JP2000207063A - 情報処理システム - Google Patents

情報処理システム

Info

Publication number
JP2000207063A
JP2000207063A JP11011478A JP1147899A JP2000207063A JP 2000207063 A JP2000207063 A JP 2000207063A JP 11011478 A JP11011478 A JP 11011478A JP 1147899 A JP1147899 A JP 1147899A JP 2000207063 A JP2000207063 A JP 2000207063A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information processing
cpu
docking device
fan
built
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11011478A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Kamimaki
秀樹 神牧
Masaaki Nagashima
正章 永島
Yasushi Neho
康史 根保
Koichi Kimura
光一 木村
Shinichi Sawamura
伸一 澤村
Takeshi Nakagawa
毅 中川
Masahito Ishii
雅人 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP11011478A priority Critical patent/JP2000207063A/ja
Priority to TW089100840A priority patent/TW463081B/zh
Publication of JP2000207063A publication Critical patent/JP2000207063A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Abstract

(57)【要約】 【課題】消費電力(8W以上)が大きく、動作周波数が
450MHz(15W以上)以上のCPUをノートPCに搭載
し正常な動作を行なう事を可能とする。 【解決手段】ノート型の情報処理装置1に装着可能なド
ッキング装置2に、CPU6冷却のためのドッキング装
置内蔵ファン5を設ける。また、ドッキング装置2装着
の有無を検出する手段、ドッキング装置2に組み込んだ
ドッキング装置内蔵ファン5を制御する手段、AC駆動
かバッテリ動作かを検出する手段及びCPU6の動作周
波数を制御する手段を有するシステムコントローラ18
を情報処理装置1内部に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置、特
にノート型の情報処理装置において、高い動作周波数の
演算処理装置(以下、CPUと称する)を搭載すること
を可能とする情報処理装置及び情報処理システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置、特にA4サイズ(297m
m×226mm×40mm前後)あるいはA4ファイルサイ
ズ(310mm×245mm×45mm前後)で代表されるノー
ト型の情報処理装置においては、その情報処理装置内部
の冷却のために、ヒートパイプ、冷却フィン、冷却ファ
ン、放熱板等の冷却手段を採用している。これらの冷却
手段は、情報処理装置が薄型化されるに従って、様々な
工夫が凝らされるようになってきている。
【0003】例えば、特開平8−6671においては、
情報処理装置本体に空気穴を設けて通風孔を確保するこ
とで、情報処理装置内部の温度上昇を安価な構造で効率
よく緩和させる工夫が示されている。
【0004】また、このようなノート型の情報処理装置
には、その性能を向上させるために、より高い動作周波
数を有するCPUが搭載されるようになってきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】当然ながら、情報処理
装置に搭載されるCPUの動作周波数が上昇するに伴
い、その情報処理装置内部で発生する熱量も増大してい
く。しかしながら、先に示した従来の冷却手段では、情
報処理装置の携帯性を維持するという構造上の制約を守
りつつ、なおかつその熱量に対応することが難しくなっ
てきている。
【0006】本発明は、携帯性は保持しつつ、かつ動作
周波数の高いCPUを安定して使用する事を可能とする
情報処理システム及び情報処理装置を提供する事を目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では以下の構成をとる。
【0008】すなわち、演算処理装置を有する情報処理
装置と、前記情報処理装置と接続可能な外部装置とを有
する情報処理システムにおいて、前記情報処理装置はさ
らに空気を取り込む穴を有し、前記外部装置はさらに、
冷却手段と、空気を取り込む外気取り込み口と、前記外
気取り込み口から取り込まれた空気を排出する送風口と
を有する構成である。
【0009】また、この構成において、前記情報処理装
