JP2000214300A - 電子線殺菌装置 - Google Patents

電子線殺菌装置

Info

Publication number
JP2000214300A
JP2000214300A JP11015292A JP1529299A JP2000214300A JP 2000214300 A JP2000214300 A JP 2000214300A JP 11015292 A JP11015292 A JP 11015292A JP 1529299 A JP1529299 A JP 1529299A JP 2000214300 A JP2000214300 A JP 2000214300A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electron beam
tunnel
radiation
passage
shielding tunnel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11015292A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Kishigami
寿夫 岸上
Takashi Yamakawa
隆 山川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP11015292A priority Critical patent/JP2000214300A/ja
Publication of JP2000214300A publication Critical patent/JP2000214300A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、電子線照射を利用した殺菌装置に
おいて、放射線遮蔽トンネル内に設けた搬送部分の構造
の単純化と、コンベヤやガイドローラ等に付着した菌の
除去や衛生管理が容易な電子線殺菌装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 電子線殺菌装置において、略円形通路を
有する放射線遮蔽トンネルと、該曲線状通路に沿って沿
設させた被照射体の搬送コンベアと、前記放射線遮蔽ト
ンネルの通路途中に設けた電子線照射室とを具え、前記
電子線照射室内の電子線照射により発生した放射線を前
記遮蔽トンネル内の曲線状通路内で反射変向させながら
散乱減衰させ、該遮蔽トンネルの出入口部からの漏洩放
射線を許容レベル以下に減衰させるとともに、前記遮蔽
トンネルの少なくとも一部に前記通路が開放される開閉
扉を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は食品(飲料)容器や
医療容器等の主として中空容器を電子線照射により殺菌
する装置に係り、特に立体的な薄肉中空容器に電子線を
繰り返しビーム走査しながら照射し、容器の殺菌を行な
う電子線殺菌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子線照射により、食品容器等の全面を
殺菌する装置は現在各方面で研究・開発されているが、
食品や飲料の充填・包装ラインにインラインで設置する
ことのできる簡潔な電子線殺菌装置は未だ実用化されて
いない。
【0003】又電子線照射装置からは放射線が発生する
ので、放射線が漏洩しないように遮蔽壁で覆うが、該遮
蔽壁の開口部からの漏洩に対しては迷路構造で放射線を
反射変向・散乱させて基準値以下に減衰させる方法を採
用しているのが一般的である。更に例えば、PETボト
ル等の飲料容器のインライン殺菌システムでは容器を出
し入れする入口及び出口開口が必ず必要となり、また、
立体形状の中空容器の全面をインラインで殺菌するため
には少なくとも中エネルギー領域以上の電子線が必要と
なることが実験的に判明しているが、これを遮蔽壁の出
口と入口の開口部等で基準値以下に減衰させるためには
一般的には3回以上の反射変向が必要となる。
【0004】そこで本発明者は食品や飲料の充填・包装
ラインにインラインで設置することのできる簡潔な電子
線殺菌装置として図10〜図11に示す装置を本発明の
比較技術として検討した。(非公知) 図10は容器を電子線照射により殺菌する際に発生する
放射線の遮蔽を、一般的な迷路構造により構成した場合
の比較技術の平面図を示している。図11は、図10の
搬送部遮蔽壁で囲まれた迷路内での容器の搬送状態を示
す断面図である。
【0005】先ず、図10により、迷路構造によりPE
T容器等の殺菌を行なう電子線殺菌装置をインライン型
で構成した場合を説明する。図10において、100は
階段状の搬送部放射線遮蔽壁4若しくはコの字状の照射
室放射線遮蔽壁2を連設して形成した遮蔽トンネルで、
該トンネル100内に形成された矩形状通路101の折
曲部に夫々変向ガイドローラ102を配設し、該ガイド
ローラ102により前記通路101の入口9側より挿入
させた搬送コンベヤ3を90゜若しくは180゜変曲さ
せながら前記通路101の出口10側より送出されるよ
うに構成されている。又前記遮蔽トンネル100の通路
中点位置には、電子線照射装置1が介装されており、前
