JP2000209176A - パケット通信システムおよび網側装置およびタイムスロット割当制御方法 - Google Patents
パケット通信システムおよび網側装置およびタイムスロット割当制御方法Info
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Abstract
際に各端末側装置のバッファの所要バッファ量を削減で
きるタイムスロット割当制御方法及びこれを実現するた
めの一対多媒体共有型通信システムを提供することであ
る。 【解決手段】 本発明のタイムスロット割当制御方法を
実現する一対多媒体共有型通信システムは、バッファ8
01とQueue長通知機能802と出力制御機能80
3を備える端末側装置800〜830と所要バッファ量
削減型タイムスロット割当制御機能141を備える網側
装置840から構成される。所要バッファ量削減型タイ
ムスロット割当制御機能141はQueue長通知機能
802から通知されるバッファ801のQueue長情
報を用いて、端末側装置800〜830のバッファ80
1のQueue長が各端末側装置800〜830間で極
力一定となるようにタイムスロットを割り当て、その結
果をバッファ801からのセル出力を制御する出力制御
回路803に通知する。
Description
して、複数の端末側装置が物理媒体を共有して接続され
るパケット通信システムにおいて、網側装置が各端末側
装置への入力トラヒックの変動に対して動的にタイムス
ロットを割り当てるパケット通信システムに関する。
することが期待されるシステムとして、1つの網側装置
に対して複数の端末側装置が物理媒体を共有して接続さ
れる媒体共有型一対多通信システムがある。このような
媒体共有型一対多通信システムの一例として、図8に端
末側装置数4の場合のATM−PON(Asynchronous Transf
er Mode−Passive Optical Network)システムを示
す。ATM−PONシステムは図8に示すように端末側装置8
00〜830が光分岐/合流器860を介して1つの網
側装置840と接続される。このようなATM−PONシステ
ムでは、網側装置840に接続された全ての端末側装置
800〜830によって共用される光分岐/合流器86
0−網側装置840間の伝送路(以降、共用伝送路と記
す)870上におけるデータ(以降、セルと記す)の衝
突を回避するために、各端末側装置800〜830は網
側装置840によって割り当てられるタイムスロットを
用いて網側装置840に対してセルを送信する。網側装
置840が各端末側装置800〜830に対して固定的
なタイムスロット割り当てを行うとInternetサービスの
ようにバースト性の強いBest Effortトラヒックを収容
する場合には、入力トラヒックの変動に関わらず一定量
のタイムスロットが割り当てられるため、共用伝送路8
70の伝送路容量を効率的に利用することができない。
そこで、共用伝送路870を効率的に利用するために、
網側装置840は各端末側装置800〜830へのトラ
ヒックの入力状況に応じて動的にタイムスロット割り当
てを変更することが求められる。
800〜830に対するタイムスロット割当を動的に変
更する従来技術が、例えば特開平10−242981号
公報「ダイナミックタイムスロット割り当てシステム」
に記載されている。図8を用いて、同公報に記載された
タイムスロット割当制御方式及びそれを実現するための
媒体共有型一対多通信システムについて説明する。
1からの入力セルを蓄積するバッファ801と、バッフ
ァ801の格納セル数(以下、Queue長という)を
モニタし、そのQueue長情報を網側装置840に通
知するQueue長通知機能802と、バッファ801
内のセルの出力を制御する出力制御機能803から構成
される。なお、端末側装置810、820、830も同
様の構成を持つものとする。また、網側装置840は各
端末側装置800〜830へのタイムスロット割り当て
を計算するQueue長比例タイムスロット割当制御機
能841を有する。端末側装置800〜830と網側装
置840は、端末側装置800〜830と光分岐/合流
器860とを接続する個別伝送路850〜853及び光
分岐/合流器860と網側装置840とを接続する共用
伝送路870によって接続されている。
により端末側装置800〜830から網側装置840へ
のセル転送が行われる。端末880、881から入力さ
れたセルはバッファ801に蓄積された後、出力制御機
能803によって網側装置840に転送される。出力制
御機能803は、網側装置840のQueue長比例タ
イムスロット割当制御機能841によって割り当てられ
たタイムスロットを用いて、網側装置840に対してセ
ルを出力する。また、バッファ801のQueue長は
Queue長通知機能802によってモニタされてお
り、そのQueue長情報はQueue長通知機能80
2によって網側装置840に通知される。端末側装置8
00〜830から出力されたセル及びバッファ801の
Queue長情報は個別伝送路850〜853、光分岐
/合流器860、共用伝送路870を経由して、網側装
置840のQueue長比例タイムスロット割当制御機
能841に入力される。
スロット割当制御機能841はQueue長通知機能8
02から通知されるバッファ801のQueue長情報
を基に、その比に応じて各端末側装置800〜830に
対してタイムスロットを割り当てる。そして、割り当て
たタイムスロットに関する情報を制御信号890によっ
て各端末側装置800〜830へ通知する。
バッファ801のQueue長がそれぞれ20、50、
40、10であり、各端末側装置800〜830に対し
て割り当てる総タイムスロット数が60である場合にお
けるタイムスロット割り当てについて、図9を用いて説
明する。図9には、各端末側装置800〜830のバッ
ファ801のQueue長と割り当てられたタイムスロ
ット数を示している。この場合、Queue長比例タイ
ムスロット割当制御回路841は各端末側装置800〜
830のバッファ801のQueue長比20:50:
40:10にしたがって、総タイムスロット数60を各
端末側装置800〜830に対して割り当てる。したが
って、各端末側装置800〜830に対して割り当てら
れるタイムスロット数は、それぞれ10、25、20、
5となる。
Queue長に比例してタイムスロットを割り当てる従
来のタイムスロット割当制御方式では、各端末側装置8
00〜830へのトラヒックの入力状況に基づいたタイ
ムスロット割当となるため、共用伝送路870の伝送路
容量を効率的に利用することができる。
スロット割り当て変更の際に各端末側装置に対して割り
当てる総タイムスロットを、各端末側装置のバッファの
Queue長に比例して割り当てる。したがって、Qu
eue長が小さいバッファを有する端末側装置に対して
もタイムスロットが割り当てられることにより、Que
ue長が大きいバッファを有する端末側装置に対して十
分なタイムスロットが割り当てられない。その結果、Q
ueue長が大きいバッファのQueue長が増加する
ことにより、ある一定のセルロス率を満たすための所要
バッファ量が増大するという問題がある。
当て方法では、Queue長から割り当てたタイムスロ
ット数を差し引いた値の比がQueue長比となるた
め、定常状態においても各端末側装置間のQueue長
のばらつきが大きい。所要バッファ量は全端末側装置の
バッファの中で一番大きいQueue長によって決定さ
れるため、各端末側装置間のQueue長のばらつきが
大きいほど、その所要バッファ量が大きくなる。
当制御の際に各端末側装置のバッファの所要バッファ量
