JP2000213404A - 車両用駆動力制御装置 - Google Patents

車両用駆動力制御装置

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JP2000213404A
JP2000213404A JP11017534A JP1753499A JP2000213404A JP 2000213404 A JP2000213404 A JP 2000213404A JP 11017534 A JP11017534 A JP 11017534A JP 1753499 A JP1753499 A JP 1753499A JP 2000213404 A JP2000213404 A JP 2000213404A
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engine torque
force control
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】車両用駆動力制御装置の信頼性をさらに向上し
たい。 【解決手段】ステップ101〜104によって駆動輪の
スリップ量Sを演算し、ステップ105の判定が「YE
S」の場合には、ステップ106に移行し、駆動力制御
要求信号Dを“1”にセットし、次いでステップ107
に移行し、スリップ量Sに基づいて目標エンジントルク
C を演算する。そして、ステップ108に移行し、駆
動力制御要求信号D及び目標エンジントルク信号TC
出力する。ステップ105の判定が「NO」の場合に
は、ステップ109に移行し、駆動力制御要求信号Dを
“0”にセットし、次いでステップ110に移行し、ド
ライバ要求トルク信号TD を読み込む。そして、ステッ
プ111に移行し、目標エンジントルクTC にドライバ
要求トルクTD を代入してから、ステップ108に移行
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両用駆動力制
御装置に関し、特に、エンジントルクを、駆動力制御を
実行していないときには運転者の意思(アクセル操作状
況)に応じたドライバ要求トルクとなるように制御し、
駆動力制御を実行しているときには所定の情報から求め
た目標エンジントルクになるように制御する装置におい
て、その信頼性がさらに向上するようにしたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両加速時の駆動輪に過度な
スリップが生じている場合には、運転者のアクセル操作
そのものに応じてスロットル開度を決めるのではなく、
スリップが抑制され駆動力が安定して路面に伝わるよう
な目標エンジントルクを求め、その目標エンジントルク
に基づいてスロットル開度や燃料カット気筒数を制御す
る、いわゆるトラクションコントロールシステム(TC
S;Traction Control System )が存在する。
【0003】即ち、スロットル開度や燃料カット気筒数
を増減することによりエンジンの駆動力を調整可能なエ
ンジンコントローラの他に、TCSコントローラを設け
ていて、そのTCSコントローラは、例えば駆動輪と従
動輪との車輪速差に基づいて駆動輪のスリップ状態を判
断し、そのスリップ状態が過度な場合には駆動力制御を
実行し、過度なスリップを抑制できる適切なスロットル
開度等を演算し、その演算されたスロットル開度等を表
す信号を、エンジンコントローラに出力するようになっ
ていた。
【0004】そして、エンジンコントローラは、運転者
のアクセル操作に応じたドライバ要求トルクを実現する
ためのスロットル開度と、TCSコントローラから供給
されたスロットル開度とを比較し、そのうちの小さい方
(エンジントルクが小さくなる方)を選択(セレクトロ
ー)し、その選択されたスロットル開度に基づいて実際
のスロットル開度を調整する、という構成が一般的であ
った。このように、エンジンコントローラにおいて、ド
ライバ要求トルクとTCSコントローラ出力とのうちの
小さい方のスロットル開度が選択されれば、エンジント
ルクが過大になって過度なスリップが発生することを抑