記コンベア3に載置されたPET容器8が前記電子線照
射装置1内を通過して所定の殺菌が行なわれるように構
成されている。
【0006】即ち、PET容器8は迷路状の搬送コンベ
ヤ3によりトンネル入ロ9から通路101内を通って電
子線照射室5に運ばれ、前記電子線照射装置1により電
子線照射・殺菌された後、迷路状の搬送コンベヤ3によ
りトンネル出ロ10に運ばれて次の工程に移送されるよ
うになっている。ここで電子線照射装置1から発生する
放射線は前記出口側通路及び入口側通路を通って反射変
向(便宜的に屈折という)されながらトンネル入口9若
しくは出口10側より放射される。
【0007】即ち、入口9側ではトンネル通路101内
のパス1:6a、パス2:6b、パス3:6c、パス
4:6dと最少でも3回の屈折・散乱により許容基準値
以下まで減衰して入口9から入口側散乱放射線として放
射されるようになっており、同様に出口10側について
もパス1:7a、パス2:7b、パス3:7c及びパス
4:7dを経て出口側散乱放射線として出口10から放
射される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、食品容器等
の殺菌装置に要求される殺菌能力は百万分の一以上であ
ることが一般的であるが、これを実現するためには殺菌
対象の容器を殺菌するのみならず、殺菌装置自体が汚染
源となりにくい構造、また殺菌装置が汚染された場合の
装置の衛生管理が容易な構造が必須である。
【0009】一方、図10、図11に示す一般的な迷路
構造を具えた比較技術では容器の搬送装置としては曲線
コンベヤ等を使用することになるが、迷路構造のトンネ
ル通路の為に少なくとも電子線照射装置1への供給側で
3ケ所、電子線照射装置1よりの排出側で3ケ所、合計
6ケ所の曲がり部分を作る必要があるため、可動部や内
部に設ける変向ガイドローラ102が多くなって複雑な
構造となり、潤滑等が必要となったり、又、搬送コンベ
ヤ3は90゜若しくは180゜変曲させるというリター
ン部を要するため、可動部の総延長距離が長くなる等に
より、コンベヤ部品に菌が付着しやすくなったり、付着
した菌の除去や衛生管理が極めて困難となる欠点を有し
ている。
【0010】また、このような殺菌装置は外部からの菌
の侵入を防ぐため、かなり高レベルのクリーンルームの
中に設置するが、迷路構造が大きくなるため非常に大き
なクリーンルームが必要となって、インライン殺菌シス
テムが構成できなくなったり、非常に高価な殺菌システ
ムとなる欠点がある。
【0011】本発明は電子線照射を利用した殺菌装置に
おいて前記課題を解決する電子線殺菌装置を提供するこ
とを目的とする。本発明の他の目的は、放射線遮蔽トン
ネル内に設けた搬送部分の構造の単純化と、搬送コンベ
アの延長距離を極力短くし、コンベヤやガイドローラ等
の搬送部品への菌の付着を極力低減しつつ、又菌が付着
した場合でも、該付着した菌の除去や衛生管理が容易な
電子線殺菌装置を提供することを目的とする。
【0012】さらに本発明の他の目的は、コンベアの搬
送ラインを無用に大きくすることなく放射線遮蔽トンネ
ルの出入口部からの漏洩放射線を許容レベル以下に減衰
させることが出来、これによりクリーンルームの小型化
を図ることの出来る電子線殺菌装置を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
食品容器、飲料容器、医療容器等の中空立体形状の被照
射物に、電子線を照射して殺菌等の所期の目的を達成す
る電子線殺菌装置において、その通路途中に実質的に凹
状曲路を有さない膨出形曲線状通路を有する放射線遮蔽
トンネルと、該曲線状通路に沿って沿設させた被照射体
の搬送コンベヤと、前記放射線遮蔽トンネルの通路途中
に設けた電子線照射室とを具え、前記電子線照射室内で
の電子線照射により発生した放射線を前記遮蔽トンネル
内の曲線状通路内で反射変向させながら散乱減衰させ、
該遮蔽トンネルの出入口部からの漏洩放射線を許容レベ
ル以下に減衰させることを特徴とするものである。
【0014】この場合、前記放射線遮蔽トンネル内の曲
線状通路は、請求項2に記載のように、正円、楕円、長
円、放物線、双曲線若しくはこれらの曲線の一部、更に
はこれらの曲線の一部と直線との組み合わせにより形成
することにより、その通路途中に実質的に凹状曲路を有
さない膨出形曲線状通路を容易に形成できる。
【0015】かかる発明によれば、前記遮蔽トンネル内
に形成されるコンベアの搬送通路が、実質的に凹状曲路
を有さない膨出形曲線状通路である為に、その通路途中
にリターン用の変向ガイドローラ等を設ける必要がな
く、又トンネル通路内に曲がり部分を作る必要がないた
め、可動部や内部に設ける変向ガイドローラが不要であ
り、この結果、コンベアを含む搬送ラインの構造の簡単
化を図ることが出来、潤滑等が不要となる。又、搬送コ
ンベヤは90゜若しくは180゜変曲させるというリタ
ーン部が不要である為に、可動部の総延長距離を短くす
ることが出来、又前記リターン用部品等が不要になるた
めに、コンベヤ部品等に菌が付着する恐れが低減する。
【0016】又請求項1及び2記載の発明によれば、ト
ンネル通路の形状は、膨出形の曲線通路であり、一方電