置は前記外部装置が該情報処理装置に接続されているか
否かを検出する手段を有する構成を付加することも考え
られる。
【0010】さらに、この構成において、前記情報処理
装置は該情報処理装置に接続された前記外部装置が有す
る冷却手段を制御する手段と、該情報処理装置が有する
演算処理装置の動作周波数を制御する手段とを有する構
成を付加することも考えられる。
【0011】また、冷却手段と、空気を取り込む外気取
り込み口と、前記外気取り込み口から取り込まれた空気
を排出する送風口とを有する外部装置も、本発明に含ま
れる。
【0012】さらに、冷却手段を有する外部装置を接続
することが可能であり、前記外部装置が該情報処理装置
に接続されたか否かを検出する手段と、該情報処理装置
に接続された前記外部装置が有する冷却手段を制御する
手段とで構成される情報処理装置も本発明に含まれる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図に基づいて本発明の実施
例を説明する。
【0014】図1に、本発明を採用した、情報処理装置
と外部装置を組合わせた情報処理システムの実施例の外
観図を示す。
【0015】図1において、1は情報処理装置、2は外
部装置である。この外部装置2は、情報処理装置1と接
続されており、情報処理装置1に空気を送り込むための
構成を有している。
【0016】ここで、情報処理装置と外部装置とを接続
する手段は、情報処理装置自身と外部装置自身を物理的
に接合して接続する手段、例えば一方の装置が他方の装
置を嵌め込むための物理的形状を有する接続手段または
装置同士は接触せずに信号線のみを接続する手段、例え
ばケーブルで信号線を接続する接続手段等が考えられる
が、図1では、前者の物理的接合を接続手段として採用
した実施例を示す。このような物理的接合による接続手
段で情報処理装置と接続される外部装置を以下、ドッキ
ング装置と称する。
【0017】また、このドッキング装置にCD-ROM
装置、フロッピィディスクドライブ等の各種記憶媒体、
あるいはパラレル、シリアル、マウス、キーボード等の
汎用I/Oインターフェイス等を付加することで、情報
処理装置用に一般的に使用されているドッキングステー
ションが有する機能、すなわち接続される情報処理装置
1の機能を拡張する機能を、ドッキング装置に付加する
ことも考えられる。
【0018】図2及び図3に、ドッキング装置2の第一
及び第二の実施例を示す。
【0019】図2及び図3において、3は情報処理装置
1へ空気を送り込むための送風口である。図2は、情報
処理装置1の背面から空気を送り込んで冷却する場合の
実施例を示している。この場合、ドッキング装置2に接
続される情報処理装置1にも、接続時の送風口3の位置
に対応する場所に穴が設けられている。
【0020】また、情報処理装置1内部の発熱源である
CPUが情報処理装置1の底面側に搭載されている場合
には、空気を取り込む穴を情報処理装置1の底面に設
け、ドッキング装置2が有する送風口3の位置を、前記
情報処理装置1に設けた穴に対応する部分に設けること
も考えられる。この場合、各種記憶装置及び汎用I/O
インターフェースをドッキング装置2の背面に付加する
事が可能となる。
【0021】図3に示すドッキング装置2は、冷却手段
とその制御回路のみを有する構成とし、より小型化して
いる実施例である。
【0022】図4及び図5に、ドッキング装置2におけ
る空気の流れ(その1)及び(その2)を示す。
【0023】図4及び図5において、4は空気を取り込
む外気取り込み口、5はドッキング装置2に内蔵したフ
ァン(以下、ドッキング装置内蔵ファンと称する)であ
る。
【0024】図4においては、外気取り込み口4をドッ
キング装置2の背面に設けている。そして、この外気取
り込み口4から空気を取り込み、送風口3を経由して情
報処理装置1内部に空気を送り込み、情報処理装置1内
部の冷却を行う。
【0025】図5は、外気取り込み口4をドッキング装
置2の側面に設けた実施例である。
【0026】また、図4及び図5においては、外気取り
込み口4からドッキング装置内蔵ファン5を経由して送
風口3に空気を導くために、ダクト構造を採用してい
る。
【0027】図6は、情報処理装置1およびドッキング
装置2から構成される情報処理システムの内部構成を示
すハードウェアブロック図である。
【0028】図6において、6はCPU、7はCPU6
に接続される2次キャッシュメモリ、8は表示コントロ
ーラ、10は主記憶メモリ、11はローカルバス、9は
CPU6、表示コントローラ8、主記憶10及びローカ
ルバス11の制御を行うホストコントローラ、12はフ
ロッピーディスクドライブ、シリアルインターフェイス
及びパラレルインターフェイス等の各種入出力インター
フェイスを制御する周辺コントローラ、13は制御バ
ス、14は情報処理装置1内部、主にCPU6の温度を
監視するサーマルセンサ、15は情報処理装置1の電源
をコントロールする電源コントローラ、16はACアダ
プタからのDC入力、17はバッテリ、18はシステム
コントローラ、19は本体内蔵ファン、21はドッキン
グ装置内蔵ファン5の電源供給とファンの回転数制御及
びドッキング装置2の装着検出信号等を含んだドッキン
グ装置内蔵ファン用制御信号のやり取りを行なう制御信
