JP2000215138A - 情報探索装置、及びプログラムが記憶された記憶媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】特定の内容に関係するＷｅｂページを効率良く
ダウンロードできるようにする。 【解決手段】ＣＰＵ２０は、ブラウザプログラム３０の
実行によりＷｅｂページをダウンロードして表示部２２
において表示させると共に、バックグラウンドてで先読
み処理を実行して、特定の内容のＷｅｂページを検索す
るために指定されたキーワード（検索情報）をもとにし
て、ダウンロードしたＷｅｂページ内に設定されたリン
ク先の他のＷｅｂページについて、キーワードが含まれ
るか否かを検知し、この検知結果をＷｅｂページ中の他
のＷｅｂページとのリンクを表す情報に付加して表示さ
せ先読み処理をる。これにより、Ｗｅｂページ情報内に
設定されたリンク先の他のＷｅｂページ情報が、キーワ
ードに関係するＷｅｂページであるか否かを表示内容か
ら予め知ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
してダウンロードしたページ情報を表示させる情報探索
装置、及びプログラムが記憶された記憶媒体に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年では、インターネットが広く利用さ
れており、ＷＷＷ（World Wide Web）ブラウザ（以下、
単にブラウザと略称する）を用いることにより、ネット
ワークを介して接続された世界中に配置されたＷＷＷサ
ーバに登録されたホームページ（Ｗｅｂページ）をダウ
ンロードして画面に表示させることができる。

【０００３】特定の内容のＷｅｂページをダウンロード
しようとする場合には、インターネット上のリソースを
検索する情報検索システム（検索エンジン）を利用する
ことで、所望するＷｅｂページをダウンロードすること
ができる。例えば、特定の内容に関係する任意のキーワ
ード（検索情報）を指定することでキーワードに関係す
るＷｅｂページが検索されて、そのＷｅｂページの内容
を説明する一覧が表示されるので、この一覧表示中から
選択することで該当するＷｅｂページをダウンロードさ
せることができる。

【０００４】Ｗｅｂページは、ＨＴＭＬ（Hyper Text M
arkup Language）と呼ばれるテキスト編集用言語を用い
て作成されている。このＨＴＭＬによってテキストや画
像、音声等を含むＷｅｂページを容易に作成することが
できる。また、ＨＴＭＬでは、所定の文字列によるタグ
によってリンク命令が記述され、他のページとのリンク
を設定することができる。

【０００５】また、ＷＷＷブラウザでは、Ｗｅｂページ
中の他のページとのリンクが設定された位置（リンク命
令位置）を指定するだけで、リンクが設定されたページ
を直ちにブラウザ画面に表示させることができる。この
操作を次々に行なうことで、いわゆるネットサーフィン
を実行することができる。

【０００６】一般に、所望するＷｅｂページのダウンロ
ードは、キーワードの指定による情報検索システムを利
用した検索とネットサーフィンを組み合わせた操作によ
って行われている。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来で
は、情報検索システムを利用することにより、最初は指
定したキーワードに関係するＷｅｂページがダウンロー
ドされるものの、このＷｅｂページからリンクされた他
のＷｅｂページについては、先に検索したキーワードに
関する内容もあれば無関係の内容であることもある。こ
のため、実際にリンク先のＷｅｂページにジャンプして
ダウンロードし、その内容を確認してみなければならな
いが、そのために時間と通信費用が掛かってしまう。こ
うしてダウンロードしたＷｅｂページの内容を確認した
結果、希望する内容と異なっている場合には、ダウンロ
ードに要した時間と通信費用が全くの無駄となってしま
う。特に、画像等のデータ量が大きいデータが多数含ま
れるＷｅｂページをダウンロードするような場合には、
ダウンロードに非常に長い時間を要すこともあり、また
ダウンロード中には他の処理を行なうこともできないた
め非常に使い勝手が悪かった。

【０００８】本発明は、前記のような問題に鑑みなされ
たもので、特定の内容に関係するＷｅｂページを効率良
くダウンロードすることができる情報探索装置、及びプ
ログラムが記憶された記憶媒体を提供することを目的と
する。

【０００９】

【課題を解決するための手段】本発明は、ネットワーク
を介してサーバからダウンロードしたページ情報を表示
させる情報探索装置において、ページ情報に含まれる特
定の情報を指示するための検索情報を設定する検索情報
設定手段と、ダウンロードしたページ情報内に設定され
たリンク先の他のページ情報について、前記検索情報設
定手段によって設定された検索情報に該当する情報が含
まれるか否かを検知する検索情報検知手段と、前記検索
情報検知手段による検知結果を表示する表示手段とを具
備しているので、ページ情報内に設定されたリンク先の
他のページ情報が、特定の内容に関係する任意の検索情
報（キーワード）を含むか否か、すなわち特定の内容の
Ｗｅｂページであるか否かを表示内容から予め知ること
ができる。

【００１０】また、前記検索情報検知手段は、ページ情
報の表示中に、同ページ情報内に設定されたリンク先の
他のページ情報に対して、前記検索情報に該当する情報
が含まれるか否かを検知するので、ダウンロードされた
ページ情報の内容の確認がユーザによって行われている
間に、リンク先のページ情報が特定の内容に関係するか
判別され、その結果を表示させることができる。