子線照射室より発生する放射線は直線であるために、前
記曲線通路の通路距離が短くても複数回の反射変向が可
能であり、言い換えれば複数パスでの屈折が可能であ
り、この結果、前記曲線通路の通路距離が短くても放射
線遮蔽トンネルの出入口部からの漏洩放射線を許容レベ
ル以下に減衰させることが出来る。これにより、コンベ
アの搬送ラインを無用に大きくすることなくクリーンル
ームの小型化を図ることが出来る。
【0017】この場合、請求項4に記載のように、放射
線遮蔽トンネルの搬送方向上流側と下流側との距離がほ
ぼ等距離となる中点位置に前記電子線照射室を設けるの
がよい。
【0018】又本発明においては、請求項3に記載のよ
うに、前記コンベアが前記遮蔽トンネルの出口開口から
入口開口に連絡する無端状に形成するとともに、該トン
ネル外の連絡部位でコンベア駆動手段に連結させるのが
よい。
【0019】従って、本発明によれば、駆動手段がトン
ネル外にあるために、保守が容易であるとともに、トン
ネル内の構造の簡単化を図ることが出来る。
【0020】請求項5記載の発明は、前記遮蔽トンネル
の少なくとも一部に前記通路が開放される開閉扉を設け
たことを特徴とする。
【0021】かかる発明によれば、前記放射線遮蔽トン
ネル内のコンベア上で前記被照射物としての中空容器が
倒れたり詰まりが生じる等の前記放射線遮蔽トンネル内
で発生する容器のジャミング等が発生した場合、前記開
閉扉を開放することにより容易に対処できる。この場
合、請求項6に記載のように、前記開閉扉は前記遮蔽ト
ンネルの外周側に設けるのがよい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施形
態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載
される構成部品の種類、形状、その相対配置などは特に
特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに
限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
【0023】図1乃至図9は本発明の実施形態に係わる
PETボトルその他の飲料容器をインラインで殺菌を行
なう電子線殺菌装置で、図1はその全体の構成を示す平
面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は図2のB−
B矢視図、図4は電子線照射室内の電子線照射装置と容
器との配置を示す側面図、図5は図4の正面図で、電子
線照射室内のレイアウトを示す。図6は放射線遮蔽トン
ネルの開閉扉の開閉構造を示す要部断面図、図7は放射
線遮蔽トンネルの開閉扉の全体構造と開閉駆動構造を示
す平面図、図8は放射線遮蔽トンネルでの放射線の減衰
パスを示す作用図、図9は容器への電子線の照射状態を
示す拡大作用図である。
【0024】図1において、16はリング円状の放射線
遮蔽トンネルで、該トンネル16内に搬送コンベア18
と該コンベア18上に載置されたPET容器8が周回す
る通路51を形成するとともに、該トンネル16の図上
下側を約60゜扇状に切断してその左側開口を入口部5
2、右側開口を出口部53とする。
【0025】又、前記搬送コンベア18は電子線の透過
のしやすいように網目状コンベアで形成し、そして前記
入口部52と出口部53間を連絡するごとく無端リング
円状に周回させるとともに、前記トンネル16より露出
している入口部52と出口部53間の中央位置(図上真
下部)に駆動ギア12を、又その左側の入口部52側に
は供給側スターホイール60が、更にその右側の出口部
53側には排出側スターホイール61が、夫々配設され
ている。
【0026】供給側スターホイール60のコンベア配設
位置の反対側(下側)には直線状の供給側フィードスク
リュー13が、又排出側スターホイール61のコンベア
配設位置の反対側(下側)には直線状の排出側フィード
スクリュー14が夫々延設されている。又、前記放射線
遮蔽トンネル16の中点部分には、照射室遮蔽壁2によ
り囲繞された電子線照射室17を設けるとともに、該照
射室17内に挿設された前記遮蔽トンネル16をその中
点位置で所定間隔存して左右に2つに分断し、その分断
した開口間隔位置に電子線照射装置1を配設し、コンベ
ア18により搬送された容器8に直接電子線が照射可能
に構成する。
【0027】前記放射線遮蔽トンネル16の外周壁の一
部は開閉可能な扉構造とすることにより、前記放射線遮
蔽トンネル16内で発生する容器8のジャミング等に容
易に対処できるようにしているが、かかる構成について
は後述する。
【0028】次に図1に基づいて本実施形態の電子線殺
菌装置50とその前工程、次工程との関係を説明する。
電子線殺菌装置50の前工程から搬送されてきた容器8
は、供給側フィードスクリュー13及び供給側スターホ
イール60を介して所定ピッチ間隔で、容器搬送コンベ
ヤ18に移送載置される。容器8は放射線遮蔽トンネル
(供給側)16aの通路51を搬送コンべヤ18により
電子線照射室17に送られ、該照射室17内の電子線照
射装置1により電子線照射・殺菌された後、放射線遮蔽
トンネル(排出側)16bの中を通り、排出側スターホ
