JP2000209049A - 通信装置内の増幅器を選択するシステムおよび方法 - Google Patents

通信装置内の増幅器を選択するシステムおよび方法

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JP2000209049A
JP2000209049A JP11374035A JP37403599A JP2000209049A JP 2000209049 A JP2000209049 A JP 2000209049A JP 11374035 A JP11374035 A JP 11374035A JP 37403599 A JP37403599 A JP 37403599A JP 2000209049 A JP2000209049 A JP 2000209049A
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amplifier
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Roke Aravindo
ロケ アラヴィンド
F Abuderuganii Mofi
エフ.アブデルガニー モフィ
F Kamke James
エフ.カムケ ジェームズ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号を増幅するように構成された増幅モジュ
ールを含む通信装置を提供する。 【解決手段】 上記増幅モジュールは、各々が異なる電
力レベル範囲で増加した効率で動作するように設計され
た増幅器の並列構成を含む。制御可能スイッチは電力増
幅器を選択的に相互接続する。制御可能スイッチと通信
するコントローラは電力増幅器を選択的に接続して増幅
モジュールの効率を増加させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に電子装置に関
する。本発明は特に通信装置およびその中に含まれる送
信機に関する。
【0002】
【従来の技術】電子装置の消費電力を低減する必要が常
に存在する。例えば、ラップトップ・コンピュータまた
は無線電話機は、通常、電子装置を運用するための電気
エネルギーを蓄積して提供するバッテリを含む。ユーザ
は他の電気エネルギー源が利用できない時に、またはユ
ーザが移動したい時にバッテリを介して電子装置を運用
することができる。ただし、バッテリは限られた量の電
気エネルギーしか蓄積せず、このエネルギーは電子装置
によって消費される。
【0003】したがって、バッテリは電子装置が一定時
間使用された後で再充電しなければならない。その後の
2つの充電イベントの間の時間間隔は動作時間として表
される。例えば、無線電話機では、動作時間はさらに待
機時間と通話時間とに分割できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】移動体装置またはセル
式電話機などの無線通信のユーザは、通常、可能な限り
長い動作時間、特に通話時間を有することを望む。さら
に、ユーザは一般に無線電話機が可能な限り小型で軽量
であることを期待する。動作時間は容量に依存し、した
がって、一般に、バッテリのサイズに依存するので、無
線装置が小型で、軽量で、動作時間が長いという条件は
矛盾する期待であることが多い。
【0005】これらの期待を満たすために、製造業者は
バッテリのサイズと重量を増加することなくバッテリの
容量を増加しようとする。さらに、無線装置の製造業者
は待機時間と通話時間を増加するために、低電圧、例え
ば3.3ボルトで動作する無線装置を開発してきた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の一実施形態は、
信号を増幅するように構成された増幅モジュールを含む
通信装置に関する。増幅モジュールは各々特定の電力レ
ベル範囲用に設計された増幅器の並列構成を含む。制御
可能なスイッチは電力増幅器を選択的に相互接続する。
制御可能なスイッチと通信する制御装置は通信装置の動
作パラメータに基づいて電力増幅器を選択的に相互接続
する。
【0007】通信装置の送信電力は通常、送信条件、通
信装置の基地局への近接性などに応じて変動する。例え
ば、通信装置は劣悪な送信条件が存在する時に最大電力
で送信することができる。多くの装置では、出力電力増
幅器は最大出力電力を生成するように最適化されてい
る。
【0008】送信条件が好ましい場合、または通信装置
が基地局の付近にある場合、通信装置は最大出力電力よ
り低い電力で送信することが多い。統計的に言えば、通
信装置は通常その動作寿命の大半で最大電力より低い電
力を送信する。例えば、符号分割多元接続(CDMA)
セル式電話機の場合、ほとんどの時間、電話機は約−5
dBm(1ミリワットの電力を基準として測定したデシ
ベル値)から約+8dBmの範囲で最大電力出力レベル
未満で動作する。したがって、本発明の一実施形態は電
子装置が低出力電力レベルで動作する時に出力電力効率
を増加する。
【0009】本発明の別の実施形態は、ベースバンド信
号を無線周波数信号に変換するように構成された変調装
置モジュールを含む無線通信装置に関する。無線通信装
置は無線信号を受信して増幅出力信号を生成する増幅モ
ジュールをさらに含む。
【0010】増幅モジュールは、無線周波数信号と通信
する第1の増幅器を含む。第1の増幅器は、第1の動作
範囲内で第1の増幅信号を増加した効率で生成するよう
に構成されている。
【0011】増幅モジュールは、無線周波数信号と通信
する第2の増幅器をさらに含む。第2の増幅器は第1の
増幅器と並列に配置されている。第2の増幅器は、第1
の動作範囲とは異なる第2の動作範囲内で第2の増幅信
号を増加した効率で生成して第2の増幅信号を作成する
ように構成されている。
【0012】増幅モジュールは、無線周波数信号と通信
する第3の増幅器をさらに含む。第3の増幅器は第1お
よび第2の増幅器と並列に配置されている。第3の増幅
器は、第1および第2の動作範囲とは異なる第3の動作
範囲内で第3の増幅信号を増加した効率で生成して第3
の増幅信号を作成するように構成されている。
【0013】増幅モジュールは、第1、第2および第3
の増幅器と通信するスイッチをさらに含む。スイッチは
増幅出力信号として第1、第2または第3の増幅信号を