を低減できるタイムスロット割当制御方式及びこれを実
現するための一対多媒体共有型通信システムを提供する
ことにある。
通信システムは、複数の端末側装置と網側装置が物理媒
体を共有して接続され、前記網側装置が少なくとも1つ
の前記端末側装置にタイムスロットを割り当て、前記端
末側装置が割り当てられた前記タイムスロットを用いて
物理媒体にパケットを転送するパケット通信システムに
おいて、前記端末側装置が、接続される複数の端末から
入力されるパケットを格納するバッファ手段と、前記バ
ッファ手段に現在格納されているパケット数をモニタ
し、前記パケット数の情報を前記網側装置に通知するパ
ケット数通知手段を有し、前記網側装置が、前記端末側
装置のパケット数通知手段からの格納パケット数情報に
基づいて、各々の前記端末側装置にタイムスロットを割
り当てるタイムスロット割当制御手段を有し、前記タイ
ムスロット割当制御手段が、前記端末側装置の格納パケ
ット数から各々に割り当てたタイムスロット数を差し引
いた値が前記端末側装置間で極力一定になるように、タ
イムスロットを割り当てることを特徴。
複数の端末側装置と網側装置が物理媒体を共有して接続
され、前記網側装置が少なくとも1つの前記端末側装置
にタイムスロットを割り当て、前記端末側装置が割り当
てられた前記タイムスロットを用いて物理媒体にパケッ
トを転送するパケット通信システムにおいて、前記端末
側装置が、接続される複数の端末から入力されるパケッ
トを格納するバッファ手段と、前記バッファ手段に現在
格納されているパケット数をモニタし、前記パケット数
の情報を前記網側装置に通知するパケット数通知手段を
有し、前記網側装置が、前記端末側装置のパケット数通
知手段からの格納パケット数情報に基づいて、各々の前
記端末側装置にタイムスロットを割り当てるタイムスロ
ット割当制御手段を有し、前記タイムスロット割当制御
手段が、前記端末側装置の格納パケット数から各々に割
り当てたタイムスロット数を差し引いた値の分散が最小
になるように、タイムスロットを割り当てることを特徴
とする。
複数の端末側装置と網側装置が物理媒体を共有して接続
され、前記網側装置が少なくとも1つの前記端末側装置
にタイムスロットを割り当て、前記端末側装置が割り当
てられた前記タイムスロットを用いて物理媒体にパケッ
トを転送するパケット通信システムにおいて、前記端末
側装置が、接続される複数の端末から入力されるパケッ
トを格納するバッファ手段と、前記バッファ手段に現在
格納されているパケット数をモニタし、前記パケット数
の情報を前記網側装置に通知するパケット数通知手段を
有し、前記網側装置が、前記端末側装置のパケット数通
知手段からの格納パケット数情報に基づいて、各々の前
記端末側装置にタイムスロットを割り当てるタイムスロ
ット割当制御手段を有し、前記タイムスロット割当制御
手段が、前記端末側装置に割り当てる総タイムスロット
数を複数のタイムスロット群に分割し、前記各々のタイ
ムスロット群において前記端末側装置の格納パケット数
から各々に割り当てたタイムスロット数を差し引いた値
が前記端末側装置間で極力一定になるようにタイムスロ
ットの割り当てを行い、前記各々のタイムスロットの割
り当てを前記端末側装置毎に加算して前記端末側装置の
割当タイムスロットを決定することを特徴とする。
複数の端末側装置と網側装置が物理媒体を共有して接続
され、前記網側装置が少なくとも1つの前記端末側装置
にタイムスロットを割り当て、前記端末側装置が割り当
てられた前記タイムスロットを用いて物理媒体にパケッ
トを転送するパケット通信システムにおいて、前記端末
側装置が、接続される複数の端末から入力されるパケッ
トを格納するバッファ手段と、前記バッファ手段に現在
格納されているパケット数をモニタし、前記パケット数
の情報を前記網側装置に通知するパケット数通知手段を
有し、前記網側装置が、前記端末側装置のパケット数通
知手段からの格納パケット数情報に基づいて、各々の前
記端末側装置にタイムスロットを割り当てるタイムスロ
ット割当制御手段を有し、前記タイムスロット割当制御
手段が、前記端末側装置に割り当てる総タイムスロット
数を複数のタイムスロット群に分割し、前記各々のタイ
ムスロット群において前記端末側装置の格納パケット数
から各々に割り当てたタイムスロット数を差し引いた値
の分散が最小になるように、タイムスロットを割り当割
り当てを行い、前記各々のタイムスロットの割り当てを
前記端末側装置毎に加算して前記端末側装置の割当タイ
ムスロットを決定することを特徴とする。
複数の端末側装置と網側装置が物理媒体を共有して接続
され、前記網側装置が少なくとも1つの前記端末側装置
にタイムスロットを割り当て、前記端末側装置が割り当
てられた前記タイムスロットを用いて物理媒体にパケッ
トを転送するパケット通信システムにおいて、前記端末
側装置が、接続される複数の端末から入力されるパケッ
トを格納するバッファ手段と、前記バッファ手段に現在
格納されているパケット数をモニタし、前記パケット数
の情報を前記網側装置に通知するパケット数通知手段を
有し、前記網側装置が、前記端末側装置のパケット数通
知手段からの格納パケット数情報に基づいて、各々の前
記端末側装置にタイムスロットを割り当てるタイムスロ
ット割当制御手段を有し、前記タイムスロット割当制御
手段が、前記端末側装置に割り当てる総タイムスロット
数を複数のタイムスロット群に分割し、前記タイムスロ
ット群の中の1部のタイムスロット群においては前記端
末側装置の格納パケット数から各々に割り当てたタイム
スロット数を差し引いた値が前記端末側装置間で極力一
定になるようにタイムスロットの割り当てを行い、前記
タイムスロット群の中の他のタイムスロット群において
は前記端末側装置の格納パケット数から各々に割り当て
たタイムスロット数を差し引いた値の分散が最小になる
ように、タイムスロットを割り当割り当てを行い、前記
タイムスロットの割り当てを前記端末側装置毎に加算し
て前記端末側装置の割当タイムスロットを決定すること
を特徴とする。
前記タイムスロット割当制御手段において、タイムスロ
ットを割り当てる際に、格納パケット数の多い端末側装
置から順にタイムスロットを割り当てることを特徴とす
る。
前記タイムスロット割当制御手段において、タイムスロ
ットを割り当てる際に、タイムスロットを割り当てる対
象とする端末装置を一部に限定することを特徴とする。
前記タイムスロット割当制御手段が割当対象端末側装置
を一部の端末側装置に限定する際に、予め設定された閾
値を超えてパケットを格納している端末側装置を選択す
ることを特徴とする。
前記タイムスロット割当制御手段が割当対象端末側装置
を一部の端末側装置に限定する際に、格納パケット数が
多い順に予め決められた台数の端末側装置を選択するこ
とを特徴とする。
は、前記タイムスロット割当制御手段が割当対象端末側
装置を一部の端末側装置に限定する際に、予め設定され
た閾値を超えてパケットを格納している端末側装置の中
で、格納パケット数が多い順に予め決められた台数の端
末側装置を選択することを特徴とする。
は、前記タイムスロット割当制御手段が割当対象端末側
装置を一部の端末側装置に限定する際に、格納パケット
数が多い順に予め決められた台数の端末側装置の中で、
予め設定された閾値を超えてパケットを保有している端
末側装置を選択することを特徴とする。
は、前記パケットが非同期転送モードで使用されるセル
であることを特徴とする。
から通知される格納パケット数情報を管理し、前記各端
末側装置から新たな格納パケット数情報が通知される
と、管理している格納パケット数情報を更新する格納パ
ケット数管理テーブルと、タイムスロット割り当てを変
更するタイミングになると、前記格納パケット数管理テ