イール61、排出側フイードスクリュー14を介して次
工程に所定ピッチ間隔で移送されるようになっている。
【0029】次に図1〜図3により本発明の電子殺菌装
置50における容器8の具体的な搬送構造を説明する。
搬送コンベヤ18は、その内周側にリング円状の搬送ギ
ヤ15が取り付けられており、該搬送ギヤ15の内周側
は平板リング円状をなし、該平板部を図2に示すように
軸受材19に摺動自在に支持されており、一方外周側に
は歯形を刻設し、該歯形部をコンベア18の下方空間
で、前記トンネル16より露出している入口部52と出
口部53間の中央に位置する駆動ギア12と歯合させ、
該駆動ギヤ12により、前記通路51の内周壁下側をリ
ング円状に凹設した部位に嵌着させた軸受材19を軸受
けとして周回する構造となっている。
【0030】又、前記リング円状の搬送ギヤ15には図
2、図4及び図5に示すように、所定間隔ごとに支柱2
0が立設し、該支柱20上端にリング円状のガイドリン
グ25が取り付けてあり、このガイドリング25には図
3及び図4に示すように、容器8のピッチ間隔と対応す
る位置にネックガイド21が取り付けてあり、該ネック
ガイド21により夫々の容器8の首部を保持し、コンベ
ア18搬送中における倒伏防止所定のピッチ間隔維持を
図っている。
【0031】次に電子線照射装置1の構造について図9
に基づいて説明する。図において、43はビーム走査を
行なう一対の走査磁石、23は前面に容器形状に合わせ
て略U字状に形成した照射窓23aを有する偏平末広が
り状の電子線照射ホーン、44A,44BはU字状照射
窓23a左右両側に配設しホーン内真空空間に磁力線を
作用させる偏向磁石で、不図示の直流電圧電源が接続さ
れている。8は容器(PETボトル)で、網目状の搬送
コンベア18に立設された状態で照射位置に順次搬送さ
れる。コンベア18を網目状にしたのは、下側に配した
反射板24よりの電子線の照射を容易にする為である。
【0032】そして、前記電子線照射窓23aと反対側
に位置する網目状の搬送コンベア18下方の容器8底部
と対面する位置に反射板24を配置している。該反射板
24には、金(メッキ)、タングステン等の原子番号の
大きな金属を用いて、電子線42の有効な反射が期待で
きるように設定している。又前記反射板42の反射面形
状は、容器8底部に夫々電子線が集束させるように僅か
に腕型状にその曲率面を設定してもよく、又本実施形態
のように平板状に形成してもよい。
【0033】偏向磁石44A,44Bは、照射ホーン2
3の照射窓23aの両側に、前記偏平状の照射ホーン2
3を挟んで左右対称位置に、夫々前後(図上奥側の偏向
磁石44A,44Bは見えていない)に一対ずつ配置す
る。尚、電子線照射ホーン23で扇状に振れる走査電子
線は、振れ角が大きくなる程、言換えればビームが外側
にいくほど偏向角を中央方向に(PETボトル8のある
方向)に大きく取る必要がある。このため、前記偏向磁
石44A,44Bは、均一磁束密度の磁場内で、その磁
場を通過する距離を異ならせる方式、電子線がその磁場
を通過する距離を一定にした状態で、磁束密度を異なら
せる方式、及び両者を組合せた方式を採用するのがよ
い。かかる方式は、本出願人が先に出願した特願平10
−64812号等に開示されている。
【0034】次に図4〜図5により電子線照射室17に
おける容器8の電子線照射構造を説明する。図5に示す
ように、容器8の放射線遮蔽構造である放射線遮蔽トン
ネル(供給側)16a、及び放射線遮蔽トンネル(排出
側)16bは照射室遮蔽壁2に囲まれた電子線照射室1
7の中央部まで入り込んでいて、電子線照射ホーン2
3、及び電子線照射装置1を挟み込むように設置してあ
る。該電子線照射ホーン23は、前記図9及び図4に示
すごとくU字状の照射窓23aにより、容器8を跨ぐよ
うに電子線照射装置1に取り付けられている。電子線照
射ホーン23の下方には搬送コンベア18を介して反射
板24が取り付けてあり、電子線照射ホーン23からの
反射電子線ビーム45c,46c(図9参照)により容
器8の底部を照射するようになっている。
【0035】図6〜図7により、放射線遮蔽トンネル1
6外周側に設けた開閉/駆動構造を説明する。図6にお
いて、リング円状の放射線遮蔽トンネル16の外周側遮
蔽壁は、通路51上下両端より遮蔽壁角隅部の対角線に
沿って階段状に切断してなる開閉扉26となっていて、
該開閉扉26はその下端側に取り付けられたアーム27
及び回転シャフト31と一体となっていて、該回転シャ
フト31を、前記遮蔽トンネル16を支持する支持台2
8のヒンジに軸支させて前記開閉扉26をヒンジ周りに
回動自在に構成し、前記遮蔽壁外周より通路51内が開
放可能にする。
【0036】図7に示すように開閉扉26は入口部52
より電子線照射室17に至る放射線遮蔽トンネル(供給
側)16a、及び電子線照射室17より出口部53に至
る放射線遮蔽トンネル(排出側)16bをそれぞれ三等
分に等分割してあり、夫々の開閉扉26の回転シャフト
31間は、傘歯車32を介して連結するとともに、その
一端側に設けた開閉扉駆動装置30により夫々のシャフ
ト31が同期して回転して、三等分割してある夫々の開
閉扉26が、供給側と排出側において夫々個別にもしく
