JP2000209605A - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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JP2000209605A
JP2000209605A JP11009320A JP932099A JP2000209605A JP 2000209605 A JP2000209605 A JP 2000209605A JP 11009320 A JP11009320 A JP 11009320A JP 932099 A JP932099 A JP 932099A JP 2000209605 A JP2000209605 A JP 2000209605A
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color
circuit
signal
signals
matrix
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Akihiko Mochida
明彦 望田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 術者が手動で色調補正を行うことなく、被写
体の色調に応じて自動的に適切な色再現を得ることが出
来る映像信号処理装置を提供する。 【解決手段】 生体内部を観察する内視鏡に装着され、
CCDを内蔵したテレビカメラヘッドからの出力信号が
CCU内のRGBマトリクス回路等で色信号が生成さ
れ、この色信号は検波回路により1フィールドの平均値
の信号が生成されると共に、ホワイトバランス回路に入
力されてホワイトバランスした色信号Rin,Gin,Bin
が生成され、被写体の色調を良く反映し、検波回路から
出力される信号Raveはマトリクス係数設定回路45の
比較回路47により判別用の値Vsと比較され、その比
較結果に対応したマトリクス係数がROM48からマト
リクス回路38に入力され、比較結果に対応したマトリ
クス係数でマトリクス回路38は被写体の色調に応じて
自動的に適切な色再現のための色補正を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビモニタに出
力される映像信号を形成する複数の色信号に対する色補
正手段を備えた映像信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内視鏡を用いた診断・検査におい
ては、分野に応じて対象とする被写体が異なる。例え
ば、外科手術においては、被写体は内部臓器であり、比
較的マゼンタ色の多い被写体となる。一方、耳鼻科等の
分野においては、術中において比較的出血などが発生す
る場合が多く、被写体が真っ赤になる場合が多い。従来
においては、この両者を同一の設定の内視鏡装置で対応
していた。この場合の先行例例として、特願平9−12
2604号がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、被写体の色が
異なっているため、分野によっては、術者の思い通りの
色再現が得られない場合があった。この場合、装置のフ
ロントパネルなどに設けられた色調補正スイッチを調整
することにより対応していた。しかし、術者が手動で調
整することは煩わしかった。
【0004】(発明の目的)本発明は、上述した点に鑑
みてなされたもので、術者が手動で色調補正を行うこと
なく、被写体の色調に応じて自動的に適切な色再現を得
ることが出来る映像信号処理装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】複数の色信号が入力さ
れ、該色信号の信号レベルを調整することにより、表示
手段に表示される画像の色状態を補正する色補正手段を
有する映像信号処理装置において、前記複数の色信号の
うちの少なくとも1つの信号の平均値を算出する検波手
段と、該検波手段の出力に基づいて前記複数の色信号の
うち、少なくとも1つの色信号を自動的に補正する色補
正手段を設けることにより、被写体の色調に応じて術者
が手動で色調補正を行うことなく、自動的に適切な色再
現にする色補正を行うことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図5は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態を備えた内
視鏡装置の構成を示し、図2は検波回路の構成を示し、
図3はホワイトバランス係数設定回路の構成を示し、図
4はマトリクス係数設定回路の構成を示し、図5はマト
リクス係数設定回路の作用を示す。
【0007】図1に示すように第1の実施の形態を備え