ーブルを参照して全ての前記端末側装置の格納パケット
数情報を入手し、入手した格納パケット数情報を基に割
当対象端末側装置を限定する割当対象端末側装置決定回
路と、前記割当対象端末側装置決定回路からの割当対象
端末側装置の情報を受信すると、前記格納パケット数管
理テーブルを参照して割当対象端末側装置の格納パケッ
ト数情報を入手し、入手した格納パケット数情報を基
に、割当対象端末側装置に対してタイムスロットを割り
当てるとともに、割り当てたタイムスロットに関する情
報を端末側装置に対して通知するタイムスロット割当制
御回路とを有することを特徴とする。
象端末側装置決定回路が割当対象端末側装置を一部の端
末側装置に限定する際に、予め設定された閾値を超えて
パケットを格納している端末側装置を選択することを特
徴とする。
象端末側装置決定回路が割当対象端末側装置を一部の端
末側装置に限定する際に、格納パケット数が多い順に予
め決められた台数の端末側装置を選択することを特徴と
する。
象端末側装置決定回路が割当対象端末側装置を一部の端
末側装置に限定する際に、予め設定された閾値を超えて
パケットを格納している端末側装置の中で、格納パケッ
ト数が多い順に予め決められた台数の端末側装置を選択
することを特徴とする。
象端末側装置決定回路が割当対象端末側装置を一部の端
末側装置に限定する際に、格納パケット数が多い順に予
め決められた台数の端末側装置の中で、予め設定された
閾値を超えてパケットを保有している端末側装置を選択
することを特徴とする。
スロット割当制御回路が、前記端末側装置の格納パケッ
ト数から各々に割り当てたタイムスロット数を差し引い
た値が前記端末側装置間で極力一定になるように、タイ
ムスロットを割り当てることを特徴とする。
スロット割当制御回路が、前記端末側装置の格納パケッ
ト数から各々に割り当てたタイムスロット数を差し引い
た値の分散が最小になるように、タイムスロットを割り
当てることを特徴とする。
スロット割当制御回路が、前記端末側装置に割り当てる
総タイムスロット数を複数のタイムスロット群に分割
し、前記各々のタイムスロット群において前記端末側装
置の格納パケット数から各々に割り当てたタイムスロッ
ト数を差し引いた値が前記端末側装置間で極力一定にな
るようにタイムスロットの割り当てを行い、前記各々の
タイムスロットの割り当てを前記端末側装置毎に加算し
て前記端末側装置の割当タイムスロットを決定すること
を特徴とする。
スロット割当制御回路が、前記端末側装置に割り当てる
総タイムスロット数を複数のタイムスロット群に分割
し、前記各々のタイムスロット群において前記端末側装
置の格納パケット数から各々に割り当てたタイムスロッ
ト数を差し引いた値の分散が最小になるように、タイム
スロットの割り当てを行い、前記各々のタイムスロット
の割り当てを前記端末側装置毎に加算して前記端末側装
置の割当タイムスロットを決定することを特徴とする。
スロット割当制御回路が、前記端末側装置に割り当てる
総タイムスロット数を複数のタイムスロット群に分割
し、前記タイムスロット群の中の少なくとも1つのタイ
ムスロット群においては前記端末側装置の格納パケット
数から各々に割り当てたタイムスロット数を差し引いた
値が前記端末側装置間で極力一定になるようにタイムス
ロットの割り当てを行い、前記タイムスロット群の中の
他のタイムスロット群においては前記端末側装置の格納
パケット数から各々に割り当てたタイムスロット数を差
し引いた値の分散が最小になるように、タイムスロット
を割り当割り当てを行い、前記タイムスロットの割り当
てを前記端末側装置毎に加算して前記端末側装置の割当
タイムスロットを決定することを特徴とする。
スロット割当制御回路が、タイムスロットを割り当てる
際に、格納パケット数の多い端末側装置から順にタイム
スロットを割り当てることを特徴とする。
装置に割り当てる総タイムスロット数を複数のタイムス
ロット群に分割して管理するタイムスロット群決定回路
と、複数の前記タイムスロット割当制御回路からタイム
スロットの割り当て結果を入手し、各々の割り当て結果
を加算し、加算した結果を前記各端末側装置に通知する
加算回路とを有することを特徴とする。
トが非同期転送モードで使用されるセルであることを特
徴とする。
方法は、複数の端末側装置と網側装置が物理媒体を共有
して接続され、前記網側装置が前記端末側装置に割り当
てるタイムスロット数を決定するタイムスロット割当制
御方法において、前記端末側装置が端末側装置の格納パ
ケット数を求め、前記網側装置が割り当てるタイムスロ
ット数を求め、前記格納パケット数から前記各々に割り
当てたタイムスロット数を差し引いた値が前記端末側装
置間で極力一定になるように、タイムスロットを割り当
てることを特徴とする。
方法は、複数の端末側装置と網側装置が物理媒体を共有
して接続され、前記網側装置が前記端末側装置に割り当
てるタイムスロット数を決定するタイムスロット割当制
御方法において、前記端末側装置が端末側装置の格納パ
ケット数を求め、前記網側装置が割り当てるタイムスロ
ット数を求め、前記格納パケット数から前記各々に割り
当てたタイムスロット数を差し引いた値の分散が最小に
なるように、タイムスロットを割り当てることを特徴と
する。
方法は、複数の端末側装置と網側装置が物理媒体を共有
して接続され、前記網側装置が前記端末側装置に割り当
てるタイムスロット数を決定するタイムスロット割当制
御方法において、前記端末側装置が端末側装置の格納パ
ケット数を求め、前記網側装置が割り当てる総タイムス
ロット数を求め、前記端末側装置に割り当てる総タイム
スロット数を複数のタイムスロット群に分割し、前記各
々のタイムスロット群において前記端末側装置の格納パ
ケット数から各々に割り当てたタイムスロット数を差し
引いた値が前記端末側装置間で極力一定になるようにタ
イムスロットの割り当てを行い、前記各々のタイムスロ
ットの割り当てを前記端末側装置毎に加算して前記端末
側装置の割当タイムスロットを決定することを特徴とす
る。
方法は、複数の端末側装置と網側装置が物理媒体を共有
して接続され、前記網側装置が前記端末側装置に割り当
てるタイムスロット数を決定するタイムスロット割当制
御方法において、前記端末側装置が端末側装置の格納パ
ケット数を求め、前記網側装置が割り当てる総タイムス
ロット数を求め、前記端末側装置に割り当てる総タイム
スロット数を複数のタイムスロット群に分割し、前記各
々のタイムスロット群において前記端末側装置の格納パ
ケット数から各々に割り当てたタイムスロット数を差し
引いた値の分散が最小になるように、タイムスロットを
割り当割り当てを行い、前記各々のタイムスロットの割
り当てを前記端末側装置毎に加算して前記端末側装置の
割当タイムスロットを決定することを特徴とする。
方法は、複数の端末側装置と網側装置が物理媒体を共有
して接続され、前記網側装置が前記端末側装置に割り当
てるタイムスロット数を決定するタイムスロット割当制
御方法において、前記端末側装置が端末側装置の格納パ
ケット数を求め、前記網側装置が割り当てる総タイムス
ロット数を求め、前記端末側装置に割り当てる総タイム
スロット数を複数のタイムスロット群に分割し、前記タ
イムスロット群の中の少なくとも1つのタイムスロット
群においては前記端末側装置の格納パケット数から各々
に割り当てたタイムスロット数を差し引いた値が前記端
末側装置間で極力一定になるようにタイムスロットの割
り当てを行い、前記タイムスロット群の中の他のタイム
スロット群においては前記端末側装置の格納パケット数
から各々に割り当てたタイムスロット数を差し引いた値
の分散が最小になるように、タイムスロットを割り当割