号線、23は前記ドッキング装置内蔵冷却ファン5用制
御信号と同等の機能を持つ内蔵ファン用の制御信号をや
り取りする制御信号線である。尚、制御信号線21は、
情報処理装置1及びドッキング装置2が接続される時の
接合部を経由して接続されるが、別のケーブルを用いて
信号線を接続してもよい。
【0029】ここで、サーマルセンサ14は情報処理装
置1内に複数個持たせても良い。さらに、表示コントロ
ーラ8は、ホストコントローラ9に直接接続されていな
くても良く、ローカルバス11に接続されていれば問題
無い。さらに、2次キャッシュメモリ7が無い場合も考
えられる。
【0030】また、制御バス13を介することなく電源
コントローラ15からシステムコントローラ18に電源
供給源の判定信号を直接接続しても良い。さらに、制御
バス13の一例としては、I2Cバス、SMバスが考え
られる。
【0031】ここで、システムコントローラ18の有す
る機能について説明する。
【0032】システムコントローラ18は、ドッキング
装置内蔵ファン用制御信号線21からの装着検出信号に
より、ドッキング装置2の装着の有無に関する情報を得
る。また、電源コントローラ15から情報処理装置1の
電源に関する情報、即ち情報処理装置1の電源がバッテ
リ17であるかACアダプタからのDC入力16である
かを、制御バス13を介して得る。そして、これらの情
報に基づいて、 CPU6の動作周波数及びドッキング
装置内蔵ファン5の制御を行なう。
【0033】例えば、 CPU6がある動作周波数で動
作している場合に、情報処理装置1の電源がDC入力1
6であり、ドッキング装置2が情報処理装置1に装着さ
れていないという情報をシステムコントローラ18が得
た場合には、 システムコントローラ18は、CPU6
の動作周波数をある動作周波数より下げるように制御す
る。
【0034】また、システムコントローラ18が上記と
は異なる情報、例えば情報処理装置1の電源がDC入力
16であり、ドッキング装置2が情報処理装置1に装着
されているという情報を得た場合は、システムコントロ
ーラ18は、CPU6の動作周波数を変更せず、かつド
ッキング装置内蔵ファン5を駆動するように制御する。
【0035】尚、システムコントローラ18がCPU6
の動作周波数を制御する具体的な手段としては、システ
ムコントローラ18が、情報処理装置1で使用されてい
るベーシックインプットアウトプットシステムというソ
フトウエアに対して、CPU6の動作周波数を設定する
レジスタの値を書き換えるように指示する信号を出すと
いう手段が考えられる。
【0036】さらに、システムコントローラ18は、サ
ーマルセンサ14から情報処理装置1の温度状態の情報
を受け取り、この情報に基づいて、CPU6の動作周波
数の制御を行なうことも可能である。
【0037】例えば、情報処理装置1内部の温度がある
値、例えば情報処理装置1の正常動作が保証される臨界
温度、を越えた場合に、システムコントローラ18は、
CPU6の動作周波数を下げるように制御することが考
えられる。
【0038】さらに、システムコントローラ18は、本
体内蔵ファン19及びドッキング装置内蔵ファン5の連
携した制御も行う。
【0039】例えば、情報処理装置1が本体内蔵ファン
19の動作のみで冷却することが可能である状態、具体
的には、CPU6が350MHzの周波数で動作し、か
つ8Wの消費電力である場合には、システムコントロー
ラ18は本体内蔵ファン19のみ駆動させ、情報処理装
置1内部の冷却を行うように制御する。そしてこの場
合、ドッキング装置内蔵ファン5は、停止した状態に制
御する。
【0040】また、情報処理装置1の電源がDC入力1
6であり、かつCPU6が高い動作周波数で動作する場
合には、本体内蔵ファン19およびドッキング装置内蔵
ファン5の双方を駆動するように制御する。
【0041】ここで、これら2つのファンを連携して駆
動することによって得られる効果について、図7を用い
て説明する。
【0042】図7は、情報処理装置1及びドッキング装
置2を含めた情報処理システムにおける空気の流れを示
す装置概観図である。
【0043】図7において、20は情報処理装置1に設
けた、ドッキング装置2から吹き出された空気を取り込
む装置側取り込み口である。
【0044】二つのファンの双方を駆動した場合、ドッ
キング装置2の外気取り込み口4からドッキング装置内
蔵ファン5の回転により空気が取り込まれ、送風口3及
び装置側取り込み口20を経由してCPU6に空気が吹
き付けられて冷却される。そして、この吹き付けられた
空気は、本体内蔵ファン19により情報処理装置1の外
部に排出される。
【0045】つまり、ドッキング装置内蔵ファン5は吹
き付け、情報処理装置1に内蔵された本体内蔵ファン1
9は、空気の排出を行なうように連携してファンを制御
することで、強制的に空気の流れを発生させ、冷却効果
を高める事が可能である。
【0046】さらに、ドッキング装置2未装着時にドッ
キング装置2の冷却手段が必要になった場合、例えばC
PU6の発熱量が情報処理装置1の冷却能力を超え、情
報処理装置1内部の温度が臨界温度を越えた場合に、シ
ステムコントローラ18によりブザーを鳴らしたり、表
示画面にメッセージを表示することで、ドッキング装置
