JP2006271193A - モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】同一サイズのコアブロックを用いて様々なトルク特性を有する多極モータが製造できる扁平なモータを提供する。
【解決手段】ステータ7はコ字状に形成されたコアブロック8の胴部8aにマグネットワイヤ9が巻き付けられ、通電によりコア脚部8bの対向面に磁束作用面が形成され独立した磁気回路が形成される当該コアブロック8が取付プレート5上にロータ1を囲んで配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばDCブラシレスモータ、ステッピングモータなどのモータに関する。
インナーロータ型モータの一例として、DCブラシレスモータを図11に示す。ロータ51及びステータ56は、モータケース53a、取付板53bに囲まれた空間に設けられる。ロータ51は出力軸52がモータケース53a、取付板53bに各々設けられた軸受(ベアリング)54a、54bに回転可能に支持されている。ロータ51は出力軸52に環状のマグネット55が一体に組み付けられている。マグネット55は、周面部がN極・S極交互に着磁されている。
図12において、ステータ56は、ロータ51を囲んでステータコア57が制御基板60上に設けられる。ステータコア57はリング状のコア本体57aに出力軸52に向けてティース部57bが放射状に突設されている(図13参照)。各ティース部57bにはインシュレータ58を介してマグネットワイヤ59が巻き回される。ステータコア57は、モータ駆動回路が設けられた制御基板60と共にモータケース53bに組み付けられる。
制御基板60に設けられた制御部は、マグネットワイヤ59に所定のタイミングで通電制御することでティース部57bの先端面に形成されるステータ磁極と、ティース部57bに対向するマグネット55のロータ磁極との反発吸引を繰り返して回転子51が回転するようになっている。
図13において、ステータコア57はケイ素鋼板を打ち抜いてリング状のコア本体57aにティース部57bを径方向内側に向けて突設したコアプレートを複数積層してかしめることにより形成される積層コアが用いられる。
このような積層コアを用いる場合、母材となるケイ素鋼板の材料取りが悪くなり、材料の無駄が多い。また、ティース部57bの間隔は巻線機のノズルが進入するスペース分だけ空ける必要があるため、各ティース部57bに巻き付けるコイルの巻数を増やすには限界がある。よって、トルクを必要とするモータは、径の大きなステータコア57を用いるか、ステータコア57の積層枚数を増やす必要がある。ステータコア57のサイズを変える場合は固定子金型を新規に起こす必要があり、設備投資が増大する。
本発明はこれらの課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、同一サイズのコアブロックを用いて様々なトルク特性を有する多極モータが製造できる扁平なモータを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため、次の構成を備える。
ロータとステータを備えたモータにおいて、ステータはコ字状に形成されたコアブロックの胴部にマグネットワイヤが巻き付けられた当該コアブロックが周方向に複数配設され、通電によりコア脚部の対向面に磁束作用面が形成されて各コアブロックで独立した磁気回路が形成されることを特徴とする。
また、ロータを出力軸と一体に支持し、当該ロータを囲んでステータが設けられるインナーロータ型のモータであって、コアブロックが取付プレート上でロータを囲んで配置されることを特徴とする。
また、各コアブロックはコ字状に打ち抜かれた鋼板を積層した積層コアであり、凹部を出力軸に向けて積層端面側が取付プレートに組み付けられることを特徴とする。
また、コアブロックはL字状のブロック片の一片どうしをマグネットワイヤが巻き付けられたボビンの巻芯部の貫通孔へ両側から挿入して互いに重ね合わせて組み付けられていることを特徴とする。
或いは、コアブロックはL字状のブロック片とI字状ブロック片が関節部を介して展開可能に連設されており、展開されたI字状ブロック片をマグネットワイヤが巻き付けられたボビンの巻芯部の貫通孔を通過させてボビンをL字状のブロック片へ組み付け、I字状ブロック片を関節部で折り曲げてL字状ブロック片と一体に組み付けられることを特徴とする。
また、取付プレートは非磁性体よりなる金属プレートが用いられることを特徴とする。
また、ロータは、板厚方向に着磁され周方向に異なる磁極が交互に形成された円筒状若しくは円板状のマグネットの磁極面がコアブロックの凹部を通過するように組み付けられることを特徴とする。
