JP2000208743A - ジュアルダマシ―ンコンデンサを備えた集積回路デバイスおよびこれを製造するための関連する方法 - Google Patents

ジュアルダマシ―ンコンデンサを備えた集積回路デバイスおよびこれを製造するための関連する方法

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JP2000208743A
JP2000208743A JP6223A JP2000006223A JP2000208743A JP 2000208743 A JP2000208743 A JP 2000208743A JP 6223 A JP6223 A JP 6223A JP 2000006223 A JP2000006223 A JP 2000006223A JP 2000208743 A JP2000208743 A JP 2000208743A
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Glenn B Alers
ビー.アラーズ グレン
Choi Seingumuu
チョイ セイングムー
Sailesh M Merchant
マンシン マーチャント サイレッシュ
Pradip K Roy
クマー ロイ プラディップ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジュアルダマシーンコンデンサを備えた集積
回路デバイスおよびこれを製造するための関連する方
法。 【解決手段】本発明による集積回路デバイスは、内部に
開口部を有する絶縁層とコンデンサを備え、このコンデ
ンサは、積層された、前記開口部に整合する下側電極、
前記下側電極に隣接する(を覆う)コンデンサ絶縁層、
および前記コンデンサ絶縁層に隣接する(を覆う)上側
電極から構成される。このコンデンサは、前記絶縁層の
各隣接する上側表面部分と実質的に同一平面となるよう
に形成された実質的に平坦な上側表面を有する。加え
て、好ましくは、前記下側電極の端と前記コンデンサ絶
縁層の端は、前記コンデンサの上側表面に終端する。さ
らに、前記コンデンサ絶縁層は、高い誘電定数と高い品
質を持ち、絶縁漏れは小さく、しかも、前記上側および
下側金属電極によるこのコンデンサ絶縁層の還元を阻止
することができる絶縁材から構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【関連する特許出願】本発明は、全て、1999年1月
12日付けで、本発明と譲受人を同一とする係属中の暫
定特許出願第60/115,526号;60/115,
529号;および第60/115,531号と関連する
ために、これらについても参照されたい。
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積回路の分野、
より詳細には、コンデンサを備えた集積回路デバイスに
関する。
【0003】
【従来の技術】コンデンサは、半導体デバイス、例え
ば、集積回路(IC)において、電荷を格納するために
用いられる。IC、例えば、ダイナミックRAMにおい
ては、コンデンサは、メモリセル内のメモリとして用い
られる。典型的には、IC内に形成されるコンデンサ
は、例えば多結晶シリコン(ポリシリコン)から形成さ
れる下側電極、例えば五酸化タンタルおよび/あるいは
バリウムストロンチウムチタネート(barium strontuim
titanate)から形成される絶縁(誘電)層、および、
例えば窒化チタン、チタン、タングステン、プラチナ、
あるいはポリシリコンから形成される上側電極から構成
される。
【0004】近年、半導体メモリデバイスの開発におい
ては、ますます高いパッキング密度が要求されており、
ダイナミックRAMメモリセルのコンデンサが占拠でき
るエリアは縮小する一方である。こうして、電極の表面
積が低減されるために、コンデンサの容量はますます低
減されるが、ただし、他方においては、メモリセルの読
み出しの際の高いS/N比を達成するためには、比較的高
い容量が要求される。従って、セルの寸法を低減すると
同時に、高い容量を達成することが求められる。これ
は、例えば、金属電極コンデンサによって達成すること
ができる。さらに、高集積度のメモリデバイス、例え
ば、ダイナミックRAMは、データ格納コンデンサに対
して、極めて薄い膜厚を要求する。この要件を満たすた
めには、コンデンサの絶縁層の膜厚は、SiO2を用い
た場合で、2.5ナノメートル(nm)以下であること
が要求される。所望の性能を達成するための一つの有効
な方法として、従来のSiO2あるいはSi34の代わ
りに、比較的高い比誘電率を有する材料、例えば、Ta
25の薄膜を用いることが行なわれている。
【0005】この目的のためには、絶縁(誘電)層とし
て、化学蒸着(CVD)されたTa 25膜が、Ta25
の誘電定数(k)は従来のSi34のコンデンサ絶縁層
のそれより約3倍大きいという理由から用いられる。た
だし、Ta25の絶縁層は、一つの欠点として、漏れ電
流特定が劣るという問題がある。このために、Ta25
材料は生来的に高い誘電特性を有するにもかかわらず、