選択するように構成されている。
【0014】無線通信装置は、スイッチと通信する制御
モジュールをさらに含む。制御モジュールは所望の動作
レベルに基づいてスイッチを制御するように構成されて
いる。
【0015】例えば、一実施形態では、第1の動作範囲
は29dBm〜19dBmである。第2の動作範囲は2
0dBm〜9dBmである。第3の動作範囲は10dB
m〜−1dBmである。
【0016】別の実施形態では、無線通信装置は、第
1、第2または第3の増幅器を選択的に使用可能にする
セレクタをさらに含む。別の実施形態では、セレクタ
は、ディジタル制御値を受信する。さらに別の実施形態
では、制御値は第1、第2または第3の増幅器の少なく
とも1つを識別する。別の実施形態では、第1の増幅器
は直列に接続された2つの増幅器をさらに含む。
【0017】本発明の別の実施形態は、入力信号を受信
する入力を含む増幅モジュールに関する。増幅モジュー
ルは、少なくとも、入力と通信する第1の増幅器をさら
に含む。第1の増幅器は、入力信号を増幅して、第1の
動作範囲内で第1の増幅信号を増加した効率で生成する
ように構成されている。
【0018】増幅モジュールは、少なくとも、入力と通
信する第2の増幅器をさらに含む。第2の増幅器は、入
力信号を増幅して、第1の動作範囲とは異なる第2の動
作範囲内で第2の増幅信号を増加した効率で生成するよ
うに構成されている。
【0019】増幅モジュールは、第1および第2の増幅
器と通信するスイッチをさらに含む。スイッチは第1お
よび第2の増幅信号の少なくとも1つを増幅出力信号と
して出力するように構成されている。
【0020】一実施形態では、第1および第2の増幅器
は選択的に活動状態にされるように構成されている。別
の実施形態では、第1の増幅器は29dBm〜19dB
mの動作範囲で動作する。第2の増幅器は20dBm〜
9dBmの動作範囲で動作する。
【0021】一実施形態では、スイッチは第1または第
2の増幅信号のどちらかを選択する。別の実施形態で
は、スイッチは第1および第2の増幅信号を組み合わせ
る。さらに別の実施形態では、増幅モジュールは第1ま
たは第2の増幅器の少なくとも1つを少なくとも使用可
能にするように構成されたセレクタをさらに含む。
【0022】別の実施形態では、増幅モジュールは、少
なくとも、入力と通信する第3の増幅器をさらに含む。
第3の増幅器は、入力信号を増幅して、第1および第2
の動作範囲とは異なる第3の動作範囲内で第3の増幅信
号を増加した効率で生成するように構成されている。
【0023】本発明の別の実施形態は、入力信号を受信
する入力を含む増幅回路に関する。増幅回路は、少なく
とも、入力と通信する第1の増幅器をさらに含む。第1
の増幅器は、入力信号を増幅して、第1の動作範囲内で
第1の増幅信号を増加した効率で生成するように構成さ
れている。
【0024】増幅回路は、少なくとも、入力と通信する
第2の増幅器をさらに含む。第2の増幅器は、入力信号
を増幅して第2の動作範囲内で第2の増幅信号を増加し
た効率で生成するように構成されている。
【0025】増幅回路は、第1および第2の増幅器と通
信するセレクタを含む。セレクタは、増幅出力信号を生
成するために第1および第2の増幅器の少なくとも1つ
を使用可能にするように構成されている。
【0026】一実施形態では、入力信号は約800メガ
ヘルツである。別の実施形態では、入力信号は約190
0メガヘルツである。さらに別の実施形態では、増幅出
力信号は無線通信信号である。別の実施形態では、増幅
出力信号はセル式通信信号である。
【0027】一実施形態では、増幅出力信号はGlob
al System for Mobile Comm
unications(GSM)通信信号である。別の
実施形態では、増幅出力信号はパーソナル通信システム
(PCS)通信信号である。さらに別の実施形態では、
増幅出力信号はAdvanced Mobile Ph
one Systems(AMPS)通信信号である。
【0028】本発明の別の実施形態は、入力信号を増幅
して、第1の動作範囲内で第1の増幅信号を増加した効
率で生成する第1の手段を含む増幅回路に関する。増幅
回路は、一般に第1の手段と並列に配置された第2の手
段をさらに含む。第2の手段は入力信号を増幅して、第
2の動作範囲内で第2の増幅信号を増加した効率で生成
する。増幅回路は、第1および第2の増幅信号の少なく
とも1つの出力を選択的に可能にする第3の手段をさら
に含む。
【0029】一実施形態では、増幅回路は、第1または
第2の増幅器の少なくとも1つを選択的に可能にする第
4の手段をさらに含む。別の実施形態では、増幅器はさ
らに、第4の手段を制御する第5の手段を含む。第5の
手段は所望の動作範囲に基づいて第1および第2の増幅
器の少なくとも1つを可能にする。
【0030】本発明の別の実施形態は、ベースバンド信
号を無線周波数信号に変換し、第1の増幅器によって第
1の増幅範囲内で無線周波数信号を増加した効率で増幅
して第1の増幅信号を生成するステップを含む、無線通
信装置を運用する方法に関する。本方法は、第2の増幅
器によって、第1の増幅範囲とは異なる第2の動作範囲
内で無線周波数信号を増加した効率で増幅して第2の増
幅信号を生成するステップをさらに含む。
【0031】本方法は、第3の増幅器によって、第1お
よび第2の動作範囲とは異なる第3の動作範囲内で無線
周波数信号を増加した効率で増幅して第3の増幅信号を
生成するステップをさらに含む。本方法は、所望の動作
レベルに基づいて、第1、第2または第3の増幅信号を
増幅出力信号として選択的に出力するステップをさらに
含む。
【0032】一実施形態では、第1の動作範囲は29d
Bm〜19dBmである。第2の動作範囲は20dBm
〜9dBmである。第3の動作範囲は10dBm〜−1
dBmである。
【0033】一実施形態では、本方法は第1、第2、ま
たは第3の増幅器を選択的に活動状態にするステップを
さらに含む。別の実施形態では、本方法はディジタル制
御値を処理して第1、第2、または第3の増幅器を選択
的に活動状態にするステップをさらに含む。別の実施形
態では、本方法は、第4の増幅器によって第1の増幅信
号を処理して変更された第1の増幅信号を生成するステ
ップをさらに含む。
【0034】本発明の別の実施形態は、第1の増幅器を
備える入力信号を受信し、増幅して第1の動作範囲内で
第1の増幅信号を増加した効率で生成するステップを含