或いはロータは、板厚方向に着磁され周方向に異なる磁極が交互に形成された円筒状若しくは円板状のマグネットであって、各磁極間には非磁性部が介在してセグメント化されていることを特徴とする。
また、ロータハウジング内にリング状のマグネットが設けられ出力軸を中心に回転するロータと、該出力軸を回転可能に支持するステータハウジングとコアブロックが組み付けられるステータを備えたアウターロータ型のモータであって、各コアブロックは凹部をマグネットに向けて取付プレートに組み付けられることを特徴とする。
ロータハブにリング状のマグネットが設けられ出力軸を中心に回転するロータと、出力軸を回転可能に支持するステータハウジングとコアブロックが組み付けられるステータを備えたモータであって、コアブロックが取付プレート上で凹部を軸方向と平行にマグネットに向けかつ胴部をプレート面に対向させて配置されることを特徴とする。
上述した各種のモータを用いれば、ステータはコ字状に形成されたコアブロックの胴部にマグネットワイヤが巻き付けられ、通電によりコア脚部の対向面に磁束作用面が形成され独立した磁気回路が形成される当該コアブロックが取付プレート上で周方向に複数配置される。よって、通電によりステータの各コアブロックに独立して磁気回路が形成されるため、ステータコアを製造する際の材料の無駄が減るため製造コストが削減できる。また、マグネットワイヤは、コ字状のコアブロックの胴部に巻き付けられるため巻数を稼ぐことができ、同じサイズのモータに比べてトルク性能が向上する。
また、コアブロックはL字状のブロック片の一片どうしをマグネットワイヤが巻き付けられたボビンの巻芯部の貫通孔へ両側から挿入して互いに重ね合わせて組み付けられ、或いは展開されたI字状ブロック片をマグネットワイヤが巻き付けられたボビンの巻芯部の貫通孔を通過させてボビンをL字状のブロック片へ組み付け、I字状ブロック片を関節部で折り曲げてL字状ブロック片と一体に組み付けられると、ボビンとコアの組立てが個別に行なえるのでモータの組立性が向上する。
また、ステータコアはコアブロックが取付プレート上に個別に配置されるので、径方向位置を変えることで、各コアブロックの積厚を変化させるか新たにコアブロックを増やすことができる。このため、軸方向へのコアサイズの変更なしに様々なサイズの扁平なモータが製造でき、同一サイズのコアブロックの径方向位置を変えることで性能の異なる多極モータを実現することができる。
また、ロータは、板厚方向に着磁され周方向に異なる磁極が交互に形成された円筒状若しくは円板状のマグネットであって、各磁極間には非磁性部が介在してセグメント化されていると、マグネットの磁極から対向するコアの磁極へ向かう磁束量を増やすことができるので、回転トルク向上が期待できる。
以下、本発明に係るインナーロータ型モータの最良の実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。本発明に係るモータは、ロータを出力軸と一体に支持し、当該ロータを囲んでステータが設けられるインナーロータ型のDCモータ、或いはロータハウジング内にリング状のマグネットが設けられ出力軸を中心に回転するロータと、出力軸を回転可能に支持するステータハウジングとコアブロックが組み付けられるステータを備えたアウターロータ型のDCモータ等に広く適用である。
図1及び図2を参照して、インナーロータ型モータの概略構成について説明する。
図2において、ロータ1は、周縁部に軸方向にN極・S極に交互に着磁されたマグネット2を有するカップ状の回転磁性体3が、非磁性材料からなる出力軸4と一体となって回転するようになっている。ロータ1は、マグネット2と回転磁性体3が出力軸4をインサートして一体成形により製造しても良い。図1において、出力軸4は取付プレート5に支持されたベアリング6を介して回転可能に支持されている。取付プレート5は後述するコアブロック8に形成される磁気回路への影響を考慮すると非磁性材料(アルミ板など)からなる金属プレートが好適に用いられる。或いは各コアブロック8の磁束漏れ等による磁気回路への影響を回避できれば、磁性材料であってもよい。
図2において、ステータ7は、ロータ1を囲んで配置される。ステータ7はコ字状に形成されたコアブロック8が取付プレート5に組み付けられる。図1において、コアブロック8の胴部8aにはマグネットワイヤ9が巻き付けられ、通電によりコア脚部8bの対向面に磁束作用面が形成され独立した磁気回路が形成されるようになっている(図3参照)。マグネットワイヤ9は、インシュレータ10を介して胴部8aにコイル状に巻き付けられる。或いはマグネットワイヤ9は絶縁処理された胴部8aに直接巻き付けても良い。