2の装着をユーザに促すことも考えられる。また、情報
処理装置1においては、CPU6の動作状況を確認する
システムモニタと同期して、CPU6の動作周波数を細
かく制御することも可能であるので、このシステムモニ
タとシステムコントローラ18とを同期させて、CPU
6の動作周波数及びドッキング装置内蔵ファン5の駆動
を制御することも考えられる。
【0047】例えば、情報処理装置1で文字を入力して
いない状態では、システムモニタはCPU6への負荷が
小さいと判断する。この情報に基づいて、システムコン
トローラ18が、CPU6の動作周波数を低くし、かつ
ドッキング装置内蔵ファン5を停止するような制御を行
なうことも可能である。
【0048】さらに、情報処理装置1に付加されるパワ
ーマネジメント機能、すなわち低消費電力モード、サス
ペンド、スリープ状態等といった情報処理装置1の電力
消費状態に応じて本体内蔵ファン19およびドッキング
装置内蔵ファン5の動作の制御を行う事も考えられる。
【0049】図8に、システムコントローラ18におけ
る制御ステップのフローチャートの一実施例を示す。
【0050】情報処理装置1の電源ON(S001)後、シス
テムコントローラ18は、電源コントローラ15からの
情報に従って、バッテリ動作か否かの判定処理(S002)
を行い、バッテリ動作の場合にはACアダプタからの電
源供給のメッセージ(S003)を表示またはアラームで知
らせる。
【0051】その後、ACアダプタからの電源供給の判
定処理(S004)を行い、ACアダプタからのDC入力1
6が行われない場合にはCPU低周波数動作処理(S00
5)を行い、ドッキング装置内蔵ファン5が駆動してい
る場合にはドッキング装置内蔵ファン5の停止処理(S0
06)を行う。
【0052】ACアダプタからの電源供給がされた場合
には、バッテリ動作判定処理(S002)を行なった後に、
ドッキング装置2の装着を判定する装着判定処理(S00
7)を行い、ドッキング装置2が装着されていた場合に
は、CPU6の動作周波数を上げて動作させる処理(S0
08)を行い、ドッキング装置内蔵ファン5稼動処理(S0
09)を行なう。S008の処理と、S009の処理順序は、入れ
替わっても問題無い。
【0053】また、異常な温度上昇の検出を行なうため
に、サーマルセンサ14からの情報をもとに装置動作保
証温度の判定処理(S010)を行う。装置動作保証温度、
すなわち情報処理装置1が正常に動作する温度の上限
値、を超えた場合には、CPU6の動作周波数を下げて
動作させる処理(S005)を行い、情報処理装置1内部の
温度が下がった後に、ドッキング装置内蔵ファン5の停
止処理(S006)を行う。ドッキング装置内蔵ファン5
は、CPU6を高い動作周波数で動作可能とするもので
あるから、装置動作保証温度判定処理(S010)は情報処
理装置1の異常の検出と考えても良い。また、バッテリ
動作判定処理(S002)は割愛可能である。
【0054】このように、システムコントローラ18
は、情報処理装置1内のCPU6の動作周波数、サーマ
ルセンサ14からの温度、電源コントローラ15からの
ACアダプタからのDC入力16かバッテリ17かとい
った各種動作条件を判定し、ドッキング装置内蔵ファン
5および本体内蔵ファン19の制御を行うことができ
る。そしてこれらの制御によって、情報処理装置1の性
能を安定して引き出すことが可能となる。
【0055】以上のことから、本発明では、着脱可能な
冷却モジュールを設けたことにより消費電力の大きな動
作周波数の高いCPUを、装置サイズの小さなノート型
の情報処理装置に搭載可能とする。また、アプリケーシ
ョンの動作状況に応じてCPUの占有率を示すシステム
モニタ等と同期して、CPU6の処理の少ない場合には
動作周波数を下げることで、装置のバッテリ寿命の長時
間化も図ることが可能である。
【0056】図9及び図10に、ドッキング装置2の第
三の実施例を示す。
【0057】図9に、ドッキング装置2内部に搭載す
る、冷却手段とCPUを一体化したモジュールの内部レ
イアウト図を示す。図9において、22はCPU26と
ドッキング装置内蔵ファン5を一体化したCPU搭載冷
却モジュール、24はCPU26およびホストコントロ
ーラ29を搭載したCPUモジュールである。
【0058】ここで、CPU26の冷却を考慮して、C
PU搭載冷却モジュール22を熱伝導率の高い素材で囲
んでサーマルプレートとすることが考えられる。このよ
うな構成とすることで、ドッキング装置2自体の外壁に
熱を逃すことが可能となる。また、素材で囲むことで、
空気の流れるダクトを構成することができるので、効率
よく空気を集約できるので冷却効果が高くなるという別
の効果も得られる。
【0059】図10は、CPU搭載冷却モジュール22
をドッキング装置2に搭載した図である。図10におい
ては、ドッキング装置内蔵ファン5を放熱フィン、サー
マルプレートとともにCPU26に直接コンタクトさせ
る構造とすることで、ドッキング装置2の奥行きを小さ
くし、かつドッキング装置内蔵ファン5によりCPU2
6の冷却を可能とする構成としている。
【0060】このような構成にすることで、ドッキング
装置2の側面から外気を取り込み背面に吹き出しても良
く、背面から外気を取り込み側面に吹き出しても良く、