制することができる。
【0005】さらに、TCSコントローラとして、駆動
輪のスリップ状態が過度でないと判断された場合(駆動
力制御の非実行時)に、スロットル開度を表す信号とし
て最大値を出力するというものがあった。つまり、かか
る信号の値が最大値であっても、エンジンコントローラ
ではセレクトローという選択手法が採用されているた
め、結局は、ドライバ要求トルクに応じたスロットル開
度が選択されるから、駆動力制御の非実行時にドライバ
のアクセル操作を無視してエンジンの駆動力が過大にな
るようなことはない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】確かに、TCSコント
ローラの出力信号が供給されるエンジンコントローラに
上記のような選択手法(セレクトロー)を採用すれば、
エンジントルクが過大になることは防止できるから、車
両加速時に過度なスリップが発生する可能性を低減する
ことはできる。
【0007】しかしながら、本発明者等が鋭意研究した
ところによると、上記のようなセレクトローという手法
は、駆動力制御にとっては都合が悪い場合があることが
判った。即ち、セレクトローという手法では、必ず二つ
の信号のうちの小さい方が選択されるため、ドライバ要
求トルクが目標エンジントルクに比べて大きいと、目標
エンジントルクが選択され、逆に、目標エンジントルク
がドライバ要求トルクに比べて大きいと、ドライバ要求
トルクが選択されるため、駆動力制御のための演算の結
果、ドライバ要求トルクよりも大きなエンジントルクを
出す必要があると判断されている場合に、対応できない
のである。
【0008】そこで、エンジンコントローラにおいて使
用する信号を、上記のようなセレクトローではなく、T
CSコントローラから供給される別の信号(駆動力制御
要求信号)に応じて選択するということが必要になる。
つまり、TCSコントローラが駆動力制御を実行してい
るときには論理値“1”の駆動力制御要求信号を、実行
していないときには論理値“0”の駆動力制御要求信号
を生成し、これを、目標エンジントルクを表す信号とと
もにエンジンコントローラに供給し、エンジンコントロ
ーラは、駆動力制御要求信号が“0”のときには、運転
者のアクセル操作に応じたドライバ要求トルクを選択
し、駆動力制御要求信号が“1”のときには、TCSコ
ントローラから供給される目標エンジントルクを選択す
る、という構成が考えられる。
【0009】かかる構成を採用した場合には、エンジン
コントローラ内における信号の選択をTCSコントロー
ラ側で制御できるから、上記セレクトローを採用した場
合のような不都合は解消可能である。しかし、一般に、
TCSコントローラとエンジンコントローラとの間は、
ハーネス等を介して信号のやり取りをするため、駆動力
制御要求信号がノイズのために反転してしまう可能性が
否定できず、仮に、駆動力制御の非実行時に駆動力制御
要求信号が反転してしまうと、エンジンコントローラに
おいてはTCSコントローラから供給される目標エンジ
ントルクが選択され、そのときの目標エンジントルクと
して設定されている値によってエンジンの駆動力が制御
されてしまいうという不具合がある。
【0010】本発明は、このような従来の技術が有する
未解決の課題に着目してなされたものであって、上記の
ように駆動力制御要求信号によって信号を選択する構成
とした場合にその駆動力制御要求信号の状態がノイズ等
によって変化したとしても大きな不具合を招かないで済
む車両用駆動力制御装置を提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、運転者の意思に応じたドラ
イバ要求トルクを表すドライバ要求トルク信号と、駆動
力演算コントローラが求めた目標エンジントルクを表す
目標エンジントルク信号とのうちの一方を、駆動力制御
要求信号に応じて選択し、その選択された信号に基づい
てエンジントルクを制御するようになっている車両用駆
動力制御装置において、前記駆動力演算コントローラ
は、駆動力制御の非実行時に、前記目標エンジントルク
信号として、前記ドライバ要求トルク信号を出力するよ
