JP2000215180A - デ―タ通信装置、デ―タ通信システム及びデ―タ通信方法 - Google Patents

デ―タ通信装置、デ―タ通信システム及びデ―タ通信方法

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JP2000215180A
JP2000215180A JP11017393A JP1739399A JP2000215180A JP 2000215180 A JP2000215180 A JP 2000215180A JP 11017393 A JP11017393 A JP 11017393A JP 1739399 A JP1739399 A JP 1739399A JP 2000215180 A JP2000215180 A JP 2000215180A
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Toshimasa Tamura
俊将 田村
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Ando Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、異種エージェントプラット
フォームにおける移動エージェントの相互の通信を可能
にすることである。 【解決手段】 計算機Mは、エージェントプラットフォ
ームと同一の動作環境で動作する相互通信用オブジェク
トを備え、この相互通信用オブジェクトが異なるエージ
ェントプラットフォームにおける移動エージェント間の
送信データを媒介する。このため、計算機M内におい
て、エージェントプラットフォームを改造することな
く、異種エージェントプラットフォームにおける移動エ
ージェント間の相互通信を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ通信装置、
データ通信システム及びデータ通信方法に係り、詳細に
は、エージェント間でデータ通信を行う手法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の分散型コンピュータシステムの主
流はクライアント/サーバ型システムである。このクラ
イアント/サーバ型システムのソフトウェア上の問題点
として、プログラムの実行手順がプログラム開発時に固
定されてしまうため、当該システムの動作・環境状況に
応じた柔軟かつ動的な処理が行えないという点が指摘さ
れている。そこで、分散システムの分野において、CO
RBA(Common ObjectRequest Broker Architecture)
等の分散オブジェクト指向技術が注目されている。CO
RBAとは、OMG(Object Management Group)とい
う分散オブジェクト指向技術における非営利の標準化団
体が仕様を制定しているORB(ObjectRequest Broke
r)の標準仕様のことである。
【0003】ORBは、オブジェクト間のクライアント
/サーバ関係を確立し、オブジェクト間通信を行うソフ
トウェア・コンポーネントと呼ばれるものであり、クラ
イアントの要求に基づいて、当該要求に対応するオブジ
ェクトを検索してサーバを決定し、サーバに要求を伝え
る。ORBによって要求が伝えられたサーバは、サービ
ス(該当するプログラム)を実行し、結果をORBに返
す。次いで、ORBが、その結果をクライアントに返
す。したがって、クライアントは要求を発するのみで、
当該要求に対応するオブジェクトが何れのサーバにある
かを意識する必要がない。
【0004】また、このORBの標準仕様であるCOR
BAは、プログラミング言語、OS等の動作環境(以
降、この動作環境のことをプラットフォームと呼ぶ)に
依存しない異なるコンピュータ間における相互操作可能
な分散型オブジェクトをどのように設定するかを纏めた
ものである。このため、様々なプログラミング言語でO
RBを用いたシステムが開発可能である。
【0005】さらに、上記分散オブジェクト指向技術が
発展したものとして、エージェント指向技術が注目され
ており、特に、データとプログラムが一体となったオブ
ジェクトとしてネットワーク上を移動して、様々なサー
バ上で処理を行う移動エージェント或いはモバイルエー
ジェントと呼ばれる技術が注目されている。
【0006】このエージェント指向技術におけるエージ
ェントには大別して、自律性、協調性、反応性、自主
性、移動性の5つの性質を持つものが挙げられる。自律
性とは、エージェント自身が単独で動作可能なことであ
り、協調性とは、エージェントが互いにコミニュケーシ
ョンを取り合うことができることであり、反応性とは、
外部の変化に反応して動作が可能なことであり、自主性
とは、エージェント自身が目的を持って自身で目的を遂
行できることであり、移動性とは、エージェントがネッ
トワーク上を移動可能で、更に異動先で実行を継続する
ことが可能なことである。移動エージェントは、上記5
つの性質の内、特に移動性を有するものといえる。
【0007】図12にこの移動エージェントの簡単な概
要を示した図を示す。図12において、計算機1〜3は
ネットワーク(不図示)によって接続されており、各計
算機には、移動エージェントが動作可能なプラットフォ
ームP(以降このプラットフォームをエージェントプラ
ットフォームと呼ぶ)が構築されている。移動エージェ
ントは、自身のプログラムの実行中に動作を中断し、中
断時のデータを保持したまま、異なる計算機間を移動し
て、さらに実行を再開することができる、一種のコンピ
ュータプログラムである。移動エージェントは、必要に
応じてネットワーク上を自律的に移動し、ネットワーク
上の資源を利用するとともに、他の移動エージェントと
通信を行いながら、様々な処理を実行する。
【0008】例えば、移動エージェントに予め決められ
た行程に基づいて、固定的な順番でサーバ間の移動・処
理を行わせ、移動先のサーバでの処理に応じて次に移動
するサーバを決定するといった処理を行わせることが可
能である。また、ダイアルアップ環境において、クライ
アントから移動エージェントを送り出した後に回線を切
断し、移動先での処理が完了次第、移動エージェントに
電話をかけ直させることによって、不要な通信コストを
削減することもできる。
【0009】このような移動エージェントを実現するた
めのエージェントプラットフォームは、従来から数多く
提案・発明されている。図13にエージェントプラット
フォームの動作環境の階層モデルの一例を示す。図13
において、エージェントプラットフォームはJava
(Sun Microsystems社が開発したオブジェクト指向のイ
ンタープリタ言語。)というプログラミング言語で作ら
れている。また、JavaVM(Java Virtual Machin
e)は、Javaコンパイラによって生成された中間コード
によるプログラムを解釈・実行する環境のことである。
【0010】次に、従来のエージェントプラットフォー
ムにおける通信プロトコルについて説明する。従来の移
動エージェントの通信は、上記エージェントプラットフ
ォームに応じた独自のプロトコルを用いることによっ