左右の側面から外気を取り込み、逆側面から吹き出させ
ても良い。つまり、ドッキング装置2が搭載する機能等
に依存した構成が可能となる。
【0061】また、図10にて示した例はホストコント
ローラ29を含んでいるが、CPU26のみの構成でも
問題無い。さらに、 CPU搭載冷却モジュール22に
2次キャッシュメモリを追加しても良い。
【0062】図11は、CPU搭載冷却モジュール22
を搭載したドッキング装置2と情報処理装置1とを接続
した情報処理システムのハードウェアブロック図であ
る。ここで、CPU搭載冷却モジュール22にはホスト
コントローラ29が搭載されているので、情報処理装置
1及びドッキング装置2が有する接続機構を通して、ロ
ーカルバス11との接続が可能となる。
【0063】また、情報処理装置1内部のCPU6及び
ホストコントローラ9への電源供給をドッキング装置装
着検出信号にてマスクすることで、ドッキング装置2が
装着された場合には無条件にドッキング装置2内部のC
PU26が情報処理システム全体を制御するシングルプ
ロセッサ処理に移行するように動作することも考えられ
る。
【0064】さらに、ドッキング装置内蔵ファン用制御
信号線21により、情報処理装置1内部のシステムコン
トローラ18によって、先の実施例で示したようなドッ
キング装置内蔵冷却ファン5の制御を行なうことも可能
である。
【0065】また、システムコントローラ18に、ロー
カルバス11を介して、ドッキング装置2に搭載された
CPU搭載冷却モジュールに搭載されたCPUを制御す
る手段を付加することも考えられる。
【0066】さらに、ドッキング装置2のホストコント
ローラ9と情報処理装置1とがインターフェイスとする
ことで、情報処理システム全体をマルチプロセッサの情
報処理装置として使用することも可能となる。これは、
ホストコントローラ9がマルチプロセッサ機能を有する
場合、CPUのインターフェイス例えば、ローパワーG
TLのインターフェイスで接続することで実現可能であ
る。
【0067】この構成によって、ドッキング装置2に高
性能CPUを搭載することで発熱量の高いCPUを集中
冷却することが可能となるので、情報処理装置1への熱
の影響を防止することが可能となる。また、携帯時に
は、低性能でもバッテリ動作時間を長時間化し、ドッキ
ング装置装着時では高性能CPUで動作させることが可
能となり、使い勝手が向上する。
【0068】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0069】(1)CPUの動作周波数をその上限で利
用する場合とそうでない場合に応じて冷却手段を有する
ドッキング装置を着脱することで、ドッキング装置を装
着して使う場合は、最大性能で使用可能となる。また、
携帯時では低い動作周波数でCPUを動作させバッテリ
寿命の長時間化を実現する。
【0070】(2)情報処理装置以外の外部装置に冷却
手段を設けることで、装置サイズを維持しながら冷却風
を効率良く発熱源に吹き付けることが可能となり、冷却
効果の向上が可能となる。
【0071】(3)操作環境に応じてドッキング装置を
装着可能とすることで情報処理装置に常に複数の冷却フ
ァンを搭載する必要も無く、必要に応じて最高性能で使
用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す情報処理装置の図。
【図2】ドッキング装置の第一の実施例を示す図。
【図3】ドッキング装置の第二の実施例を示す図。
【図4】ドッキング装置内部の空気の流れを示す図(そ
の1)。
【図5】ドッキング装置内部の空気の流れを示す図(そ
の2)。
【図6】情報処理装置およびドッキング装置の構成を示
すハードウェアブロック図。
【図7】情報処理システムにおける空気の流れを示す装
置概観図。
【図8】ドッキング装置内蔵冷却ファンの動作フローチ
ャート図。
【図9】冷却手段とCPUとを一体化したモジュール内
部レイアウト図。
【図10】CPU搭載冷却モジュールをドッキング装置
に搭載した図。
【図11】ドッキング装置にCPU搭載冷却モジュール
を搭載した場合のハードウェアブロック図。
【符号の説明】
1…情報処理装置、 2…ドッキング装置、 3
…送風口、4…外気取り込み口、 5…ドッキング
装置内蔵ファン、6…CPU、 7…2次
キャッシュメモリ、8…表示コントローラ、 9…ホ
ストコントローラ、10…主記憶メモリ、 11…
ローカルバス、 12…周辺コントローラ、13…制御
バス、 14…サーマルセンサ、15…電源コ
ントローラ、16…DC入力、 17…バッテ
リ、18…システムコントローラ、19…本体内蔵ファ
ン、20…装置側取り込み口、 21…ドッキング装
置内蔵ファン用制御信号、22…CPU搭載冷却モジュ
ール、23…本体内蔵ファン用制御信号、24…CPU
