JP2000209149A - セルラ―通信におけるパワ―制御方法 - Google Patents

セルラ―通信におけるパワ―制御方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】セルラー通信の高速パワー制御を提供する。 【解決手段】基地局が、セルラー通信システムの遠隔局
から受信される信号のタイムスロットごとに測定される
SNR(信号雑音比)に依存してパワー制御ビットを生
成する。SNRが上限値を上限値マージンだけ超えるな
らば、パワー制御ビットは2進値0であり、上限値マー
ジンを増す。SNRが下限値を下限値マージンだけ下回
るならば、パワー制御ビットは2進値1であり、下限値
マージンを増す。いずれでもなければ、パワー制御ビッ
トは、連続するタイムスロットで交互にその2進値をと
り、限界値マージンはリセットされる。遠隔局では、パ
ワー制御ビットは双方向カウンタに累積され、送信信号
パワーは、計数値がそれぞれの限界値を超えることに応
答してのみ上または下に変化する。この方法は、追加的
にまたは代わりに、反対の送信方向にも使用することが
でき、送信パワー制御ビットにおけるエラーに寛容であ
る方法で、タイムスロットあたり1個のビットしか使用
しない高速パワー制御を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セルラー通信シス
テム、たとえばTDMA(時分割多重アクセス)または
CDMA(符号分割多重アクセス)技術を使用するセル
ラー無線通信(Cellular Radio Communication)システ
ムにおける送信信号のパワーの制御に関する。TDMA
システムの一例は、IS−136+システムと呼ばれる
ものである。
【0002】
【従来の技術】セルラー無線通信システムでは、通信
は、スペクトル共用技術、たとえばTDMA、CDMA
およびFDMA(周波数分割多重アクセス)を使用し
て、各セル内の基地局と、遠隔地にある通常は移動式の
局(ステーション)との間で行われる。そのようなシス
テムの運用を強化するため、たとえば電力消費を制限
し、種々のユーザおよび/またはセル間の干渉を最小限
にし、ユーザ数の点でシステム容量を最大限にするた
め、基地局および遠隔局によって送信される信号のパワ
ーを、所与の時点で効果的な通信のために必要なだけの
レベルに制限することが公知である。したがって、その
ようなシステムでは、閉ループ送信信号パワー制御が知
られている。
【0003】たとえば、「Reverse Link, Closed Lo
op Power Control In A CodeDivision Multiple
Access System」と題する、1998年9月22日に
発行されたGilhousenらの米国特許第5,812,938号は、基
地局が、移動局から受信される信号のSNR(信号雑音
比、SN比)を計測し、このSNRと限界値との関係に
依存して、移動局に対し、その送信信号パワーを変化さ
せるよう指示するためのパワー制御コマンドを生成す
る、CDMAシステムにおけるパワー制御方法を開示し
ている。各パワー制御コマンドは、パワー「ターンアッ
プ」または「ターンダウン」コマンドを示す2個のビッ
トを含む。両ビットとも「ターンダウン」コマンドを示
すならば、移動局はその送信信号のパワーを1dBだけ下
げる。第一のビットが「ターンダウン」コマンドであ
り、第二のビットが「ターンアップ」コマンドである
(「ダウンアップ」コマンドと呼ぶ)ならば、移動局
は、その送信信号のパワーを変化させない。第一のビッ
トが「ターンアップ」コマンドであるならば、移動局
は、第二のビットに依存して、その送信信号のパワーを
1dBだけ下げることができる。
【0004】このようなシステムは、パワー制御コマン
ドごとに遠隔(移動)局送信信号パワーを上げる、下げ
る、または変化させないことができるが、そのような各
コマンドは2個のビットを要する。上記で言及したIS
−136+TDMAシステムでは、高速パワー制御のた
めにタイムスロットごとに1個のビットしか割り当てら
れない。一般に、パワー制御に使用される、タイムスロ
ットまたは期間あたりの平均ビット数を減らしながら
も、急激な信号変化、たとえばローリー・フェージング
(Raleigh fading)に応答するための高速パワー制御を
可能にする方法を提供することが望ましい。
【0005】CDMAシステムでも同様に、高速パワー
制御コマンドごとに1個のビットしか使用しないことが