Ta25は、典型的には、漏れ電流のために、あまり良
好な結果を与えない。例えば、Parkらに交付された
合衆国特許第5,780,115号は、Ta25を集積
回路コンデンサの絶縁(誘電)層として用い、電極層を
窒化チタン(TiN)から形成する方法を開示する。た
だし、600℃以上の温度では、このタイプの層構造
は、TiN層内のチタンが絶縁層のTa25を元素タン
タルに還元する傾向があるために、安定性の問題を抱え
る。
【0006】通常は、半導体デバイス内の2つの導体
(コンダクタ)間の相互接続配線は、例えば、第一と第
二の金属線間の電気的接続のためのプラグ構造、例えば
タングステンプラグによって提供される。このような構
造を製造するためには、3つの別個の処理ステップ、す
なわち、2つの導体を別個に形成するステップと、タン
グステンプラグを形成するステップが要求される。加え
て、半導体デバイスの製造業者は、例えば、導電バイヤ
や相互接続配線などの配線(メタライゼーション)パタ
ーンに対して、銅および銅の合金を用いることにより大
きな関心を持っている。これは、銅は、アルミニウムと
比較して、エレクトロマイグレーションに強いことに加
え、電気固有抵抗も、約1.7オームセンチメートル
(ohm cm)と比較的低いためである。このために、銅の
相互接続配線を形成するためのプロセスステップを簡素
化するため、とりわけ、エッチングステップを除去する
ために、ジュアルダマシーンプロセス(dual damasene
process)が開発されている。ジュアルダマシーンプロ
セスは、アルミニウムの相互接続配線を形成するために
も用いられている。
【0007】ジュアルダマシーン構造は、下側の導体と
コンタクトし、従来の相互接続配線構造のプラグ構造の
機能の代わりを果たす下側部分、すなわち、バイヤを備
える。ジュアルダマシーン構造は、さらに、第二の導体
を形成するために用いられる上側部分、すなわち、埋込
み溝(インレードトレンチ)を備える。ジュアルダマシ
ーン構造の下側部分と上側部分は互いにコンタクトする
ために、これらは、同一の導電材、例えば、銅にて、同
時に満たす(充填する)ことができる。これによって、
プラグ構造と上側導電層を、別個の処理ステップによっ
て形成する必要性が除去される。
【0008】従来のジュアルダマシーンプロセスにおい
ては、通常、コンデンサは、別個のレベルに形成され
る。つまり、最初に、第一の導電層が堆積され、次に、
中間の絶縁層が形成され、その後、第二の導電層が形成
され、最後に、これらの層構造がパターンニングおよび
エッチングされる。第一と第二の導電層は、典型的に
は、例えば、ポリシリコンや、窒化チタンから形成され
る。次に、これらコンデンサの上に酸化膜が形成され、
その後、コンデンサ上の表面形状が整えられる。つま
り、その後の層の形成に備えて、化学的機械的研磨(C
MP)を用いて、この酸化膜層が平坦化される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】こうして、コンデンサ
を作製するための従来のプロセスでは、導電層のエッチ
ングのため、並びに、化学的機械的研磨(CMP)ステ
ップのために、追加の時間が要求される。さらに、金属
電極を備えるコンデンサ、すなわち、金属・絶縁体・金
属(MIM)コンデンサを形成する場合は、要求される
金属エッチングステップは、ジュアルダマシーンプロセ
スとは、完全にはコンパチブルでなくなる。換言すれ
ば、上述のように、ジュアルダマシーンプロセスは、と
りわけ、金属のエッチングを回避することを目的として
用いられ;従って、ジュアルダマシーンプロセス内に金
属エッチングプロセスを用いることは、望ましくない。
【0010】上述の議論から明らかなように、ジュアル
ダマシーンプロセスとコンパチブルな高密度の金属電極
コンデンサを集積化するための方法が要請される。さら
に、これら金属電極コンデンサに対する、高い誘電定数
と高い品質を持ち、絶縁漏れは小さく、しかも、電極の
金属による絶縁層の還元を阻止することができる、コン
デンサ絶縁層が要請される。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の背景を鑑み、本発
明の一つの目的は、従って、金属電極を有し、高密度な
コンデンサを備え、ジュアルダマシーンプロセスとコン
パチブルな、集積回路デバイスを提供することにある。
【0012】本発明のもう一つの目的は、ジュアルダマ
シーンプロセスを用いて、金属電極を有する高密度なコ
ンデンサを備える集積回路デバイスを製造するための方
法を提供することにある。
【0013】本発明のさらにもう一つの目的は、これら
金属電極コンデンサに対する、高い誘電定数と高い品質
を持ち、絶縁漏れは小さく、しかも、電極の金属による
絶縁層の還元を阻止することができる、コンデンサ絶縁
層を提供することにある。本発明のこれらおよびその他
の目的、特徴、および長所が、本発明による集積回路デ
バイスによって達成されるが、この集積回路デバイス
は:半導体基板に隣接して(上面に)設けられた、内部
に開口部を有する、絶縁層;およびコンデンサを備え