む、入力信号を増幅する方法に関する。本方法は、第1
の動作範囲とは異なる第2の動作範囲内で第2の増幅信
号を増加した効率で生成して第2の増幅器を備える入力
信号を増幅するステップをさらに含む。
【0035】本方法は、所望の増幅レベルに応答して第
1および第2の増幅レベルの少なくとも1つの出力を選
択的に可能にするステップをさらに含む。
【0036】一実施形態では、本方法は第1および第2
の増幅器の少なくとも1つを選択的に活動状態にするス
テップをさらに含む。第1の動作範囲は29dBm〜1
9dBmである。第2の動作範囲は20dBm〜9dB
mである。
【0037】別の実施形態では、選択的に使用可能にす
るステップは第1または第2の増幅信号のどちらかを選
択する。さらに別の実施形態では、選択的に使用可能に
するステップは第1および第2の増幅信号を組み合わせ
る。
【0038】本発明の別の実施形態は、第1の増幅器で
入力信号を増幅して第1の動作範囲内で第1の増幅信号
を増加した効率で生成するステップを含む、入力信号を
増幅する方法に関する。本方法は、第2の動作範囲内で
第2の増幅信号を増加した効率で生成して第2の増幅器
で入力信号を増幅するステップをさらに含む。本方法
は、所望の増幅レベルに応答して第1および第2の増幅
レベルの少なくとも1つの出力を選択的に可能にするス
テップをさらに含む。
【0039】一実施形態では、入力信号は約800メガ
ヘルツである。別の実施形態では、入力信号は約190
0メガヘルツである。さらに別の実施形態では、増幅出
力信号は無線通信信号である。
【0040】一実施形態では、増幅出力信号はセル式通
信信号である。別の実施形態では、増幅出力信号はGS
M通信信号である。さらに別の実施形態では、増幅出力
信号はPCS通信信号である。別の実施形態では、増幅
出力信号はAMPS通信信号である。
【0041】
【発明の実施の形態】本発明の上記の、およびその他の
態様、目的および新しい特徴は、以下の詳細な説明と、
添付図面を参照することによって明らかになろう。
【0042】図1は電子装置の例として無線通信装置3
を示す。電子装置のその他の例は無線電話機、コードレ
ス電話機、移動体送信機、固定無線送信機、パーソナル
・ディジタル・アシスタント、無線モデム、ページャ、
無線ファックス装置、その他のバッテリ駆動装置を含
む。本発明はモデム、ケーブル・モデム、ファックス装
置、基地局、陸線ベースの適用例などの広範囲の非携帯
電子装置にも適用可能であることが企図される。さら
に、本発明は一般に広範囲のバッテリ駆動装置に適用可
能であることが企図される。以下に、無線通信装置3の
一実施形態であるセル式電話機に関連して本発明の一実
施形態を説明する。
【0043】セル式電話機は移動体通信システム内で動
作する。移動体通信システム、例えば符号分割多元接続
(CDMA)システムはセルと呼ばれる様々な個別の領
域を有し、送受信基地局と呼ばれる様々な固定送受信局
と複数の移動局、すなわちセル式電話機を含む構造を備
える。通常、1つの送受信基地局は1つのセルを画定
し、現在セル内に位置するセル式電話機との間の電話ト
ラフィックを処理する。
【0044】無線通信装置3はCDMAシステム用の無
線電話機として例示されているが、これに限定されるわ
けではない。以下、無線通信装置3を電話機3と呼ぶ。
電話機3のケースの一部が切断されて送信モジュール1
を搭載した電話機3のマザーボード5が示されている。
図1には示されていないが、電話機3が受信経路および
送信経路に含まれる構成要素などの複数の他の構成要素
および機能モジュールを含むことを当業者は理解するで
あろう。例えば、電話機3は中央処理装置(CPU)、
アンテナ2、ディスプレイおよびキーパッドをさらに含
む。
【0045】一実施形態では、送信モジュール1は無線
周波数(RF)信号を送信するように構成されている。
送信モジュール1は、定義された公称実効輻射電力(E
RP)などの電気的特性に従ってRF信号を増幅する増
幅段を含む。セル式CDMAシステムでは、電話機は異
なる範囲の実効輻射電力を有するクラスI、クラスII
およびクラスIIIという3つのカテゴリに分類され
る。例えば、クラスI電話機は1.25ワット〜6.3
ワットの実効輻射電力を輻射し、クラスIII電話機は
0.2ワット〜1ワットの実効輻射電力を輻射する。詳
細な電気的特性はTIA/EIA/IS−98Aの例え
ば表10.4.5.3−1に記載されている。
【0046】動作に関して、電話機3は符号分割多元接
続(CDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、お
よび時間分割多元接続(TDMA)規格を使用するシス
テムで動作できることが企図される。さらに、電話機3
は無線通信に使用される周波数帯域内で動作できること
が企図される。例えば、電話機3は、通常900MHz
および1800MHzの周波数範囲で動作するGlob
al Systemfor Mobile Commu
nications(GSM)規格に従ってデータを送
受信するように構成することができる。
【0047】さらに、電話機3はパーソナル通信システ
ム(PCS)規格に従ってデータを送受信するように構
成することができる。PCSシステム内では、電話機3
は1850MHz〜1910MHzの送信帯域と193
0MHz〜1990MHzの受信帯域内で動作する。電
話機3はまたAdvanced Mobile Pho
ne Systems(AMPS)規格に従ってデータ
を送受信するように構成することができる。AMPSシ
ステム内では、電話機3は824MHz〜849MHz
の送信帯域と869MHz〜894MHzの受信帯域内
で動作する。
【0048】さらに、一実施形態では、電話機3は2重
帯域電話機および2重モード電話機として動作できるよ
うに構成されている。例えば、電話機3はCDMA周波
数帯域とPCS周波数帯域の両方で動作できるように2
重帯域送信機を含むように構成できる。さらに、電話機
3はCDMAモードまたはAMPS通信装置用のモード
で動作できる2重モード電話機として構成できる。
【0049】図2は電話機3の送信経路の一実施形態を
示す。セル式電話機3内で、送信モジュール1と処理モ
ジュール7がマザーボード5上に配置され、電話機3の
アンテナ2とマイクロフォン9の間に相互接続されてい