た内視鏡装置1は光学式の内視鏡2とこの内視鏡2に装
着され、撮像手段を内蔵したテレビカメラヘッド3と、
内視鏡2に照明光を供給する光源装置4と、テレビカメ
ラヘッド3の撮像手段に対する信号処理を行う本発明の
第1の実施の形態の映像信号処理装置としてのカメラコ
ントロールユニット(以下、CCUと略記する)5と、
このCCU5によって生成された標準的な映像信号をカ
ラー表示するテレビモニタ6とから構成される。
【0008】内視鏡2は細長の挿入部7と、この挿入部
7の後端に設けられた把持部(又は操作部)8と、この
把持部8の後端に設けられた接眼部9とを有する。挿入
部7内には照明光を伝送するライトガイド11が挿通さ
れ、このライトガイド11は把持部8に設けられたライ
トガイド口金12に接続されるライトガイドケーブル1
3を介して光源装置4に接続される。
【0009】光源装置4内には電源回路14から供給さ
れる電源により点灯するランプ15が収納され、このラ
ンプ15の白色光はレンズ16で集光されてライトガイ
ドケーブル13の入射端面に入射され、ライトガイド口
金12を経て内視鏡2内のライトガイド11に伝送さ
れ、挿入部7の先端部の照明窓に取り付けられたライト
ガイド先端面から出射され、患部等の被写体を照明す
る。
【0010】この先端部には照明窓に隣接して設けられ
た観察窓に取り付けた対物レンズ18が設けてあり、こ
の対物レンズ18により被写体の像は像伝送手段として
の例えばリレーレンズ系19によりその後端面側に伝送
され、さらに接眼部9に設けた接眼レンズ20により拡
大して観察することができる。
【0011】この接眼部9に装着されるマウント部を設
けたテレビカメラヘッド3には接眼レンズ20に対向し
て結像レンズ22が配置され、その結像位置には撮像素
子として例えばCCD23が配置されている。
【0012】なお、このCCD23の撮像面にはモザイ
クフィルタ等の色分離フィルタ24が配置され、色分離
フィルタ24で色分離された像がCCD23の撮像面に
結像される。
【0013】このCCD23は信号線と接続され、この
信号線はテレビカメラヘッド3から延出されたカメラケ
ーブル25内を挿通され、その後端のコネクタ26がC
CU5に着脱自在で接続される。
【0014】そして、CCU5内のCCDドライバ31
からのCCDドライブ信号の印加により、CCD23で
光電変換されて蓄積された信号電荷が読み出されてプリ
アンプ32に入力され、ケーブル伝送での損失分を補償
するように増幅された後、プリプロセス回路33によっ
て前処理される。
【0015】例えばCDS(相関二重サンプリング)
や、S/H(サンプル・ホールド)処理等の前処理がさ
れた後、A/D変換器34により、アナログ信号からデ
ジタル信号に変換された後、輝度及び色信号に分離する
Y/C分離回路35に入力され、輝度信号Yと色信号C
としての例えば2つの色差信号Cr及びCbとに分離さ
れる。
【0016】これらデジタルの輝度信号Yと色差信号C
r及びCbはこれらの信号からRGB信号に変換するR
GBマトリクス回路36に入力され、デジタルのRGB
信号に変換された後、ホワイトバランス回路37に入力
される。
【0017】つまり、デジタルの輝度信号Yと色差信号
Cr及びCbは以下のように変換マトリクスAにより、
デジタルの赤、緑、青の色信号としてのRGB信号(3
原色信号)に変換される。
【0018】
【数1】 デジタルのRGB信号はホワイトバランス回路37によ
り、ホワイトバランス調整された後、マトリクス回路3
8に入力されて、色補正された後、D/A変換器39に
入力され、デジタル信号からアナログ信号に変換され、
さらにポストプロセス回路40において標準的な映像信
号に変換された後、テレビモニタ6に出力される。
【0019】また、RGBマトリクス回路36から出力
されるデジタルのRGB信号は検波回路41に入力さ
れ、それぞれが画像の平均値を算出する検波が行われ
る。この検波回路41の構成を図2に示す。つまり、
R,G,Gの各色信号はそれぞれ1フィールド平均値演
算回路42R,42G,42Bにそれぞれ入力され、そ
れぞれ1フィールド分の信号が累積加算された後全体の
画素数で除算する演算が行われてそれぞれ平均値の信号
Rave、Gave、Baveが出力される。なお、1フィール
ド分での平均値に限らず、1フレーム分の平均値を算出
するのもでも良い。
【0020】これらの平均値の信号Rave、Gave、Bav
eは図1に示すようにホワイトバランス係数設定回路
(図1ではW/B係数設定と略記)43に入力され、ま
た被写体の色調状態を最もよく反映する赤成分の色信号
の平均値の信号Raveがマトリクス係数設定回路45に
入力される。
【0021】図3はホワイトバランス係数設定回路43
の構成を示す。信号Rave、Gaveと、信号Gave、Bave