うにした。
【0012】上記目的を達成するために、請求項2に係
る発明は、運転者のアクセル操作に応じたドライバ要求
トルクを検出しドライバ要求トルク信号を生成するドラ
イバ要求トルク信号生成手段と、車輪のスリップ状態に
応じて目標エンジントルクを求めその目標エンジントル
クを表す目標エンジントルク信号を生成する目標エンジ
ントルク信号生成手段と、前記スリップ状態に応じて駆
動力制御を実行するか否かを判断しその結果を表す駆動
力制御要求信号を生成する駆動力制御要求信号生成手段
と、前記駆動力制御要求信号に応じて前記ドライバ要求
トルク信号と前記目標エンジントルク信号とのうちの一
方を選択する信号選択手段と、この信号選択手段によっ
て選択された信号に基づいてエンジントルクを制御する
エンジントルク制御手段と、を備えた車両用駆動力制御
装置において、前記目標エンジントルク信号生成手段
は、前記駆動力制御要求信号生成手段が前記駆動力制御
を実行しないと判断しているときに、前記目標エンジン
トルク信号として、前記ドライバ要求トルク信号を出力
するようにした。
【0013】そして、請求項3に係る発明は、上記請求
項1又は2に係る発明である車両用駆動力制御装置にお
いて、前記目標エンジントルクは、車輪のスリップ状態
を制御するための目標エンジントルクと、車両姿勢を制
御するための目標エンジントルクとの両方を統合した値
とした。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、駆動力制御の非実行時
には、駆動力演算コントローラから出力される目標エン
ジントルク信号を、ドライバ要求トルク信号とするよう
にしたため、駆動力制御要求信号がノイズ等によって変
化してしまい、誤って目標エンジントルク信号が選択さ
れたとしても、ドライバ要求トルク信号に基づいてエン
ジントルクが制御されるという効果がある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1乃至図3は本発明の一実施の
形態を示す図であって、この実施の形態は、本発明に係
る車両用駆動力制御装置を、TCS及びVDC(Vehicl
e Dynamic Control system)を搭載した車両1に適用し
たものである。
【0016】先ず、構成を説明すると、図1に示すよう
に、この車両1は、エンジン2の駆動力が前輪WFL、W
FRに伝達され、後輪WRL、WRRは従動輪であるいわゆる
FF車であり、エンジン2の給気管3には電子制御式の
スロットル4が設けられ、このスロットル4の開度が、
エンジンコントローラ10から供給されるスロットル制
御信号SCによって制御されるようになっており、ま
た、エンジン2の複数の気筒のうち燃料がカットされる
気筒の本数が、エンジンコントローラ10から供給され
る燃料カット制御信号FCによって制御されるようにな
っている。
【0017】また、車両1には、運転者のアクセルペダ
ルの踏み込み量を検出し、その踏み込み量を表すアクセ
ル開度信号AC を生成し出力するアクセル開度センサ5
と、各車輪WFL〜WRRの車輪速を検出し車輪速信号Vw
FL、VwFR、VwRL、VwRRとして出力する車輪速セン
サ7FL、7FR、7RL、7RRとが設けられている。一方、
エンジンコントローラ10は、実際にはマイクロコンピ
ュータや必要なインタフェース回路、ROM、RAM等
によって構成されているが、その機能構成をブロック図
で表すと図1のようになる。但し、図1では、エンジン
コントローラ10の機能のうち、本実施の形態で重要な
機能のみを表している。
【0018】そして、エンジンコントローラ10は、ド
ライバ要求トルク演算部11を備えており、このドライ
バ要求トルク演算部11には、アクセル開度信号AC
供給されるようになっている。このドライバ要求トルク
演算部11は、アクセル開度信号AC に基づいて運転者
の意思に応じたドライバ要求トルクTD を演算し、それ
を表す信号(ドライバ要求トルク信号)TD を出力する
ようになっている。
【0019】ドライバ要求トルク信号TD は、スイッチ
部12の一方の入力側に供給され、スイッチ部12の出