【００１１】また、前記検索情報検知手段は、ページ情
報内に設定されたリンク先を表す情報中に前記検索情報
が含まれる場合には、リンク先の他のページ情報内に前
記検索情報が含まれるものとし、前記検索情報が含まれ
ない場合には、ページ情報の表示中に、同ページ情報内
に設定されたリンク先の他のページ情報の一部をダウン
ロードして、前記検索情報に該当する情報が含まれるか
否かを検知するので、ページ情報内に設定されたリンク
先を表す情報、例えばページ情報の内容を説明する文字
列が存在する場合に、この情報中に検索情報が含まれて
いればリンク先のページ情報中に含まれているものとみ
なしてページ情報のダウンロードを行わないようにす
る。

【００１２】また、ページ情報と検索情報とが対応付け
られて記憶されているページ情報記憶手段をさらに有
し、前記検索情報設定手段により設定される検索情報を
もとに、前記検索情報に該当するページ情報を検索する
検索手段を具備するので、ページ情報を検索するために
指定した検索情報をもとにして、一貫してページ情報に
対する処理が行われる。

【００１３】また、ネットワークを介して入力された要
求に応じてページ情報を提供するサーバ装置において、
ページ情報に含まれる特定の情報を指示するための検索
情報が入力された場合に、前記検索情報に該当するペー
ジ情報を検索する検索手段と、前記検索手段によって検
索されたページ情報の一部をダウンロードし、このダウ
ンロードしたページ情報について、前記検索情報に該当
する情報が含まれるか否かを検知する検索情報検知手段
と、前記検索情報検知手段による検知結果を表示させる
表示手段とを具備することで、ページ情報の提供を受け
る装置側での処理負担を軽減させることができる。

【００１４】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。

【００１５】図１は本発明の実施の形態に係わる先読み
機能付きブラウザ装置１０（情報探索装置）の電子回路
の構成を示すブロック図である。先読み機能付きブラウ
ザ装置１０は、各種の記憶媒体に記録されたプログラム
を読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が
制御されるコンピュータによって構成される。

【００１６】先読み機能付きブラウザ装置１０は、イン
ターネットなどのネットワーク１２を介して他のコンピ
ュータ１４、例えばホームページ（Ｗｅｂページ）を提
供するサーバ装置（ＷＷＷサーバ）と接続されており、
任意に指定されるＷｅｂページをダウンロードして表示
させることができる。また、先読み機能付きブラウザ装
置１０は、ダウンロードしたＷｅｂページを表示してい
るバックグラウンドで、現在表示中のＷｅｂページとリ
ンクが設定された他のＷｅｂページをダウンロードし、
予め指定されているキーワード（検索情報）が存在する
か否かを判別して、この判別結果に応じて現在表示中の
Ｗｅｂページにおける他のページとのリンクが設定され
た位置（リンク命令位置）の表示形態を変更することが
できる。

【００１７】先読み機能付きブラウザ装置１０は、図１
に示すように、ＣＰＵ２０が入力部２１、表示部２２、
通信部２３、記憶媒体読取部２４、及びメモリ２６と相
互に接続されている。

【００１８】ＣＰＵ２０は、先読み機能付きブラウザ装
置１０の全体の制御を司るもので、メモリ２６に記憶さ
れたプログラムを実行することにより各種の処理を実行
する。ＣＰＵ２０は、メモリ２６に記憶されるブラウザ
プログラム３０を実行することにより、ネットワーク１
２を介して任意の指定に応じてＷｅｂページをダウンロ
ードして表示させるブラウザ処理と共に、現在表示中の
Ｗｅｂページとリンクが設定された他のＷｅｂページを
ダウンロードし、予め指定されているキーワードが存在
するか否かを判別して、この判別結果に応じて現在表示
中のＷｅｂページにおける他のページとのリンクが設定
された位置（リンク命令位置）の表示形態を変更する先
読み処理を実行することができる。

【００１９】入力部２１は、キーボードや、マウスなど
ポインティングデバイスにより構成され、データや各種
の指示を入力するために用いられる。

【００２０】表示部２２は、各種情報を表示するための
もので、ブラウザプログラムを実行することによりダウ
ンロードしたＷｅｂページなどが表示される。

【００２１】通信部２３は、ＣＰＵ２０のもとでネット
ワーク１２を介した他のコンピュータ１４（サーバ装置
等）との通信を制御する。

【００２２】記憶媒体読取部２４は、プログラム、デー
タ等が予め記録されている記憶媒体２５を有しており、
この記憶媒体２５は磁気的、光学的記憶媒体、もしくは
半導体メモリで構成されている。記憶媒体２５は、記録
媒体読取部２４に固定的に設けたもの、もしくは着脱自
在に装着するものである。また、記憶媒体２５に記憶さ
れるプログラム、データ等は、通信回線等を介して接続
された他の機器から受信して記憶する構成にしても良
く、さらに、通信回線等を介して接続された他の機器側
に記憶媒体を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体に記
憶されているプログラム、データを通信回線を介して使
用する構成にしても良い。

【００２３】メモリ２６は、ＣＰＵ２０によってアクセ
スされるプログラムやデータの情報が必要に応じて記憶
されるもので、例えば図１に示すように、Ｗｅｂページ
をダウンロードして表示させるブラウザ処理と共に先読
み処理を実現するブラウザプログラム３０、Ｗｅｂペー
ジを指定するＵＲＬ（uniform resource locator）アド
レスとホームページ名称（及び付随するテキストデー
タ）とキーワードとが対応付けて登録されているホーム
ページ検索データベース３１、Ｗｅｂページに含まれる
特定の情報を指示するためのキーワードに基づいてホー
ムページ検索データベース３１を検索し、キーワードに
該当するＵＲＬアドレスを検索する処理（検索情報検知
手段）を実現するホームページ検索プログラム３２の
他、ブラウザ処理及び先読み処理で用いられる各種デー
タ、すなわちキーワード３３、サーチポインタ３４、先
読みモードフラグ３５、先読み完了フラグ３６、現在の
ページデータ３７、先読み中のホームページテキスト３
８が一時的に記憶される。各データの使用方法について
の詳細については後述する。なお、メモリ２６には、作
業用のデータを一時的に記憶するためのワークエリアが
必要に応じて設けられる。