て、計算機間の通信が実現されている。このプロトコル
の例としては、メソッド(オブジェクトが備えるルーチ
ン)や、変数及び定数などのデータの受け渡しが可能な
JavaRMI(RemoteMethod Invocation:遠隔手続
き呼び出し)などがある。JavaRMIとは、ネット
ワーク上の計算機に分散しているJavaオブジェクト
のメソッド呼び出しを、ローカルな計算機上のJava
オブジェクトのメソッド呼び出しであるかのように扱え
る、Javaによる分散オブジェクト通信における通信
方法の一種である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この他にも多種多様な
プロトコルがエージェントプラットフォームに適用され
ているが、移動エージェントが他の移動エージェントと
通信を行う場合には、同種のエージェントプラットフォ
ーム上の移動エージェントとのみ通信を行うことができ
る。即ち、異種エージェントプラットフォームにおける
移動エージェントは、通信のプロトコルが異なるために
互いに通信できないという問題点がある。また、通信プ
ロトコルが同じであっても、エージェントプラットフォ
ームごとにその実装方法、及び移動エージェントの実装
方法が異なるため、異種エージェントプラットフォーム
における移動エージェント同士は、互いに通信すること
ができないのが現状である。
【0012】ただし、エージェントプラットフォーム自
体を改造することにより、異種エージェントプラットフ
ォームにおける移動エージェント間の通信を行わせるこ
とは可能である。しかし、エージェントプラットフォー
ムの実装は複雑である上、そのソースコードを公開して
いないプラットフォームが存在するため、ユーザが改造
することは極めて困難である。
【0013】本発明の課題は、上記問題点を解決するた
め、異種エージェントプラットフォームにおける移動エ
ージェントの相互の通信を可能にすることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数のエージェントを動作させるための異なる複数の動
作環境を有するデータ通信装置において、前記エージェ
ントから送信データを受け取る受取手段と、この受取手
段によって受け取られた送信データを記憶する記憶手段
と、この記憶手段によって記憶された送信データを前記
エージェントに受け渡す受渡手段と、を備えた相互通信
手段を具備し、この相互通信手段を介して前記異なる動
作環境におけるエージェント間の通信を行うことを特徴
としている。
【0015】この請求項1記載の発明によれば、複数の
エージェントを動作させるための異なる複数の動作環境
を有するデータ通信装置において、前記データ通信装置
は相互通信手段を具備し、この相互通信手段の受取手段
が前記エージェントから送信データを受け取り、相互通
信手段の記憶手段がこの受取手段によって受け取られた
送信データを記憶し、相互通信手段の受渡手段がこの記
憶手段によって記憶された送信データを前記エージェン
トに受け渡すため、この相互通信手段を介して前記異な
る動作環境におけるエージェント間の通信を行う。
【0016】また、請求項7記載の発明は、複数のエー
ジェントを動作させるための異なる複数の動作環境を有
するデータ通信装置におけるデータ通信方法であって、
送信データを記憶する記憶手段を備え、前記エージェン
トから送信データを受け取る工程と、前記受け取った送
信データを前記記憶手段に記憶させる工程と、前記記憶
手段に記憶させた送信データを前記エージェントに受け
渡す工程と、を有することを特徴とするデータ通信方
法。
【0017】この請求項7記載の発明によれば、複数の
エージェントを動作させるための異なる複数の動作環境
を有するデータ通信装置におけるデータ通信方法であっ
て、記憶手段は送信データを記憶し、前記エージェント
から送信データを受け取って、この受け取った送信デー
タを前記記憶手段に記憶させた後、この記憶させた送信
データを前記エージェントに受け渡す。
【0018】したがって、請求項1及び請求項7記載の
発明によって、エージェントを動作させるための異なる
動作環境を有するデータ通信装置であっても、当該動作
環境を改造することなく、当該異なる動作環境において
動作するエージェント間の相互通信を実現することがで
きる。
【0019】請求項2記載の発明は、エージェントを動
作させるための動作環境がそれぞれ異なる送信装置と受
信装置がネットワークに接続されたデータ通信システム
において、前記送信装置は、当該送信装置内の動作環境
上で動作しているエージェントから送信データを受け取
る受取手段と、この受取手段によって受け取られた送信
データを記憶する送信側記憶手段と、所定の通信方法に
従って前記受信装置との間でデータ通信を行って、前記
送信側記憶手段に記憶された送信データを送信する送信
手段と、を備えた送信側相互通信手段を具備し、前記受
信装置は、前記所定の通信方法に従って前記送信装置と
の間でデータ通信を行って、送信データを受信する受信
手段と、この受信手段によって受信された送信データを
記憶する受信側記憶手段と、当該受信装置内の動作環境
上で動作しているエージェントへ、前記受信側記憶手段
に記憶された送信データを受け渡す受渡手段と、を備え
た受信側相互通信手段を具備し、前記送信側相互通信手
段と前記受信側相互通信手段を介して、前記送信装置と
前記受信装置とが有する異なる動作環境におけるエージ
ェント間の通信を行うことを特徴としている。
【0020】この請求項2記載の発明によれば、エージ
ェントを動作させるための動作環境がそれぞれ異なる送
信装置と受信装置がネットワークに接続されたデータ通
信システムにおいて、前記送信装置は送信側相互通信手
段を具備し、送信側相互通信手段の受取手段が、当該送
信装置内の動作環境上で動作しているエージェントから
送信データを受け取り、送信側相互通信手段の送信側記
憶手段が、この受取手段によって受け取られた送信デー
タを記憶し、送信側相互通信手段の送信手段が、所定の
通信方法に従って前記受信装置との間でデータ通信を行
って、前記送信側記憶手段に記憶された送信データを送
信し、一方、前記受信装置は受信側相互通信手段を具備
し、受信側相互通信手段の受信手段が、前記所定の通信
方法に従って前記送信装置との間でデータ通信を行っ
て、送信データを受信し、受信側相互通信手段の受信側
記憶手段が、この受信手段によって受信された送信デー
タを記憶し、受信側相互通信手段の受渡手段が、当該受
信装置内の動作環境上で動作しているエージェントへ、
前記受信側記憶手段に記憶された送信データを受け渡す
ことによって、前記送信側相互通信手段と前記受信側相
互通信手段を介して、前記送信装置と前記受信装置とが
有する異なる動作環境におけるエージェント間の通信を
行う。
【0021】また、請求項8記載の発明は、エージェン
トを動作させるための動作環境がそれぞれ異なる送信装
置と受信装置がネットワークに接続されたデータ通信シ
ステムにおけるデータ通信方法であって、前記送信装置
は、送信データを記憶する送信側記憶手段を備え、前記
受信装置は、前記送信装置から受信した送信データを記
憶する受信側記憶手段を備え、前記送信装置が、当該送