る。このコンデンサは、積層された、前記開口部に整合
する下側電極、前記下側電極に隣接する(を覆う)コン
デンサ絶縁層、および前記コンデンサ絶縁層に隣接する
(を覆う)上側電極から構成される。このコンデンサ
は、前記絶縁層の各隣接する上側表面部分と実質的に同
一平面となるように形成された実質的に平坦な上側表面
を有する。加えて、前記下側電極の端と前記コンデンサ
絶縁層の端は、好ましくは、前記コンデンサの上側表面
に終端される。
【0014】一つの好ましい実施例においては、前記開
口部は、前記開口部の両側壁の間で、開口部の上部から
開口部の下部まで、実質的に一様な幅を有する。もう一
つの実施例においては、前記開口部は、下側部と上側部
を有し、前記上側部は前記上側部より大きな幅を有す
る。もう一つの実施例においては、前記絶縁層は、下側
絶縁層部、エッチング停止層、および上側絶縁層部から
構成される。もう一つの実施例においては、前記開口部
の上側部は、前記上側絶縁層部と前記エッチング層を貫
通して形成され、下側部は、前記下側絶縁層部を貫通し
て形成される。
【0015】もう一つの実施例においては、前記上側金
属電極は、前記コンデンサ絶縁層に隣接して(の上面
に)設けられた障壁金属層と、前記金属障壁層に隣接し
て(の上面に)設けられた銅の層を備え、前記障壁金属
層は、窒化タンタルから形成され、前記上側金属電極と
下側金属電極は、おのおの、窒化タンタルから形成され
る。
【0016】さらに、前記コンデンサ絶縁層は、一つの
好ましい実施例においては、約25より大きな誘電定数
を有する。もう一つの実施例においては、前記コンデン
サ絶縁層は、積層された、第一の金属酸化膜層、酸化タ
ンタル層、および第二の金属酸化膜層から構成され、前
記上側(第一の)金属電極と下側(第二の)金属電極
は、おのおの、窒化金属から形成される。
【0017】さらに、本発明の様々な長所が、半導体基
板に隣接して(上面に)設けられた絶縁層の開口部内に
集積回路のコンデンサを製造するための方法によって実
現されるが、この方法は:前記絶縁層内の前記開口部と
整合するように下側金属電極を形成するステップ;前記
下側金属電極を覆うようにコンデンサ絶縁層を形成する
ステップ;前記コンデンサ絶縁層を覆うように上側金属
電極を形成するステップ;および前記コンデンサの上側
表面を前記絶縁層の各隣接する上側部分と同一平面とな
るように平坦化するステップから構成される。一つの好
ましい実施例においては、前記形成ステップおよび平坦
化ステップは、前記下側電極と前記コンデンサ絶縁層
を、これらの端が前記コンデンサの上側表面の所に終端
するように形成および平坦化するステップから成る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を、本発明の好ま
しい実施例を図解する付録の図面との関連でより詳細に
説明する。ただし、本発明は、多くの様々な異なる形態
にて実現することが可能であり、以下に説明する実施例
に限定されるものではないことに注意する。むしろ、以
下に説明するこれら幾つかの実施例は、本明細書が、十
分で、完全なものとなり、本発明の範囲を当業者に完全
に示すことができることを意図して提供されるものであ
る。図面中、類似する参照符号は、類似する要素を示
し、また、様々な層およびエリアは、明快さ期すため
に、誇張されていることに注意する。
【0019】図1は、以下に説明する、本発明による半
導体基板上30に形成された金属電極コンデンサ24を
備えた集積回路デバイス20を示す。半導体基板30
は、好ましくは、シリコン、ポリシリコン層、あるいは
基板上に形成された構造とされる。半導体基板30内に
は、トランジスタ(図示せず)などの複数のデバイスが
周知の技法を用いて形成される。集積回路デバイス20
は、基板30に隣接して(基板上に)設けられた、第一
の絶縁(誘電)層32を備える。この第一の絶縁層32
は、適当な絶縁(誘電)材、例えば、二酸化ケイ素、窒
化ケイ素、および/あるいは所望の誘電(絶縁)定数を
有する任意の他の材料もしくはそれらの合金から形成さ
れる。他の適当な絶縁材として、五酸化タンタルの他、
バリウムストロンチウムチタネート(barium strontium
titanate:チタン酸バリウムストロンチウム)などを
用いることもできる。ただし、より一般的には、この絶
縁層は、相互接続配線構造と本発明のコンデンサの形成
に悪影響を与えない限りどのような絶縁材から形成して
も構わない。
【0020】図1には、この第一の絶縁層32が相互接
続配線34と共に示される。この第一の絶縁層32と相
互接続配線34は、単に、集積回路デバイスの下側レベ
ルの一例を示すものである。当業者においては容易に理
解できるように、複数の相互接続レベルとバイア(接続
孔)が、デバイスを貫通してデバイスの様々なレベルの
所に存在する。バイアは、中間絶縁層内に形成された開
口であり、下側金属ラインのある部分を露出し、その金
属ラインとの電気的な接触(コンタクト)を図るために
設けられる。通常は、次に、このバイア内に、下側の金
属ラインと、後に形成される上側の金属ラインとを接続
するために、導電性のコンタクトが形成される。電極コ