【００２４】次に、本実施形態の先読み機能付きブラウ
ザ装置１０の動作について、図２及び図３に示すフロー
チャート、及び図４乃至図８に示すブラウザ画面の例を
参照しながら説明する。

【００２５】まず、図２に示すフローチャートを参照し
ながらブラウザ処理（全体処理）について説明する。

【００２６】ブラウザ処理は、ＣＰＵ２０によりメモリ
２６に記憶されたブラウザプログラム３０を起動するこ
とにより開始される。

【００２７】ブラウザプログラム３０が起動されると、
ＣＰＵ２０は、予め設定されているスタート時にダウン
ロードすべきＷｅｂページのＵＲＬアドレスを現在のペ
ージのＵＲＬアドレスにセットし、このＵＲＬアドレス
に応じてネットワーク１２、通信部２３を通じてＷｅｂ
ページデータをダウンロードし、メモリ２６に現在のペ
ージデータ３７として格納する（ステップＡ１）。ＣＰ
Ｕ２０は、メモリ２６に格納された現在のページデータ
３７をもとに、表示部２２の表示画面中に設定したブラ
ウザ画面に表示させる（ステップＡ２）。

【００２８】図４（１）には、ブラウザプログラム３０
を起動した際に表示されるＷｅｂページの一例を示して
いる。図４に示すように、ブラウザ画面には、コマンド
を指示するための複数のボタン、すなわち直前に表示さ
せたＷｅｂページを再度表示させるための「戻る」ボタ
ン４０、Ｗｅｂページのダウンロードを中止させるため
の「中止」ボタン４１、現在表示しているＷｅｂページ
のＵＲＬアドレスを登録するための「ブックマーク」ボ
タン４２、予め設定されているホームページを表示させ
るための「ホーム」ボタン４３、情報検索システム（検
索エンジン）を利用した検索処理を実行させて任意に指
定するキーワードに関係するホームページを検索させる
共に先読み処理を実行させるための「検索」ボタン４
４、任意に指定するキーワードをもとにした先読み処理
を実行させる「先読み」ボタン４５の各ボタンが設けら
れている。

【００２９】また、現在表示中のＷｅｂページのＵＲＬ
アドレスを表示するためのＵＲＬアドレス表示エリア４
６、「先読み」ボタン４５による指示により実行される
先読み処理で用いられるキーワードを表示するための先
読みキーワード表示エリア４７が設けられている。

【００３０】各ボタンとＵＲＬアドレス表示エリア４６
及び先読みキーワード表示エリア４７は、例えば、図４
に示すように、ページを表示するためのページ表示エリ
アの上部に設けられている。

【００３１】ここで「検索」ボタン４４が指示されて検
索処理の実行が指示されると、ＣＰＵ２０は、任意に指
定されるキーワード（検索情報）をもとに、キーワード
に該当するＷｅｂページ（のＵＲＬアドレス）を検索す
る検索処理を起動し、検索キーワード入力と先読み検索
する／しないの設定画面を表示させる（ステップＡ
４）。

【００３２】図４（２）には、「検索」ボタン４４が指
定された場合の設定画面の表示例を示している。図４
（２）に示す設定画面には、検索キーワードを入力する
ためのキーワード入力欄と、先読み検索を「する」か
「しない」かを選択する項目が設けられている。キーワ
ード入力欄は、入力部２１に対する操作によって入力さ
れる文字列が検索キーワードとして表示されるもので、
図４（２）では「きつね」が検索キーワードとして入力
されたことを表している。また、先読み検索を「する」
か「しない」は、何れか一方が入力部２１に対する操作
によって選択されるもので、図４（２）では先読み検索
を「する」が選択されて反転表示されている状態を表し
ている。

【００３３】ＣＰＵ２０は、設定画面での設定内容が確
定されると（ステップＡ５）、先読み検索「しない」が
選択されている場合には（ステップＡ６）、先読みモー
ドフラグ３５をオフし（ステップＡ７）、一方、先読み
検索「する」が選択されている場合には、先読みモード
フラグ３５をオンする（ステップＡ８）。この先読みモ
ードフラグ３５をオンすることで、メイン処理と独立し
てバックグラウンドで後述する先読み処理が実行され
る。また、ＣＰＵ２０は、キーワード入力欄に表示され
ている文字列のデータを、メモリ２６にキーワード３３
として登録する（ステップＡ９）。

【００３４】ここで、ＣＰＵ２０は、ホームページ検索
プログラム３２を起動し、キーワード３３をもとにして
ホームページ検索データベース３１を検索することによ
り、指定されたキーワードに対応するＷｅｂページを検
知する（ステップＡ１０）。すなわち、ホームページ検
索データベース３１に登録されたキーワードに対して検
索を行った結果、該当するキーワードが登録されていた
場合には、このキーワードに対応付けて登録されている
ジャンプ先ＵＲＬアドレスとホームページ名称（及び付
随するテキストデータ）をホームページ検索データベー
ス３１から取得して、メモリ２６に現在のページデータ
３７として記憶する（ステップＡ１１）。