信装置内の動作環境上で動作しているエージェントから
送信データを受け取る工程と、前記送信装置が、前記受
け取った送信データを前記送信側記憶手段に記憶させる
工程と、前記送信装置が、所定の通信方法に従って前記
受信装置との間でデータ通信を行って、前記送信側記憶
手段に記憶させた送信データを送信する工程と、前記受
信装置が、前記所定の通信方法に従って前記送信装置と
の間でデータ通信を行って、送信データを受信する工程
と、前記受信装置が、前記受信した送信データを前記受
信側記憶手段に記憶させる工程と、前記受信装置が、当
該受信装置内の動作環境上で動作しているエージェント
へ、前記受信側記憶手段に記憶させた送信データを受け
渡す工程と、を有することを特徴としている。
【0022】この請求項8記載の発明によれば、エージ
ェントを動作させるための動作環境がそれぞれ異なる送
信装置と受信装置がネットワークに接続されたデータ通
信システムにおけるデータ通信方法であって、前記送信
装置の送信側記憶手段は、送信データを記憶し、前記受
信装置の受信側記憶手段は、前記送信装置から受信した
送信データを記憶し、前記送信装置が、当該送信装置内
の動作環境上で動作しているエージェントから送信デー
タを受け取って、この受け取った送信データを前記送信
側記憶手段に記憶させ、所定の通信方法に従って前記受
信装置との間でデータ通信を行って、前記送信側記憶手
段に記憶させた送信データを送信すると、前記受信装置
が、前記所定の通信方法に従って前記送信装置との間で
データ通信を行って、送信データを受信して、この受信
した送信データを前記受信側記憶手段に記憶させた後、
当該受信装置内の動作環境上で動作しているエージェン
トへ、前記受信側記憶手段に記憶させた送信データを受
け渡す。
【0023】したがって、請求項2及び請求項8記載の
発明によって、エージェントを動作させるための異なる
動作環境を有する送信装置と受信装置とであっても、当
該動作環境を改造することなく、エージェント間のデー
タ通信を実現することができる。
【0024】請求項3記載の発明は、エージェントを動
作させるための動作環境がそれぞれ異なる複数のデータ
通信装置がネットワークに接続されたデータ通信システ
ムにおいて、前記データ通信装置は、当該データ通信装
置内の動作環境上で動作しているエージェントから送信
データを受け取る受取手段と、この受取手段によって受
け取られた送信データを記憶する送信側記憶手段と、所
定の通信方法に従って他のデータ通信装置との間でデー
タ通信を行って、前記送信側記憶手段に記憶された送信
データを送信する送信手段と、を備えた送信側相互通信
手段と、前記所定の通信方法に従って他のデータ通信装
置との間でデータ通信を行って、送信データを受信する
受信手段と、この受信手段によって受信された送信デー
タを記憶する受信側記憶手段と、前記動作環境上で動作
しているエージェントへ、前記受信側記憶手段に記憶さ
れた送信データを受け渡す受渡手段と、を備えた受信側
相互通信手段と、を具備し、前記送信側相互通信手段と
前記受信側相互通信手段を介して、前記複数のデータ通
信装置の異なる動作環境におけるエージェント間の通信
を行うことを特徴としている。
【0025】この請求項3記載の発明によれば、エージ
ェントを動作させるための動作環境がそれぞれ異なる複
数のデータ通信装置がネットワークに接続されたデータ
通信システムにおいて、前記データ通信装置は送信側相
互通信手段と受信側相互通信手段とを具備し、送信側相
互通信手段の受取手段が、当該データ通信装置内の動作
環境上で動作しているエージェントから送信データを受
け取り、送信側相互通信手段の送信側記憶手段が、この
受取手段によって受け取られた送信データを記憶し、送
信側相互通信手段の送信手段が、所定の通信方法に従っ
て他のデータ通信装置との間でデータ通信を行って、前
記送信側記憶手段に記憶された送信データを送信し、一
方、受信側相互通信手段の受信手段が、前記所定の通信
方法に従って他のデータ通信装置との間でデータ通信を
行って、送信データを受信し、受信側相互通信手段の受
信側記憶手段が、この受信手段によって受信された送信
データを記憶し、受信側相互通信手段の受渡手段が、前
記動作環境上で動作しているエージェントへ、前記受信
側記憶手段に記憶された送信データを受け渡すことによ
って、前記送信側相互通信手段と前記受信側相互通信手
段を介して、前記複数のデータ通信装置の異なる動作環
境におけるエージェント間の通信を行う。
【0026】また、請求項9記載の発明は、エージェン
トを動作させるための動作環境がそれぞれ異なる複数の
データ通信装置がネットワークに接続されたデータ通信
システムにおけるデータ通信方法であって、前記複数の
データ通信装置は、それぞれ、送信データを記憶する送
信側記憶手段と、他のデータ通信装置から受信した送信
データを記憶する受信側記憶手段とを備え、前記複数の
データ通信装置の内の一のデータ通信装置が、当該デー
タ通信装置内の動作環境上で動作しているエージェント
から送信データを受け取る工程と、前記一のデータ通信
装置が、前記受け取った送信データを前記送信側記憶手
段に記憶させる工程と、前記一のデータ通信装置が、所
定の通信方法に従って他のデータ通信装置との間でデー
タ通信を行って、前記送信側記憶手段に記憶させた送信
データを送信する工程と、前記他のデータ通信装置が、
前記所定の通信方法に従って前記一のデータ通信装置と
の間でデータ通信を行って、送信データを受信する工程
と、前記他のデータ通信装置が、前記受信した送信デー
タを前記受信側記憶手段に記憶させる工程と、前記他の
データ通信装置が、前記動作環境上で動作しているエー
ジェントへ、前記受信側記憶手段に記憶させた送信デー
タを受け渡す工程と、を有することを特徴としている。
【0027】この請求項9記載の発明によれば、エージ
ェントを動作させるための動作環境がそれぞれ異なる複
数のデータ通信装置がネットワークに接続されたデータ
通信システムにおけるデータ通信方法であって、送信側
記憶手段は、送信データを記憶し、受信側記憶手段は、
他のデータ通信装置から受信した送信データを記憶し、
前記複数のデータ通信装置の内の一のデータ通信装置
が、当該データ通信装置内の動作環境上で動作している
エージェントから送信データを受け取って、前記一のデ
ータ通信装置が、前記受け取った送信データを前記送信
側記憶手段に記憶させ、前記一のデータ通信装置が、所
定の通信方法に従って他のデータ通信装置との間でデー
タ通信を行って、前記送信側記憶手段に記憶させた送信
データを送信すると、前記他のデータ通信装置が、前記
所定の通信方法に従って前記一のデータ通信装置との間
でデータ通信を行って、送信データを受信して、前記他
のデータ通信装置が、前記受信した送信データを前記受
信側記憶手段に記憶させ、前記他のデータ通信装置が、
前記動作環境上で動作しているエージェントへ、前記受
信側記憶手段に記憶させた送信データを受け渡す。
【0028】したがって、請求項3及び請求項9記載の
発明によって、エージェントを動作させるための異なる
動作環境を有するデータ通信装置間であっても、当該動
作環境を改造することなく、双方向にエージェント間の
