JP2000217322A - 単相dcブラシレスモ―タ - Google Patents

単相dcブラシレスモ―タ

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Publication number
JP2000217322A
JP2000217322A JP1596399A JP1596399A JP2000217322A JP 2000217322 A JP2000217322 A JP 2000217322A JP 1596399 A JP1596399 A JP 1596399A JP 1596399 A JP1596399 A JP 1596399A JP 2000217322 A JP2000217322 A JP 2000217322A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permanent magnet
phase
stator yoke
piece
rotor
Prior art date
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Pending
Application number
JP1596399A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Yoshihara
吉原真一
Taro Tanno
旦野太郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Advanced Motor Corp
Original Assignee
Japan Servo Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Servo Corp filed Critical Japan Servo Corp
Priority to JP1596399A priority Critical patent/JP2000217322A/ja
Publication of JP2000217322A publication Critical patent/JP2000217322A/ja
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  • Brushless Motors (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、アキシャルギャップ形のもので
は、基本的設計要件である円板状永久磁石の構成を決め
ることで、一元的にレラクタンスピースの確定ができる
と共に、該レラクタンスピースを永久磁石内周面と直接
的に対向配置することにより小空隙での対向を可能と
し、効率よく死点位置でのコギングトルクを発生させる
ことができ、もしくは該レラクタンスピースを基板や固
定子ヨーク形成部材と一体形成しコストダウンメリット
の実現を目的とする。 【構成】 本発明に成る単相DCブラシレスモータのレ
ラクタンスピースは、固定子ヨークを構成する基板もし
くはヨーク形成部材の一部に、切起しによって軸方向に
伸長する円弧形成部が形成され、該円弧形成部がレラク
タンスピースとして永久磁石の周面に対向するごとく配
置され、もしくは、扁平形軸流ファンに使用されるもの
では、固定子ヨークと一体を成すベンチュリケースの通
風路として打ち抜き形成される、複数の窓相互間の足部
として一体に形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は単相DCブラシレスモー
タで、特に自起動の信頼性が高い単相DCブラシレスモ
ータに関する。
【0002】
【従来の技術】図6及び図7は従来技術に成る扁平形軸
流ファンに使用されたアキシャルギャップ形DCブラシ
レスモータの例の、要部正面透視図と、これに対応する
断面図である。これに類する平板状のレラクタンスピー
ス10の採用は多くの公知例があり、図6において固定
子ヨーク1を形成する磁性体部材より成る基板上の、軸
対称に貼着された対の空芯コイル3の間には、該空芯コ
イル3と重ならないように平板状のレラクタンスピース
10が併設されている。該レラクタンスピース10は円
環状部10−1と軸対称で放射状に設けられた腕部10
−2とより成り、該腕部10−2が自起動のためのコギ
ングトルク発生に寄与するものである。
【0003】詳細は省略するが、該レラクタンスピース
10は、単相駆動において、起動時のデッドポイント回
避を容易とするためのもので、効率よく起動させるべく
その形状や大きさには種々の工夫が見られる。そして、
図示の例のように、アキシャルギャップ形のものでは、
空芯コイル3と同一面上に該レラクタンスピース10が
配置されるので、該レラクタンスピース10とこれと対
向する回転子の永久磁石8との間隙は、前記空芯コイル
3の厚みや固定子と回転子との空隙に関わる軸受箱4等
の寸法精度にも左右される他、該レラクタンスピース1
0を別部材として用意し、所定部位に固着配設する必要
があるので、コストアップをもたらしているのが実態で
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き従来の構成
は、自起動容易な単相DCブラシレスモータとしての基
本性能は備えているが、アキシャルギャップ形のもので
は永久磁石とレラクタンスピースとの間隔の寸法的な安
定性を欠くと共に、両者の間隔が大きく所要のコギング
トルクを得るために効率改善が求められてきたことや、
レラクタンスピースを別部材として併設配置するための
コスト面での改善が課題であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に成る単相Cブラ
シレスモータのレラクタンスピースは、固定子ヨーク形
成部材の一部切起しによって一体的に形成され、一形態
として該切起し部は軸方向に伸長する円弧状部が形成さ
れ、該円弧状部が回転子を構成する円板状永久磁石の内
周面に対向するごとく配置され、もしくは薄型軸流ファ
ンに使用されるアキシャルギャップ形ものでは、前記基
板に通風路として打ち抜き形成される複数の窓相互間の
足部として一体形成され、また、ラジアルギャップ型の
ものでも固定子ヨーク形成部材に切起しにより一体形成
された円弧状部が、回転子を構成する円環状永久磁石の
外周面に対向して配置されるように構成される。
【0006】上述の如き構成によれば、当該レラクタン
スピースが固定子ヨーク形成部材の一部として形成さ
れ、永久磁石と直接的に近接対向するように配置される
ので、当該永久磁石の構成が決まることで一元的に形状
等も確定でき、小空隙での対向となり、ために効率よく
死点位置でのコギングトルク発生を実現することがで
き、もしくは固定子ヨーク形成部材の一部としてレラク
タンスピースを一体形成することでのコストメリットを
実現できる。
【0007】
【実施例】図1及び図2は夫々本発明に成るアキシャル
ギャップ形単相ブラシレスモータを使用した軸流ファン
の例の要部正面透視図とその断面図である。
【0008】図2を参照して図1に見るレラクタンスピ
ース10は、空芯コイル3を貼着配置する例えば鉄基板
等の固定子ヨーク形成部材1の上で、前記対を成す空芯
コイル3の間の一部を切起した軸方向に伸長する円弧状
部分として形成され、該円弧状伸長部10が小空隙を介
して回転子の主体を成す円板状永久磁石8の内周面8−
1に対向するように配置されている。
【0009】上述レラクタンスピースとしての軸方向に
伸長する円弧形成部10は、永久磁石8の磁気特性に対
応した内周面8−1の漏洩磁束量に応じて、軸方向の長
さや、空隙に関わる外径寸法を自在に設定でき、従前技
術のようにコイル等他の部材の寸法や精度の影響を受け
ることがなく、円板状永久磁石の内周面8−1と該内周
面8−1に対向するレラクタンスピースの円弧形成部1
0という同心配置の構成であることから、製作上の精度
確保等の面で有利である。
【0010】上述レラクタンスピース10を構成する軸
方向に伸長する円弧状部分は、固定子ヨーク形成部材1
の所定部分の打ち抜き後別工程で円弧を形成してもよい
が、打ち抜きと同時に円弧形成することも出来る。
【0011】また図3は本発明に成るアキシャルギャッ
プ形DCブラシレスモータを使用した薄型軸流ファンで
の別の例で、、図に見るように固定子ヨーク形成部材1
に穿設された窓1−1を通風路として構成し、該窓1−
1の間の足部をレラクタンスピース10として利用する
ものである。
【0012】上述構成では、レラクタンスピース10と
して別部材を用意して固着配設するという煩わしさを回
避でき、部品点数・作業工数両面でのコストダウンを実
現できる。
【0013】図4及び図5は、ラジアルギャップ型の扁
平軸流ファンの例で、固定子ヨーク2を基板1と別の板
状部材のカップ状形成により併設し、その円筒部内周面
に空芯コイル3を固定配置し、該空芯コイル3の内周面
に対向する円環状永久磁石8を備え、該円環状永久磁石
8の外周面に対向するように、切起しレラクタンスピー
ス10を配置するものである。
【0014】尚、上述説明では主としてアキシャルギャ
ップ型の扁平形軸流ファンを取り上げて説明したが、自
起動の信頼性を向上した単相DCブラシレスモータとし
て、ラジアルギャップ形を含む他の用途にも適用できる
ことは言うまでもない。
【0015】
【発明の効果】本発明に成る単相DCブラシレスモータ
は、その基本性能を損なうこと無しに、効率よく自起動
コギングトルク発生して自起動を容易とし、もしくは構
成の簡素化によるコストダウンを実現する作用効果をも
たらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に成る第1の例として示すアキシャルギ
ャップ型軸流ファンの要部透視正面図である。
【図2】図1の例の矢視断面図である。
【図3】本発明に成る第2の例として示すアキシャルギ
ャップ型軸流ファンの要部透視正面図である。
【図4】本発明に成る第3の例として示すラジアルギャ
ップ型軸流ファンの要部透視正面図である。
【図5】図4の例の矢視断面図である。
【図6】従来技術に成るアキシャルギャップ型軸流ファ
ンの例の要部透視正面図である。
【図7】図6の例の断面図である。
【符号の説明】
1 基板を含む固定子ヨーク形成部材 1−1 通風窓 2 併設される固定子ヨーク 3 空芯コイル 4 軸受箱 5 軸受 6 回転子ヨーク 7 羽根 8 回転子の主体を成す永久磁石 9 回転子軸 10 レラクタンスピース 10−1 平板状レラクタンスピースの円環状部 10−2 平板状レラクタンスピースの腕部 10´ レラクタンスピース切起し跡の窓