は同期して開放されるように構成されている。
【0037】次に本実施形態の作用・効果について、ま
ず、放射線遮蔽トンネル16内での放射線減衰の作用・
効果を図8により説明する。電子線照射装置1の電子線
照射ホーン23から発生する放射線は、供給側において
は放射線遮蔽トンネル16a内通路51が狭い円弧状で
あるために、直線状に発振する放射線が前記通路51の
内周面にて順次反射変向しながら屈折して入口部52側
に導かれる。即ち、パス1:40a、パス2:40b、
パス3:40cの最長経路を経由しながら屈折して、パ
ス4:40dとして許容線量以下に減衰されて供給側入
口52開口部から外部に放射され、同様に排出側におい
ても放射線遮蔽トンネル16b内をパス1:41a、パ
ス2:41b、パス3:41cの最長経路で経由して、
パス4:41dとして許容線量以下に減衰されて排出側
出口53開口部から放出される。
【0038】従って、図10〜図11に示す比較技術の
迷路方式のように複数の折れ曲がり構造で放射線の減衰
を確保する複雑な方式に比し、簡単で且つ小型の構造で
放射線を減衰させることが可能となっている。
【0039】次に容器8の搬送、及び殺菌の作用・効果
を図1〜図5、及び図9により説明する。図1〜図3に
示すように、本装置の前工程から送られてきた容器8は
供給側フイードスクリュー13により容器8間のピッチ
を割り出されて供給側スターホイール60に移送され
る。搬送ギヤ15に、支柱20及びガイドリング25を
介して取り付けられたネックガイド21と供給側スター
ホイール60とは同期して回転するように構成されてい
る為に、容器8は供給側スターホイール60から搬送コ
ンベヤ18上に移送する際に、容器8の首部をネックガ
イド21に遊嵌状態で支持しながら移送される。
【0040】搬送コンベヤ18及びネックガイド21
は、搬送ギヤ15に取り付けられているので、搬送ギヤ
15が駆動ギヤ12により周回駆動されるのに伴い、コ
ンベア18上に所定ピッチ間隔で載置されたPET容器
8は電子線照射室17に移送される。
【0041】又図9に示すように、電子線照射装置1か
らの電子線42は、走査磁石43によりPET容器8の
進行方向と直角方向に走査される。走査された電子線4
2は、走査角度が小さい範囲ではビームA:45a、ビ
ームα:46aによりPET容器8を上部から照射し、
走査角度が大きくなると偏向磁石44により曲げられ
て、ビームB:45b、ビームβ:46bによりPET
容器8の胴体部を照射するようになっている。また、P
ET容器8の底部は反射板24からの反射電子線ビーム
C:45c、ビームγ:46cにより照射される。この
ようにしてPET容器8は電子線照射ホーン23を通過
するだけで電子線照射により殺菌されるようになってい
る。
【0042】搬送ギヤ15は駆動ギヤ12により連続回
転しているので、殺菌されたPET容器8は、放射線遮
蔽トンネル(排出側)16b内の通路51を通過して排
出側スターホイール61に嵌合保持された後、及び排出
側フィードスクリュー14を介して次工程に移送され
る。
【0043】尚、放射線遮蔽トンネル16の中を移送中
のPET容器8が倒れるなどしてジャミングするような
万一の場合には、図6、図7に示すように、開閉扉駆動
装置30を駆動して開扉指示をするだけで供給側若しく
は排出側トンネル16の外周壁を構成する開閉扉26を
開放することにより、前記トンネル16の通路51が外
周側より露出して容易にジャム処理を行なうことが出来
る。
【0044】
【発明の効果】以上記載のごとく本発明によれば、小型
で非常に簡潔な容器搬送構造、及び放射線遮蔽トンネル
構造を提供することが出来、これにより従来実現不可能
であったインライン形の電子線殺菌装置を実現すること
が可能となる。
【0045】特に請求項1及び2記載の発明によれば、
前記遮蔽トンネル16内に形成されるコンベア18の搬
送通路51が、実質的に凹状曲路を有さない膨出形曲線
状通路51である為に、その通路51途中にリターン用
の変向ガイドローラ102等を設ける必要がなく、又ト
ンネル通路51内に曲がり部分を作る必要がないため、
可動部や内部に設ける変向ガイドローラ102が不要で
あり、この結果、コンベア18を含む搬送ラインの構造
の簡単化を図ることが出来、潤滑等が不要となる。又、
搬送コンベア18は90゜若しくは180゜変曲させる
というリターン部が不要である為に、可動部の総延長距
離を短くすることが出来、又前記リターン用部品等が不
要になるために、コンベヤ部品等に菌が付着する恐れが
低減する。
【0046】又請求項1、2及び4記載の発明によれ
ば、トンネル通路の形状は、膨出形の曲線通路であり、
一方電子線照射室より発生する放射線は直線であるため
に、前記曲線通路の通路距離が短くても複数回の反射変
向が可能であり、この結果、前記曲線通路の通路距離が
短くても放射線遮蔽トンネルの出入口部からの漏洩放射
線を許容レベル以下に減衰させることが出来るととも
に、コンベアの搬送ラインを無用に大きくすることなく
クリーンルームの小型化を図ることが出来る。
【0047】又請求項3記載の発明によれば、駆動手段
がトンネル外にあるために、保守が容易であるととも
に、トンネル内の構造の簡単化を図ることが出来る。