データ通信を実現することができる。
【0029】また、請求項4記載の発明のように、請求
項2又は3記載のデータ通信システムにおいて、前記所
定の通信方法を、ソケット通信として構成してもよい。
【0030】この請求項4記載の発明によれば、請求項
2又は3記載の発明の効果に加えて、従来から用いられ
ているソケット通信を用いることによって、容易にデー
タ通信システムを実現することが可能になると共に、従
来から使用されているデータ通信システムに容易に適用
することができる。
【0031】また、請求項5記載の発明のように、請求
項2又は3記載のデータ通信システムにおいて、前記所
定の通信方法を、ORBを用いた通信方法としてもよ
い。
【0032】この請求項5記載の発明によれば、請求項
2又は3記載の発明の効果に加えて、例えば、CORB
A準拠のORB(市販の製品としてはIONA社のOr
bix)を使用することにより、CORBAはプログラ
ミング言語に依存しないため、動作環境やエージェン
ト、相互通信手段を実現するための相互通信用オブジェ
クト等を、Java言語等の一定のプログラミング言語
に限られることなく複数のプログラミング言語で作成す
ることが可能になる。
【0033】また、請求項6記載の発明のように、請求
項2又は3記載のデータ通信システムにおいて、前記所
定の通信方法を、分散オブジェクト通信として構成する
こととしてもよい。
【0034】この請求項6記載の発明によれば、請求項
2又は3記載の発明の効果に加えて、異種エージェント
間で、オブジェクトの受け渡しが直接可能になるため、
動作環境に柔軟に対応した、効率的なデータ通信を実現
することが可能になる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。なお、移動エージェントやオ
ブジェクトは、実際にはコンピュータプログラムの一種
であり、各実施の形態における計算機内のCPUが実行
するが、各移動エージェント及びオブジェクトはそれぞ
れが独立したプログラムであって、かつ並列に実行され
る上、相互に関連を持って動作する。このため、実際に
はCPUが移動エージェントやオブジェクトを実行する
ことによって行われる動作ではあるが、混乱を避け、理
解を容易にするために、各移動エージェント及びオブジ
ェクトのそれぞれが独立して当該動作の処理を行うこと
とみなして説明する。
【0036】(第1の実施の形態)図1〜図4は、本発
明を適用した第1の実施の形態における計算機Mを示す
図である。
【0037】まず構成を説明する。計算機Mは、不図示
のCPU(Central Processing Unit)、RAM(Rando
mAccess Memory)、記憶装置、入力装置、表示装置を備
えたコンピュータであり、後述する通信処理に従って、
計算機M内における異種エージェントプラットフォーム
上での移動エージェント間通信を行うものである。
【0038】図1は、通信処理に係る機能構成を示すブ
ロック図である。図1において、エージェントプラット
フォームP1、P2及び相互通信用オブジェクトB0
は、図2に示す通信処理に係るソフトウェア動作環境の
階層モデルのように、UNIXなどのOSと、そのOS
上で動作するJavaVM上において動作する。また、
エージェントプラットフォームP1、P2、相互通信用
オブジェクトB0、OS、JavaVMは、エージェン
トA1、A2と共に記憶装置内の記憶媒体(不図示)に
記憶されている。そして、計算機Mの起動と同時にOS
がCPUによって読み出され、次いで、JavaVM、
エージェントプラットフォームP1、P2、相互通信用
オブジェクトB0のそれぞれがCPUによって記憶媒体
から読み出されて実行される。また、さらにエージェン
トA1、A2が読み出されて実行されることによって、
通信処理が行われる。
【0039】また、図1において、エージェントA1、
A2は、それぞれエージェントプラットフォームP1、
P2上で動作する移動エージェントであり、共にJav
a言語で記述されたプログラムである。相互通信用オブ
ジェクトB0は、エージェントプラットフォームP1、
P2及びエージェントA1、A2と同様にJava言語
で書かれたプログラムである。
【0040】図1において、エージェントA1は相互通
信用オブジェクトB0と、エージェントA2は相互通信
用オブジェクトB0との間で、送信データDn(図1参
照)の送受信を行うことにより、最終的に、エージェン
トA1とA2間の通信を実現する。この処理が通信処理
である。
【0041】ここで、相互通信用オブジェクトB0は、
エージェントA1とエージェントA2間の通信の橋渡し
を行うものであり、図3に示す相互通信用オブジェクト
B0の概略構成図のように、変数D0と、メソッドMe
1と、メソッドMe2とを備える。変数D0は、文字列
やオブジェクトなどの送信データDnを格納する変数で
あり、メソッドMe1は、呼び出したエージェントA1
又はA2から引数として受け取る送信データDnを変数
D0に格納し、戻り値のないメソッドであり、メソッド
Me2は、引数がなく、呼び出されると同時に呼び出し
たエージェントA1又はA2へ変数D0の値を戻り値と
して受け渡すメソッドである。
【0042】また、エージェントA1、A2には、予
め、それぞれのプログラム中に相互通信用オブジェクト
B0のメソッドMe1、Me2を呼び出す処理が組み込
まれており、異なるエージェントプラットフォームP
1、P2上で動作しているエージェントA1、A2間
で、直接、データの送受信を含む通信を行うことはな
い。
【0043】次に動作を説明する。図4は、エージェン
トA1からエージェントA2にデータを送信する場合の
通信処理の動作を示すフローチャートである。
【0044】まず、エージェントA1は、相互通信用オ
ブジェクトB0のメソッドMe1を呼び出し(ステップ
S1)、引数である送信データDnを相互通信用オブジ
ェクトB0へ送る(ステップS2)。そして、相互通信
用オブジェクトB0は、送られた送信データDnを変数
D0に代入する(ステップS3)。
【0045】次いで、エージェントA2が、相互通信用
オブジェクトB0のメソッドMe2を呼び出し(ステッ
プS4)、相互通信用オブジェクトB0から、変数D0
に格納された送信データDnを受け取る(ステップS
5)。
【0046】以上の通信処理を行うことにより、互いに
異なるエージェントプラットフォームにおけるエージェ
ントA1とエージェントA2との通信が可能になる。ま
た、エージェントA2からエージェントA1にデータを
送信する場合の通信処理は、上記ステップS1〜S5に
おけるエージェントA1とエージェントA2の動作を入
れ替えることにより実現することができる。
【0047】以上のように、計算機Mは、エージェント
プラットフォームと同一の動作環境で動作する相互通信
用オブジェクトを備え、この相互通信用オブジェクトが
異なるエージェントプラットフォームにおける移動エー
ジェント間の送信データを媒介する。このため、単一の
計算機内において、エージェントプラットフォームを改
造することなく、異種エージェントプラットフォームに
おける移動エージェント間の相互通信を実現することが
できる。
【0048】(第2の実施の形態)次に、本発明を適用