ンデンサ24は、隣接する第三の絶縁(誘電)層42の
上側表面部分と実質的に同一平面となるように形成され
た実質的に平坦な上側表面を有する。さらに、下側金属
電極44の端とコンデンサ絶縁(誘電)層46の端は、
コンデンサの上側表面で終端する。好ましくは、コンデ
ンサ絶縁層46は、所望のコンデンサ(容量)特性が達
成されるように、約25より大きな誘電定数を有するも
のとされる。上側電極は、導電性の金属層48と導電性
の金属層50から構成される。導電性の金属層48は、
例えば、窒化タンタルから形成され、導電性の金属層5
0は、銅から形成される。導電性の金属層48は、障壁
層としても機能し、金属導電層50からの金属、例え
ば、銅が、絶縁層46内に拡散することを阻止する。
【0021】上述のように、本発明の集積回路デバイス
20は、ジュアルダマシーン構造とコンパチブルで、こ
れと一体化することができる金属電極44、48、50
を備える高密度コンデンサ24を提供する。
【0022】図2は、コンデンサ24の実施例の詳細を
示すが、これは、第一の金属酸化膜層64、第二の金属
酸化膜層66、および第三の金属酸化膜層68から構成
される高誘電定数の複合絶縁(誘電)スタック46を備
える。第一の金属酸化膜層64と第三の金属酸化膜層6
8は、比較的高い誘電定数を有する金属酸化膜(メタル
オキサイド)、例えば、TiO2、ZrO2、RuO2
ら形成される。第二の金属酸化膜層66は、Ta25
ら形成される。
【0023】コンデンサ24は、さらに、金属電極4
4、48を備え、これらは、窒化金属、例えば、TiN
から形成される。ここで、このTiN化合物内のチタン
は、第二の金属酸化膜層66の金属酸化膜を、例えば、
元素タンタルに分解、すなわち、還元する能力を持つ。
ただし、高い誘電定数の第一の金属酸化膜層64と第三
の金属酸化膜層68のために、金属電極44、48の金
属による第二の金属酸化膜層66の金属酸化膜の分解、
すなちわ、還元が実質的に阻止される。こうして、金属
電極44、48を備えるコンデンサ24は、高い誘電定
数、高い品質、および低絶縁漏れのコンデンサ絶縁層4
6を備え、この構造のために、金属電極44、48の金
属による絶縁層46の還元が阻止される。
【0024】図3〜8は、本発明による、半導体基板3
0上に形成されたコンデンサ24を備えた集積回路デバ
イス20を製造するためのジュアルダマシーン過程を示
す。最初に、図3に示すように、従来の技術に従って半
導体基板30が用意され、半導体基板に隣接して(上
に)第一の絶縁層32が形成される。上述のように、半
導体基板30は、好ましくは、シリコンから形成され
る。
【0025】さらに、複数のデバイス、例えば、トラン
ジスタ(図示せず)が、従来の技法を用いて、基板30
内に形成される。当業者においては周知のように、半導
体基板30と他の関連する層によって、半導体ウエーハ
が形成される。第一の絶縁層32は、二酸化ケイ素ある
いは他の周知の絶縁材から形成される。勿論、第一の絶
縁層は、堆積によって得ることも、成長によって得るこ
ともできる。第一の絶縁層32は、さらに、相互接続配
線34を備える。相互接続配線34は、導電性の金属、
例えば、アルミニウムおよび/あるいは銅を、第一の絶
縁層32内にエッチングにて設けられた溝(トレンチ)
内に体積することによって形成される。これら、第一の
絶縁層32と相互接続配線34は、単に、集積回路デバ
イスの下側レベルを解説するためのものであることに注
意する。
【0026】次に、第二の絶縁層38が、第一の絶縁層
32と相互接続配線34に隣接して(上に)形成され
る。次に、図示するように、エッチング停止層40が第
二の酸化膜層38上に形成される。次に、このエッチン
グ停止層40に隣接して(の上に)第三の絶縁層42が
形成される。ここでも、第二の絶縁層38と第三の絶縁
層42は、所望の誘電定数を有する任意の適当な絶縁材
から形成され、当業者に周知のように、堆積あるいは成
長される。エッチング停止層40は、典型的には、窒化
ケイ素から形成され、従来の技法を用いて堆積される。
この非導電性の窒化ケイ素のエッチング停止層40は、
典型的には、関連する絶縁層、例えば、第二の絶縁層3
8上に、CDVを用いて、約600℃〜900℃の間の温
度にて堆積される。
【0027】次に、図4に示すように、第三の絶縁層4
2とエッチング停止層40を貫通して、第一の開口56
が選択的に形成される。このためには、例えば、最初
に、第三の絶縁層42がエッチングされ、これに続い
て、エッチング停止層40がエッチングされる。ただ
し、当業者においては理解できるように、他のエッチン
グステップを用いて第三の絶縁層とエッチング停止層を
エッチングすることもできる。さらに、当業者において
は理解できるように、エッチング停止層の使用を伴う、
あるいは伴わない、他のジュアルダマシーンプロセスも
知られている。第一の開口56は、後に、後に説明する
方法にてコンデンサを形成するために用いられる。
【0028】ジュアルダマシーンプロセスにおいて周知
のように、さらに、図5に示すように、第二の絶縁層3
8内の、第一の開口56によって区切られる境界内に、