【0048】更に請求項5及び6記載の発明によれば、
前記放射線遮蔽トンネル内のコンベア上で前記被照射物
としての中空容器が倒れたり詰まりが生じる等の前記放
射線遮蔽トンネル内で発生する容器のジャミング等が発
生した場合、前記開閉扉を開放することにより容易に対
処できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係わる電子線殺菌装置の
全体の構成を示す平面図である。
【図2】 図1のA−A線断面図である。
【図3】 図2のB−B矢視図である。
【図4】 電子線照射室内の電子線照射装置とPET容
器との配置を示す側面図である。
【図5】 図4の正面図である。
【図6】 図1に示す放射線遮蔽トンネルの開閉扉の開
閉構造を示す要部断面図である。
【図7】 放射線遮蔽トンネルの開閉扉の全体構造とそ
の開閉駆動構造を示す平面図である。
【図8】 放射線遮蔽トンネルでの放射線の減衰パスを
示す作用図である。
【図9】 PET容器への電子線の照射状態を示す拡大
作用図である。
【図10】 容器を電子線照射により殺菌する際に発生
する放射線の遮蔽を、一般的な迷路構造により構成した
場合の比較技術の平面図である。
【図11】 図10の搬送部遮蔽壁で囲まれた迷路内で
の容器の搬送状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 電子線照射装置 8 被照射物(PET容器) 12 コンベア駆動手段(駆動ギア) 16(16a,16b) 放射線遮蔽トンネル 17 電子線照射室 18 搬送コンベア 26 開閉扉 40a〜40d,41a〜41d 放射線 50 電子線殺菌装置 51 通路 52 遮蔽トンネルの入口部 53 遮蔽トンネルの出口部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品容器、飲料容器、医療容器等の中空
    立体形状の被照射物に、電子線を照射して殺菌等の所期
    の目的を達成する電子線殺菌装置において、 その通路途中に実質的に凹状曲路を有さない膨出形曲線
    状通路を有する放射線遮蔽トンネルと、該曲線状通路に
    沿って沿設させた被照射体の搬送コンベヤと、前記放射
    線遮蔽トンネルの通路途中に設けた電子線照射室とを具
    え、 前記電子線照射室内の電子線照射により発生した放射線
    を前記遮蔽トンネル内の曲線状通路で反射変向させなが
    ら散乱減衰させ、該遮蔽トンネルの出入口部からの漏洩
    放射線を許容レベル以下に減衰させることを特徴とする
    電子線殺菌装置。
  2. 【請求項2】 前記放射線遮蔽トンネル内の曲線状通路
    が、正円、楕円、長円、放物線、双曲線若しくはこれら
    の曲線の一部、更にはこれらの曲線の一部と直線との組
    み合わせにより形成された通路である請求項1記載の電
    子線殺菌装置。
  3. 【請求項3】 前記コンベアが前記遮蔽トンネルの出口
    部から入口部に連絡する無端状に形成するとともに、該
    トンネル外の連絡部位でコンベア駆動手段に連結されて
    いることを特徴とする電子線殺菌装置。
  4. 【請求項4】 放射線遮蔽トンネルの搬送方向上流側と
    下流側との距離がほぼ等距離となる位置に前記電子線照
    射室を設けたことを特徴とする請求項1記載の電子線殺
    菌装置。
  5. 【請求項5】 前記遮蔽トンネルの少なくとも一部に前
    記通路が開放される開閉扉を設けたことを特徴とする請
    求項1記載の電子線殺菌装置。
  6. 【請求項6】 前記開閉扉が前記遮蔽トンネルの外周側
    に設けたことを特徴とする請求項1記載の電子線殺菌装
    置。
JP11015292A 1999-01-25 1999-01-25 電子線殺菌装置 Withdrawn JP2000214300A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11015292A JP2000214300A (ja) 1999-01-25 1999-01-25 電子線殺菌装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11015292A JP2000214300A (ja) 1999-01-25 1999-01-25 電子線殺菌装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000214300A true JP2000214300A (ja) 2000-08-04

Family

ID=11884776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11015292A Withdrawn JP2000214300A (ja) 1999-01-25 1999-01-25 電子線殺菌装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000214300A (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002205714A (ja) * 2001-01-10 2002-07-23 Wakayama Nookyoo Shokuhin Kogyo Kk 無菌充填装置
