぶ第2案内
レール54が形成され、第3凹部52と第1凹部50の
間に両者を滑らかに結ぶ第3案内レール55が形成され
ている。
【0027】上記のように形成された可倒装置100で
は、ヘッドレストとしての使用時には、図2に示すよう
に転倒プレート2は起立状態となり、ヘッドレスト本体
200は起立位置となっている。またロックピン30は
第1凹部50に係合している。この状態では、ロックピ
ン30はコイルスプリング4の一端40から長孔10の
上端10aに向かう方向の付勢力を受けるように、コイ
ルスプリング4の一端40と長孔10の形状が設定さ
れ、かつ第1凹部50は上方及び前方に壁面を有してい
る。一方転倒プレート2は、コイルスプリング4の他端
41からの付勢力により矢印A方向へ付勢されている。
したがってロックピン30は長孔10の上端10aに係
止されるとともに、第1凹部50の壁面に押圧された位
置で移動が規制されている。これにより転倒プレート2
は後方(矢印A方向)への移動が規制され、ヘッドレス
ト本体200は図5に示す起立位置で芯材400を介し
て乗員の頭部を確実に支持することができる。
【0028】ヘッドレストをシートバック後方へ転倒し
ようとする場合には、コイルスプリング4の付勢力に抗
してヘッドレスト本体200を前方へ(図3の矢印B方
向)約30度の角度となるまで手力で揺動させる。この
とき、転倒プレート2の前方への揺動に伴って、第1案
内レール53からの押圧によってロックピン30は長孔
10内を下方へ移動する。そしてロックピン30が長孔
10の中央を通過するまでは、コイルスプリング4の一
端40はロックピン30を長孔10の上端10aに向か
って付勢しているが、ロックピン30が長孔10の中央
を通過すると、コイルスプリング4の一端40はロック
ピン30を長孔10の下端10bに向かって付勢する。
したがってロックピン30は、確実に第1案内レール5
3に沿ってカム孔5内を移動する。またロックピン30
がそのように移動するように、第1案内レール53の形
状が設計されている。
【0029】そして図3に示すように、ロックピン30
が長孔10の下端10b及び第2凹部51に一時的に係
止される。これにより転倒プレート2はそれ以上の回動
が規制され、ヘッドレスト本体200は図6に示すよう
に前方へ約30度の角度で倒れた位置で揺動が規制され
た駆動位置となる。この時点でロックピン30は、コイ
ルスプリング4の一端40に形成された凹部42と係合
し、その形状効果によりコイルスプリング4の一端40
からの付勢力はロックピン30を長孔10の下端10b
へ向かう方向となっている。またコイルスプリング4に
よる付勢力は一層大きくなっている。
【0030】したがって、駆動位置においてヘッドレス
ト本体200の手力による押圧を解除すると、コイルス
プリング4の他端41からの付勢により転倒プレート2
は矢印B方向の逆方向へ揺動しようとする。ロックピン
30にはコイルスプリング4の一端40に形成された凹
部42から長孔10の下端10bへ向かう付勢力が作用
しているため、ロックピン30はカム孔5の下端に位置
する第2案内レール54に沿って案内され、第1凹部5
0へ向かうことなく第3凹部52へ向かう。これにより
ロックが解除され、ヘッドレスト本体200は転倒プレ
ート2とともに起立位置を越えて後方へ揺動する。
【0031】そしてロックピン30が第3凹部52で係
止されると、転倒プレート2は図4に示すように略水平
位置となり、ヘッドレスト本体200は後方に転倒した
図7に示す転倒位置となる。この状態では、転倒プレー
ト2にはコイルスプリング4の他端41から矢印C方向
の付勢力が作用している。一方、ロックピン30は凹部
42から外れて長孔10の中央に位置し、ロックピン3
0は長孔10の上端10aへ向かう方向及び下端10b
へ向かう方向の両方向に同等に付勢されるとともに、図
4の前方方向に主として付勢されている。したがって、
ロックピン30は第3凹部52で係止された状態で移動
が規制され、転倒プレート2は略水平位置で安定して保
持されるため、ヘッドレスト本体200は図7に示す転