した第2の実施の形態におけるコンピュータシステム1
00について説明する。
【0049】図5〜図9は、本発明を適用した第2の実
施の形態におけるコンピュータシステム100を示す図
である。
【0050】第2の実施の形態におけるコンピュータシ
ステム100は、第1の実施の形態の計算機Mにおい
て、同一の計算機M内で行われる異種エージェントプラ
ットフォーム上の移動エージェント間のデータ送信を、
従来のソケット通信を用いて、異なる計算機M1、M2
間で実現するシステムである。以下、このデータ送信に
係る通信処理を中心に、コンピュータシステム100の
構成及び動作について説明する。
【0051】まず構成を説明する。図5は、通信処理に
係るコンピュータシステム100の機能構成を示すブロ
ック図である。コンピュータシステム100は、計算機
M1と、インターネットやイントラネット等のネットワ
ークによって計算機M1に接続された計算機M2によっ
て構成されており、第1の実施の形態の計算機Mの要部
及び機能と同一のものには同一の符号を付して、以下説
明を省略する。
【0052】図5において、エージェントプラットフォ
ームP1、P2、エージェントA1、A2、相互通信用
オブジェクトBc、Bsは、全てJava言語で作られ
たプログラムであり、計算機M1には、エージェントプ
ラットフォームP1と、エージェントA1と、相互通信
用オブジェクトBcとが動作・実行されており、計算機
M2には、エージェントプラットフォームP2と、エー
ジェントA2と、相互通信用オブジェクトBsとが動作
・実行されている。また、エージェントプラットフォー
ムP1、P2及び相互通信用オブジェクトBc、Bs
は、図6に示す通信処理に係るソフトウェア動作環境の
階層モデルのように、それぞれの計算機M1、M2にお
いて、UNIXなどのOSと、そのOS上で動作するJ
avaVM上において動作する。
【0053】図5において、相互通信用オブジェクトB
c、Bsは、通信処理に係るデータ送受信のクライアン
ト/サーバの関係であり、エージェントA1が、送信デ
ータDnと、送信先のホスト名Hとを相互通信用オブジ
ェクトBcに送ると、相互通信用オブジェクトBcが通
信先の計算機を特定し、当該計算機上の相互通信用オブ
ジェクトBsに送信データDnを送信する。そして、送
信データDnを受信した相互通信用オブジェクトBs
は、エージェントA2に当該送信データDnを受け渡
す。この処理が通信処理である。
【0054】図7は、相互通信用オブジェクトBcの概
略構成図である。図7において、相互通信用オブジェク
トBcは、変数D0と、メソッドMe1´と、メソッド
Me3とを備える。変数D0は、文字列やオブジェクト
などの送信データDnを格納する変数であり、メソッド
Me1´は、エージェントA1からデータ送信先のホス
ト名Hと送信データDnを引数として受け取り、送信デ
ータDnを変数D0に代入する、戻り値のないメソッド
であり、メソッドMe3は、相互通信用オブジェクトB
sとソケット通信を行うためのメソッドである。
【0055】図8は、相互通信用オブジェクトBsの概
略構成図である。図8において、相互通信用オブジェク
トBsは、変数D0´と、メソッドMe2と、メソッド
Me4とを備える。変数D0´は、送信データDnを格
納する変数であり、メソッドMe2は、引数なしで呼び
出されると同時に変数D0´の値を戻り値とするメソッ
ドであり、メソッドMe4は、相互通信用オブジェクト
Bcとソケット通信を行うためのメソッドである。
【0056】また、エージェントA1には、予め、プロ
グラム中に相互通信用オブジェクトBc内のメソッドM
e1´と、メソッドMe3とを呼び出す処理が組み込ま
れており、エージェントA2には、同様に、予め、プロ
グラム中に相互通信用オブジェクトBs内のメソッドM
e2と、メソッドMe4とを呼び出す処理が組み込まれ
ている。このため、異なる計算機上の異なるエージェン
トプラットフォームP1、P2上で動作しているエージ
ェントA1、A2間で、直接、データの送受信が行われ
ることはない。
【0057】次に動作を説明する。図9は、コンピュー
タシステム100において、エージェントA1からエー
ジェントA2にデータを送信する際の通信処理の動作を
示すフローチャートである。
【0058】まず、エージェントA2が、相互通信用オ
ブジェクトBs内のメソッドMe4を呼び出す(ステッ
プS11)。このことにより、相互通信用オブジェクト
Bsがデータ受信待ちの状態となる。次に、エージェン
トA1が相互通信用オブジェクトBc内のメソッドMe
1´を呼び出して(ステップS12)、相互通信用オブ
ジェクトBcに、引数として、データ送信先である計算
機2のホスト名Hと送信データDnを送る(ステップS
13)。そして、相互通信用オブジェクトBcは、送ら
れた送信データDnを変数D0に代入する(ステップS
14)。
【0059】次に、エージェントA1が相互通信用オブ
ジェクトBc内のメソッドMe3を呼び出す(ステップ
S15)。このことにより、相互通信用オブジェクトB
cは、ホスト名Hを参照してデータ送信先のホストであ
る計算機2を認識し、ソケット通信を用いて当該計算機
2上で、データ受信待ちの状態である相互通信用オブジ
ェクトBsとの間で通信ができる状態を確立する(ステ
ップS16)。そして、相互通信用オブジェクトBc
は、データ送信先の計算機2上の相互通信用オブジェク
トBsに、変数D0に代入した送信データDnを送信す
る(ステップS17)。
【0060】次いで、相互通信用オブジェクトBsは、
受信した送信データDnを変数D0´に代入する(ステ
ップS18)。そして、エージェントA2は、相互通信
用オブジェクトBs内のメソッドMe2を呼び出して
(ステップS19)、メソッドMe2から、変数D0´
に代入した送信データDnを受け取る(ステップS2
0)。
【0061】以上の通信処理を行うことにより、異なる
計算機の異なるエージェントプラットフォームにおける
エージェントA1、A2間のデータ送信が可能になる。
また、エージェントA2からエージェントA1へデータ
を送信する場合には、図5の計算機M1の相互通信用オ
ブジェクトBcと、計算機M2の相互通信用オブジェク
トBsとを入れ替えるように構成し、さらに、ステップ
S11〜S20におけるエージェントA1とエージェン
トA2の動作を入れ替えることにより実現することがで
きる。
【0062】以上のように、コンピュータシステム10
0の計算機M1と計算機M2は、互いに異なるエージェ
ントプラットフォームと、このエージェントプラットフ
ォーム上で動作する移動エージェントと、相互にソケッ
ト通信を行うためのオブジェクトと、を備えるように構
成されている。また、計算機M1上の移動エージェント
であるエージェントA1は、ソケット通信用のオブジェ
クトである相互通信用オブジェクトBcにデータを送
り、相互通信用オブジェクトBcは、計算機M2のソケ
ット通信用のオブジェクトである相互通信用オブジェク
トBsにデータを送信し、相互通信用オブジェクトBs
は、計算機M2上の移動エージェントであるエージェン
トA2にデータを引き渡す。このため、計算機によって