知られている。たとえば、遠隔局に対して送信信号パワ
ーをたとえば0.5dBだけ上げるよう命令するための2
進「1」および遠隔局に対して送信信号パワーをたとえ
ば0.5dBだけ下げるよう命令するための2進「0」で
ある。この場合、連続するパワー制御コマンドは「1」
と「0」とを交互にとって、比較的一定な送信信号パワ
ーを維持することができる。すなわち信号パワーは、
0.5dBしか上下に変化しない。
【0006】このようなパワー制御方法は、遠隔局送信
信号パワーを比較的小さなステップで変化させることが
できるCDMAシステムでは受け入れられるが、送信信
号パワーを大きなステップ、たとえばTDMA移動ター
ミナルの場合で4dBまたは2dBでしか調節することがで
きないTDMAシステムでは実用的ではない。交互のパ
ワー増コマンドとパワー減コマンドとをそのような遠隔
局に印加すると、トランスミッタの出力増幅器の動作お
よび送信信号スペクトルに悪影響を及ぼすことになり、
さらには、パワーコマンド信号処理のための過剰な要件
を招く。加えて、そのようなシステムはエラーを起こし
やすい。CDMAシステムには、パワーコマンドエラー
の影響を最小限にすることができる外部パワー制御ルー
プがあるが、これはTDMAシステムには当てはまらな
い。CDMAシステムでさえ、パワー制御ビットを通信
する平均レートを落とすことが望ましいかもしれない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、たとえば
タイムスロットあたり1個のビットしか使用しないTD
MAシステムで使用することができ、これらの欠点を回
避させる、改良された高速パワー制御方法の必要性があ
る。
【0008】したがって、本発明の目的は、そのような
高速パワー制御方法の提供を容易にすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの態様は、
第二の局によって送信され、第一の局によって受信され
る信号のパワーを制御するのに使用するためのパワー制
御ビットを第一の局で生成する方法であって、第一の局
で受信される信号の信号品質パラメータを測定するステ
ップと、測定した信号品質パラメータが上限値(上しき
い値)を上限値マージンだけ超えることに応答して、第
一の2進値を有するパワー制御ビットを生成し、上限値
マージンを増すステップと、測定した信号品質パラメー
タが下限値(下しきい値)を下限値マージンだけ下回る
ことに応答して、第二の2進値を有するパワー制御ビッ
トを生成し、下限値マージンを増すステップと、測定し
た信号品質パラメータが上限値を上限値マージンだけ超
えず、かつ下限値を下限値マージンだけ下回らないこと
に応答して、直前のパワー制御ビットの2進値とは反対
の2進値を有するパワー制御ビットを生成し、上限値お
よび下限値マージンを所定の値にセットするステップ
と、を含む方法を提供する。
【0010】また、測定した信号品質パラメータが上限
値を上限値マージンだけ超えることに応答して、下限値
マージンをその所定値にセットし、測定した信号品質パ
ラメータが下限値を下限値マージンだけ下回ることに応
答して、上限値マージンをその所定値にセットするのが
好都合である。
【0011】信号品質パラメータは、第一の局で受信さ
れる信号の信号雑音比であるのが好ましい。上限値およ
び下限値マージンの各増大は、第二の局によって送信さ
れる信号の所定のパワー変化ステップサイズ、たとえば
4dBを1よりも大きい整数Nで割ったものに実質的に等
しい量の増大であるのが好ましい。整数Nは、好ましく
は3〜7、たとえば5である。
【0012】第一の局で受信される信号は、時分割多重
化通信システムのタイムスロットで受信される信号であ
り、信号の信号品質パラメータを、受信信号のタイムス
ロットごとに測定することが好ましい。この方法は、さ
らなる信号を、第一の局から、第二の局によって受信さ
れるよう、時分割多重化通信システムのタイムスロット
で送信するステップを含み、このとき各タイムスロット
中のさらなる信号の1ビットがパワー制御ビットによっ
て構成されているのが好ましい。
【0013】本発明のもう一つの態様は、上記方法によ
って第一の局で生成されるパワー制御ビットに応答し
て、第二の局によって送信され、第一の局によって受信
されるための信号のパワーを制御する方法であって、連
続する個々のパワー制御ビットに応答して、第一の2進
値を有する各パワー制御ビットに応答して第一の方向に
増加し、第二の2進値を有する各パワー制御ビットに応