る。図示の実施形態では、処理モジュール7は送信方向
の大部分の音声および信号処理、例えば、符号化および
チャネル符号化を実行する。信号処理モジュール7また
は送信モジュール1のいずれかに含まれる変調装置は、
処理された音声信号で例えば約824MHzのRF搬送
波を変調する。824MHzの搬送周波数はCDMAシ
ステム用に画定された送信帯域から選択される。送信帯
域は約824MHz〜849MHzの範囲である。PC
Sシステムの場合、RF搬送波は上記の1850MHz
〜1910MHzの送信帯域から選択される。
【0050】受信経路は、例えば、無線周波数(RF)
受信機を含む受信モジュール1aによって示されてい
る。送信モジュール1および受信モジュール1aは、ア
ンテナ2を送信モジュール1または受信モジュール1a
のいずれかに接続する電子スイッチ2aを介してアンテ
ナ2に接続されている。電話機3のCPUは、例えば、
受信機1aが送信モジュール1が送信する信号を受信し
ないように伝送プロトコルに従って電子スイッチ2aを
作動させる。例えば、セル式CDMAシステムでは、デ
ュプレクサによって、受信機1aが送信モジュール1か
ら送信された信号を受信しないことが保証される。
【0051】図3は、図2に示す送信モジュール1の例
示的なブロック図である。受信モジュール1aおよび送
信モジュール1などの電子回路または装置はシングルエ
ンド・バージョンまたは差動バージョンで実施できる。
有利なことに、差動バージョンは雑音および不要な信号
成分に関して電気回路を改善するために使用される。差
動バージョンでは、送信モジュール1は2つの差動回線
を介して信号処理モジュール7に接続されている。差動
回線は通常、反転および非反転、すなわち、「+」また
は「−」と呼ばれる。ただし、図3のブロック図はシン
グルエンド・バージョンの送信モジュール1を示す。差
動バージョンは構成要素が2つの回線上で信号を受信
し、処理し、出力するように構成することで実施できる
ことを当業者は理解するであろう。
【0052】送信モジュール1は変調装置モジュール1
2および増幅モジュール10を含む。変調装置モジュー
ル12は信号処理モジュール7と増幅モジュール10と
の間に接続されている。変調装置モジュール12は下記
のようにミクサとドライバ段とを含む。一実施形態で
は、増幅モジュール10は電力増幅器として動作する多
段増幅器である。増幅モジュール10の入力14は変調
装置モジュール12に接続され、増幅モジュール10の
出力16はアンテナ2に接続されている。
【0053】電話機3内に位置するコントローラ17は
変調装置モジュール12と増幅モジュール10を制御
し、監視する。例えば、コントローラ17は電話機3の
電力管理システムに結合することができる。電力管理シ
ステムはRF信号が送信される電力レベルを制御する役
割を果たす。電力レベルは、例えば、電話機3と送受信
基地局との距離と、電話機3と送受信基地局との間の伝
搬路の特性に依存する。電力レベル要件はCDMAシス
テムで通常使用される通信プロトコルによって電話機3
と送受信基地局の間で送信される。コントローラ17は
電話機3の中央処理装置(CPU)またはCPUと通信
するサブプロセッサである。一実施形態では、電力管理
システムはCPUと通信するサブプロセッサ内で実施さ
れる。
【0054】送信モジュール1の変調装置モジュール1
2は、それぞれ局部発振器30、31と組み合わされた
ミクサ18、22によって形成される2つのミクサ段を
含む。図3で、局部発振器30、31は変調装置モジュ
ール12の一部として示されている。ただし、局部発振
器30、31は電話機3内の別の場所に位置してもよい
ことが企図される。さらに、変調装置モジュール12と
増幅モジュール10への分類は任意で、この分類は説明
の目的に限定されることが企図される。
【0055】ミクサ18は、信号処理モジュール7から
ベースバンド信号の「I」および「Q」成分を受信し、
局部発振器30から信号LO1を受信するQPSK変調
装置(4相PSK)として構成される。一実施形態で
は、局部発振器30は信号LO1が約100〜640M
Hzの範囲の周波数を有するように調整可能である。ミ
クサ18(QPSK変調装置)は、中間周波数信号が生
成される(「IF」で示され、以下IF信号と呼ぶ)よ
うに着信ベースバンド信号で信号LO1を変調する。I
F信号は所望の中間周波数を含むが、IF信号内に雑音
を発生させる不要な周波数も含む。IF信号はコントロ
ーラ17によって生成される制御信号AGCによって制
御される増幅器20に送信される。コントローラ17は
制御線20aを介して増幅器20に接続される。
【0056】増幅器20は制御信号AGCによって調整
される可変利得を有するように構成され、その結果、自
動利得制御増幅器を実施する。一実施形態では、増幅器
20は約90dBのダイナミック・レンジを有し、制御
信号AGCは増幅器20の利得を制御する0.2V〜
2.5VのDC電圧を有することができる。
【0057】増幅器20は増幅IF信号を帯域通過フィ
ルタ21に出力する。帯域通過フィルタ21は、中間周
波数を通過させ、不要な周波数を阻止してIF信号内の
雑音を低減するために選択されたフィルタ特性を有す
る。一実施形態では、帯域通過フィルタ21は約+/−
650kHzの通過帯域を有する。図3では、帯域通過
フィルタ21の出力は「フィルタリングされたIF」と
して表される。
【0058】雑音が低減されたIF信号はミクサ22に
送信される。一実施形態では、ミクサ22は伝送路内の
任意の利得変動を較正して補正する制御利得変動を有す
るように構成できる。ミクサ22は局部発振器31によ
って生成された信号LO2を使用してIF信号をRF信
号に変換する。一実施形態では、信号LO2は約955
MHz〜979MHzの周波数を有する。ミクサ18と
同様、ミクサ22はIF信号のアップコンバージョンを
行い、所望の無線周波数を含むが不要な周波数も含むR
F信号を生成する。ミクサ22の出力は「RF」として
示される。
【0059】RF信号は帯域通過フィルタ24に送信さ
れる。帯域通過フィルタ24は、所望の無線周波数を通
過させ、不要な周波数を阻止してRF信号内の雑音を低
減するために選択されたフィルタ特性を有する。一実施
形態では、帯域通過フィルタ24は約25MHzの通過
帯域を有する。図3では、帯域通過フィルタ21の出力