【００３５】ＣＰＵ２０は、メモリ２６に格納された現
在のページデータ３７をもとにして、表示部２２におい
てＷｅｂページの内容、すなわち任意に指定されたキー
ワードに関係するホームページ（Ｗｅｂページ）のホー
ムページ名称の一覧を表示させる（ステップＡ１２）。

【００３６】ＨＴＭＬでは、リンク命令が、例えば「＜
Ａ ＨＲＥＦ＝”ｈｔｔｐ：／／＊＊＊…”＞きたきつ
ね日記＜／Ａ＞」のように記述され、リンク先「”ｈｔ
ｔｐ：／／＊＊＊…”」が指定される。ブラウザ画面上
では、＜…＞部分の命令は表示されず、テキスト部分
「きたきつね日記」のみがリンク命令位置としてアンダ
ーラインが付加されたり、他の文字とは異なる色などが
用いられて強調表示される。

【００３７】この画面に対する入力部２１（マウス）な
どによる強調表示されたテキスト部分の選択操作によっ
て、対応するＵＲＬアドレスをもとにして他のＷｅｂペ
ージにジャンプすることができる。

【００３８】一方、ＣＰＵ２０は、後述する先読み処理
のために、現在の先読み位置を現在のページデータ３７
の先頭に設定する（ステップＡ１３）。この現在の先読
み位置は、先読み処理においてサーチポインタ３４にセ
ットされる。また、ＣＰＵ２０は、先読み処理が実行さ
れるように先読み完了フラグ３６をオフにセットする
（ステップＡ１４）。

【００３９】図５（３）には、入力されたキーワード
「きつね」をもとに検索処理が実行された結果の表示画
面の一例を示している。図５（３）において「きたきつ
ね日記」「○○動物園」「日本むかし話」の文字列がホ
ームページ名称であり、他のＷｅｂページとのリンクが
設定されている位置（リンク命令位置）である。従っ
て、この文字列を選択指示することで、リンクされた他
のＷｅｂページをダウンロードして表示させることがで
きる。また、ホームページ名称に付随してホームページ
検索データベース３１に登録されていたテキストデータ
による文字列が、ホームページ名称の文字列の後に表示
されている。このホームページ名称に付随するテキスト
データは、例えば、ホームページの内容の概略を説明す
る内容となっている。なお、ホームページ名称の先頭に
ついている星印は、後述する先読み処理を実行すること
によって付加されるものである。先読み処理については
後述する。

【００４０】例えば、図５（３）に示す表示画面中で、
他のページとのリンクが設定されたことを示すリンク命
令に対応する強調表示された「きたきつね日記」の文字
列が入力部２１（マウス等）の操作によって選択され、
他のＷｅｂページへのジャンプが指定されると（ステッ
プＡ２２）、ＣＰＵ２０は、この対応するジャンプ先の
ＵＲＬアドレスに従い、このＵＲＬアドレスが示すＷｅ
ｂページのページデータをダウンロードしてメモリ２６
に格納する（ステップＡ２３）。ＣＰＵ２０は、ジャン
プ先のＷｅｂページのページデータをもとに、表示部２
２においてＷｅｂページを表示させる（ステップＡ２
４）。この結果、図５（４）に示すように、「きたきつ
ね日記のホームページ」がダウンロードされて表示され
る。

【００４１】こうしてジャンプ先のＷｅｂページが新た
に表示された場合には、ＣＰＵ２０は、現在の先読み位
置を現在のページデータの先頭に設定し（ステップＡ１
３）、先読み完了フラグ３６をオフにセットすることで
（ステップＡ１４）、このＷｅｂページに対する先読み
処理が実行されるようにする。

【００４２】以下同様にして、Ｗｅｂページ内に設定さ
れたリンク命令位置を指定して、次々にＷｅｂページを
ダウンロードして表示させることでネットサーフィンが
実行される（ステップＡ２２〜Ａ２４）。

【００４３】また、前述のようにＷｅｂページ内に設定
されたリンク命令位置の指定する方法だけでなく、ＵＲ
Ｌアドレス表示エリア４６にジャンプ先ＵＲＬアドレス
を指定することによって希望するＷｅｂページを表示さ
せることができる。ジャンプ先のＵＲＬアドレスが指定
されると、ＣＰＵ２０は、このジャンプ先のＵＲＬアド
レスをもとにして、このＵＲＬアドレスが示すＷｅｂペ
ージをダウンロードして表示させる。

【００４４】次に、図３に示すフローチャートを参照し
ながら先読み処理の動作について説明する（図２に示す
ステップＡ１５〜Ａ２１の処理については後述する）。
この先読み処理は、メインルーチンであるブラウザ処理
によるＷｅｂページの表示のバックグラウンドにおいて
実行される。

【００４５】まず、ＣＰＵ２０は、メモリ２６の先読み
モードフラグ３５がオンされ、先読み完了フラグ３６が
オフされているかを判別する（ステップＢ１，Ｂ２）。
ここで、先読みモードフラグ３５がオフ、あるいは先読
み完了フラグ３６がオンされている場合には、以降の処
理を実行せずにメインルーチン（ブラウザ処理）に戻
る。

【００４６】一方、先読みモードフラグ３５がオン、か
つ先読み完了フラグ３６がオフされている場合には先読
み処理を継続する。先読み処理が継続される場合、ＣＰ
Ｕ２０は、ページデータの現在の先読み位置にサーチポ
インタ３４をセットする（ステップＢ３）。初期の状態
では、現在の先読み位置がブラウザ処理のステップＡ１
３において現在のページデータの先頭に設定されている
ので、ページデータの先頭がサーチポインタ３４にセッ
トされる。以下、サーチポインタ３４を更新しながら、
ページデータ全体に対してリンク命令の検索を実行す
る。