このように、鋼板を打ち抜いて形成される積層コアの材料の無駄が減るため、製造コストが削減できる。また、マグネットワイヤ9はコアブロック8の胴部8aに巻き付けられるため、巻線空間が広く確保できるため巻数を稼ぐことができ、同じサイズのモータに比べてトルク性能が向上する。また、巻線機のノズルが進入する空間を広く確保できるため、製造工程も簡略にできる。また、マグネットワイヤ9はコアブロック8の胴部8aに巻き付けられるため、コアブロック8を回転させてマグネットワイヤ9を巻くボビン巻のような簡易な巻線機を用いた巻線も可能になる。
ロータ1とステータ7は、取付プレート5とカップ状に形成されたモータケース11に囲まれた空間に収納される。モータケース11には、モータ駆動回路が設けられた制御基板12が固定される。制御基板12に設けられた制御部は、マグネットワイヤ9へ所定のタイミングで通電制御することでコア脚部8bの対向面に形成されるステータ磁極と、コア脚部8bに対向するマグネット2のロータ磁極との反発吸引を繰り返してロータ1が回転する。
また、図3において、各コアブロック8は例えばコ字状に打ち抜かれた電磁鋼板(ケイ素鋼板)を積層してかしめた積層コアが用いられる。或いは、L字状に打ち抜かれた電磁鋼板を積層した積層コアどうしを組み合わせて、マグネットワイヤ9が巻き付けられたインシュレータ10の巻芯部に挿入されてコ字状のコアブロック8が形成される。図2において、各コアブロック8は、凹部8cを出力軸4に向けて放射状に配置され、積層端面側に突設された突部8dを取付プレート5に設けられた孔に嵌め込んで組み付けられる。
図2に8極12スロット用のステータ配置例を示す。カップ状のロータ1は、板厚方向(軸方向)に着磁され周方向に異なる磁極が交互に形成されたマグネット2の磁極面がコアブロック8の凹部8cを通過するように組み付けられる(図1及び図3参照)。ロータ磁極面がコアブロック8の凹部8cを通過するように配置することで、同じサイズのモータでもロータ径の大きいモータを製造できる。
モータサイズを変更する場合、或いはマグネットワイヤ9の巻数を増やしてトルク性能を向上させたい場合には、図4において、コアブロック8を取付プレート5の径方向外側に位置をずらして組み付ける。これにより、コアブロック8どうしの間隔が広がり、(或いはコアブロック8の数を増やす)ことができるため、軸方向へのコアサイズの変更なしに様々なサイズの扁平なモータが製造でき、同一サイズのコアブロック8を用いて性能の異なる多極モータを実現することができる。
また、図5は、コアブロック8の数を減らして各ブロックを径方向内側に位置をずらせて径方向及び高さ方向に小型化を図った4極6スロットのステータ配置例を示す。コアブロック8の間隔が広がった分だけ、コアの積厚を増大させることができるので、小型でも同サイズの図8に示す一体型の積層コアを用いたモータに比べて、トルクの大きい扁平なモータを製造することができる。
次に、アウターロータ型のDCブラシレスモータへの適用例について図6を参照して説明する。図6において、ロータ13は、ロータハウジング14内にリング状のマグネット15が設けられており、出力軸16を中心に回転する。ステータ17には、ステータハウジング18とコアブロック19が組み付けられる。具体的には、ステータハウジング18は出力軸16を回転可能に支持している。出力軸16は筒状のステータハウジング18の軸孔に設けられたベアリング19により回転可能に支持されている。
ステータハウジング18には制御基板21及び取付プレート22が一体に組み付けられる。取付プレート22は各コアブロック19の磁束漏れ等による磁気回路への影響がなければ、非磁性材料或いは磁性材料のいずれであってもよい。取付プレート22上にはコアブロック19が所定間隔で組み付けられ、各コアブロック19はロータ13に囲まれて配置される。各コアブロック19の胴部19aにはインシュレータ23を介してマグネットワイヤ24が巻き付けられ、通電によりコア脚部19bの対向面が磁束作用面となる独立した磁気回路が各々形成されるようになっている。また、コアブロック19はコ字状若しくはL字状に打ち抜かれた電磁鋼板が積層された積層コアが用いられ、凹部19cをマグネット15に向けて積層端面側に突設された突部19dを取付プレート22に穿孔された孔に嵌め込まれて組み付けられる。
ロータ13は、板厚方向(軸方向)に着磁され周方向に異なる磁極が交互に形成されたリング状のマグネット15の磁極面がコアブロック19の凹部19cを通過するように組み付けられる。マグネット15の磁極面がコアブロック19の凹部19cを通過するように配置することで、同じコアサイズのモータでもロータ径の小さいモータを製造できる。モータサイズを変更する場合、或いはマグネットワイヤ24の巻数を増やしてトルク性能を向上させたい場合には、図4と同様にコアブロック19を取付プレート22の径方向外側に位置をずらして組み付ける。これにより、軸方向へのコアサイズの変更なしに様々なサイズの扁平なモータが製造でき、同一サイズのコアブロック19を用いて性能の異なる多極モータを実現することができる。