WO2004110868A1 (en) * 2003-06-19 2004-12-23 Tetra Laval Holdings & Finance S.A. Device and method for electron beam irradiation
WO2008093548A1 (ja) 2007-01-31 2008-08-07 Shibuya Kogyo Co., Ltd. グリッパ
US7417239B2 (en) 2003-06-19 2008-08-26 Tetra Laval Holdings & Finance S.A. Method and device for electron beam irradiation
JP2009120353A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Shibuya Kogyo Co Ltd グリッパ
US20100132307A1 (en) * 2006-12-28 2010-06-03 Yukinobu Nishino Vessel filling system
JP2010524784A (ja) * 2007-04-18 2010-07-22 エス.アイ.ピー.エイ.ソシエタ’インダストリアリザッジオーネ プロゲッタジオーネ エ オートマジオーネ ソシエタ ペル アチオニ Pet容器及びボトルのための殺菌システム
JP2012045252A (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 電子線殺菌装置
JP2012055556A (ja) * 2010-09-10 2012-03-22 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 電子線殺菌装置
JP2013088225A (ja) * 2011-10-17 2013-05-13 Hitachi Zosen Corp 電子線殺菌設備の遮蔽構造
JP2013126893A (ja) * 2011-11-21 2013-06-27 Krones Ag 電荷担体のビームによりプラスチック容器の内部及び外部を殺菌する装置
JP2014129139A (ja) * 2012-10-23 2014-07-10 Krones Ag プラスチック製パリソンの外側の殺菌のための装置
JP2016010689A (ja) * 2015-07-30 2016-01-21 日立造船株式会社 電子線殺菌設備及び電子線殺菌方法
WO2016059990A1 (ja) * 2014-10-14 2016-04-21 日立造船株式会社 電子線滅菌設備
CN105879071A (zh) * 2014-12-01 2016-08-24 天瑞联创(北京)科技发展有限公司 一种基于高能电子束的杀菌消毒设备
JP2017071450A (ja) * 2017-01-11 2017-04-13 日立造船株式会社 電子線殺菌設備
CN106796823A (zh) * 2014-10-14 2017-05-31 日立造船株式会社 电子射线杀菌设备

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002205714A (ja) * 2001-01-10 2002-07-23 Wakayama Nookyoo Shokuhin Kogyo Kk 無菌充填装置
WO2004110868A1 (en) * 2003-06-19 2004-12-23 Tetra Laval Holdings & Finance S.A. Device and method for electron beam irradiation
US7348578B2 (en) 2003-06-19 2008-03-25 Tetra Laval Holdings & Finance S.A. Device and method for electron beam irradiation
US7417239B2 (en) 2003-06-19 2008-08-26 Tetra Laval Holdings & Finance S.A. Method and device for electron beam irradiation
CN100429123C (zh) * 2003-06-19 2008-10-29 利乐拉瓦尔集团及财务有限公司 电子束辐射装置和方法
AU2004247606B2 (en) * 2003-06-19 2009-01-08 Tetra Laval Holdings & Finance S.A. Device and method for electron beam irradiation
KR101086945B1 (ko) * 2003-06-19 2011-11-29 테트라 라발 홀딩스 앤드 피낭스 소시에떼아노님 전자 빔 조사 장치 및 방법
US20100132307A1 (en) * 2006-12-28 2010-06-03 Yukinobu Nishino Vessel filling system