答して第二の反対の方向に増加する変数を生成するステ
ップと、変数が第一の方向に増加して第一の限界値を超
えるのに応答して、第二の局によって送信される信号の
パワーを所定のパワー変化ステップサイズだけ下げ、変
数を第二の方向に変化させるステップと、変数が第二の
方向に増加して第二の限界値を超えるのに応答して、第
二の局によって送信される信号のパワーを所定のパワー
変化ステップサイズだけ上げ、変数を第一の方向に変化
させるステップと、を含む方法を提供する。
【0014】たとえば、変数は、カウンタの計数値を含
むことができる。この方法は、好ましくは、第一の局に
よって送信される時分割多重化されたさらなる信号の各
タイムスロット中に各パワー制御ビットを受信するステ
ップを含む。
【0015】本発明のさらなる態様は、セルラー無線通
信システムの遠隔局と基地局との間で送信される信号の
パワーを制御する方法であって、上記方法によって前記
局の一方でパワー制御ビットを生成するステップと、上
記方法によって前記局の他方によって送信される信号の
パワーを制御するステップとを含む方法を提供する。
【0016】通常、前記局の前記一方は基地局であって
よく、前記局の前記他方が遠隔局であってよい。この方
法はさらに、上記方法によって前記局の前記他方でパワ
ー制御ビットを生成するステップと、上記方法によって
前記局の前記一方によって送信される信号のパワーを制
御するステップとを含む方法を提供する。
【0017】本発明のさらなる態様は、上記方法にした
がって作動するように設けられたトランシーバおよび制
御装置を含む、セルラー無線通信システムの局を提供す
る。
【0018】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、本発明のこの
実施態様ではたとえばIS−136+システムであるT
DMAセルラー無線通信システムの基地局10および遠
隔局、たとえば移動ターミナル12が、それぞれのアン
テナ14および16ならびにワイヤレスリンク18を介
して互いに双方向ワイヤレス通信する状態で示されてい
る。この通信システムの局10および12の詳細は当該
技術で公知であり、本発明のこの実施態様に直接関連す
る程度以上にここでは記載しない。当該技術で公知であ
るように、基地局10は無線トランシーバ(送受信器)
20および制御装置22を含む。同様に、遠隔局12は
無線トランシーバ24および制御装置26を含む。
【0019】基地局10と遠隔局12との間のリンク1
8上での各方向におけるワイヤレス通信は、高速パワー
制御(FPC: Fast Power Control)のためにタイムス
ロットに割り当てられたFPCビットと呼ばれる1個の
ビットを有するそれぞれのタイムスロットで行われる。
図1に示すように、遠隔局12の送信信号パワーの高速
制御のためには、基地局10中の制御装置22が、以下
に詳述する方法で、基地局10から遠隔局12までの通
信のタイムスロットごとにFPCビットを生成し、この
FPCビットをライン28を介してトランシーバ20に
供給して遠隔局12に送信させる。遠隔局12では、各
タイムスロット中のFPCビットがトランシーバ24に
よって受信され、ライン30を介して制御装置26に供
給される。
【0020】遠隔局12では、制御装置26が、連続す
るタイムスロットで受信されるFPCビットに依存しな
がら、ライン32を介してトランシーバ24の送信信号
パワーを制御する。基地局10では、制御装置22は、
ライン34を介して信号を供給され、この信号から、遠
隔局12から受信される信号のSNR(信号雑音比)を
公知の方法で測定し、以下に記載するようにしてSNR
を使用して、連続するタイムスロット中のFPCビット
を判断する。その結果、遠隔局12から送信される信号
パワーを制御するための閉ループが得られる。以下の記
載は、FPCビットの判断においてSNRのみを参照す
るが、他の信号品質パラメータ、たとえば受信信号レベ
ルおよび/または監視されるエラー率を代わりにまたは
追加的にFPCビットの測定に使用することもできるこ
とが理解されよう。加えて、信号品質パラメータとして
使用されるSNRは、好ましくは、受信信号の各タイム
スロットの平均SNRである。
【0021】図2の流れ図は、タイムスロットごとにF
PCビットを生成するために基地局10中で制御装置2
2によって実行されるステップを示す。この流れ図およ
び以下の記載では、Shは、タイムスロットで平均化さ
れた受信信号SNRの上限値であり、Sbは、タイムス