次に、図7に更に他例に係るモータの実施形態を示す。図6と同一部材には同一番号を付して説明を援用するものとする。
ロータ25は、ロータハブ26の外周にリング状のマグネット27が設けられている。ロータハブ26には出力軸16の一端が一体に組み付けられており、ロータ25は出力軸16を中心に回転する。ステータ28には、ステータハウジング29とコアブロック19が組み付けられる。具体的には、ステータハウジング29は出力軸16を回転可能に支持している。出力軸16は筒状のステータハウジング29の軸孔に設けられたベアリング19により回転可能に支持されている。
ステータハウジング29には取付プレート22が一体に組み付けられる。取付プレート22は各コアブロック19の磁束漏れ等による磁気回路への影響がなければ、非磁性材料或いは磁性材料のいずれであってもよい。取付プレート22上にはコアブロック19が所定間隔で組み付けられる。各コアブロック19の胴部19aにはインシュレータ23を介してマグネットワイヤ24が巻き付けられ、通電によりコア脚部19bの対向面が磁束作用面となる独立した磁気回路が各々形成されるようになっている。また、コアブロック19はコ字状若しくはL字状に打ち抜かれた電磁鋼板が積層された積層コアが用いられる。
各コアブロック19は、凹部19cを軸方向と平行にマグネット15に向け胴部19aをプレート面に対向させて配置され、コア脚部19bの両側を取付プレート22に突設された保持部22aに挟み込まれて取付プレート22に組み付けられる。取付プレート22には、インシュレータ23及びマグネットワイヤ24との干渉を回避するための逃げ凹部 22bが保持部22aの間に形成されている。取付プレート22には、ロータ25及びステータ28を覆ってモータケース30が組み付けられる。モータケース30内には、制御基板31が固定されている。
ロータ25は、径方向に着磁されたリング状のマグネット27の磁極面がコアブロック19の凹部19cを通過するように組み付けられる。このようにロータ25がステータ28に対して中間配置され、ロータ磁極面がコアブロック19の凹部19cを通過するようにすると、同じサイズのコアブロック19を用いて任意のロータ径(ロータハブ26の長さ)に対応したモータを製造できる。モータサイズを変更する場合、或いはマグネットワイヤ24の巻数を増やしてトルク性能を向上させたい場合には、取付プレート22を交換することでコアブロック19の径方向位置を変更して組み付ける。これにより、軸方向へのコアサイズの変更なしに様々なサイズの扁平なモータが製造でき、同一サイズのコアブロック19を用いて性能の異なる多極モータを実現することができる。
ここでロータ及びステータの他例について、図8乃至図10を参照して説明する。
図8(a)において、ロータは、板厚方向(軸方向)にN極(S極)・S極(N極)に着磁され、周方向に異なる磁極が交互に形成された円板状のマグネット32が用いられる。この場合、図8(b)において、マグネット32の各磁極間には非磁性部33が介在して各磁極がセグメント化されているのが好ましい。これにより図8(c)において、マグネット32の磁極から隣り合う異なる磁極へ向かう磁束を減らして対向するコアブロック34に作用する磁束量が増えるので回転トルクの向上が期待できる。
次に、図9(a)において、コアブロック35はL字状のブロック片35a、35bを組み合わせて形成されるようにしてもよい。この場合、図9(b)において、ブロック片35a、35bの一片35c、35dどうしをマグネットワイヤ36が巻き付けられたボビン37の巻芯部の貫通孔37aへ両側から挿入して互いに重ね合わせてコアブロック35が組み立てられる。例えば、図9(b)においてはブロック片35bの一片35dにボビン37の貫通孔37aを通し、該貫通孔37aにブロック片35aの一片35cを挿入することで、一片35cと一片35dが互いに重なり合って一体に組み付けられる。
また、図10(a)(b)において、コアブロック38はL字状のブロック片38aとI字状ブロック片38bが関節部38cを介して展開可能に連設されていてもよい。L字状のブロック片38aとI字状ブロック片38bの端面には凹部38dと凸部38eが設けられている。I字状ブロック片38bを関節部38cを中心に起立するように回転させると、凹部38dに凸部38eが嵌合してコ字状に組立てられる。
コアブロック38にボビン37を組み付けるには、図10(a)において、展開されたI字状ブロック片38bをマグネットワイヤ36が巻き付けられたボビン37の巻芯部の貫通孔37aを通過させてボビン37をL字状のブロック片38aへ組み付ける。
次いで、図10(b)において、I字状ブロック片38bを関節部38cを中心に折り曲げてL字状ブロック片38aと端面どうしを突き当てて一体に組み付けられる。