モジュール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 根保 康史 神奈川県海老名市下今泉810 番地 株式 会社日立製作所PC事業部内 (72)発明者 木村 光一 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 澤村 伸一 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 中川 毅 神奈川県海老名市下今泉810 番地 株式 会社日立製作所PC事業部内 (72)発明者 石井 雅人 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 Fターム(参考) 5B079 AA02 BA01 BB04 BC10 DD11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】演算処理装置を有する情報処理装置と、 前記情報処理装置と接続可能な外部装置とを有する情報
    処理システムにおいて、 前記情報処理装置はさらに空気を取り込む穴を有し、 前記外部装置はさらに、 冷却手段と、 空気を取り込む外気取り込み口と、 前記外気取り込み口から取り込まれた空気を排出する送
    風口とを有することを特徴とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の情報処理システムにおい
    て、 前記情報処理装置はさらに、 前記外部装置が該情報処理装置に接続されているか否か
    を検出する手段とを有することを特徴とする情報処理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】請求項2記載の情報処理システムにおい
    て、 前記情報処理装置はさらに、 前記外部装置が有する冷却手段を制御する手段と、 該情報処理装置が有する演算処理装置の動作周波数を制
    御する手段とを有することを特徴とする情報処理システ
    ム。
  4. 【請求項4】情報処理装置に接続される外部装置におい
    て、 冷却手段と、 空気を取り込む外気取り込み口と、前記外気取り込み口
    から取り込まれた空気を排出する送風口とを有すること
    を特徴とする外部装置。
  5. 【請求項5】冷却手段を有する外部装置を接続すること
    が可能な情報処理装置において、 前記外部装置が該情報処理装置に接続されているか否か
    を検出する手段と、 前記外部装置が有する冷却手段を制御する手段とを有す
    ることを特徴とする情報処理装置。
JP11011478A 1999-01-20 1999-01-20 情報処理システム Pending JP2000207063A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11011478A JP2000207063A (ja) 1999-01-20 1999-01-20 情報処理システム
TW089100840A TW463081B (en) 1999-01-20 2000-01-19 Information processing system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11011478A JP2000207063A (ja) 1999-01-20 1999-01-20 情報処理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000207063A true JP2000207063A (ja) 2000-07-28

Family

ID=11779180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11011478A Pending JP2000207063A (ja) 1999-01-20 1999-01-20 情報処理システム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2000207063A (ja)
TW (1) TW463081B (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6687123B2 (en) 2001-02-06 2004-02-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic system having electronic apparatus with built-in heat generating component and cooling apparatus to cool the electronic apparatus
WO2004066133A1 (ja) * 2003-01-22 2004-08-05 Fujitsu Limited 情報処理装置
WO2005069206A1 (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Seiko Instruments Inc. カード型電子装置システム及びカード型電子装置
US7416808B2 (en) 2003-09-12 2008-08-26 Sanyo Electric Co., Ltd. Fuel cell apparatus including manifolds therein
US8000099B2 (en) 2005-10-24 2011-08-16 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Power supply cooling system