少なくとも第二の開口60がエッチングされる。次に、
点線58によって示されるフォトレジストが、第二の開
口60を形成するために塗布される。次に、このフォト
レジストが、当業者に周知の技法を用いて除去される。
この結果として、図示するように、開口60が、異なる
層間のバイア(接続孔)を形成する開口として現われる
が、これも、当業者においては周知である。ただし、開
口60は、上では、単に一例として、開口56より狭い
幅を有するものとして説明したが、開口60は、開口5
6と実質的に同一の幅を有するように形成することもで
きる。
【0029】次に、図6に示すように、例えば、窒化タ
ンタル、窒化チタン、窒化タングステンなどの障壁金属
を堆積することで、下側電極44を形成される。次に、
コンデンサ絶縁層46が、堆積もしくはエピタキシャル
成長によって形成される。コンデンサ絶縁層46は、適
当な絶縁材、例えば、酸化ケイ素、窒化ケイ素、酸化タ
ンタル、もしくは、所望の誘電定数を有する複合絶縁材
から形成される。好ましくは、コンデンサ絶縁層46
は、所望のコンデンサ(容量)特性を達成するために、
約25より大きな誘電定数を有するようにされる。次
に、障壁金属層48、例えば、窒化タンタル、窒化チタ
ン、あるいは、窒化タングステンを堆積することで、上
側電極48/50の一部が形成される。図示するよう
に、下側電極44、障壁金属層48および絶縁層46を
形成する材料は、集積回路デバイス20の上側表面を覆
うように堆積される。
【0030】次に、図6に示すように、導電性の金属層
50、例えば、アルミニウムおよび/あるいは銅が堆積
され、上側電極48/50の残りの部分を形成される。
つまり、導電性の金属層50が開口56の残りの部分に
堆積される。導電性の金属層50は、半導体回路の上側
表面全体を覆うように堆積される。導電性の金属層50
は、当業者においては周知のように、電極堆積、電極メ
ッキ、化学蒸着などの技法を用いて堆積される。勿論、
導電性の金属層として銅が用いられる場合は、最初に、
金属層48の上に銅シード層(図示せず)が形成され
る。
【0031】次に、図7に示すように、集積回路デバイ
スの上側表面がCMPを用いて平坦化される。2つの電極
44と48/50がコンデンサ24の端の所で短絡する
のを阻止するために、下側電極44と障壁金属層48の
材料の端はエッチングするが、コンデンサ絶縁層46や
導電性の金属層50はエッチングしない、選択的エッチ
ングが遂行される。こうして、電極44と48/50の
短絡を阻止するために、下側電極44と障壁金属層48
の端の所に、小さな凹(図示せず)が設けられる。次
に、図8との関連で、上側電極48/50に対するコン
タクト90の形成について説明する。典型的なジュアル
ダマシーン電極形成(メタライゼーション)プロセスに
おいては、その後、第二のエッチング停止層70、第四
の絶縁層72、第三のエッチング停止層74、および第
五の絶縁層76が、次々と、形成される。最初に、第一
のエッチング停止層40に類似する第二のエッチング停
止層70が、コンデンサ24の上に、その端が露出され
るのを防止するために、形成される。第二と第三のエッ
チング停止層70、74は、従来の技法を用いて堆積さ
れ、典型的には、窒化ケイ素から形成されるが、ただ
し、エッチング停止層40とは異なる材料を用いること
もできる。第四と第五の絶縁層72、76は、所望の誘
電定数を有する任意の適当な絶縁材から形成され、当業
者においては容易に理解できるように、堆積もしくは成
長される。次に、層70〜76内に開口82、84が選
択的に形成される。開口82は、導電性の金属層50の
幅より小さな幅となるように形成される。次に、上側電
極48/50に対するコンタクト90を形成するため
に、障壁金属層78と第二の導電性の金属層80が堆積
される。
【0032】こうして、コンデンサ24は、第三の絶縁
層42の隣接する各上側面と実質的同一平面の実質的な
平坦な上側表面を有する。さらに、下側金属電極44の
端とコンデンサ絶縁層46の端は、コンデンサの上側表
面の所に終端する。以上、金属電極44、48/50を
有し、他のジュアルダマシーン構造とコンパチブルで、
それらと一体化された、高密度コンデンサ24を備える
本発明の集積回路デバイス20を製造するための方法に
ついて説明したが、上述のように、本発明のプロセス
は、金属層のエッチングや、金属電極を有するコンデン
サを形成するための化学的機械的研磨(CMP)を必要
としない。さらに、例えば、コンデンサ電極44、48
/50に対するコンタクト34、90などのコンタクト
の形成もジュアルダマシーンとコンパチブルである。
【0033】次に、図9との関連で、複合絶縁層とし
て、コンデンサ絶縁層46を形成するためのプロセスス
テップについて説明する。第一の金属酸化膜層64は、
堆積によって得られ、比較的高い誘電定数を持つ金属酸
化膜、例えば、TiO2、ZrO2、RuO2など、から
形成される。好ましくは、この金属酸化膜として、Ti
2が用いられる。次に、第二の金属酸化膜層66、例
えば、Ta25が、例えば、化学蒸着技法を用いて堆積
される。これに続いて、第三の金属酸化膜層68が堆積