力側は、制御出力演算部13の入力側に接続されてい
る。この制御出力演算部13は、スイッチ部12から供
給される信号が表すエンジントルクを実現するために必
要なスロットル開度及び燃料カット気筒数を求め、それ
らスロットル開度及び燃料カット気筒数に対応するスロ
ットル制御信号SC及び燃料カット制御信号FCを生成
し、スロットル4及びエンジン2に出力するようになっ
ている。
【0020】本実施の形態では、エンジンコントローラ
10の他に、TCSコントローラ20及びVDCコント
ローラ30を備えている。なお、これらTCSコントロ
ーラ20及びVDCコントローラ30も、実際にはマイ
クロコンピュータや必要なインタフェース回路、RO
M、RAM等によって構成されている。TCSコントロ
ーラ20は、従動輪である後輪WRL、WRR用の車輪速セ
ンサ7RL、7RRから車輪速信号VwRL、VwRRが入力さ
れ、その平均値に例えば所定の定数を乗じることによ
り、駆動輪の目標車輪速VO を求める目標車輪速演算部
21と、駆動輪である前輪WFL、WFR用の車輪速センサ
7FL、7FRから車輪速信号VwFL、VwFRが入力され、
その平均値VA を演算する平均値演算部22と、目標車
輪速VO と平均値VA との差(VA −VO )を求めるこ
とにより、前輪WFL、WFRの理想的な車輪速に対するス
リップ量Sを演算するスリップ量演算部23と、を備え
ている。
【0021】さらに、TCSコントローラ20は、スリ
ップ量Sに基づいて目標エンジントルクTC を演算し、
それを表す信号(目標エンジントルク信号)TC を出力
する目標エンジントルク演算部24を備えている。この
目標エンジントルク演算部24は、スリップ量Sの絶対
値が、前輪WFL、WFRのスリップが過大であると判断で
きる所定のしきい値S* (>0)を越えているか否かを
判定し、それが越えていないと判定された場合には、目
標エンジントルクTC を零にする一方、それが越えてい
ると判定された場合には、過大なスリップを抑制するの
に適した目標エンジントルクTC を演算し出力するよう
になっている。
【0022】そして、目標エンジントルク信号TC は、
スイッチ部25の一方の入力側に供給され、スイッチ部
25の出力側は、図示しないインタフェース回路やハー
ネス等を介して、エンジンコントローラ10のスイッチ
部12の他方の入力側に接続されている。また、目標エ
ンジントルク演算部24は、スリップ量Sがしきい値S
* を越えていない場合には、駆動力制御は実行しないと
判断し、論理値“0”の駆動力制御要求信号Dを生成し
出力する一方、スリップ量Sがしきい値S* を越えてい
る場合には、駆動力制御を実行すると判断し、論理値
“1”の駆動力制御要求信号Dを生成し出力するように
なっている。
【0023】駆動力制御要求信号Dは、TCSコントロ
ーラ内のスイッチ部25に供給されるとともに、図示し
ないインタフェース回路やハーネス等を介してエンジン
コントローラ10内のスイッチ部12にも供給されるよ
うになっていて、それらスイッチ部25及び12の状態
が切り換えられるようになっている。また、スイッチ部
25の他方の入力側には、エンジンコントローラ10内
のドライバ要求トルク演算部11の出力であるドライバ
要求トルク信号TD が、図示しないインタフェース回路
やハーネス等を介して供給されるようになっている。
【0024】そして、駆動力制御要求信号Dに基づいた
各スイッチ部12、25の切換動作は、次のようになっ
ている。即ち、駆動力制御要求信号Dが論理値“1”の
とき(駆動力制御の実行時)には、スイッチ部12は、
スイッチ部25の出力信号が入力される側(TCSコン
トローラ20の出力)を選択し(図1の状態)、スイッ
チ部25は、目標エンジントルク信号TC が入力される
側を選択する(図1の状態)。これに対し、駆動力制御
要求信号Dが論理値“1”のとき(駆動力制御の非実行
時)には、スイッチ部12は、ドライバ要求トルク信号
D が入力される側を選択し(図1とは逆の状態)、ス
イッチ部25は、エンジンコントローラ10からの信号
が入力される側を選択する(図1とは逆の状態)。