ロットで平均化された受信信号SNRの下限値である。
SNRは、通常、これらの限界値の間に入ることが望ま
れる。限界値は、所定のレベルであってもよいし、通信
システムに望まれる作動特性に応じて適応的に決定して
もよい。たとえば、これらの限界値の差は約5dBであ
る。受信SNRが上限値Shよりも大きい場合には、た
とえば電力を節約し、通信システム中の他の信号への干
渉を減らすため、遠隔局によって送信される信号パワー
を下げることが望ましい。受信SNRが下限値Sbより
も小さい場合には、たとえば所望の受信信号品質を維持
するため、遠隔局によって送信される信号パワーを上げ
ることが望ましい。
【0022】SmおよびSnは、それぞれ上限値および
下限値を含む限界値比較に適用されるマージンパラメー
タである。Ssは、式Ss=Pinc/N(Pinc
は、遠隔局の送信信号パワーを上または下に変化させる
ことができるパワーステップサイズであり、Nは、事故
(outage)に関連して後い説明するが、1よりも大きい
整数であるのが好ましい。)によって決定される限界値
パラメータである。通常、TDMAシステムにおける遠
隔局ではPinc=4である。整数Nは、実験的にまた
はシミュレーションによって決定することができ、好都
合には奇数であり(必ずしもそうでなくてもよい)、連
続的なパワー変化の間のスロットの最小数を表す。Nの
値が小さくなるほどパワー制御コマンドの処理速度は高
くなり、Nの値が大きくなるほど送信信号パワーの調節
は低速になる。Pinc=4の場合、Nの値は、好都合
には約3〜7の範囲であり、好ましくは5または7であ
る。以下の記載では、例として、N=5およびPinc
=4dB、よってSs=0.8dBであると仮定する。
【0023】Fは、現タイムスロットのFPCビットの
2進値を表し、Fpは、同じ通信チャネル(すなわち、
同じ遠隔局12に送信される)の直前のタイムスロット
のFPCビットの2進値を表す。
【0024】基地局10の制御装置22によって実行さ
れる、図2の流れ図のステップを以下に説明する。流れ
図のブロックは、各ステップに関連させて括弧に入れて
特定する。
【0025】最初はパラメータSmおよびSnはゼロに
セットされている(ブロック40)。制御装置22が、
その受信信号の現タイムスロットに関し、タイムスロッ
トで平均化された受信SNRを測定したのち(ブロック
41)、それがSh+Ss+Smよりも大きいかどうか
を判定する(決定42)。大きいならば、制御装置は、
トランシーバ20によって送信すべき現FPCビット
が、遠隔局によって送信される信号パワーにおける潜在
的な低下を示す値F=0を有するべきであると判断し
(ブロック43)、パラメータSmを量Ssだけ増大さ
せ(すなわち、SmをSm+Ssに変える)、パラメー
タSnをゼロにセットする。制御装置22は、各遠隔局
12から受信される信号の次のタイムスロットの受信S
NRを測定するため、ブロック43から経路44を介し
てブロック41に戻る。
【0026】制御装置は、決定42で受信SNRがSh
+Ss+Smよりも大きくないと判定するならば、受信
SNRがSb−Ss+Snよりも小さいかどうかを判定
する(決定45)。小さいならば、制御装置は、トラン
シーバ20によって送信すべき現FPCビットが、遠隔
局によって送信される信号パワーにおける潜在的な上昇
を示す値F=1を有するべきであると判断し(ブロック
46)、パラメータSmをゼロにセットし、パラメータ
Snを量Ssだけ減少させる(すなわち、SnをSn−
Ssに変える。これから、Snの非ゼロ値がマイナスで
あることがわかる)。制御装置22は、ブロック46か
ら経路44を介してブロック41に戻る。
【0027】制御装置は、決定45で受信SNRがSb
−Ss+Snよりも小さくないと判定するならば、直前
のFPCビットFpがゼロであったかどうかを判定する
(決定47)。ゼロであったならば、制御装置は、トラ
ンシーバ20によって送信すべき現FPCビットが値F
=1を有するべきであると判断し(ブロック48)、ゼ
ロでなかったならば、制御装置は、トランシーバ20に
よって送信すべき現FPCビットが値F=0を有するべ
きであると判断する(ブロック49)。いずれの場合
(ブロック48および49)でも、制御装置は、パラメ
ータSmおよびSnをゼロにセットし、経路44を介し
てブロック41に戻る。
【0028】図3の流れ図は、連続するタイムスロット
中にトランシーバ24およびライン30を介して受信さ
れるFPCビットに応答して遠隔局12中で制御装置2