とはそれぞれ割算回路44a、44bに入力され、それ
ぞれGaveをRave及びBaveの信号で割算を行い、Gave
/RaveとGave/Baveの信号値を生成し、該Gave/R
aveとGave/Baveの信号値をホワイトバランス調整係
数としてホワイトバランス回路37に出力する。
【0022】ホワイトバランス回路37ではRGBマト
リクス回路36から出力されるRGB信号において、例
えばそのR,Bの信号に対しては乗算回路46a,46
bにより、割算回路44a、44bから出力されるGav
e/RaveとGave/Baveの値との乗算を行った信号をホ
ワイトバランス調整した調整済みのRin,Gin,Bin信
号を生成し、マトリクス回路39への入力信号とする。
【0023】また、検波回路41の出力信号が入力され
るマトリクス係数設定回路45は図4に示すように平均
値の信号Raveと判別用の値(基準値)Vsとの比較回
路を有し、この比較結果に応じてマトリクス係数記憶手
段としての例えばリードオンリメモリ(ROMと略記)
47から読み出したマトリクス係数をマトリクス回路3
8に出力する。
【0024】本実施の形態ではこのROM47には平均
値の信号Raveが判別用の値Vsより大きい場合と小さ
い場合とで異なる色補正を行うマトリクス係数の値を格
納している。
【0025】そして、マトリクス回路38では平均値の
信号Raveが判別用の値Vsより大きい場合と小さい場
合とで異なるマトリクス係数により、自動的に色補正し
た色補正済みのRmtx,Gmtx,Bmtx信号を生成し、D
/A変換器39を経てポストプロセス回路40に出力す
る。
【0026】つまり、本実施の形態ではCCD23で撮
像された信号から複数の色信号を生成し、それらの色信
号における被写体の色調を最も良く表すある1つの色信
号の平均値を予め設定した判別用の値と比較し、その比
較結果よりその比較結果に対応して設けられたマトリク
ス係数を読み出し、そのマトリクス係数を用いて色補正
手段で色補正を行う構成にして、被写体の色調に応じて
その色調に最適な色再現を行うように色補正するように
している。
【0027】具体的には、信号Rave>Vsに該当しな
い場合(つまりRave≦Vsの場合)には、マトリクス
回路39は下記の演算を行う。
【0028】
【数2】 つまり、赤成分が多くない被写体の場合には、マトリク
ス係数設定回路45はそのままの色調となるようなマト
リクス係数Mを出力する。
【0029】逆に、Rave>Vsの場合には、被写体の
赤成分が多い状況であるため、マトリクス回路39にて
RGB信号の赤成分を抑えるように色補正する。この場
合は、下記の演算を行う。
【0030】
【数3】 つまり、赤成分が多い被写体の場合には、マトリクス係
数設定回路45はその赤成分を抑制するような色補正を
行うようなマトリクス係数Mを出力する。
【0031】次に、本実施の形態の作用を説明する。本
内視鏡装置1により、例えば患者の腹部内部の臓器或い
は耳鼻を被写体として観察する場合で説明する。
【0032】内視鏡2の挿入部7を腹部内或いは耳鼻内
に挿入して臓器或いは耳鼻を観察する。すると、光源装
置4による照明の下でCCD23により撮像された信号
がプリアンプ32で増幅され、プリプロセス回路33で
前処理された後、A/D変換器34でデジタル信号に変
換されてY/C分離回路35に入力され、輝度信号Yと
色信号Cとしての色差信号Cr、Cbとに分離される。
【0033】輝度信号Yと色差信号Cr、CbとはRG
Bマトリクス回路36に入力され、RGB信号に変換さ
れる。
【0034】このRGB信号は検波回路41により、そ
れぞれR,G,Bの色信号の1フィールドの平均値の信
号Rave、Gave、Baveが算出され、ホワイトバランス
係数設定回路43に入力されて、例えば信号Gaveを基
準の信号としてこれに対して他の2つの信号の大きさ
が、信号Gaveを信号Rave、Baveで割り算した値Gave
/Rave、Gave/Baveで求められ、これらの値がホワ
イトバランス回路37に入力されてそれぞれR,G,B
の色信号と掛け算されてホワイトバランス調整された信
号Rin、Gin、Binとなり、色補正を行うマトリクス回
路38に入力される。
【0035】また検波回路41から出力される1フィー
ルドの平均値の信号Raveはマトリクス係数設定回路4
5に入力され、平均値の信号Raveが判別用の値Vsよ
り大きい場合と小さい場合とで異なるマトリクス係数に
より、自動的に色補正した色補正済みの信号Rmtx,Gm
tx,Bmtxを生成する。
【0036】そして、D/A変換器39を経てポストプ
ロセス回路40に出力し、標準的な映像信号に変換して
テレビモニタ6でCCD23で撮像された被写体像をカ
ラー表示する。
【0037】上記マトリクス係数設定回路45による色