り当てを行い、前記タイムスロットの割り当てを前記端
末側装置毎に加算して前記端末側装置の割当タイムスロ
ットを決定することを特徴とする。
方法は、格納パケット数の多い端末側装置から順にタイ
ムスロットを割り当てることを特徴とする。
方法は、予め設定されたしきい値を超えてパケットを格
納している端末装置に前記パケットを割り当てる端末側
装置を限定することを特徴とする。
方法は、格納パケット数が多い順に予め決められた台数
の端末装置に前記パケットを割り当てる端末側装置を限
定することを特徴とする。
方法は、予め設定された閾値を超えてパケットを格納し
ている端末側装置の中で、格納パケット数が多い順に予
め決められた台数の端末側装置を前記パケットを割り当
てる端末側装置を限定することを特徴とする。
方法は、格納パケット数が多い順に予め決められた台数
の端末側装置の中で、予め設定された閾値を超えてパケ
ットを保有している端末側装置を前記パケットを割り当
てる端末側装置を限定することを特徴とする。
方法は、前記パケットが非同期転送モードで使用される
セルであることを特徴とする。
て図面を用いて詳細に説明する。
用いて説明する。
実現するパケット通信システムの一実施例を示す図であ
る。従来技術を説明した図8と同様の機能を有するもの
については同じ符号を用いている。本実施形態の媒体共
有型一対多通信システムでは、図8における網側装置8
40のQueue長比例タイムスロット割当制御機能8
41が、図1においては所要バッファ量削減型タイムス
ロット割当制御機能141に変更されている。
により端末側装置800〜830から網側装置840へ
のセル転送が行われる。端末側装置800〜830は従
来技術と同様に、端末880、881からのセルを網側
装置840の所要バッファ量削減型タイムスロット割当
制御機能141へと転送する。所要バッファ量削減型タ
イムスロット割当制御機能141はQueue長通知機
能802から通知されるバッファ801のQueue長
情報を基に各端末側装置800〜830に対してタイム
スロットを割り当て、制御信号890によって割り当て
たタイムスロット情報を各端末側装置800〜830へ
通知する。
制御機能141は、Queue長が長いバッファ801
を有する端末側装置800〜830に対して優先的にタ
イムスロットを割り当てることにより、各端末側装置8
00〜830のバッファ801の所要バッファ量を削減
する機能を有する。この機能を実現するための所要バッ
ファ量削減型タイムスロット割当制御機能141のタイ
ムスロット割当方法には、割り当て対象とする端末側装
置(以下、割当対象端末側装置と記す)800〜830
間でそれぞれのQueue長が極力一定、即ちQueu
e長の分散が最小になるようにタイムスロットを割り当
てる方法(以下、Queue長平均化方法と記す)と、
割当対象端末側装置800〜830間で均等にタイムス
ロットを割り当てる方法(以下、等分割当方法と記す)
と、従来技術で示したQueue長比例割当方法があ
る。なお、Queue長平均化割当方法を用いる場合に
は、全てのまたは一部の端末側装置800〜830を割
当対象端末側装置とし、等分割当方法及びQueue長
比例割当方法を用いる場合には、一部の端末側装置80
0〜830を割当対象端末側装置とする。以下に、所要
バッファ量削減型タイムスロット割当制御機能141が
上記の3方法を適用する場合のタイムスロット割り当て
について、図2〜5を用いて説明する。図2〜5は、図
9と同様に各端末側装置800〜830のバッファ80
1のQueue長と割り当てられたタイムスロット数を
示している。
30のバッファ801のQueue長がそれぞれ20、
50、40、10であり、各端末側装置800〜830
に対して割り当てる総タイムスロット数が60であると
仮定する。
用いて説明する。図2の例では、全ての端末側装置80
0〜830を割当対象端末側装置としている。図2で
は、所要バッファ量削減型タイムスロット割当制御機能
141は、はじめにQueue長が1番目に長いバッフ
ァ801を有する端末側装置810に対して、タイムス
ロットを10、割り当てる。次に、Queue長が1番
目と2番目に長いバッファ801を有する端末側装置8
10と820に対して、タイムスロットをそれぞれ20
ずつ割り当てる。さらに、Queue長が1番目、2番
目、3番目に長いバッファ801を有する端末側装置8
10、820、800に対してタイムスロットをそれぞ
れ4、3、3割り当てる。この時点で、割り当てたタイ
ムスロットの合計が総タイムスロット数60と等しくな
るので、割り当てを終了する。したがって、各端末側装
置800〜830に対して割り当てられるタイムスロッ
ト数は、それぞれ3、34、23、0となる。また、所
要バッファ量削減型タイムスロット割当制御機能141
が端末側装置800〜830の一部を割当対象端末側装
置としてQueue長平均化方法を用いる場合には、そ
の割当対象端末側装置800〜830のみに対して上記
の割り当て法が適用される。
スロット割当制御機能141がQueue長平均化方法
を用いる場合には、所要バッファ量削減型タイムスロッ
ト割当制御機能141が、割当対象端末側装置800〜
830の中でQueue長が長いものから順にタイムス
ロットを割り当てることにより、Queue長が長い割
当対象端末側装置800〜830のQueue長の増加
を抑えることができる。さらに、各割当対象端末側装置
800〜830間でそのQueue長が極力一定になる
ようにタイムスロットを割り当てることにより、各割当
対象端末側装置800〜830間のQueue長のばら
つきが小さくなるため、各バッファ801の所要バッフ
ァ量を削減することができる。
説明する。図3の例では、端末側装置810と820を
割当対象端末側装置とした場合を示している。この場合
には、総タイムスロット数60を割当対象端末側装置8
10、820に対して、それぞれ30ずつ割り当てる。
したがって、各端末側装置800〜830に対して割り
当てられるタイムスロット数は、それぞれ0、30、3
0、0となる。割当対象端末側装置を限定する方法に
は、Queue長が長い順にある個数までのバッファ8
01を有する端末側装置800〜830を割当対象端末
側装置とする方法や、Queue長が閾値を超えている
バッファ801を有する端末側装置800〜830を割
当対象端末側装置とする方法や、Queue長が閾値を
超えたバッファ801を有する端末側装置800〜83
0の中で、Queue長が長い順にある個数までのバッ
ファ801を有する端末側装置800〜830を割当対
象端末側装置とする方法がある。
スロット割当制御機能141が、割当対象端末側装置を
Queue長が長いバッファ801を有する端末側装置
800〜830に限定して、等分割当方法によりタイム
スロット割り当てを行う場合には、Queue長が長い
端末側装置800〜830に対してのみタイムスロット
が割り当てられることにより、Queue長が長い端末
側装置800〜830のQueue長の増加を抑えるこ
とができるため、所要バッファ量を削減することができ
る。
図4を用いて説明する。図4の例では、端末側装置81
0と820を割当対象端末側装置とした場合を示してい
る。この場合には、総タイムスロット数60を割当対象
端末側装置810、820に対して、そのQueue長
の比である50:40に応じて割り当てる。したがっ
て、割当対象端末側装置810、820に対して、3
4、26のタイムスロットが割り当てられ、各端末側装
置800〜830に対して割り当てられるタイムスロッ
ト数は、それぞれ0、34、26、0となる。割当対象
端末側装置を限定する方法としては、等分割当方法で説
明した3方法がある。