される。上述のように、この第三の金属酸化膜層68
も、比較的高い誘電定数を持つ金属酸化膜、例えば、T
iO2、ZrO2、RuO2など、から形成される。ここ
でも、この金属酸化膜として、好ましくは、TiO2
用いられる。
【0034】これら、第一、第二および第三の金属酸化
膜層64、66、68は、高い誘電定数の複合絶縁層4
6を形成する。さらに、高い誘電定数の第一と第三の金
属酸化膜層64、68のために、先に堆積された金属電
極44あるいはその後堆積される金属電極48の金属に
よって、第二の金属酸化膜層66の金属酸化膜が還元さ
れることが阻止される。
【0035】説明の様々な層の厚さは、当業者において
は理解できるように、変えることができる。例えば、一
つの実施例においては、第一の絶縁層32は、基板上
に、TEOSソースガスからの化学蒸着(VCD)によ
って堆積され、膜厚は、約400〜600ナノメートル
もしくはそれ以上とされる。第二と第三の絶縁層38、
42も、類似のレンジの膜厚に形成される。窒化ケイ素
のエッチング停止層40の膜厚は、例えば、約20〜1
50ナノメートル(nm)とされる。勿論、これは、単
に、厚さの一例としてのレンジを示すものであり、要求
される膜厚要件や、半導体デバイスの最終用途に応じて
変えることができる。
【0036】以上、本発明の様々な実施例について説明
したが、当業者においては、上述の説明および関連する
図面から、これらと同一の利益を持つ多くの修正および
他の実現が考案できるものと考えられる。従って、本発
明は上に説明の特定の実施例に限定されるものではな
く、それら修正および他の実現も、本発明の請求の範囲
に含まれるものと解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施例による金属電極を有する
コンデンサを備えた集積回路デバイスの断面図である。
【図2】本発明のもう一つの実施例による金属電極およ
び複合絶縁材を有するコンデンサの断面図である。
【図3】本発明によるコンデンサを形成するためのジュ
アルダマシーンプロセスを図解する集積回路デバイスの
断面図である。
【図4】本発明によるコンデンサを形成するためのジュ
アルダマシーンプロセスを図解する集積回路デバイスの
断面図である。
【図5】本発明によるコンデンサを形成するためのジュ
アルダマシーンプロセスを図解する集積回路デバイスの
断面図である。
【図6】本発明によるコンデンサを形成するためのジュ
アルダマシーンプロセスを図解する集積回路デバイスの
断面図である。
【図7】本発明によるコンデンサを形成するためのジュ
アルダマシーンプロセスを図解する集積回路デバイスの
断面図である。
【図8】本発明によるコンデンサを形成するためのジュ
アルダマシーンプロセスを図解する集積回路デバイスの
断面図である。
【図9】図2の実施例のコンデンサの製作プロセスを図
解する断面図である。
【符号の説明】
20 集積回路デバイス 24 金属電極コンデンサ 30 半導体基板上 32 第一の絶縁層 34 相互接続配線 38 第二の絶縁層 40 エッチング停止層 42 第三の絶縁層 44 下側金属電極 46 コンデンサ絶縁層 48/50 上側電極(障壁金属層) 56 第一の開口 58 フォトレジスト 60 第二の開口 64 第一の金属酸化膜層 66 第二の金属酸化膜層 68 第三の金属酸化膜層 70 第二のエッチング停止層 72 第四の絶縁層 74 第三のエッチング停止層 76 第五の絶縁層 78 障壁金属層 80 第二の導電性の金属層 82、84 開口 90 コンタクト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/822 (72)発明者 セイングムー チョイ アメリカ合衆国 32835 フロリダ,オー ランド,セイント ギルズ プレイス 7927 (72)発明者 サイレッシュ マンシン マーチャント アメリカ合衆国 32835 フロリダ,オー ランド,ヴァインランド オークス ブウ ルヴァード 8214 (72)発明者 プラディップ クマー ロイ アメリカ合衆国 32819 フロリダ,オー ランド,ヒデン アイビー コート 7706

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板;前記半導体基板に隣接して
    設けられた(上面に設けられた)、内部に開口部を有す
    る、絶縁層;および積層された、前記開口部に整合する
    下側電極、前記下側電極に隣接する(を覆う)コンデン
    サ絶縁層、および前記コンデンサ絶縁層に隣接する(を
    覆う)上側電極から構成される集積回路デバイスであっ
    て、前記コンデンサが、前記絶縁層の各隣接する上側表
    面部分と実質的に同一平面となるように形成された実質
    的に平坦な上側表面を有することを特徴とする集積回路
    デバイス。
  2. 【請求項2】 前記下側電極の端と前記コンデンサ絶縁
    層の端が、前記コンデンサの上側表面に終端することを
    特徴とする請求項1の集積回路デバイス。
  3. 【請求項3】 前記開口部が、前記開口部の両側壁の間