は「フィルタリングされたRF」として表される。
【0060】フィルタリングされたRF信号は一般に8
00MHzの範囲のRF信号を増幅するように構成され
た増幅器26に送信される。増幅器26は増幅モジュー
ル10の駆動増幅器である。増幅器は理想的には線形で
あるが、増幅器20は不要な周波数成分をRF信号に追
加する可能性がある。RF信号からこれらの不要な周波
数成分を解消するために、任意選択の帯域通過フィルタ
28が増幅器20と増幅モジュール10の間に接続され
る。
【0061】図3で、帯域通過フィルタ28はRF信号
を増幅する増幅モジュール10の入力14に接続され
る。増幅モジュール10はアンテナ2に接続された出力
16で増幅RF信号を出力する。アンテナ2は従来の方
法でRF信号を送信する。
【0062】図4は増幅モジュール10の例示的なブロ
ック図である。図示の実施形態では、増幅モジュール1
0は選択的に相互接続された3つの増幅器(PA1、P
A2、PA3)34、36、38を含む。一実施形態で
は、増幅器34、36、38は無線周波数範囲の所定の
電力レベル内で増加した効率で信号を増幅するように設
計された電力増幅器である。以下、増幅器34、36、
38を電力増幅器34、36、38と呼ぶ。ただし、本
発明は様々な異なるタイプの増幅器に関して幅広く使用
でき、本発明は電力増幅器を使用する適用例に限定され
ないことが企図される。
【0063】図4に示すように、電力増幅器34、3
6、38の入力は(共通の)入力14(RFIN)に接
続され、電力増幅器34、36、38の出力はスイッチ
40に接続されている。図示の実施形態では、スイッチ
40は第1の電力増幅器34を出力16、したがって、
アンテナ2に接続する。スイッチ40は3極スイッチと
して示されている。スイッチ40は一般に制御切替機能
を実行して3つの切替状態の1つを選択する。スイッチ
40は、リレー、ダイオード・スイッチ、ガリウム・ひ
素電界効果トランジスタなどのハードウェア・スイッチ
として実施できることが企図される。スイッチは離散的
な構成要素でもよく、またはモノリシック・マイクロ波
集積回路(MMIC)の一部、または無線周波数(R
F)ハイブリッドの一部として統合でき、あるいは多種
多様な半導体製造技法で実施できる。別の実施形態で
は、切替機能はソフトウェア・ルーチンなどで実施でき
る。
【0064】各電力増幅器34、36、38はそれぞれ
制御信号S1、S2、S3を介して制御可能である。制
御信号S1、S2、S3は制御信号CTRL2を受信す
る「PA Select」として図示されているセレク
タ42から生成される。スイッチ40は制御信号CTR
L1を介して制御可能で、電力増幅器34、36、38
の1つを出力16、したがって、アンテナ2に接続す
る。
【0065】制御信号CTRL1、CTRL2は、例え
ば、コントローラ17によって生成される。一実施形態
では、制御信号CTRL2は最大4つの電力増幅器に対
処できる2ビット・ワードであってもよい。あるいは、
電力増幅器34、36、38は制御信号S1、S2、S
3を出力するコントローラ14に直接接続することがで
きる。
【0066】各電力増幅器34、36、38はそれに対
応する制御信号S1、S2、S3によって活動状態にさ
れるように構成されている。例えば、電力増幅器34、
36、38は電源電圧VCCを電力増幅器34、36、
38に提供することで、またはすでに部分的に電源投入
された電力増幅器34、36、38を完全に活動状態に
することで活動状態にできる。
【0067】図5は電力増幅器34、36、38の内部
構造を示す。電力増幅器34、36、38は一般に2つ
の増幅器44、46の直列構成を含む。各増幅器44、
46は電源電圧VCCに接続される。動作時には、電力
増幅器34、36、38は消費電流に比例する電力を消
費する。消費電流は消費電力と電力効率の正確な指標で
ある。特定の電力増幅器に関して、図6に示すように、
電力効率は一般に出力電力が増加するにつれて増加す
る。
【0068】図6はそれぞれ電力増幅器34、36、3
8の電力効率を示すE1、E2、E3の印が付いた例示
のグラフである。電力効率(単位は%)は出力電力(単
位は1mWを基準とするdBm)の関数として示されて
いる。グラフE1、E2、E3は様々な可能なグラフの
表現であり、グラフE1、E2、E3は本発明の基礎原
理を説明するために示されていることが企図される。
【0069】図示のように、電力効率は一般に出力電力
が増加するにつれて増加する。例えば、第1の電力増幅
器34は20dBmの出力電力で約15%の電力効率を
有する(グラフE1)。出力電力が約25dBmに増加
した場合、電力効率は約30%に増加する。電力増幅器
36、38の電力効率も同様の特性を有する。第2の電
力増幅器36は15dBmの出力電力で約15%の電力
効率を有する(グラフE2)。出力電力が約20dBm
に増加した場合、電力効率は約30%に増加する。第3
の電力増幅器38は10dBmの出力電力で約15%の
電力効率を有する(グラフE3)。出力電力が約15d
Bmに増加した場合、電力効率は約30%に増加する。
【0070】一実施形態で第1の電力増幅器34が活動
状態でアンテナ2に接続されている場合、増幅モジュー
ル10はグラフE1に示された電力効率を有する。スイ
ッチ40が制御されて第1の電力増幅器34を切断し第
2の電力増幅器36をアンテナ2に接続する場合、増幅
モジュール10はグラフE2に示された電力効率を有す
る。第3の電力増幅器38は同様にアンテナ2に接続可
能である。
【0071】上述のように、電話機3の出力電力は、と
りわけ、電話機3と送受信基地局との距離によって決定
される。例えば、一実施形態では、最初、増幅モジュー
ル10はRF信号が25dBmの出力電力を有するよう
に第1の増幅器34でRF信号を増幅する。この場合、
電力効率は約30%である(グラフE1)。例えば、電
話機3が送受信局に近づいたために電話機3の出力電力
が低下した場合、コントローラ17は出力電力を例えば
約20dBmに低減し始める。その結果、電力効率は約
15%に低下する。
【0072】この低下を打ち消すために、コントローラ
17は電力増幅器36、38の1つを活動状態にし、活
動状態にされた電力増幅器36、38をアンテナ2に接
続する。この選択は、どの電力増幅器34、36、38
が特定の範囲の出力電力に最も適っているかを示すデー