スロット割当制御機能141が、割当対象端末側装置を
Queue長が長いバッファ801を有する端末側装置
800〜830に限定して、Queue長比例割当方法
によりタイムスロット割り当てを行う場合には、等分割
当方法を用いる場合と同様の理由により、所要バッファ
量を削減することができる。
当てる総タイムスロット数を複数のタイムスロット群に
分割し、それぞれのタイムスロット群に対して本発明の
3つのタイムスロット割り当て方法を独立に適用するこ
とにより、各端末側装置800〜830に対して、バッ
ファ801の所要バッファ量を削減することや、最低限
のタイムスロット割り当てを保証することや、バッファ
801内でのセル遅延の分散を低減することなどを同時
に満たすことができる。
イムスロット割当制御機能141が、最低限のタイムス
ロット割り当ての保証と所要バッファ量の削減を目的と
する場合について、図5を用いて説明する。図5の例で
は、所要バッファ量削減型タイムスロット割当制御機能
141は最低限のタイムスロット割り当てを保証するた
めのタイムスロット群(以下、最低保証タイムスロット
群と記す)に対して等分割当方法を用いて、所要バッフ
ァ量を削減するためのタイムスロット群(以下、所要バ
ッファ量削減タイムスロット群と記す)に対してQue
ue長平均化方法を用いている。図5では、所要バッフ
ァ量削減型タイムスロット割当制御機能141は、総タ
イムスロット数60を最低保証タイムスロット群に対し
て12のタイムスロット、所要バッファ量削減タイムス
ロット群に対して48のタイムスロットに分割してい
る。また、Queue長等の条件については図2と同様
とし、全ての端末側装置800〜830を割当対象端末
側装置とする。この場合には、所要バッファ量削減型タ
イムスロット割当制御機能141は、最低保証タイムス
ロット群のタイムスロット数12を、各端末側装置80
0〜830に対してそれぞれ3ずつ割り当て、所要バッ
ファ量削減タイムスロット群のタイムスロット48を、
Queue長平均化方法にしたがって割り当てる。Qu
eue長平均化割当方法にしたがうと、各端末側装置8
00〜830に対して0、29、19、0のタイムスロ
ットが割り当てられる。その後、所要バッファ量削減型
タイムスロット割当制御機能141は、最低保証タイム
スロット群及び所要バッファ量削減タイムスロット群に
よって割り当てられるタイムスロットを、各端末側装置
800〜830について加算する。その結果、各端末側
装置800〜830に対して割り当てられるタイムスロ
ット数は、それぞれ3、32、22、3となる。
スロット割当制御機能141が、総タイムスロット数を
2つのタイムスロット群に分割する場合には、等分割当
方法を適用した最低保証タイムスロット群において、全
ての端末側装置800〜830に対して最低限のタイム
スロット割り当てを保証するとともに、Queue長平
均化方法を適用した所要バッファ量削減タイムスロット
群において、それぞれのQueue長を極力一定にする
ことによって所要バッファを削減することができる。
いて説明する。
割当制御方法を実現するための所要バッファ量削減型タ
イムスロット割当制御機能141の構成例について図6
を用いて説明する。
ロット割当制御機能141は、割当対象端末側装置決定
回路600と動的タイムスロット割当制御回路601と
Queue長管理テーブル602とから構成される。
イムスロット割り当てを変更するタイミングになると、
Queue長管理テーブル602を参照して、各端末側
装置800〜830のバッファ801のQueue長情
報を入手する。なお、Queue長管理テーブル602
には各端末側装置800〜830のバッファ801のQ
ueue長情報が管理されており、共用伝送路870か
ら新たなQueue長情報が入力されると、その内容が
更新される。各端末側装置800〜830のバッファ8
01のQueue長情報を入手した割当対象端末側装置
決定回路600は、そのQueue長情報を基に割当対
象端末側装置を決定し、割当対象端末側装置に関する情
報を動的タイムスロット割当制御回路601に通知す
る。割当対象端末側装置決定回路600からの通知を受
けた動的タイムスロット割当制御回路601は、Que
ue長管理テーブル602を参照して、各割当対象端末
側装置のQueue長情報を入手し、それを基に各割当
対象端末側装置に対してタイムスロットを割り当てる。
その後、制御信号890を用いて、端末側装置800〜
830に対して、割り当てたタイムスロットに関する情
報を通知する。ここで、動的タイムスロット割当制御回
路601は、第1の実施の形態で説明した等分割当方法
を実行する場合や、Queue長比例割当方法を実行す
る場合や、Queue長平均化方法を実行する場合があ
る。また、割当対象端末側装置決定回路600は、割当
対象端末側装置をQueue長が長い順にある個数まで
のバッファ801を有する端末側装置800〜830に
限定する場合と、Queue長が閾値を超えているバッ
ファ801を有する端末側装置800〜830に限定す
る場合と、Queue長が閾値を超えているバッファ8
01の中でQueue長が長い順にある個数までのバッ
ファ801を有する端末側装置800〜830に限定す
る場合がある。なお、割当対象端末側装置決定回路60
0は、動的タイムスロット割当制御回路601がQue
ue長平均化割当方法を実行する場合に限り、割当対象
端末側装置を全ての端末側装置800〜830とするこ
とがある。以上説明した構成により、所要バッファ量削
減型タイムスロット割当制御機能141は、第1の実施
の形態におけるタイムスロット割当制御方法を実現する
機能を有する。
いて説明する。
に、総タイムスロット数が複数のタイムスロット群に分
割され、それぞれのタイムスロット群に対して本発明の
タイムスロット割り当て方法が独立に適用される場合に
おける、所要バッファ量削減型タイムスロット割当制御
機能141の構成例について図7を用いて説明する。図
7の例は、最低保証タイムスロット群に対して等分割当
方法を用いて、所要バッファ量削減タイムスロット群に
対してQueue長平均化方法を用いる場合の所要バッ
ファ量削減型タイムスロット割当制御機能141の構成
例である。
ロット割当制御機能141は、タイムスロット群決定回
路700と、最低保証タイムスロット群用動的タイムス
ロット割当制御回路701と、所要バッファ量削減タイ
ムスロット群用動的タイムスロット割当制御回路702
と、加算回路703と、割当対象端末側装置決定回路6
00と、Queue長管理テーブル602とから構成さ
れる。最低保証タイムスロット群用動的タイムスロット
割当制御回路701と、所要バッファ量削減タイムスロ
ット群用動的タイムスロット割当制御回路702は、図
6における動的タイムスロット割当制御回路601と同
様の機能を有する。以下の説明では、図6との差分につ
いてのみ記述し、同一機能に関する記述は省略する。
ムスロット割り当てを変更するタイミングになると、総
タイムスロット数を最低保証タイムスロット群と共用伝
送路効率化タイムスロット群とに分割して管理する。こ
の分割法については、予め決められた分配比率に基づき
固定的に分割する場合と、Queue長管理テーブル6
02から参照する各端末側装置800〜830のバッフ
ァのQueue長情報やその他の情報に基づき動的に分
割する場合がある。その後、最低保証タイムスロット群
用動的タイムスロット割当制御回路701と所要バッフ
ァ量削減タイムスロット群用動的タイムスロット割当制
御回路702に対して、それぞれに対するタイムスロッ
ト数を通知する。通知を受けた最低保証タイムスロット
群用動的タイムスロット割当制御回路701及び所要バ