    で、開口部の上部から開口部の下部まで、実質的に一様
    な幅を有することを特徴とする請求項1の集積回路デバ
    イス。
  4. 【請求項4】 前記開口部が、下側部と上側部を有し、
    前記上側部が前記上側部より大きな幅を有することを特
    徴とする請求項1の集積回路デバイス。
  5. 【請求項5】 前記絶縁層が:前記半導体基板に隣接す
    る(の上面に設けられた)下側絶縁層部;前記下側絶縁
    層部上のエッチング停止層;および前記エッチング停止
    層上の上側絶縁層部、から構成されることを特徴とする
    請求項1の集積回路デバイス。
  6. 【請求項6】 前記開口部が、前記上側絶縁層部と前記
    エッチング層内の上側部と、前記下側絶縁層部内の下側
    部を有することを特徴とする請求項1の集積回路デバイ
    ス。
  7. 【請求項7】 前記(開口の)上側部が、前記下側部よ
    り大きな幅を有することを特徴とする請求項1の集積回
    路デバイス。
  8. 【請求項8】 前記上側金属電極が、前記コンデンサ絶
    縁層に隣接して(の上面に)設けられた障壁金属層と、
    前記金属障壁層に隣接して(の上面に)設けられた銅の
    層から形成されることを特徴とする請求項1の集積回路
    デバイス。
  9. 【請求項9】 前記障壁金属層が窒化タンタルから形成
    されることを特徴とする請求項8の集積回路デバイス。
  10. 【請求項10】 前記上側金属電極と下側金属電極が、
    おのおの、窒化タンタルから形成されることを特徴とす
    る請求項8の集積回路デバイス。
  11. 【請求項11】 前記コンデンサ絶縁層が、約25より
    大きな誘電定数を有することを特徴とする請求項1の集
    積回路デバイス。
  12. 【請求項12】 前記コンデンサ絶縁層が、第一の金属
    酸化膜層、前記第一の金属酸化膜層に隣接して(の上面
    に)設けられた酸化タンタル層、および前記酸化タンタ
    ル層に隣接して(の上面に)設けられた前記第一の金属
    酸化膜層の反対側の第二の金属酸化膜層から構成され、
    前記上側(第一の)金属電極と下側(第二の)金属電極
    が、おのおの、窒化金属から形成されることを特徴とす
    る請求項1の集積回路デバイス。
  13. 【請求項13】 前記第一と第二の金属酸化膜層が、お
    のおの、酸化チタン(チタン酸化膜)から形成されるこ
    とを特徴とする請求項12の集積回路デバイス。
  14. 【請求項14】 前記上側および下側金属電極層が、お
    のおの、窒化チタンから形成されることを特徴とする請
    求項12の集積回路デバイス。
  15. 【請求項15】 半導体基板;前記半導体基板に隣接し
    て設けられた(上面に設けられた)、内部に開口部を有
    する、絶縁層;および積層された、前記開口部に整合す
    る下側電極、前記下側電極に隣接する(を覆う)コンデ
    ンサ絶縁層、および前記コンデンサ絶縁層に隣接する
    (を覆う)上側電極から構成される集積回路デバイスで
    あって:前記コンデンサ絶縁層が、積層された、第一の
    金属酸化膜層、酸化タンタル層、および第二の金属酸化
    膜層から構成され;前記上側(第一)および下側(第二
    の)金属電極が、窒化金属から形成され;、前記コンデ
    ンサが、前記絶縁層の各隣接する上側表面部分と実質的
    に同一平面となるように形成された実質的に平坦な上側
    表面を有することを特徴とする集積回路デバイス。
  16. 【請求項16】 前記下側電極の端と前記コンデンサ絶
    縁層の端が、前記コンデンサの上側表面に終端すること
    を特徴とする請求項15の集積回路デバイス。
  17. 【請求項17】 前記開口部が、前記開口部の両側壁の
    間で、開口部の上部から開口部の下部まで、実質的に一
    様な幅を有することを特徴とする請求項15の集積回路
    デバイス。
  18. 【請求項18】 前記開口部が、下側部と上側部を有
    し、前記上側部が前記上側部より大きな幅を有すること
    を特徴とする請求項15の集積回路デバイス。
  19. 【請求項19】 前記絶縁層が:前記半導体基板に隣接
    する(の上面に設けられた)下側絶縁層部;前記下側絶
    縁層部上のエッチング停止層;および前記エッチング停
    止層上の上側絶縁層部、から構成されることを特徴とす
    る請求項15の集積回路デバイス。
  20. 【請求項20】 前記開口部が、前記上側絶縁層部と前
    記エッチング層内の上側部と、前記下側絶縁層部内の下
    側部を有することを特徴とする請求項19の集積回路デ
    バイス。
  21. 【請求項21】 前記(開口の)上側部が、前記下側部
    より大きな幅を有することを特徴とする請求項20の集
    積回路デバイス。
  22. 【請求項22】 前記上側金属電極が、前記コンデンサ
    絶縁層に隣接して(の上面に)設けられた障壁金属層
    と、前記金属障壁層に隣接して(の上面に)設け銅の層