タに基づく。例えば、コントローラ17は第2の増幅器
36、38をアンテナ2に接続し、増幅モジュール10
は20dBmの出力電力で30%の電力効率を有する
(グラフE2)。
【0073】同様に、出力電力が例えば15dBmにさ
らに低下すると、コントローラ17は再びこの範囲の出
力電力に最も適っている電力増幅器を選択する。15d
Bmに低下した出力電力で、増幅モジュール10は、第
3の電力増幅器38が活動状態にされた状態で、再び約
30%の電力効率を有する。
【0074】増幅モジュール10の上記の実施形態は、
変化する出力電力要件に動的に適合して広範囲の出力電
力にわたって改善された電力効率を達成する。改善され
た電力効率によって無線通信装置の動作時間が改善され
る。
【0075】図4〜図6を参照すると、増幅モジュール
10は、例えば待機時間と通話時間を改善することがで
きる電話機3の改善された効率を提供する。各電力増幅
器34、36、38は特定の出力電力範囲で増加した効
率で動作するように設計されている。例えば、一実施形
態では、電力増幅器34は29dBm〜19dBmの電
力範囲でより効率的に動作し、電力増幅器36は20d
Bm〜9dBmの電力範囲でより効率的に動作し、電力
増幅器38は10dBm〜−1dBmの電力範囲でより
効率的に動作する。
【0076】図7は、選択された電力増幅器34、3
6、38のみが電源投入されている場合に、活動状態の
電力増幅器34、36、38または増幅モジュール10
にdBm単位の出力電力の関数として印加される直流電
圧を示すグラフである。図示の実施形態では、出力電力
は電力レベルL0〜L3のダイナミック・レンジをカバ
ーする。電力増幅器36、38(PA3、PA2)は電
力レベルL1付近で重畳し、電力増幅器34、36(P
A2、PA1)は電力レベルL2付近で重畳する。
【0077】出力電力はしきい値検出器が事前設定され
たしきい電圧と比較する電圧に対応する。例えば、電力
増幅器38が活動状態で出力電力が増加する時に、電力
レベルL1に対応する電圧はしきい電圧V1を超える。
コントローラ17は電力増幅器38を非活動状態にし、
電力増幅器36を活動状態にする。それに対応して、電
力増幅器36が活動状態で出力電力が低下する時に、し
きい電圧V1で電力増幅器38が活動状態にされる。電
力増幅器34、36の間の同様の切替がしきい電圧V2
と電力レベルL2に発生する。
【0078】増幅モジュール10の一実施形態では、各
電力増幅器34、36、38は所定の範囲の出力電力を
カバーする。電力範囲は電力増幅器34、36、38の
隣接する電力範囲が約1dBmだけ重畳するように選択
される。この場合、電力増幅器34、36、38の間の
切替についてヒステリシスが存在する。ヒステリシス
は、例えば、不注意による切替を回避するために、無線
通信システムの設計の要件に基づいて選択できる。
【0079】有利なことにコントローラ17内で実施さ
れるしきい値検出器は、1つの電力増幅器から次の電力
増幅器への切替が必要な電力レベルを決定する。ヒステ
リシスによって、切替が行われる時はいつでも、RF信
号の現在の電力レベルで効率的に動作する電力増幅器に
よってRF信号が増幅されることが保証される。
【0080】上述したように、コントローラ17はRF
信号を送信すべき電力レベルを制御する。コントローラ
17は現在必要な電力レベルで電力増幅器34、36、
38のどれが効率的であるかを判定し、電力レベル要件
が変化するまで対応する電力増幅器34、36、38を
活動状態にする。電力レベル要件が変化するとすぐに、
コントローラ17はこの電力レベルで効率的な電力増幅
器34、36、38を活動状態にする。電力増幅器3
4、36、38の切替は電話機3のユーザが通常切替に
気付かないように行われる。
【0081】図8は増幅モジュール10の制御手順の流
れ図を示す。電話機3の電源投入時に、この手順は開始
ブロック800に示されているようにリセットされて初
期化される。
【0082】ステップ802で、手順は電話機3が現在
RF信号を送信している出力電力を決定する。上述した
ように、出力電力は、とりわけ、電話機3と送受信局と
の距離によって決定される。コントローラ17または電
話機のCPUは、例えば、電話機3を必要とする送受信
局から受信した信号を処理して出力電力を約5dBmに
低減する。
【0083】ステップ803で、手順はステップ802
で決定された出力電力を現在活動状態の電力増幅器3
4、36、38の電力範囲と比較する。決定された出力
電力が活動状態の電力増幅器34、36、38の電力範
囲内にある場合、手順はNO分岐をたどってステップ8
02に戻る。決定された出力電力が活動状態の電力増幅
器34、36、38の電力範囲外の場合、手順はYES
分岐をたどってステップ804に進む。
【0084】ステップ804で、手順は5dBmの低下
を示す信号を使用して「新しい」出力電力を電力効率デ
ータと整合させる。電力効率データは電話機3の電力効
率が増加するように新しい出力電力で効率的な電力増幅
器34、36、38の1つに新しい出力電力を関連付け
る。
【0085】ステップ806で、手順はスイッチ40を
制御してステップ704で決定された電力増幅器34、
36、38を選択し、この電力増幅器34、36、38
をアンテナ2に接続する。スイッチ40が設定される
と、ブロック708に示すように手順は終了する。
【0086】以上、好ましい実施形態の適用される本発
明のいくつかの新しい機能について詳細に図示し、説明
し、明らかにしてきたが、当業者は、本発明の精神から
逸脱することなしに、説明した実施形態の形式および詳
細を様々に省略、代替、変更できることが理解されよ
う。したがって、本発明の範囲は上記の説明に限定され
てはならず、冒頭の請求の範囲によって定義されなけれ
ばならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】マザーボードの一部を示す無線通信装置の切断
図である。
【図2】図1に示す無線通信装置内の送信経路の一実施
形態の図である。
【図3】送信機の第1の実施形態の図である。
【図4】送信モジュールの図である。
【図5】図4に示す増幅モジュールに含まれる電力増幅
器の図である。
【図6】3つの電力増幅器の電力効率を示すグラフであ
る。
【図7】ヒステリシス機能の一実施形態を示すグラフで
ある。
【図8】制御手順の流れ図である。