倒位置で保持される。
【0032】この転倒位置から図2及び図5に示す起立
位置とするには、ヘッドレスト本体200をコイルスプ
リング4の付勢力に抗して手力により前方へ揺動するよ
うに押圧する。すると、ロックピン30は長孔10の中
央から上端10a方向へ移動し、コイルスプリング4の
一端40から上端10aへ向かう付勢力が作用するた
め、転倒プレート2の揺動によりロックピン30は第2
凹部51へ向かうことなく第3案内レール55に沿って
移動し、第1凹部50に係止される。これによりヘッド
レスト本体200は、前述したように後方への移動が規
制された図5に示す起立位置に復帰し、乗員の頭部を確
実に支持することができる。
【0033】すなわち本実施例のヘッドレストの可倒装
置では、コイルスプリング4と、長孔10及びカム孔5
の形状によりロックピン30の規制手段が構成されてい
る。そして本実施例のヘッドレストの可倒装置によれ
ば、簡単な構成でヘッドレストを起立位置及び転倒位置
とすることができ、かつ起立位置及び転倒位置で確実に
保持することができる。また付勢手段とロックピンの規
制手段を1個のコイルスプリング4で兼用しているた
め、部品点数が少ないという効果も備えている。
【0034】なお本実施例では、固定プレート1にロッ
クピン30を設け転倒プレート2にカム孔5を形成して
いるが、コイルスプリング4の形状と長孔10及びカム
孔5の形状を適宜設定することにより、固定プレート1
にカム孔5を形成し転倒プレート2にロックピン30を
設けることができることはいうまでもない。 (実施例2)本実施例のヘッドレストの可倒装置は、コ
イルスプリング4の代わりに第1スプリング6と図示し
ない第2スプリングを用いたこと以外は実施例1と同様
の構成である。本実施例では、第1スプリング6と、長
孔10及びカム孔5の形状によってロックピン30の規
制手段が構成されている。
【0035】すなわち本実施例の可倒装置は、図8
(a)に示すように、ステー300に溶接固定された固
定プレート1と、ステー300の周囲を回動自在に固定
プレート1に近接して配置された転倒プレート2と、固
定プレート1に回動自在に枢支された揺動プレート3
と、から構成されている。そして、第1スプリング6は
ロックピン30と転倒プレート2との間に懸架され、ロ
ックピン30が長孔10の中央より上端10a側に位置
するときはロックピン10を上端10aに向かう方向へ
付勢し、ロックピン30が長孔10の中央より下端10
b側に位置するときはロックピン10を下端10bに向
かう方向へ付勢するように構成されている。
【0036】また図示しない第2スプリングは、転倒プ
レート2と固定プレート1との間に懸架され、転倒プレ
ート2を後方へ回動させるように付勢している。この可
倒装置では、図8(a)に示す起立位置から、転倒プレ
ート2を第2スプリングの付勢力に抗して前方へ揺動さ
せると、図8(c)に示すように−20度揺動するまで
はロックピン30には第1スプリング6から長孔10の
上端10aへ向かう付勢力が作用しているが、−20度
以上揺動させると、第1スプリング6は過死点を越え、
ロックピン30には長孔10の下端10bへ向かう付勢
力が作用する。
【0037】その時点を越え、図8(d)及び図9
(a)に示す25度倒した駆動位置において、ロックピ
ン30は第1凹部50で一時的に係止される。そしてそ
の後に押圧を解除すると、図示しない第2スプリングの
付勢力によって転倒プレート2は後方へ揺動しようとす
る。このとき第1スプリング6の付勢力によって、ロッ
クピン30は長孔10の下端10bへ向かう方向へ付勢
されているので、ロックピン30はカム孔5の下端に位
置する第2案内レール54に沿って移動し、第1凹部5
0に戻ることはない。
【0038】そして第2スプリングの付勢力によって転
倒プレート2が揺動し、図9(b)の初期状態を越え
て、図9(e)及び図10(a)に示すロックピン30
が第2凹部51で係止された転倒位置では、第1スプリ
ング6は再び過死点を越えているため、ロックピン30
には第1スプリング6から再び長孔10の上端10aへ