6によって実行されるステップを示す。この流れ図およ
び以下の記載では、Fは再び各FPCビットの2進値で
あり、Cは、ゼロ、プラスまたはマイナスであることが
でき、好都合にはアップダウンカウンタの計数値によっ
て構成することができ、以下にはそれに応じて記載する
整数であり、Pは、遠隔局12中でトランシーバ24に
よって使用される送信信号パワーを表し、Pincおよ
びNは上記のとおりであり、Nsは、1+N/2以上で
ある最小整数として決定される限界値である。
【0029】遠隔局12の制御装置24によって実行さ
れる、図3の流れ図のステップを以下に説明する。流れ
図のブロックは、各ステップに関連させて括弧に入れて
特定する。
【0030】最初は、計数値Cはゼロにセットされてお
り(ブロック50)、2進値Fを有する次のFPCビッ
トを受信するまで待機状態に入る(ブロック51)。こ
のビットを受信すると、ビットF=1ならば計数値Cを
1だけ増し、F=0ならば計数値Cを1だけ減らす。換
言するならば、計数値Cを計数値C−1+2Fで置き換
える(ブロック52)。次に、制御装置26は、計数値
CがNs以上であるかどうかを判定する(ブロック5
3)。Ns以上であるならば、それは、送信信号パワー
を上げるべきであることを示し、したがって、制御装置
26は、遠隔局12のトランシーバ24によって使用さ
れる送信信号パワーPをPincだけ上げ(ブロック5
4)、上述したようにライン32を介してトランシーバ
を相応に制御し、計数値CをN−1だけ減らす。制御装
置26は、ブロック54から経路55を介してブロック
51に戻って、基地局10から受信される信号の次のタ
イムスロットの次のFPCビットを待つ。
【0031】制御装置26は、決定53で計数値CがN
s以上ではないと判定するならば、計数値Cが−Ns以
下であるかどうかを判定する(決定56)。Ns以下で
あるならば、それは、送信信号パワーを下げるべきであ
ることを示し、したがって、制御装置26は、遠隔局1
2のトランシーバ24によって使用される送信信号パワ
ーPをPincだけ下げ(ブロック57)、上述したよ
うにライン32を介してトランシーバを相応に制御し、
計数値CをN−1だけ増す。制御装置26は、ブロック
57から経路55を介して待機状態ブロック51に戻
る。決定56で計数値Cが−Ns以下ではないと判定さ
れるならば、送信信号パワーPまたは計数値Cのいずれ
にも変更は加えられず、制御装置26は、そのまま経路
55を介して待機状態ブロック51に戻る。
【0032】上記で参照したN=5の場合、Ns=4で
あり、よって、ブロック54に達するためには4の計数
値Cが必要であり、そこでパワーPを上げ、計数値Cを
N−1=4だけ減らして新たな計数値ゼロを得ることが
わかる。同様に、ブロック57に達するためには−4の
計数値Cが必要であり、そこでパワーPを下げ、計数値
CをN−1=4だけ増して新たな計数値ゼロを得る。
【0033】図2および3の流れ図による制御装置22
および26の動作を考察すると、基地局10によって受
信される信号のSNR(とりわけ、遠隔局12によって
送信される信号パワーに依存する)が実質的に上限値S
hと下限値Sbとの間にあるとき、FPCビットが2進
値の1と0とを交互にとり、制御装置26中の計数値C
がゼロまたはそれに近いままであることがわかる。その
結果、送信信号パワーに変化はなく、遠隔局12によっ
て処理すべきパワー変化コマンドはない。
【0034】信号フェージング、シャドーイングおよび
セルラー無線通信システムに典型的である他の信号強度
変化により、基地局10で測定される受信SNRに比較
的高速の変化が起こることがあり、その結果、SNRは
一貫して、決定42で使用されるパラメータSmおよび
Ssによって修正される上限値Shを超えたり、決定4
5で使用されるパラメータSnおよびSsによって修正
される下限値Sbを下回ったりするおそれがある。前者
の場合、連続するFPCビットはより多く2進値「0」
を有し、その結果、ブロック57に達するまで計数値C
はマイナスの方向に増し、その後、送信信号パワーが下
がり(その結果、SNRが小さくなる)、計数値Cがプ
ラスの方向に変化する。後者の場合、連続するFPCビ
ットはより多く2進値「1」を有し、その結果、ブロッ
ク54に達するまで計数値Cはプラスの方向に増し、そ
の後、送信信号パワーが上がり(その結果、SNRが大
きくなる)、計数値Cがマイナスの方向に変化する。
【0035】パラメータSmは、上述したようにブロッ
ク40、46、48および49でゼロにセットするので