補正の処理を図5に示す。ステップS1に示すように入
力される信号Raveは比較回路47により判別用の値V
sと比較されてこの値より大きいか否かが判別され、R
ave>Vsに該当しない場合にはステップS2に示すよ
うに実質的には色補正を行わないマトリクス係数MがR
OM48から読み出されてマトリクス回路38に出力さ
れる。そして、(2)式のようにマトリクス処理で色補
正を行う(この場合には、実質的に色補正は行わな
い)。
【0038】つまり、被写体は赤成分が多くないと判断
されて、ホワイトバランス調整された信号Rin、Gin、
Binはマトリクス回路38により色補正が行われない
で、そのままの信号Rin、Gin、Binが補正された色信
号Rmtx,Gmtx,Bmtxとして出力される。
【0039】一方、ステップS1の判断処理により、R
ave>Vsに該当する場合にはステップS3に示すよう
に赤成分を抑制する色補正を行うトリクス係数MがRO
M48から読み出されてマトリクス回路38に出力され
る。そして、(3)式のようにマトリクス処理で色補正
を行う。
【0040】従って、被写体の赤成分が多い場合には赤
成分が抑えられ、耳鼻科に使用した場合における出血時
の色再現を改善できるし、出血が伴わない体腔内臓器等
を観察する場合には色補正せずに出力されるため、やは
りその場合にも適切な色再現ができれる。
【0041】従って、本実施の形態によれば、被写体の
赤成分が判別用の値より大きいか否かを判断して、その
判断結果に応じて自動的に被写体の色調に適した色補正
を行う色補正手段(色補正が不要な色調の場合には色補
正を行わない場合も含む)を設けているので、術者は使
用する環境に応じてマニュアルで色補正を行う煩わしい
作業を不要にできる。
【0042】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を説明する。本実施の形態の構成は第1の実
施の形態とマトリクス係数設定回路45の構成を除いて
同様であるため、その説明を省略する。
【0043】本実施の形態のマトリクス係数設定回路は
図4のマトリクス係数設定回路45において、比較回路
47の前段に割り算回路を設け、信号Raveを信号Gave
で割り算したレベル比kを求め、このレベル比kを比較
回路47に入力する構成にしたものである。
【0044】従って、第1の実施の形態とはこのマトリ
クス係数設定回路による作用が異なるのみであり、この
マトリクス係数設定回路による作用を図6を参照して説
明する。
【0045】検波回路41から出力される信号Raveと
信号Gavはマトリックス係数設定回路に入力され、ステ
ップS11に示すようにレベル比k=Rave/Gaveが求
められる。そして、このレベル比kステップS12に示
すように比較回路47により判別用の値Vsと比較され
る。
【0046】この比較の結果がk<Vsに該当しない場
合は、ステップS13に示すような前記式(2)の演算
を行うようなマトリクス係数Mが読み出され、逆に、k
>Vsに該当する場合には、前記式(3)の演算を行う
ようにマトリクス係数に設定される。
【0047】本実施の形態によれば、信号RaveとGave
の2色の情報を用いてマトリクス係数の切り替え設定を
行うようにしているので、第1の実施の形態よりも、よ
り適切に被写体の色調を判断できる。
【0048】例えば、赤成分が多い患部を異なる距離で
観察(撮像)した場合には、その赤成分に対応する信号
Raveのレベルが異なり、第1の実施の形態では距離に
より、色補正が変動する場合可能性があるが、第2の実
施の形態ではそのような変動を少なくできる。従ってそ
の判断結果によるマトリクス係数の切り替え設定によっ
て、より適切な色補正を行うことができる。
【0049】本実施の形態も、被写体の観察(撮像)状
況が変化しても適切な色再現を行うような色補正を自動
的に行うので、従来行われていた術者による手動での色
調整が不要となり、術者の煩わしさを解消できる。
【0050】なお、上述した実施の形態では簡単化のた
めにある信号の大きさにより、2つの色補正を行う場合
で説明したが、例えば第2の実施の形態において、レベ
ル比kを複数の判別用値Vs1,Vs2(例えばVs1
>Vs2)と比較し、その比較結果(例えばk>Vs
1、Vs1≧k>Vs2、Vs2≧k)により3つの場
合に分けて色補正を変更するようにしても良い。また、
判別用値を3つ以上にしてさらに多くの場合に分けて色
補正を変更するようにしても良い。
【0051】なお、上述した各実施の形態では、内視鏡
2に撮像手段を備えたテレビカメラヘッド3を装着した
テレビカメラ外付け内視鏡の場合で説明したが、挿入部
の先端にCCD等の撮像素子を内蔵した電子内視鏡の場
合にも適用できることは明らかである。
【0052】[付記] 1.複数の色信号が入力され、該色信号の信号レベルを