異なるエージェントプラットフォームであっても、当該
エージェントプラットフォームを改造することなく、異
種エージェントプラットフォームにおける移動エージェ
ント間のデータ送信を実現することができる。
【0063】なお、本実施の形態では、計算機1から計
算機2への1対1のデータ送信について説明したが、コ
ンピュータシステム100をメソッドMe1´を有する
複数の計算機によって構成し、ホスト名Hを計算機2と
することにより、多対1のデータ送信を実現することが
可能である。
【0064】(第3の実施の形態)次に、本発明を適用
した第3の実施の形態におけるコンピュータシステム1
00について説明する。
【0065】図10〜図11は、本発明を適用した第3
の実施の形態におけるコンピュータシステム100を示
す図である。
【0066】本第3の実施の形態におけるコンピュータ
システム100は、第2の実施の形態の計算機M1、M
2における相互通信用オブジェクトBc、Bsを、計算
機M1、M2のそれぞれが共に備えた構成であって、第
2の実施の形態におけるデータ送信を、計算機M1、M
2間で相互に同時に行えるようにしたものである。この
際の通信処理を中心に、以下詳細に説明する。
【0067】まず構成を説明する。図10は、通信処理
に係るコンピュータシステム100の機能構成を示すブ
ロック図である。コンピュータシステム100は、第2
の実施の形態における計算機M1と、インターネットや
イントラネット等のネットワークによって計算機M1に
接続された計算機M2とによって構成されており、第2
の実施の形態のコンピュータシステム100の要部及び
機能と同一のものには同一の符号を付して、以下説明を
省略する。
【0068】図10において、相互通信用オブジェクト
Bc1、Bc2、Bs1、Bs2はJava言語で作ら
れたプログラムであり、計算機M1には、エージェント
プラットフォームP1と、エージェントA1と、相互通
信用オブジェクトBc1、Bs1とが動作・実行されい
る。また、計算機M2には、エージェントプラットフォ
ームP2と、エージェントA2と、相互通信用オブジェ
クトBC2、Bs2とが動作・実行されている。
【0069】また、相互通信用オブジェクトBc1、B
c2は、第2の実施の形態の相互通信用オブジェクトB
cと同様に、変数D0と、メソッドMe1´と、メソッ
ドMe3とを備え、メソッドMe1´は、エージェント
A1又はエージェントA2からデータ送信先のホスト名
Hと送信データDnを引数として受け取り、送信データ
Dnを変数D0に代入する、戻り値のないメソッドであ
り、メソッドMe3は、相互通信用オブジェクトBs1
又は相互通信用オブジェクトBs2とソケット通信を行
うためのメソッドである。
【0070】また、相互通信用オブジェクトBs1、B
s2は、第2の実施の形態の相互通信用オブジェクトB
sと同様に、変数D0´と、メソッドMe2と、メソッ
ドMe4とを備える。変数D0´は、送信データDnを
格納する変数であり、メソッドMe2は、引数なしで呼
び出されると同時に変数D0´の値を戻り値とするメソ
ッドであり、メソッドMe4は、相互通信用オブジェク
トBc1又は相互通信用オブジェクトBc2とソケット
通信を行うためのメソッドである。
【0071】また、エージェントA1には、予め、プロ
グラム中に相互通信用オブジェクトBc1が備えるメソ
ッドMe1´とメソッドMe3を呼び出す処理と、相互
通信用オブジェクトBs1が備えるメソッドMe2とメ
ソッドMe4を呼び出す処理が組み込まれている。また
同様に、エージェントA2には、予め、プログラム中に
相互通信用オブジェクトBc2が備えるメソッドMe1
´とメソッドMe3を呼び出す処理と、相互通信用オブ
ジェクトBs2が備えるメソッドMe2とメソッドMe
4を呼び出す処理が組み込まれている。このため、異な
る計算機上の異なるエージェントプラットフォームP
1、P2上で動作しているエージェントA1、A2間
で、直接、データ通信が行われることはない。
【0072】次に動作を説明する。図11は、コンピュ
ータシステム100において、エージェントA1とエー
ジェントA2間で行うデータ通信に係る通信処理の動作
を示すフローチャートである。
【0073】まず、エージェントA1が相互通信用オブ
ジェクトBs1のメソッドMe4を呼び出す(ステップ
S31)。このことにより相互通信オブジェクトBs1
がデータ受信待ちの状態となる。次に、エージェントA
2が相互通信用オブジェクトBs2のメソッドMe4を
呼び出す(ステップS32)。このことにより相互通信
オブジェクトBs2がデータ受信待ちの状態となる。
【0074】次に、データの送信がエージェントA1か
らエージェントA2へ行われる場合には(ステップS3
3)、エージェントA1が相互通信用オブジェクトBc
1のメソッドMe1´を呼び出して(ステップS3
4)、相互通信用オブジェクトBc1に、引数として、
データ送信先である計算機2のホスト名Hと送信データ
Dnを送る(ステップS35)。そして、相互通信用オ
ブジェクトBc1は、送られた送信データDnを変数D
0に代入する(ステップS36)。
【0075】次に、エージェントA1が相互通信用オブ
ジェクトBc1内のメソッドMe3を呼び出す(ステッ
プS37)。このことにより、相互通信用オブジェクト
Bc1は、ホスト名Hを参照してデータ送信先のホスト
である計算機2を認識し、ソケット通信を用いて当該計
算機2上で、データ受信待ちの状態にある相互通信用オ
ブジェクトBs2との間で通信ができる状態を確立する
(ステップS38)。そして、相互通信用オブジェクト
Bc1は、データ送信先の計算機2上の相互通信用オブ
ジェクトBs2に、変数D0に代入した送信データDn
を送信する(ステップS39)。
【0076】次いで、相互通信用オブジェクトBs2
は、受信した送信データDnを変数D0´に代入する
(ステップS40)。そして、エージェントA2は、相
互通信用オブジェクトBs2内のメソッドMe2を呼び
出して(ステップS41)、メソッドMe2から、変数
D0´に代入した送信データDnを受け取る(ステップ
S42)。
【0077】また、ステップS33において、データの
送信がエージェントA2からエージェントA1へ行われ
る場合いは(ステップS33)、エージェントA2が相
互通信用オブジェクトBc2のメソッドMe1´を呼び
出して(ステップS43)、相互通信用オブジェクトB
c2に、引数として、データ送信先である計算機1のホ
スト名Hと送信データDnを送る(ステップS44)。
そして、相互通信用オブジェクトBc2は、送られた送
信データDnを変数D0に代入する(ステップS4
5)。
【0078】次に、エージェントA2が相互通信用オブ
ジェクトBc2内のメソッドMe3を呼び出す(ステッ
プS46)。このことにより、相互通信用オブジェクト
Bc2は、ホスト名Hを参照してデータ送信先のホスト
である計算機1を認識し、ソケット通信を用いて当該計
算機1上で、データ受信待ちの状態にある相互通信用オ
ブジェクトBs1との間で通信ができる状態を確立する
(ステップS47)。そして、相互通信用オブジェクト
Bc2は、データ送信先の計算機1上の相互通信用オブ
ジェクトBs1に、変数D0に代入した送信データDn