向かう方向の付勢力が作用している。そして転倒プレー
ト2には図示しない第2スプリングから後方へ向かう付
勢力が作用しているため、転倒プレート2はロックピン
30と第2凹部51との係合によりその転倒位置で保持
される。
【0039】ヘッドレスト本体を転倒位置から起立位置
に戻す復帰時には、図示しない第2スプリングの付勢力
に抗して転倒プレート2を押圧し前方へ揺動させる。す
るとロックピン30には第1スプリング6から長孔10
の上端10aへ向かう付勢力が常に作用するため、図1
0に示すようにロックピン30は第2案内レール54に
沿うことなく第3案内レール55に沿って移動し、第1
凹部50に係止される。
【0040】これによりヘッドレスト本体は、図10
(d)及び図8(a)に示すように起立位置で保持され
る。 (実施例3)本実施例のヘッドレストの可倒装置は、請
求項2に記載の発明を具体化するものであり、実施例1
のヘッドレストの可倒装置を90度前方へ傾けたものに
相当する。そして各部材は実施例1と全く同様の構成で
あるので、その作用を実施例1と同様の番号を付した図
面によって説明する。なおヘッドレスト本体200は図
示していないが、実施例1と同様に可倒装置に固定され
ている。
【0041】このヘッドレストの可倒装置では、ヘッド
レストとしての使用時には、図11に示すように転倒プ
レート2は起立状態となり、ヘッドレスト本体200は
起立位置となっている。またロックピン30は第3凹部
52に係合している。この状態では、転倒プレート2に
はコイルスプリング4の他端41から後方側へ向かう付
勢力が作用しているものの、ロックピン30は第3凹部
52で係止された状態で移動が規制され、転倒プレート
2は略垂直位置で安定して保持されるため、ヘッドレス
ト本体200は起立位置で保持されて使用される。
【0042】この起立位置から図12に示す転倒位置と
するには、ヘッドレスト本体200をコイルスプリング
4の付勢力に抗して手力により前方へ揺動するように押
圧する。すると、ロックピン30は長孔10の中央から
左端10a方向へ移動し、コイルスプリング4の一端4
0から左端10aへ向かう付勢力が作用するため、転倒
プレート2の揺動によりロックピン30は第3凹部52
へ向かうことなく第3案内レール55に沿って移動し、
第1凹部50に係止される。これによりヘッドレスト本
体200は略水平な転倒位置となる。
【0043】この状態では、ロックピン30はコイルス
プリング4の一端40から長孔10の左端10aに向か
う方向の付勢力を受けるように、コイルスプリング4の
一端40と長孔10の形状が設定され、かつ第1凹部5
0は下方及び前方に壁面を有している。一方転倒プレー
ト2は、コイルスプリング4の他端41からの付勢力に
より後方側へ付勢されている。したがってロックピン3
0は長孔10の左端10aに係止されるとともに、第1
凹部50の壁面に押圧された位置で移動が規制されてい
る。これにより転倒プレート2は後方側への移動が規制
され、ヘッドレスト本体200は図12に示す転倒位置
で保持される。
【0044】ヘッドレストを転倒位置から起立位置とす
る場合には、図13に示すようにコイルスプリング4の
付勢力に抗してヘッドレスト本体200をさらに前方側
へ揺動させる。このとき、転倒プレート2の前方側への
さらなる揺動に伴って、第1案内レール53からの押圧
によってロックピン30は長孔10内を右方へ移動す
る。そしてロックピン30が長孔10の中央を通過する
までは、コイルスプリング4の一端40はロックピン3
0を長孔10の左端10aに向かって付勢しているが、
ロックピン30が長孔10の中央を通過すると、コイル
スプリング4の一端40はロックピン30を長孔10の
右端10bに向かって付勢する。したがってロックピン
30は、確実に第1案内レール53に沿ってカム孔5内
を移動する。またロックピン30がそのように移動する
ように、第1案内レール53の形状が設計されている。
【0045】そして図13に示すように、ロックピン3
0が長孔10の右端10b及び第2凹部51に一時的に