このように、ボビン37とコアブロック38の組立てが個別に行なえるのでモータの組立性が向上する。
尚、本実施例ではDCブラシレスモータについて例示したが、これに限定されるものではなく、例えばステッピングモータなどの他のモータについても適用可能である。
インナーロータ型のDCブラシレスモータの半断面説明図である。 ロータ及びステータのレイアウト例を示す平面図である。 コアブロックの斜視説明図である。 ロータ及びステータのレイアウト例を示す平面図である。 他例に係るロータ及びステータの平面図である。 アウターロータ型のDCブラシレスモータの半断面説明図である。 他例に係るブラシレスモータの半断面説明図である。 他例に係るロータの斜視図及びロータとステータの配置構成図である。 他例に係るステータコアの分解図及び組立説明図である。 他例に係るステータコアの組立説明図である。 従来のDCブラシレスモータの半断面説明図である。 従来のロータ及びステータのレイアウト例を示す平面図である。 従来のステータコアの平面図である。
符号の説明
1、13、25、 ロータ
2、15、27、32 マグネット
3 回転磁性体
4、16 出力軸
5、22 取付プレート
6、20 ベアリング
7、17、28 ステータ
8、19、34、35、38 コアブロック
8a、19a 胴部
8b、19b コア脚部
8c、19c 凹部
8d、19d 突部
9、24、36 マグネットワイヤ
10、23 インシュレータ
11、30 モータケース
12、21、31 制御基板
14 ロータハウジング
18、29 ステータハウジング
22a 保持部
22b 逃げ凹部
26 ロータハブ
33 非磁性部
35a、35b、38a、38b ブロック片
37 ボビン
37a 貫通孔

Claims (10)

  1. ロータとステータを備えたモータにおいて、
    ステータはコ字状に形成されたコアブロックの胴部にマグネットワイヤが巻き付けられた当該コアブロックが周方向に複数配設され、通電によりコア脚部の対向面に磁束作用面が形成されて各コアブロックで独立した磁気回路が形成されることを特徴とするモータ。
  2. ロータを出力軸と一体に支持し、当該ロータを囲んでステータが設けられるインナーロータ型のモータであって、コアブロックが取付プレート上でロータを囲んで配置されることを特徴とする請求項1記載のモータ。
  3. 各コアブロックはコ字状に打ち抜かれた鋼板を積層した積層コアであり、凹部を出力軸に向けて積層端面側が取付プレートに組み付けられることを特徴とする請求項1記載のモータ。
  4. コアブロックはL字状のブロック片の一片どうしをマグネットワイヤが巻き付けられたボビンの巻芯部の貫通孔へ両側から挿入して互いに重ね合わせて組み付けられていることを特徴とする請求項1記載のモータ。
  5. コアブロックはL字状のブロック片とI字状ブロック片が関節部を介して展開可能に連設されており、展開されたI字状ブロック片をマグネットワイヤが巻き付けられたボビンの巻芯部の貫通孔を通過させてボビンをL字状のブロック片へ組み付け、I字状ブロック片を関節部で折り曲げてL字状ブロック片と一体に組み付けられることを特徴とする請求項1記載のモータ。
  6. コアブロックを組み付ける取付プレートは非磁性体よりなる金属プレートが用いられることを特徴とする請求項1記載のモータ。
  7. ロータは、板厚方向に着磁され周方向に異なる磁極が交互に形成された円筒状若しくは円板状のマグネットの磁極面がコアブロックの凹部を通過するように組み付けられることを特徴とする請求項1記載のモータ。
  8. ロータは、板厚方向に着磁され周方向に異なる磁極が交互に形成された円筒状若しくは円板状のマグネットであって、各磁極間には非磁性部が介在してセグメント化されていることを特徴とする請求項1記載のモータ。
  9. ロータハウジング内にリング状のマグネットが設けられ出力軸を中心に回転するロータと、該出力軸を回転可能に支持するステータハウジングとコアブロックが組み付けられるステータを備えたアウターロータ型のモータであって、各コアブロックは凹部をマグネットに向けて取付プレートに組み付けられることを特徴とする請求項1記載のモータ。
  10. ロータハブにリング状のマグネットが設けられ出力軸を中心に回転するロータと、出力軸を回転可能に支持するステータハウジングとコアブロックが組み付けられるステータを備えたモータであって、コアブロックが取付プレート上で凹部を軸方向と平行にマグネットに向けかつ胴部をプレート面に対向させて配置されることを特徴とする請求項1記載のモータ。
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