ッファ量削減タイムスロット群用動的タイムスロット割
当制御回路702は、Queue長管理テーブル602
から参照するQueue長情報を基に、割当対象端末側
装置決定回路600から通知される割当対象端末側装置
に対してタイムスロット割り当てを行い、その結果を加
算回路703に通知する。通知を受けた加算回路703
は、それぞれの結果を加算して、各端末側装置800〜
830に割り当てるタイムスロットを決定し、その情報
を各端末側装置800〜830に通知する。以上説明し
た構成により、所要バッファ量削減型タイムスロット割
当制御機能141は、総タイムスロット数を最低保証タ
イムスロット群と共用伝送路効率化タイムスロット群と
に分割して、それぞれのタイムスロット群に対して本発
明のタイムスロット割り当て方法を独立に適用したタイ
ムスロット割り当てを行うことができる。
ロット割り当て方式によると、端末側装置内のバッファ
の所要バッファ量を削減できるという効果がある。
法を用いる場合には、網側装置はQueue長が長いバ
ッファを有する割当対象端末側装置から順に、Queu
e長から割り当てたタイムスロット数を差し引いた値が
各割当対象端末側装置間で極力一定、即ちQueue長
の分散が最小になるようにタイムスロットを割り当て
る。これにより、Queue長が長いバッファを有する
端末側装置のQueue長の増加を抑えることができ、
更に、各端末側装置間のQueue長のばらつきを小さ
くすることができるため、各バッファの所要バッファ量
を削減することができる。
が長いバッファを有する端末側装置に限定する場合に
は、網側装置はQueue長が長いバッファを有する端
末側装置に対してのみタイムスロットを割り当てる。こ
れにより、Queue長が長いバッファを有する端末側
装置のQueue長の増加を抑えることができるため、
各バッファの所要バッファ量を削減することができる。
方式によると、各端末側装置に対して、バッファの所要
バッファ量の削減や、最低限のタイムスロット割り当て
の保証や、バッファ内におけるセル遅延の分散の低減な
どの目的を同時に満たすことができる。
ァ量削減型タイムスロット割当制御機能は、総タイムス
ロット数を複数のタイムスロット群に分割し、それぞれ
に本発明のタイムスロット割り当て方法を適用する。こ
こで、一部のタイムスロット群に対して、本発明の3方
法を用いることにより、各バッファの所要バッファ量を
削減することができる。また、他の一部のタイムスロッ
ト群に対して、本発明の等分割当方法やQueue長比
例割当方法を用いることにより、最低限のタイムスロッ
ト割り当てを保証することができる。また、最低限のタ
イムスロット割り当て保証により、各端末側装置がある
一定時間間隔以内でセルを出力することができるため、
バッファ内におけるセル遅延の分散を低減することがで
きる。
るためのパケット通信システムの構成図である。
場合のタイムスロット割り当て方法を示す図である。
当方法を用いた時のタイムスロット割り当て方法を示す
図である。
ue長比例割当方法を用いた時のタイムスロット割り当
て方法を示す図である。
ロット群に分割した場合のタイムスロット割り当て方法
を示す図である。
るための所要バッファ量削減型タイムスロット割当制御
機能の構成図である。
るための所要バッファ量削減型タイムスロット割当制御
機能の別の構成図である。
ための一対多媒体共有型通信システムの構成図である。
合のタイムスロット割り当て方法を示す図である。
機能 600 割当対象端末側装置決定回路 601 動的タイムスロット割当制御回路 603 Queue長管理テーブル 700 タイムスロット群決定回路 701 最低保証タイムスロット群用動的タイムスロッ
ト割当制御回路 702 所要バッファ量削減タイムスロット群用動的タ
イムスロット割当制御回路 703 加算回路 800 端末側装置 801 バッファ 802 Queue長通知機能 803 出力制御機能 840 網側装置 841 Queue長比例タイムスロット割当制御機能 853 個別伝送路 860 光分岐/合流器 870 共用伝送路 880,881 端末 890 制御信号
Claims (36)
- 【請求項1】複数の端末側装置と網側装置が物理媒体を
共有して接続され、前記網側装置が少なくとも1つの前
記端末側装置にタイムスロットを割り当て、前記端末側
装置が割り当てられた前記タイムスロットを用いて物理
媒体にパケットを転送するパケット通信システムにおい
て、前記端末側装置が、接続される複数の端末から入力
されるパケットを格納するバッファ手段と、前記バッフ
ァ手段に現在格納されているパケット数をモニタし、前
記パケット数の情報を前記網側装置に通知するパケット
数通知手段を有し、前記網側装置が、前記端末側装置の
パケット数通知手段からの格納パケット数情報に基づい
て、各々の前記端末側装置にタイムスロットを割り当て
るタイムスロット割当制御手段を有し、前記タイムスロ
ット割当制御手段が、前記端末側装置の格納パケット数
から各々に割り当てたタイムスロット数を差し引いた値
が所定の値に近づくように、タイムスロットを割り当て
ることを特徴とするパケット通信システム。 - 【請求項2】複数の端末側装置と網側装置が物理媒体を
共有して接続され、前記網側装置が少なくとも1つの前
記端末側装置にタイムスロットを割り当て、前記端末側
装置が割り当てられた前記タイムスロットを用いて物理
媒体にパケットを転送するパケット通信システムにおい
て、前記端末側装置が、接続される複数の端末から入力
されるパケットを格納するバッファ手段と、前記バッフ
ァ手段に現在格納されているパケット数をモニタし、前
記パケット数の情報を前記網側装置に通知するパケット
数通知手段を有し、前記網側装置が、前記端末側装置の
パケット数通知手段からの格納パケット数情報に基づい
て、各々の前記端末側装置にタイムスロットを割り当て
るタイムスロット割当制御手段を有し、前記タイムスロ
ット割当制御手段が、前記端末側装置の格納パケット数
から各々に割り当てたタイムスロット数を差し引いた値
の分散が最小になるように、タイムスロットを割り当て
ることを特徴とするパケット通信システム。 - 【請求項3】複数の端末側装置と網側装置が物理媒体を
共有して接続され、前記網側装置が少なくとも1つの前
記端末側装置にタイムスロットを割り当て、前記端末側
装置が割り当てられた前記タイムスロットを用いて物理
媒体にパケットを転送するパケット通信システムにおい
て、前記端末側装置が、接続される複数の端末から入力
されるパケットを格納するバッファ手段と、前記バッフ
ァ手段に現在格納されているパケット数をモニタし、前
記パケット数の情報を前記網側装置に通知するパケット
数通知手段を有し、前記網側装置が、前記端末側装置の
パケット数通知手段からの格納パケット数情報に基づい
て、各々の前記端末側装置にタイムスロットを割り当て
るタイムスロット割当制御手段を有し、前記タイムスロ
ット割当制御手段が、前記端末側装置に割り当てる総タ
イムスロット数を複数のタイムスロット群に分割し、前
記各々のタイムスロット群において前記端末側装置の格
納パケット数から各々に割り当てたタイムスロット数を
差し引いた値が所定の値に近づくようにタイムスロット
の割り当てを行い、前記各々のタイムスロットの割り当
てを前記端末側装置毎に加算して前記端末側装置の割当
タイムスロットを決定することを特徴とするパケット通
信システム。 - 【請求項4】複数の端末側装置と網側装置が物理媒体を
共有して接続され、前記網側装置が少なくとも1つの前
記端末側装置にタイムスロットを割り当て、前記端末側
装置が割り当てられた前記タイムスロットを用いて物理
媒体にパケットを転送するパケット通信システムにおい