【符号の説明】
1 送信モジュール 2 アンテナ 3 無線通信装置(電話機) 5 マザーボード 7 処理モジュール 9 マイクロフォン 10 増幅モジュール 20 増幅器 12 変調装置モジュール 14 入力 16 出力 17 コントローラ 18 ミクサ 21 帯域通過フィルタ 22 ミクサ 24 帯域通過フィルタ 26 増幅器 28 帯域通過フィルタ 34 増幅器 36 増幅器 38 増幅器 41 切替回路 42 セレクタ 43 切替回路 44 増幅器 46 増幅器 E1 グラフ E2 グラフ E3 グラフ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 モフィ エフ.アブデルガニー アメリカ合衆国 92620 カリフォルニア アーヴァイン フィールド 28 (72)発明者 ジェームズ エフ.カムケ アメリカ合衆国 60546 イリノイ リバ ーサイド セルボーン ロード 743

Claims (48)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信装置であって、 ベースバンド信号を無線周波数信号に変換するように構
    成された変調装置モジュールと、 無線信号を受信して増幅出力信号を生成する増幅モジュ
    ールを含み、 前記増幅モジュールが、 無線周波数信号と通信する第1の増幅器を含み、前記第
    1の増幅器が、第1の動作範囲内で第1の増幅信号を増
    加した効率で生成するように構成され、 無線周波数信号と通信する第2の増幅器を含み、前記第
    2の増幅器が第1の増幅器と並列に配置され、前記第2
    の増幅器が、第1の動作範囲とは異なる第2の動作範囲
    内で増加した効率で第2の増幅信号を生成するように構
    成され、 無線周波数信号と通信する第3の増幅器を含み、前記第
    3の増幅器が第1および第2の増幅器と並列に配置さ
    れ、前記第3の増幅器が、第1および第2の動作範囲と
    は異なる第3の動作範囲内で増加した効率で第3の増幅
    信号を生成するように構成され、 第1、第2および第3の増幅器と通信するスイッチを含
    み、前記スイッチが増幅出力信号として第1、第2また
    は第3の増幅信号を選択するように構成され、前記スイ
    ッチと通信する制御モジュールを含み、前記制御モジュ
    ールが所望の動作レベルに基づいてスイッチを制御する
    ように構成された無線通信装置。
  2. 【請求項2】 第1の動作範囲が29dBm〜19dB
    mである請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 第2の動作範囲が20dBm〜9dBm
    である請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 第3の動作範囲が10dBm〜−1dB
    mである請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 第1、第2または第3の増幅器を選択的
    に使用可能にするセレクタをさらに含む請求項1に記載
    の装置。
  6. 【請求項6】 セレクタがディジタル制御値を受信する
    請求項1に記載の装置。
  7. 【請求項7】 制御値が第1、第2または第3の増幅器
    の少なくとも1つを識別する請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 第1の増幅器が2つの直列に接続された
    増幅器をさらに含む請求項1に記載の装置。
  9. 【請求項9】 増幅モジュールであって、 入力信号を受信する入力を含み、 少なくとも、入力と通信する第1の増幅器をさらに含
    み、前記第1の増幅器が、入力信号を増幅して、第1の
    動作範囲内で第1の増幅信号を増加した効率で生成する
    ように構成され、 少なくとも、入力と通信する第2の増幅器をさらに含
    み、前記第2の増幅器が、入力信号を増幅して、第1の
    動作範囲とは異なる第2の動作範囲内で第2の増幅信号
    を増加した効率で生成するように構成され、 第1および第2の増幅器と通信するスイッチをさらに含
    み、前記スイッチが第1および第2の増幅信号の少なく
    とも1つを増幅出力信号として出力するように構成され
    た増幅モジュール。
  10. 【請求項10】 第1および第2の増幅器が選択的に活
    動状態にされる請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 第1の増幅器が29dBm〜19dB
    mの動作範囲で増加した効率で動作する請求項9に記載
    の装置。
  12. 【請求項12】 第2の増幅器が20dBm〜9dBm
    の動作範囲で増加した効率で動作する請求項9に記載の
    装置。
  13. 【請求項13】 スイッチが第1または第2の増幅信号
    のどちらかを選択する請求項9に記載の装置。
  14. 【請求項14】 スイッチが第1および第2の増幅信号
    を組み合わせる請求項9に記載の装置。
  15. 【請求項15】 セレクタをさらに含み、前記セレクタ
    が第1または第2の増幅器の少なくとも1つを少なくと
    も使用可能または使用不能にするように構成された請求
    項9に記載の装置。
  16. 【請求項16】 少なくとも、入力と通信する第3の増
    幅器をさらに含み、前記第3の増幅器が、入力信号を増
    幅して、第1および第2の動作範囲とは異なる第3の動
    作範囲内で第3の増幅信号を増加した効率で生成するよ
    うに構成された請求項10に記載の装置。
  17. 【請求項17】 増幅回路であって、 入力信号を受信する入力を含み、 少なくとも、入力と通信する第1の増幅器を含み、前記
    第1の増幅器が、入力信号を増幅して第1の動作範囲内
    で第1の増幅信号を増加した効率で生成するように構成
    され、 少なくとも、入力と通信する第2の増幅器を含み、前記
    第2の増幅器が、入力信号を増幅して第2の動作範囲内
    で第2の増幅信号を増加した効率で生成するように構成
    され、 第1および第2の増幅器と通信するセレクタを含み、前