はなく、Ssの値にセットすることもでき、その場合、
代わって決定ブロック42が、受信SNRがSh+Sm
よりも大きいかどうかを判定することになる。それに対
応して、パラメータSnもまた、上述したようにブロッ
ク40、43、48および49でゼロにセットするので
はなく、−Ssの値にセットすることもでき、その場
合、代わって決定ブロック45が、受信SNRがSh+
Snよりも小さいかどうかを判定することになる。決定
42または45でそれぞれYESの判定が出ると、マー
ジンパラメータSmまたはSnの絶対値がそれぞれブロ
ック43または46で増やされるということがわかる。
この結果、制御装置22が連続するタイムスロットのF
PCビットの同じ2進値Fを繰り返すことができるよ
う、比較限界値が、上限値の場合には上方に変化し、下
限値の場合には下方に変化することになる。変化する比
較限界値は、高速パワー制御方法の信頼できる効果的な
作用を容易にし、送信されるFPCビットのエラーに対
する本方法の良好な免疫性を提供することに貢献する。
その結果、有意に悪い結果を伴わずに、比較的高いFP
Cビットのエラー率(たとえば10%)を本方法によっ
て許容することができる。
【0036】上述したように、上記発明の実施態様を使
用するパワー変化コマンドの処理速度は、Nとして選択
される値に逆方向に依存する。また、Pincの値(P
incの値が小さくなるほど、たとえばPinc=2dB
の場合、処理速度は低くなる)およびSNRの変化速
度、ひいては、遠隔局が車の中の移動ターミナルである
場合の車速のような要因(SNRの変化速度が高くなる
ほど処理速度は低くなる)に依存する。一例として、シ
ミュレーションが、1組の変数をもって、1分あたりの
パワー変化コマンドの平均数が、N=1の場合で257
0、N=3の場合で639、N=5の場合で439、そ
してN=7の場合で430であることを示した。これ
は、N=5が最適値であり、このNの値を超えると、パ
ワー変化コマンドの処理速度が比較的わずかしか低下し
ないことを示唆した。
【0037】高速パワー制御方法の性能の重要な指標の
一つは、事故率(outage probability)と呼ばれるもの
で、これは、SNRがSNRの所与の値未満である確率
であり、確率対SNRのグラフとしてプロットすること
ができる。この確率は、低めのSNR値(たとえば20
dB未満)にとって特に重要である。上述したFPC法な
しの状況と比較すると、そのような低めのSNR値に関
して、上述したFPC法は、Nの値が1よりも大きくて
も、減少した(改善された)事故率を提供すると判断す
ることができる。たとえば、上述したFPC法なしの状
況で約6.5dBのSNRに対応する0.1の事故率の場
合、上述したFPC法の場合では、対応するSNRは、
Nの値が3〜7で、約11.5dBであることができる
(5dBの利得)。しかし、上述したFPC法の場合でN
=1ならば、同じ0.1の事故率に対応するSNRは、
約1.5dBに減らすことができる。特にこの理由のた
め、1よりも大きいNの値が望ましい。
【0038】一般に、コンピュータシミュレーション
が、0.1の事故率および多様な作動条件の場合、FP
C法なしの状況と比較して、上述したFPC法は、N=
5で3.5〜5dBのオーダのSNRにおける改善を提供
し、1よりも大きい他のNの値に関してもほぼ同様な改
善を提供することを示す。見方を変えると、たとえば2
0dB未満の所与のSNRでは、上述したFPC法は、1
よりも大きいNの値で、実質的に減少した事故率を提供
することがわかる。
【0039】基地局10が遠隔局12から受信される信
号のSNRを監視し、遠隔局によって送信される信号の
パワーが相応に制御される場合で実施態様を上述した
が、この同じ方法を、代わりにまたは追加的に、反対方
向の送信、すなわち遠隔局12が基地局10から受信さ
れる信号のSNRを監視し、基地局によって送信される
信号のパワーが相応に制御される場合の送信信号パワー
の制御に応用することもできることが理解されよう。
【0040】加えて、SNRが各タイムスロットで平均
化されるTDMAシステムに関連して実施態様を記載し
たが、その代わりに、SNRを他の期間で測定および/
または平均化することもでき、また、本発明をCDMA
システムに適用し、SNRまたは他の信号品質パラメー
タの測定および/または平均化を所望の期間で実施する
こともできることが理解されよう。
【0041】また、種々のパラメータおよび2進値に関
して先に挙げた特定の値は、例として提供しただけであ