調整することにより、表示手段に表示される画像の色状
態を補正する色補正手段を有する映像信号処理装置にお
いて、前記複数の色信号のうちの少なくとも1つの信号
の平均値を算出する検波手段と、該検波手段の出力に基
づいて前記複数の色信号のうち、少なくとも1つの色信
号を自動的に補正する色補正手段を備えたことを特徴と
する映像信号処理装置。
【0053】2.複数の色信号が入力され、該色信号の
信号レベルを調整することにより、表示手段に表示され
る画像の色状態を補正する色補正手段を有する映像信号
処理装置において、前記複数の色信号のうちの少なくと
も1つの信号の平均値を算出する検波手段と、該検波手
段の出力を基準値と比較する比較手段と、比較手段の出
力に基づいて前記色補正手段の演算係数を自動的に切り
替えることを特徴とする映像信号処理装置。
【0054】3.複数の色信号が入力され、該色信号の
信号レベルを調整することにより、表示手段に表示され
る画像の色状態を補正する色補正手段を有する映像信号
処理装置において、前記複数の色信号のうちの少なくと
も2つの信号の平均値を算出する検波手段と、該検波手
段の複数の出力のレベル比を求める演算手段と、該レベ
ル比を基準値と比較する比較手段と、該比較手段の出力
に基づいて前記色補正手段の演算係数を自動的に切り替
えることを特徴とする映像信号処理装置。
【0055】4.前記映像信号処理装置は、内視鏡の接
眼部に装着する撮像装置からの映像信号を入力する付記
1から3の映像信号処理装置。 5.前記映像信号処理装置は、内視鏡の挿入部先端に設
けた撮像素子からの信号を入力する付記1から3の映像
信号処理装置。 6.複数の色信号は赤、青、緑の色信号であることを特
徴とする付記1から5の映像信号処理装置。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の色信号が入力され、該色信号の信号レベルを調整す
ることにより、表示手段に表示される画像の色状態を補
正する色補正手段を有する映像信号処理装置において、
前記複数の色信号のうちの少なくとも1つの信号の平均
値を算出する検波手段と、該検波手段の出力に基づいて
前記複数の色信号のうち、少なくとも1つの色信号を自
動的に補正する色補正手段を設けているので、被写体の
色調に応じて術者が手動で色調補正を行うことなく、自
動的に適切な色再現にする色補正を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を備えた内視鏡装置
の全体構成図。
【図2】検波回路の構成を示すブロック図。
【図3】ホワイトバランス係数設定回路及びホワイトバ
ランス回路の構成を示すブロック図。
【図4】マトリクス係数設定回路の構成を示すブロック
図。
【図5】マトリクス係数設定回路による色補正の作用を
示すフローチャート図。
【図6】本発明の第2の実施の形態における色補正の作
用を示すフローチャート図。
【符号の説明】
1…内視鏡装置 2…内視鏡 3…テレビカメラヘッド 4…光源装置 5…CCU 6…テレビモニタ 7…挿入部 11…ライトガイド 15…ランプ 18…対物レンズ 19…リレーレンズ系 23…CCD 31…CCDドライバ 33…プリプロセス回路 36…RGBマトリクス回路 37…ホワイトバランス回路 38…マトリクス回路 40…ポストプロセス回路 41…検波回路 43…ホワイトバランス係数設定回路 45…マトリクス係数設定回路 47…比較回路 48…ROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C061 AA11 AA12 BB02 CC06 DD00 LL03 MM05 NN05 SS11 SS23 TT03 TT13 5C066 AA01 BA20 CA17 DD07 DD08 EA14 EB01 EE02 EE04 GA01 GA02 GA05 HA02 KA12 KD02 KD04 KD06 KE03 KE04 KE05 KE09 KE19 KE20 KM02 KM06 KM10

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の色信号が入力され、該色信号の信
    号レベルを調整することにより、表示手段に表示される
    画像の色状態を補正する色補正手段を有する映像信号処
    理装置において、 前記複数の色信号のうちの少なくとも1つの信号の平均
    値を算出する検波手段と、該検波手段の出力に基づいて
    前記複数の色信号のうち、少なくとも1つの色信号を自
    動的に補正する色補正手段を備えたことを特徴とする映
    像信号処理装置。
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