【0025】一方、VDCコントローラ30には、各車
輪速信号VwFL〜VwRRが入力されるとともに、運転者
によるステアリングホイールの操舵角を検出する操舵角
センサから操舵角検出信号θが、車体のヨーレートを検
出するヨーレートセンサからヨーレート検出信号rが、
車体の横方向に発生する横加速度を検出する横加速度セ
ンサから横加速度検出値αが、それぞれ入力されるよう
になっている。
【0026】そして、VDCコントローラ30は、入力
される各信号に基づき、走行中の目標走行ラインに基づ
く目標ヨーレートを演算し、実際のヨーレートがその目
標ヨーレートに一致するように、各車輪毎の車輪速の目
標値を求め、各車輪毎のホイールシリンダ用の電磁弁に
制御信号を出力するとともに、TCSコントローラ20
内の目標車輪速演算部21に補正信号Cを出力するよう
になっている。
【0027】補正信号Cを受けた目標車輪速演算部21
は、その補正信号Cに基づき、目標車輪速VO を補正す
るのであるが、従動輪側の車輪速信号VwRL、VwRR
基づいて求めた元の目標車輪速VO を、補正信号Cに応
じた分だけ増加又は減少させて補正後の目標車輪速VO
を生成するようになっている。つまり、元の目標車輪速
O は、従動輪側の車輪速信号VwRL、VwRRに基づい
て求めたものであるから、ただ単にスリップ状態が最適
になるような駆動輪の目標車輪速である。これに対し、
VDCコントローラ30では、車両全体の姿勢を考慮し
て各車輪の目標車輪速を求めているため、元の目標車輪
速VO を補正信号Cで補正することにより、スリップ状
態を制御するための目標車輪速に車両姿勢を制御するた
めの目標車輪速を統合した、目標車輪速VO が得られ
る。そして、その最終的な目標車輪速VO に基づいてス
リップ量Sが求められ、目標エンジントルクTC が求め
られるから、その目標エンジントルクTC は、スリップ
状態を制御するための目標エンジントルクと、車両姿勢
を制御するための目標エンジントルクとを、統合した値
となっている。
【0028】次に、本実施の形態の動作を説明する。図
2はTCSコントローラ20内で実行される処理の概要
を示すフローチャートであり、図3は各信号の時間的変
化を示す波形図である。図2に従ってTCSコントロー
ラ20で実行される処理を説明すると、先ずそのステッ
プ101において、各車輪速信号VwFL〜VwRRを読み
込むとともに、ステップ102において、補正信号Cを
読み込み、ステップ103に移行し、平均値VA と目標
車輪速VO とを演算する。そして、ステップ104に移
行し、平均値VA と目標車輪速VO とに基づいて、スリ
ップ量Sを演算する。
【0029】スリップ量Sが求められたら、ステップ1
05に移行し、スリップ量Sの絶対値が所定のしきい値
* を越えているか否かを判定し、判定が「YES」の
場合には、ステップ106に移行し、駆動力制御要求信
号Dを“1”にセットし、次いでステップ107に移行
し、スリップ量Sに基づいて目標エンジントルクTC
演算する。そして、ステップ108に移行し、駆動力制
御要求信号D及び目標エンジントルク信号TC を出力す
る。この場合、目標エンジントルク信号TC としては、
ステップ107で演算された目標エンジントルクTC
出力される。ステップ108の処理を終えたら、今回の
この図2の処理を終了する。
【0030】これに対し、ステップ105の判定が「N
O」の場合には、ステップ109に移行し、駆動力制御
要求信号Dを“0”にセットし、次いでステップ110
に移行し、エンジンコントローラ10から供給されるド
ライバ要求トルク信号TD を読み込む。そして、ステッ
プ111に移行し、目標エンジントルクTC にドライバ
要求トルクTD を代入してから、ステップ108に移行
する。この場合、ステップ108の処理を実行すると、
目標エンジントルク信号TC として、実際にはドライバ
要求トルク信号TD が出力されることになる。
【0031】次に、図3に従って全体的な動作を説明す
ると、時刻t0 において車両1が加速を開始して徐々に
車速が上昇し、駆動輪の車輪速の平均値VA が、時刻t