US8117803B2 (en) * 2006-12-28 2012-02-21 Shibuya Kogyo Co., Ltd. Vessel filling system
WO2008093548A1 (ja) 2007-01-31 2008-08-07 Shibuya Kogyo Co., Ltd. グリッパ
JP2010524784A (ja) * 2007-04-18 2010-07-22 エス.アイ.ピー.エイ.ソシエタ’インダストリアリザッジオーネ プロゲッタジオーネ エ オートマジオーネ ソシエタ ペル アチオニ Pet容器及びボトルのための殺菌システム
JP2009120353A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Shibuya Kogyo Co Ltd グリッパ
JP2012045252A (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 電子線殺菌装置
JP2012055556A (ja) * 2010-09-10 2012-03-22 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 電子線殺菌装置
JP2013088225A (ja) * 2011-10-17 2013-05-13 Hitachi Zosen Corp 電子線殺菌設備の遮蔽構造
JP2013126893A (ja) * 2011-11-21 2013-06-27 Krones Ag 電荷担体のビームによりプラスチック容器の内部及び外部を殺菌する装置
JP2014129139A (ja) * 2012-10-23 2014-07-10 Krones Ag プラスチック製パリソンの外側の殺菌のための装置
WO2016059990A1 (ja) * 2014-10-14 2016-04-21 日立造船株式会社 電子線滅菌設備
CN106796823A (zh) * 2014-10-14 2017-05-31 日立造船株式会社 电子射线杀菌设备
US10034952B2 (en) 2014-10-14 2018-07-31 Hitachi Zosen Corporation Electron beam sterilization apparatus
US10252830B2 (en) 2014-10-14 2019-04-09 Hitachi Zosen Corporation Electron beam sterilization apparatus
CN105879071A (zh) * 2014-12-01 2016-08-24 天瑞联创(北京)科技发展有限公司 一种基于高能电子束的杀菌消毒设备
JP2016010689A (ja) * 2015-07-30 2016-01-21 日立造船株式会社 電子線殺菌設備及び電子線殺菌方法
JP2017071450A (ja) * 2017-01-11 2017-04-13 日立造船株式会社 電子線殺菌設備

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000214300A (ja) 電子線殺菌装置
JP5738148B2 (ja) 旋回搬送装置を用いた容器の電子線殺菌設備
JP6313544B2 (ja) 容器蓋の放射線ベースの消毒装置および方法
EP1956608B1 (en) Electron beam vacuum apparatus for sterilising containers
JP5791459B2 (ja) 電子線殺菌設備の遮蔽構造
JP5034683B2 (ja) 電子線殺菌装置
EP2123580A1 (en) Gripper
JP6216502B2 (ja) 電荷担体のビームによりプラスチック容器の内部及び外部を殺菌する装置
JP2007522833A (ja) 電子照射により物品を殺菌消毒するための装置
JP4560870B2 (ja) プリフォーム殺菌方法及びプリフォーム殺菌装置
JP5061680B2 (ja) 電子線殺菌装置
US8863790B2 (en) Sterilization with β-radiation
JP4516909B2 (ja) 電子線照射装置
JP2010105702A (ja) 電子線殺菌装置
JP2002128030A (ja) キャップ殺菌装置
JP7016030B2 (ja) 電子線殺菌装置
JP2004516890A (ja) 物品をx線ビームで照射する装置及び方法
JP3953385B2 (ja) 紫外線照射装置
JP4953352B2 (ja) 殺菌装置および容器の殺菌方法
JP7274403B2 (ja) 電子線殺菌装置および方法
JP6080918B2 (ja) 電子線殺菌設備及び電子線殺菌方法
JPH08184700A (ja) 電子線照射装置
JP4910819B2 (ja) 電子線殺菌装置
EP4085935A1 (en) Sterilizer
JP6359130B2 (ja) 電子線殺菌設備

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060404