を送信する(ステップS48)。
【0079】次いで、相互通信用オブジェクトBs1
は、受信した送信データDnを変数D0´に代入する
(ステップS49)。そして、エージェントA1は、相
互通信用オブジェクトBs1内のメソッドMe2を呼び
出して(ステップS50)、メソッドMe2から、変数
D0´に代入した送信データDnを受け取る(ステップ
S51)。
【0080】以上のように、コンピュータシステム10
0の計算機M1と計算機M2は、相互にソケット通信を
行うためのオブジェクトとして、相互通信用オブジェク
トBc、Bsを共に備えることとし、エージェントA
1、A2がこの相互通信用オブジェクトBc、Bsを介
してデータ通信を行うこととしたため、異なる計算機の
異なるエージェントプラットフォームであっても、当該
エージェントプラットフォームを改造することなく、エ
ージェントA1とエージェントA2間で、双方向にデー
タ通信を実現することができる。
【0081】なお、本実施の形態では、計算機1から計
算機2へ、また計算機2から計算機1への1対1のデー
タ送信について説明したが、コンピュータシステム10
0を、複数の計算機による構成とし、ホスト名Hを同一
のデータ送信先の計算機とすることによって、多対1の
データ送信を実現することが可能である。
【0082】また、相互通信用オブジェクトBc1又は
Bc2と、相互通信用オブジェクトBs1又はBs2と
のデータ通信を、ソケット通信でなく、従来技術におい
て説明したORBを用いて実現することとしてもよい。
この場合には、相互通信用オブジェクトBc1、Bc
2、Bs1、Bs2は、使用するORBに準じて作られ
る必要があり、さらに、計算機M1、M2はORBをさ
らに備えるように構成する必要がある。しかし、例えば
CORBA準拠のORB(市販の製品としてはIONA
社のOrbix)を使用することにより、CORBAは
プログラミング言語に依存しないため、エージェントプ
ラットフォーム、移動エージェント、及び相互通信用オ
ブジェクトはJava言語に限られることなく複数のプ
ログラミング言語で作成することができ、かつ上記通信
処理と同一の動作を行わせることが可能になる。
【0083】さらに、ORBではなく、メソッドや変数
及び定数を含むオブジェクトの受け渡しが可能な分散オ
ブジェクト通信(市販の製品としては上記JavaRM
I)を用いて実現することとしてもよい。この場合に
は、相互通信用オブジェクトBc1、Bc2、Bs1、
Bs2は、使用する分散オブジェクト通信に準じて作ら
れる必要がある。しかし、異種の移動エージェント間
で、オブジェクトの受け渡しが直接可能になるため、動
作環境に柔軟に対応し、効率的なデータ通信を実現する
ことが可能になる。
【0084】
【発明の効果】請求項1及び請求項7記載の発明によれ
ば、エージェントを動作させるための異なる動作環境を
有するデータ通信装置であっても、当該動作環境を改造
することなく、当該異なる動作環境において動作するエ
ージェント間の相互通信を実現することができる。
【0085】請求項2及び請求項8記載の発明によれ
ば、エージェントを動作させるための異なる動作環境を
有する送信装置と受信装置とであっても、当該動作環境
を改造することなく、エージェント間のデータ通信を実
現することができる。
【0086】請求項3及び請求項9記載の発明によれ
ば、エージェントを動作させるための異なる動作環境を
有するデータ通信装置間であっても、当該動作環境を改
造することなく、双方向にエージェント間のデータ通信
を実現することができる。
【0087】請求項4記載の発明によれば、請求項2又
は3記載の発明の効果に加えて、従来から用いられてい
るソケット通信を用いることによって、容易にデータ通
信システムを実現することが可能になると共に、従来か
ら使用されているデータ通信システムに容易に適用する
ことができる。
【0088】請求項5記載の発明によれば、請求項2又
は3記載の発明の効果に加えて、例えば、CORBA準
拠のORB(市販の製品としてはIONA社のOrbi
x)を使用することにより、CORBAはプログラミン
グ言語に依存しないため、動作環境やエージェント、相
互通信手段を実現するための相互通信用オブジェクト等
を、Java言語等の一定のプログラミング言語に限ら
れることなく複数のプログラミング言語で作成すること
が可能になる。
【0089】請求項6記載の発明によれば、請求項2又
は3記載の発明の効果に加えて、異種エージェント間
で、オブジェクトの受け渡しが直接可能になるため、動
作環境に柔軟に対応した、効率的なデータ通信を実現す
ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態における計算機Mの通信処理
に係る機能構成を示すブロック図。
【図2】第1の実施の形態における計算機Mの通信処理
に係るソフトウェア動作環境の階層モデルを示す図。
【図3】図1及び図2の相互通信用オブジェクトB0の
概略構成図。
【図4】第1の実施の形態における計算機Mにおいて、
エージェントA1からエージェントA2にデータを送信
する場合の通信処理の動作を示すフローチャート。
【図5】第2の実施の形態におけるコンピュータシステ
ム100の通信処理に係る機能構成を示すブロック図。
【図6】第2の実施の形態におけるコンピュータシステ
ム100の通信処理に係るソフトウェア動作環境の階層
モデルを示す図。
【図7】図5及び図6の相互通信用オブジェクトBcの
概略構成図。
【図8】図5及び図6の相互通信用オブジェクトBsの
概略構成図。
【図9】第2の実施の形態におけるコンピュータシステ
ム100において、エージェントA1からエージェント
A2にデータを送信する際の通信処理の動作を示すフロ
ーチャート。
【図10】第3の実施の形態におけるコンピュータシス
テム100の通信処理に係る機能構成を示すブロック
図。
【図11】第3の実施の形態におけるコンピュータシス
テム100において、エージェントA1とエージェント
A2間で行うデータ通信に係る通信処理の動作を示すフ
ローチャート。
【図12】従来の移動エージェントの概要を示す図。
【図13】従来のエージェントプラットフォームにおけ
る動作環境の階層モデルの一例を示す図。
【符号の説明】
M、M1、M2 計算機 100 コンピュータシステム P1、P2 エージェントプラットフォーム A1、A2 エージェント B0、Bc、Bs 相互通信用オブジェクト D0、D0´ 変数 Me1、Me1´、Me2、Me3、Me4 メソッ
ド Dn 送信データ H ホスト名

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のエージェントを動作させるための異
    なる複数の動作環境を有するデータ通信装置において、 前記エージェントから送信データを受け取る受取手段
    と、この受取手段によって受け取られた送信データを記
    憶する記憶手段と、この記憶手段によって記憶された送
    信データを前記エージェントに受け渡す受渡手段と、を
    備えた相互通信手段を具備し、 この相互通信手段を介して前記異なる動作環境における