1 において目標車輪速VO を越えたものとする。する
と、時刻t0 から時刻t1 に至るまでの間(区間A)
は、図2のステップ105の判定が「NO」となるか
ら、目標エンジントルク信号TC として、ドライバ要求
トルク信号TD が出力されることになる。つまり、図3
(b)の区間Aのように、実線で示す目標エンジントル
クTC は、破線で示すドライバ要求トルクTD と一緒に
変化していく。
【0032】そして、この区間Aにあっては、駆動力制
御要求信号Dは“0”であるから、エンジンコントロー
ラ10のスイッチ部12は図1とは逆の状態になり、ド
ライバ要求トルク演算部11の出力であるドライバ要求
トルク信号TD が、そのまま制御出力演算部13に供給
され、スロットル制御信号SC及び燃料カット制御信号
FCが生成され出力される。このため、スロットル4の
開度及びエンジン2の燃料カット気筒数は、運転者の意
思に応じた状態に調整され、車両1が加速していく。
【0033】時刻t1 を過ぎると、平均値VA が目標車
輪速VO を上回り、従ってスリップ量Sが徐々に増加す
るため、ある時点でステップ105の判定が「YES」
となり、ステップ107の処理が実行され、目標エンジ
ントルクTC が演算されるようになる。つまり、図3
(b)の区間Bのように、目標エンジントルクTC は、
ドライバ要求トルクTD とは異なった値になり、その区
間Bの最初の部分では、過大なスリップを早期に抑える
ために目標エンジントルクTC は負側(エンジンブレー
キが掛かる状態)にまで至り、これに応じて図3(a)
の区間Bに示すように、平均値VA は比較的短時間のう
ちに目標車輪速VO を下回るようになる。そして、平均
値VA が目標車輪速VO を下回り過ぎる前に、目標エン
ジントルクTC が回復して、その後は、平均値VA は目
標車輪速VO と略一致するようになる。
【0034】時刻t2 に達した時点で、VDC制御が開
始され、図3(a)の区間Cに示すように、目標車輪速
O が減少方向に補正される。すると、その目標車輪速
Oの減少に伴って、スリップ量Sが増加し、これを受
けて、図3(b)の区間Cの前半部分に示すように、目
標エンジントルクTC が減少する。目標エンジントルク
C が減少したことに伴って、図3(a)の区間Cの中
間部分に示すように、平均値VA が低下して目標車輪速
O に一致するようになる。その後は、目標エンジント
ルクTC は再び増加し、零よりも若干大きい値となる。
【0035】時刻t3 に達すると、今度は運転者がアク
セルを戻した結果、図3(b)の区間Dの最初の部分に
示すように、ドライバ要求トルクTD が減少するととも
に、VDC制御が終了したことに応じて補正信号Cがな
くなった結果、図3(a)の区間Dの最初の部分に示す
ように、目標車輪速VO が再び大きくなる。そして、運
転者がエンジントルクが略零になった時点でアクセル開
度の状態を保持したため、図3(b)の区間Dの中央部
分に示すように、ドライバ要求トルクTD が零よりも若
干大きいところで横ばいとなっている。さらに、図3
(b)の区間Dの中央から後半の部分に示すように、運
転者が、再度アクセル開度を戻したため、ドライバ要求
トルクTD が大きく減少している。なお、図3の区間D
の時刻t3 を過ぎた直後に、TCS制御もVDC制御も
停止しているため、目標エンジントルクTC は、ドライ
バ要求トルクTD と一緒に変化している。
【0036】ドライバ要求トルクTD が大きく減少し、
それに応じてスロットル開度や燃料カット気筒数が調整
されると、急激に大きなエンジンブレーキが発生するた
め、車両の減速度が大きくなる。このとき、車両1が旋
回走行中であるとすると、減速度が過大であると却って
車両姿勢が不安定になる可能性があるため、それを防止
するためにVDC制御が再開され、図3(a)の区間D
に示すように、従動輪の車輪速VwRL、VwRRの減少に
伴って徐々に減少していた目標車輪速VO が、時刻t4
において一旦低い値に急激に落ち、その後は、平均値V
A に比べて高い値に保持される。
【0037】すると、図3(b)の区間Eに示すよう
に、目標エンジントルクTC は、ドライバ要求トルクT