    から形成されることを特徴とする請求項15の集積回路
    デバイス。
  23. 【請求項23】 前記障壁金属層が窒化タンタルから形
    成されることを特徴とする請求項22の集積回路デバイ
    ス。
  24. 【請求項24】 前記上側金属電極と下側金属電極が、
    おのおの、窒化タンタルから形成されることを特徴とす
    る請求項15の集積回路デバイス。
  25. 【請求項25】 前記コンデンサ絶縁層が、約25より
    大きな誘電定数を有することを特徴とする請求項15の
    集積回路デバイス。
  26. 【請求項26】 前記第一と第二の金属酸化膜層が、お
    のおの、酸化チタン(チタン酸化膜)から形成されるこ
    とを特徴とする請求項15の集積回路デバイス。
  27. 【請求項27】 前記上側および下側金属電極層が、お
    のおの、窒化チタンから形成されることを特徴とする請
    求項26の集積回路デバイス。
  28. 【請求項28】 半導体基板に隣接して(上面に)設
    けられた絶縁層の開口部内に集積回路のコンデンサを製
    造するための方法であって、この方法が:前記絶縁層内
    の前記開口部と整合するように下側金属電極を形成する
    ステップ;前記下側金属電極を覆うようにコンデンサ絶
    縁層を形成するステップ;前記コンデンサ絶縁層を覆う
    ように上側金属電極を形成するステップ;および前記コ
    ンデンサの上側表面を前記絶縁層の各隣接する上側部分
    と同一平面となるように平坦化するステップ、から構成
    されることを特徴とする方法。
  29. 【請求項29】 前記形成ステップおよび平坦化ステッ
    プが、前記下側電極と前記コンデンサ絶縁層をこれらの
    端が前記コンデンサの上側表面の所に終端するように形
    成および平坦化するステップから成ることを特徴とする
    請求項28の方法。
  30. 【請求項30】 前記開口部を形成するステップが、前
    記開口部の上側部分を形成するステップと、前記開口部
    の下側部分を形成するステップから成ることを特徴とす
    る請求項28の方法。
  31. 【請求項31】 前記開口部の上側部分が、前記開口部
    の下側部分より大きな幅を有することを特徴とする請求
    項30の方法。
  32. 【請求項32】 前記開口部の上側部分が、前記開口部
    の下側部分と実質的に同一の幅を有することを特徴とす
    る請求項30の方法。
  33. 【請求項33】 前記絶縁層を形成するステップが:前
    記半導体基板に隣接して(の上面に)下側絶縁層部を形
    成するステップ;前記下側絶縁層部の上にエッチング停
    止層を形成するステップ;および前記エッチング停止層
    の上に上側絶縁層部を形成するステップから構成される
    ことを特徴とする請求項28の方法。
  34. 【請求項34】 前記開口部を形成するステップが:前
    記上側絶縁層部と前記エッチング停止層内に前記開口部
    の上側部分を形成するステップ;および前記下側絶縁層
    内に前記開口部の下側部分を形成するステップから成
    り;前記開口部の上側部分が前記開口部の下側部分より
    大きな幅を有することを特徴とする請求項33の方法。
  35. 【請求項35】 前記上側金属電極を形成するステップ
    が:前記コンデンサ絶縁層上の上側金属層を堆積するス
    テップ;および前記開口部の残りの部分を満たすために
    導電層を堆積するステップから成ることを特徴とする請
    求項28の方法。
  36. 【請求項36】 前記導電層が銅から形成されることを
    特徴とする請求項35の方法。
  37. 【請求項37】 前記コンデンサの上側および下側金属
    電極が窒化タンタルから形成されることを特徴とする請
    求項28の方法。
  38. 【請求項38】 前記コンデンサ絶縁層が、約25より
    大きな誘電定数を有することを特徴とする請求項28の
    方法。
  39. 【請求項39】 前記コンデンサ絶縁層を形成するステ
    ップが、積層にて、第一の金属酸化膜層、酸化タンタル
    層、および第二の金属酸化膜層を形成するステップから
    成り、前記上側(第一)および下側(第二の)金属電極
    が窒化金属から形成されることを特徴とする請求項28
    の方法。
  40. 【請求項40】 前記上側および下側金属電極が酸化チ
    タン(チタン酸化膜)から形成されることを特徴とする
    請求項39の方法。
  41. 【請求項41】 前記上側および下側金属電極が窒化チ
    タンから形成されることを特徴とする請求項40の方
    法。
  42. 【請求項42】 前記形成ステップと平坦化ステップ
    が、金属配線(相互接続)を形成するためのジュアルダ
    マシーンプロセスの一部として遂行されることを特徴と
    する請求項28の方法。
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