    エージェント間の通信を行うことを特徴とするデータ通
    信装置。
  2. 【請求項2】エージェントを動作させるための動作環境
    がそれぞれ異なる送信装置と受信装置がネットワークに
    接続されたデータ通信システムにおいて、 前記送信装置は、 当該送信装置内の動作環境上で動作しているエージェン
    トから送信データを受け取る受取手段と、この受取手段
    によって受け取られた送信データを記憶する送信側記憶
    手段と、所定の通信方法に従って前記受信装置との間で
    データ通信を行って、前記送信側記憶手段に記憶された
    送信データを送信する送信手段と、を備えた送信側相互
    通信手段を具備し、 前記受信装置は、 前記所定の通信方法に従って前記送信装置との間でデー
    タ通信を行って、送信データを受信する受信手段と、こ
    の受信手段によって受信された送信データを記憶する受
    信側記憶手段と、当該受信装置内の動作環境上で動作し
    ているエージェントへ、前記受信側記憶手段に記憶され
    た送信データを受け渡す受渡手段と、を備えた受信側相
    互通信手段を具備し、 前記送信側相互通信手段と前記受信側相互通信手段を介
    して、前記送信装置と前記受信装置とが有する異なる動
    作環境におけるエージェント間の通信を行うことを特徴
    とするデータ通信システム。
  3. 【請求項3】エージェントを動作させるための動作環境
    がそれぞれ異なる複数のデータ通信装置がネットワーク
    に接続されたデータ通信システムにおいて、 前記データ通信装置は、 当該データ通信装置内の動作環境上で動作しているエー
    ジェントから送信データを受け取る受取手段と、この受
    取手段によって受け取られた送信データを記憶する送信
    側記憶手段と、所定の通信方法に従って他のデータ通信
    装置との間でデータ通信を行って、前記送信側記憶手段
    に記憶された送信データを送信する送信手段と、を備え
    た送信側相互通信手段と、 前記所定の通信方法に従って他のデータ通信装置との間
    でデータ通信を行って、送信データを受信する受信手段
    と、この受信手段によって受信された送信データを記憶
    する受信側記憶手段と、前記動作環境上で動作している
    エージェントへ、前記受信側記憶手段に記憶された送信
    データを受け渡す受渡手段と、を備えた受信側相互通信
    手段と、 を具備し、前記送信側相互通信手段と前記受信側相互通
    信手段を介して、前記複数のデータ通信装置の異なる動
    作環境におけるエージェント間の通信を行うことを特徴
    とするデータ通信システム。
  4. 【請求項4】前記所定の通信方法は、ソケット通信であ
    ることを特徴とする請求項2又は3記載のデータ通信シ
    ステム。
  5. 【請求項5】前記所定の通信方法は、ORBを用いた通
    信方法であることを特徴とする請求項2又は3記載のデ
    ータ通信システム。
  6. 【請求項6】前記所定の通信方法は、分散オブジェクト
    通信であることを特徴とする請求項2又は3記載のデー
    タ通信システム。
  7. 【請求項7】複数のエージェントを動作させるための異
    なる複数の動作環境を有するデータ通信装置におけるデ
    ータ通信方法であって、 送信データを記憶する記憶手段を備え、 前記エージェントから送信データを受け取る工程と、 前記受け取った送信データを前記記憶手段に記憶させる
    工程と、 前記記憶手段に記憶させた送信データを前記エージェン
    トに受け渡す工程と、 を有することを特徴とするデータ通信方法。
  8. 【請求項8】エージェントを動作させるための動作環境
    がそれぞれ異なる送信装置と受信装置がネットワークに
    接続されたデータ通信システムにおけるデータ通信方法
    であって、 前記送信装置は、送信データを記憶する送信側記憶手段
    を備え、 前記受信装置は、前記送信装置から受信した送信データ
    を記憶する受信側記憶手段を備え、 前記送信装置が、当該送信装置内の動作環境上で動作し
    ているエージェントから送信データを受け取る工程と、 前記送信装置が、前記受け取った送信データを前記送信
    側記憶手段に記憶させる工程と、 前記送信装置が、所定の通信方法に従って前記受信装置
    との間でデータ通信を行って、前記送信側記憶手段に記
    憶させた送信データを送信する工程と、 前記受信装置が、前記所定の通信方法に従って前記送信
    装置との間でデータ通信を行って、送信データを受信す
    る工程と、 前記受信装置が、前記受信した送信データを前記受信側
    記憶手段に記憶させる工程と、 前記受信装置が、当該受信装置内の動作環境上で動作し
    ているエージェントへ、前記受信側記憶手段に記憶させ
    た送信データを受け渡す工程と、 を有することを特徴とするデータ通信方法。
  9. 【請求項9】エージェントを動作させるための動作環境
    がそれぞれ異なる複数のデータ通信装置がネットワーク
    に接続されたデータ通信システムにおけるデータ通信方
    法であって、 前記複数のデータ通信装置は、それぞれ、送信データを
    記憶する送信側記憶手段と、他のデータ通信装置から受
    信した送信データを記憶する受信側記憶手段とを備え、 前記複数のデータ通信装置の内の一のデータ通信装置
    が、当該データ通信装置内の動作環境上で動作している
    エージェントから送信データを受け取る工程と、 前記一のデータ通信装置が、前記受け取った送信データ
    を前記送信側記憶手段に記憶させる工程と、 前記一のデータ通信装置が、所定の通信方法に従って他
    のデータ通信装置との間でデータ通信を行って、前記送
    信側記憶手段に記憶させた送信データを送信する工程
    と、 前記他のデータ通信装置が、前記所定の通信方法に従っ
    て前記一のデータ通信装置との間でデータ通信を行っ
    て、送信データを受信する工程と、 前記他のデータ通信装置が、前記受信した送信データを
    前記受信側記憶手段に記憶させる工程と、 前記他のデータ通信装置が、前記動作環境上で動作して
    いるエージェントへ、前記受信側記憶手段に記憶させた
    送信データを受け渡す工程と、 を有することを特徴とするデータ通信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006331126A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Toshiba Corp ネットワーク分散型モバイルエージェントシステムとその構築方法および構築プログラム
US10635454B2 (en) 2015-02-03 2020-04-28 Alibaba Group Holding Limited Service management method and the device

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