    記セレクタが増幅出力信号を生成するために第1および
    第2の増幅器の少なくとも1つを使用可能にするように
    構成された増幅回路。
  18. 【請求項18】 入力信号が約800メガヘルツである
    請求項17に記載の装置。
  19. 【請求項19】 入力信号が約1900メガヘルツであ
    る請求項17に記載の装置。
  20. 【請求項20】 増幅出力信号が無線通信信号である請
    求項17に記載の装置。
  21. 【請求項21】 増幅出力信号がCDMA通信信号であ
    る請求項17に記載の装置。
  22. 【請求項22】 増幅出力信号がGSM通信信号である
    請求項17に記載の装置。
  23. 【請求項23】 増幅出力信号がPCS通信信号である
    請求項17に記載の装置。
  24. 【請求項24】 増幅出力信号がAMPS通信信号であ
    る請求項17に記載の装置。
  25. 【請求項25】 増幅回路であって、 入力信号を増幅して、第1の動作範囲内で第1の増幅信
    号を増加した効率で生成する第1の手段を含み、 第1の手段と一般に並列に配置された第2の手段を含
    み、前記第2の手段が入力信号を増幅して、第2の動作
    範囲内で第2の増幅信号を増加した効率で生成する第2
    の手段を含み、 第1または第2の増幅信号の少なくとも1つの出力を選
    択的に可能にする第3の手段を含む増幅回路。
  26. 【請求項26】 第1または第2の増幅器の少なくとも
    1つを選択的に可能にする第4の手段をさらに含む請求
    項25に記載の増幅回路。
  27. 【請求項27】 第4の手段を制御する第5の手段をさ
    らに含み、第5の手段が所望の動作範囲に基づいて第1
    および第2の増幅器の少なくとも1つを可能にする処理
    を制御する請求項25に記載の増幅回路。
  28. 【請求項28】 無線通信装置を運用する方法であっ
    て、 ベースバンド信号を無線周波数信号に変換するステップ
    と、 第1の増幅器によって、第1の動作範囲内で無線周波数
    信号を増加した効率で増幅して第1の増幅信号を生成す
    るステップと、 第2の増幅器によって、第1の動作範囲とは異なる第2
    の動作範囲内で無線周波数信号を増加した効率で増幅し
    て第2の増幅信号を生成するステップと、 第3の増幅器によって、第1および第2の動作範囲とは
    異なる第3の動作範囲内で無線周波数信号を増加した効
    率で増幅して第3の増幅信号を生成するステップと、 所望の動作レベルに基づいて、第1、第2または第3の
    増幅信号を増幅出力信号として選択的に出力するステッ
    プを含む方法。
  29. 【請求項29】 第1の動作範囲が29dBm〜19d
    Bmである請求項28に記載の方法。
  30. 【請求項30】 第2の動作範囲が20dBm〜9dB
    mである請求項28に記載の方法。
  31. 【請求項31】 第3の動作範囲が10dBm〜−1d
    Bmである請求項28に記載の方法。
  32. 【請求項32】 第1、第2、または第3の増幅器を選
    択的に活動状態にするステップをさらに含む請求項28
    に記載の方法。
  33. 【請求項33】 ディジタル制御値を処理して第1、第
    2または第3の増幅器を選択的に活動状態にするステッ
    プをさらに含む請求項28に記載の方法。
  34. 【請求項34】 第4の増幅器によって第1の増幅信号
    を処理して変更された第1の増幅信号を生成するステッ
    プをさらに含む請求項28に記載の方法。
  35. 【請求項35】 入力信号を増幅する方法であって、 入力信号を受信するステップと、 第1の増幅器によって入力信号を増幅して第1の動作範
    囲内で第1の増幅信号を増加した効率で生成するステッ
    プと、 第2の増幅器によって入力信号を増幅して第1の動作範
    囲とは異なる第2の動作範囲内で第2の増幅信号を増加
    した効率で生成するステップと、 所望の増幅レベルに応答して第1および第2の増幅信号
    の少なくとも1つの出力を選択的に可能にするステップ
    を含む方法。
  36. 【請求項36】 第1および第2の増幅器の少なくとも
    1つを選択的に活動状態にするステップをさらに含む請
    求項35に記載の方法。
  37. 【請求項37】 第1の動作範囲が29dBm〜19d
    Bmである請求項35に記載の方法。
  38. 【請求項38】 第2の動作範囲が20dBm〜9dB
    mである請求項35に記載の方法。
  39. 【請求項39】 選択的に使用可能にするステップが第
    1または第2の増幅信号のどちらかを選択する請求項3
    5に記載の方法。
  40. 【請求項40】 選択的に使用可能にするステップが第
    1および第2の増幅信号を組み合わせる請求項35に記
    載の方法。
  41. 【請求項41】 入力信号を増幅する方法であって、 第1の増幅器によって入力信号を増幅して第1の動作範
    囲内で第1の増幅信号を増加した効率で生成するステッ
    プと、 第2の増幅器によって入力信号を増幅して第2の動作範
    囲内で第2の増幅信号を増加した効率で生成するステッ
    プと、 増幅出力信号を生成するために第1および第2の増幅信
    号の少なくとも1つを選択するステップを含む方法。
  42. 【請求項42】 入力信号が約800メガヘルツである
    請求項41に記載の方法。
  43. 【請求項43】 入力信号が約1900メガヘルツであ
    る請求項41に記載の方法。
  44. 【請求項44】 増幅出力信号が無線通信信号である請
    求項41に記載の方法。
  45. 【請求項45】 増幅出力信号がCDMA通信信号であ
    る請求項41に記載の方法。
  46. 【請求項46】 増幅出力信号がGSM通信信号である
    請求項41に記載の方法。
  47. 【請求項47】 増幅出力信号がPCS通信信号である
    請求項41に記載の方法。
  48. 【請求項48】 増幅出力信号がAMPS通信信号であ
    る請求項17に記載の方法。
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