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102377279B1 (ko) * 2017-03-28 2022-03-23 삼성전자주식회사 냉각 기능을 갖는 전자 장치 및 그 제어 방법

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6687123B2 (en) 2001-02-06 2004-02-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic system having electronic apparatus with built-in heat generating component and cooling apparatus to cool the electronic apparatus
US7019968B2 (en) 2001-02-06 2006-03-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Cooling apparatus having an electronic fan for cooling an electronic apparatus
WO2004066133A1 (ja) * 2003-01-22 2004-08-05 Fujitsu Limited 情報処理装置
US7110254B2 (en) 2003-01-22 2006-09-19 Fujitsu Limited Information processor
US7416808B2 (en) 2003-09-12 2008-08-26 Sanyo Electric Co., Ltd. Fuel cell apparatus including manifolds therein
WO2005069206A1 (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Seiko Instruments Inc. カード型電子装置システム及びカード型電子装置
US8000099B2 (en) 2005-10-24 2011-08-16 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Power supply cooling system

Also Published As

Publication number Publication date
TW463081B (en) 2001-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5531571B2 (ja) 機能拡張ユニットシステム
US6453378B1 (en) Portable computer with enhanced performance management
US8000099B2 (en) Power supply cooling system
JP5344459B2 (ja) 制御装置、制御方法および制御プログラム
JP4512296B2 (ja) 可搬型情報処理装置の液冷システム
TWI515549B (zh) 目標裝置的過熱保護方法、過熱保護裝置、及其資訊處理系統
JP4209972B2 (ja) ドッキング・ステーション内の携帯型コンピュータを冷却するための方法および装置
US7110254B2 (en) Information processor
JP2007226617A (ja) 電子機器の冷却システム、コンピュータおよび冷却方法
US20040042173A1 (en) Electronic apparatus having circulating path through which liquid coolant cooling heat generating component flows
JP2000207063A (ja) 情報処理システム
KR100654872B1 (ko) 휴대형 전자 기기의 냉각 제어 방법 및 냉각 장치
JP4764454B2 (ja) ペン入力型情報処理装置、その警告方法、およびコンピュータが実行可能なプログラム
JP2009163589A (ja) コンピュータ・システムに搭載される放熱システムおよび放熱方法
JP2011134187A (ja) 情報処理装置
KR20150021378A (ko) 컴퓨터 시스템의 전력 절감 장치 및 방법
JP3684054B2 (ja) コンピュータシステム
JP3782226B2 (ja) コンピュータシステムおよびusbコントローラ
WO2001023986A1 (fr) Processeur d'informations
JP2003209210A (ja) 電子装置
JP2008084010A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法
JPH07302136A (ja) 電子機器
JPH1185323A (ja) コンピュータシステム及びその温度制御方法
JPH1139063A (ja) 電子機器
KR100700979B1 (ko) 휴대용 컴퓨터 및 그 휴대용 컴퓨터의 제어 방법