て、前記端末側装置が、接続される複数の端末から入力
されるパケットを格納するバッファ手段と、前記バッフ
ァ手段に現在格納されているパケット数をモニタし、前
記パケット数の情報を前記網側装置に通知するパケット
数通知手段を有し、前記網側装置が、前記端末側装置の
パケット数通知手段からの格納パケット数情報に基づい
て、各々の前記端末側装置にタイムスロットを割り当て
るタイムスロット割当制御手段を有し、前記タイムスロ
ット割当制御手段が、前記端末側装置に割り当てる総タ
イムスロット数を複数のタイムスロット群に分割し、前
記各々のタイムスロット群において前記端末側装置の格
納パケット数から各々に割り当てたタイムスロット数を
差し引いた値の分散が最小になるように、タイムスロッ
トの割り当てを行い、前記各々のタイムスロットの割り
当てを前記端末側装置毎に加算して前記端末側装置の割
当タイムスロットを決定することを特徴とするパケット
通信システム。 - 【請求項5】複数の端末側装置と網側装置が物理媒体を
共有して接続され、前記網側装置が少なくとも1つの前
記端末側装置にタイムスロットを割り当て、前記端末側
装置が割り当てられた前記タイムスロットを用いて物理
媒体にパケットを転送するパケット通信システムにおい
て、前記端末側装置が、接続される複数の端末から入力
されるパケットを格納するバッファ手段と、前記バッフ
ァ手段に現在格納されているパケット数をモニタし、前
記パケット数の情報を前記網側装置に通知するパケット
数通知手段を有し、前記網側装置が、前記端末側装置の
パケット数通知手段からの格納パケット数情報に基づい
て、各々の前記端末側装置にタイムスロットを割り当て
るタイムスロット割当制御手段を有し、前記タイムスロ
ット割当制御手段が、前記端末側装置に割り当てる総タ
イムスロット数を複数のタイムスロット群に分割し、前
記タイムスロット群の中の少なくとも1つのタイムスロ
ット群においては前記端末側装置の格納パケット数から
各々に割り当てたタイムスロット数を差し引いた値が所
定の値に近づくようにタイムスロットの割り当てを行
い、前記タイムスロット群の中の他のタイムスロット群
においては前記端末側装置の格納パケット数から各々に
割り当てたタイムスロット数を差し引いた値の分散が最
小になるように、タイムスロットの割り当割り当てを行
い、前記各々のタイムスロットの割り当てを前記端末側
装置毎に加算して前記端末側装置の割当タイムスロット
を決定することを特徴とするパケット通信システム。 - 【請求項6】前記タイムスロット割当制御手段におい
て、タイムスロットを割り当てる際に、格納パケット数
の多い端末側装置から順にタイムスロットを割り当てる
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のパケ
ット通信システム。 - 【請求項7】前記タイムスロット割当制御手段におい
て、タイムスロットを割り当てる際に、タイムスロット
を割り当てる対象とする端末装置を一部に限定すること
を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のパケット
通信システム。 - 【請求項8】前記タイムスロット割当制御手段が割当対
象端末側装置を一部の端末側装置に限定する際に、予め
設定された閾値を超えてパケットを格納している端末側
装置を選択することを特徴とする請求項1〜7のいずれ
かに記載のパケット通信システム。 - 【請求項9】前記タイムスロット割当制御手段が割当対
象端末側装置を一部の端末側装置に限定する際に、格納
パケット数が多い順に予め決められた台数の端末側装置
を選択することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに
記載のパケット通信システム。 - 【請求項10】前記タイムスロット割当制御手段が割当
対象端末側装置を一部の端末側装置に限定する際に、予
め設定された閾値を超えてパケットを格納している端末
側装置の中で、格納パケット数が多い順に予め決められ
た台数の端末側装置を選択することを特徴とする請求項
1〜7のいずれかに記載のパケット通信システム。 - 【請求項11】前記タイムスロット割当制御手段が割当
対象端末側装置を一部の端末側装置に限定する際に、格
納パケット数が多い順に予め決められた台数の端末側装
置の中で、予め設定された閾値を超えてパケットを保有
している端末側装置を選択することを特徴とする請求項
1〜7のいずれかに記載のパケット通信システム。 - 【請求項12】前記パケットが非同期転送モードで使用
されるセルであることを特徴とする請求項1〜11のい
ずれかに記載のパケット通信システム。 - 【請求項13】複数の端末側装置から通知される格納パ
ケット数情報を管理し、前記各端末側装置から新たな格
納パケット数情報が通知されると、管理している格納パ
ケット数情報を更新する格納パケット数管理テーブル
と、 タイムスロット割り当てを変更するタイミングになる
と、前記格納パケット数管理テーブルを参照して前記各
端末側装置の格納パケット数情報を入手し、入手した格
納パケット数情報を基に割当対象端末側装置を限定する
割当対象端末側装置決定回路と、 前記割当対象端末側装置決定回路からの割当対象端末側
装置の情報を受信すると、前記格納パケット数管理テー
ブルを参照して割当対象端末側装置の格納パケット数情
報を入手し、入手した格納パケット数情報を基に、割当
対象端末側装置に対してタイムスロットを割り当てると
ともに、割り当てたタイムスロットに関する情報を端末
側装置に対して通知するタイムスロット割当制御回路と
を有することを特徴とする網側装置。 - 【請求項14】前記割当対象端末側装置決定回路が割当
対象端末側装置を一部の端末側装置に限定する際に、予
め設定された閾値を超えてパケットを格納している端末
側装置を選択することを特徴とする請求項13記載の網
側装置。 - 【請求項15】前記割当対象端末側装置決定回路が割当
対象端末側装置を一部の端末側装置に限定する際に、格
納パケット数が多い順に予め決められた台数の端末側装
置を選択することを特徴とする請求項13記載の網側装
置。 - 【請求項16】前記割当対象端末側装置決定回路が割当
対象端末側装置を一部の端末側装置に限定する際に、予
め設定された閾値を超えてパケットを格納している端末
側装置の中で、格納パケット数が多い順に予め決められ
た台数の端末側装置を選択することを特徴とする請求項
13記載の網側装置。 - 【請求項17】前記割当対象端末側装置決定回路が割当
対象端末側装置を一部の端末側装置に限定する際に、格
納パケット数が多い順に予め決められた台数の端末側装
置の中で、予め設定された閾値を超えてパケットを保有
している端末側装置を選択することを特徴とする請求項
13記載の網側装置。 - 【請求項18】前記タイムスロット割当制御回路が、前
記端末側装置の格納パケット数から各々に割り当てたタ
イムスロット数を差し引いた値が所定の値に近づくよう
に、タイムスロットを割り当てることを特徴とする請求
項13〜17のいずれかに記載の網側装置。 - 【請求項19】前記タイムスロット割当制御回路が、前
記端末側装置の格納パケット数から各々に割り当てたタ
イムスロット数を差し引いた値の分散が最小になるよう
に、タイムスロットを割り当てることを特徴とする請求
項13〜17のいずれかに記載の網側装置。 - 【請求項20】前記タイムスロット割当制御回路が、前
記端末側装置に割り当てる総タイムスロット数を複数の
タイムスロット群に分割し、前記各々のタイムスロット
群において前記端末側装置の格納パケット数から各々に
割り当てたタイムスロット数を差し引いた値が所定の値
に近づくようにタイムスロットの割り当てを行い、前記