【００４７】ＣＰＵ２０は、サーチポインタ３４が示す
位置のデータが、他のＷｅｂページとリンクされている
ことを示すリンク命令であるか否かを判別する（ステッ
プＢ４）。一般に、Ｗｅｂページのページデータは、Ｈ
ＴＭＬによるテキストデータであり、所定のタグによっ
てリンク命令が記述され、またこの所定のタグによるリ
ンク命令の直後に、リンク命令位置を表すホームページ
名称などのテキストデータが続いている。ＣＰＵ２０
は、サーチポインタ３４が示す位置のデータが、リンク
命令を記述する所定のタグであるか否かを判別する。

【００４８】ここで、サーチポインタ３４が示す位置の
データがリンク命令でない場合、サーチ位置がページ末
尾でなければ（ステップＢ５）、ＣＰＵ２０は、サーチ
ポインタ３４が示すデータ位置を１データ分、後ろに移
動して（ステップＢ６）、同様にして次のポイント位置
のデータがリンク命令であるか否かを判別する（ステッ
プＢ４〜Ｂ６）。

【００４９】この処理を繰り返した結果、リンク命令が
検出されると（ステップＢ４）、ＣＰＵ２０は、リンク
命令の次の一連のテキストデータをチェックして、検索
処理で用いられた先に指定されたキーワードが存在する
か否かを検索する（ステップＢ８）。この結果、キーワ
ードに該当するデータが存在している場合には、実際の
ジャンプ先のＷｅｂページをダウンロードすることな
く、ジャンプ先のＷｅｂページの内容がキーワードに関
係する内容であるものと判別する。

【００５０】すなわち、ジャンプ先を示すホームページ
名称に付随して表示される文字列中に、そのＷｅｂペー
ジの内容の概略を表す文字列が付加されている場合が多
いため、この文字列中にキーワードが存在する場合に
は、ジャンプ先のＷｅｂページの内容もキーワードに関
係するものと見なす。

【００５１】例えば、図５（３）に示すホームページ名
称「きたきつね日記」及びその後に続く一連のテキスト
データ「北海道に…きたきつね日記」には、キーワード
「きつね」の文字列が存在しているので、ジャンプ先の
Ｗｅｂページの内容も「きつね」に関係する内容である
ものとして扱う。

【００５２】この場合、ＣＰＵ２０は、ページデータの
リンク命令の直後のテキストデータ、すなわちリンク命
令位置を表すホームページ名称の文字列の先頭に、キー
ワードに関係するＷｅｂページへのリンク命令位置であ
ること表すように、例えば星印による該当マークを挿入
する（ステップＢ１３）。

【００５３】そして、ＣＰＵ２０は、先読み位置をサー
チポインタ３４の次のデータ位置に更新し（ステップＢ
１４）、ステップＢ３の処理に戻り、以下のページデー
タに対する処理を前述と同様にして実行する。

【００５４】一方、リンク命令の次の一連のテキストデ
ータにキーワードが存在しなかった場合（ステップＢ
９）、ＣＰＵ２０は、ジャンプ先のＵＲＬアドレスのＷ
ｅｂページのテキストデータのみをダウンロードし、先
読み中のホームページテキスト３８としてメモリ２６に
格納する。ここで、Ｗｅｂページ全体のデータではなく
テキストデータのみをダウンロードすることで、ダウン
ロードに要する負荷を軽くしている。

【００５５】ここで、ＣＰＵ２０は、ダウンロードした
テキストデータにキーワード３３があるか否かを判別す
る（ステップＢ１１）。この結果、キーワード３３が存
在する場合には、ＣＰＵ２０は、ページデータのリンク
命令の直後のテキストデータ、すなわちリンク命令位置
を表すホームページ名称の文字列の先頭に、キーワード
に関係するＷｅｂページへのリンク命令位置であること
表すように、例えば星印による該当マークを挿入する
（ステップＢ１３）。

【００５６】一方、キーワードがなかった場合には、Ｃ
ＰＵ２０は、ページデータのリンク命令の直後のテキス
トデータ、すなわちリンク命令位置を表すホームページ
名称の文字列の先頭に、キーワードに関係するＷｅｂペ
ージへのリンク命令位置ではないことを示すように、例
えば×印による非該当マークを挿入する（ステップＢ１
２）。

【００５７】そして、ＣＰＵ２０は、先読み位置をサー
チポインタ３４の次のデータ位置に更新し（ステップＢ
１４）、ステップＢ３の処理に戻り、以下のページデー
タに対する処理を前述と同様にして実行する（ステップ
Ｂ１４）。

【００５８】以下、同様にして、ページデータの全てに
ついてリンク命令の有無を判別し、それぞれのジャンプ
先のＷｅｂページについてキーワードに関係する内容で
あるか否かを判別する（ステップＢ３〜Ｂ６，Ｂ８〜Ｂ
１４）。

【００５９】サーチ位置がページ末尾となっていれば
（ステップＢ５）、先読み完了フラグ３６をオンして
（ステップＢ７）メインルーチンへ戻る。

【００６０】図５（３）に示す例では、リンク命令位置
のホームページ名称及びその後に続くテキスト中に、キ
ーワード「きつね」の文字列が存在するので、この結
果、各ホームページ名称の直前に該当マークの星印が表
示されている。