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性体薄板より成る基板もしくは該基板
    と併用されるヨーク形成部材で形成される固定子ヨーク
    と、該固定子ヨークに固定された空芯コイルを有する固
    定子と、前記空芯コイルに小空隙を介して対向し永久磁
    石を主体部材とする回転子とを備えると共に、不起動回
    避のためのレラクタンスピースをも備える単相DCブラ
    シレスモータにおいて、前記レラクタンスピースが、前
    記固定子ヨークの一部として一体形成されていること、
    を特徴とする単相DCブラシレスモータ。
  2. 【請求項2】 固定子ヨークの一部が、切起しによって
    軸方向に伸長する円弧状に形成され、該円弧状形成部
    が、レラクタンスピースとして前記回転子を構成する円
    板状永久磁石の内周面に対向するごとく配置されている
    こと、を特徴とする請求項1に記載のアキシャルギャッ
    プ形単相DCブラシレスモータ。
  3. 【請求項3】 扁平形軸流ファン駆動用として使用され
    るもので、固定子ヨーク形成部材に一体的に通風路とし
    ての窓が打ち抜き形成され、該複数の窓相互間の足部
    が、レラクタンスピースとして前記回転子を構成する円
    板状永久磁石外周縁近傍に対向するごとく配置されるこ
    と、を特徴とする請求項1に記載の軸流ファンに使用さ
    れるアキシャルギャップ形単相DCブラシレスモータ。
  4. 【請求項4】 固定子ヨークの一部が、切起しによって
    軸方向に伸長する円弧状に形成され、該円弧状形成部
    が、レラクタンスピースとして前記回転子を構成する円
    板状永久磁石外周面に対向するごとく配置されているこ
    と、を特徴とする請求項1に記載のラジアルギャップ形
    単相DCブラシレスモータ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020085430A (ko) * 2001-05-08 2002-11-16 (주)오리엔트텔레콤 기동전압이 개선된 단상 브러시리스 직류 팬모터
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