係止され、ヘッドレスト200は駆動位置となる。これ
により転倒プレート2は回動が規制され、ヘッドレスト
本体200は前方側への揺動が規制される。この時点で
ロックピン30は、コイルスプリング4の一端40に形
成された凹部42と係合し、その形状効果によりコイル
スプリング4の一端40からの付勢力はロックピン30
を長孔10の右端10bへ向かう方向となっている。ま
たコイルスプリング4による付勢力は一層大きくなって
いる。
【0046】したがって、図13に示す駆動位置におい
てヘッドレスト本体200の手力による押圧を解除する
と、コイルスプリング4の他端41からの付勢により転
倒プレート2は後方側へ揺動しようとする。ロックピン
30にはコイルスプリング4の一端40に形成された凹
部42から長孔10の右端10bへ向かう付勢力が作用
しているため、ロックピン30はカム孔5の上部に位置
する第2案内レール54に沿って案内され、第1凹部5
0へ向かうことなく第3凹部52へ向かう。これにより
ロックが解除され、ヘッドレスト本体200は転倒プレ
ート2とともに転倒位置を越えて後方側へ揺動する。
【0047】そしてロックピン30が第3凹部52で係
止されると、転倒プレート2は図11に示すように略垂
直位置となり、ヘッドレスト本体200は起立位置とな
る。これによりヘッドレスト本体200は、乗員の頭部
を確実に支持することができる。
【0048】
【発明の効果】すなわち本発明のヘッドレストの可倒装
置によれば、簡単な構成でヘッドレスト本体を容易に起
立位置及び転倒位置とすることができ、かつ起立位置及
び転倒位置で確実に保持することができる。したがって
安価で作動の精度が高く、使用フィーリングにも優れて
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の可倒装置の構成を分解して
示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例の可倒装置の起立位置におけ
る構造を示す正面図である。
【図3】本発明の一実施例の可倒装置の駆動位置におけ
る構造を示す正面図である。
【図4】本発明の一実施例の可倒装置の転倒位置におけ
る構造を示す正面図である。
【図5】本発明の一実施例の可倒装置を用いたヘッドレ
ストの起立位置における構造を示す断面図である。
【図6】本発明の一実施例の可倒装置を用いたヘッドレ
ストの駆動位置における構造を示す断面図である。
【図7】本発明の一実施例の可倒装置を用いたヘッドレ
ストの転倒位置における構造を示す断面図である。
【図8】本発明の第2の実施例の可倒装置の起立位置か
ら駆動位置への移動時における角度の変化に対応する第
1スプリングと転倒プレートの位置関係の変化を模式的
に示す説明図である。
【図9】本発明の第2の実施例の可倒装置の駆動位置か
ら転倒位置への移動時における角度の変化に対応する第
1スプリングと転倒プレートの位置関係の変化を模式的
に示す説明図である。
【図10】本発明の第2の実施例の可倒装置の転倒位置
から起立位置への移動時における角度の変化に対応する
第1スプリングと転倒プレートの位置関係の変化を模式
的に示す説明図である。
【図11】本発明の第3の実施例の可倒装置を用いたヘ
ッドレストの起立位置における構造を示す断面図であ
る。
【図12】本発明の第3の実施例の可倒装置を用いたヘ
ッドレストの転倒位置における構造を示す断面図であ
る。
【図13】本発明の第3の実施例の可倒装置を用いたヘ
ッドレストの駆動位置における構造を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1:固定プレート 2:転倒プレート
3:揺動プレート 4:コイルスプリング 5:カム孔(カム部) 1
0:長孔 30:ロックピン 50:第1凹部 5
1:第2凹部 52:第3凹部 53:第1案内レール 5