【００６１】さらに、図５（３）に示すブラウザ画面に
おいて、ホームページ名称「きたきつね日記」を選択す
ることにより、リンクされた他のＷｅｂページへのジャ
ンプを指示すると、例えば図５（４）に示すようなＷｅ
ｂページが表示される。この場合、新たにダウンロード
して表示されたＷｅｂページについて、ブラウザ処理に
よるＷｅｂページ表示のバックグラウンドにおいて先読
み処理が実行される。なお、図５（４）に示すＷｅｂペ
ージでは、「ニュース」「生息地」「写真館」…のそれ
ぞれがホームページ名称であり、他のＷｅｂページとリ
ンクされたリンク命令位置であるとする。

【００６２】このＷｅｂページでは、リンク命令位置の
次に「きつね」の文字列が存在しないので、それぞれの
ジャンプ先のＵＲＬアドレスをもとにＷｅｂページのテ
キストデータがダウンロードされ、キーワード３３によ
る検索によりキーワードに関係するＷｅｂページである
か否かが判別される。

【００６３】この結果、図６（５）に示すように、リン
ク命令位置を表す各ホームページ名称の前に該当マーク
（星印）、あるいは非該当マーク（×印）が付加されて
表示される。従って、各ジャンプ先のＷｅｂページを実
際にダウンロードして表示させることなく、先に指定し
たキーワードに関係する内容を持つＷｅｂページとリン
クされているか否かを確認することができる。

【００６４】これにより、例えば図６（５）に示すブラ
ウザ画面において、単に「絵日記」と表示されたホーム
ページ名称であっても、キーワード「きつね」に関係す
るＷｅｂページへのジャンプ先であることが判別でき、
この「絵日記」のホームページ名称を選択することで、
図６（６）に示すように、確実にキーワード「きつね」
の文字列を含むＷｅｂページにジャンプすることができ
る。

【００６５】このようにして、Ｗｅｂページを表示する
メイン処理のバックグラウンドにおいて実行される先読
み処理によって、現在表示中のＷｅｂページとリンクさ
れた他のＷｅｂページが、特定の内容を指示するために
指定されたキーワードと関係するか否かが判別され、そ
の判別結果を示す該当マークあるいは非該当マークがリ
ンク命令位置を表す文字列（ホームページ名称等）に付
加されて表示されるので、不要なＷｅｂページをダウン
ロードすることを回避でき無駄な時間や通信費用を発生
させることがない。また、先読み処理がＷｅｂページを
表示するメイン処理のバックグラウンドで実行されるこ
とから、ユーザがダウンロードされたＷｅｂページの内
容を読んでいる間に、リンク命令位置を表す文字列に該
当マーク（星印）が表示されるので非常に効率が良い。

【００６６】なお、前述した処理は、ホームページ検索
処理を実行するために指定されたキーワードをもとに、
関連するＷｅｂページのジャンプ先であるか否かを判別
しているが、Ｗｅｂページ検索とは無関係に任意に指定
されるキーワードによっても先読み処理を実行させるこ
とができる。

【００６７】まず、ブラウザ画面において「先読み」ボ
タン４５が選択されると（図２、ステップＡ２５）、Ｃ
ＰＵ２０は、先読み処理を起動して、先読みキーワード
入力画面を表示させる（ステップＡ１６）。例えば、図
７（１）に示すＷｅｂページが表示されている状態で、
「先読み」ボタン４５が選択されると図７（２）に示す
ような先読みキーワード入力画面を表示させる。

【００６８】この画面では、検索キーワードを表示する
ためのキーワード入力欄が設けられている。ここで入力
部２１に対する操作によって文字列が入力されて確定さ
れると（ステップＡ１７，Ａ１８）、ＣＰＵ２０は、先
読みモードフラグ３５をオンし（ステップＡ１９）、入
力された文字列をキーワード３３としてメモリ２６に登
録する（ステップＡ２０）。

【００６９】これにより、前述した先読み処理が実行さ
れ、現在表示中のＷｅｂページとリンクされた、各Ｗｅ
ｂページについてキーワードと関係するか否かが判別さ
れ、その結果が該当マークあるいは非該当マークによっ
て表示される。

【００７０】図８（３）には、現在表示中のＷｅｂペー
ジにあるジャンプ先のＵＲＬアドレスが示すＷｅｂペー
ジで、「きつね」のキーワードが含まれるものに該当マ
ークが表示された例を示している。つまり、図８（３）
では、ジャンプ先の「らくがき動物園」とリンクされた
Ｗｅｂページにのみキーワード「きつね」が存在してい
ることが判別できる。

【００７１】なお、先読みキーワード入力画面におい
て、キーワード入力欄に文字列が入力されずに確定され
ると（ステップＡ１８）、ＣＰＵ２０は、先読みモード
フラグをオフする（ステップＡ２１）。従って、この場
合には、先読み処理が実行されない。

【００７２】このようにして、任意に指定されるキーワ
ードによっても先読み処理を実行させることができるの
で、表示中のＷｅｂページとリンクされたＷｅｂページ
を実際にダウンロードすることなく、所望するキーワー
ドを含むＷｅｂページのみを選択してダウンロードする
ことができる。従って、不要なＷｅｂページをダウンロ
ードすることがなくなり無駄な時間と通信費用を発生さ
せない。

【００７３】以上の説明では、ブラウザ装置１０におい
て先読み処理を実行し、ジャンプ先のＷｅｂページのテ
キストデータをダウンロードし、キーワードに関係する
Ｗｅｂページであるか否かを判別しているが、Ｗｅｂペ
ージを提供する情報検索システム（検索エンジン）の機
能を有するサーバ装置において、前述した先読み処理を
実行し、Ｗｅｂページにおいて該当マークあるいは非該
当マークを表示させることで、ブラウザ装置１０での処
理の負荷を軽減させることができる。