D のように低い値ではなく、零よりも小さいが、過大な
エンジンブレーキが発生しない程度にまで上昇する。そ
して、時刻t4 を過ぎた時点で、スリップ量Sの絶対値
が大きくなってステップ105の判定が「YES」とな
り、駆動力制御要求信号Dが“1”にセットされ、エン
ジンコントローラ10では、目標エンジントルク信号T
C が選択されて駆動力の制御が実行されるから、エンジ
ントルクが回復し、図3(a)の区間Eに示すように、
平均値VA は一旦上昇し、その後、徐々に低下してい
く。
【0038】このように、本実施の形態では、エンジン
コントローラ10では、セレクトローではなく、駆動力
制御要求信号Dに応じて、制御出力演算部13に入力す
る信号を選択するようにしているから、図3の区間Eの
ように駆動力を増加させる必要がある場合にも、確実に
対処することができるのである。そして、本実施の形態
では、駆動力制御の非実行時に、目標エンジントルク信
号TC として、ドライバ要求トルク信号TD を出力する
ようになっているから、さらに信頼性が増すという利点
もある。つまり、駆動力制御の非実行時(図3では区間
A及び区間D)には、ドライバ要求トルクTD のみが必
要であるから、TCSコントローラ20からエンジンコ
ントローラ10に供給される目標エンジントルク信号T
C は理論的には不要なのであるが、実際には、TCSコ
ントローラ20及びエンジンコントローラ10は、別個
のマイクロコンピュータ等で実現されており、両者間は
インタフェース回路やハーネスを介して通信するように
なっているため、駆動力制御要求信号Dがノイズ等によ
って反転してしまい、極短い時間ではあってもスイッチ
部12が切り換わってしまう可能性がある。なお、スイ
ッチ部25は、駆動力制御要求信号Dを生成する目標エ
ンジントルク演算部24と共にTCSコントローラ20
内でソフト的に実現されるものであるため、ノイズ等に
よって不意に切り換わるようなことはない。
【0039】スイッチ部12が上記のように不意に切り
換わってしまうと、制御出力演算部には目標エンジント
ルク信号TC が入力されることになるが、そうなったと
しても、スイッチ部25は図1とは逆の状態になってい
るから、結局は、制御出力演算部13には、ドライバ要
求トルク信号TD が供給されたことになって、駆動力制
御の非実行時であるにも関わらず、運転者の意思にそぐ
わないエンジントルクが発生するような事態が避けら
れ、それだけ信頼性が向上するのである。
【0040】なお、スイッチ部25を設けた結果、スイ
ッチ部12は省略し、スイッチ部25の出力を直接、制
御出力演算部13に供給してもなんら不都合がないよう
にも思えるが、そうすると、ドライバ要求トルク信号T
D は、駆動力制御の非実行時にも、常に、TCSコント
ローラ20を介して制御出力演算部13に供給されるよ
うになるため、その分、制御に遅れが生じる可能性があ
る。よって、一見無駄のようにも思えるが、本実施の形
態のような構成が望ましいのである。
【0041】ここで、本実施の形態では、アクセル開度
センサ5及びドライバ要求トルク演算部11がドライバ
要求トルク信号生成手段に対応し、目標車輪速演算部2
1、平均値演算部22、スリップ量演算部23、目標エ
ンジントルク演算部24、スイッチ部25及びステップ
101〜105、107、110、111が目標エンジ
ントルク信号生成手段に対応し、目標エンジントルク演
算部24及びステップ105、106、109が駆動力
制御要求信号生成手段に対応し、スイッチ部12が信号
選択手段に対応し、制御出力演算部13がエンジントル
ク制御手段に対応する。
【0042】なお、上記実施の形態では、ドライバ要求
トルクを表すドライバ要求トルク信号として、そのドラ
イバ要求トルクそのものを使用するとともに、目標エン
ジントルクを表す目標エンジントルク信号として、その
目標エンジントルクそのものを使用しているが、このよ
うに直接的な場合だけに限定されるものではなく、例え
ば、ドライバ要求トルクや目標エンジントルクをスロッ
トル開度や燃料カット気筒数で表し、そのスロットル開
度等を、ドライバ要求トルク信号や目標エンジントルク