り、特定の状況または要件に適合するように変更しても
よいことが理解されよう。
【0042】このように、本発明の特定の実施態様を詳
細に記載したが、請求の範囲で定義する本発明を範囲を
逸することなく、他にも多くの修正、変形および応用を
加えうることを理解しなければならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施態様が適用されるセルラー無線通
信システムの基地局および遠隔局を示す図である。
【図2】本発明の実施態様にしたがって基地局で実行さ
れるステップを示す流れ図である。
【図3】本発明の実施態様にしたがって遠隔局で実行さ
れるステップを示す流れ図である。
【符号の説明】
10 基地局 12 遠隔局 14、
16 アンテナ 18 ワイヤレスリンク 20、24 無線
トランシーバ 22、26 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390023157 THE WORLD TRADE CEN TRE OF MONTREAL,MON TREAL,QUEBEC H2Y3Y 4,CANADA (72)発明者 チャンドラ・セカー・ボンツ カナダ、ケー2ジー、4エル1、オンタリ オ、ネピアン、ディアフィールド・ドライ ブ ナンバー 1606−18 (72)発明者 シャバンサ・クララツゥナ カナダ、ケー2イー、7イー8、オンタリ オ、ネピアン、メドゥランズ・ドライブ ナンバー 1212−1343 (72)発明者 エヌ・ガミニ・セナラス カナダ、ケー2イー、7ビー4、オンタリ オ、ネピアン、メドゥランズ・ドライブ ナンバー 511−1339 (72)発明者 カール・ディー・マン カナダ、ケー2ジェイ、3シー4、オンタ リオ、ネピアン、ボーン・ストリート 13 (72)発明者 ピーター・アンソニー・バランニー アメリカ合衆国75070テキサス州マッキニ ー、ヒルズ・クリーク・ドライブ 830

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第二の局によって送信され、第一の局に
    よって受信される信号のパワーを制御するのに使用する
    ためのパワー制御ビットを前記第一の局で生成する方法
    であって、 前記第一の局で受信される前記信号の信号品質パラメー
    タを測定するステップと、 測定した前記信号品質パラメータが上限値を上限値マー
    ジンだけ超えることに応答して、第一の2進値を有する
    パワー制御ビットを生成し、前記上限値マージンを増す
    ステップと、 測定した前記信号品質パラメータが下限値を下限値マー
    ジンだけ下回ることに応答して、第二の2進値を有する
    パワー制御ビットを生成し、前記下限値マージンを増す
    ステップと、 測定した前記信号品質パラメータが前記上限値を前記上
    限値マージンだけ超えず、かつ前記下限値を前記下限値
    マージンだけ下回らないことに応答して、直前のパワー
    制御ビットの2進値とは反対の2進値を有するパワー制
    御ビットを生成し、前記上限値および下限値マージンを
    所定の値にセットするステップと、を含むパワー制御方
    法。
  2. 【請求項2】 測定した前記信号品質パラメータが前記
    上限値を前記上限値マージンだけ超えることに応答し
    て、前記下限値マージンをその所定値にセットし、測定
    した前記信号品質パラメータが前記下限値を前記下限値
    マージンだけ下回ることに応答して、前記上限値マージ
    ンをその所定値にセットする、請求項1記載のパワー制
    御方法。
  3. 【請求項3】 前記信号品質パラメータが、前記第一の
    局で受信される前記信号の信号雑音比を含む、請求項1
    記載のパワー制御方法。
  4. 【請求項4】 前記第一の局で受信される前記信号が、
    時分割多重化通信システムのタイムスロットで受信され
    る信号であり、前記信号の前記信号品質パラメータを、
    受信される前記信号のタイムスロットごとに測定する、
    請求項1記載のパワー制御方法。
  5. 【請求項5】 前記信号品質パラメータが、前記第一の
    局で受信される前記信号の信号雑音比を含む、請求項4
    記載のパワー制御方法。
  6. 【請求項6】 前記上限値および下限値マージンの各増
    大が、前記第二の局によって送信される前記信号の所定
    のパワー変化ステップサイズを1よりも大きい整数Nで