【００７４】図９には、ブラウザ装置１０とネットワー
ク１２を介して接続された、情報検索システム（検索エ
ンジン）の機能が設けられたサーバ装置４９の概略構成
を示すブロック図である。サーバ装置４９は、ネットワ
ーク１２を介して入力された、ブラウザ装置１０から指
定されたキーワード（検索情報）に基づいて、キーワー
ドに該当するＷｅｂページ（のＵＲＬアドレス）を検索
する検索処理（図２、ステップＡ４〜Ａ１２の処理）を
実行して、その検索結果をＷｅｂページとしてブラウザ
装置１０に提供するものである。

【００７５】なお、図９において先読み機能付き検索プ
ログラム６０が、図１におけるブラウザプログラム３０
及びホームページ検索プログラム３２による機能に該当
する処理を実現するものであり、以下、図９におけるホ
ームページ検索データベース６１、キーワード６３、サ
ーチポインタ６４、先読みモードフラグ６５、先読み完
了フラグ６６、現在のページデータ６７、先読み中のホ
ームページテキスト６８が、それぞれ図１におけるホー
ムページ検索データベース３１、キーワード３３、サー
チポインタ３４、先読みモードフラグ３５、先読み完了
フラグ３６、現在のページデータ３７、先読み中のホー
ムページテキスト３８に該当するものとして詳細な説明
については省略する。

【００７６】ＣＰＵ５０は、先読み機能付き検索プログ
ラム６０を起動させることにより、ブラウザ装置１０か
ら指定されたキーワードをもとにホームページ検索デー
タベース６１を検索することにより、キーワードに該当
するホームページ名称とＵＲＬアドレスを取得して、Ｗ
ｅｂページデータとしてブラウザ装置１０に提供する。

【００７７】一方で、ＣＰＵ５０は、ブラウザ装置１０
に提供したＷｅｂページ中に含まれるリンク命令位置と
リンクされた各Ｗｅｂページのテキストデータを、各リ
ンク命令位置と対応するＵＲＬアドレスをもとにしてダ
ウンロードし、このテキストデータ中に指定されたキー
ワード６３が存在するか否かを検索する。

【００７８】サーバ装置４９は、この検索結果に応じ
て、Ｗｅｂページを提供したブラウザ装置１０に通知
し、Ｗｅｂページ中の該当するリンク命令位置を表す文
字列に該当マークあるいは非該当マークを表示させる。

【００７９】こうして、サーバ装置４９側で先読み処理
を実行させることで、ブラウザ装置１０ではジャンプ先
のＷｅｂページをテキストデータを含めてダウンロード
することなく、キーワードに関係するか否かを知ること
ができるので処理負担を大幅に軽減することができる。

【００８０】なお、前述した説明では、先読み処理の結
果を表示する際の表示形態については、単純に星印によ
る該当マークと×印による非該当マークを用いている
が、それ以外にも、予め設定された所定の色（例えば、
キーワード有りで赤色、無しで黄色など）によってリン
ク命令位置を示す文字列を表示させる、あるいは所定の
文字修飾（例えば、キーワード有りで太字・白抜き、無
しで抹消線）を付加して表示させるなど、他の表示形態
を用いることができる。

【００８１】また、先読み処理において、キーワード
（文字列）をもとにして、現在表示中のＷｅｂページと
リンクされたジャンプ先のＷｅｂページのテキストデー
タをダウンロードしてキーワードの有無を判別している
が、処理対象をテキストデータ以外とすることも可能で
ある。例えば、Ｗｅｂページ中の画像の形状やサイズを
検索情報として指定し、ジャンプ先のＷｅｂページの画
像データをダウンロードして該当する画像の有無を判別
するようにしても良い。さらに、画像データだけでな
く、Ｗｅｂページに含まれる特定の情報を指示すること
ができれば他の情報を用いるようにしても良い。

【００８２】また、図９を用いた説明では、検索エンジ
ンの機能を有するサーバ装置４９において、ネットワー
ク１２を介してブラウザ装置１０から要求されたキーワ
ード（検索情報）をもとに、該当するホームページ（Ｗ
ｅｂページ）のＵＲＬアドレスを検索し、さらにリンク
先のＷｅｂページをダウンロードして、指定されたキー
ワードが含まれているか否かを判別しているが、Ｗｅｂ
ページを提供する各サーバ装置（ＷＷＷサーバ）が前述
した先読み処理を実行するようにしても良い。

【００８３】さらに、本発明の情報探索装置は、前述し
たＷＷＷサーバからページ情報をダウンロードして表示
させる場合に限らず、各種のデータベースに登録された
情報を読み出して参照する場合にも適用することができ
る。データベースに登録される情報間にリンクが設定さ
れていれば、特定の情報を指示するための検索情報（キ
ーワード等）をもとにして、前述した先読み処理を実行
することによって同様の効果を得ることができる。