各々のタイムスロットの割り当てを前記端末側装置毎に
加算して前記端末側装置の割当タイムスロットを決定す
ることを特徴とする請求項13〜17のいずれかに記載
の網側装置。 - 【請求項21】前記タイムスロット割当制御回路が、前
記端末側装置に割り当てる総タイムスロット数を複数の
タイムスロット群に分割し、前記各々のタイムスロット
群において前記端末側装置の格納パケット数から各々に
割り当てたタイムスロット数を差し引いた値の分散が最
小になるように、タイムスロットの割り当てを行い、前
記各々のタイムスロットの割り当てを前記端末側装置毎
に加算して前記端末側装置の割当タイムスロットを決定
することを特徴とする請求項13〜17のいずれかに記
載の網側装置。 - 【請求項22】前記タイムスロット割当制御回路が、前
記端末側装置に割り当てる総タイムスロット数を複数の
タイムスロット群に分割し、前記タイムスロット群の中
の少なくとも1つのタイムスロット群においては前記端
末側装置の格納パケット数から各々に割り当てたタイム
スロット数を差し引いた値が所定の値に近づくようにタ
イムスロットの割り当てを行い、前記タイムスロット群
の中の他のタイムスロット群においては前記端末側装置
の格納パケット数から各々に割り当てたタイムスロット
数を差し引いた値の分散が最小になるように、タイムス
ロットを割り当割り当てを行い、前記各々のタイムスロ
ットの割り当てを前記端末側装置毎に加算して前記端末
側装置の割当タイムスロットを決定することを特徴とす
る請求項13〜17のいずれかに記載の網側装置。 - 【請求項23】前記タイムスロット割当制御回路が、タ
イムスロットを割り当てる際に、格納パケット数の多い
端末側装置から順にタイムスロットを割り当てることを
特徴とする請求項18〜23のいずれかに記載の網側装
置。 - 【請求項24】前記端末側装置に割り当てる総タイムス
ロット数を複数のタイムスロット群に分割して管理する
タイムスロット群決定回路と、複数の前記タイムスロッ
ト割当制御回路からタイムスロットの割り当て結果を入
手し、各々の割り当て結果を加算し、加算した結果を前
記各端末側装置に通知する加算回路とを有することを特
徴とする請求項13〜23のいずれかに記載の網側装
置。 - 【請求項25】前記パケットが非同期転送モードで使用
されるセルであることを特徴とする請求項13〜24の
いずれかに記載の網側装置。 - 【請求項26】複数の端末側装置と網側装置が物理媒体
を共有して接続され、前記網側装置が前記端末側装置に
割り当てるタイムスロット数を決定するタイムスロット
割当制御方法において、前記端末側装置が端末側装置の
格納パケット数を求め、前記網側装置が割り当てるタイ
ムスロット数を求め、前記格納パケット数から前記各々
に割り当てたタイムスロット数を差し引いた値が所定の
値に近づくように、タイムスロットを割り当てることを
特徴とするタイムスロット割当制御方法。 - 【請求項27】複数の端末側装置と網側装置が物理媒体
を共有して接続され、前記網側装置が前記端末側装置に
割り当てるタイムスロット数を決定するタイムスロット
割当制御方法において、前記端末側装置が端末側装置の
格納パケット数を求め、前記網側装置が割り当てるタイ
ムスロット数を求め、前記格納パケット数から前記各々
に割り当てたタイムスロット数を差し引いた値の分散が
最小になるように、タイムスロットを割り当てることを
特徴とするタイムスロット割当制御方法。 - 【請求項28】複数の端末側装置と網側装置が物理媒体
を共有して接続され、前記網側装置が前記端末側装置に
割り当てるタイムスロット数を決定するタイムスロット
割当制御方法において、前記端末側装置が端末側装置の
格納パケット数を求め、前記網側装置が割り当てる総タ
イムスロット数を求め、前記端末側装置に割り当てる総
タイムスロット数を複数のタイムスロット群に分割し、
前記各々のタイムスロット群において前記端末側装置の
格納パケット数から各々に割り当てたタイムスロット数
を差し引いた値が所定の値に近づくようにタイムスロッ
トの割り当てを行い、前記各々のタイムスロットの割り
当てを前記端末側装置毎に加算して前記端末側装置の割
当タイムスロットを決定することを特徴とするタイムス
ロット割当制御方法。 - 【請求項29】複数の端末側装置と網側装置が物理媒体
を共有して接続され、前記網側装置が前記端末側装置に
割り当てるタイムスロット数を決定するタイムスロット
割当制御方法において、前記端末側装置が端末側装置の
格納パケット数を求め、前記網側装置が割り当てる総タ
イムスロット数を求め、前記端末側装置に割り当てる総
タイムスロット数を複数のタイムスロット群に分割し、
前記各々のタイムスロット群において前記端末側装置の
格納パケット数から各々に割り当てたタイムスロット数
を差し引いた値の分散が最小になるように、タイムスロ
ットを割り当割り当てを行い、前記各々のタイムスロッ
トの割り当てを前記端末側装置毎に加算して前記端末側
装置の割当タイムスロットを決定することを特徴とする
タイムスロット割当制御方法。 - 【請求項30】複数の端末側装置と網側装置が物理媒体
を共有して接続され、前記網側装置が前記端末側装置に
割り当てるタイムスロット数を決定するタイムスロット
割当制御方法において、前記端末側装置が端末側装置の
格納パケット数を求め、前記網側装置が割り当てる総タ
イムスロット数を求め、前記端末側装置に割り当てる総
タイムスロット数を複数のタイムスロット群に分割し、
前記タイムスロット群の中の少なくとも1つのタイムス
ロット群においては前記端末側装置の格納パケット数か
ら各々に割り当てたタイムスロット数を差し引いた値が
所定の値に近づくようにタイムスロットの割り当てを行
い、前記タイムスロット群の中の他のタイムスロット群
においては前記端末側装置の格納パケット数から各々に
割り当てたタイムスロット数を差し引いた値の分散が最
小になるように、タイムスロットの割り当てを行い、前
記タイムスロットの割り当てを前記端末側装置毎に加算
して前記端末側装置の割当タイムスロットを決定するこ
とを特徴とするタイムスロット割当制御方法。 - 【請求項31】格納パケット数の多い端末側装置から順
にタイムスロットを割り当てることを特徴とする請求項
26〜30のいずれかに記載のタイムスロット割当制御
方法。 - 【請求項32】予め設定されたしきい値を超えてパケッ
トを格納している端末装置に前記パケットを割り当てる
端末側装置を限定することを特徴とする請求項26〜3
1のいずれかに記載のタイムスロット割当制御方法。 - 【請求項33】格納パケット数が多い順に予め決められ
た台数の端末装置に前記パケットを割り当てる端末側装
置を限定することを特徴とする請求項26〜31のいず
れかに記載のタイムスロット割当制御方法。 - 【請求項34】予め設定された閾値を超えてパケットを
格納している端末側装置の中で、格納パケット数が多い
順に予め決められた台数の端末側装置に前記パケットを
割り当てる端末側装置を限定することを特徴とする請求
項26〜31のいずれかに記載のタイムスロット割当制
御方法。 - 【請求項35】格納パケット数が多い順に予め決められ
た台数の端末側装置の中で、予め設定された閾値を超え
てパケットを保有している端末側装置に前記パケットを
割り当てる端末側装置を限定することを特徴とする請求
項26〜31のいずれかに記載のタイムスロット割当制
御方法。 - 【請求項36】前記パケットが非同期転送モードで使用
されるセルであることを特徴とする請求項26〜35の
いずれかに記載のタイムスロット割当制御方法。
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