4:第2案内レール 55:第3案内レール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川上 尊生 愛知県小牧市北外山3894番地 株式会社リ バース内 Fターム(参考) 3B084 DB09 DC02 3B087 DC08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略コ字状のステーと、該ステーが埋設さ
    れ該ステーに対して回動自在なヘッドレスト本体と、一
    端が該ステーに固定された固定プレートと、一端が該ス
    テーに揺動自在に保持され他端が該ヘッドレスト本体に
    固定された転倒プレートと、該ヘッドレスト本体が後方
    側へ揺動する方向へ該転倒プレートを付勢する付勢手段
    とよりなり、 該固定プレートと該転倒プレートの一方にはロックピン
    が突設され、 該固定プレートと該転倒プレートの他方には、該ヘッド
    レスト本体が略垂直となった起立位置で該ロックピンを
    係止して該ヘッドレスト本体の後方側への揺動を規制す
    る第1係止部と、該ヘッドレスト本体が該起立位置から
    前方側へ揺動した駆動位置で該ロックピンを一時的に係
    止する第2係止部と、該ロックピンを該第1係止部から
    該第2係止部へ案内して該ヘッドレスト本体を該起立位
    置から該駆動位置へ揺動させる第1案内部と、該ヘッド
    レスト本体が後方側へ転倒して略水平となった転倒位置
    で該ロックピンを係止して該ヘッドレスト本体のさらな
    る後方側への揺動を規制する第3係止部と、該ロックピ
    ンを該第2係止部から該第3係止部へ案内して該ヘッド
    レスト本体を該駆動位置から該転倒位置へ揺動させる第
    2案内部と、該ロックピンを該第3係止部から該第1係
    止部へ案内して該ヘッドレスト本体を該転倒位置から該
    起立位置へ揺動させる第3案内部と、からなるカム部を
    もち、 さらに該固定プレートと該転倒プレートの一方には該第
    1案内部、該第2案内部及び該第3案内部に沿ってこの
    順に移動するように該ロックピンの移動を規制する規制
    手段を備えたことを特徴とするヘッドレストの可倒装
    置。
  2. 【請求項2】 略コ字状のステーと、該ステーが埋設さ
    れ該ステーに対して回動自在なヘッドレスト本体と、一
    端が該ステーに固定された固定プレートと、一端が該ス
    テーに揺動自在に保持され他端が該ヘッドレスト本体に
    固定された転倒プレートと、該ヘッドレスト本体が後方
    側へ揺動する方向へ該転倒プレートを付勢する付勢手段
    とよりなり、 該固定プレートと該転倒プレートの一方にはロックピン
    が突設され、 該固定プレートと該転倒プレートの他方には、該ヘッド
    レスト本体が略垂直となった起立位置で該ロックピンを
    係止して該ヘッドレスト本体のさらなる後方側への揺動
    を規制する第1係止部と、該ヘッドレスト本体が前方側
    へ転倒して略水平となった転倒位置で該ロックピンを係
    止して該ヘッドレスト本体の後方側への揺動を規制する
    第2係止部と、該ロックピンを該第1係止部から該第2
    係止部へ案内して該ヘッドレスト本体を該起立位置から
    該転倒位置へ揺動させる第1案内部と、該ヘッドレスト
    本体が該転倒位置からさらに前方側へ揺動した駆動位置
    で該ロックピンを一時的に係止する第3係止部と、該ロ
    ックピンを該第2係止部から該第3係止部へ案内して該
    ヘッドレスト本体を該転倒位置から該駆動位置へ揺動さ
    せる第2案内部と、該ロックピンを該第3係止部から該
    第1係止部へ案内して該ヘッドレスト本体を該駆動位置
    から該起立位置へ揺動させる第3案内部と、からなるカ
    ム部をもち、 さらに該固定プレートと該転倒プレートの一方には該第
    1案内部、該第2案内部及び該第3案内部に沿ってこの
    順に移動するように該ロックピンの移動を規制する規制
    手段を備えたことを特徴とするヘッドレストの可倒装
    置。
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