【００８４】

【発明の効果】以上のように、本発明に係わる情報探索
装置によれば、ネットワークを介してサーバからダウン
ロードしたページ情報を表示させる情報探索装置におい
て、ページ情報に含まれる特定の情報を指示するための
検索情報を設定する検索情報設定手段と、ダウンロード
したページ情報内に設定されたリンク先の他のページ情
報について、前記検索情報設定手段によって設定された
検索情報に該当する情報が含まれるか否かを検知する検
索情報検知手段と、前記検索情報検知手段による検知結
果を表示する表示手段とを具備することで、ページ情報
内に設定されたリンク先の他のページ情報が、特定の内
容に関係する任意の検索情報（キーワード）を含むか否
か、すなわち特定の内容のページ情報であるか否かを表
示内容から予め知ることができるため、不要なページ情
報のダウンロードを行わないで済み、特定の内容に関係
するページ情報を効率良くダウンロードすることができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態に係わる先読み機能付きブ
ラウザ装置１０の電子回路の構成を示すブロック図。

【図２】ブラウザ処理（全体処理）について説明するフ
ローチャート。

【図３】先読み処理の動作について説明するフローチャ
ート。

【図４】Ｗｅｂページが表示されたブラウザ画面の一例
を示す図。

【図５】Ｗｅｂページが表示されたブラウザ画面の一例
を示す図。

【図６】Ｗｅｂページが表示されたブラウザ画面の一例
を示す図。

【図７】Ｗｅｂページが表示されたブラウザ画面の一例
を示す図。

【図８】Ｗｅｂページが表示されたブラウザ画面の一例
を示す図。

【図９】情報検索システム（検索エンジン）の機能が設
けられたサーバ装置４９の概略構成を示すブロック図。

【符号の説明】

１０ ブラウザ装置 ２０，５０ ＣＰＵ ２１，５１ 入力部 ２２，５２ 表示部 ２３，５３ 通信部 ２４，５４ 記憶媒体読取部 ２５，５５ 記憶媒体 ２６，５６ メモリ ４９ サーバ装置

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｆ 15/419 ３２０

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ネットワークを介してサーバからダウン
   ロードしたページ情報を表示させる情報探索装置におい
   て、 ページ情報に含まれる特定の情報を指示するための検索
   情報を設定する検索情報設定手段と、 ダウンロードしたページ情報内に設定されたリンク先の
   他のページ情報について、前記検索情報設定手段によっ
   て設定された検索情報に該当する情報が含まれるか否か
   を検知する検索情報検知手段と、 前記検索情報検知手段による検知結果を表示する表示手
   段とを具備したことを特徴とする情報探索装置。
2. 【請求項２】 前記検索情報検知手段は、ページ情報の
   表示中に、同ページ情報内に設定されたリンク先の他の
   ページ情報に対して、前記検索情報に該当する情報が含
   まれるか否かを検知することを特徴とする請求項１記載
   の情報探索装置。
3. 【請求項３】 前記検索情報検知手段は、ページ情報内
   に設定されたリンク先を表す情報中に前記検索情報が含
   まれる場合には、リンク先の他のページ情報内に前記検
   索情報が含まれるものとし、前記検索情報が含まれない
   場合には、ページ情報の表示中に、同ページ情報内に設
   定されたリンク先の他のページ情報の一部をダウンロー
   ドして、前記検索情報に該当する情報が含まれるか否か
   を検知することを特徴とする請求項１記載の情報探索装
   置。
4. 【請求項４】 ページ情報と検索情報とが対応付けられ
   て記憶されているページ情報記憶手段をさらに有し、 前記検索情報設定手段により設定される検索情報をもと
   に、前記検索情報に該当するページ情報を前記ページ情
   報記憶手段から検索する検索手段を具備したことを特徴
   とする請求項１記載の情報探索装置。
5. 【請求項５】 ネットワークを介して入力された要求に
   応じてページ情報を提供するサーバ装置において、 ページ情報に含まれる特定の情報を指示するための検索
   情報が入力された場合に、前記検索情報に該当するペー
   ジ情報を検索する検索手段と、 前記検索手段によって検索されたページ情報に基づいて
   ページ情報の一部をダウンロードし、このダウンロード
   したページ情報について、前記検索情報に該当する情報
   が含まれるか否かを検知する検索情報検知手段と、 前記検索情報検知手段による検知結果を表示させる表示
   手段とを具備したことを特徴とするサーバ装置。
6. 【請求項６】 ネットワークを介してサーバからダウン
   ロードしたページ情報を表示させるための、コンピュー
   タが読み取り可能なプログラムコードを有する記憶媒体
   であって、 コンピュータを、 ページ情報に含まれる特定の情報を指示するための検索
   情報を設定させる検索情報設定手段と、 ダウンロードしたページ情報内に設定されたリンク先の
   他のページ情報について、前記検索情報設定手段によっ
   て設定された検索情報に該当する情報が含まれるか否か
   を検知させる検索情報検知手段と、 前記検索情報検知手段による検知結果を表示させる表示
   手段とに機能させるためのコンピュータが読み取り可能
   なプログラムコードを有するプログラムが記憶された記
   憶媒体。
7. 【請求項７】 ネットワークを介して入力された要求に
   応じてページ情報を提供させるための、コンピュータが
   読み取り可能なプログラムコードを有する記憶媒体であ
   って、 コンピュータを、 ページ情報に含まれる特定の情報を指示するための検索
   情報が入力された場合に、前記検索情報に該当するペー
   ジ情報を検索させる検索手段と、 前記検索手段によって検索されたページ情報に基づいて
   ページ情報の一部をダウンロードさせ、このダウンロー
   ドされたページ情報について、前記検索情報に該当する
   情報が含まれるか否かを検知させる検索情報検知手段
   と、 前記検索情報検知手段による検知結果を表示させる表示
   手段とに機能させるためのコンピュータが読み取り可能
   なプログラムコードを有するプログラムが記憶された記
   憶媒体。