    割ったものに実質的に等しい量の増大である、請求項1
    記載のパワー制御方法。
  7. 【請求項7】 前記整数Nが3〜7である、請求項6記
    載のパワー制御方法。
  8. 【請求項8】 前記信号品質パラメータが、前記第一の
    局で受信される前記信号の信号雑音比を含む、請求項6
    記載のパワー制御方法。
  9. 【請求項9】 前記所定のパワー変化ステップサイズが
    実質的に4dBである、請求項6記載のパワー制御方法。
  10. 【請求項10】 さらなる信号を、前記第一の局から、
    前記第二の局によって受信されるよう、時分割多重化通
    信システムのタイムスロットで送信するステップを含
    み、このとき各タイムスロット中の前記さらなる信号の
    1ビットが前記パワー制御ビットによって構成されてい
    る、請求項6記載のパワー制御方法。
  11. 【請求項11】 前記信号品質パラメータが、前記第一
    の局で受信される前記信号の信号雑音比を含む、請求項
    10記載のパワー制御方法。
  12. 【請求項12】 さらなる信号を、前記第一の局から、
    前記第二の局によって受信されるよう、時分割多重化通
    信システムのタイムスロットで送信するステップを含
    み、このとき各タイムスロット中の前記さらなる信号の
    1ビットが前記パワー制御ビットによって構成されてい
    る、請求項1記載のパワー制御方法。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の方法によって第一の局
    で生成されるパワー制御ビットに応答して、第二の局に
    よって送信され、前記第一の局によって受信されるため
    の信号のパワーを制御する方法であって、 連続する個々の前記パワー制御ビットに応答して、第一
    の2進値を有する各パワー制御ビットに応答して第一の
    方向に増加し、第二の2進値を有する各パワー制御ビッ
    トに応答して第二の反対の方向に増加する変数を生成す
    るステップと、 前記変数が前記第一の方向に増加して第一の限界値を超
    えるのに応答して、前記第二の局によって送信される前
    記信号の前記パワーを所定のパワー変化ステップサイズ
    だけ下げ、前記変数を前記第二の方向に変化させるステ
    ップと、 前記変数が前記第二の方向に増加して第二の限界値を超
    えるのに応答して、前記第二の局によって送信される前
    記信号の前記パワーを前記所定のパワー変化ステップサ
    イズだけ上げ、前記変数を前記第一の方向に変化させる
    ステップと、を含むパワー制御方法。
  14. 【請求項14】 前記変数がカウンタの計数値を含む、
    請求項13記載のパワー制御方法。
  15. 【請求項15】 前記第一の局によって送信される時分
    割多重化されたさらなる信号の各タイムスロット中に各
    パワー制御ビットを受信するステップを含む、請求項1
    3記載のパワー制御方法。
  16. 【請求項16】 セルラー無線通信システムの遠隔局と
    基地局との間で送信される信号のパワーを制御する方法
    であって、請求項1記載の方法によって前記局の一方で
    パワー制御ビットを生成するステップと、請求項13記
    載の方法によって前記局の他方によって送信される信号
    のパワーを制御するステップとを含むパワー制御方法。
  17. 【請求項17】 前記局の前記一方が基地局であり、前
    記局の前記他方が遠隔局である、請求項16記載のパワ
    ー制御方法。
  18. 【請求項18】 請求項1記載の方法によって前記局の
    前記他方でパワー制御ビットを生成するステップと、請
    求項13記載の方法によって前記局の前記一方によって
    送信される信号のパワーを制御するステップとをさらに
    含む、請求項16記載のパワー制御方法。
  19. 【請求項19】 請求項1記載の方法にしたがって作動
    するように設けられたトランシーバおよび制御装置を含
    む、セルラー無線通信システムのステーション。
  20. 【請求項20】 請求項13記載の方法にしたがって作
    動するように設けられたトランシーバおよび制御装置を
    含む、セルラー無線通信システムのステーション。
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