信号としてやり取りするようにしてもよい。
【0043】また、上記実施の形態では、VDCコント
ローラ30を備えているが、これに限定されるものでは
なく、VDCコントローラ30に代えて又はこれととも
に、ABS(Antilock Brake System )コントローラを
備え、そのABSコントローラの出力に応じて目標車輪
速VO を補正するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の全体構成を示す図であ
る。
【図2】TCSコントローラで実行される処理の概要を
示すフローチャートである。
【図3】実施の形態の動作を説明する波形図である。
【符号の説明】
1 車両 2 エンジン 4 スロットル 5 アクセル開度センサ 7FL〜7RR 車輪速センサ 10 エンジンコントローラ 11 ドライバ要求トルク演算部 12 スイッチ部 13 制御出力演算部 20 TCSコントローラ 21 目標車輪速演算部 22 平均値演算部 23 スリップ量演算部 24 目標エンジントルク演算部 25 スイッチ部 30 VDCコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G084 AA03 BA02 BA05 BA13 DA20 EA11 EB12 EB25 EC03 FA00 FA10 FA32 3G093 AA01 BA01 BA14 DB03 DB04 DB17 EA02 EA05 EA09 EB02 FA08 3G301 HA07 JA09 KA26 LA01 MA11 MA24 NA01 NA06 ND03 NE17 PF00Z PF03Z PF15Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転者の意思に応じたドライバ要求トル
    クを表すドライバ要求トルク信号と、駆動力演算コント
    ローラが求めた目標エンジントルクを表す目標エンジン
    トルク信号とのうちの一方を、駆動力制御要求信号に応
    じて選択し、その選択された信号に基づいてエンジント
    ルクを制御するようになっている車両用駆動力制御装置
    において、 前記駆動力演算コントローラは、駆動力制御の非実行時
    に、前記目標エンジントルク信号として、前記ドライバ
    要求トルク信号を出力するようになっていることを特徴
    とする車両用駆動力制御装置。
  2. 【請求項2】 運転者のアクセル操作に応じたドライバ
    要求トルクを検出しドライバ要求トルク信号を生成する
    ドライバ要求トルク信号生成手段と、車輪のスリップ状
    態に応じて目標エンジントルクを求めその目標エンジン
    トルクを表す目標エンジントルク信号を生成する目標エ
    ンジントルク信号生成手段と、前記スリップ状態に応じ
    て駆動力制御を実行するか否かを判断しその結果を表す
    駆動力制御要求信号を生成する駆動力制御要求信号生成
    手段と、前記駆動力制御要求信号に応じて前記ドライバ
    要求トルク信号と前記目標エンジントルク信号とのうち
    の一方を選択する信号選択手段と、この信号選択手段に
    よって選択された信号に基づいてエンジントルクを制御
    するエンジントルク制御手段と、を備えた車両用駆動力
    制御装置において、 前記目標エンジントルク信号生成手段は、前記駆動力制
    御要求信号生成手段が前記駆動力制御を実行しないと判
    断しているときに、前記目標エンジントルク信号とし
    て、前記ドライバ要求トルク信号を出力するようになっ
    ていることを特徴とする車両用駆動力制御装置。
  3. 【請求項3】 前記目標エンジントルクは、車輪のスリ
    ップ状態を制御するための目標エンジントルクと、車両
    姿勢を制御するための目標エンジントルクとの両方を統
    合した値となっている請求項1又は請求項2記載の車両
    用駆動力制御装置。
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